JP3234882U - 赤外線感知ソープディスペンサー - Google Patents

Abstract

【課題】利用者が手で押し込む必要がなく、環境汚染を引き起こさず、石けん液収納容器の交換が楽で、壁に取り付けられる赤外線感知ソープディスペンサーを提供する。【解決手段】赤外線感知ソープディスペンサーは、後蓋１と、後蓋に係着された前蓋２と、を備え、前蓋に第１貫通孔２１及び第２貫通孔２２が設けられ、後蓋内に石けん液収納容器、石けん液供給装置及び制御装置が設けられ、制御装置はマイクロモーターと、制御パネルと赤外線センサー１３３と、を備え、石けん液供給装置は楕円形の押圧ホイールと、押圧スライダーカバーと、を備え、マイクロモーターがギアセットを介して楕円形の押圧ホイールと接続し、楕円形の押圧ホイールが押圧スライダーカバーを移動させ、石けん液収納容器は容器本体と、吐出ポンプと、を備え、吐出ポンプが押圧スライダーカバーに当接され、吐出ポンプの吐出ノズル１１３が第２貫通孔を挿通して前蓋外に突出する。【選択図】図１

Description

本考案は、赤外線センサー分野に関し、特に、赤外線感知ソープディスペンサーに関する。

ソープディスペンサーは、公衆トイレ、家庭用浴室等の場所で広く使われている掃除用具であり、手洗い、シャンプー、入浴などに優秀な便利性を提供する。しかしながら、従来のディスペンサーの多くに機械式バルブ構造が用いられ、ハウジング上のボタンを押すことによってハウジング内のバルブを開くよう制御することから、容器内の液体を吐出口から押し出し、すなわちソープディスペンサー内の石けん液の押し出しは完全にボタンで操作されている。この頻繁な押圧は、ソープディスペンサーの寿命を短命にさせるだけでなく、異なる人々の間で間接的な接触が存在することで、汚染菌の交差感染を容易に招き、かつ現在市場に出回っているソープディスペンサーの多くが構造も単純で、寿命も短く、密封性が劣るため容易に水の侵入による石けん液の変質を招き、かつ多くが手動の押圧で吐出するため、スマート化されていない。

上記従来技術に存在する不足に着目し、本考案の目的は、赤外線感知ソープディスペンサーを提供することである。

上記目的を達成するために本考案では次のような技術的手段を講じた。
赤外線感知ソープディスペンサーであって、後蓋と、前記後蓋に係着された前蓋と、を備え、前記前蓋に第１貫通孔及び第２貫通孔が設けられ、前記後蓋内に石けん液収納容器、石けん液供給装置及び制御装置が設けられ、前記制御装置はマイクロモーターと、制御パネルと赤外線センサーと、を備え、前記マイクロモーター及び前記赤外線センサーが前記制御パネルと電気的に接続され、前記赤外線センサーが前記第１貫通孔を挿通して前記前蓋外に突出し、前記石けん液供給装置は楕円形の押圧ホイールと、押圧スライダーカバーと、を備え、前記マイクロモーターがギアセットを介して前記楕円形の押圧ホイールと接続し、前記楕円形の押圧ホイールが前記押圧スライダーカバー内に配置されると共に前記押圧スライダーカバーを移動させ、前記石けん液収納容器は容器本体と、吐出ポンプと、を備え、前記吐出ポンプが前記容器本体の上に位置し、前記押圧スライダーカバーに当接され、前記吐出ポンプの吐出ノズルが前記第２貫通孔を挿通して前記前蓋外に突出する。

好ましくは、前記後蓋に電源スイッチ及び電源ポートがさらに設けられ、前記電源スイッチは前記制御パネルに接続され、前記電源ポートは外部電源に接続される。

好ましくは、前記後蓋内に電池ボックスがさらに設けられ、前記電池ボックスに導電シートが設けられ、前記後蓋の内壁に電池バネが設けられ、前記電池バネは前記導電シート及び前記制御パネルに各々電気的に接続される。

好ましくは、前記前蓋には、受け皿がさらに設けられる。

好ましくは、前記後蓋には、壁掛け穴がさらに設けられる。

好ましくは、前記楕円形の押圧ホイールの一側にマイクロコントロールスイッチが設けられ、前記マイクロコントロールスイッチは、前記制御パネルに電気的に接続される。

好ましくは、前記後蓋に開閉ロック装置がさらに設けられ、前記前蓋は前記開閉ロック装置を介して前記後蓋にロックアップされる。

上記技術的手段を講じることにより、本考案の有利な効果として、
本考案の赤外線感知ソープディスペンサーは、ソープディスペンサーに設計されたセンサーにより、利用者がソープディスペンサーに近づいて手を伸ばすと、ソープディスペンサーが自動的に石けん液を吐出するため、利用者の手で押し込める必要がなくなり、ソープディスペンサーに設けられた受け皿を介して、漏れた余分な石けん液を格納できることで、環境汚染が引き起こさず、ソープディスペンサーに設けられた開閉ロック装置を介して、前蓋と後蓋をロックアップし、開閉ロック装置を開くことで前蓋と後蓋を分離できるため、石けん液収納容器の交換も楽になり、後蓋の背面に設けられた壁掛け穴を介して、ソープディスペンサーを壁に取り付けることもできる。

