JP3234793B2 - ガスタービン静翼 - Google Patents

ガスタービン静翼

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JP3234793B2
JP3234793B2 JP07483197A JP7483197A JP3234793B2 JP 3234793 B2 JP3234793 B2 JP 3234793B2 JP 07483197 A JP07483197 A JP 07483197A JP 7483197 A JP7483197 A JP 7483197A JP 3234793 B2 JP3234793 B2 JP 3234793B2
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勝康 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン静翼
に係り、特に翼内部を冷却した冷却媒体の一部を回収す
る冷却媒体回収方式と、その冷却媒体の残りを翼外の燃
焼ガスに流出させる冷却媒体放出方式を組み合せたガス
タービン静翼に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のシングルサイクルやコンバインド
サイクルに適用されるガスタービンプラントは、高出力
化、高熱効率化の研究開発が進められており、これに伴
って燃焼ガス(駆動流体としての主流)の高温化が図ら
れている。
【0003】また、燃焼ガスの高温化に伴ってガスター
ビンプラントは、適用する燃料を、例えば灯油等の液体
燃料から、例えばLNG等の気体燃料に移行させてお
り、その燃焼ガス温度も1000℃から1300℃を経
て1500℃になりつつある。
【0004】また、最近のガスタービンプラントでは、
さらに高温化を求めて水素に純酸素を燃焼促進剤として
加える水素燃焼ガス方式が発表されており、水素燃焼ガ
ス温度を1700℃にする計画が進められている。
【0005】このように高温化の一途を辿るガスタービ
ンプラントは、図8に示すように、空気圧縮機1の駆動
により吐出された高圧空気をガスタービン燃焼器2に案
内し、このガスタービン燃焼器2の燃焼器ランナ3内に
形成される燃焼室4で燃料と共に燃焼させ、その燃焼ガ
スをトランジションピース5を経てガスタービン6に案
内し、ここで静翼7で高めた燃焼ガスの速度エネルギを
利用して動翼8を回転させ、その回転トルクにより発電
機(図示せず)を駆動するようになっている。
【0006】一方、燃焼ガスの熱エネルギを速度エネル
ギに変える静翼7は、耐熱性超合金鋼を使用している
が、何分にも許容限界温度が800℃〜900℃程度の
低いものであり、高温化に対処するため必然的に翼内に
空気を供給して材料強度の維持を図る冷却構造のものを
採用している。
【0007】冷却構造を備える静翼7は、図9に示すよ
うに、凹状の外輪側エンドウォール部9と平板状の内輪
側エンドウォール部10の間に、翼有効部11を一体形
成させ、この翼有効部11の前縁12に吹出口14を、
またその後縁13にピンフィン16を設けた吹出口15
をそれぞれ備えた構成になっている。
【0008】また、翼有効部11の内部は、図9および
図10に示すように、腹側17と背側18とを接続する
内部仕切壁19で区画される空間部20a,20bに多
数の噴出口21を備えたインサートコア22a,22b
を収容し、インサートコア22a,22bを翼内壁隆起
部23で支持して通路24を形成するようになってい
る。なお、内部仕切壁19は、連絡口25を備え、空間
部20a,20bを互いに連通させている。
【0009】また、外輪側エンドウォール部9は、その
頂部に冷却空気を翼内に案内する入口27a,27b,
27cを備えた仕切板26aで覆設されている。
【0010】また、内輪側エンドウォール部10は、そ
の下部を仕切板26bで覆設しており、仕切板26bの
入口30およびケーシング支持部29の入口30から案
内された冷却空気でその内部を冷却した後、出口31か
