JP3235547U - 洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置 - Google Patents

洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置 Download PDF

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Abstract

【課題】洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置を提供する。【解決手段】洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置であって、モップが拭布を設けたモップヘッド82を備え、洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置は、洗浄水を格納するための洗浄水域1と、モップを洗うための洗い領域2と、モップを水切るための脱水領域3と、汚水収集領域4と、を備え、洗浄水域1の洗浄水が一方向に洗い領域2に流れ、洗い領域2が洗浄水域1由来の洗浄水を溜めることができ、モップヘッド82の拭布が洗い領域2において洗い領域2の水を吸い込むことができ、モップヘッド82が脱水領域3においてスクイーズ脱水されるか、又は遠心脱水され、脱水領域3から脱水された水が汚水収集領域4に流れる。【選択図】図1

Description

本考案は、清掃用具の技術分野に関し、特に、洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置に関する。
先行技術文献に開示されているフラットスクイーズモップ清掃用具は、バケットと、フラットモップと、を備え、前記フラットモップがモップハンドルと、前記モップハンドルに枢結されるフラットモップヘッドと、を備え、前記フラットモップヘッドに拭布が設けられ、前記バケットは独立した脱水領域と、独立した洗い領域と、を備え、前記脱水領域と洗い領域がそれぞれ2つの異なる位置にあり;前記バケットにモップリンガーが取り付けられ、洗いと水押し出し時前記フラットモップヘッドを回転されて洗いと水押し出しの状態にし、かつ前記フラットモップヘッドとモップハンドルとの間が位置決め装置を介して前記フラットモップヘッドを洗いと水押し出しの状態に維持させることができ;床を拭く時前記フラットモップヘッドは前記位置決め装置から外れて回転して床を拭ける状態になり;洗い時、前記フラットモップヘッドが洗い領域と前記モップリンガーとの間を移動して押し出すことで、拭布を移動して押圧しながら洗い、水押し出し時、前記フラットモップヘッドが前記水押し出し領域と前記モップリンガーの間を移動して押圧しながら水を押し出し;前記フラットスクイーズモップ清掃用具は、押し出された水を水押し出し領域から洗い領域に移送する水移送装置がさらに設けられる。
上記の技術的手段において、洗い領域でモップを洗った水は分離して処理されず、モップを洗うための2回目の水が洗った汚水であるため、毎回水を交換しない限り、2回目の洗浄が1回目より清浄ではない。ただし、毎回水を交換すると、手間がかかり、水を無駄にしてしまう。
本考案の目的は、従来技術に存在する上記不足を克服するため、構造設計が合理的で、洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置を提供することである。
本考案は、上記課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。
洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置であって、モップが拭布を設けたモップヘッドを備え、洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置は、洗浄水を格納するための洗浄水域と、モップを洗うための洗い領域と、モップを水切るための脱水領域と、汚水収集領域と、を備え、洗浄水域の洗浄水が一方向に洗い領域に流れ、洗い領域が洗浄水域由来の洗浄水を溜めることができ、モップヘッドの拭布が洗い領域において洗い領域の水を吸い込むことができ、モップヘッドが脱水領域においてスクイーズ脱水されか、又は遠心脱水され、脱水領域から脱水された水が汚水収集領域に流れることを特徴とする。
