JP3228596U - 自然災害緊急救助用監視システム構造 - Google Patents

Abstract

【課題】手動による記録・収集を省略し、収集効率を向上させるとともに、監視の正確性を向上させる自然災害緊急救助用監視システム構造を提供する。【解決手段】底板１、監視シリンダ２、固定ブロック３、軸受け４、回転ロッド５、支持ロッド６、風カバー７、固定孔８、位置決めロッド９、電源、スイッチ、コントローラ、信号ブースタ、ＧＰＳ測位モジュール、センサ群、情報送受信ユニット、補給情報送信ユニット、通信警報ユニット、降雨量センサ、温度センサ、風力センサ、表面亀裂変位センサ、記憶モジュール、バッテリー、アース線及び標識２６を備える。記憶モジュールによって収集情報と補給の状況を記憶してバックアップすることで、手動による記録・収集を省略し、人的資源を節約し、収集効率を向上させ、通信警報ユニットによって信号警報を送信して、次の作業へ進むように調査者に通知し、監視の効果を高め、監視の正確性を向上させる。【選択図】図１

Description

本考案は、自然災害の早期警報・救助の技術分野に属し、特に自然災害緊急救助用監視シ
ステム構造に関する。

中国の自然災害監視・早期警報は、主に遠隔測定・遠隔センシング技術を使用して山火事
、土石流、地震などの全体的な傾向を監視・予測することで早期警報を行うが、リアルタ
イムな監視のニーズを満たすことはできず、したがって、研究開発には、ＭＥＭＳベース
のアドホックネットワーク表面変形センサの研究開発、山火事用微気候センサ、降雨量光
電センサの研究開発、統一した標準を効果的にサポートする狭帯域モノのインターネット
を融合した伝送・ビッグデータによる早期警報技術の研究開発を重点とすべきである。自
然災害とは、自然や人為的な要因の作用によって発生して、人間の生命や財産、環境に損
害や損失をもたらす自然の作用を指し、たとえば、崩壊、地滑り、土石流、地盤亀裂、地
盤の沈下、地盤の崩壊、山跳ね、坑井の湧水、スラジ湧出、ガス湧出、炭層の自然燃焼、
黄土の崩壊、岩石・土壌の膨張、砂の液化、土地の凍結・融解、土地劣化、土地の砂漠化
や沼沢化、土壌の塩害や地震、火山、地熱被害などがある。現在の自然災害監視システム
の作動方式として、監視区域内で複数の監視ポイントをランダムに選択するのが一般的で
あるが、監視の精度が十分ではなく、救助時に被災地の災害情報を正確に知ることはでき
ない。自然災害の救助に関連する知識やスキルに関しては、従来の方式で、単一の形式と
単調な内容について緊急救助チームをトレーニングしている。それに対して、災害の状況
は急速に変化しており、救助者が実際の災害の状況を把握できないと、期待する救急効果
を得ることが困難である。そこで、上記の問題を解決するために、自然災害緊急救助用監
視システム構造を提供する。

