JP3237483U - 仏壇 - Google Patents

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光司 角本
清治 坂口
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株式会社玉泉堂
株式会社ユゥブツダン製造
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Abstract

【課題】部屋の模様替えや住み替えにも柔軟に対応可能な仏壇を提供する。【解決手段】 前面が開口し、内部に本尊が安置される箱状の仏壇本体12と、仏壇本体12の前面開口部を覆う扉部材14とを有する仏壇10であって、扉部材14は、透明で板状の扉部材本体26と、扉部材本体26に貼着され、透明状態と不透明状態とを切り替え可能な調光フィルム28とを有し、仏壇本体12の背板12aには、壁掛用の第1の取付孔18が形成されており、仏壇本体12の底板12bには、固定台据付用の第2の取付孔20が形成されており、背板12aの前面には、第1の取付孔18を隠す化粧板24が取り付けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、部屋の模様替えや住み替えにも柔軟に対応可能な仏壇に関する。
マンションやアパートは、仏間のない間取りが一般的であり、仏壇を設置するスペースを確保するのが困難である。仏壇の設置スペースを確保できたとしても、唐木仏壇のような昔ながらの重厚なデザインの仏壇は、昨今の現代的な部屋の雰囲気に馴染まないという問題もある。
このような近年の住宅事情に鑑みて、最近では、リビングに置いても部屋の雰囲気を損なわない小型で意匠性の高い仏壇が販売され、人気を博している(非特許文献1)。
インターネット<URL:https://www.e-butsudan.com/guide/704/>
このような小型で意匠性の高い仏壇の登場によって仏壇設置の選択の幅が広がることは、需要者にとって歓迎すべきことではあるが、仏間のように一度設置した後は仏壇の移動を想定していない場合と異なり、例えばリビングに仏壇を設置する場合は、部屋の模様替えによって設置場所を移動させることが想定され得る。
ところが、仏壇は家具のように買い替えを前提とするようなものではないため、部屋の模様替えや、将来的な住み替えまで想定した仏壇選びを行うことが非常に難しいという問題があった。
本考案の目的は、かかる従来の問題点を解消すべくなされたもので、部屋の模様替えや住み替えにも柔軟に対応可能な仏壇を提供することにある。
請求項1に記載した考案は、「前面が開口し、内部に本尊が安置される箱状の仏壇本体12と、仏壇本体12の前面開口部を覆う扉部材14とを有する仏壇10であって、
扉部材14は、透明で板状の扉部材本体26と、扉部材本体26に貼着され、透明状態と不透明状態とを切り替え可能な調光フィルム28とを有し、
仏壇本体12の背板12aには、壁掛用の第1の取付孔18が形成されており、
仏壇本体12の底板12bには、固定台据付用の第2の取付孔20が形成されており、
背板12aの前面には、第1の取付孔18を隠す化粧板24が取り付けられている」ことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、「仏壇本体12が唐木仏壇に納めることが可能な大きさに設定されている」ことを特徴とする仏壇10である。
請求項3に記載した考案は、「仏壇本体12には、調光フィルム28が透明状態になるときには仏壇本体12内に安置される本尊を明るく照らし、調光フィルム28が不透明状態になるときには消灯する光源22が取り付けられている」ことを特徴とする。
請求項4に記載した考案は、「請求項1~3の何れかに記載の仏壇10がその内部に安置されている」ことを特徴とする大型仏壇100である。
これらの考案によれば、第1の取付孔を用いることで壁掛けタイプの仏壇として使用でき、第2の取付孔を用いることで据え置きタイプの仏壇として使用することができるので、仏壇設置の自由度が大いに高められる。仏壇本体の前面開口部を覆う扉部材には調光フィルムが貼着されており、透明状態と不透明状態とを切り替えることで中に安置されている本尊を必要に応じて見せたり隠すことが可能となるので、リビングに設置しても違和感がなく、将来的な部屋の模様替えや住み替えにも柔軟に対応可能な仏壇を提供できる。
この考案に係る仏壇を示す分解斜視図である。 扉部材を示す分解斜視図である。 この考案に係る仏壇のブロック図である。 この考案に係る仏壇の使用状態を示す図である。 この考案に係る仏壇を本尊として安置した大型仏壇を示す図である。
