JP3233953U - 浄水システム - Google Patents
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Abstract
【課題】災害時に不足する水の確保と飲料水に浄水できて、平常時に散水設備として共用できる浄水システムを提供する。【解決手段】浄水システムは、通常時は原水槽3に雨水1を、雨水枯渇時は水道水2を原水槽3に供給し、緊急用浄水装置4と簡易ろ過装置7とを接続する原水流路13、簡易ろ過装置7、加圧ポンプ8と散水設備10と浄水装置11と接続する簡易浄水流路9で、主に構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は浄化した水を浄化水使用場所に供給するための浄水システムに関するものである。
洪水や地震など災害の発生の増加や水源水質の悪化などにより生活水を浄化して再利用し、限りある資源を近年の環境問題の改善等、有効活用する気運が高まっている。
特許文献1には、市水道が停止した場合にも膜処理装置を使用して浄水し、
発生する濃縮水を排水せずに貯水し再利用する循環使用システムが開示されている。
発生する濃縮水を排水せずに貯水し再利用する循環使用システムが開示されている。
特許文献2には、太陽電池と逆浸透膜を用いた災害対応の小型の浄水装置が開示されている。
特に近年の災害においては大規模な災害が広範囲で同時に発生し、道路が寸断されるなどして、すぐに支援が受けられない場合があるため、世帯ごとに備えをすることが 必要であると考えられる。その中でも水は大量に飲用だけでなく洗浄などの生活水としても必要不可欠なためその需要は高いと考えられる。
特許文献1では災害時に使用することを前提としているため、平常時は雨水及び濃縮水の循環を行わない仕組みである。平常時では使用できないため、導入コストの割に利用頻度が低くコストに見合わない可能性がある。
特許文献2では災害時に使用できるものの水源を確保する必要があるため、水の溜まった場所、池や河川などを探しておく必要があり現実的にはそのような場所がなかなか無いため利便性に欠ける可能性がある。
そこで本考案は、一般的に排水する雨水を貯めるだけでなく、非常時に飲料水の水源として使用でき、さらに日常的に散水等の用途で使えて利便性を高めることを目的としている。
浄化した水を浄水使用場所に供給するための浄水システムであって、
原水槽、緊急用浄水装置及び浄水装置を備え、原水槽は雨水を貯水し、貯水した雨水の量が設定水位より低下した時点で水道水を自動供給する機構を有し、
該原水槽から直接に緊急浄水装置へ通水後浄水を取水する機構又はろ過装置を介して浄水装置へ通水する機構若しくは浄水装置へ通水することなく取水する機構を備えることを特徴とする浄水システム。
原水槽、緊急用浄水装置及び浄水装置を備え、原水槽は雨水を貯水し、貯水した雨水の量が設定水位より低下した時点で水道水を自動供給する機構を有し、
該原水槽から直接に緊急浄水装置へ通水後浄水を取水する機構又はろ過装置を介して浄水装置へ通水する機構若しくは浄水装置へ通水することなく取水する機構を備えることを特徴とする浄水システム。
前記浄水装置は、逆浸透膜を使用することで飲用の上水を供給するための流路または仕切弁を備えていること特徴とする請求項1に記載の浄水システム。
本発明は一般的に利用されることが少ない雨水を利用し、緊急時の水源として使用できる。
雨水の供給が少ない場合には自動的に水道水を供給して使用できる。
日常的には雨水を散水用や洗車用に用いることで、水道代の削減に繋がり、
水資源の有効活用に寄与する。
水資源の有効活用に寄与する。
以下、本実施の浄水システムについて、図1を参照して説明する。
本発明に係る原水槽3にはシステム外から雨水1または水道水2を供給する。
本浄水システムは、通常時は原水槽3に雨水1を、雨水枯渇時は水道水2を原水槽3に供給し、緊急用浄水装置4と簡易ろ過装置7とを接続する原水流路13、簡易ろ過装置7、加圧ポンプ8と散水設備10と浄水装置11と接続する簡易浄水流路9で、主に構成されている。
原水槽3は雨水1の取込口を備える。雨水の取込口は、屋根の雨どいと接続する構造、屋外の雨水貯留タンクと接続し得る構造など、雨水を取り込みうる構造・形状・材質であれば、その構造・形状・材質は特に限定されない。
原水槽3は水道水2の取り込み口を備える。原水槽3内部の水位が低下した際に水位センサー14を介して電動切換弁15を作動させ水道水2を供給する。
原水槽3は、貯水に適した構造と敷地内での貯水に適した容積を有するものであれば、その形状・容積・材質に制限はない。また、設置場所は、屋内、屋外に制限はない。
