JP3230026U - 鼻毛切り用鋏 - Google Patents

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哲朗 本岡
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本岡 和樹
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Abstract

【課題】切断した体毛が脱落しない鼻毛切り用の鋏を提供する。【解決手段】 刃先(4)を備えた刃部(2)と指環(9)を備えたハンドル(12)からなる1対の部材を刃裏(5)を向き合わせ、支点(10)を介して回動自在に支持した、鼻毛切り用鋏(1)であって、少なくとも一方の刃部(2)の刃裏(5)に挟持部(6)を立設し、挟持部(6)と対向する他方の刃部(2)の刃先(4)とで切断された体毛を挟持しうるようにした鼻毛切り用鋏(1)である。【選択図】図1

Description

本考案は、片手で操作する鼻孔内の鼻毛を切断するのに好適な鋏に関する。
伸長した鼻毛をカットして整えるために、従来から鼻孔内に鋏の一対の刃先を挿し入れて、伸長した鼻毛をカットする小型の鼻毛切り用鋏が知られている。刃部とハンドル部とを有する1対の鋏片を、刃部とハンドル部との間を要ねじを支点として回動可能に支持した鋏である。鼻孔内に刃先をやや開いて挿入し、刃先と刃先の間に鼻毛を入れて、両ハンドル部を把持した手指同士を近づけて刃先を閉じることで鼻毛を切断している。
鼻孔は狭く暗いので、鼻毛切り用の鋏の刃先を挿し入れれば、鼻孔内を十分に確認しながら切断することが困難であり、視認できないままに刃先を挿し入れれば、鋭利な刃物であるから鼻孔内の皮膚や粘膜を傷つけるおそれがある。そこで、刃部の先端を丸めたり、さらに刃部の先端に丸みのある突出部を設けることで、鼻孔内を傷つけないようにした鼻毛切り用の鋏が知られている(たとえば特許文献1、図4参照。)。
さらに、刃先を閉じた際の安全を志向して、刃部の先端が閉じきらないように予め刃先の先端に切欠部を設けた鋏が提案されている(特許文献1参照。)。
また、鼻毛切り用鋏の刃先を開いた際に先端をカバーする係止縁を備えた扇型の中央が開口した保護盤を取り付けた鋏が提案されている。(特許文献2参照。)
これらの工夫は、いずれも刃先で使用者が鼻孔内を傷つけないように安全性に配慮する工夫である。
特開2005−304655号公報 実公平4−23442号公報
たしかに、刃部の先端を丸め、さらに先端を丸く突出させることで、鼻孔内に鋭利な先端が接することがないので、従来の小型の鼻毛切り用の鋏であれば、比較的安全に操作することができる。
もっとも、鼻孔内は、使用者が視認しづらく、鏡を介しても見づらく、また鼻孔内は狭く、粘膜や粘液で濡れていることから、切断した細く小さな鼻毛が鼻孔内に落下してしまうと、付着したままとなるなど、かえってこそばゆくなる原因ともなる。鼻毛を切った際に、何度も鼻を噛んだり綿棒で掃除する必要が生じるなど、鼻毛を切断して整えることは毛抜きで引き抜くよりも煩わしいこととなることがあった。また、鼻孔外に落ちた体毛があれば、周囲を掃除する必要があるので煩わしい。
そこで、本考案が抵抗しようとする課題は、切断した鼻毛や体毛を鼻孔内や床等に落下させにくい挟持可能な構造とし、切断された鼻毛や体毛を簡易に取り出せる鋏を提供することである。
本考案は、鋏を閉じて刃部同士が重なりあった状態で、少なくとも一方の刃部の刃裏に他方の刃部の刃先と当接するように挟持部の対向壁を立設していることを、最も主要な特徴とするものである。すなわち、その第1の手段は、刃先を備えた刃部と指環を備えたハンドルからなる1対の部材を刃裏を向き合わせ、支点を介して回動自在に支持した、鼻毛切り用鋏であって、少なくとも一方の刃部の刃裏に挟持部を立設し、挟持部と対向する他方の刃部の刃先とで切断された体毛を挟持しうるようにした鼻毛切り用鋏である。
刃部の刃裏、すなわち刃部の内側から突出させるように立設させた挟持部の対向壁は、プラスチック樹脂製あるいは金属製であり、鋏を閉じた際に刃先と対向する位置に他方の刃部の刃裏から立設させたことで、切断された鼻毛を刃先と対向壁で挟持することとなる。
一方の刃部の刃裏に設ける挟持部の対向壁は、他方の刃部の刃先を閉じた際に露出する刃裏の位置に、他方の刃先と対向するように立設させるものとすると、閉じた他方の刃先と、刃裏の対向壁との間に、切断した体毛をはさむことができる。そして、この刃裏の対向壁は、刃裏に溶接や接着、溶着などで後付けで立設したり、あるいは刃部をプレス成型する際に一体的に刃裏に対向壁を形成させるものであってもよい。
