JP3231271U - 缶ホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に携帯することができる缶ホルダを提供する。【解決手段】缶に取り付けられる缶ホルダ1は棒部材100、ハンドル部200、缶の底部を収容するトレイ部300、棒部材100の上端部付近から突出して設けられ、缶の上縁部と係合可能な溝で当該上縁部を係止することで当該缶の棒部材100の長手方向及び径方向への動きを規制する係止部130を具備する。ハンドル部200は、Z軸方向を軸とした第1のヒンジ部140の回動により、X軸正方向に突出する使用状態から、Y軸正方向に突出する非使用状態へと折り畳み可能である。トレイ部300は、Y軸を軸とした第2のヒンジ部160の回動により、その底面310がZ軸方向に垂直な使用状態から、底面310がZ軸方向及びY軸方向と平行な非使用状態へと折り畳み可能である。【選択図】図1
Description
本考案は、缶に取り付けられる缶ホルダに関するものである。
従来、様々な飲料缶が普及しており、飲料缶を手に持って飲料を飲んだり、容器に飲料を注いだりする機会が多くある。しかし、缶の中の飲料が加熱あるいは冷却されている場合、缶を手で直接持つと、持ちにくかったり、不快感を感じたりすることがある。そのため、(1)縦長の取手の上下端に凹部を形成し、凹部で缶の上部と下部とを固定して用いる簡易取手が提案されてきた(例えば、特許文献1参照。)
また、(2)持ち手の上端に形成された凹部で缶の上部を固定し、持ち手の支柱の下端に設けた受け皿の皿状の部分内に缶の底部を乗せるもの(特許文献2参照)や、(3)取手の支柱の下端に着脱される筒状の受け皿に缶の底部を入れ、支柱に設けられたゴムバンドで缶を固定するもの(特許文献3参照)等がある。
しかしながら、(1)の取手では、冷たい飲料缶を置いた場合に結露でテーブル等の表面が汚れたり、内容量が減った時に缶が不安定になったりするという問題があった。(2)、(3)は、これらを改善するためのものであるが、いずれも受け皿の内部に缶の底部を嵌め込んで缶を支持するため、缶の底部より大きな径の受け皿が必要であった。さらに、携帯しやすい缶ホルダが求められていた。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、容易に携帯することができる缶ホルダを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本考案は、缶に取り付けられる缶ホルダであって、棒部材と、前記棒部材から前記棒部材の長手方向に直交する第1の方向に向かって設けられる第1のヒンジ部と、前記第1のヒンジ部を介して前記棒部材に連結されるハンドル部と、前記棒部材の下端部付近から前記第1の方向に対向する第2の方向に突出して設けられる第2のヒンジ部と、前記第2のヒンジ部を介して前記棒部材に連結され、前記缶の底部を収容するトレイと、前記棒部材の上端部付近から前記第2の方向に突出して設けられ、前記缶の上縁部と係合可能な溝で当該上縁部を係止することで当該缶の前記長手方向及び径方向への動きを規制する係止部と、を具備し、前記ハンドル部は、前記長手方向を軸とした前記第1のヒンジ部の回動により、前記第1の方向に突出する使用状態から、前記第1の方向に直交し、かつ、前記長手方向に直交する第3の方向に突出する非使用状態へと折り畳み可能であり、前記トレイは、前記第3の方向を軸とした前記第2のヒンジ部の回動により、その底面が前記長手方向に垂直な使用状態から、前記底面が前記長手方向及び前記第3の方向と平行な非使用状態へと折り畳み可能である缶ホルダである。
本考案によれば、棒部材の上端部付近に設けられた係止部で缶の上縁部を保持し、棒部材の下端部付近に設けられたトレイ部で缶の下縁部を保持するため、持ち手単独で缶を支持することができ、さらに、ハンドル部とトレイ部がそれぞれ非使用状態へと折り畳み可能に構成されているため、収納や持ち運びの際にハンドル部200とトレイ部300を折り畳むことができ、嵩張らず、容易に携帯することができる。
前記棒部材は、本体と、当該本体に対してスライドすることで伸縮自在な伸縮部材と、当該伸縮部材を前記本体に対して第1の容量の缶に対応する第1の位置と第2の容量の缶に対応する第2の位置とでロック可能な第1のロック機構を有してもよい。
