JP3227592U - 一種のダブル弾力片のコネクタ - Google Patents

Abstract

【課題】弾力片の降伏耐力が強く、接触法線力を高め、端子接触点の安定性を上げるダブル弾力片のコネクタの構造を提供する。
【解決手段】主に嵌合部と配線部２で構成する一種のダブル弾力片のコネクタの構造であって、嵌合部はその他のコネクタと互いに嵌合し、嵌合部は第一弾力片１１、第二弾力片１２及び凸位１３を含む。配線部とケーブルは互いに接続する。第一弾力片は頭部１１１及び根部１１２を含み、頭部と根部間にある接続部は、彎曲構造１１３を呈する。第二弾力片は頭部１２１及び根部１２２を含み、頭部と根部間にある接続部は、彎曲構造１２３を呈する。第一弾力片と第二弾力片の彎曲構造の彎曲方向は相反する。第一弾力片の根部と第二弾力片の頭部は互いに積み重ねる。凸位を嵌合部の内壁に設置する。その他のコネクタと嵌合する際、その他のコネクタの端子を第一弾力片と凸位の間に挿入し、第一弾力片の根部と互いに接触する。
【選択図】図２

Description

本考案はコネクタの分野に関し、特に一種のダブル弾力片のコネクタ構造に関する。

現有のコネクタ端子はシングル弾力片接触点及び同方向に積み重ねる方法を用いるため、接続の安定性、降伏耐力及び接触法線力が弱いため、ユーザーの瞬断性能テストに対するニーズを満足させにくいことを鑑みて、更なる改善が必要であった。

特表平１１−５１４１３１号公報

前記公知構造の欠点を解決するため、本考案は構造最適化を通じて、現有のシングル弾力片コネクタの接続安定性及び接続法線力が弱い問題を克服する一種のダブル弾力片のコネクタを提供することを主な課題とする。

上述の目的を解決するために、本考案は一種のダブル弾力片のコネクタの構造を提供するものである。具体的に嵌合部及び配線部を含む。

嵌合部はその他のコネクタと互いに嵌合する。嵌合部は第一弾力片、第二弾力片及び凸位を含む。

配線部とケーブルは互いに接続する。

第一弾力片は頭部及び根部を含み、頭部と根部間にある接続部は、彎曲構造を呈する。

第二弾力片は頭部及び根部を含み、頭部と根部間にある接続部は、彎曲構造を呈する。

第一弾力片と第二弾力片の彎曲構造の彎曲方向は相反する。

第一弾力片の根部と第二弾力片の頭部は互いに積み重ねる。

凸位を嵌合部の内壁に設置する。

その他のコネクタと嵌合する際、その他のコネクタの端子を第一弾力片と凸位の間に挿入し、第一弾力片の根部と互いに接触する。

その他のコネクタの端子を挿入して押すことで、第一弾力片が変形し、第二弾力片の頭部にしっかり抵触する。

最良実施例として、本考案のダブル弾力片コネクタ嵌合部は更に第一彎曲部品及び第二彎曲部品を含む。

第一彎曲部品の一端は第一弾力片の頭部の側面と互いに接続し、別端は嵌合部の近嵌合端と接続する。

第二彎曲部品の一端は第二弾力片の根部の側面と互いに接続し、別端は嵌合部の遠嵌合端と接続する。

最良実施例として、本考案のダブル弾力片コネクタの嵌合部は曲面停止片を含み、嵌合部の嵌合端に設置する。

配線部は平管、方形停止片、壷口管、尖状停止片及びケーブルプレスリングを含む。

ケーブルプレスリングは配線部と嵌合部の接続箇所に位置し、圧片と停止片を含む。

平管をケーブルプレスリングと方形停止片の間に設置する。

方形停止片と壷口管は、配線部の中部に設置し、方形停止片は平管と壷口管の間に設置する。

尖状停止片を配線部の端部に設置する。

従来技術と比べ、本考案は最適化コネクタ構造により、現有のシングル弾力片コネクタの接続安定性及び接触法線力が弱い問題を解決した。改善した点は、元のシングル弾力片をダブル弾力片に増加することで、弾力片の降伏耐力が強くなる。また、ダブル弾力片の間は、反対方向に積み重ねることで、接触法線力を高める。その他のコネクタ端子を挿入する際、第二弾力片頭部は第一弾力片根部を抵触することで、弾力片の降伏耐力及び接触法線力を高め、端子接触点の安定性を上げ、コネクタ全体の性能をアップすることができる。