以下、本考案を図示実施例に従って詳述する。本考案に係る仏壇10は、図1に示すように、仏壇本体12と扉部材14とを有する。
仏壇本体12は、前面が開口した縦長の箱状のもので、その前面開口部には、扉部材14がヒンジ16を介して開閉可能に取り付けられている。なお、仏壇本体12に対する扉部材14の取り付けはヒンジ16に限られるものではなく、例えば、仏壇本体12の上下開口縁部に図示しない溝を設け、この溝に扉部材14を嵌め込むようにしてもよい。
仏壇本体12の大きさは、一般的な唐木仏壇に納めることができる大きさ(本実施例では、縦60cm、横幅30cm、奥行き10cm)に設定されている。
仏壇本体12の背板12aには、壁掛用の第1の取付孔18が各隅部に1つずつ(合計4つ)設けられており、底板12bには、据付用の第2の取付孔20が幅方向両端部に1つずつ(合計2つ)設けられている。また、仏壇本体12の天板12cには、光源22が取り付けられている。
仏壇本体12には、背板12aを隠す化粧板24が背板12aの前面側に取り付けられている(本実施例では、化粧板24が粘着テープを用いて背板12aに貼り付けられているが、仏壇本体12の底板12bと天板12cに図示しない嵌合溝を設け、これら嵌合溝に化粧板24を嵌め込むようにしてもい)。
扉部材14は、仏壇本体12の前面開口部を覆い、仏壇本体12内に安置した本尊が見える状態と見えない状態とを必要に応じて切り替えるためのもので、扉部材本体26および調光フィルム28を有する。
扉部材本体26は、ガラスやアクリル樹脂といった透明材料(本実施例ではアクリル樹脂が採用されている)からなる板状部材で、仏壇本体12の開口部を覆うことができるよう、仏壇本体12の外形(前面開口部)と大略等しい大きさに設定されている。
扉部材本体26の背面側には、その全面に調光フィルム28が貼着されている(図2)。調光フィルム28は、2枚の透明な導電膜30の間に液晶シート32を介装し、これを透明樹脂フィルム34で覆うことにより形成されたシート状の部材であり(図2円内参照)、本実施例では、通電していない状態では不透明状態であり、通電すると透明状態となるものが調光フィルム28として採用されている。
調光フィルム28の端部には、電極36が取り付けられており、この電極36に調光フィルム28の導電膜30と液晶シート32が接続されている。電極36からは給電線38が導出されており、その先端が仏壇本体12の第1の取付孔18から外部に導出されて、後述する制御ユニット44に接続されている。
給電線38の途中には、接続端子40としての雌雄一対の磁気コネクタ40(40a,40b)が設けられており、一方の磁気コネクタ40aの一方が扉部材14の上側隅部に取り付けられており、他方の磁気コネクタ40bが扉部材14を閉じた時に一方の磁気コネクタ40aと当接する位置(ここでは仏壇本体12の一方の側板12dの上端部)に取り付けられている。本実施例では、扉部材14を閉じると磁気コネクタ40a,40b同士が磁着して制御ユニット44と電極36とが電気的に接続されることになる(通電可能状態となる)。なお、本実施例では、接続端子40として磁気コネクタが使用されているが、カプラコンセント等周知のものを採用することも可能である。
光源22は、仏壇本体12内に納めた本尊を明るく照らすもので、仏壇本体12の天板12cに取り付けられている。本実施例では光源22として白色(単色)のLEDが採用されているが、例えば赤や青といった複数色のLEDを用いて本尊を虹色に照らすようにしてもよい。なお、光源22の取り付け箇所は天板12cに限定されるものではなく、例えば背板12aに取り付けるようにしてもよい。
光源22からは光源用給電線42が導出されており、反対側の端部が仏壇本体12の第1の取付孔18から外部に導出され、制御ユニット44に接続されている。
制御ユニット44は、調光フィルム28と光源22のオン・オフを切り替えるもので、変圧器46、調光装置48および電源プラグ50を有する。
変圧器46は、家庭用の交流電源(100V)を調光フィルム28の使用電圧(本実施例では60V)に降圧するためのものであり、調光装置48は、光源22のオン時には光量が漸増し、オフ時には光量が漸減して消灯するように光量調整する機能を有するものである。
以上のように構成されている仏壇10は、壁掛け型或いは据え置き型として使用することが可能である。壁掛け型の仏壇10として使用する際は、まず、扉部材14を開き、背板12aの前面を覆っている化粧板24を取り外す。そして、別途用意したネジ52の先端を第1の取付孔18に挿入し、その挿入端を壁にねじ込んで固定する。仏壇10の壁面への取り付けが完了したら、化粧板24を背板12aの前面側に元通り嵌め込み扉部材14を閉じる(図4)。