ら翼外の燃焼ガスに流出させている。
【0011】このような冷却構造を備えた静翼7におい
て、冷却空気は、図9および図10に示すように、外輪
側エンドウォール部9の仕切板26aを介して流入口2
7a,27b,27cのそれぞれからエンドウォール支
持片28およびインサートコア22a,22bを収容す
る空間部20a,20bに供給される。
【0012】エンドウォール支持片28に供給されて冷
却空気は、その内部を冷却した後、翼外の燃焼ガスに流
出する。
【0013】一方、空間部20aに供給された冷却空気
は、図10に示すように、一部を内部仕切壁19の連絡
口25を介して隣りの空間部20bに案内されると共
に、その残りをインサートコア22aの噴出口21から
翼内壁に向って噴流衝突させる、いわゆるインピンジ冷
却を行った後、通路24を流れる間に翼内壁の対流冷却
を行って、燃焼ガスに合流させている。特に、前縁12
は、燃焼ガスの高熱負荷を受けているので、インピンジ
冷却後の冷却空気を燃焼ガスに流出させる際、前縁12
の吹出口14を小口径かつ密に配置してシャワー状に流
出させる、いわゆるシャワーヘッド冷却を行っている。
【0014】また、隣りの空間部20bに供給された冷
却空気は、上述と同様に、インサートコア22bの噴出
口21から翼内壁に向って噴流衝突させた後、通路24
を介して後縁13のピンフィン16に案内され、ここで
その流れを乱して熱伝達を高めることにより後縁13を
冷却し、冷却後、吹出口15から燃焼ガスに流出させて
いる。
【0015】このように、従来のガスタービンプラント
は、冷却媒体として空気圧縮機からの高圧空気を用い、
対流冷却、インピンジ冷却、シャワーヘッド冷却を巧み
に組み合せて静翼7の冷却を行っていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ガスタービンプラント
は、高出力化、高熱効率化を求めて燃焼ガス温度を、現
状の1300℃から例えば1500℃あるいは1700
℃まで上昇させると、冷却空気の消費量も比例して増加
する。冷却空気の消費量が増加すると、本来、燃焼ガス
用に供していた空気量がその分だけ減少し、ヒートバラ
ンスを考察すると、プラント熱効率が従来よりも低下す
る不具合・不都合がある。
【0017】また、静翼7の冷却後の冷却空気を、燃焼
ガスに流出させる、いわゆる燃焼ガスへの冷却空気放出
方式では、冷却空気が量的に多いため、燃焼ガスに合流
させるとき、その流れを乱すと共に、燃焼ガス温度を低
下させ、翼効率の低下と相俟って本来、燃焼ガスの高温
化に伴って向上させるべきプラント熱効率が設計値より
も低下する不具合、不都合がある。
【0018】さらにまた、燃焼ガスへの冷却空気放出方
式だと、以下の課題がある。
【0019】(1)静翼7の前縁12と後縁13とは、
燃焼ガスによる過酷な熱負荷を受けている割合には構造
上の制約があって翼内冷却面積を増加させることができ
ず、比較的冷却面積を高く採れる翼内中間部分に較べ相
対的にメタル温度が高い。特に、後縁13では、図11
に示すように、冷却空気がチップ部(翼頂部)からルー
ト部(翼根元部)に流れる際、その圧力が翼内中間部分
に較べ著しく低下すると共に、その温度が図12に示す
ように翼内中間部分に較べ著しく増加し、結局、設計値
どおりの冷却性能が出ていない不具合、不都合がある。
【0020】(2)また、静翼7の前縁12から後縁1
3までの腹側17の翼壁熱伝達率と、前縁12から後縁
13までの背側18の翼壁熱伝達率とを比較すると、腹
側17と背側18は、図13に示すように、前縁12で
熱伝達率がほぼ一致しているのに対し、翼内中間部分で
背側18のそれが著しく高くなっている。
【0021】このように、腹側17と背側18との翼壁
熱伝達率の著しい相違に基づいて、従来は背側18に対
流冷却とフィルム冷却とを巧みに組み合せて翼内中間部
分における背側18のチップ部からルート部にかけてほ
ぼ均一に冷却していた。
【0022】しかし、翼内中間部分は、フィルム冷却の
ように、燃焼ガスへの冷却空気放出方式を採っている
と、上述のような課題が発生する。このため、翼内中間