前記洗浄水域と洗い領域との間に逆止弁が設けられ、逆止弁は洗浄水域と洗い領域を連通する水路に配置され、洗浄水域の洗浄水が逆止弁を経由して洗い領域に流れる。
前記洗い領域に水切りスクイジーが設けられ、前記モップヘッドが洗い領域と洗い領域に設けられた水切りスクイジーとの間を動かした時、前記水切りスクイジーがモップヘッド上の拭布を圧迫し、水切りスクイジーによってスクイーズされた水が汚水収集領域に流れる。
前記スクイーズ脱水とは、前記脱水領域に水切りスクイジーが設けられ、前記モップヘッドが脱水領域と脱水領域に設けられた水切りスクイジーとの間を動かれた時、前記水切りスクイジーがモップヘッド上の拭布を圧迫し、水切りスクイジーによってスクイーズされた水が汚水収集領域に流れることを意味する。
遠心脱水とは、前記モップヘッドが脱水領域で回転し、前記モップヘッド上の拭布が回転される時遠心脱水し、拭布から脱水された水が汚水収集領域に流れることを意味する。
前記洗い領域の水切りスクイジーは、回転ローラであり、前記回転ローラの下に貯水キャビティが設けられ、回転ローラが貯水キャビティの上方にあると共に貯水キャビティの最高水位線より下に位置し、前記モップヘッドが洗い領域に入れられた時、拭布が回転ローラを回転させることができる。
前記モップヘッドが洗い領域に入れられた時、貯水キャビティ上の拭布に近い側が拭布を圧迫する。
前記モップヘッドが洗い領域に入れられた時、貯水キャビティ上の拭布に近い側が回転ローラから垂直方向に延在する。
前記回転ローラの上方に遮水カバーが設けられる。
前記モップヘッドに回転モップハンドルが連結され、回転モップハンドルは、上パイプと、下パイプと、ネジ山付きロッドと、ネジ山付きシースと、を備え、前記上パイプと下パイプとが嵌合され、ネジ山付きシースがネジ山付きロッドを外嵌し、ネジ山付きロッドと上パイプとが互に固定され、上パイプが下がると、ネジ山付きロッドを直線的に降下させ、ネジ山付きロッドがネジ山付きシースを回転させ、ネジ山付きシースが下パイプを回転させ;脱水領域にはモップヘッドを支える支点を有する。
本考案は、従来技術に対比すると、以下の利点及び効果を有する。本出願のモップは、洗浄時、洗浄水と汚水の分離を実現し、モップの洗浄後、2種類の水が混合しないため、毎回モップを洗う水が洗浄水であることを実現し、したがって洗浄効果を向上させ、節水にもなる。
本実施例の概略構成図である。
以下、添付図面及び実施例を参照しつつ本考案を詳細に説明する。下記実施例は、あくまでも本考案の技術内容を明らかにするものであって、本考案が下記実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置によれば、モップが拭布を設けたモップヘッド82を備え、洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置は洗浄水を格納するための洗浄水域1と、モップを洗うための洗い領域2と、モップを脱水するための脱水領域3と、汚水収集領域4と、を備える。好ましい実施形態として、1つのバケツ内で洗浄水域1、洗い領域2、脱水領域3、収集領域に区切られ;1つのバケツ内で洗浄水域1、洗い領域2、収集領域に区切られ、脱水領域3はバケツ内に別体のキャビティとして設置されている。洗浄水域1の洗浄水は、一方向に洗い領域2に流れ、洗い領域2の水が洗浄水域1に還流することができない。具体的実施形態は、使用者が柄杓で洗浄水域1から水を汲んで洗い領域2に入れる。別の実施形態は、洗浄水域1にバルブが設けられ、バルブの開閉を制御して洗浄水域1の水を洗い領域2に流れるように制御する。前記洗い領域2は、洗い領域2由来の洗浄水を溜めることができ、モップヘッド82の拭布が洗い領域2において洗い領域2の水を吸い込むことができ、モップヘッド82が脱水領域3においてスクイーズ脱水又は遠心脱水され、脱水領域3から脱水された水が汚水収集領域4に流れる。本実施形態では、好ましい実施形態として、洗浄水域1の水は先に洗い領域2に流れ、洗い領域2が当該水を溜めることができ、モップヘッド82が洗い領域2内の水中で洗浄され、この時、洗い領域2から洗浄水域1への水流が遮断され、洗い領域2の水が汚れた後汚水収集領域4に還流することがないため、モップを洗った後の汚水が洗浄水から分離され、モップヘッド82の拭布が洗い領域2において水を吸い込んだ後脱水領域3で脱水され、拭布から脱水された水が汚水収集領域4に流れる。
