JP3231417U - mask - Google Patents
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Abstract
【課題】着用者の顔の大きさ等に応じて、耳を通す位置を選択することができるマスクを提供する。【解決手段】マスクは、一対のシート片が接合されてなる接合部20を有し、少なくとも着用者の鼻及び口を覆うためのマスク本体部11と、マスク本体部の両側にそれぞれ設けられ、着用者の耳に係止するための耳掛け部15と、を備える。耳掛け部には、耳を通すためのスリット16が複数設けられている。【選択図】図2PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a mask capable of selecting a position through which an ear is passed according to a wearer's face size and the like. A mask has a joint portion 20 formed by joining a pair of sheet pieces, and is provided at least on a mask main body portion 11 for covering the nose and mouth of a wearer and on both sides of the mask main body portion. An ear hook portion 15 for locking to the wearer's ear is provided. The ear hook portion is provided with a plurality of slits 16 for passing the ear. [Selection diagram] Fig. 2
Description
本考案は、マスクに関する。 The present invention relates to a mask.
着用者の鼻及び口を覆うように装着されるマスクには、通常、耳に係止するための耳掛け部が設けられている(特許文献1、2等)。特許文献1には、耳掛け部に引き裂き可能領域を設け、この引き裂き可能領域を引き裂く又は切断することにより、耳掛け部のサイズを調整することが記載されている。
The mask worn so as to cover the wearer's nose and mouth is usually provided with an ear hook portion for locking to the ear (
しかしながら、特許文献1に記載されているような引き裂き可能領域を設ける場合、耳掛け部に加えて引き裂き可能領域を設ける必要があるため、製品設計が複雑化する。また、耳掛け部に引き裂き可能領域を設けた場合、マスクの装着中に引き裂き可能領域が引き裂かれる又は切断される虞もある。
However, when a tearable region as described in
本考案は、着用者の顔の大きさ等に応じて、耳を通す位置を選択することができるマスクの提供を目的とする。 An object of the present invention is to provide a mask capable of selecting a position through which an ear is passed according to the size of the wearer's face and the like.
本考案は、以下のマスクを提供する。
〔1〕 一対のシート片が接合されてなる接合部を有し、少なくとも着用者の鼻及び口を覆うためのマスク本体部と、
前記マスク本体部の両側にそれぞれ設けられ、前記着用者の耳に係止するための耳掛け部と、を備え、
前記耳掛け部には、前記耳を通すためのスリットが複数設けられている、マスク。
〔2〕 前記スリットは、縦方向に延びる縦スリットと、前記縦スリットの少なくとも一端から前記縦スリットに交差する方向のいずれか一方に延びる横スリットと、を有する、〔1〕に記載のマスク。
〔3〕 前記縦スリットと横スリットとが接する頂点は、R形状を有する、〔1〕又は〔2〕に記載のマスク。
〔4〕 前記シート片は、連続したシート部材であり、
前記シート片には、前記接合部で接合されることにより前記マスク本体部を構成する本体部形成領域、及び、前記耳掛け部が設けられている、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のマスク。
〔5〕 前記シート片は、前記本体部形成領域と前記耳掛け部との間に開口部を有する、〔4〕に記載のマスク。
〔6〕 前記開口部の平面視形状における角部は、R形状を有する、〔5〕に記載のマスク。
〔7〕 前記シート片は、非伸縮性である、〔4〕〜〔6〕のいずれかに記載のマスク。
〔8〕 複数の前記スリットは、前記接合部からの距離が互いに異なるように設けられている、〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のマスク。
The present invention provides the following masks.
[1] A mask main body having a joint formed by joining a pair of sheet pieces to cover at least the wearer's nose and mouth.
Provided on both sides of the mask main body, and provided with ear hooks for locking to the wearer's ears.
A mask in which a plurality of slits for passing the ears are provided in the ear hook portion.
[2] The mask according to [1], wherein the slit has a vertical slit extending in the vertical direction and a horizontal slit extending from at least one end of the vertical slit in any one of the directions intersecting the vertical slit.