この場合、棒部材を伸縮可能であり、2つの異なる長さにロック可能であるため、それぞれの長さの缶に対応できる。また、棒部材を縮小した場合は、容易に携帯することができる。
前記ハンドル部は、当該ハンドル部の前記使用状態と前記非使用状態の各位置で当該ハンドル部をロック可能な第2のロック機構を有してもよい。
この場合、ハンドル部を使用状態と非使用状態の各位置でロック可能であるため、使用中にハンドル部が使用者の意に反して折り畳まれることがないため、缶ホルダを安定的に使用することができる。
本考案によれば、容易に携帯することができる缶ホルダを提供することができる。
以下、本考案の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る缶ホルダ1の斜視図である。図2は、缶ホルダ1の正面図である。図3は、缶ホルダ1の背面図である。図4は、缶ホルダ1の左側面図である。図5は、缶ホルダ1の右側面図である。図6は、缶ホルダ1の上面図である。図7は、缶ホルダ1の底面図である。図1から図7の図中には、互いに直交する3軸(X軸,Y軸,Z軸)が示されている。
図1から図7は、缶ホルダ1の棒部材100が伸張していない状態を示すが、図8は、当該棒部材100が伸張した状態を示す缶ホルダ1の左側面図である。図1から図8には、缶ホルダ1が缶510(520)に取り付けられていないが、缶ホルダ1が缶510(520)に取り付けられた使用状態を図9、図10に示す。図9は、缶ホルダ1の使用状態の一例を示す左側面図である。図10は、缶ホルダ1の使用状態の一例を示す左側面図である。
缶ホルダ1は、図9と図10に示すように、缶510(520)に取り付けられる物品である。缶ホルダ1は、図1から図7に示すように、棒部材100、ハンドル部200、トレイ部300を有する。棒部材100、ハンドル部200、トレイ部300は、合成樹脂で構成されているが、一部または全体を金属で構成してもよい。
棒部材100は、図9と図10に示すように、缶ホルダ100に缶510(520)を設置した際に、缶510(520)の側面に沿って配置される部材である。棒部材100は、図1から図7に示すように、本体110と、伸縮部材120と、係止部130と、第1のヒンジ部140と、第2のヒンジ部160と、第3のヒンジ部150と、伸縮ボタン115を有する。棒部材100は、これらに加えて、内部に、第1のロック機構(不図示)を有する。伸縮ボタン115は、第1のロック機構を作動させるための機構である。伸縮部材120は、本体110に対してスライドすることで伸縮自在に構成されている。
図4と図8に示すように、棒部材100の伸縮部材120は、鞘状の本体110の内部に収容された状態と、本体110から引き出された状態とが可変である。これにより、棒部材100全体の長手方向の長さを変化させることができる。
また、第1のロック機構(不図示)によれば、伸縮部材120を本体110に対して第1の容量の缶に対応する第1の位置と第2の容量の缶に対応する第2の位置とでロックすることができる。伸縮ボタン115を使用者が押下することにより、当該ロックが解除される。
第1のロック機構は具体的には、つるまきバネとその伸縮を規制可能な規制部材とを含んで構成してもよい。この場合、規制部材は伸縮ボタン115によりつるまきバネに押し込まれ、つるまきバネの伸縮を規制することによって、伸縮部材120の本体110に対する位置をロックすることができる。そのほかに、第1のロック機構は、スライドレールと引き出しとラッチを含んで構成してもよい。この場合、ラッチは伸縮ボタン115によりスライドレールに押し込まれ、引き出しの動きを規制することによって、伸縮部材120の本体110に対する位置をロックすることができる。
上記第1の容量の缶としては、ビール等のアルコール飲料用途で一般的な、350mlの容量を持つ飲料缶が一例として挙げられる。上記第2の容量の缶としては、同じく500mlの容量を持つ飲料缶が一例として挙げられる。缶ホルダ1は、本体110と、これに対してスライドすることで伸縮自在な伸縮部材120を有する棒部材100の構成であるため、図9に示すように、トレイ部300と係止部130により350ml缶410を安定的に保持できるとともに、図10に示すように、500ml缶420も安定的に保持できる。さらに缶ホルダ1は、上述の第1のロック機構を備えるため、棒部材100の長手方向の長さを固定化することができるため、それぞれの長さの缶をより安定的に保持できる。
