JP3233761U - 抗菌性を有するアイマスク - Google Patents
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Abstract
【課題】抗菌性を有するとともに、耳掛けのない使い捨てアイマスクであって、使い勝手の良いアイマスクを提供する。
【解決手段】使用時に両目を覆うアイマスク１は横方向が長い長方形の布製のアイマスク本体１０と、アイマスク本体の顔面に接する裏面の両サイドに貼設される一対の帯状の粘着帯２０と、からなり、アイマスク本体は竹を原料とした竹繊維の不織布であり、その表面は黒色に近い低明度の彩色が施されている、構成とした。
【選択図】図１
【解決手段】使用時に両目を覆うアイマスク１は横方向が長い長方形の布製のアイマスク本体１０と、アイマスク本体の顔面に接する裏面の両サイドに貼設される一対の帯状の粘着帯２０と、からなり、アイマスク本体は竹を原料とした竹繊維の不織布であり、その表面は黒色に近い低明度の彩色が施されている、構成とした。
【選択図】図１
Description
本考案は飛行機内や列車内などで使用する抗菌性のある使い捨てのアイマスクに関する。
アイマスクは、特に明るい場所で睡眠をとりやすくするために、目を覆って光をさえぎるために用いる場合が多く、飛行機内や列車内などで使用するケースが多い。このアイマスクに関する考案が例えば、特許文献１に開示されている。
特許文献１に開示の考案は、考案の名称「耳カバー付きアイマスク」に係り、「耳掛け用ゴム紐を収容可能な耳カバー付きアイマスクを提供する。」ことを課題としていて、その解決手段を「矩形状タオル生地の所定長さの両端部が折り返され重ね合わされて其々の折返し片が縫合されることにより形成された耳カバー部と、左右両側の耳カバー部の間に形成された目隠し部と、折返し片の先端部近傍に縫い付けられた左右一対の耳掛け用ゴム紐と、を備えている。耳掛け用ゴム紐を耳カバー部の内部に収容するための収容口が、折返し片の離間 する縫合部間の非縫合部により形成されている。」構成としている。
一方で、出願人は竹繊維が有する抗菌性に着目して、鋭意、開発を進めてきた。その成 果は、特許文献２に開示されていて、当文献には竹繊維ガーゼの製造方法が開示されている。また、特許文献２の段落〔００１０〕ないし〔００１２〕には「殺菌竹繊維ガーゼ」が抗菌性の効果を有することが示されており、さらに出願人は、この「殺菌竹繊維ガーゼ」は「吸湿性」、「保湿性」および「制電性」を有する知見を得ている。
ところが、昨今のコロナ禍にあっては、マスクの着用が常態化していて長時間着用する傾向にある。マスクを長時間着用することは、耳の付け根にマスクの紐の圧力が長時間かかっている状態となって、そのため、耳の付け根や耳周辺が痛くなることが生ずる。また、新型コロナウイルスの飛沫感染は目の粘膜を通しても起こり得ると言われている。
しかしながら、特許文献１に開示の考案に係るアイマスクは、殺菌作用がなく新型コロナウイルスの飛沫感染に対しては有効に防止することができないばかりでなく、左右一対の耳掛け用ゴム紐を耳に掛けることにより、さらに耳の付け根や耳周辺に痛みが生ずるおそれがある。
そこで、本考案は、抗菌性を有するとともに、耳掛けのない使い捨てアイマスクを提供することを課題とする。
上記課題を達成するために、本願請求項１に係る抗菌性を有するアイマスクは、使用時に両目を覆うアイマスクであって、横方向が長い長方形のアイマスク本体と、該アイマスク本体の顔面に接する裏面の両サイドに貼設される一対の帯状の粘着帯と、からなり、前記アイマスク本体は竹を原料とした竹繊維の不織布であり、その表面は黒色に近い低明度の彩色が施されている、ことを特徴としている。
（１）本考案に係るアイマスクは、長方形のアイマスク本体と、その両サイドに貼設される１対の帯状の粘着帯と、から構成されているので、経済的で携帯に便利であり、使い捨ててもプラスチックごみに該当しない。なお、本明細書においては、アイマスクを着用したときに顔面に接する側をマスクの裏面としている。
（２）アイマスク本体が竹繊維の不織布なので、竹繊維の本来の効果である「抗菌性」のほか、「吸湿性」、「保湿性」および「制電性」が発揮されてウイルス感染（侵入）を防止するばかりでなく、皮膚のはれ、かぶれ、かゆみ等の皮膚異常が生じない。
