JP3232815U - 塗るフェイスパック用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が単純で、使い勝手が良く、かつ見た目も美しい塗るフェイスパック用容器を提供する。【解決手段】外容器1と、外蓋体2と、を備えた塗るフェイスパック用容器を開示する。前記外容器は、第1収容チャンバを有し、第1収容チャンバの開口部に内容器が着脱可能に結合され、前記内容器が第2収容チャンバを有し、内容器上部の開口部に内蓋体が着脱可能に結合され、前記外蓋体と外容器が着脱可能に結合される。前記内容器および内蓋体は、外蓋体の内部空洞内に位置する。【選択図】図1

Description

本考案は、塗るフェイスパック用容器に関する。
多くのスキンケア製品において、フェイスパックは、集中した水分補充や保湿が可能で、肌の美白、ニキビ向けの効果があり、かつ短時間で比較的良好な効果を奏することができる。塗るフェイスパックは、使用に便利で、フィット性もより良く、すべての顔の形状に適するため、多くの消費者に好まれている。ただし、フェイスパックのスキンケア効果を発揮させるため、フェイスパックを塗る前に、先にエッセンスまたは保湿液を塗る必要がある。従来のフェイスパック用容器は、塗るフェイスパックのみを収容し、組み合わせるエッセンスまたは保湿液を収容しない。このため、使用者は、エッセンスまたは保湿液を個別に用意する必要があり、別途用意されたエッセンスまたは保湿液の収納が面倒であるため、使い勝手が良くない。
本考案は、構造が単純で、使い勝手が良く、かつ見た目も美しい、塗るフェイスパック用容器を提供することを、その技術的課題とする。
このため、本考案によって提供される塗るフェイスパック用容器は、外容器と、外蓋体と、を備え、前記外容器が第1収容チャンバを有し、第1収容チャンバの開口部に内容器が着脱可能に結合され、前記内容器が第2収容チャンバを有し、内容器上部の開口部に内蓋体が着脱可能に結合され、前記外蓋体と外容器が着脱可能に結合される。
好ましくは、前記外蓋体の外端面に装飾片を有し、前記装飾片の一部は、外蓋体に固定され、装飾片の他の部分が下方に延び、外容器と外蓋体が結合状態にある場合、装飾片の他の部分が外容器の外面に位置する。
好ましくは、前記外容器の第1収容チャンバの開口部に上方に延びる第1環状結合部を有し、前記内容器の外容器に面する方向に下結合溝を有し、前記下結合溝は第1環状結合部とフィットし、前記内容器が下結合溝を通じて外容器の第1環状結合部に着脱可能に結合される。
好ましくは、前記内容器は、上方に延びる第2環状結合部を有し、前記内蓋体と第2環状結合部がフィットし、内蓋体が第2環状結合部に着脱可能に結合され、前記内容器および内蓋体が外蓋体の内部空洞内に位置する。
好ましくは、前記第2環状結合部の内壁と内容器の底部で第2収容チャンバを形成する。
好ましくは、前記第2環状結合部は、第2収容チャンバの開口部に設けられ、第2収容チャンバの開口部から上方に延びる。
好ましくは、前記第1環状結合部の外側面に第1雄ねじを有し、前記下結合溝の内壁に第1雄ねじと螺合する第1雌ねじを有し、前記外容器の第1環状結合部は内容器とねじ込み結合される。
好ましくは、前記第2環状結合部の外側面に第2雄ねじを有し、前記内蓋体の内壁に第2雄ねじと螺合する第2雌ねじを有し、前記内容器の第2環状結合部は内蓋体とねじ込み結合される。
好ましくは、前記内容器の外側壁は、外蓋体の開口部とフィットし、外蓋体の内壁が内容器の外壁に係着された場合、外容器と外蓋体が結合状態を呈する。
好ましくは、前記外蓋体の頂面と外蓋体の側壁との接合部は、滑らかな円弧面となり、前記外容器の底部と外容器の外側面との接合部は、滑らかな円弧面となる。
本考案では、前記塗るフェイスパック用容器の構造は単純で、第2収容チャンバにエッセンスまたは保湿液が充填され、第1収容チャンバに塗るフェイスパックが充填され、使用時、外蓋体を開くと内蓋体が見え、内蓋体を開き、第2収容チャンバ内のエッセンスまたは保湿液を顔に塗る。内容器を開いて外容器から分離して、塗るフェイスパックを使用できるため、操作が極めて簡単である。同時にエッセンスを個別に用意する必要がないため、収納スペースを節約できる。同じ塗るフェイスパック用容器内のエッセンスは、塗るフェイスパックの効果とよりフィットする。個別に用意されるエッセンスが、フェイスパックの期待される効果を奏することができないことを避ける。外容器と外蓋体とが嵌合された場合、装飾片は外容器と外蓋体との接合部に位置し、装飾片とフェイスパック用容器とを完璧に組み合わせることで、より洗練され、かつファッショナブルに仕上げられる。