図9には、一例として、350ml缶510(缶サイズは211径(66mm))に缶ホルダ1が取り付けられている状態が示されている。図10には、一例として、500ml缶520(缶サイズは211径(66mm))に缶ホルダ1が取り付けられている状態が示されている。
第1のヒンジ部140は、棒部材100の上端部付近から棒部材100の長手方向(Z軸方向)に直交する第1の方向(X軸の正方向)に向かって設けられる。第3のヒンジ部150は、棒部材100の下端部付近から第1のヒンジ部140と同方向に向かって設けられる。ハンドル部200は、第1のヒンジ部140を介して棒部材100に連結される。
第2のヒンジ部160は、棒部材100の下端部付近から上記第1の方向に対向する第2の方向(X軸の負方向)に突出して設けられる。トレイ部300は、第2のヒンジ部160を介して棒部材100に連結される。
トレイ部300は、図1から図7に示すように、平板状の円形部材であり、缶510(520)の底部を収容する。トレイ部300は、平板状の底面310と、底面310の縁から立ち上がる側面320を有する。底面310の上に飲料缶が載置され、側面320により底面310と平行な方向への飲料缶の動きが規制される。これにより、飲料缶の底部をトレイ部300に収容することができる。底面310の大きさは、限定するものではないが、直径66mmとしてもよい。この場合、ビール等のアルコール飲料用途で一般的な大きさの飲料缶の缶体の直径と同等程度になり、側面320により飲料缶を適切に保持することができる。
係止部130は、図1から図7に示すように、本体110の上端部近傍から、第2の方向(X軸の負方向)に向かって突出するように構成された部位である。本実施形態では、係止部130と本体110が一体的に構成されており、ヒンジのような可動部はない。係止部130の先端部(X軸の負方向に向かった先の端部)は、本体110から先端に向かって、厚肉部132と薄肉部133と縁部131がこの順で並んで配置され、これにより、係止部130には溝部135が形成されている。
溝部135は、Y軸方向に略平行に形成されており、ここに缶510(520)の上縁部が係合可能である。本実施形態における「缶の上縁部」とは、ビールや発泡酒が封入されるスチール缶やアルミ缶など、一般的な飲料缶の缶胴と上蓋が接合される際に上蓋の円周部に形成される縁のことである。溝部135が缶510(520)の上縁部を係止することで、係止部130は、缶510(520)の上記長手方向(Z軸方向)及び径方向(Z軸方向と直交する方向)への動きを規制する。
ハンドル部200は、湾曲した部材であり、一端が棒部材100の本体110の上端部付近に、他端が棒部材100の本体110の下端部付近に取り付けられる。ハンドル部200は、図1に示す形状に限らず、持ちやすい形状であればよい。ハンドル部200は、使用者が片手で握るのに好適な大きさ・構造をしており、例えば、Z軸方向の長さが12〜13cm、握りの部分は1cm角程度の大きさである。
ハンドル部200は、棒部材100との接続部分にあたる第1のヒンジ部140の近傍にロック用スライダ230を有する。また、内部に、第2のロック機構(図13と図14を参照して後述)を有する。ロック用スライダ230は、第2のロック機構を作動させるための機構である。
図1から図10に示された缶ホルダ1は、いずれも缶ホルダ1が使用状態のときの形態が示されている。以下に、缶ホルダ1が非使用状態のときの缶ホルダ1の形態について図11、図12を参照しながら説明する。
ハンドル部200は、棒部材100の上記長手方向(Z軸方向)を軸とした第1のヒンジ部140と第3のヒンジ部150の回動により、上記第1の方向(X軸の正方向)に突出する使用状態から、上記第1の方向に直交し、かつ、上記長手方向に直交する第3の方向(Y軸の正方向)に突出する非使用状態へと折り畳み可能である。