一方、本実施例の仏壇10を据え置き型として使用する際は、図4に示すような台座54を別途用意し、上述同様、扉部材14を開いて止めネジ56の先端を第2の取付孔20に挿入し、その挿入端を台座54のネジ孔54aにねじ込んで固定する。なお、本実施例の仏壇10は、仏壇本体12が唐木仏壇に納めることができる程度のコンパクトな大きさに設定されているので、将来的に唐木仏壇のような大型の仏壇100を家に据え付けるような場合には、図5に示すように、本実施例の仏壇10そのものを本尊として大型の仏壇100内に安置することもできる(換言すれば、仏壇業者は、本実施例の仏壇10を提供するだけでなく、本実施例の仏壇10を本尊として内蔵されている大型の仏壇100を提供することもできる)。
このように、本実施例の仏壇10によれば、仏壇本体12の背板12aに壁掛け用の第1の取付孔18が設けられており、底板12bに台座固定用の第2の取付孔20が設けられているので、部屋の間取りや雰囲気に合わせて壁掛け型或いは据え置き型の何れかを任意に選択して設置することができる。
しかも、仏壇本体12が唐木仏壇のような一般的な大型仏壇に納めることができる程度のコンパクトな大きさに設定されているので部屋に置いても圧迫感はなく、また、将来的に大型仏壇を据え付けるような場合にも本実施例の仏壇10そのものを本尊として唐木仏壇内に安置することができるので、仏壇設置の自由度が大いに高められる。
また、本実施例の仏壇10は、通電状態(通電していない状態)では調光フィルム28が不透明状態であり外からは本尊が見えないので、一見して仏壇10とはわからない。したがって、本実施例の仏壇10を例えばリビングに置いても他の家具との調和を取ることができ、違和感を生じることもない。
なお、調光フィルム28は、制御ユニット44の電源をオンにすることで通電状態となり、調光フィルム28の液晶シート32が不透明状態から透明状態へと瞬時に切り替わって扉部材14の奥の本尊が外から見えるようになる(このとき、光源22が次第に明るくなり、本尊が明るく照らされることになる)。つまり、仏壇10の扉部材14を開いたのと同じ状態になるので、扉部材14を閉じたまま勤行を行うことができる。
勤行が済むと、制御ユニット44の電源ボタンをオフにすることで調光フィルム28のに対する給電が停止する。調光フィルム28に対する給電が停止すると、液晶シート32が透明状態から不透明状態となり、外から本尊が見えない状態(厨子扉を閉じたのと同じ状態)となる(図2参照)。このとき、光源22は徐々に消灯する。
なお、故障により調光フィルム28の液晶シート32が正常に機能しなくなった場合は、調光フィルム28を古いものから新しいものに交換するだけでよく、メンテナンスも非常に簡単である。
10:仏壇、12:仏壇本体、12a:背板、12b:底板、12c:天板、12d:側板、14:扉部材、16:ヒンジ、18:第1の取付孔、20:第2の取付孔、22:光源、24:化粧板、26:扉部材本体、28:調光フィルム、30:導電膜、32:液晶シート、34:透明樹脂フィルム、36:電極、38:給電線、40:接続端子(磁気コネクタ)、40a:(接続端子としての)一方の磁気コネクタ、40b:(接続端子としての)他方の磁気コネクタ、42:光源用給電線、44:制御ユニット、46:変圧器、48:調光装置、50:電源プラグ、52:ネジ、54台座、54a:ネジ孔、56:ネジ、100:大型仏壇


Claims (4)

  1. 前面が開口し、内部に本尊が安置される箱状の仏壇本体と、前記仏壇本体の前面開口部を覆う扉部材とを有する仏壇であって、
    前記扉部材は、透明で板状の扉部材本体と、前記扉部材本体に貼着され、透明状態と不透明状態とを切り替え可能な調光フィルムとを有し、
    前記仏壇本体の背板には、壁掛用の第1の取付孔が形成されており、
    前記仏壇本体の底板には、固定台据付用の第2の取付孔が形成されており、
    前記背板の前面には、前記第1の取付孔を隠す化粧板が取り付けられていることを特徴とする仏壇。
  2. 前記仏壇本体が唐木仏壇に納めることが可能な大きさに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の仏壇。
  3. 前記仏壇本体には、前記調光フィルムが透明状態になるときには前記仏壇本体内に安置される本尊を明るく照らし、前記調光フィルムが不透明状態になるときには消灯する光源が取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の仏壇。
  4. 請求項1~3の何れかに記載の仏壇がその内部に安置されていることを特徴とする大型仏壇。

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