部分の冷却は、冷却空気放出方式を廃止し、対流冷却だ
けに止めた場合、燃焼ガスの高温化に従って冷却空気を
より多くして背側18のメタル許容温度以下に維持させ
ようとすると、腹側17が過冷却になる虞があり、結
局、冷却空気の無駄な消費に繋る。
【0023】このように、従来の冷却技術では、冷却媒
体としての冷却空気が限界に達しており、また、燃焼ガ
スへの冷却媒体放出方式を完全に廃止すること自体、上
述の課題があり、現在模索中である。
【0024】最近、冷却媒体として比熱の高い蒸気また
は水蒸気を対象とし、燃焼ガスへの冷却媒体放出方式
と、冷却媒体回収方式とを組み合せた冷却技術を、17
00℃の超高温の水素燃焼ガスタービンに適用する検討
が進められており、実機の実現化が注目されている。
【0025】本発明は、このような背景技術の下になさ
れたもので、冷却媒体として蒸気または水蒸気を用いる
と共に、燃焼ガスへの冷却媒体放出方式と冷却媒体回収
方式とを組み合せ、最小必要限度の冷却媒体で翼内を効
果的に冷却し、プラント熱効率の飛躍的な向上を図るガ
スタービン静翼を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ン静翼は、上述の目的を達成するために、請求項1に記
載したように、外輪側エンドウォール部と内輪側エンド
ウォール部との間に一体形成する翼有効部を備えたガス
タービン静翼において、上記翼有効部の前縁側に、上記
外輪側エンドウォール部から供給された冷却媒体で冷却
後、その冷却媒体を上記前縁から翼外の燃焼ガスに流出
させる翼内通路と、上記翼有効部の中間部分の互いを三
つに独立した翼内通路に区画し、区画した三つの独立し
た翼内通路のそれぞれに、上記内輪側エンドウォール部
から供給された冷却媒体で冷却後、その冷却媒体を転向
させ、上記外輪側エンドウォール部側に回収させるとと
もに、上記翼有効部の後縁側に、上記外輪側エンドウォ
ール部から供給された冷却媒体で冷却後、その冷却媒体
を上記後縁から翼外の燃焼ガスに流出させる翼内通路と
を備えたものである。
【0027】また、本発明に係るガスタービン静翼は、
上述の目的を達成するために、請求項2に記載したよう
に、翼有効部の中間部分の互いを三つに独立させて区画
した翼内通路のそれぞれにインサートコアを収容すると
ともに、そのうちの中間の翼内通路に収容される上記イ
ンサートコアは、冷却媒体の一部を翼外の燃焼ガスに流
出させる吹出口を備えたものである。
【0028】また、本発明に係るガスタービン静翼は、
上述の目的を達成するために、請求項3に記載したよう
に、翼有効部の中間部分の互いを三つに独立させて区画
した翼内通路のそれぞれにインサートコアを収容すると
ともに、そのうちの後縁側に位置する翼内通路は、上記
インサートコアを収容した下流側に、冷却媒体を翼外の
燃焼ガスを流出させる吹出口を備えた仕切板を設けたも
のである。
【0029】また、本発明に係るガスタービン静翼は、
上述の目的を達成するために、請求項4に記載したよう
に、内輪側エンドウォール部は、翼有効部の中間部分に
設けられた三つの独立した翼内通路のそれぞれに収容す
るインサートコアと上記翼有効部の背側との間に形成す
る冷却媒体供給側通路からの冷却媒体を反転させて上記
インサートコアと上記翼有効部の腹側との間に形成する
冷却媒体回収側通路に案内する案内通路を形成するとと
もに、上記冷却媒体供給通路からの冷却媒体と上記翼有
効部の後縁からの冷却媒体とを区画する仕切壁を備え、
上記後縁からの冷却媒体を通路を介して翼外の燃焼ガス
に流出させるプレート板を備えたものである。
【0030】また、本発明に係るガスタービン静翼は、
上述の目的を達成するために、請求項5に記載したよう
に、案内通路は、仕切板で形成したものである。
【0031】また、本発明に係るガスタービン静翼は、
上述の目的を達成するために、請求項6に記載したよう
に、プレート板は、小孔を備えたものである。
【0032】また、本発明に係るガスタービン静翼は、
上述の目的を達成するために、請求項7に記載したよう