本考案の概略構成図である。 本考案の石けん液供給装置の概略構成図である。 本考案の内部概略構成図である。 本考案の背面図である。 本考案の後蓋の内部概略構成図である。

以下、図面を参照しつつ本考案の実施例を詳細に説明するが、本考案は請求項によって限定及びカバーされる多種多様な形態で実施することができる。

赤外線感知ソープディスペンサーであって、図１乃至図５に示すように、後蓋１と、後蓋１に係着された前蓋２と、を備え、前蓋２に第１貫通孔２１及び第２貫通孔２２が設けられ、後蓋１内に石けん液収納容器１１、石けん液供給装置１２及び制御装置１３が設けられ、制御装置１３はマイクロモーター１３１と、制御パネル１３２と赤外線センサー１３３と、を備え、マイクロモーター１３１及び赤外線センサー１３３が制御パネル１３２と電気的に接続され、赤外線センサー１３３が第１貫通孔２１を挿通して前蓋２外に突出し、石けん液供給装置１２は楕円形の押圧ホイール１２１と、押圧スライダーカバー１２２と、を備え、マイクロモーター１３１がギアセット１２３を介して楕円形の押圧ホイール１２１と接続し、楕円形の押圧ホイール１２１が押圧スライダーカバー１２２内に配置されると共に押圧スライダーカバー１２２を移動させ、石けん液収納容器１１は容器本体１１１と、吐出ポンプ１１２と、を備え、吐出ポンプ１１２が容器本体１１１の上に位置し、押圧スライダーカバー１２２に当接され、吐出ポンプ１１２の吐出ノズル１１３が第２貫通孔２２を挿通して前蓋２外に突出する。

本考案の動作原理：ソープディスペンサーの電源スイッチ３をオンにして、ソープディスペンサーを動作状態にさせ、利用者がソープディスペンサーに近づいて手を伸ばすと、ソープディスペンサー上のセンサー１３３が物体の接近に感知し、信号を制御パネル１３２に送り、制御パネル１３２がマイクロモーター１３１を起動するよう制御し、マイクロモーター１３１がギアセット１２３の回転を介して楕円形の押圧ホイール１２１を回転させ、ギアセット１２３の歯数比で小さな力から大きな力へと楕円形の押圧ホイール１２１に伝達することで、楕円形の押圧ホイール１２１により最終的な力を押圧スライダーカバー１２２に伝えて、吐出ポンプ１１２が押され、楕円形の押圧ホイール１２１が回転して押圧スライダーカバー１２２に当接して、押圧スライダーカバー１２２を移動させ、楕円形の押圧ホイール１２１が押圧スライダーカバー１２２を押し下げ、吐出ポンプ１１２を押し下げさせ、石けん液を石けん液収納容器１１から吐出ノズル１１３に押し込めて流出させ、マイクロコントロールスイッチ１６は楕円形の押圧ホイール１２１が設定位置に回転したことを感知した時、マイクロコントロールスイッチ１６が信号を制御パネル１３２に伝送し、制御パネル１３２がマイクロモーター１３１の動作を停止させ、ギアセット１２３が動作しなくなり、楕円形の押圧ホイール１２１が押圧スライダーカバー１２２の押し下げを停止し、上に向かって元の位置に移動し、楕円形の押圧ホイール１２１が押し下げないため、吐出ポンプ１１２も押圧されず、初期状態に戻り、吐出ノズル１１３が吐出を停止する。

本考案の好ましい実施例において、後蓋１に電源スイッチ３及び電源ポート４がさらに設けられ、電源スイッチ３は制御パネル１３２に接続され、電源ポート４は外部電源に接続され、ソープディスペンサー内の電池ボックス１４の電池の残量が不足した時、外部電源でソープディスペンサーに電力を供給できる。後蓋１内に電池ボックス４がさらに設けられ、電池ボックス４に導電シート１４１が設けられ、後蓋１の内壁に電池バネ１５が設けられ、電池バネ１５は導電シート１４１及び制御パネル１３２に各々電気的に接続され、外部電源に故障が起きて停電になった後、ソープディスペンサーは電池ボックス１４内の電池を介してソープディスペンサーに電力を供給し続けることもでき、電池バネ１５も電線なしで電池ボックス１４と接触でき、電池バネ１５を介して電池ボックス１４の着脱に便利で、後蓋１に壁掛け穴６がさらに設けられ、壁掛け穴６を介して、ソープディスペンサーを壁に取り付けることができる。後蓋１に開閉ロック装置７がさらに設けられ、前蓋２は開閉ロック装置７を介して後蓋１にロックアップされ、開閉ロック装置７を介して前蓋２と後蓋１を分離するか、又は閉じることができ、開閉ロック装置７を開いて後蓋１内の石けん液収納容器１１を交換するにも便利である。