[3] The mask according to [1] or [2], wherein the apex where the vertical slit and the horizontal slit are in contact has an R shape.
[4] The sheet piece is a continuous sheet member, and is
The sheet piece is provided with a main body portion forming region that constitutes the mask main body portion by being joined at the joint portion, and the ear hook portion, in any one of [1] to [3]. The mask described.
[5] The mask according to [4], wherein the sheet piece has an opening between the main body forming region and the ear hook.
[6] The mask according to [5], wherein the corner portion in the plan view shape of the opening has an R shape.
[7] The mask according to any one of [4] to [6], wherein the sheet piece is non-stretchable.
[8] The mask according to any one of [1] to [7], wherein the plurality of slits are provided so that the distances from the joints are different from each other.
本考案のマスクによれば、着用者の顔の大きさ等に応じて、耳を通す位置を選択することができる。 According to the mask of the present invention, the position through which the ear is passed can be selected according to the size of the wearer's face and the like.
(マスク)
図1は、本考案の一実施形態に係るマスクを模式的に示す斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係るマスクを模式的に示す正面図である。図3及び図4は、本考案の一実施形態に係るマスクを折り畳んだ状態を模式的に示す平面図である。図1及び図2に示すように、マスク1は、少なくとも着用者の鼻及び口を覆うためのマスク本体部11と、着用者の耳に係止するための耳掛け部15,15とを備える。マスク1は、マスク本体部11と耳掛け部15,15との間に、開口部18,18を有していてもよい。図1及び図2に示すマスク1は、着用者が装着したときに、図中の上側が着用者の鼻側に位置し、図中の下側が着用者の口側に位置する。
(mask)
FIG. 1 is a perspective view schematically showing a mask according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a front view schematically showing a mask according to an embodiment of the present invention. 3 and 4 are plan views schematically showing a folded state of the mask according to the embodiment of the present invention. As shown in FIGS. 1 and 2, the
(マスク本体部)
マスク本体部11は、少なくとも着用者の鼻及び口を覆うことができる。マスク本体部11は、図2に示すように、一対のシート片10,10が接合されてなる接合部20を有する。シート片10には、接合部20で接合されることによりマスク本体部11を構成する本体部形成領域11aが少なくとも設けられており、本体部形成領域11aどうしが接合部20で接合されることによりマスク本体部11が形成される。接合部20は、一対のシート片10,10の端辺どうしが溶着された部分であってもよく、接着剤等を用いて接着された部分であってもよい。接合部20は、マスク本体部11の横方向(図2において左右方向)の中央部に設けられ、マスク本体部11を二分するように縦方向(図2において上下方向)に設けられることが好ましく、マスク本体部11の縦方向において、上端から下端に達するように設けられることが好ましい。マスク本体部11は、接合部20に対して線対称となる形状を有することが好ましい。
(Mask body)
The