に、外輪側エンドウォール部は、翼有効部の中間部分に
設けられた三つの独立した翼内通路のそれぞれに収容す
るインサートコアと上記翼有効部の腹側との間に形成す
る冷却媒体回収側通路からの冷却媒体を冷却媒体回収口
に案内する案内通路を形成するとともに、上記翼有効部
の背側から供給した冷却媒体を翼外の燃焼ガスに流出さ
せる多段状に配置するプレート板とを備えたものであ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
静翼の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明に係るガスタービン静翼の
実施形態を示す概略斜視図である。なお、図1は、ガス
タービン静翼の背側から観察して模式的に表わしてい
る。
【0035】ガスタービン静翼33は、凹状の外輪側エ
ンドウォール部34と平板状の内輪側エンドウォール部
35との間に一体形成する翼有効部36を備えた構成に
なっている。
【0036】また、ガスタービン静翼33は、破線で示
すプロファイルの前縁37と後縁38とのそれぞれに供
給される、例えば水蒸気等の冷却媒体A,Cで翼有効部
36の冷却後、燃焼ガス(ガスタービン駆動流体として
の主流)に放出する方式と、翼内中間部分39に供給さ
れる水蒸気等の冷却媒体Bを、翼有効部36の冷却
後、回収冷却媒体Bとして回収する方式とを組み合せ
た構成になっている。
【0037】また、ガスタービン静翼33は、図2に示
すように、その翼内の前縁37、翼内中間部分39、後
縁38のそれぞれに翼内通路40a,40b,40cを
備え、各翼内通路40a,40b,40cを腹側41と
背側42とを互いに接続する仕切壁43a,43dによ
り区画している。さらに、翼内中間部分39は、仕切壁
43b,43cにより区画される翼内第1通路40
、翼内第2通路40b、翼内第3通路40b
それぞれ形成している。
【0038】一方、前縁47の翼内通路40aおよび翼
内中間部分39の翼内第1通路40b、翼内第2通路
40b、翼内第3通路40bのそれぞれには、イン
サートコア44が収容されている。特に、翼内第1通路
40b、翼内第2通路40b、翼内第3通路40b
のそれぞれに収容されるインサートコア44は、腹側
41の隆起部45aおよび背側42の隆起部45bで支
持され、冷却媒体供給側通路46bと冷却媒体回収側通
路46aとをそれぞれ形成するようになっている。
【0039】また、翼内第2通路40bは、腹側41
の隆起部45a,45aに噴出口47a,47bを穿設
し、インサートコア44の吹出口50aからの冷却媒体
を翼外に放出し、燃焼ガスに合流させるようになってい
る。
【0040】また、翼内第3通路40bは、インサー
トコア44の下流側に仕切板48を設け、翼内冷却後の
冷却媒体を隆起部45aの噴出口48aおよび仕切壁4
3dの噴出口48bを介して翼外に流出させ、燃焼ガス
に合流させるようになっている。
【0041】図3は、外輪側エンドウォール部34、翼
有効部36、内輪側エンドウォール部35から構成され
るガスタービン静翼33を腹側に向って観察した概略縦
断面図である。
【0042】外輪側エンドウォール部34は、前縁37
側に翼有効部36を冷却した冷却媒体を回収する冷却媒
体回収口51および前縁37の翼内通路40aに冷却媒
体を供給する冷却媒体入口52を備えている。
【0043】また、外輪側エンドウォール部34は、背
側42側に冷却媒体の圧力を調整する小口径のオリフィ
ス53を穿設したプレート板54aと小孔55を碁盤目
状に穿設したプレート板54bとを多段状に備え、オリ
フィス53で冷却媒体の圧力を調整後、小孔55を介し
て外輪側エンドウォール部34の壁面に冷却媒体を噴流
衝突させて冷却した後、エンドウォール吹出口56から
燃焼ガスに流出させるようになっている。
【0044】一方、翼有効部36のうち、前縁37は、
仕切壁43aと内輪側エンドウォール部35を塞ぐ仕切
43aとにより区画される翼内通路40aを備え、こ
の翼内通路40aに多数の吹出口57を備えたインサー
