JP3231377U - キャンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】キャンドル本体の外面に表した文字や絵等を保護できるだけでなく、文字や絵等を所望の状態で表わすことができ、見た目の良いキャンドルを提供する。【解決手段】キャンドル本体11の外面に、表示用シート状物13を配し、表示用シート状物13の外面を、パラフィン又は蝋からなるコーティング層14で覆った。表示用シート状物13は、絵、図、文字若しくは写真が表わされたシート、又は、押し花の薄手の装飾素材とし、難燃加工又は防炎加工が施されたものである。コーティング層14の厚さは、3mm以下とする。【選択図】図1

Description

本考案は、キャンドルに関する。
キャンドルには、専ら実用的な用途で用いられるもの(単なる照明手段や加熱手段等として用いられるもの)から、それによる装飾作用や芳香作用を目的として用いられるものまで、多種多様のものがある。キャンドルは、それが有する宗教的な意味合いや、それにより醸し出される雰囲気等により、宗教的な儀式や、イベント会場等においても、重要な役割を果たしている。
キャンドルは、綿糸等からなる燃焼芯の周りに、パラフィンや蝋等の可燃性固形物を成型することによって製造される。これまでには、可燃性固形物で形成される部分(キャンドル本体)の外面に、文字や絵が施すことで、メッセージを伝えたり、装飾作用を高めたりすることができるようにしたキャンドルも提案されている。
例えば、特許文献1の図1には、文字を印刷した粘着シート4を蝋燭本体1(キャンドル本体)の外面に貼り付けた蝋燭(キャンドル)が記載されている。また、特許文献2の図1にも、ロウソク本体10の外面に文字等を表記したロウソクが記載されている。同文献には、文字等を、印刷やシールや転写により表記することも記載されている。さらに、特許文献3の図1及び図2には、燃焼芯11を有する内側蝋10と、内部に植物Pを配置した外側蝋20とを備えたキャンドルが記載されている。
実登第3000102号公報 実登第3102298号公報 特許第6456006号公報
ところが、特許文献1や特許文献2のキャンドルのように、文字等を表わしたシートをキャンドル本体の外面に貼り付けただけでは、そのシートが捲れたり剥がれたりするおそれがある。また、そのシート自体が湿気等で劣化するおそれもある。さらに、キャンドルの見た目が安っぽくなりがちであり、よい雰囲気を醸し出しにくくなる等、その装飾作用も限定的となる。
これに対し、特許文献3のキャンドルのように、キャンドル本体(パラフィンや蝋等で形成された部分)に植物Pを埋め込むと、その植物Pを蝋等で保護することができる。しかし、立体的な植物Pの周囲を蝋で綺麗に固めることは、必ずしも容易ではない。
すなわち、特許文献3に記載された方法で植物Pを埋め込むと、植物Pの周りに気泡が形成されやすい。植物Pの周りに気泡が形成されると、キャンドルの見た目が悪くなってしまう。また、植物Pの周囲に蝋を流し込んだ際に、植物Pが蝋によって押されて植物Pの向きが変わる等、植物Pを所望の向き等で維持することも難しい。
本考案は、上記課題を解決するために為されたものであり、キャンドル本体の外面に表した文字や絵等を保護できるだけでなく、文字や絵等を所望の状態で表わすことができ、見た目の良いキャンドルを提供するものである。
上記課題は、
キャンドル本体の外面に、表示用シート状物が配され、
表示用シート状物の外面が、パラフィン又は蝋からなるコーティング層で覆われた
ことを特徴とするキャンドル
を提供することによって解決される。
ここで、「表示用シート状物」とは、表示を目的としたシート状の部材のことを云う。「表示」の概念には、情報伝達を目的とするものだけでなく、装飾を目的とするものも含まれる。表示用シート状物としては、絵、図、文字若しくは写真等が表わされたシート(因州和紙等の和紙等)、又は、押し花等の薄手の装飾素材が例示される。