本考案の第2の手段は、一方の刃部の刃裏から立設させた挟持部は、途中を刃先側にやや湾曲させた弾性の板ばねで構成されており、鋏を開閉時に、他方の刃部の刃先が板ばねに接しながら、閉じていくことを特徴とするものである。なお、板ばねは、対向する刃先が徐々に鋏を閉じていく際の動きに沿うために湾曲して弾性が付勢されているものであるから、プラスチック樹脂製でも金属製の板ばねのいずれでも適用しうる。
本考案の鼻毛切り用鋏を用いると、鼻孔内に挿し入れられた鋏の刃部を開いた状態から閉じる際に、刃先同士がはさみ切った鼻毛は、刃先と挟持部の対向壁との間に挟まれて保持されることとなる。そこで切断された鼻毛片が鼻孔内に脱落することなく鼻孔外に取り出すことができるという利点がある。また、細い体毛を挟持することができるので、鼻毛に限らず、眉毛や胸毛、脛毛などの体毛の処理する際に、体毛を散らばらせずに適用することが簡易に実現できる。
また、挟持部が湾曲した板ばねであると、刃先が他方の刃先と接する箇所に板ばねを沿わせることができるので、切断した体毛を刃先と板ばねの間に保持することが容易となる。
図1は本考案の鼻毛切り用鋏の実施の一形態を示す説明図である。(a)は鋏が開いた状態の図、(b)は鋏が閉じた状態の図、(c)は、刃先が閉じた状態を刃先側から示した模式図である。 図2は、本考案の鼻毛切り用鋏の他の実施の形態を示す説明図である。(a)は鋏が開いた状態の図、(b)は鋏が閉じた状態の図、(c)は、刃先が閉じた状態を刃先側から示した模式図である。 図3は本考案の板ばねを用いた鼻毛切り用鋏のその他の実施形態として形態を示す説明図である。(a)は鋏が開いた状態の図、(b)は鋏が閉じた状態の図である。
本考案の実施の形態について適宜図面を参照しつつ以下に説明する。
図1に示すように、鼻毛切り用鋏(1)は、刃部(2)の先端部(3)が丸く突出した一般的な鼻毛切り用鋏をベースにすることができる。すなわち、図1の鼻毛切り用鋏(1)は、前方に刃部(2)を備え後方に手指で把持するための指環(9)を備えたハンドル(12)からなる鋼製の部材1対を、刃先(4)が内側で刃裏(5)同士が向き合うように中央の貫通孔を支点として重ね合わせ、支点(4)を中心に回動(開閉)可能になるように固定したものであり、指環(9)に挿し入れてハンドル(12)を動作させると、これに従動して刃部(2)が開閉させるようになっている。
なお、図1の支点(10)の部分は、実施例では要ねじ(11)とした鋏を例に説明しているが、これに代えて、支点(10)をねじではなく、回動自在にかしめて保持させることもであってもよく、一般的な鋏で用いられる支点の保持方法であれば、いずれも適用可能である。
そして、鋏(1)を閉じたときに(ハンドル(12)の指環(9)同士を近づけたときに)、切断した鼻毛(13)を刃先(4)と挟持部(6)の間に挟持して保持できるようになっている。
鋏(1)のサイズは、刃部(2)から支点までが1.5〜3.5cm、支点から指輪までが3〜5cm程度の小型サイズであり、部材の材質は、鋼製、ステンレス鋼製、チタン製、セラミック製である。
刃部(2)の先端部(3)には、直径4〜8mm程度の半円状に丸く突出しているので、刃先が鋭利ではなく、鼻孔内に鋏の先端を挿し入れても傷つけにくくなっている。刃部(2)の刃先(4)は、開いた鋏が閉じられる際に、他方の刃部(2)の刃先(4)と摺り合うように点接触しながら閉じていくことで、スムーズに鼻毛(13)を切断しうるようになっている。
少なくとも一方の刃部(2)の刃裏(5)に、他方の刃部(2)の刃先(4)を閉じたときに対向する挟持部(6)として、図1では、対向壁(7)が設けられており、刃裏(5)から突出している。この対向壁(7)はたとえば鋼製の薄板で、刃裏(5)に溶接、接着、溶着されている。なお、対向壁(7)は、挟持できれば、他の素材であってもよく、一般的なプラスチック樹脂や、シリコーン樹脂のような弾性体も適用しうる。
たとえば、プラスチック樹脂の場合は、ホットメルトで溶かした樹脂を閉じた鋏(1)の刃裏(5)に余熱溶着することで簡易に対向壁(7)を形成してもよい。
なお、本考案の対向壁(7)は、溶接や接着などで刃部(2)の刃裏(5)に後付けで形成するのみならず、たとえば予め刃部(2)のプレス時に刃裏(5)から突出する対向壁(7)として刃裏(5)と一体的に形成させるものであってもよい。