ダブル弾力片コネクタの立体略図である。 ダブル弾力片コネクタの断面略図である。

以下図1及び図２及び具体的な実施例をもって、本考案を詳細に説明するが、本考案を限定するものではない。

一種のダブル弾力片コネクタであり、図１及び図２に示すように、嵌合部１及び配線部２を含む。

嵌合部１はその他のコネクタと互いに嵌合する。嵌合部１は第一弾力片１１、第二弾力片１２及び凸位１３を含む。

配線部２とケーブルは互いに接続する。

第一弾力片１１は頭部１１１及び根部１１２を含み、頭部１１１と根部１１２間にある接続部は、彎曲構造１１３を呈する。

第二弾力片１２は頭部１２１及び根部１２２を含み、頭部１２１と根部１２２間にある接続部は、彎曲構造１２３を呈する。

第一弾力片１１と第二弾力片１２の彎曲構造１１３、１２３の彎曲方向は相反する。

第一弾力片１１の根部１１２と第二弾力片１２の頭部１２１は互いに積み重ねる。

凸位１３を嵌合部１の内壁に設置する。

その他のコネクタと嵌合する際、その他のコネクタの端子を第一弾力片１１と凸位１３の間に挿入し、第一弾力片１１の根部１１２と互いに接触する。

その他のコネクタの端子を挿入して押すことで、第一弾力片１１が変形し、第二弾力片１２の頭部１２１にしっかり抵触する。

実施例１を基礎に、図１及び図２に示すように、本考案のダブル弾力片コネクタ嵌合部１は更に第一彎曲部品１４及び第二彎曲部品１５を含む。

第一彎曲部品１４の一端は第一弾力片の頭部１１１の側面と互いに接続し、別端は嵌合部１の近嵌合端１６と接続する。

第二彎曲部品１５の一端は第二弾力片の根部１２２の側面と互いに接続し、別端は嵌合部１の遠嵌合端１７と接続する。

上述実施例を基礎に、図１及び図２に示すように、嵌合部１は曲面停止片１８を含み、嵌合部１の嵌合端に設置する。

配線部２は平管２１、方形停止片２２、壷口管２３、尖状停止片２４及びケーブルプレスリング２５を含む。

ケーブルプレスリング２５は配線部２と嵌合部１の接続箇所に位置し、圧片２６と停止片２７を含む。

前記平管２１をケーブルプレスリング２５と方形停止片２２の間に設置する。

前記方形停止片２２と壷口管２３は、配線部２の中部に設置し、方形停止片２２は平管２１と壷口管２３の間に設置する。

尖状停止片２３を配線部２の端部に設置する。

技術の常識で分かるように、本技術案はその他の本考案の実質或いは必要とする特徴の実施案によって実現することができる。よって、以上の実施例はいずれも例を挙げて説明したものであり、本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者は、固定構造の変更などの適当な変更および調整を行うことができ、これらの変更および調整を行っても本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。

１ 嵌合部
１１ 第一弾力片
１１１ 頭部
１１２ 根部
１１３ 弯曲構造
１２ 第二弾力片
１２１ 頭部
１２２ 根部
１２３ 弯曲構造
１３ 凸位
１４ 第一彎曲部品
１５ 第二彎曲部品
１６ 近嵌合端
１７ 遠嵌合端
１８ 曲面停止片
２ 配線部
２１ 平管
２２ 方形停止片
２３ 壷口管
２４ 尖状停止片
２５ ケーブルプレスリング
２６ 圧片
２７ 停止片

Claims (3)

1. 嵌合部及び配線部を含み、
   前記嵌合部はその他のコネクタと互いに嵌合し、嵌合部は第一弾力片、第二弾力片及び凸位を含み、
   前記配線部とケーブルは互いに接続し、
   前記第一弾力片は頭部及び根部を含み、頭部と根部間にある接続部は、彎曲構造を呈し、
   前記第二弾力片は頭部及び根部を含み、頭部と根部間にある接続部は、彎曲構造を呈し、
   第一弾力片と第二弾力片の彎曲構造の彎曲方向は相反し、
   第一弾力片の根部と第二弾力片の頭部は互いに積み重ね、
   前記凸位を嵌合部の内壁に設置し、
   その他のコネクタと嵌合する際、その他のコネクタの端子を第一弾力片と凸位の間に挿入し、第一弾力片の根部と互いに接触し、
   その他のコネクタの端子を挿入して押すことで、第一弾力片が変形し、第二弾力片の頭部にしっかり抵触することを特徴とする一種のダブル弾力片のコネクタの構造。
2. 前記嵌合部は第一彎曲部品及び第二彎曲部品を含み、
   前記第一彎曲部品の一端は前記第一弾力片の頭部の側面と互いに接続し、別端は嵌合部の近嵌合端と接続し、
   前記第二彎曲部品の一端は前記第二弾力片の根部の側面と互いに接続し、別端は嵌合部１の遠嵌合端と接続することを特徴とする請求項１記載の一種のダブル弾力片のコネクタの構造。
3. 前記嵌合部は曲面停止片を含み、嵌合部の嵌合端に設置し、
   前記配線部は平管、方形停止片、壷口管、尖状停止片及びケーブルプレスリングを含み、
   ケーブルプレスリングは配線部と嵌合部の接続箇所に位置し、圧片と停止片を含み、
   前記平管をケーブルプレスリングと方形停止片の間に設置し、
   前記方形停止片と壷口管は、配線部の中部に設置し、方形停止片は平管と壷口管の間に設置し、
   前記尖状停止片を配線部の端部に設置することを特徴とする請求項１記載の一種のダブル弾力片のコネクタの構造。