本考案のキャンドルは、表示用シート状物がコーティング層によって保護された状態となっている。このため、表示用シート状物の劣化等を防止することができる。また、本考案のキャンドルでは、パラフィンや蝋の中に表示用シート状物を埋め込むのではなく、パラフィンや蝋を表示用シート状物の外面にコーティングした状態で設けている。加えて、表示用シート状物は、平坦な形態を有している。このため、表示用シート状物の周辺には気泡が形成されにくい。加えて、パラフィンや蝋に押されて表示用シート状物の向きが変わるといった不具合も生じにくい。したがって、文字や絵等を所望の状態で表わし、キャンドルの見た目を良くすることも可能である。
本考案のキャンドルにおいては、表示用シート状物を、キャンドル本体の外面に糊付けしてもよい。これにより、表示用シート状物の外面に、パラフィン又は蝋でコーティングを施す際に、キャンドル本体に対して表示用シート状物が剥がれたり動いたりすることをより確実に防止することが可能になる。しかし、使用する糊の種類によっては、燃える際に臭いや有害物質を出すおそれがある。この点、キャンドル本体は、通常、パラフィン又は蝋で形成されるため、キャンドル本体の外面自体がある程度の粘着性を有している。このため、表示用シート状物が薄く軽量なものであれば、糊付けしなくても、表示用シート状物の外面をコーティング層で覆うまでの間であれば、キャンドル本体の外面に表示用シート状物を仮止めすることができる。
本考案のキャンドルにおいては、表示用シート状物を可燃素材としてもよい。しかし、この場合には、キャンドルが燃える際に表示用シート状物まで燃えて炎が大きくなりすぎるおそれがある。このため、表示用シート状物は、難燃素材(難燃加工が施された素材)又は防炎素材(防炎加工が施された素材)とすることが好ましい。これにより、キャンドルの炎が大きくなりすぎないようにすることが可能になる。また、キャンドルを使用した後の表示用シート状物を御守等として持っておくことも可能になる。
本考案のキャンドルにおいて、コーティング層の厚さは、特に限定されない。しかし、コーティング層を厚くしすぎると、コーティング層を形成するパラフィン等として透明性の高いものを使用したとしても、表示用シート状物に表した文字や絵等が視認しにくくなるおそれがある。また、パラフィン等をコーティングで厚く形成することは必ずしも容易ではない。このため、コーティング層の厚さは、5mm以下とすることが好ましい。コーティング層の厚さは、3mm以下であることがより好ましく、2mm以下であることがさらに好ましい。
以上のように、本考案によって、キャンドル本体の外面に表した文字や絵等を保護できるだけでなく、文字や絵等を所望の状態で表わすことができ、見た目の良いキャンドルを提供することが可能になる。
本考案に係るキャンドルをその中心を通る平面で切断した状態を示した断面図である。 仏画を表わした和紙を表示用シート状物として用いたキャンドルを示した斜視図である。 梵字を表わした和紙を表示用シート状物として用いたキャンドルを示した斜視図である。 アマビエを表わした和紙を表示用シート状物として用いたキャンドルを示した斜視図である。 押し花を表示用シート状物として用いたキャンドルを示した斜視図である。 本考案に係るキャンドルの製造方法を説明する図であって、キャンドル本体の外面にコーティング層を形成している様子を示した断面図である。
本考案のキャンドルの好適な実施形態について図面を用いてより具体的に説明する。以下で述べる構成は、飽くまで一例であり、本考案のキャンドルの技術的範囲は、以下で述べる構成に限定されない。本考案のキャンドルには、考案の趣旨を損なわない範囲で適宜変更を施すことができる。
図1は、本考案に係るキャンドル10をその中心を通る平面で切断した状態を示した断面図である。本考案のキャンドル10は、図1に示すように、キャンドル本体11と、キャンドル本体11から突出する燃焼芯12とを備えている。キャンドル本体11は、通常、パラフィンや蝋等の可燃性固形物を、加熱して溶かした状態で成形型(図示省略)に流し込み、成形型内で冷却して固化させることによって形成される。燃焼芯12には、綿紐等の可燃性線材が用いられる。この燃焼芯12は、通常、上記の成形型に予め配された状態とされ、キャンドル本体11と一体的に形成される。
