JP3235962U - 衣服用花飾り - Google Patents

衣服用花飾り Download PDF

Info

Publication number
JP3235962U
JP3235962U JP2021004433U JP2021004433U JP3235962U JP 3235962 U JP3235962 U JP 3235962U JP 2021004433 U JP2021004433 U JP 2021004433U JP 2021004433 U JP2021004433 U JP 2021004433U JP 3235962 U JP3235962 U JP 3235962U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flower
petals
clothes
flower body
decoration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021004433U
Other languages
English (en)
Inventor
壽三 ▲高▼橋
Original Assignee
壽三 ▲高▼橋
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 壽三 ▲高▼橋 filed Critical 壽三 ▲高▼橋
Priority to JP2021004433U priority Critical patent/JP3235962U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3235962U publication Critical patent/JP3235962U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

Figure 0003235962000001
【課題】衣服との質感のマッチングがしやすく、かつ、外套などの重みで潰れてしまうことを防止できる衣服用の花飾りを提供する。
【解決手段】衣服用花飾り10は、2枚の和服生地を接着剤にて外表に貼り合わせて成る花弁22を複数枚有し、花を模した花本体部20と、花本体部20の背面に取付けられており、花本体部20を衣服に留める留め具と、を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、ブートニアやコサージュなどとして衣服の襟などに取付けられる花飾りに関する。
比較的フォーマルなシーンなどで、スーツやドレスの胸元や襟に取付けられる造花の花飾りがある。近年では、女性が身に着けるものだけでなく、男性がスーツや礼服に取付けるブートニアのような衣服用の花飾りも、従来に比べて、多く見られるようになってきている。
しかしながら、胸元や襟に取付けられる従来の衣服用の花飾りは、たとえば外套などを着た際に、外套の重みで造花の花飾りが潰れてしまう問題がある。一方、硬質のプラスチックなどで造花の花弁を形成すれば、造花自体の強度は向上するものの、落下による衝撃などで破損の問題が生じやすくなったり、衣服との質感のマッチングが難しいなどの問題が生じたりする。
特開2000-136417号公報
本考案は、このような課題に鑑みてなされ、衣服との質感のマッチングがしやすく、かつ、外套などの重みで潰れてしまうことを防止できる衣服用の花飾りに関する。
本考案に係る衣服用花飾りは、2枚の和服生地を接着剤にて外表に貼り合わせて成る花弁を複数枚有し、花を模した花本体部と、
前記花本体部の背面に取付けられており、前記花本体部を衣服に留める留め具と、
を有する。
本考案に係る衣服用花飾りは、2枚の和服生地を接着剤にて外表に貼り合わせて花弁を形成しているため、正面からだけでなく、側方から見ても花弁の柄が美しく、さらに、貼り合わせにより花弁が補強されるため、外套の重みなどによって潰されにくい。また、和服生地を用いることにより、衣服との質感のマッチングが容易であり、様々な衣服に調和することができる。
また、たとえば、前記花弁は、絹織物の和服生地を用いたものであってもよい。
花弁として絹織物の和服生地を用いることにより、上品で滑らかな質感を花弁に持たせることができる。
また、たとえば、前記花弁は、小紋柄の和服生地を用いたものであってもよい。
花弁として小紋柄の和服生地を用いることにより、小紋柄が花弁の地模様として現れ、花飾りの美しさを引き立たせることができる。
また、たとえば、前記花本体部は、12枚以上48枚以下の前記花弁を有してもよく、
前記花弁のうち、前記花本体部を正面から見て、前記花本体部の中心に近い側から少なくとも4枚の前記花弁で構成される第1花弁群が、前記花本体部の最大外径の3分の1以内の中央領域に配置していてもよく、
前記第1花弁群は、前記留め具の軸方向に直交し前記花本体部の前記背面を通る仮想平面に対する最長距離が、前記花本体部における他の部分より長くてもよい。
このような花飾りは、中央領域に配置される第1花弁群が、花本体部の芯の役割を兼ねることにより、外套の重みなどによって花本体部が潰れることを、より効果的に防止できる。また、このような花本体部は、高芯咲きなどの実際の花の形を模して成立させることが可能であり、自然な花の形状を保ちながら、外套などによって潰れにくいという優れた機能を有する。
図1は、本考案の一実施形態に係る衣服用花飾りの正面図である。 図2は、図1に示す衣服用花飾りの背面図である。 図3は、図1に示す衣服用花飾りを斜め前方から見た斜視図である。 図4は、図1に示す衣服用花飾りを下方から見た底面図である。 図5は、本考案の一実施形態に係る衣服用花飾りを正面から撮影した写真である。 図6は、図5に示す衣服用花飾りを背面から撮影した写真である。 図7は、図5に示す衣服用花飾りを左側面から撮影した写真である。 図8は、図5に示す衣服用花飾りを右側面から撮影した写真である。 図9は、図5に示す衣服用花飾りを上方(平面)から撮影した写真である。。 図10は、図5に示す衣服用花飾りを下方(底面)から撮影した写真である。 図11は、図5に示す衣服用花飾りを斜め前方から撮影した写真である。
第1実施形態