本考案は、上記問題を解決するために、自然災害緊急救助用監視システム構造を提供する
ことを目的とする。

本考案に使用される技術案は以下のとおりである。

自然災害緊急救助用監視システム構造であって、
底板、監視シリンダ、固定ブロック、軸受け、回転ロッド、支持ロッド、風カバー、電源
、スイッチ、コントローラ、信号ブースタ、ＧＰＳ測位モジュール、センサ群、情報送受
信ユニット、補給情報送信ユニット、通信警報ユニット、降雨量センサ、温度センサ、風
力センサ、表面亀裂変位センサ、記憶モジュール、バッテリー、アース線及び標識を備え
、前記底板の上面には、監視シリンダが固定して接続され、前記監視シリンダの上面には
、固定ブロックが固定して接続され、前記固定ブロックの上面には、軸受けが固定して嵌
設され、前記軸受けのインナーレースには、回転ロッドが固定して接続され、前記回転ロ
ッドの上面には、支持ロッドが固定して接続され、前記支持ロッドの回転ロッドから離れ
た一端には風カバーが固定して接続され、監視シリンダの内部には電源が設けられ、
前記電源にはリード線を介してスイッチが電気的に接続され、前記スイッチにはリード線
を介してコントローラが電気的に接続され、前記コントローラには、リード線を介して信
号ブースタが電気的に接続され、前記信号ブースタには、リード線を介してセンサ群が電
気的に接続され、前記信号ブースタには、リード線を介してＧＰＳ測位モジュールが電気
的に接続され、前記センサ群には、リード線を介して情報送受信ユニットが電気的に接続
され、前記情報送受信ユニットには、リード線を介して補給情報送信ユニットが電気的に
接続され、情報送受信ユニットには、リード線を介して通信警報ユニットが電気的に接続
されている。

好ましくは、前記電源には、リード線を介してアース線が電気的に接続されている。

好ましくは、前記電源には、リード線を介してバッテリーが電気的に接続されており、前
記バッテリーはリード線を介してスイッチに電気定に接続される。
好ましくは、前記センサ群には、リード線を介して記憶モジュールが電気的に接続されて
おり、前記記憶モジュールはリード線を介して補給情報送信ユニットに電気的に接続され
る。

好ましくは、前記センサ群は、風力センサ、表面亀裂変位センサ、降雨量センサ及び温度
センサ群からなる。

好ましくは、前記底板の底面には、対称的な固定孔が開けられ、前記固定孔の内部に位置
決めロッドが係合されている。

好ましくは、前記監視シリンダの正面に標識が配置され、前記標識の裏面が監視シリンダ
の正面に固定して接続される。

従来技術に比べて、本考案の有益な効果は以下のとおりである。リード線を介して電源に
アース線が電気的に接続されることによって、監視システムの回路の故障を回避し、回路
の安全性を向上させ、信号ブースタによって区域での信号強度を向上させて、監視データ
情報のズレを低減させ、ＧＰＳ測位モジュールによって、作業者がこの区域に関する監視
状況を簡便に観察でき、それによって、災害が発生したときに、補給担当者が迅速に到達
でき、記憶モジュールによって収集情報と補給の状況を記憶してバックアップすることで
、手動による記録・収集を省略し、人的資源を節約し、収集効率を向上させ、通信警報ユ
ニットによって信号警報を送信することで、タイムリーに通知を送信し、それにより、迅
速に次の作業へ進めるため救助効率を高め、この監視システムの監視の効果を高め、監視
の正確性を向上させ、救援効率を高める。

本考案の底板の正面図の断面図である。 本考案の自然災害監視システムの図である。 本考案のセンサ群のシステム図である。

以下、図面及び実施例を参照しながら本考案をさらに説明するが、本考案の形態は以下の
実施例を含むが、これらに制限されない。

実施例
図１〜３に示すように、自然災害緊急救助用監視システム構造は、底板１、監視シリンダ
２、固定ブロック３、軸受け４、回転ロッド５、支持ロッド６、風カバー７、電源１０、
スイッチ１１、コントローラ１２、信号ブースタ１３、ＧＰＳ測位モジュール１４、セン
サ群１５、情報送受信ユニット１６、補給情報送信ユニット１７、通信警報ユニット１８
、降雨量センサ１９、温度センサ２０、風力センサ２１、表面亀裂変位センサ２２、記憶
モジュール２３、バッテリー２４、アース線２５及び標識２６を備え、底板１の上面には
、監視シリンダ２が固定して接続され、監視シリンダ２の上面には、固定ブロック３が固
定して接続され、固定ブロック３の上面には、軸受け４が固定して嵌設され、軸受け４の
インナーレースには、回転ロッド５が固定して接続され、回転ロッド５の上面には、支持
ロッド６が固定して接続され、支持ロッド６の回転ロッド５から離れた一端には、風カバ
ー７が固定して接続され、監視シリンダ２の内部には電源１０が設けられ、
電源１０には、リード線を介してスイッチ１１が電気的に接続され、スイッチ１１には、
リード線を介してコントローラ１２が電気的に接続され、コントローラ１２には、リード
線を介して信号ブースタ１３が電気的に接続され、信号ブースタ１３には、リード線を介
してセンサ群１５が電気的に接続され、信号ブースタ１３には、リード線を介してＧＰＳ
測位モジュール１４が電気的に接続され、センサ群１５には、リード線を介して情報送受
信ユニット１６が電気的に接続され、情報送受信ユニット１６には、リード線を介して補
給情報送信ユニット１７が電気的に接続され、情報送受信ユニット１６には、リード線を
介して通信警報ユニット１８が電気的に接続されている。