好ましい実施形態として、本実施例の洗浄水域1と洗い領域2との間に逆止弁が設けられ、逆止弁は洗浄水域1と洗い領域2を連通する水路に配置され、洗浄水域1の洗浄水が逆止弁を経由して洗い領域2に流れる。逆止弁が設置された後手動制御をなくすことができ、洗い領域2の水が洗浄水域1に逆流することも防止できる。
本実施例の洗い領域2に水切りスクイジー5が設けられ、前記モップヘッド82が洗い領域2と洗い領域2に設けられた水切りスクイジー5との間を動かした時、前記水切りスクイジー5がモップヘッド82上の拭布を圧迫し、水切りスクイジー5によってスクイーズされた水が汚水収集領域4に流れる。洗い領域2に水切りスクイジー5が設けられた時、モップヘッド82を洗う時に汚れを掻き取ることができ、洗浄効果もより良く、より徹底洗浄できる。
本実施例のスクイーズ脱水とは、前記脱水領域3に水切りスクイジー5’が設けられ、前記モップヘッド82が脱水領域3と脱水領域3に設けられた水切りスクイジー5’との間を動かれた時、前記水切りスクイジー5’がモップヘッド82上の拭布を圧迫し、水切りスクイジー5’によってスクイーズされた水が汚水収集領域4に流れることを意味する。本実施例において、脱水領域3に設けられ水切りスクイジー5’と洗い領域2に設けられた水切りスクイジー5’の構造は、同じであり得る。本実施例の水切りスクイジー5’は、スクイジーワイパー、回転ローラ、スクイージーブラシであり得、水切りスクイジー5’がスクイジーワイパー、回転ローラ、スクイージーブラシの上位概念である。
本実施例の別の脱水方法は、遠心脱水であり、前記モップヘッド82が脱水領域3で回転し、高速回転した時前記モップヘッド82上の拭布を遠心脱水し、拭布から脱水された水が汚水収集領域4に流れる。
本実施例の洗い領域2の水切りスクイジー5は、回転ローラであり、前記回転ローラの下に貯水キャビティ6が設けられ、回転ローラが貯水キャビティ6の上方にあると共に貯水キャビティ6の最高水位線より下に位置し、前記モップヘッド82が洗い領域2に入れられた時、拭布が回転ローラを回転させることができる。洗い領域2でモップヘッド82を洗う時、モップヘッド82に水を運ぶことができることは最も理想的であるが、洗い領域2でモップヘッド82を後段階まで洗った時、洗い領域2の水位が下がり、モップヘッド82の上端に水を運ぶことは難しくなる。本出願は、回転ローラの下に水を溜めるできる貯水キャビティ6が設けられ、回転ローラの回転により水を拭布に運ぶことができるため、水位が低くなった時でも、水を運んで洗うことを実現できる。
本実施例のモップヘッド82が洗い領域2に入れられた時、貯水キャビティ6上の拭布に近い側が拭布を圧迫する。この構造は、貯水キャビティ6を効果的に利用し、回転ローラと貯水キャビティ6上に形成されたスキージによる拭布の二重押出を実現できる。
本実施例のモップヘッド82が洗い領域2に入れられた時、貯水キャビティ6上の拭布に近い側が回転ローラから垂直方向に延在する。貯水キャビティ6の一側は、回転ローラよりも拭布に近いため、貯水キャビティ6の一側が拭布をより強く押圧し、回転ローラと異なる押圧力を形成する。
本実施例の回転ローラの上方に遮水カバー7が設けられる。この構造は、外部への水の飛び散りを防止できる。
本実施例のモップヘッド82に回転モップハンドル81が連結され、回転モップハンドル81は、上パイプと、下パイプと、ネジ山付きロッドと、ネジ山付きシースと、を備え、前記上パイプと下パイプとが嵌合され、ネジ山付きシースがネジ山付きロッドを外嵌し、ネジ山付きロッドと上パイプとが互に固定され、上パイプが下がると、ネジ山付きロッドを直線的に降下させ、ネジ山付きロッドがネジ山付きシースを回転させ、ネジ山付きシースが下パイプを回転させ;脱水領域3にはモップヘッド82を支える支点を有する。
本明細書内で記載されている具体的実施例は、あくまでも本考案の技術内容を明らかにするものである。当業者であれば、本考案の具体的実施例に様々な修正又は補足を加え或いは類似した方式で置換することができ、かつかかる変更や修正が本考案の明細書内容から逸脱することがない場合、若しくは本願の実用新案登録請求の範囲で特定される範囲を超えない場合、本考案の保護範囲に網羅される。