原水槽は原水流路13によって緊急用浄水装置接続切換弁6と簡易ろ過装置7に接続されている。
緊急時に緊急用浄水装置接続切換弁6と緊急用浄水装置4と緊急用浄水装置流路5を用いて接続することで、原水槽3の水を緊急用浄水装置4に供給することができる。
簡易ろ過装置7を加圧ポンプ8と浄水装置切換弁12と散水設備10は簡易浄水流路9で接続され、加圧ポンプ8によって加圧された水を供給する。
浄水装置11を使用する場合には浄水装置切換弁12を開放し加圧された水を供給する。
緊急用浄水装置4と浄水装置11は浄水と濃縮水に分離する膜処理を用いている。これらの機能を有するものとして逆浸透膜、中空糸膜などがありえるが膜種類や形状、濾過流量に制限はない。
簡易ろ過装置7は原水槽3内の埃や砂などの粒子を取り除くために用いるフィルターである。具体的にはディスクフィルターやセディメントフィルターなどが当てはまるが、同様の機能を有するフィルターであればその形状や種類などは問わない。
加圧ポンプ8は散水設備10または浄水装置11へ供給する水の加圧用として使用するものである。
緊急用浄水装置接続切換弁6及び浄水装置切換弁12は、バルブ、開閉弁その他流路の連通を制御し得る構造であれば、その構造は限定されない。
散水設備10は加圧ポンプ8にて加圧された水を庭木への散水に用いるほか、洗車等に使用できる。散水ホースや散水ガンを含む装置であるが、その形態や種類は限定されないものである。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態又は実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本考案に含まれる。
1 雨水
2 水道水
3 原水槽
4 緊急用浄水装置
5 緊急用浄水装置流路
6 緊急用浄水装置接続切換弁
7 簡易ろ過装置
8 加圧ポンプ
9 簡易浄水流路
10 散水設備
11 浄水装置
12 浄水装置切換弁
13 原水流路
14 水位センサー
15 電動切換弁
2 水道水
3 原水槽
4 緊急用浄水装置
5 緊急用浄水装置流路
6 緊急用浄水装置接続切換弁
7 簡易ろ過装置
8 加圧ポンプ
9 簡易浄水流路
10 散水設備
11 浄水装置
12 浄水装置切換弁
13 原水流路
14 水位センサー
15 電動切換弁
Claims (2)
- 浄化した水を浄水使用場所に供給するための浄水システムであって、
原水槽、緊急用浄水装置及び浄水装置を備え、原水槽は雨水を貯水し、貯水した雨水の量が設定水位より低下した時点で水道水を自動供給する機構を有し、
該原水槽から直接に緊急浄水装置へ通水後浄水を取水する機構又はろ過装置を介して浄水装置へ通水する機構若しくは浄水装置へ通水することなく取水する機構を備えることを特徴とする浄水システム。 - 逆浸透膜を備えた緊急用浄水装置又は浄水装置に仕切弁を介して通水し、飲用上水を得ることを特徴とする請求項1に記載の浄水システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002696U JP3233953U (ja) | 2021-06-01 | 2021-06-01 | 浄水システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021002696U JP3233953U (ja) | 2021-06-01 | 2021-06-01 | 浄水システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3233953U true JP3233953U (ja) | 2021-09-09 |
Family
ID=77549866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021002696U Active JP3233953U (ja) | 2021-06-01 | 2021-06-01 | 浄水システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3233953U (ja) |
-
2021
- 2021-06-01 JP JP2021002696U patent/JP3233953U/ja active Active
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Legal Events
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