このキャンドル10は、燃焼芯12の上部(キャンドル本体から飛び出た部分)に火をつけることによって使用される。燃焼芯12に火をつけると、その熱によって、燃焼芯12の付根付近のキャンドル本体12が溶けて液体になる。その溶けた液体(液状のパラフィンや蝋)は、毛細管現象により、燃焼芯12に染み込んで、燃焼芯12内を上昇していく。燃焼芯12内を上昇する液体(液状のパラフィンや蝋)は、火によって熱せられて気体となり、空気中の酸素と結びついて燃焼する。この現象が繰り返し行われることによって、燃焼芯12につけられた火が長時間燃焼し続ける。燃焼芯12につけられた火は、照明や熱源として利用されることになる。
本考案のキャンドル10においては、キャンドル本体11の外面に、表示用シート状物13が配されている。このため、表示用シート状物13を通じて、装飾や情報伝達を行うことができるようになっている。この表示用シート状物13の外面は、コーティング層14で覆われている。このため、表示用シート状物13は、コーティング層14によって、剥がれや劣化等から保護された状態となっている。コーティング層14は、キャンドル本体11と同様、パラフィンや蝋等によって形成されている。
表示用シート状物13としては、絵や図や文字若しくは写真等が表わされたシートが例示される。シートとしては、紙を好適に用いることができるが、なかでも、因州和紙等の和紙は、キャンドル10の雰囲気を良くしてキャンドル10の見た目を良くするだけでなく、キャンドル10に高級感を付与することができるため、表示用シート状物13として好適に使用することができる。表示用シート状物13に対する絵や図や文字等の表し方は、手書きや印刷や転写等が例示される。表示用シート状物13には、難燃加工又は防炎素材を施すことが好ましい。これにより、キャンドル10の炎が大きくなりすぎないようにすることが可能になる。また、キャンドル10を使用した後の表示用シート状物13を御守等として持っておくことも可能になる。
図2は、仏画を表わした和紙13aを表示用シート状物13として用いたキャンドル10を示した斜視図である。図2のキャンドル10では、仏画として観音菩薩を表わしているが、他のモチーフを表わしてもよい。また、仏画の隣には、「貪瞋痴」等の文字を表わすこともできる。「貪瞋痴」(とんじんち)は、仏教において、苦しみの原因となる煩悩のうち最も根源的であると言われる三毒(貪欲・瞋恚・愚痴)を意味する。キャンドル10に「貪瞋痴」の文字を表わすことによって、そのキャンドル10が、三毒から解放されて安らかで楽しい人生を歩めるようになることにつき、ご利益があるものであることが伝わりやすくなる。
図3は、梵字を表わした和紙13cを表示用シート状物13として用いたキャンドル10を示した斜視図である。図3の梵字は、「キリーク」と呼ばれるものである。「キリーク」は、千手観音菩薩や阿弥陀如来を表わしたものである。千手観音菩薩は、千の目と手で一切の悩みを救い、願い事を全て叶えてくれると言われており、子年生まれや12月生まれの人の御守本尊と言われている。また、阿弥陀如来は、信じる者を極楽浄土へ導くと言われており、戌年生まれや亥年生まれや10月生まれの人の御守本尊と言われている。このため、図3のキャンドル10は、子年生まれや戌年生まれや亥年生まれや12月生まれの人に特に御利益がある。
