JP3230416U - 医療及び保健用のアイマスク - Google Patents
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Abstract
【課題】酸素または湿気または霧状気体を充分に患者の体内に吸収させることができ、眼部の保健または医療に利用できるアイマスクを提供する。【解決手段】医療及び保健用のアイマスクは、左右の眼に対応する収納部を有するマスク本体を備える。収納部101には、空気進入道102及び空気排出道103が設置され、それぞれ外部に連通する。空気進入道は第一カニューレ104を有し、外部の保健または医療用の霧状気体に接続される。空気排出道は第二カニューレ105を有して鼻カニューレ106に接続する。保健または医療用の霧状気体は、第一カニューレを経由してマスク本体の収納部に進入し、眼部の表層組織または毛細血管に摂取吸収されると同時に、第二カニューレと鼻カニューレを介して呼吸気道に拡散され、毛細血管または肺組織に進入し、人体への吸収率を高めて所定の保健、身体ケアまたは医療の効果を達成する。【選択図】図1
Description
本考案は、医療及び保健用のアイマスクに関し、特に、設置が簡単且つ操作及び使用が容易で、医療または保健用の霧状気体が効率よく眼部及び肺から吸収されて、保健、身体ケア、医療の高い効果を達成する、高い実用性、理想性及び進歩性を有する医療及び保健用のアイマスクに関する。
医療行為において、酸素治療または湿気治療の方法に関しては、概ね以下の方法が実施されている。
一、酸素または薬物成分を含んだ蒸気、霧状気体を、患者の顔部分に対して拡散する形態によって、患者が呼吸することによりこれを体内に吸入するものである。この方式において、酸素または湿気または霧状気体は、集中しない拡散形態で患者に対して実施されるため、十分に患者の体内に吸収されず、明らかに気体や薬剤が無駄になり、期待する効果が得られない。
二、酸素または薬物成分を含んだ蒸気または霧状気体を、鼻カニューレまたは医療用マスクを介して患者の鼻部分に対応させることで、その酸素または蒸気または霧状気体を集中させる形態で人体に進入させることで、吸収効果を高めて摂取効率を上げる効果を達成するものである。この方式では、確かに良好な使用効果が期待できるものの、前記気体は鼻から人体に進入するため、その作用及び効果は、呼吸気道及び肺組織の吸収及び摂取に限られ、眼部の保健または医療に関しては利用できないことは明らかであり、やはり理想的であるとは言えない。
一、酸素または薬物成分を含んだ蒸気、霧状気体を、患者の顔部分に対して拡散する形態によって、患者が呼吸することによりこれを体内に吸入するものである。この方式において、酸素または湿気または霧状気体は、集中しない拡散形態で患者に対して実施されるため、十分に患者の体内に吸収されず、明らかに気体や薬剤が無駄になり、期待する効果が得られない。
二、酸素または薬物成分を含んだ蒸気または霧状気体を、鼻カニューレまたは医療用マスクを介して患者の鼻部分に対応させることで、その酸素または蒸気または霧状気体を集中させる形態で人体に進入させることで、吸収効果を高めて摂取効率を上げる効果を達成するものである。この方式では、確かに良好な使用効果が期待できるものの、前記気体は鼻から人体に進入するため、その作用及び効果は、呼吸気道及び肺組織の吸収及び摂取に限られ、眼部の保健または医療に関しては利用できないことは明らかであり、やはり理想的であるとは言えない。
したがって、本考案は、前述の従来のマスクの欠点を改善する医療及び保健用のアイマスクを提供することを課題とする。
本考案は、上記課題を解決して、医療または保健用の霧状気体が、眼部の表層組織または毛細血管から吸収させると同時に、呼吸気道において拡散作用を有して毛細血管及び肺組織に進入することで、人体への吸収率を高めて、所定の保健、身体ケアまたは医療効果を達成する医療及び保健用のアイマスクを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案のアイマスクは、マスク本体を備える。前記マスク本体は、左右の目に対応する収納部を有し、前記収納部は、空気進入道及び空気排出道を有して、それぞれ外部に連通する。前記空気進入道は、第一カニューレを有して、外部の保健または医療用の霧状気体に接続される。前記空気排出道は、第二カニューレを有して鼻カニューレに接続される。これにより、前記保健または医療用の霧状気体は、第一カニューレを経由して、マスク本体の収納部に進入することで、目の表層組織または毛細血管に吸収させると同時に、第二カニューレ及び鼻カニューレを介して、前記霧状気体を呼吸気道において拡散させて毛細血管または肺組織に進入させて、人体への吸収率を高めて、さらに、所定の保健、身体ケアまたは医療効果を達成することを特徴とする。
本考案の目的、特徴及び効果をより明確にするために、図及び実施例と共に詳しく後述する。
図1、図2を参照しながら説明する。本考案は、医療及び保健用のアイマスクに関する。本考案のアイマスクは、マスク本体10を備え、前記マスク本体10は、人体の左右の目に対応する収納部101を有し、前記収納部101は、空気進入道102及び空気排出道103を有する。前記空気進入道102は、第一カニューレ104に接続され、前記第一カニューレ104の空気進入道102に接続する側の反対側は、外部からの保健または医療用の霧状気体に接続されることにより、前記霧状気体が直接前記収納部101に進入し、前記空気排出道103は第二カニューレ105に接続され、前記第二カニューレ105の空気排出道103に接続する側の反対側には、鼻カニューレ106が接続されることにより、前記鼻カニューレ106が鼻部分に設置されると、前記収納部101内の保健または医療用霧状気体が、前記第二カニューレ105、鼻カニューレ106を経て人体の呼吸気道に進入する。
