JP3235727U - ボウリングボール載置台(ボトムベースリング) - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、ボウリングボール載置台(ボトムベースリング)に関するものである。
従来のボウリングボールを置く時に使用する載掲台(ボトムベースリング)は、図1のように上部のボウリングボールと接する部分が球面(凹面)でリングの形状をしており、下部(底面)は、平面で床と接するようになっている。先行技術文献では、安定してボールを把持することに重きを置き、ボール載置台(以下ボトムベースリングと表記)の寸法を大きくしてボールをバッグなどに収納出来るようにした。
本考案が解決しようとする1つ目の課題は、ボウリングのボールは、他のスポーツに用いるボールに比べ相当の重量がありロッカーに保管する場合やバッグで運搬する際、ボールを重ねて保管、運搬したいという要望があるが、それに応える手段が無かった。
また、2つ目の課題は、従来のプラスチック製のボトムベースリングは、一般的に図1のような形状をしておりボトムベースリングの底面が接する床やテーブルとの摩擦係数が小さい為、ボールを拭くときや、メンテナンスするときに滑って動いてしまうという欠点があった。
また、ボールを置くために、図8のように、ゴム製などのリングを単体で使用する場合について考察してみると、ボールが床に接触しないように隙間を設ける必要があるため、リングの直径が限られて、ある程度まで小さくする必要がある。
例えば、図8において、リングの厚さDが8mm、床との隙間dを1mmとする場合、図におけるボールの中心からリングの接地面までの距離Yは、ボールの半径が、108mmであることから、Y=108-(D-d)によって求められ、Y=108-(8-1)=101になる。リングの直径Xは、三平方の定理によりX=2√(108×108-101×101)で求められ、約Φ76.2mmになる。
また、ボールを重ね置きする場合は、ボール同士が干渉するため、図9のように床に置いて使用する場合より大きな隙間を必要とし、リングの直径を、更に小さくしなければならない。不安定を避けるためには、リングの厚さDをある程度まで大きくする必要がある。
図9において、リングの直径Xを同様に求めると、リングの厚さDが8mm、ボールとボールとの隙間dが1mmの場合、Y=108-(D-d)/2=104.5。三平方の定理によりリングの直径Xは、約Φ54.2mmになる。直径をかなり小さくしなければならず、安定度も小さくなることが分かる。
また、2つ目の課題は、従来のプラスチック製のボトムベースリングは、一般的に図1のような形状をしておりボトムベースリングの底面が接する床やテーブルとの摩擦係数が小さい為、ボールを拭くときや、メンテナンスするときに滑って動いてしまうという欠点があった。
また、ボールを置くために、図8のように、ゴム製などのリングを単体で使用する場合について考察してみると、ボールが床に接触しないように隙間を設ける必要があるため、リングの直径が限られて、ある程度まで小さくする必要がある。
例えば、図8において、リングの厚さDが8mm、床との隙間dを1mmとする場合、図におけるボールの中心からリングの接地面までの距離Yは、ボールの半径が、108mmであることから、Y=108-(D-d)によって求められ、Y=108-(8-1)=101になる。リングの直径Xは、三平方の定理によりX=2√(108×108-101×101)で求められ、約Φ76.2mmになる。
また、ボールを重ね置きする場合は、ボール同士が干渉するため、図9のように床に置いて使用する場合より大きな隙間を必要とし、リングの直径を、更に小さくしなければならない。不安定を避けるためには、リングの厚さDをある程度まで大きくする必要がある。
図9において、リングの直径Xを同様に求めると、リングの厚さDが8mm、ボールとボールとの隙間dが1mmの場合、Y=108-(D-d)/2=104.5。三平方の定理によりリングの直径Xは、約Φ54.2mmになる。直径をかなり小さくしなければならず、安定度も小さくなることが分かる。
本考案では、1つ目の課題を解決するため、ボウリングボールを安定的に重ね置き出来るようにボトムベースリングの上側及びボトムベースリングの底側ともにボールの形状(球面)に合わせて密着を可能にする形状とした。
基本的な構造としては、プラスチックなどで成形した本体に丸ベルト(ウレタンゴム等)で作ったリングをはめ込んだ複合体とした。ゴム製などのリングを使用することによりボールとの密着度を高め安定して重ね置きすることを可能にした。また、従来は、ボトムベースリングの上側のみ、ボールのボトムと接するように球面(凹面)となっていたが、ボトムベースリングの下側についてもボールのトップと接するように球面(凹面)とすることにより重ね置きを可能とした。
丸ベルトとの複合体としないボトムベースリングの場合、材質は、ボールとのグリップ力を期待できる硬質ゴム系とすると良い。
また2つ目の課題についても、床との接地面にプラスチック素材の本体にゴム製などのリングをはめ込んで使用することにより床を傷つけることを防止し、また床と密着性が高まるためボトムベースリングがずれ動くことも防止できる。