本考案では、リード線を介してアース線２５が電源１０に電気的に接続されることによっ
て、監視システムの回路の故障を回避し、回路の安全性を向上させ、電源１０にはリード
線を介してバッテリー２４が電気的に接続され、バッテリー２４がリード線を介してスイ
ッチ１１に電気的に接続され、このようにして、災害情報を監視するときに電源１０に接
続できないことを回避し、バッテリー２４の使用によって、作業者が監視作業を行うとき
に電源１０による制限を受けず、監視の効率が高まり、センサ群１５にはリード線を介し
て記憶モジュール２３が電気的に接続され、記憶モジュール２３がリード線を介して補給
情報送信ユニット１７に電気的に接続され、それによって、救助者が後で補給情報を簡便
に検索することができ、救助者の作業効率が高まる。

センサ群１５は、風力センサ２１、表面亀裂変位センサ２２、降雨量センサ１９及び温度
センサ２０からなり、さまざまな自然災害をリアルタイムで監視することができ、監視の
効率を高め、底板１の底面には、対称的な固定孔８が開けられ、固定孔８の内部に位置決
めロッド９が係合されており、それによって、この装置を位置決めするという効果を奏し
、この装置の安定性を高め、監視シリンダ２の正面に標識２６が配置され、標識２６の裏
面が監視シリンダ２の正面に固定して接続され、それによって、操作者が簡便に観察する
ことができ、操作者の誤操作を回避する。

本考案の作動原理は以下のとおりである。監視システムは自然災害の発生頻度の高い区域
に取り付けられ、位置決めロッド９と固定孔８の協働により監視シリンダ２を固定し、次
に電源１０又はバッテリー２４を導通させ、スイッチ１１を通じて回路を閉じて、コント
ローラ１２の制御下でシステムは自然現象の情報を監視し始め、信号ブースタ１３は区域
での信号強度を高め、センサ群１５は当該区域での風力、温度、表面亀裂変位や降雨量を
監視し、ＧＰＳ測位モジュール１４は、災害が発生したときに、補給担当者が迅速に到達
できることを可能にし、記憶モジュール２３は、収集情報と補給の状況を記憶してバック
アップし、監視情報が限界値になると、情報送受信ユニット１６は通信警報ユニット１８
へ信号警報を出して、次の作業へ進むように調査者に通知する。
上記実施例は、本考案の好適な実施形態の１つに過ぎず、本考案の特許範囲を制限するも
のではなく、本考案の主旨及び精神を逸脱することなく行われる非実質的な変更や修飾は
、解決しようとする技術的課題が本考案と同じであり、すべて本考案の特許範囲に含まれ
る。

１、底板
２、監視シリンダ
３、固定ブロック
４、軸受け
５、回転ロッド
６、支持ロッド
７、風カバー
８、固定孔
９、位置決めロッド
１０、電源
１１、スイッチ
１２、コントローラ
１３、信号ブースタ
１４、ＧＰＳ測位モジュール
１５、センサ群
１６、情報送受信ユニット
１７、補給情報送信ユニット
１８、通信警報ユニット
１９、降雨量センサ
２０、温度センサ
２１、風力センサ
２２、表面亀裂変位センサ
２３、記憶モジュール
２４、バッテリー
２５、アース線
２６、標識。

