JP3232343U

JP3232343U - 授乳用ブラジャー

Info

Publication number: JP3232343U
Application number: JP2020005574U
Authority: JP
Inventors: 川見　文子; 文子川見
Original assignee: 川見　文子; 文子川見
Priority date: 2020-12-07
Filing date: 2020-12-07
Publication date: 2021-06-10
Anticipated expiration: 2030-12-07

Abstract

【課題】授乳時に、バスト部の上下開閉が自在にでき、乳房の過度な露出を防ぎ、バストの補正機能も維持できる授乳用ブラジャーを提供する。【解決手段】バスト支持フレーム部１を下層とし、バストカバー部２を上層とする二層構造を成し、両部の上辺両端は肩ひも３と縫い止めされ、下辺両端は縫い止めされてバック留め具４と取り付けられ、上層のバストカバー部は下層に対しフリーな形状を成している。従って、バストカバー部は、授乳時には、上下開閉が自在で、乳房の過度な露出を防ぎ、肩ひもとバック留め具を取り付けたバスト支持フレーム部のバスト補正機能も維持される。【選択図】図１

Description

本考案は、バスト支持フレーム部とバストカバー部の二層構造に形成された授乳用ブラジャーに関するものである。

従来の授乳用ブラジャーは、伸縮性を有する肩紐とカップを備え、授乳をし易くする為に、左右のカップ下辺中心部に着脱式留め具を取り付けた形態や、ブラジャーの前中心部を開閉式にした形態、或いは、ブラジャーの上部から乳房を引き出す形態がある。

実開平０７−００６２１７号公報特開２０１２−１０７３５２号公報

授乳用ブラジャーの従来の前記の如何なる形態も、授乳時には乳房上部が広く露出するため、自宅外においては授乳場所の確保は容易ではない。着脱式留め具による方法は、授乳が終る毎に外した留め具を閉じ、乳房を整える手間がかかり、また、授乳した後にはブラジャーの着崩れが生じてバスト補正機能が失われ易い。従って、授乳用ブラジャーの構造を二層式にし、下層にバスト支持フレーム部を設けてバストの補正機能を維持し、上層にバストカバー部を設けることにより、授乳時には、上下開閉が自在にでき、過度な乳房の露出も防ごうとするものである。

問題を解決するための手段

本考案は、バスト支持フレーム部とバストカバー部から成り、これらの両部の上辺両端は、肩ひもと縫い止めされ、下辺両端は、縫い止めされてバック留め具と取り付けられている。バスト支持フレーム部を下層、バストカバー部を上層とする二層構造に形成され、上層のバストカバー部は、下層に被せたフリーな状態を成しているので、授乳時にはカバーの上下開閉が容易となる。

本考案の二層構造の下層を成すバスト支持フレーム部は肩ひもとバック留め具が取り付けられ、授乳時には乳房を底辺フレームから支える補正機能を有する。

考案の効果

本考案は前述の様に、二層構造を成し。上層のバストカバー部は、下層のバスト支持フレーム部と上下辺両端部で縫い止めされて、バストカバー中心部は、浮いた形状に取り付けられている。従って、授乳時には、簡単にカバー部を上げ下げ出来、乳房上部はカバー部に覆われるので、過度な露出を防ぎ、授乳場所の確保も容易となる。また、下層のバスト支持フレーム部の補正機能により、授乳時及び授乳後の授乳用ブラジャーの着崩れと乳房の垂下りが解消されるものである。

本考案の全体の外見的形状を示す正面図である。本考案のバスト支持フレーム部の正面図である。本考案のバストカバー部の正面図である。本考案のバストカバー部の一実施例である。本考案の一実施例を示す図である。従来型の授乳時のイメージ図である。本考案の授乳時のイメージ図である。本考案を応用した一実施例である。本考案を応用した一実施例である。

本考案を、バスト支持フレーム部を下層、バストカバー部を上層とし、上下層の上下辺両端部で縫い止めする二層構造にすることにより、授乳時にはバストカバー部独自の開閉が自在にできることになる。

本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。以下に説明する形態は本考案の実施形態の一例であり、本考案の実施形態は、これに限定されるものではない。

図１は、外見的形状を示している。バスト支持フレーム部１を下層、バストカバー部２を上層とし、１と２をそれぞれの上辺両端部ａで肩ひも３と縫い止めされ、さらに、下辺両端部ｂは縫い止めされバック留め具４と取り付けられる。下辺両端部ｂを縫い止めする場合、バスト支持フレーム部１にバック留め具を先に取り付け、バストカバー部の縫い止め位置を変えこともできる。

図３及び図４は、バストカバー部を示し、図４は、バストカバー部２の裏面にカップ５を設けた一実施例である。バストカバー部は弾性伸縮性を有し、カップ５はモールド熱成型により成すことが好ましい。

図５は、授乳時にバストカバー部２を上に開けた状態を示す説明図で、図７のイメージ図と共に、バスト上部の露出を防ぐことが示されている。

図８及び図９は、本考案を応用した実施例を示し、ブラキャミソール図８、ボディスーツ図９等多彩に展開することができる。

１バスト支持フレーム部
２バストカバー部
３肩ひも
４バック留め具
５カップ
ａ上辺両端部の縫い止め部
ｂ下辺両端部の縫い止め部

Claims

授乳用ブラジャーにおいて、バスト支持フレーム部とバストカバー部とにより形成され、バスト支持フレーム部とバストカバー部の各上辺両端は、肩ひもと縫い止めされ、また、各下辺両端は、縫い止めされてバック留め具と取り付けられた形状を成し、バスト支持フレーム部の上にバストカバー部を被せた状態の二層構造を成していることを特徴とする授乳用ブラジャー。
前記バストフレーム部とバストカバー部は、二層構造を成し、上層のバストカバー部は、下層のバストフレーム部をカバーしたフリーの形状なので、授乳時におけるバストカバー部の上げ下げ開閉が自在に出来ることを特徴とする請求項１記載の授乳用ブラジャー。