また、床面のみ複合体にして上側は従来型の球面状にして使用することも考えられる。
基本的な構造としては、プラスチックなどで成形した本体に丸ベルト(ウレタンゴム等)で作ったリングをはめ込んだ複合体とした。ゴム製などのリングを使用することによりボールとの密着度を高め安定して重ね置きすることを可能にした。また、従来は、ボトムベースリングの上側のみ、ボールのボトムと接するように球面(凹面)となっていたが、ボトムベースリングの下側についてもボールのトップと接するように球面(凹面)とすることにより重ね置きを可能とした。
丸ベルトとの複合体としないボトムベースリングの場合、材質は、ボールとのグリップ力を期待できる硬質ゴム系とすると良い。
また2つ目の課題についても、床との接地面にプラスチック素材の本体にゴム製などのリングをはめ込んで使用することにより床を傷つけることを防止し、また床と密着性が高まるためボトムベースリングがずれ動くことも防止できる。
また、床面のみ複合体にして上側は従来型の球面状にして使用することも考えられる。
本考案のボトムベースリングによれば、図2、図3、図6、図7のように、ボウリングボールを重ねるときに、ボールとボールの間に本ボトムベースリングを配することにより、安定して重ね置きすることが実現出来る。ボトムベースリングの厚さを大きくすることによりボウリングボールと接するゴムリングの直径についてもそれに比例して大きくすることが出来るため、重ね置きの安定性が高まる。
床と接するボウリングボールの下には、図2、または図3のようにゴム製のリングをはめ込んで使用することにより、床面とのグリップ力が高まり安定させることが出来る。
床と接するボウリングボールの下には、図2、または図3のようにゴム製のリングをはめ込んで使用することにより、床面とのグリップ力が高まり安定させることが出来る。
図2は、本考案の一実施例のボトムベースリングの断面図である。
この図に示すように、本実施例のボトムベースリングは、ボトムベースリング(2a)の上部と下部に丸ベルトリング(3)をはめ込みボールと密着してボールをグリップする構造で、2つのボウリングボールに配した際にボール同士が干渉しないように隙間を設けていることを特徴とする。
図3は、本考案の一実施例のボトムベースリングの断面図である。
この図に示すように、ボトムベースリング(2b)の上部のボウリングボールと接する部分が球面(凹面)で下部に丸ベルトリング(3)をはめ込みボールと密着してボールをグリップする構造で、2つのボウリングボールに配した際にボール同士が干渉しないように隙間を設けていることを特徴とする。
図6は、本考案の一実施例のボトムベースリングの断面図である。
この図に示すように、ボトムベースリング(2c)の上部と下部のボウリングボールと接する部分が球面(凹面)で2つのボウリングボールに配した際にボール同士が干渉しないように隙間を設けていることを特徴とする。
図7は、本考案の一実施例のボトムベースリングの断面図である。
この図に示すように、ボトムベースリング(2d)の上部と下部のボウリングボールと接する部分が球面(凹面)でかつ、上部と下部に丸ベルトリング(3)をはめ込みボールと密着してボールをグリップする構造で、ボウリングボールに配した際にボール同士が干渉しないように隙間を設けていることを特徴とする。
~構成・作用効果~
ボウリングボールを重ねる際、ボールとボールの間に置くボトムベースリングは、図2、図3、図6、図7のいずれを使用しても良いが、一番下には、ボトムベースリングの下部(底面)に丸ベルトリングをはめ込んだ図2、図3、図7を使用することにより床面とのグリップ力が大きくし安定する。
重ねる2つのボールの間に配するボトムベースリングは、図2、図3、図6、図7で示したボトムベースリングを使用する。ボトムベースリング本体の材質が硬質プラスチックなどの場合、ボールとの摩擦係数が少なく、2つのボールの間に配した場合、ボウリングボールが回転する場合がある為、図2、図7のボトムベースリングを使用する。
また、ボールを拭くときや、メンテナンスするときには、図3のボトムベースリングを使用する。ボトムベースリング本体が硬質プラスチックなどの場合、ボールとの摩擦係数が小さく、かつ、丸ベルトリングと床とのグリップ力が高いことによりボールを容易に回転させることが出来るので効率のよい作業が可能である。
~具体例・変形例~
図7のボトムベースリングは、上部及び下部に丸ベルトリングをはめ込んでいるが、丸ベルトリングは、脱着出来るので、ボールを拭く為、回転させたい時などに上部の丸ベルトリングのみ外して使用出来る。
この図に示すように、本実施例のボトムベースリングは、ボトムベースリング(2a)の上部と下部に丸ベルトリング(3)をはめ込みボールと密着してボールをグリップする構造で、2つのボウリングボールに配した際にボール同士が干渉しないように隙間を設けていることを特徴とする。
図3は、本考案の一実施例のボトムベースリングの断面図である。
この図に示すように、ボトムベースリング(2b)の上部のボウリングボールと接する部分が球面(凹面)で下部に丸ベルトリング(3)をはめ込みボールと密着してボールをグリップする構造で、2つのボウリングボールに配した際にボール同士が干渉しないように隙間を設けていることを特徴とする。
