JP3236974B2 - 発光シート - Google Patents

発光シート

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JP3236974B2
JP3236974B2 JP11264693A JP11264693A JP3236974B2 JP 3236974 B2 JP3236974 B2 JP 3236974B2 JP 11264693 A JP11264693 A JP 11264693A JP 11264693 A JP11264693 A JP 11264693A JP 3236974 B2 JP3236974 B2 JP 3236974B2
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武雄 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば道路標識や
看板、表示板等の夜間用の表示ボードとして有効に利用
することができる発光シートに関する。
【0002】
【従来の技術】シート状の基材の表面に無数の透明な球
形ビーズを配列してなる反射シートが知られている。
【0003】このものは、球形ビーズの基材側に、銀鏡
面からなるリフレクタが形成されている。そこで、この
ものは、外部の任意の方向から光が投射されると、その
光を入射方向に反射させることができる。光は、球形ビ
ーズに入射するときに屈折し、リフレクタによって反射
された上、球形ビーズの外部に投射されるときに再び屈
折するが、このときの光の進行経路は、入射方向と投射
方向とが平行になるからである。
【0004】なお、かかる反射シートは、たとえば、夜
間において、自動車のヘッドライトの光を運転者に向け
て効率よく反射させることができるから、道路標識や看
板等の夜間用の表示ボードとして広く利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、リフレクタ付きの球形ビーズは、単に入射した
光を反射するのみであって、それ自体が発光するもので
ないから、自動車の運転者のように、発光源を有する者
に対して有効に識別させることができるが、灯火を携帯
しない歩行者等に対し、何ら有効ではないという問題が
あった。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、球形ビーズの内部に発光素子を組み込
むことによって、自動車の運転者に対してのみならず、
歩行者等に対しても有効に識別させることができる発光
シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、シート状の基材と、基材上に一
面に配列する透明な球形ビーズと、球形ビーズに組み込
む発光素子とからなり、球形ビーズは、基材側にリフレ
クタを備え、発光素子は、リフレクタに対して発光部を
背向させることをその要旨とする。
【0008】なお、発光素子は、基材に垂直な球形ビー
ズの直径上に配置することができ、球形ビーズの中心と
リフレクタとの間に配置することができる。
【0009】さらに、球形ビーズの上面に透明な保護層
を付設してもよい。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、球形ビーズ
は、リフレクタを介し、入射角度に拘らず、外部からの
光を入射方向に反射させることができる。一方、発光素
子は、それが発光することにより、球形ビーズを球形レ
ンズとして光を外部に投射することができるから、この
ときの球形ビーズは、外部からの光を入射方向に反射さ
せるのみならず、発光素子からの光を集束させた上、外
部に投射させることができる。また、球形ビーズ内の発
光素子は、その発光部がリフレクタに背向しているか
ら、発光素子からの光は、リフレクタを経由することな
く、球形ビーズを介して直接外部に投射され、損失を極
少にすることができる。
【0011】発光素子が球形ビーズの直径上に配置され
ているときは、球形ビーズは、発光素子からの光を直径
の延長方向に集束して投射することができる。
【0012】発光素子を球形ビーズの中心とリフレクタ
との間に配置すれば、発光素子の位置が球形ビーズの焦
点位置に近付き、発光素子からの光を平行光線に近付け
て外部に投射することができる。
【0013】球形ビーズの上面に付設する保護層は、外
力に対して球形ビーズを保護し、球形ビーズの破損を有
効に防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0015】発光シートは、基材1の上面に無数の球形
ビーズ2、2…を配列し、各球形ビーズ2の内部に発光
素子3を組み込んでなる(図1)。
【0016】基材1は、丈夫な紙またはプラスチックフ
ィルムであって、その下面には、粘着剤1aを塗付した
上、保護シート1bが貼着されている。
【0017】球形ビーズ2、2…は、基材1の上面に規
則正しく一面に配列されている。球形ビーズ2、2…
は、たとえばガラス、プラスチックス等の透明材料から
なり、その粒径は、たとえば0.5〜5mm程度とし、で
きるだけ均一粒径であることが好ましい。各球形ビーズ
2は、互いに密接して配列されており、その基材1側に
は、光の反射率が高いリフレクタ2aが形成されてい
る。また、球形ビーズ2、2…の上面には、透明な保護
層4が付設されている。
【0018】発光素子3は、球形ビーズ2の内部におい
