JP3226821U - Probe for measuring multi-pole connectors - Google Patents
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Abstract
【課題】多極コネクタの高周波特性を精度良く測定するプローブを提供する。【解決手段】複数の内部端子6bを有する多極コネクタ6を測定するためのプローブであって、フランジ10と、内部端子に対して嵌合される測定端子を複数個有する測定用コネクタ60と、測定用コネクタを一方面に保持するプランジャ20と、フランジとプランジャの他方面との間に配置された1つまたは複数の弾性部材19(コイルバネ)とを備える。【選択図】図3PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a probe for accurately measuring a high frequency characteristic of a multipolar connector. A probe for measuring a multipolar connector (6) having a plurality of internal terminals (6b), comprising a flange (10) and a measuring connector (60) having a plurality of measuring terminals fitted to the internal terminals. A plunger 20 holding the measuring connector on one surface and one or a plurality of elastic members 19 (coil springs) arranged between the flange and the other surface of the plunger are provided. [Selection diagram] Fig. 3
Description
この考案は、多極コネクタを測定するためのプローブに関する。 This invention relates to a probe for measuring a multipolar connector.
多極コネクタにおける複数の内部端子の特性(例えば、高周波特性)は、例えば、特許文献1に開示されたプローブを用いて同時に測定される。
The characteristics (for example, high frequency characteristics) of the plurality of internal terminals in the multi-pole connector are simultaneously measured using, for example, the probe disclosed in
特許文献1のプローブを用いて、多極コネクタの特性を測定するとき、プローブにおける複数の測定端子の各先端部を、測定対象の複数の内部端子に向けてそれぞれ動かして、内部端子の測定位置(例えば、図14における上面位置7)でそれぞれ接触させる。
When measuring the characteristics of a multi-pole connector using the probe of
測定時において、プローブの測定端子の先端部は、内部端子と嵌合することなく、測定すべき複数の内部端子の測定位置で接触するだけである。すなわち、一対の多極コネクタにおける内部端子の相互接触位置は、上面位置よりも奥まったところに位置する内部端子の嵌合位置であるのに対して、プローブによる接触位置は、測定時に測定端子に対面する上面位置である。 At the time of measurement, the tips of the measurement terminals of the probe do not fit into the internal terminals, but only contact at the measurement positions of the plurality of internal terminals to be measured. That is, the mutual contact position of the internal terminals in the pair of multi-pole connectors is the fitting position of the internal terminals that are located deeper than the upper surface position, whereas the contact position by the probe is the measurement terminal during measurement. It is the position of the upper surface facing.
プローブによる接触位置が内部端子の嵌合位置から大きく離れているために、高周波特性を精度良く測定することを困難にしている場合がある。特に、より高周波側(例えば、ミリ波)に対応した多極コネクタでは、プローブによる接触位置と内部端子の嵌合位置との間でのこのような大きな位置ずれが、特性の測定結果に影響を及ぼす。そのため、多極コネクタの高周波特性を精度良く測定するプローブが要望されている。 Since the contact position of the probe is far away from the fitting position of the internal terminal, it may be difficult to measure the high frequency characteristics with high accuracy. In particular, in a multi-pole connector compatible with higher frequencies (for example, millimeter waves), such a large misalignment between the contact position of the probe and the fitting position of the internal terminal affects the measurement results of the characteristics. Exert. Therefore, there is a demand for a probe that accurately measures the high frequency characteristics of the multipolar connector.
したがって、この考案の解決すべき技術的課題は、多極コネクタの高周波特性を精度良く測定するプローブを提供することである。 Therefore, the technical problem to be solved by the present invention is to provide a probe for accurately measuring the high frequency characteristics of a multipolar connector.
上記技術的課題を解決するために、この考案によれば、以下のプローブが提供される。 According to the present invention, in order to solve the above technical problems, the following probe is provided.
すなわち、この考案の請求項1に係るプローブは、
複数の内部端子を有する多極コネクタを測定するためのプローブであって、
フランジと、
前記内部端子に対して嵌合可能に構成された測定端子を複数個有する測定用コネクタと、
前記測定用コネクタを前記フランジに対して進退可能に保持するプランジャとを備えることを特徴とする。
That is, the probe according to
A probe for measuring a multi-pole connector having a plurality of internal terminals,
A flange,
A measurement connector having a plurality of measurement terminals configured to be fittable to the internal terminals,
And a plunger that holds the measurement connector so as to be movable back and forth with respect to the flange.
この考案によれば、測定用コネクタが、内部端子に対して嵌合可能に構成された測定端子を有することによって、プローブによる接触位置が内部端子の嵌合位置に近づくので、多極コネクタの高周波特性を精度良く測定できる。 According to this invention, since the measuring connector has the measuring terminal configured to be fittable to the internal terminal, the contact position of the probe approaches the fitting position of the internal terminal, so that the high frequency of the multipolar connector is high. The characteristics can be measured accurately.