図6は、本考案の一実施例のボトムベースリングの断面図である。
この図に示すように、ボトムベースリング(2c)の上部と下部のボウリングボールと接する部分が球面(凹面)で2つのボウリングボールに配した際にボール同士が干渉しないように隙間を設けていることを特徴とする。
図7は、本考案の一実施例のボトムベースリングの断面図である。
この図に示すように、ボトムベースリング(2d)の上部と下部のボウリングボールと接する部分が球面(凹面)でかつ、上部と下部に丸ベルトリング(3)をはめ込みボールと密着してボールをグリップする構造で、ボウリングボールに配した際にボール同士が干渉しないように隙間を設けていることを特徴とする。
~構成・作用効果~
ボウリングボールを重ねる際、ボールとボールの間に置くボトムベースリングは、図2、図3、図6、図7のいずれを使用しても良いが、一番下には、ボトムベースリングの下部(底面)に丸ベルトリングをはめ込んだ図2、図3、図7を使用することにより床面とのグリップ力が大きくし安定する。
重ねる2つのボールの間に配するボトムベースリングは、図2、図3、図6、図7で示したボトムベースリングを使用する。ボトムベースリング本体の材質が硬質プラスチックなどの場合、ボールとの摩擦係数が少なく、2つのボールの間に配した場合、ボウリングボールが回転する場合がある為、図2、図7のボトムベースリングを使用する。
また、ボールを拭くときや、メンテナンスするときには、図3のボトムベースリングを使用する。ボトムベースリング本体が硬質プラスチックなどの場合、ボールとの摩擦係数が小さく、かつ、丸ベルトリングと床とのグリップ力が高いことによりボールを容易に回転させることが出来るので効率のよい作業が可能である。
~具体例・変形例~
図7のボトムベースリングは、上部及び下部に丸ベルトリングをはめ込んでいるが、丸ベルトリングは、脱着出来るので、ボールを拭く為、回転させたい時などに上部の丸ベルトリングのみ外して使用出来る。
1 ボウリングボール
2 ボトムベースリング
2a ボトムベースリング
2b ボトムベースリング
2c ボトムベースリング
2d ボトムベースリング
3 丸ベルトリング
3a 丸ベルトリング(小)
3b 丸ベルトリング(大)
X 丸ベルトリングの直径(内径と外径の平均寸法)
Y ボールの中心から丸ベルトとボールの接地面までの距離
D 丸ベルトリングの厚さ
d ボールと床との隙間、重ねたボールとボールとの隙間
2 ボトムベースリング
2a ボトムベースリング
2b ボトムベースリング
2c ボトムベースリング
2d ボトムベースリング
3 丸ベルトリング
3a 丸ベルトリング(小)
3b 丸ベルトリング(大)
X 丸ベルトリングの直径(内径と外径の平均寸法)
Y ボールの中心から丸ベルトとボールの接地面までの距離
D 丸ベルトリングの厚さ
d ボールと床との隙間、重ねたボールとボールとの隙間
Claims (4)
- 下部と上部に丸ベルトリングをはめ込んだボウリングボール用ボトムベースリング
- 前述記載の請求項目1のボトムベースリングの上部が球面球状のボウリングボール用ボトムベースリング
- 上部と下部が球面形状のボウリングボール用ボトムベースリング
- 前述記載の請求項目3のボトムベースリングの上部と下部に丸ベルトリングをはめ込んだボトムベースリング
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004178U JP3235727U (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | ボウリングボール載置台(ボトムベースリング) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004178U JP3235727U (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | ボウリングボール載置台(ボトムベースリング) |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3235727U true JP3235727U (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=80081268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021004178U Active JP3235727U (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | ボウリングボール載置台(ボトムベースリング) |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235727U (ja) |
-
2021
- 2021-10-29 JP JP2021004178U patent/JP3235727U/ja active Active
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