マスク1は、接合部20を中心として、装着時に着用者側となる面とは反対側の面を外側にして折り畳むことができる(図3及び図4)。この折り畳んだ状態の平面視において、接合部20は横方向に凸となるように縦方向に延在する(図3)。これにより、折り畳んだ状態のマスク1を展開する(装着状態とする)と、マスク本体部11が着用者側とは反対側に向かって凸となるカップ状の立体形状を有するマスク1となり(図1)、マスク本体部11に着用者の鼻及び口を覆うことができる空間を形成することができる。図3及び図4に示す接合部20は、平面視において接合部20が頂点を有する凸形状(略くの字状)である場合を示しているが、マスク1を展開したときに立体形状を形成することができれば、これに限定されない。例えば、接合部20は、平面視において円弧状の凸形状(略Cの字状)を有していてもよい。
The
マスク本体部11の平面視形状は特に限定されないが、例えば図2に示すように、接合部20の位置において縦方向の長さが最大となり、耳掛け部15に向かってマスク本体部11の縦方向の長さが漸減する形状とすることができる。この場合、マスク本体部11の横方向に延在する上辺及び下辺の形状は、マスク本体部11の縦方向の長さが接合部20から耳掛け部15に向かって漸減するように、互いに近づく方向であって横方向に対して傾斜した直線部分を有することができる。具体的には、マスク本体部11の上辺の形状は、図2に示すように、接合部20から斜め下方向に傾斜した直線と横方向に平行な直線とが連なった形状とすることができ、マスク本体部11の下辺の形状は、接合部20から斜め上方向に傾斜した直線状とすることができる。
The plan view shape of the
マスク本体部11の上辺及び下辺の形状は、図2に示す形状に限定されない。例えば、横方向に平行な直線状であってもよく、円弧状又は波形状等の曲線状であってもよく、2以上の直線及び/又は曲線が角部を有するように連なった形状であってもよく、当該角部がR形状となるように2以上の直線及び/又は曲線が連なった形状であってもよい。マスク本体部11の上辺及び下辺に角部が存在する場合は、着用者への肌当たりを良好にする、着用者にマスク1をフィットさせやすくする等の観点から、当該角部をR形状とすることが好ましい。
The shapes of the upper side and the lower side of the mask
(耳掛け部)
耳掛け部15は、マスク本体部11の両側にそれぞれ設けられ、着用者の耳に係止することができる。耳掛け部15は、図2及び図3に示すように、本体部形成領域11aを有するシート片10に設けられてもよく、本体部形成領域11aを有するシート片に接合された他のシート片に設けられてもよい。
(Ear hook)
The
耳掛け部15には、耳を通すためのスリット16が複数設けられている。スリット16は、シート片に設けられた線状の切込みであってもよく、線状に切抜かれた切抜き部であってもよい。複数のスリット16は、図2及び図3に示すように、接合部20からの距離が互いに異なるように設けられることが好ましい。これにより、着用者の耳を通す位置を選択することができるため、着用者の顔の大きさに応じてマスク1のサイズを調整することが可能になる。
The
図2に示すマスク1では、それぞれの耳掛け部15に3つのスリット16を設けているが、耳掛け部15に設けられるスリット16の数は特に限定されない。各耳掛け部15に設けられるスリット16の数は、2以上であってもよく、3以上であってもよく、4以上であってもよく、通常10以下である。スリット16の数がこの範囲内にあると、耳掛け部15の強度が保たれた状態でマスク1のサイズの選択が可能である。
In the
各耳掛け部15に複数設けられるスリット16どうしの距離は特に限定されないが、例えば、2mm以上30mm以下とすることができる。スリット16どうしの距離は、互いに隣合うスリット16間の最短距離をいい、スリット16が後述する縦スリット16Vと横スリット16Hとを有する場合は、隣合うスリット16の縦スリット16Vの間の最短距離をいう。各耳掛け部15に設けられるスリット16の数が3以上である場合、隣合うスリット16の各間隔は、同じであってもよく異なっていてもよい。
The distance between the plurality of
スリット16は、図3に示すように、縦スリット16Vと縦スリット16Vの両端から縦スリット16Vに交差する方向のいずれか一方に延びる横スリット16Hとを備える略コの字状を有していてもよい。縦スリット16Vと横スリット16Hとが接する頂点の角度は、90°であってもよく、90°未満であってもよく、90°超であってもよい。縦スリット16Vと横スリット16Hとが接する頂点は、図4に示すように、R形状を有していてもよい。頂点がR形状を有することにより、耳を通したときの肌当たりを良好にすることができる。
As shown in FIG. 3, the