図11、図12には、折り畳まれたハンドル部200が示されている。図1から図10に示されたハンドル部200の状態を使用状態とし、図11、図12に示されたハンドル部200の状態を非使用状態とする。なお、ハンドル部200の折り畳みの方向は、Y軸の正方向に限定されず、Y軸の負方向でもよい。
トレイ部300は、上記第3の方向(Y軸方向)を軸とした上記第2のヒンジ部160の回動により、その底面310が上記長手方向(Z軸方向)に垂直な使用状態から、上記底面310が上記長手方向(Z軸方向)及び上記第3の方向(Y軸方向)と平行な非使用状態へと折り畳み可能である。
このように缶ホルダ1は、第1のヒンジ部140の回動によりハンドル部200が折り畳まれ、第2のヒンジ部160の回動によりトレイ部300が折り畳まれる。このように、本実施形態によれば、収納や持ち運びの際にハンドル部200とトレイ部300を折り畳むことができ、嵩張らず、容易に携帯することができる。
次に、ハンドル部200のロック機構(第2のロック機構)について説明する。図13、図14は、ハンドル部200のロック機構(第2のロック機構)を説明するための透視図である。
ハンドル部200は、図13、図14に示すように、内部に、ロック用スライダ230から第2の方向(X軸の負方向)に突出した突出部232とスプリング234を有する。また、第1のヒンジ部140は、第1のヒンジ部140から第1の方向(X軸正方向)に突出した突出部142を有する。突出部232はロック用スライダ230の一部である。突出部142は、第1のヒンジ部140の一部である。上記第2のロック機構は、ロック用スライダ230、突出部232、スプリング234、突出部142を含んだ機構である。
ロック時には、図13に示すように、ハンドル部200側の突出部232がスプリング234の付勢力により第2の方向に付勢され、第1のヒンジ部140側の突出部142と係合する。これにより、第1のヒンジ部140側の突出部142がY軸正方向に倒れることが規制される。
他方で、ロックの解除時には、図14に示すように、使用者の指を使ったスライドによりロック用スライダ230が第2の方向(X軸の負方向)に移動し、これに伴い、スプリング234が同方向に縮む。同様に、ハンドル部200側の突出部232は、第2の方向に移動し、第1のヒンジ部140側の突出部142との係合が外れる。これにより、第1のヒンジ部140側の突出部142がY軸正方向に倒れることが規制されなくなるので、ハンドル部200は第1のヒンジ部140を軸とした回動が自在になる。
このように、ハンドル部200を使用状態と非使用状態の各位置でロック可能であるため、使用中にハンドル部200が使用者の意に反して折り畳まれることがない。したがって本実施形態によれば、缶ホルダ1を安定的に使用することができる。
ハンドル部200とトレイ部300が折り畳まれた非使用状態から、使用者が缶ホルダ1の使用を開始する場合、以下のような手順で缶ホルダ1に缶510(520)をセットする。
1)ハンドル部200のロックを解除して第1のヒンジ部140と第3のヒンジ部150の回動により、上記第1の方向(X軸の正方向)に展開させる(これにより第2のロック機構が作動してハンドル部200がロックされる)。
2)トレイ部300を第2のヒンジ部160の回動により、その底面310が上記長手方向(Z軸方向)に垂直となるように展開させる。
3)棒部材100の伸縮部材120の第1のロック機構によるロックを解除して、伸縮部材120を缶510(520)の高さ以上に伸長させ、缶510(520)をトレイ部300にセットする。
4)伸縮部材120を缶510(520)収縮させ、係止部130の溝部135に缶510(520)の上縁部を係合させる(これにより第1のロック機構が作動して係止部130がロックされる)。
5)以上により缶510(520)が缶ホルダ1にセットされ、使用者はハンドル部200を把持して飲料を飲むことが可能となる。なお上記1)と2)の手順は逆でもよい。
1)ハンドル部200のロックを解除して第1のヒンジ部140と第3のヒンジ部150の回動により、上記第1の方向(X軸の正方向)に展開させる(これにより第2のロック機構が作動してハンドル部200がロックされる)。
2)トレイ部300を第2のヒンジ部160の回動により、その底面310が上記長手方向(Z軸方向)に垂直となるように展開させる。