トコア44を収容し、インサートコア44を、隆起部5
8で支持して冷却媒体通路59を形成している。
【0045】また、前縁37は、冷却媒体を冷却媒体通
路59から燃焼ガスに吹き出す際、シャワーヘッド冷却
ができるように吹出口60を備えている。
【0046】また、翼有効部36のうち、翼内中間部分
39は、仕切壁43b,43c,43dのそれぞれによ
り区画される翼内第1通路40b、翼内第2通路40
、翼内第3通路40bを形成しており、各翼内通
路40b,40b,40bのルート部(根元部)
を内輪側エンドウォール部35に連通させる構成になっ
ている。
【0047】翼内第1通路40bは、隆起部45aに
より支持されるインサートコア44を収容し、インサー
トコア44と翼壁との間に冷却媒体回収側通路46aを
形成すると共に、その翼壁にルート部からチップ(翼頂
部)部の翼高方向に向って突起状に形成するタービュレ
ンスプロモータ61を設けている。
【0048】また、翼内第2通路40bも、上述翼内
第1通路40bと同様に、隆起部45aにより支持さ
れるインサートコア44を収容し、インサートコア44
と翼壁との間に冷却媒体回収側通路46aを形成すると
共に、その翼壁にタービュレンスプロモータ(図示せ
ず)を設けている。さらに、インサートコア44は、そ
の上流側に吹出口50aを備え、冷却媒体を図2に示す
噴出口47a,47bを介して翼外に放出させるように
なっている。
【0049】また、翼内第3通路40bも、上述翼内
第1空間部と同様に、隆起部45aにより支持されるイ
ンサートコア44を収容し、インサートコア44と翼壁
との間に冷却媒体回収側通路46aを形成すると共に、
その翼壁にタービュレンスプロモータ(図示せず)を設
けている。さらに、インサートコア44は、その下流側
に吹出口50bを備えた仕切板48を設け、冷却媒体を
図2に示す噴出口48a,48bを介して翼外に流出さ
せるようになっている。
【0050】後縁38は、そのチップ部に冷却媒体入口
62を備えると共に、そのルート部を仕切壁63により
区画した内輪側エンドウォール部35に連通させてい
る。さらに、後縁38の翼内通路40cは、タービュレ
ンスプロモータ64を翼高方向に沿って設けると共に、
仕切65で形成される吹出口65aにタービュレンスプ
ロモータ64を備えている。なお、符号65bは、内輪
側エンドウォール部35をケーシング(図示せず)に係
合させるケーシング支持部である。
【0051】ガスタービン静翼33の翼有効部36に一
体形成する外輪側エンドウォール部34は、図4に示す
ように、腹側41に、案内通路66a,66b,66
c,66dを形成する仕切67a,67b,67c,6
7dを設け、翼内第1通路40b,翼内第2通路40
,翼内第3通路40bのそれぞれの冷却媒体回収
側通路46aから流出する冷却媒体を冷却媒体回収口5
1で回収するようになっている。
【0052】また、外輪側エンドウォール部34は、背
側42に、小孔55を備えたプレート板54bを設け、
冷却媒体を小孔55を介してその内部に噴流衝突させて
インピンジ冷却を行い、冷却後の冷却媒体をエンドウォ
ール吹出口56を介して燃焼ガスに流出させる。
【0053】一方、翼有効部36と内輪側エンドウォー
ル部35との接続部分には、図5に示すように、翼内中
間部39の翼内第1通路40b,翼内第2通路40b
,翼内第3通路40bのそれぞれに流速調整部、例
えば絞り通路68が設けられ、また、冷却媒体回収側通
路46aにタービュレンスプロモータ61が設けられ、
冷却媒体の流速を調整しつつ、乱れを与えて熱伝達率を
高めるように図られている。
【0054】内輪側エンドウォール部35は、図6に示
すように、腹側41に、案内通路69a,69b,69
c,69dを形成する仕切70a,70b,70c,7
0dを設け、背側42の冷却媒体供給側通路46bから
流出する冷却媒体を反転させて腹側41の冷却媒体回収
側通路46aに案内するようになっている。
【0055】また、内輪側エンドウォール部35には、
背側42に設けた仕切63により通路71が形成され、