梵字としては、上記の「キリーク」のほか、虚空蔵菩薩を表わす「タラーク」や、文殊菩薩を表わす「マン」や、普賢菩薩を表わす「アン」や、勢至菩薩を表わす「サク」や、大日如来を表わす「バン」や、不動明王を表わす「カーン」等がある。これらの梵字をキャンドル10に表すこともできる。虚空蔵菩薩は、丑年生まれや寅年生まれや1月生まれや2月生まれの御守本尊であり、そのシンボルである梵字「タラーク」を表わしたキャンドル10は、これらの人に特に御利益がある。文殊菩薩は、卯年生まれや3月生まれの人の御守本尊であり、そのシンボルである梵字「マン」を表わしたキャンドル10は、これらの人に特に御利益がある。普賢菩薩は、辰年生まれと巳年生まれと4月生まれの人の御守本尊であり、そのシンボルである梵字「アン」を表わしたキャンドル10は、これらの人に特に御利益がある。勢至菩薩は、午年生まれと6月生まれの人の御守本尊であり、そのシンボルである梵字「サク」を表わしたキャンドル10は、これらの人に特に御利益がある。大日如来は、申年生まれと未年生まれと7月生まれと8月生まれの人の御守本尊であり、そのシンボルである梵字「バン」を表わしたキャンドル10は、これらの人に特に御利益がある。不動明王は、酉年生まれと9月生まれの人の御守本尊であり、そのシンボルである梵字「カーン」を表わしたキャンドル10は、これらの人に特に御利益がある。
図4は、アマビエを表わした和紙13bを表示用シート状物13として用いたキャンドル10を示した斜視図である。アマビエは、疫病除けに御利益があると言われている妖怪である。このため、図4のキャンドル10は、疫病除けに御利益がある。また、図4のキャンドル10は、アマビエが可愛らしくデザインされているため、部屋等を飾る置物としても好適である。
また、図示はしていないが、表示用シート状物13は、写真(写真を印刷した紙等)とすることもできる。例えば、亡くなった人を撮影した写真を表示用シート状物13に用いたキャンドル10に火を灯すことで、その人を供養するといった利用形態が考えられる。また、お洒落な風景を撮影した写真を表示用シート状物13に用いたキャンドル10を、部屋等を飾る置物として使用するといったことも考えられる。
ここまでは、表示用シート状物13として、絵や文字等を記したシートを用いる場合について説明したが、表示用シート状物13は、それ自体が表示機能や装飾機能を有するのであれば、絵や文字等を記したものでなくてもよい。図5は、押し花13dを表示用シート状物13として用いたキャンドル10を示した斜視図である。このように、表示用シート状物13は、絵や文字等を記したものでなくても、押し花のように、それ自体の形態で装飾や情報伝達を行うことができるものであってもよい。押し花以外の例としては、花びらや、葉っぱや、切り絵等が挙げられる。
このように、本考案のキャンドル10は、それに表す絵の種類や表わし方によって、その用途が決まる。
図2〜5の例において、キャンドル本体11は、円柱状となっているが、キャンドル本体11の形態は、これに限定されない。キャンドル本体11は、円柱状のほか、多角柱状(三角柱状や四角柱状等)や楕円柱状とすることができる。また、キャンドル本体11は、柱状である必要もなく、円錐状や多角錐状(三角錐状や四角錐状等)等、他の立体形状とすることもできる。キャンドル本体11は、花や果物やキャラクター等に模した形状とすることもできる。ただし、キャンドル本体11を複雑な形状にしすぎると、表示用シート状物13を、キャンドル本体11の外面に綺麗に沿わせにくくなって、キャンドル10の見た目が悪くなるおそれがある。このため、キャンドル本体11は、その表面に複雑な凹凸等を有さないシンプルな形状とすることが好ましい。
コーティング層14の設け方は、特に限定されない。コーティング層14は、その原料(加熱して溶かした状態のパラフィンや蝋等)を、ローラーや刷毛等で表示用シート状物13の外面に塗布することによって設けることもできる。しかし、この場合には、コーティング層14を均一な厚さで形成しにくいことに加えて、塗布作業に手間を要する。このため、本実施形態のキャンドル10においては、図6に示すように、浸漬槽20に入れられた原料30に、キャンドル本体11を浸漬することによって、コーティング層14を形成するようにしている。図6は、キャンドル本体11の外面にコーティング層14を形成している様子を示した断面図である。