Claims (10)

  1. モップが拭布を設けたモップヘッドを備え、洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置は洗浄水を格納するための洗浄水域と、前記モップを洗うための洗い領域と、前記モップを水切るための脱水領域と、汚水収集領域と、を備え、
    前記洗浄水域の洗浄水が一方向に前記洗い領域に流れ、前記洗い領域が前記洗浄水域由来の洗浄水を溜めることができ、前記モップヘッドの拭布が前記洗い領域において前記洗い領域の水を吸い込むことができ、前記モップヘッドが前記脱水領域においてスクイーズ脱水されか、又は遠心脱水され、前記脱水領域から脱水された水が前記汚水収集領域に流れることを特徴とする、
    洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  2. 前記洗浄水域と前記洗い領域との間に逆止弁が設けられ、前記逆止弁は前記洗浄水域と前記洗い領域を連通する水路に配置され、前記洗浄水域の洗浄水が前記逆止弁を経由して前記洗い領域に流れることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  3. 前記洗い領域に水切りスクイジーが設けられ、前記モップヘッドが前記洗い領域と前記洗い領域に設けられた前記水切りスクイジーとの間を動かした時、前記水切りスクイジーが前記モップヘッド上の拭布を圧迫し、前記水切りスクイジーによってスクイーズされた水が前記汚水収集領域に流れることを特徴とする、請求項1又は2に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  4. 前記スクイーズ脱水とは、前記脱水領域に水切りスクイジーが設けられ、前記モップヘッドが前記脱水領域と前記脱水領域に設けられた前記水切りスクイジーとの間を動かれた時、前記水切りスクイジーが前記モップヘッド上の拭布を圧迫し、前記水切りスクイジーによってスクイーズされた水が前記汚水収集領域に流れることを意味することを特徴とする、請求項1又は2に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  5. 遠心脱水とは、前記モップヘッドが前記脱水領域で回転し、前記モップヘッド上の拭布が回転される時遠心脱水し、拭布から脱水された水が前記汚水収集領域に流れることを意味することを特徴とする、請求項1又は2に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  6. 前記洗い領域の前記水切りスクイジーは、回転ローラであり、前記回転ローラの下に貯水キャビティが設けられ、前記回転ローラが前記貯水キャビティの上方にあると共に前記貯水キャビティの最高水位線より下に位置し、前記モップヘッドが前記洗い領域に入れられた時、拭布が前記回転ローラを回転させることができることを特徴とする、請求項3に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  7. 前記モップヘッドが前記洗い領域に入れられた時、前記貯水キャビティ上の拭布に近い側が拭布を圧迫することを特徴とする、請求項6に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  8. 前記モップヘッドが前記洗い領域に入れられた時、前記貯水キャビティ上の拭布に近い側が前記回転ローラから垂直方向に延在することを特徴とする、請求項7に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  9. 前記回転ローラの上方に遮水カバーが設けられることを特徴とする、請求項7に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
  10. 前記モップヘッドに回転モップハンドルが連結され、前記回転モップハンドルは、上パイプと、下パイプと、ネジ山付きロッドと、ネジ山付きシースと、を備え、前記上パイプと前記下パイプとが嵌合され、前記ネジ山付きシースが前記ネジ山付きロッドを外嵌し、前記ネジ山付きロッドと前記上パイプとが互に固定され、前記上パイプが下がると、前記ネジ山付きロッドを直線的に降下させ、前記ネジ山付きロッドが前記ネジ山付きシースを回転させ、前記ネジ山付きシースが前記下パイプを回転させ;前記脱水領域にはモップヘッドを支える支点を有することを特徴とする、請求項5に記載の洗浄水・汚水分離のモップ洗浄装置。
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