本考案によって提供される塗るフェイスパック用容器の構造模式図である。 図1内の塗るフェイスパック用容器の立体分解図である。 図1内の塗るフェイスパック用容器の断面図である。
以下、添付の図面および実施例を参照しつつ、本考案を詳細に説明する。同一の要素は、同一の符号で示される。言及すべき点は、以下の描写において使用される用語「前」、「後」、「左」、「右」、「上」および「下」などが示した方位は、図面に基づいて示した方位であり、用語「底面」および「頂面」、「内」および「外」は、各々向かう方向または特定要素の幾何学中心から離反する方向を意味する。
図1乃至図3を参照すると、本考案は、外容器1と、外蓋体2と、を備えた塗るフェイスパック用容器を提供する。前記外蓋体2は、外容器1と着脱可能に結合される。前記外容器1は、第1収容チャンバ3を有し、第1収容チャンバの開口部に内容器4が着脱可能に結合され、すなわち、外容器1と内容器4とが着脱可能に結合され、着脱可能な結合方法は、ねじ込み結合またはスナップフィットを用いることができる。前記内容器4は、第2収容チャンバ5を有し、内容器4上部の開口部に内蓋体6が着脱可能に結合され、前記内容器4および内蓋体6は、ねじ込み結合またはスナップフィットを用いることができる。結合状態の場合、前記内容器4および内蓋体6は、外蓋体2の内部空洞内に位置する。第2収容チャンバ5に、エッセンスまたは保湿液が充填され、第1収容チャンバ3に塗るフェイスパックが充填される。使用者が、使用時、外蓋体2を開くと内蓋体6が見え、内蓋体6を開き、第2収容チャンバ5内のエッセンスまたは保湿液を顔に塗る。さらに内容器4を開いて、外容器1から分離して塗るフェイスパックを使用できるため、操作が極めて簡単である。エッセンスを個別に用意する必要がないため、収納スペースを節約できる。同じ塗るフェイスパック用容器内のエッセンスは、塗るフェイスパックの効果とよりフィットする。個別に用意されるエッセンスがフェイスパックの期待される効果を奏することができないことを避ける。
前記外蓋体2と外容器1の着脱可能な結合方法には2つの選択肢があり、すなわち、1つ目は、外蓋体2の内壁と外容器1の縁がフィットすると共に着脱可能に結合され、外蓋体2と外容器1との接合部の結合方法として、ねじ込み結合またはスナップフィットを用いることができ、2つ目は、前記内容器4の外側壁が外蓋体2の開口部の内壁とフィットし、外蓋体2の内壁が内容器4の外壁にスナップフィットまたはねじ込み結合され、外容器1と外蓋体2が結合状態を呈する。外蓋体2と内容器4の外壁は、スナップフィットを用いる場合、内容器の外壁に円弧面突起を有し、円弧面突起が外蓋体の脱落を防止する。
前記外容器の第1収容チャンバ3の開口部に、上方に延びる第1環状結合部7を有し、前記内容器4の外容器に面する方向に下結合溝8を有し、下結合溝8は第1環状結合部7とフィットし、内容器4が下結合溝8を通じて外容器の第1環状結合部7に着脱可能に結合される。着脱可能な結合方法としては、ねじ込み結合またはスナップフィットを用いることができる。ねじ込み結合を用いる場合、第1環状結合部7の外側面に第1雄ねじを有し、前記下結合溝8の内壁に第1雄ねじと螺合する第1雌ねじを有し、前記外容器の第1環状結合部7は内容器4とねじ込み結合される。
前記内容器4は、上方に延びる第2環状結合部9を有し、前記内蓋体6と第2環状結合部9がフィットし、内蓋体6が第2環状結合部9に着脱可能に結合される。前記第2環状結合部9の外側面に第2雄ねじを有し、前記内蓋体6の内壁に第2雄ねじと螺合する第2雌ねじを有し、内容器4の第2環状結合部9は内蓋体6とねじ込み結合される。前記内容器4の第2収容チャンバ5は、第2環状結合部9の内壁と内容器底部10で形成される。または、前記第2環状結合部9は、第2収容チャンバ5の開口部に設けられ、第2収容チャンバ5の開口部から上方に延びる。