この通路71に小孔72を備えたプレート板73が設け
られている。
【0056】次に作用を説明する。
【0057】冷却媒体Aは、図3に示すように、冷却媒
体入口52を介して前縁37の翼内通路40aに供給さ
れる。また、冷却媒体Bは、図2に示すように、冷却媒
体分配口(図示せず)を介して翼内第1通路40b
翼内第2通路40b,翼内第3通路40bのそれぞ
れに供給される。また、冷却媒体Cは、図3に示すよう
に、冷却媒体入口62を介して空間部40cに供給され
る。
【0058】前縁37の翼内通路40aに供給された冷
却媒体Aは、図3に示すように、インサートコア44の
吹出口57から冷却媒体通路59を介して前縁37に噴
流衝突してインピンジ冷却を行い、冷却後、吹出口60
から翼外に流出する際、シャワー状に流出して前縁37
をシャワー冷却するようになっている。
【0059】このように、本実施形態では、前縁37を
冷却する際、インピンジ冷却とシャワー冷却を同時に併
用しているので、超高温燃焼ガスによる熱負荷にも充分
に対処することができる。
【0060】一方、翼有効部36の翼内第1通路40b
,翼内第2通路40b,翼内第3通路40bのそ
れぞれに供給された冷却媒体Bは、図2に示すよう
に、インサートコア44から背側42に向って噴流衝突
してインピンジ冷却を行い、冷却後、冷却媒体供給側通
路46bを経て図6に示す内輪側エンドウォール部35
に集められる。
【0061】内輪側エンドウォール部35に集められた
冷却媒体Bは、転向しながら仕切70a,70b,…
で形成された案内通路69a,69b,…を経て回収冷
却媒体Bとして腹側41aの冷却媒体回収側通路46
aに案内される。
【0062】内輪側エンドウォール部35から冷却媒体
回収側通路46aに案内された回収冷却媒体Bは、図
5に示すように、絞り通路68で適正流速に調整された
後、図3に示すように、タービュレンスプロモータ61
によりその流れに乱れを与えて熱伝達率を高め、腹側4
1の翼壁を冷却した後、図4に示すように、外輪側エン
ドウォール部34の案内通路66a,66b,…を介し
て冷却媒体回収口51に回収される。
【0063】このように、本実施形態では、背側42の
冷却媒体供給側通路46bでインピンジ冷却を行うと共
に、腹側41の冷却媒体回収側通路46aで回収冷却媒
体Bの流速を調整しつつ、タービュレンスプロモー
タ61の乱流促進効果による熱伝達率を高めて回収する
ので、限られた冷却媒体でも腹側41および背側42の
それぞれを効果的に冷却することができ、プラント熱効
率を飛躍的に向上させることができる。
【0064】一方、後縁38の冷却媒体入口62から翼
内通路40cに案内された冷却媒体Cは、図3に示すよ
うに、後縁38をタービュレンスプロモータ64の乱流
促進効果による対流冷却を行った後、さらに吹出口65
aのタービュレンスプロモータ64の再度の乱流促進効
果による対流冷却を行って燃焼ガスに流出する。また、
後縁38の対流冷却を行った冷却媒体Cは、内輪側エン
ドウォール部35の通路71にも集められ、ここから図
6に示すように、プレート板73の小孔72を介してそ
の内部を噴流衝突によるインピンジ冷却を行った後、エ
ンドウォール吹出口74から燃焼ガスに流出する。
【0065】したがって、本実施形態では、冷却媒体C
に対流冷却を行わせて後縁38を冷却すると共に、イン
ピンジ冷却を行わせて内輪側エンドウォール部35を冷
却するので、超高温の燃焼ガスによる熱負荷にも充分に
対処することができる。
【0066】図7は、ガスタービン燃焼器から生成され
た燃焼ガスがガスタービン静翼およびガスタービン動翼
のそれぞれを通過後、その温度低下を従来と本実施形態
とを比較した線図である。
【0067】本実施形態は、燃焼ガスへの冷却媒体放出
方式と冷却媒体回収方式とを組み合せているので、従来
の燃焼ガスへの完全冷却媒体放出方式に較べて燃焼ガス
温度を低下させていない。
【0068】したがって、本実施形態では、燃焼ガスの
温度を、従来に較べて著しく低下させていないので、ガ
スタービン静翼、ガスタービン動翼の翼効率および翼効