たとえば、図2に示す他の実施の形態では、刃部(2)の角丸目された先端部(3)は円弧状に突出しており、鋏(1)の刃先が閉じられた状態でも、刃裏が半円に大きく露出するものであるとき、鋏(1)を閉じた状態で、一方の刃部(2)の刃裏(5)の露出部分を、他の刃部と同じ肉厚になる程度に盛り上げて、他方の刃部の刃先(4)と対向する対向壁(7)の挟持部(6)としている。この図2の挟持部(6)は、刃部(2)をプレスで形成する際に、予め一体的に形成させている。一体的に形成させた図2の実施の形態のものは、図2(c)に示すように、先端部の円弧上の突出部の部分も挟持部(6)と一体に肉厚に盛り上がるものとなっている。すると、先端部の強度が高まっているので、挟持部が他方の刃部の刃先に押圧されて毀損するといったことはない。
図1および図2に示す、刃先(4)と対向する対向壁(7)は、刃部(2)が閉じられたときに刃先(4)と接するように位置している。鼻毛切り用鋏(1)は刃部(2)が短く、刃先(4)が小さいので、鋏をひらいた状態で鼻孔内に挿し入れ、切断したい鼻毛を刃先(4)の先端付近、すなわち浅く開いた状態でカットするのが一般的である。あまり大きく開いて切る使い方をしないので、図1(c)に示すように、刃先(4)でカットされた鼻毛(13)が脱落する前に対向壁(7)と刃先(4)で挟持することができる。また、鋏を閉じ気味で、刃先(4)の先のほうを使って切断することから、対向壁(7)は、たとえば、高さ1〜5mm、長さは5〜10mm程度と小さな部材でもよい。
挟持部(6)は、一対の刃部(2)のいずれか一方の刃先(4)に備えればよいが、双方の刃裏(5)に設けてもよい。なお、鼻毛を根本近くで切断する場合には、対向壁(7)を一方の刃部(2)の刃裏(5)にのみ設け、対向壁(7)を皮膚とは逆の面に向けて用いるとよい。
挟持部(6)の対向壁(7)は、対向する刃先(4)が強く当接すれば、溶接や接着が外れる虞れがあるので、刃先(4)と強く当接しすぎないように、僅かに離間させたり、ぴったり接触する程度の位置に調整しておくことが望ましい。また、ハンドルの指環(9)同士が接触する部位の一方にヒットポイントとなる接点突起部(14)を設け、他方の指環(9)との当たりをつけることで、鋏が行き過ぎて閉まりすぎることがないようにしておくと、刃裏に立設した挟持部(6)の対向壁が閉まりすぎた刃先(4)によって毀損されることが好適に避けることができる。
次に、その他の実施形態として、図3に、鼻毛切り用鋏(1)の挟持部(6)として、板ばね(8)を用いる場合を示す。板ばね(8)は、鋼製の薄板もしくはプラスチック樹脂であり、1.5cm〜2.5cm程度の長さ、1〜3mmの高さであり、刃裏(5)に、図2(a)に示すように、板ばね(8)の中央部を、刃先(4)に向けて湾曲させるように配してあり、図2(b)に示すように刃部(2)を閉じていくときには、刃先(4)と湾曲した板ばね(8)との間に鼻毛(13)が挟持されることとなる。
板ばね(8)は弾性であるので、たとえば板ばね(8)の両端部分のみを刃裏(5)に固定し、その間は固定せず弾性変形で撓むことが可能にしておく。すると、対向する他の刃部(2)の刃先(4)と当接したときに、接触する刃先(4)が順次閉じていく際にその動きに応じて順次変形するので、刃先(4)の開き具合に沿った当接の仕方をすることができる。そこで、鼻毛(13)を先端で切ろうが、少し手前側で切ろうが、いずれの場合も適切に鼻毛(13)を把持しうることとなる。
鼻孔内で鋏を閉じてカットした鼻毛(13)は、挟持部(6)と刃先(4)とで挟持された状態で取り出されるので、ティッシュ等にぬぐい取ることができるので、鼻孔内に毛を取り散らかさずに快適にカットすることができる。
なお、本考案の鼻毛切り用鋏は、鼻毛のカットに好適であるが、眉毛や脛毛、胸毛といった細く短い体毛を処理することにも適用しうる。
1 鼻毛切り用鋏
2 刃部
3 先端部
4 刃先
5 刃裏
6 挟持部
7 対向壁
8 板ばね
9 指環
10 支点
11 要ねじ
12 ハンドル
13 鼻毛
14 接触突起部

Claims (2)

  1. 刃先(4)を備えた刃部(2)と指環(9)を備えたハンドル(12)からなる1対の部材を刃裏(5)を向き合わせ、支点(10)を介して回動自在に支持した、鼻毛切り用鋏(1)であって、
    少なくとも一方の刃部(2)の刃裏(5)に挟持部(6)を立設し、挟持部(6)と対向する他方の刃部(2)の刃先(4)とで切断された体毛を挟持しうるようにした鼻毛切り用鋏(1)。
  2. 挟持部(6)が板ばね(8)であって、板ばね(8)の中央を刃先(4)に向かって湾曲させるように立設させたものであることを特徴とする、請求項1に記載の鼻毛切り用鋏(1)。
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