スリット16の形状は、図2〜図4に示すように略コの字状であってもよいが、耳を通すことができれば特に限定されない。図2〜図4に示すスリット16では、横スリット16Hが縦スリット16Vの両端から横方向内側に延在しているが、横方向外側に延在していてもよく、縦スリット16Vの一端からは横方向内側に延在し、他端からは横方向外側に延在してもよい。また、スリット16は、縦スリット16Vのみで構成されていてもよく、縦スリット16Vの一端(上端又は下端)にのみ横スリット16Hを有していてもよい。あるいは、スリット16は、Iの字状等のように、縦スリットの少なくとも一端から縦スリットに交差する両方向の両方向に延びる横スリットを有するものであってもよい。縦スリット16Vは、直線状であってもよく円弧状であってもよい。縦スリット16Vが円弧状の場合、横方向の外側に向かって凸となる形状であってもよく、横方向の内側に向かって凸となる形状であってもよい。縦スリット16Vは、縦方向に平行であってもよく、縦方向に対して傾斜していてもよい。横スリット16Hは、横方向に平行であってもよく、横方向に対して傾斜していてもよい。縦スリット16Vが直線状の場合、縦スリット16Vの長さは特に限定されないが、例えば4cm以上10cm以下とすることができる。
The shape of the
耳掛け部15に設けられる複数のスリット16は、互いに同じ形状であってもよく、互いに異なる形状であってもよい。マスク1が有する2つの耳掛け部15に設けられる複数のスリット16は、互いに異なる形状、大きさ、及び/又は数であってもよいが、互いに同じ形状、大きさ、及び/又は数であることが好ましい。
The plurality of
耳掛け部15の横方向に延在する上辺及び下辺、並びに上辺と下辺とを結び縦方向に延在する縦辺の形状としては、直線状;円弧状又は波形状等の曲線状;2以上の直線が角部を有するように連なった形状;当該角部がR形状となるように2以上の直線が連なった形状等が挙げられる。着用者への肌当たりを良好にする観点から、上辺及び下辺と縦辺とが接する部分の角部は、R形状又は面取りされた形状を有することが好ましい。耳掛け部15は、例えば図2に示すように、上辺、下辺、及び縦辺の形状はいずれも直線状であって、上辺と縦辺との頂点及び下辺と縦辺との頂点が面取りされた形状とすることができる。マスク1が有する2つの耳掛け部15,15の形状及び/又は大きさは、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであることが好ましい。
The shapes of the upper and lower sides extending in the horizontal direction of the
(開口部)
開口部18は、マスク本体部11と耳掛け部15,15との間に設けることができる。開口部18は、シート片を貫通するように切抜いた部分である。開口部18は通常、スリット16よりも大きい面積で切抜かれた領域である。着用者がマスク1を装着する際には通常、開口部18に耳を通すことは想定されていない。開口部18は、図2及び図3に示すように、上記した本体部形成領域11aを有するシート片10に設けられていてもよく、耳掛け部15が、本体部形成領域11aを有するシート片10に接合された他のシート片に設けられている場合は、他のシート片に設けられていてもよい。開口部18を設けることにより、着用者がマスク1を装着したときに開口部18及びその周辺でマスク1が変形しやすくなるため、マスク1を着用者の顔にフィットさせやすい。特に、マスク本体部11及び耳掛け部15が非伸縮性の素材で形成されている場合、マスク本体部11及び耳掛け部15は変形しにくくなっているが、開口部18及びその周辺では変形しやすいため、マスク1を着用者の顔により一層フィットさせやすくなる。
(Aperture)
The
図2〜図4に示すマスク1では、マスク本体部11と、その両端に設けられた耳掛け部15との間にそれぞれ1つずつ開口部18,18を設ける場合を示しているが、これに限定されない。マスク本体部11と耳掛け部15との間に、2以上の開口部18を設けてもよい。
In the
開口部18の形状は特に限定されない。開口部18の平面視形状は、例えば、図3等に示すように三角形又は四角形等の多角形状であってもよく、図4に示すように多角形の角部がR形状を有するものであってもよく、円形状、楕円形状等であってもよい。角部がR形状であることにより、マスク1を装着したときの着用者への肌当たりを良好にすることができる。
The shape of the
マスク1が開口部18を複数有する場合、それぞれの開口部18の形状及び/又は大きさは、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであることが好ましい。また、マスク本体部11と一方の耳掛け部15との間に設けられる開口部18の数及び/又は形状と、マスク本体部11と他方の耳掛け部15との間に設けられる開口部18の数及び/又は形状とは、互いに異なっていてもよいが、互いに同じであることが好ましい。
When the
(シート片)
上記したように、マスク1のマスク本体部11には、一対のシート片10,10を接合した接合部20が設けられている。シート片10は、連続したシート部材であることができる。連続したシート部材とは、接合部等の継ぎ目がない一枚のシートをいう。一枚のシートは、単層構造(1プライ)を有していてもよく、多層構造(マルチプライ)を有していてもよい。一枚のシートが多層構造を有する場合、各層は同じ層を積層したものであってもよく、材料や構造等が異なる層を積層したものであってもよい。一枚のシートが多層構造を有する場合、各層は全面で接合されていてもよく、各層が部分的に接合され部分的に離間していてもよい。