率に伴うプラント熱効率を相対的に高く維持することが
できる。
【0069】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るガス
タービン静翼は、燃焼ガスへの冷却媒体放出方式と冷却
媒体回収方式とを組み合せて限られた冷却媒体を有効に
活用して回収すると共に、冷却媒体に乱流促進効果によ
る熱伝達率を高めた対流冷却、噴流衝突によるインピン
ジ冷却、シャワー状によるシャワー冷却を巧みに組み合
せ、細かく区分けする前縁、翼内中間部、後縁、外輪側
エンドウォール部および内輪側エンドウォール部のそれ
ぞれに冷却媒体を、いわゆるワン・スルーにして流して
冷却を行っているので、前縁、翼内中間部、後縁、外輪
側エンドウォール部および内輪側エンドウォール部のそ
れぞれのメタル温度をより確実に、かつ過不足なく均一
に冷却することができ、信頼性の高い運転を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスタービン静翼の第1実施形態
を示す概略斜視図。
【図2】図1のV−V矢視方向から切断した断面図。
【図3】図2のW−W矢視方向から切断した縦断面図。
【図4】図3のX−X矢視方向から切断した断面図。
【図5】図3のY−Y矢視方向から切断した断面斜視
図。
【図6】図3のZ−Z矢視方向から切断した断面図。
【図7】ガスタービン静翼、ガスタービン動翼を通過す
る燃焼ガス温度の低下を、従来と本発明とで比較した線
図。
【図8】従来のガスタービンプラントの実施形態を示す
一部切欠断面図。
【図9】従来のガスタービン静翼の実施形態を示す縦断
面図。
【図10】図9のU−U矢視方向から切断した断面図。
【図11】翼内中間部分および後縁のそれぞれを通過す
る冷却媒体の圧力低下変化を示す線図。
【図12】翼内中間部分および後縁のそれぞれを通過す
る冷却媒体の温度上昇変化を示す線図。
【図13】前縁から後縁に沿って背側および腹側のそれ
ぞれの翼壁熱伝達率の変化を示す線図。
【符号の説明】
1 空気圧縮機 2 ガスタービン燃焼器 3 燃焼器ライナ 4 燃焼室 5 トランジションピース 6 ガスタービン 7 静翼 8 動翼 9 外輪側エンドウォール部 10 内輪側エンドウォール部 11 翼有効部 12 前縁 13 後縁 14,15 吹出口 16 ピンフィン 17 腹側 18 背側 19 内部仕切壁 20a,20b 空間部 21 噴出口 22a,22b インサートコア 23 翼内壁隆起部 24 通路 25 連絡口 26a,26b 仕切板 27a,27b,27c 入口 28 エンドウォール支持片 29 ケーシング支持部 30 入口 31 出口 32 入口 33 ガスタービン静翼 34 外輪側エンドウォール部 35 内輪側エンドウォール部 36 翼有効部 37 前縁 38 後縁 39 翼内中間部分 40a,40b,40c 翼内通路 40b 翼内第1通路 40b 翼内第2通路 40b 翼内第3通路 41 腹側 42 背側 43a,43b,43c,43d 仕切壁 43a 仕切 44 インサートコア 45a,45b 隆起部 46a 冷却媒体回収側通路 46b 冷却媒体供給側通路 47a,47b 噴出口 48a,48b 仕切板 50a,50b 吹出口 51 冷却媒体回収口 52 冷却媒体入口 53 オリフィス 54a,54b プレート板 55 小孔 56 エンドウォール吹出口 57 吹出口 58 隆起部 59 冷却媒体通路 60 吹出口 61 タービュレンスプロモータ 62 冷却媒体入口 63 仕切壁 64 タービュレンスプロモータ 65 仕切 65a 吹出口 65b ケーシング支持部 66a,66b,66c,66d 案内通路 67a,67b,67c,67d 仕切 68 絞り通路 69a,69b,69c,69d 案内通路 70a,70b,70c,70d 仕切 71 通路 72 小孔 73 プレート板 74 エンドウォール吹出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−179802(JP,A) 特開 平3−264706(JP,A) 特開 平2−241902(JP,A) 米国特許5397217(US,A) 国際公開95/30069(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 9/00 F01D 5/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外輪側エンドウォール部と内輪側エンドウ