前記外蓋体の頂面と外蓋体の側壁との接合部11は、滑らかな円弧面となり、外容器の底部と外容器の外側面との接合部12は、滑らかな円弧面となる。外蓋体と外容器の滑らかな円弧面は、フェイスパック用容器全体を流線型デザインとし、フェイスパック用容器のグレードをアップさせ、見た目も美しくなる。前記外蓋体の外端面に装飾片13を有し、装飾片13の一部は、外蓋体2に固定され、装飾片13の他の部分が下方に延び、外容器1と外蓋体2が結合状態にある場合、装飾片13の他の部分が外容器の外面に位置し、外容器1と外蓋体2とが嵌合された場合、装飾片13は外容器1と外蓋体2との接合部に位置し、装飾片13とフェイスパック用容器とが完璧に組み合わせることで、より洗練され、かつファッショナブルに仕上げられることで、消費者に好まれる。装飾片13の弧度は、外容器1および外蓋体2とフィットし、外容器1、外蓋体2および装飾片13の外表面として金属光沢面を選択でき、またグラデーション系または純色系を選択することで、塗るフェイスパック用容器のグレードをアップさせることができる。また、外容器1、内容器4および装飾片13の外表面に、他の図案を使用すること、またはその他の装飾層で覆うこともできる。
上記は、本考案の好ましい実施形態に過ぎず、本考案の保護範囲は、上記の実施例に限定されない。本考案の技術的思想における技術的手段は、本考案の保護範囲に属する。当業者にとって、本考案の原則から逸脱することなく行われたいくつかの改善および修飾を行うことができるが、かかる改善および修飾も、本考案の保護範囲と見なされるべきであることに留意されたい。

Claims (10)

  1. 外容器と、外蓋体と、を備え、前記外容器が第1収容チャンバを有し、前記外容器に内容器が着脱可能に結合され、前記内容器が第2収容チャンバを有し、前記内容器上部の開口部に内蓋体が着脱可能に結合され、前記外蓋体と前記外容器が着脱可能に結合されることを特徴とする、塗るフェイスパック用容器。
  2. 前記外蓋体の外端面に装飾片を有し、前記装飾片の一部は、前記外蓋体に固定され、前記装飾片の他の部分が下方に延び、前記外容器と前記外蓋体が結合状態にある場合、前記装飾片の他の部分が前記外容器の外面に位置することを特徴とする、請求項1に記載の塗るフェイスパック用容器。
  3. 前記外容器の前記第1収容チャンバの開口部に上方に延びる第1環状結合部を有し、前記内容器の前記外容器に面する方向に下結合溝を有し、前記下結合溝は前記第1環状結合部とフィットし、前記内容器が前記下結合溝を通じて前記外容器の前記第1環状結合部に着脱可能に結合されることを特徴とする、請求項1または2に記載の塗るフェイスパック用容器。
  4. 前記内容器は、上方に延びる第2環状結合部を有し、前記内蓋体と前記第2環状結合部がフィットし、前記内蓋体が前記第2環状結合部に着脱可能に結合されることを特徴とする、請求項3に記載の塗るフェイスパック用容器。
  5. 前記第2環状結合部の内壁と前記内容器の底部で前記第2収容チャンバを形成することを特徴とする、請求項4に記載の塗るフェイスパック用容器。
  6. 前記第2環状結合部は、前記第2収容チャンバの開口部に設けられ、前記第2収容チャンバの開口部から上方に延びることを特徴とする、請求項4に記載の塗るフェイスパック用容器。
  7. 前記第1環状結合部の外側面に第1雄ねじを有し、前記下結合溝の内壁に前記第1雄ねじと螺合する第1雌ねじを有し、前記外容器の前記第1環状結合部は前記内容器とねじ込み結合されることを特徴とする、請求項4または5に記載の塗るフェイスパック用容器。
  8. 前記第2環状結合部の外側面に第2雄ねじを有し、前記内蓋体の内壁に前記第2雄ねじと螺合する第2雌ねじを有し、前記内容器の前記第2環状結合部は前記内蓋体とねじ込み結合されることを特徴とする、請求項7に記載の塗るフェイスパック用容器。
  9. 前記内容器の外側壁は、前記外蓋体の開口部とフィットし、前記外蓋体の内壁が前記内容器の外壁に係着された場合、前記外容器と前記外蓋体が結合状態を呈することを特徴とする、請求項1、2、4、5または8に記載の塗るフェイスパック用容器。
  10. 前記外蓋体の頂面と前記外蓋体の側壁との接合部は、滑らかな円弧面となり、前記外容器の底部と前記外容器の外側面との接合部は、滑らかな円弧面となることを特徴とする、請求項9に記載の塗るフェイスパック用容器。
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