以下、この考案に係る、複数の内部端子6bを有する多極コネクタ6を測定するためのプローブ1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
Hereinafter, an embodiment of a
〔第1実施形態〕
図1〜図4および図14を参照しながら、第1実施形態に係るプローブ1を説明する。図1は、この考案の第1実施形態に係るプローブ1の斜視図である。図2は、図1に示したプローブ1のII−II線に沿った断面の斜視図である。図3は、図2の要部を拡大した断面図である。図4は、プランジャが後退している状態を説明する、要部を拡大した断面図である。図14は、多極コネクタ6と測定用コネクタ60との間での嵌合状態を模式的に説明する断面図である。
[First Embodiment]
The
図1〜図4に示すように、プローブ1は、フランジ10と、プランジャ20と、実装基板30と、測定用コネクタ60と、フレキシブル基板41とを備える。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
フランジ10は、プローブ1を、図示しないコネクタ測定用装置に取り付けるための部材である。フランジ10は、例えば矩形状をした平板体である。フランジ10は、金属材料、例えばステンレス鋼で構成される。フランジ10には、軸方向に延在する第1貫通孔12および収容穴18がそれぞれ形成されている。第1貫通孔12は、フレキシブル基板(伝送路)41を通すための貫通孔である。収容穴18は、プランジャネジ27と螺合する雌ネジ部と、コイルバネ19を収容する収容部とを有する。フランジ10には、例えば2つの収容穴18が設けられている。プランジャ20には、雌ネジ孔が形成されている。なお、フランジ10の形状は、矩形状だけでなく、長円状、あるいは、矩形状と円弧状を組み合わせた形状でもよい。
The
プランジャ20は、測定用コネクタ60をフランジ10に対して弾性的に進退可能に保持するための部材である。これにより、プランジャ20に取り付けられた実装基板30に実装された測定用コネクタ60は、弾性部材であるコイルバネ19によって軸方向に弾性的に進退可能になる。言い換えると、コイルバネ19は、フランジ10に対して測定用コネクタ60を付勢している。プランジャ20は、例えば矩形状をした平板体である。プランジャ20は、金属材料、例えばステンレス鋼で構成される。プランジャ20には、軸方向に延在する第2貫通孔22およびネジ挿入孔24がそれぞれ形成されている。第2貫通孔22は、フレキシブル基板(伝送路)41を通すための貫通孔である。これにより、フレキシブル基板(伝送路)41の長さが短くなるので、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。
The
ネジ挿入孔24は、プランジャネジ27のネジ部を挿通する貫通穴部と、プランジャネジ27のヘッド部28と係合するテーパー部26とを有する。プランジャネジ27は、例えば、ヘッド部28における上面が平らであって座面が円錐状になっている皿ネジである。プランジャネジ27の雄ネジ部は、プランジャ20の雌ネジ孔に螺合する。ネジ挿入孔24は、軸方向において収容穴18と一直線になる位置に設けられている。例えば2つのネジ挿入孔24が、プランジャ20に設けられている。テーパー部26は、フランジ10の反対側に向けて末広がりに拡径している。
The
コイルバネ19は、プランジャネジ27を挿通した状態で、フランジ10とプランジャ20との間に配設されている。コイルバネ19は、軸方向に延在する螺旋状の弾性体である。2つのコイルバネ19は、測定用コネクタ60を平面視で囲むように周上に離間して配置されている。図2には、2つのコイルバネ19が配置されているが、3つ以上のコイルバネ19が、測定用コネクタ60を平面視で囲むように周上に離間して配置されてもよい。これにより、測定用コネクタ60が、片寄ること無く均等に進退することが可能になる。
The
プランジャネジ27の雄ネジ部は、フランジ10の雌ネジ部に螺合してネジ止めされる。それとともに、プランジャネジ27のヘッド部28は、プランジャ20のテーパー部26に係合して当接している。このとき、プランジャ20は、コイルバネ19の軸方向の付勢力によって前進位置にある。
The male screw portion of the
プランジャ20の下面には、実装基板30が取り付けられている。例えば、基板取付ネジ37が、実装基板30の基板取付穴36に挿通されて、プランジャ20のネジ穴25に螺合することによって、実装基板30がプランジャ20にネジ止めで取り付けられている。
A mounting
実装基板30は、電気絶縁性の絶縁基材の上面や下面や内部において、導体の配線が施された、いわゆるPCB(Printed Circuit Board)である。実装基板30は、剛性を有する基板であり、例えば、ガラスエポキシ基板や、低温同時焼成セラミックス基板(LTCC)などである。これにより、実装基板30における測定用コネクタ60の位置が安定して、多極コネクタ6に対する測定用コネクタ60の位置決めを精度良く行うことができる。
The mounting
実装基板30の下面には、複数の(例えば3個の)下面側のランドが形成されている。下面側のランドを介して、測定用コネクタ60が実装される。これにより、測定用コネクタ60の設置が容易になり、測定用コネクタ60の測定端子62の引き出しが容易になる。
A plurality of (for example, three) lands on the lower surface side are formed on the lower surface of the mounting