    ォール部との間に一体形成する翼有効部を備えたガスタ
    ービン静翼において、上記翼有効部の前縁側に、上記外
    輪側エンドウォール部から供給された冷却媒体で冷却
    後、その冷却媒体を上記前縁から翼外の燃焼ガスに流出
    させる翼内通路と、上記翼有効部の中間部分の互いを三
    つに独立した翼内通路に区画し、区画した三つの独立し
    た翼内通路のそれぞれに、上記内輪側エンドウォール部
    から供給された冷却媒体で冷却後、その冷却媒体を転向
    させ、上記外輪側エンドウォール部側に回収させるとと
    もに、上記翼有効部の後縁側に、上記外輪側エンドウォ
    ール部から供給された冷却媒体で冷却後、その冷却媒体
    を上記後縁から翼外の燃焼ガスに流出させる翼内通路と
    を備えたことを特徴とするガスタービン静翼。
  2. 【請求項2】 翼有効部の中間部分の互いを三つに独立
    させて区画した翼内通路のそれぞれにインサートコアを
    収容するとともに、そのうちの中間の翼内通路に収容さ
    れる上記インサートコアは、冷却媒体の一部を翼外の燃
    焼ガスに流出させる吹出口を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のガスタービン静翼。
  3. 【請求項3】 翼有効部の中間部分の互いを三つに独立
    させて区画した翼内通路のそれぞれにインサートコアを
    収容するとともに、そのうちの後縁側に位置する翼内通
    路は、上記インサートコアを収容した下流側に、冷却媒
    体を翼外の燃焼ガスを流出させる吹出口を備えた仕切板
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のガスタービン
    静翼。
  4. 【請求項4】 内輪側エンドウォール部は、翼有効部の
    中間部分に設けられた三つの独立した翼内通路のそれぞ
    れに収容するインサートコアと上記翼有効部の背側との
    間に形成する冷却媒体供給側通路からの冷却媒体を反転
    させて上記インサートコアと上記翼有効部の腹側との間
    に形成する冷却媒体回収側通路に案内する案内通路を形
    成するとともに、上記冷却媒体供給通路からの冷却媒体
    と上記翼有効部の後縁からの冷却媒体とを区画する仕切
    壁を備え、上記後縁からの冷却媒体を通路を介して翼外
    の燃焼ガスに流出させるプレート板を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のガスタービン静翼。
  5. 【請求項5】 案内通路は、仕切板で形成したことを特
    徴とする請求項4記載のガスタービン静翼。
  6. 【請求項6】 プレート板は、小孔を備えたことを特徴
    とする請求項4記載のガスタービン静翼。
  7. 【請求項7】 外輪側エンドウォール部は、翼有効部の
    中間部分に設けられた三つの独立した翼内通路のそれぞ
    れに収容するインサートコアと上記翼有効部の腹側との
    間に形成する冷却媒体回収側通路からの冷却媒体を冷却
    媒体回収口に案内する案内通路を形成するとともに、上
    記翼有効部の背側から供給した冷却媒体を翼外の燃焼ガ
    スに流出させる多段状に配置するプレート板とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のガスタービン静翼。
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