Claims (7)

1. 自然災害緊急救助用監視システム構造であって、
   底板（１）、監視シリンダ（２）、固定ブロック（３）、軸受け（４）、回転ロッド（５
   ）、支持ロッド（６）、風カバー（７）、電源（１０）、スイッチ（１１）、コントロー
   ラ（１２）、信号ブースタ（１３）、ＧＰＳ測位モジュール（１４）、センサ群（１５）
   、情報送受信ユニット（１６）、補給情報送信ユニット（１７）、通信警報ユニット（１
   ８）、降雨量センサ（１９）、温度センサ（２０）、風力センサ（２１）、表面亀裂変位
   センサ（２２）、記憶モジュール（２３）、バッテリー（２４）、アース線（２５）及び
   標識（２６）を備え、前記底板（１）の上面には、監視シリンダ（２）が固定して接続さ
   れ、前記監視シリンダ（２）の上面には、固定ブロック（３）が固定して接続され、前記
   固定ブロック（３）の上面には、軸受け（４）が固定して嵌設され、前記軸受け（４）の
   インナーレースには、回転ロッド（５）が固定して接続され、前記回転ロッド（５）の上
   面には、支持ロッド（６）が固定して接続され、前記支持ロッド（６）の回転ロッド（５
   ）から離れた一端には風カバー（７）が固定して接続され、監視シリンダ（２）の内部に
   は電源（１０）が設けられ、
   前記電源（１０）には、リード線を介してスイッチ（１１）が電気的に接続され、前記ス
   イッチ（１１）には、リード線を介してコントローラ（１２）が電気的に接続され、前記
   コントローラ（１２）には、リード線を介して信号ブースタ（１３）が電気的に接続され
   、前記信号ブースタ（１３）には、リード線を介してセンサ群（１５）が電気的に接続さ
   れ、前記信号ブースタ（１３）には、リード線を介してＧＰＳ測位モジュール（１４）が
   電気的に接続され、前記センサ群（１５）には、リード線を介して情報送受信ユニット（
   １６）が電気的に接続され、前記情報送受信ユニット（１６）には、リード線を介して補
   給情報送信ユニット（１７）が電気的に接続され、情報送受信ユニット（１６）には、リ
   ード線を介して通信警報ユニット（１８）が電気的に接続されている、ことを特徴とする
   自然災害緊急救助用監視システム構造。
2. 前記電源（１０）には、リード線を介してアース線（２５）が電気的に接続されている、
   ことを特徴とする請求項１に記載の自然災害緊急救助用監視システム構造。
3. 前記電源（１０）には、リード線を介してバッテリー（２４）が電気的に接続されており
   、前記バッテリー（２４）はリード線を介してスイッチ（１１）に電気的に接続される、
   ことを特徴とする請求項１に記載の自然災害緊急救助用監視システム構造。
4. 前記センサ群（１５）には、リード線を介して記憶モジュール（２３）が電気的に接続さ
   れており、前記記憶モジュール（２３）はリード線を介して補給情報送信ユニット（１７
   ）に電気的に接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の自然災害緊急救助用監視シ
   ステム構造。
5. 前記センサ群（１５）は、風力センサ（２１）、表面亀裂変位センサ（２２）、降雨量セ
   ンサ（１９）及び温度センサ（２０）からなる、ことを特徴とする請求項１に記載の自然
   災害緊急救助用監視システム構造。
6. 前記底板（１）の底面には、対称的な固定孔（８）が開けられ、前記固定孔（８）の内部
   に位置決めロッド（９）が係合されている、ことを特徴とする請求項１に記載の自然災害
   緊急救助用監視システム構造。
7. 前記監視シリンダ（２）の正面に標識（２６）が配置され、前記標識（２６）の裏面が監
   視シリンダ（２）の正面に固定して接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の自然
   災害緊急救助用監視システム構造。