3)棒部材100の伸縮部材120の第1のロック機構によるロックを解除して、伸縮部材120を缶510(520)の高さ以上に伸長させ、缶510(520)をトレイ部300にセットする。
4)伸縮部材120を缶510(520)収縮させ、係止部130の溝部135に缶510(520)の上縁部を係合させる(これにより第1のロック機構が作動して係止部130がロックされる)。
5)以上により缶510(520)が缶ホルダ1にセットされ、使用者はハンドル部200を把持して飲料を飲むことが可能となる。なお上記1)と2)の手順は逆でもよい。
なお、本実施の形態では、棒部材100を伸縮可能としたが、伸縮は2段階でなくてもよく、伸縮機構は前述したものに限らない。また、第1のヒンジ部140とハンドル部200の回動の方向は、Y軸正方向でなく、Y軸負方向でもよい。
以上、添付図を参照しながら、本考案の実施の形態を説明したが、本考案の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
1………缶ホルダ
100………棒部材
110………本体
115………伸縮ボタン
120………伸縮部材
130………係止部
131………縁部
132………厚肉部
133………薄肉部
135………溝部
140………第1のヒンジ部
160………第2のヒンジ部
150………第3のヒンジ部
200………ハンドル部
230………ロック用スライダ
300………トレイ部
310………底面
320………側面
510………缶(350ml缶)
520………缶(500ml缶)
100………棒部材
110………本体
115………伸縮ボタン
120………伸縮部材
130………係止部
131………縁部
132………厚肉部
133………薄肉部
135………溝部
140………第1のヒンジ部
160………第2のヒンジ部
150………第3のヒンジ部
200………ハンドル部
230………ロック用スライダ
300………トレイ部
310………底面
320………側面
510………缶(350ml缶)
520………缶(500ml缶)
Claims (3)
- 缶に取り付けられる缶ホルダであって、
棒部材と、
前記棒部材から前記棒部材の長手方向に直交する第1の方向に向かって設けられる第1のヒンジ部と、
前記第1のヒンジ部を介して前記棒部材に連結されるハンドル部と、
前記棒部材の下端部付近から前記第1の方向に対向する第2の方向に突出して設けられる第2のヒンジ部と、
前記第2のヒンジ部を介して前記棒部材に連結され、前記缶の底部を収容するトレイと、
前記棒部材の上端部付近から前記第2の方向に突出して設けられ、前記缶の上縁部と係合可能な溝で当該上縁部を係止することで当該缶の前記長手方向及び径方向への動きを規制する係止部と、
を具備し、
前記ハンドル部は、前記長手方向を軸とした前記第1のヒンジ部の回動により、前記第1の方向に突出する使用状態から、前記第1の方向に直交し、かつ、前記長手方向に直交する第3の方向に突出する非使用状態へと折り畳み可能であり、
前記トレイは、前記第3の方向を軸とした前記第2のヒンジ部の回動により、その底面が前記長手方向に垂直な使用状態から、前記底面が前記長手方向及び前記第3の方向と平行な非使用状態へと折り畳み可能である
缶ホルダ。 - 請求項1に記載の缶ホルダであって、
前記棒部材は、本体と、当該本体に対してスライドすることで伸縮自在な伸縮部材と、当該伸縮部材を前記本体に対して第1の容量の缶に対応する第1の位置と第2の容量の缶に対応する第2の位置とでロック可能な第1のロック機構を有する
缶ホルダ。 - 請求項1又は2に記載の缶ホルダであって、
前記ハンドル部は、当該ハンドル部の前記使用状態と前記非使用状態の各位置で当該ハンドル部をロック可能な第2のロック機構を有する
缶ホルダ。
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2021
- 2021-01-12 JP JP2021000083U patent/JP3231271U/ja active Active
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