原料30は、パラフィンや蝋等の可燃性固形物を加熱により溶かした状態のものである。浸漬槽20を、図示省略の加熱手段により、常時加熱した状態とすると、浸漬槽20の中の原料30が固まらないようにすることができる。この原料30の中にキャンドル本体11を浸漬すると、キャンドル本体11や表示用シート状物13の外面に、原料30が略一定の厚さで付着する。キャンドル本体11は、少なくとも表示用シート状物13が設けられた箇所を原料30中に浸漬すれば足りるが、本実施形態のキャンドル10では、キャンドル本体11の略全体を原料30に浸漬している。表示用シート状物13は、キャンドル本体11の外面が有する粘着性によって、キャンドル本体11の外面に仮止めされた状態となっているため、キャンドル本体11を原料30中に浸漬しても、表示用シート状物13が捲れたり、表示用シート状物13の位置が変わったりしないようになっている。
原料30中にキャンドル本体11を一定時間浸漬した後、キャンドル本体11を引き上げて冷却すると、キャンドル本体11や表示用シート状物13の外面に付着していた原料30が固化した状態となる。原料30からキャンドル本体11を引き上げた際には、原料30(コーティング層14)の外面をヘラ等で整えてもよい。図6に示す方法でコーティング層14を形成することで、コーティング層14を略均一な厚さで形成することが可能になる。また、コーティング層14(特に、表示用シート状物13の周辺)に気泡が形成されにくくすることもできる。したがって、表示用シート状物13に表された絵や図や文字等を視認しやすくし、キャンドル10の見た目を良くすることができる。
コーティング層14を形成するパラフィンや蝋等は、キャンドル本体11を形成するパラフィンや蝋等と同種類のものを用いることが好ましい。これにより、キャンドル本体11に対するコーティング層14の一体性を高め、コーティング層14を剥離しにくくすることが可能になる。ただし、コーティング層14を形成するパラフィン等と、キャンドル本体11を形成するパラフィン等とで、色は変えてもよい。というのも、表示用シート状物13の視認性を高めるためには、コーティング層14を形成するパラフィン等は、できるだけ透明性の高いもの(無色透明に近いもの)を使用することが好ましいところ、キャンドル本体11は、赤色等、他の色としたい場合もあるからである。
既に述べたように、表示用シート状物13の視認性を考慮すると、コーティング層14の厚さは、5mm以下とすることが好ましく、3mm以下であることがより好ましく、2mm以下であることがさらに好ましい。ただし、コーティング層14を薄くしすぎると、コーティング層14が脆くなり、表示用シート状物13の保護効果が低下するおそれがある。このため、コーティング層14の厚さは、0.1mm以上とすることが好ましい。コーティング層14の厚さは、0.3mm以上とすることがより好ましく、0.5mm以上とすることがさらに好ましい。コーティング層14の厚さは、コーティング層14を形成するパラフィン等の種類や、それを溶かす温度や、原料30への浸漬時間等によって変わる。
10 キャンドル
11 キャンドル本体
12 燃焼芯
13 表示用シート状物
13a 仏画を表わした和紙
13b アマビエを表わした和紙
13c 梵字を表わした和紙
13d 押し花
14 コーティング層
20 浸漬槽
30 原料

Claims (6)

  1. キャンドル本体の外面に、表示用シート状物が配され、
    表示用シート状物の外面が、パラフィン又は蝋からなるコーティング層で覆われた
    ことを特徴とするキャンドル。
  2. 表示用シート状物が、絵、図、文字若しくは写真等が表わされたシートである請求項1記載のキャンドル。
  3. 前記シートが和紙である請求項2記載のキャンドル。
  4. 表示用シート状物が、押し花等の薄手の装飾素材である請求項1記載のキャンドル。
  5. 表示用シート状物に、難燃加工又は防炎加工が施された請求項1〜4いずれか記載のキャンドル。
  6. コーティング層の厚さが3mm以下とされた請求項1〜5いずれか記載のキャンドル。
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