(Sheet piece)
As described above, the mask
シート片10は、少なくとも本体部形成領域11aを有するものであり、図2〜図4に示すように本体部形成領域11a及び耳掛け部15を有していてもよく、さらに、本体部形成領域11aと耳掛け部15との間に開口部18を有していてもよい。シート片10に本体部形成領域11a、耳掛け部15、及び必要に応じて開口部18が設けられている場合、一対のシート片10,10を重ね合わせた状態で端辺どうしを接合して接合部20を形成することによりマスク1が得られるため、マスク1の製造が容易である。
The
マスク1を製造するために用いる一対のシート片10,10は、互いに異なる形状であってもよいが、互いに同じ形状を有することが好ましい。一対のシート片10,10が互いに同じ形状であることにより、接合部20に対して線対称な形状を有するマスク1を容易に製造することができる。
The pair of
上記のように、本体部形成領域11a、耳掛け部15、及び必要に応じて開口部18を有するシート片10,10は、伸縮性であってもよいが、非伸縮性であることが好ましい。非伸縮性のシート片10を用いて製造された伸縮しにくいマスク1であっても、上記のように耳掛け部15に複数のスリット16が形成されていることにより、着用者の顔の大きさに応じて耳を通す位置を調整することができるため、着用者の顔にフィットするようにマスク1を装着することができる。
As described above, the
少なくとも本体部形成領域11aが形成されたシート片10を構成する材料は、通気性を有する材料であって、マスクの技術分野で公知の材料を用いることができる。このような材料としては、例えば不織布やガーゼ等の繊維シートが挙げられ、加工容易性及び経済性等の観点から不織布が好ましい。
The material constituting the
不織布を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル;ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレンプロピレン共重合体等のポリオレフィン;レーヨン;コットン等からなる群より選択される1種又は2種以上の材料が挙げられる。不織布の種類としては、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、ニードルパンチ不織布、メルトブローン不織布、カード不織布、サーマルボンド不織布、スパンレース不織布、エアレイド不織布、ケミカルボンド不織布等が挙げられる。 As the material constituting the non-woven fabric, one selected from the group consisting of polyesters such as polyethylene terephthalate (PET); polyolefins such as polyethylene (PE), polypropylene (PP) and ethylene-propylene copolymers; rayon; cotton and the like, or Two or more materials can be mentioned. Examples of the non-woven fabric include air-through non-woven fabric, spunbond non-woven fabric, needle punch non-woven fabric, melt blown non-woven fabric, card non-woven fabric, thermal bond non-woven fabric, spunlace non-woven fabric, air-laid non-woven fabric, chemical bond non-woven fabric and the like.
シート片10の坪量は、透け防止、保温性、柔軟性、及びシート強度等の観点から、5g/m2以上であることが好ましく、10g/m2以上であることがより好ましく、30g/m2以上であることがさらに好ましく、また、200g/m2以下であることが好ましく、150g/m2以下であることがより好ましく、100g/m2以下であることがさらに好ましい。 The basis weight of the sheet piece 10 is preferably 5 g / m 2 or more, more preferably 10 g / m 2 or more, and 30 g / m 2 or more, from the viewpoints of prevention of see-through, heat retention, flexibility, sheet strength, and the like. It is more preferably m 2 or more, more preferably 200 g / m 2 or less, more preferably 150 g / m 2 or less, and even more preferably 100 g / m 2 or less.