図1は、本発明の一実施形態に係る衣服用花飾り10(以下、単に「花飾り10」と言う。)の正面図であり、図2は花飾り10の背面図であり、図3は花飾り10の斜視図である。図1~図3に示すように、花飾り10は、花を模した(いわゆる造花である)花本体部20と、花本体部20を衣服に留める留め具40とを有する。
図2に示すように、留め具40は、花本体部20の背面24に取付けられており、たとえば接着剤等で花本体部20に固定されている。実施形態に示す花飾り10の留め具40は、襟のフラワーホールなどのボタン穴に表側から軸を通して、裏側からキャッチで軸を固定するいわゆるタイタック式金具であるが、留め具40としてはこれのみには限定されない。たとえば、衣服用花飾り10に用いる留め具は、ネジ式の金具やマグネット、安全ピン、クリップ、針など、衣服に固定可能な他の方式の留め具であってもよい。
図1および図3に示すように、花本体部20は、花弁22を複数枚(図1に示す花本体部20では16枚)有する。実施形態に示す花本体部20は、一輪のバラの花を模したものであるが、花本体部20としては、バラ以外の花や複数の花を模したものであってもよく、ガク、めしべ、おしべ、葉など、花弁22以外の花の部分や花の周辺部分などが、花本体部20に含まれていてもよい。
図1に示すように、花本体部20は、16枚の花弁22を組み合わせて形成されている。花本体部20が有する花弁22の枚数は特に限定されないが、たとえば12枚以上、48枚以下とすることが、花本体部20に躍動的な立体感を持たせたうえで、花本体部20の強度を確保する観点から好ましい。
それぞれの花弁22は、2枚の和服生地を接着剤にて外表(そとおもて)に貼り合わせて成る。花弁22が2枚の和服生地を貼り合わせて作製されていることにより、花弁22の強度が高くなり、外套などの重みで花本体部20が潰れてしまうことを防止できる。また、花弁22が和服生地を用いて作製されていることにより、花飾り10は、多種多様な衣服の生地とマッチングさせやすく、スーツ、礼服、ドレスなどの多様な衣服に調和した美観を奏する。
また、花弁22は、2枚の和服生地を外表に貼り合わせているため、図1および図2に示すように、花弁22の両側に和服生地の表面が現れる。したがって、花本体部20は、図1示す正面26にも、図2に示す背面24にも、花弁22を形成する和服生地の美しい柄が現れる。
花弁22は、麻織物や綿織物の和服生地を用いて作製されていてもよいが、絹織物の和服生地を用いたものであることが好ましい。花弁22として絹織物の和服生地を用いることにより、上品で滑らかな質感を花弁22に持たせることができる。花弁22に用いる絹織物としては特に限定されないが、たとえば、大島紬や結城紬のような紬(つむぎ)や、丹後ちりめんや浜ちりめんのようなちりめんなどが挙げられる。
花弁22に用いられる和服生地の柄は特に限定されないが、図1等に示すように、花弁22は、小紋柄の和服生地を用いたものであることも好ましい。花弁22として小紋柄の和服生地を用いることにより、小紋柄が花弁22の地模様として現れ、花飾り10の美しさを引き立たせることができる。
図1に示すように、花本体部20を正面から見た場合における花本体部20の最大外径R1は、特に限定されないが、たとえば30mm~80mm程度とすることができる。花本体部20の最大外径R1の3分の1以内の中央領域E1には、第1花弁群31が配置してある。
第1花弁群31は、花弁22のうち、花本体部20を正面から見て、花本体部20の中心に近い側から少なくとも4枚(図1に示す例では4枚)の花弁22である第1花弁22a、第2花弁22b、第3花弁22c、第4花弁22dで構成される。
図1に示すように、第1花弁22aは筒状に巻かれた形状を有しており、花本体部20の略中央に位置する。第2花弁22b、第3花弁22cおよび第3花弁22dは、第1花弁22aに隣接しており、第1花弁22aを囲むように、うずまき状に配置されている。
図1および図3に示すように、花本体部20が有する16枚の花弁22は、第1花弁群31、第2花弁群32、第3花弁群33および第4花弁群34に分類され、各花弁群31、32、33、34は、花弁22を4枚ずつ有する。すなわち、第2花弁群32に含まれる4枚の花弁22は、第1花弁群31の外周を囲むように第1花弁群31に隣接して配置され、第3花弁群33に含まれる4枚の花弁22は、第2花弁群32の外周を囲むように第2花弁群32に隣接して配置され、第4花弁群34に含まれる4枚の花弁22は、第3花弁群33の外周を囲むように第3花弁群33に隣接して配置される。
花飾り10の底面図である図4に示すように、第1花弁群31は、留め具40の軸方向に直交し花本体部20の背面24に接する仮想平面P1に対する最長距離L1(仮想平面P1から第1花弁群31の先端までの距離)が、花本体部20における他の部分より長い。すなわち、第1花弁群31の仮想平面P1に対する最長距離L1は、第2花弁群32の仮想平面P1に対する最長距離L2、第3花弁群33の仮想平面P1に対する最長距離L3および第4花弁群34の仮想平面P1に対する最長距離L4より長い。
このような花飾り10は、中央領域E1に密集して配置される第1花弁群31が、花本体部20の芯の役割を兼ねることにより(図3参照)、外套の重みなどによって花本体部20が潰れることを、より効果的に防止できる。また、このような花本体部20は、高芯咲きなどの実際の花の形を模して成立させることが可能であり、自然な花の形状を保ちながら、外套などによって潰れにくいという優れた機能を有する。なお、花本体部20の形は、高芯咲きのみには限定されず、カップ咲き、シャクヤク咲き、ロゼット咲きなど、その他の形であってもよい。
また、第1花弁群31以外の部分である第2~第4花弁群32~34のいずれかが、第1花弁群31の仮想平面P1に対する最長距離L1の50%以上であることも好ましい。このような花本体部20は、平咲きの形状とは大きく異なる立体感およびボリューム感のある花の形状をとることができる。
以上、本考案を、実施形態を挙げて説明してきたが、本考案の技術的範囲は、上述した実施形態のみには限定されない。たとえば、花弁22の柄、形状、大きさ、色、枚数などは、適宜変更することが可能である。
10…衣服用花飾り
20…花本体部
22…花弁
22a…第1花弁
22b…第2花弁
22c…第3花弁
22d…第4花弁
24…背面
31…第1花弁群
32…第2花弁群
33…第3花弁群
34…第4花弁群
R1…最大外径
E1…中央領域
40…留め具
P1…仮想平面
L1、L2、L3、L4…最長距離