て、基材1に対して垂直な球形ビーズ2の直径d上に配
置されている(図2)。発光素子3は、たとえば小形の
発光ダイオード素子であって、球形ビーズ2の中心Cと
リフレクタ2aとの間において、発光部3aをリフレク
タ2aに背向させて配置されている。
【0019】発光素子3、3…は、たとえば、基材1の
上面に形成するダイオードマトリクスを介し、直流電源
Vc から給電することができる(図3)。ただし、ここ
では、ダイオードマトリクスの各分枝の一方は、制御用
のトランジスタTa 、Ta …を介して直流電源Vc に接
続され、他方は、トランジスタTb 、Tb …を介して接
地されている。そこで、トランジスタTa 、Ta …、T
b 、Tb …のベースを外部端子Tc 、Tc …を介して電
圧制御することにより、発光素子3、3…を個別に作動
させ、停止させることができる。
【0020】かかる発光シートは、球形ビーズ2、2…
により、外部から入射する光L1 を入射方向に反射させ
ることができる(図2)。一方、発光素子3、3…を作
動させると、発光素子3からの光L2 は、発光素子3を
配置する直径dの延長方向、すなわち、基材1の垂直方
向に集束させて投射することができる。球形ビーズ2
は、光L2 に対し、球形レンズとして働くからである。
ただし、球形ビーズ2は、発光素子3が焦点位置に配置
されているときは、光L2 を直径dの延長方向と平行に
投射させることができるが、そうでないときは、光L2
の投射方向と直径dの延長方向とは、必ずしも平行にな
る訳ではない。
【0021】かかる発光シートは、保護シート1bを剥
離して適当な板状の部材に貼着することにより、任意の
表示ボードとして使用することができる。発光素子3、
3…は、その全部または一部を作動させ、任意の文字や
図形の形状となるように発光させることができるからで
ある。また、発光素子3、3…は、基材1上の一部の球
形ビーズ2、2…に対してのみ組み込み、それらを一斉
に作動させることにより、あらかじめ定められた特定の
文字や図形の形状に発光させてもよい。
【0022】なお、発光素子3、3…は、発光時の色彩
を任意に選定することができる。また、このとき、球形
ビーズ2、2…も、発光素子3、3…の発光する色彩に
合わせ、同色の有色透明体とすることが好ましい。な
お、発光素子3、3…は、発光ダイオードの他、半導体
レーザ素子などであってもよい。
【0023】さらに、発光素子3、3…を駆動する電気
回路は、ダイオードマトリクス以外の任意の回路方式に
よることができる。たとえば、液晶ディスプレイに多用
されるTFT(Thin Film Transist
or)方式や、MIM(Metal Insulato
r Metal)方式のアクティブマトリクスを適用し
てもよい。また、直流電源Vc は、太陽電池とすること
により、屋外に設置する独立電源システムを容易に構築
することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、基材上の球形ビーズに発光素子を組み込むことによ
って、球形ビーズは、外部からの光を入射方向に反射さ
せることができ、発光素子は、それ自体が発光し、球形
ビーズを球形レンズとして働かせ、光を外部に投射する
ことができるから、夜間において、自動車の運転者に対
してのみならず、灯火を有しない歩行者等に対しても、
その表示内容を確実に識別させることができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成断面図
【図2】 図1の要部拡大説明図
【図3】 電気回路図
【符号の説明】
C…中心 d…直径 1…基材 2…球形ビーズ 2a…リフレクタ 3…発光素子 3a…発光部 4…保護層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−82486(JP,A) 特開 平5−11718(JP,A) 実開 昭63−35089(JP,U) 実開 昭61−153079(JP,U) 実開 昭61−11190(JP,U) 実開 昭51−136074(JP,U) 実開 平5−8960(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 13/00 - 13/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の基材と、該基材上に一面に配
    列する透明な球形ビーズと、該球形ビーズに組み込む発
    光素子とからなり、前記球形ビーズは、前記基材側にリ
    フレクタを備え、前記発光素子は、前記リフレクタに対
    して発光部を背向させることを特徴とする発光シート。
  2. 【請求項2】 前記発光素子は、前記基材に垂直な前記
    球形ビーズの直径上に配置することを特徴とする請求項
    1記載の発光シート。
  3. 【請求項3】 前記発光素子は、前記球形ビーズの中心
    と前記リフレクタとの間に配置することを特徴とする請
    求項2記載の発光シート。
  4. 【請求項4】 前記球形ビーズの上面に透明な保護層を
    付設することを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれか記載の発光シート。
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