本考案の好ましい実施例において、前蓋２には、受け皿５がされに設けられる。受け皿５を介して漏れた石けん液を集めることができるため、ソープディスペンサー以外の場所に汚染が起きず、楕円形の押圧ホイール１２１の一側にマイクロコントロールスイッチ６が設けられ、マイクロコントロールスイッチ６は制御パネル１３２に電気的に接続され、マイクロコントロールスイッチ１６を介して楕円形の押圧ホイール１２１の位置関係を検出すると共に信号を制御パネル１３２に伝送する。

本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案の保護範囲を限定するものではなく、本考案の明細書及び添付図面を利用して均等構造又は均等プロセスの変更、直接的又は間接的にその他の関連の技術分野に運用されることは、本考案の特許保護範囲内に含めるものであるのは勿論である。

１ 後蓋
１１ 石けん液収納容器
１１１ 容器本体
１１２ 吐出ポンプ
１１３ 吐出ノズル
１２ 石けん液供給装置
１２１ 楕円形の押圧ホイール
１２２ 押圧スライダーカバー
１２３ ギアセット
１３ 制御装置
１３１ マイクロモーター
１３２ 制御パネル
１３３ 赤外線センサー
１４ 電池ボックス
１４１ 導電シート
１５ 電池バネ
１６ マイクロコントロールスイッチ
２ 前蓋
２１ 第１貫通孔
２２ 第２貫通孔
３ 電源スイッチ
４ 電源ポート
５ 受け皿
６ 壁掛け穴
７ 開閉ロック装置

Claims (7)

1. 赤外線感知ソープディスペンサーであって、後蓋と、前記後蓋に係着された前蓋と、を備え、前記前蓋に第１貫通孔及び第２貫通孔が設けられ、前記後蓋内に石けん液収納容器、石けん液供給装置及び制御装置が設けられ、前記制御装置はマイクロモーターと、制御パネルと赤外線センサーと、を備え、前記マイクロモーター及び前記赤外線センサーが前記制御パネルと電気的に接続され、前記赤外線センサーが前記第１貫通孔を挿通して前記前蓋外に突出し、前記石けん液供給装置は楕円形の押圧ホイールと、押圧スライダーカバーと、を備え、前記マイクロモーターがギアセットを介して前記楕円形の押圧ホイールと接続し、前記楕円形の押圧ホイールが前記押圧スライダーカバー内に配置されると共に前記押圧スライダーカバーを移動させ、前記石けん液収納容器は容器本体と、吐出ポンプと、を備え、前記吐出ポンプが前記容器本体の上に位置し、前記押圧スライダーカバーに当接され、前記吐出ポンプの吐出ノズルが前記第２貫通孔を挿通して前記前蓋外に突出することを特徴とする、赤外線感知ソープディスペンサー。
2. 前記後蓋に電源スイッチ及び電源ポートがさらに設けられ、前記電源スイッチは前記制御パネルに接続され、前記電源ポートは外部電源に接続されることを特徴とする、請求項１に記載の赤外線感知ソープディスペンサー。
3. 前記後蓋内に電池ボックスがさらに設けられ、前記電池ボックスに導電シートが設けられ、前記後蓋の内壁に電池バネが設けられ、前記電池バネは前記導電シート及び前記制御パネルに各々電気的に接続されることを特徴とする、請求項１に記載の赤外線感知ソープディスペンサー。
4. 前記前蓋には、受け皿がさらに設けられることを特徴とする、請求項１に記載の赤外線感知ソープディスペンサー。
5. 前記後蓋には、壁掛け穴がさらに設けられることを特徴とする、請求項１に記載の赤外線感知ソープディスペンサー。
6. 前記楕円形の押圧ホイールの一側にマイクロコントロールスイッチが設けられ、前記マイクロコントロールスイッチは、前記制御パネルに電気的に接続されることを特徴とする、請求項１に記載の赤外線感知ソープディスペンサー。
7. 前記後蓋に開閉ロック装置がさらに設けられ、前記前蓋は前記開閉ロック装置を介して前記後蓋にロックアップされることを特徴とする、請求項１に記載の赤外線感知ソープディスペンサー。

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