Claims (4)

  1. 2枚の和服生地を接着剤にて外表に貼り合わせて成る花弁を複数枚有し、花を模した花本体部と、
    前記花本体部の背面に取付けられており、前記花本体部を衣服に留める留め具と、
    を有する衣服用花飾り。
  2. 前記花弁は、絹織物の和服生地を用いたものであることを特徴とする請求項1に記載の衣服用花飾り。
  3. 前記花弁は、小紋柄の和服生地を用いたものである請求項1または請求項2に記載の衣服用花飾り。
  4. 前記花本体部は、12枚以上48枚以下の前記花弁を有し、
    前記花弁のうち、前記花本体部を正面から見て、前記花本体部の中心に近い側から少なくとも4枚の前記花弁で構成される第1花弁群が、前記花本体部の最大外径の3分の1以内の中央領域に配置してあり、
    前記第1花弁群は、前記留め具の軸方向に直交し前記花本体部の前記背面に接する仮想平面に対する最長距離が、前記花本体部における他の部分より長い請求項1から請求項3までのいずれかに記載の衣服用花飾り。
JP2021004433U 2021-11-18 2021-11-18 衣服用花飾り Active JP3235962U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021004433U JP3235962U (ja) 2021-11-18 2021-11-18 衣服用花飾り

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021004433U JP3235962U (ja) 2021-11-18 2021-11-18 衣服用花飾り

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3235962U true JP3235962U (ja) 2022-01-17

Family

ID=80111718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021004433U Active JP3235962U (ja) 2021-11-18 2021-11-18 衣服用花飾り

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3235962U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6076187A (en) Elacticized form fitting shirt
US3060449A (en) Combination head covering and stole
JP3235962U (ja) 衣服用花飾り
Shrimpton Fashion in the 1940s
CA1261101A (en) Strand garment and method of fabricating same
CN206062194U (zh) 一种带有云肩的服饰
US3662404A (en) Clothing construction
Kass The 20th Century of American Fashion: 1900-2000
CN201039761Y (zh) 组合式服饰
CN214229906U (zh) 拼接网格连衣裙
CN218790638U (zh) 高尔夫球衫
Srivastava et al. Documentation of traditional costumes, textiles and accessories of Bhotia tribe of Uttarakhand
CN211298547U (zh) 玩具服饰布片组
CN210203425U (zh) 假两件拼接修身上衣
CN213096151U (zh) 一种两用卫衣
CN202489205U (zh) 休闲纱线弹力旗袍
Nikolaevich ORIENTALIST VESTMENTAL ACCESSORIES IN WOMEN’S ATTIRE DURING THE FIRST EMPIRE
CN201199937Y (zh) 可贴身穿手钩缕空毛衫
US20210069605A1 (en) Single sheet fabric apparel set for a doll
Nandanwar THE EVOLUTION OF BALL GOWN FROM THE DECADES
Cho Stretch aesthetics in contemporary fashion design
TWI473919B (zh) The Method and Structure of Cuffed Clothing
CN201036038Y (zh) 防辐射男、女马夹
Turnau The Main Centres of National Fashion in Eastern Europe from the Sixteenth to the Eighteenth Centuries
CN201036036Y (zh) 防辐射女西服

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3235962

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150