JP3232996U - 眼鏡のフロント部分とテンプル部分をつなぐ蝶番の形状、材質を工夫することで、容易に蝶番を付け替えることができ、かつ顔幅に適したかけ心地を実現する眼鏡。 - Google Patents

眼鏡のフロント部分とテンプル部分をつなぐ蝶番の形状、材質を工夫することで、容易に蝶番を付け替えることができ、かつ顔幅に適したかけ心地を実現する眼鏡。 Download PDF

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【課題】眼鏡フレームのフロントとテンプルを結ぶ蝶番を付け替え可能にすることで、デザインの組み合わせができることを目的とする。またフロント、蝶番、フレームのそれぞれの接着面を工夫することで、眼鏡を使用する視力の弱い人でもドライバー等の精密機器を使わずに容易に付け替え可能とすることを目的とするものである。さらに蝶番の素材、形状を工夫することで、顔幅に適したフィッティングを実現する眼鏡を提供する。【解決手段】蝶番つまりフロントとテンプルをつなぐ部分の素材を弾性が高い成型樹脂にし、外面と内面にそれぞれ一定の間隔で凹部を要する形状にする。フロントとテンプルに接する両端を凸状の形状にし、フロントの蝶番との接着面、およびテンプルと蝶番との接着面をそれぞれ凹状にする。蝶番の凸部3をテンプル凹部1とフロント凹部2にはめ込むことで、3つの部品をつなぎ合わせることができる。【選択図】図6

Description

本考案は眼鏡のフロントの形状とテンプル部分、及びそれらをつなげる蝶番の形状、材質を工夫することで、柔軟性のある眼鏡を実現する。
眼鏡のテンプルや蝶番を違う色に付け替えることでファッションを楽しみたいと考えている人は多い。しかし、ネジや精密ドライバーを使用せねばならず、度付矯正眼鏡や老眼鏡などの場合、眼鏡をかけながら作業はできない為、視力が悪い場合、付け替え作業は困難である。
眼鏡をかけながらマスクをすると耳への負担が大きい。眼鏡の一部分にマスクをひっかけられるようにすることで耳への負担を軽減できる。
考案が解決するための手段
蝶番部分つまりフロントとテンプルをつなぐ部分の素材を柔らかい成型樹脂にし、フロントに凹状に切れ目を入れる。かつテンプルにも同様に切れ目を入れる。成型樹脂の両先端を凸状にしてテンプルとフロントにはめ込むことで、3つの部品を容易につなぎ合わせることができる。この成型樹脂はテンプル及びフロントとの厚みとほぼ等しいことが望ましい。
蝶番の形状は外面と内面に交互に凹凸があり、カーブを付けることで、テンプルを内側に巻き込むことができる。また外面凹部の底部を円状にすることで、マスクなどの紐で引っ張る力が働いても円の中に紐が収まるため、取れにくくなる。
考案の効果
テンプルとフロントを蝶番の取り外しがドライバーなど精密機器を使用しなくても容易になり、パーツ交換等の作業がしやすくなる。さらにこの蝶番は弾性が高いため様々な顔幅でも顔面に対して適度な付勢力を与えることができる。また衝撃を吸収し、顔の安全に一定の役割を果たす。
蝶番外面凹部の底面部の円の部分にマスクの紐をひっかけることで、マスク着用時の耳への負担を軽減できる。
テンプル側の蝶番に接する部分の平面図である フロント側の蝶番に接する部分の平面図である フロント側の蝶番に接する部分の立体図である フロントとテンプルをつなぐ蝶番の立体図である フロントとテンプルと蝶番の部材をつなぎ合わせ際の立体図である 完成品の立体図である
以下、本考案の実施の形態を図示に基づいて説明する。[図1]の1はテンプル側の凹部である。[図2]の2はフロント側の凹部の正面図である。[図3]の2はフロント側の凹部の立体図である。[図4]の3は丁番部分の凸部である。4は蝶番外面の凹部の底部の円状の図である。1と2にそれぞれ3を差し込むことができる。また4はマスク等の紐をひっかけても外れにくいよう円状であることが望ましい。[図5]はフロントの凹部とテンプルの凹部と蝶番の凸部をはめる際の立体図である。[図6]フロントとテンプルと蝶番をつなぎ合わせた立体図である。
以上のように本考案にかかるテンプル、蝶番、フロントを組み合わせた眼鏡はパーツ交換が容易である。蝶番の弾性が高いため様々な顔幅でも顔面に対して適度な付勢力を与えることができ、適したフィッティングを体験することができる。
1 テンプル凹部
2 フロント凹部
3 蝶番の凸部
4 蝶番外面の凹部の底面部

Claims (2)

  1. 眼鏡のフロント部分とテンプル部分をつなぐ部分、つまり蝶番を付け替えられるようにすることで、デザインの組み合わせが容易にでき、かつ素材を工夫することで、弾力性があり、さまざまな顔幅に対応できるようにした眼鏡。
  2. 蝶番の外面凹部のすべてまたは一部の底部を円形状にすることで、マスク等の紐をひっかけられるようにした特徴をもつ請求項1の蝶番。
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