（３）アイマスク本体の表面は黒色に近い低明度の彩色が施されているため、遮光効果が生じて使用時には外部の光の眩しさが軽減される。
（２）アイマスク本体が竹繊維の不織布なので、竹繊維の本来の効果である「抗菌性」のほか、「吸湿性」、「保湿性」および「制電性」が発揮されてウイルス感染（侵入）を防止するばかりでなく、皮膚のはれ、かぶれ、かゆみ等の皮膚異常が生じない。
（３）アイマスク本体の表面は黒色に近い低明度の彩色が施されているため、遮光効果が生じて使用時には外部の光の眩しさが軽減される。
本発明を実施するための形態に係る実施例について、図１を参照して説明する。なお、図１において、符号１は実施例に係るアイマスク、符号１０はアイマスク本体、符号２０は粘着帯、である。
アイマスク１はアイマスク本体１０とアイマスク本体１０の両サイドに形成された一対の粘着帯２０から構成されている。そして、アイマスク本体１０は横の長さが２００ｍｍ、縦の長さが９０ｍｍの長方形であり、粘着帯２０の幅は１５ｍｍでアイマスク本体１０の縦方向に形成されている。
アイマスク本体１０は竹を原料とした竹繊維の１枚の不織布を使用していて、その表面は濃緑色に採色されている。また、粘着帯２０は両面粘着テープを粘着して形成されるが、アクリル系粘着剤を使用することにより、皮膚のはれ、かぶれ、かゆみ等が生じない。
ここで、アイマスク１の使用例について説明する。
一対の粘着帯２０の剥離紙をはがし、粘着帯２０のそれぞれを目尻の外側に粘着させる。これによりアイマスク１は顔面の所定の位置に固定される。
使用後はアイマスク本体１０を引きはがすことで、アイマスク１を外すことができる。そのため、アイマスク１の着脱は極めて容易であり使い勝手が良い。
一対の粘着帯２０の剥離紙をはがし、粘着帯２０のそれぞれを目尻の外側に粘着させる。これによりアイマスク１は顔面の所定の位置に固定される。
使用後はアイマスク本体１０を引きはがすことで、アイマスク１を外すことができる。そのため、アイマスク１の着脱は極めて容易であり使い勝手が良い。
Claims (1)
- 使用時に両目を覆うアイマスクは横方向が長い長方形のアイマスク本体と、該アイマスク本体の顔面に接する裏面の両サイドに貼設される一対の帯状の粘着帯と、からなり、
前記アイマスク本体は竹を原料とした竹繊維の不織布であり、その表面は黒色に近い低明度の彩色が施されている、ことを特徴とする抗菌性を有するアイマスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021002396U JP3233761U (ja) | 2021-06-22 | 2021-06-22 | 抗菌性を有するアイマスク |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2021002396U JP3233761U (ja) | 2021-06-22 | 2021-06-22 | 抗菌性を有するアイマスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3233761U true JP3233761U (ja) | 2021-09-02 |
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ID=77454213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021002396U Active JP3233761U (ja) | 2021-06-22 | 2021-06-22 | 抗菌性を有するアイマスク |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3233761U (ja) |
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2021
- 2021-06-22 JP JP2021002396U patent/JP3233761U/ja active Active
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