前記マスク本体10に設置される左右の眼に対応する収納部101は、単一収納空間の収納部であるか、または、前記収納部101は左右に二個相互に連通する収納空間を有する容納部(本考案の収納部101は、左右に二個相互に連通する収納空間を実施例としている)である。
図3、図4を参照しながら説明する。前記空気進入道102及び空気排出道103は、一体成型でマスク本体10(図3に示したとおり)に形成されることで、それぞれ第一カニューレ104和及び第二カニューレ105に接続されるか、前記空気進入道102’及び空気排出道103’が一つのジョイント(1つの互いに接合された接合体)として前記マスク本体10(如第四圖)に接続されるかにより、それぞれ第一カニューレ104及び第二カニューレ105に接続される。
前記保健または医療用の霧状気体は、酸素または水素または薬物または保健用の補助成分を含む各種湿気(蒸気)または霧状気体である。
上述の本考案の構成により、図5に示した内容を合わせてさらに説明する。本考案を使用し、医療及び保健用のアイマスクのマスク本体10で眼部を覆った後、前記空気進入道102の第一カニューレ104接続側の反対側は、外部の保健または医療用の霧状気体に接続され、前記空気排出道103に接続する第二カニューレ105は、反対側に設置された鼻カニューレ106が鼻孔Aの位置に対応して挿入される。前記保健または医療用の霧状気体は、第一カニューレ104、空気進入道102を経て、まずマスク本体10の収納部101に進入し、前記10の収納部101も完全に両眼に対応して、前記収納部101内に充満している保健または医療用の霧状気体が、直接目の表層組織または毛細血管によって効率良く吸収されて摂取されることにより、眼部に所定の保健または医療の作用及び効果を達成する(例えば、前記収納部101内に薬物成分の霧状気体を有し、ドライアイ症状の目に対して保健または医療効果が期待できる)。次に、前記空気排出道103及び第二カニューレ105の導入により、前記マスク本体10の収納部101に充満している保健または医療用の霧状気体が、さらに鼻カニューレ106を経由して鼻孔Aを経て呼吸気道に進入し、呼吸気道において拡散して効率良く毛細血管または肺組織二審有することで、人体への吸収率を高める効果が期待できる。さらに、所定の保健、身体ケアまたは医療の作用及び効果が得られるため、優れた効果が期待できる。
前記保健または医療用の霧状気体は、マスク本体10の収納部101及び鼻カニューレ106を経由して導入される。同時に、眼部の表層組織または毛細血管により摂取吸収されるほか、人体の呼吸気道において拡散作用を有して毛細血管または肺組織に進入することで、人体の吸収率を高めると同時に、眼部及び人体に対して保健、身体ケアまたは医療効果が期待できる外、実際の使用の際に、使用者が鼻カニューレ106を使用せずに、単独でマスク本体10の収納部101のみを使用することで、眼部に対して保健または医療作用を行うことができる。したがって、本考案は多様な使用法が可能である。
つまり、本考案を実施することで、少なくとも以下の特長がある。
1、製作が簡単で経済性に優れる。
2、操作、使用が容易且つ便利で、速やかでスピーディーな実施が可能である。
3、保健または医療用の霧状気体を、効率よく、眼部の表層組織及び毛細血管から吸收摂取させられるため、目の保健または医療効果が達成できる。
4、保健または医療用の霧状気体を、直接目に対して保健または医療効果を達成させるだけでなく、同時に、呼吸気道において拡散させて、毛細血管または肺組織に進入させることで、多様な使用方が可能で、人体の吸収率を高める効果を有する。
以上、本考案の実施例を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、本考案に含まれる。
A 鼻孔
10 マスク本体
101 収納部
102(102’) 空気進入道
103(103’) 空気排出道
104 第一カニューレ
105 第二カニューレ
106 鼻カニューレ
10 マスク本体
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103(103’) 空気排出道
104 第一カニューレ
105 第二カニューレ
106 鼻カニューレ
Claims (5)
- マスク本体を備え、
前記マスク本体は、左右の目に対応する収納部を有し、
前記収納部には空気進入道及び空気排出道が設置され、
前記空気進入道は、第一カニューレを有し、前記第一カニューレの空気進入道接続端の反対側は、外部から供給される保健または医療用霧状気体に接続され、
前記空気排出道は、第二カニューレを有し、前記第二カニューレの空気排出道接続端の反対側は、鼻カニューレに接続されることを特徴とする医療及び保健用のアイマスク。 - 前記マスク本体に設置された前記収納部は、1つの収納空間を有する収納部であることを特徴とする請求項1に記載の医療及び保健用のアイマスク。
- 前記マスク本体に設置された前記収納部は、相互に連通する左右2つの収納空間を有する収納部であることを特徴とする請求項1に記載の医療及び保健用のアイマスク。
- 前記空気進入道及び前記空気排出道は、前記マスク本体に一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の医療及び保健用のアイマスク。
- 前記空気進入道及び前記空気排出道は接合体として前記マスク本体に設置されることを特徴とする請求項1に記載の医療及び保健用のアイマスク。
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- 2020-02-07 TW TW109201354U patent/TWM593844U/zh unknown
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