耳掛け部15が、本体部形成領域11aが形成されたシート片とは別の他のシート片によって形成される場合、他のシート片は、伸縮性であってもよいが、非伸縮性であることが好ましい。他のシート片を構成する材料としては、上記したシート片10として例示した材料が挙げられ、他のシート片の坪量も、上記したシート片10で説明した範囲の坪量とすることが好ましい。他のシート片の材料及び/又は坪量は、本体部形成領域11aが形成されたシート片の材料及び/又は坪量と同じであってもよく、異なっていてもよい。
When the
(マスクの製造方法)
図1及び図4に示すマスク1のように、シート片10に本体部形成領域11a、耳掛け部15、及び開口部18が形成されている場合、マスク1は、例えば次のようにして製造することができる。まず、所定の大きさに切出された原料シートを複数枚(例えば10枚)積層する。次に、積層された原料シートにトムソンプレス等の打抜き加工を行うことによってシート片10を得ることができる。このとき、打抜き加工と同時に、耳掛け部15にスリット16を形成し、本体部形成領域11aと耳掛け部15との間に開口部18を形成して、シート片10を得てもよい。あるいは、打抜き加工によってシート片10の外形形状を有する切出し片を得、この切出し片に、スリット16及び開口部18を形成してシート片10を得てもよい。
(Mask manufacturing method)
When the main body
上記のようにして得られた2枚のシート片10,10を、接合部20となる部分の端辺が重なるように重ね合わせ、当該端辺を接合することにより、接合部20を形成し、図1〜図4に示すマスク1を製造することができる。接合は、熱溶着、超音波溶着、レーザー溶着等によって溶着してもよく、接着剤又は粘着剤を用いて接着してもよい。
The two
上記では、シート片10に本体部形成領域11a及び耳掛け部15が形成されている場合について説明したが、本体部形成領域11aが形成されたシート片10に耳掛け部15が形成されていない場合は、本体部形成領域11aが形成されたシート片と、耳掛け部が形成された他のシート片とを接合する工程を設けてもよい。当該工程は、接合部20を形成する工程の前に行ってもよく、接合部20を形成する工程の後に行ってもよい。
In the above, the case where the main body
シート片10を切出すために用いる原料シートの大きさは、シート片10の大きさや、原料シートからのシート片10を切り出す個数等に応じて選択すればよい。例えば、大人用のマスク1を製造するために、1枚の原料シートから4つのシート片10を切出す場合には、例えば、横方向の長さが400mm〜600mmであり、縦方向の長さが250mm〜350mmである矩形状の原料シートを用いればよい。
The size of the raw material sheet used for cutting out the
1 マスク、11 マスク本体部、11a 本体部形成領域、15 耳掛け部、16 スリット、16H 横スリット、16V 縦スリット、18 開口部、20 接合部。 1 mask, 11 mask body, 11a body formation area, 15 ear hook, 16 slit, 16H horizontal slit, 16V vertical slit, 18 opening, 20 joint.
Claims (8)
前記マスク本体部の両側にそれぞれ設けられ、前記着用者の耳に係止するための耳掛け部と、を備え、
前記耳掛け部には、前記耳を通すためのスリットが複数設けられている、マスク。 It has a joint formed by joining a pair of sheet pieces, and at least a mask body for covering the wearer's nose and mouth, and
Provided on both sides of the mask main body, and provided with ear hooks for locking to the wearer's ears.
A mask in which a plurality of slits for passing the ears are provided in the ear hook portion.
前記シート片には、前記接合部で接合されることにより前記マスク本体部を構成する本体部形成領域、及び、前記耳掛け部が設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマスク。 The sheet piece is a continuous sheet member, and is
The sheet piece is provided with a body portion forming region forming the mask main body portion by being joined at the joint portion and the ear hook portion, according to any one of claims 1 to 3. The mask described.
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