実装基板30の上面には、複数の(例えば3個の)上面側のランドが形成されている。上面側のランドを介して、反対側コネクタ33が実装されている。実装基板30には、上面側のランドおよび下面側のランドを電気的に接続する接続導体、例えば、スルーホール(図示しない)が形成されている。測定用コネクタ60および反対側コネクタ33は、実装基板30の下面側のランド、上面側のランドおよびスルーホールを介して、電気的に接続されている。測定用コネクタ60および反対側コネクタ33は、プランジャ20の第2貫通孔22に対応する場所に設けられている。
A plurality of (for example, three) lands on the upper surface side are formed on the upper surface of the mounting
図4に示すように、測定対象物である多極コネクタ6は、測定治具5に取り付けられている。多極コネクタ6は、樹脂などの第2絶縁性部材6aと、第2絶縁性部材6aに保持される複数の第2内部端子6bと、第2絶縁性部材6aに保持されてグランドに接続される第2外部端子6cとを備える。第2内部端子6bは、測定対象となる内部端子である。
As shown in FIG. 4, the
測定用コネクタ60は、例えば、多極コネクタ6に嵌合するための多極コネクタの構成を有する。多極コネクタ6が雄コネクタであれば、測定用コネクタ60は雌コネクタであり、多極コネクタ6が雌コネクタであれば、測定用コネクタ60は雄コネクタである。測定用コネクタ60は、樹脂などの第1絶縁性部材61と、第1絶縁性部材61に保持される複数の第1内部端子62と、第1絶縁性部材61に保持されてグランドに接続される第1外部端子63とを備える。これにより、それぞれが多極コネクタ構造を有する多極コネクタ6および測定用コネクタ60の間での嵌合であるので、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。
The
測定用コネクタ60の第1外部端子63と多極コネクタ6の第2外部端子6cとが嵌合する構成であってもよい。ここでいう嵌合とは、一方側に形成された凸部と、他方側に形成された凹部とがかみ合うような、いわゆるロック機構を有する強めの嵌合であってもよいし、一方側を他方側が平面的にこすれ合いながら挿入される弱めの嵌合であってもよい。ロック機構を有する強めの嵌合であれば、嵌合時のブレを抑制することができるので、特性をより精度良く測定できる。ロック機構を有しないで、擦れ合いながら挿入される弱めの嵌合であれば、コネクタの挿抜をスムーズに行うことができるので、より効率的に測定できる。なお、測定用コネクタ60の第1内部端子(測定端子)62と多極コネクタ6の第2内部端子(内部端子)6bとの間での嵌合も、同様に、強めの嵌合であってもよいし、弱めの嵌合であってもよい。
The configuration may be such that the first
測定用コネクタ60において、複数の第1内部端子62のうち、所定数の(例えば3個の)第1内部端子62が、測定端子62として働く。測定用コネクタ60の第1内部端子(測定端子)62は、多極コネクタ6の第2内部端子6bに対して嵌合可能に構成されている。プローブ1による多極コネクタ6への接触位置が、多極コネクタ6における第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9(図14に図示)に近づく。これにより、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。なお、図14には、第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9に加えて、従来技術に係るプローブが接触することになる、第2内部端子(内部端子)6bの上面位置7を図示している。
In the
測定用コネクタ60として、測定対象となる第2内部端子6bに対する嵌合だけを目的にした専用コネクタを用いることもできるし、多極コネクタ6に嵌合する相手方コネクタと同じ種類のコネクタを用いることができる。前者の場合、専用コネクタによる嵌合が、必ずしも、多極コネクタ6の相手方コネクタによる嵌合と同じにならないため、専用コネクタの測定端子が第2内部端子6bに嵌合しても、両者の接触位置が、第2内部端子6bにおける嵌合位置9から位置ずれすることもある。後者の場合、第1内部端子(測定端子)62と嵌合する第2内部端子(内部端子)6bにおける接触位置が、多極コネクタ6における第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9と同じであり、多極コネクタ6の実際の使用態様に合致している。これにより、測定端子62による接触位置と第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9との間での大きな位置ずれが解消されるので、多極コネクタ6の高周波特性をさらに精度良く測定できる。換言すれば、測定端子62による接触位置と第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9との間での位置ずれを抑制することができるので、多極コネクタ6の高周波特性をさらに精度良く測定できる。
As the measuring
測定用コネクタ60の測定端子62は、伝送路を介して、図示しない測定器(例えばネットワーク・アナライザ)に電気的に接続されている。測定用コネクタ60から測定器への伝送路は、実装基板30のスルーホール,反対側コネクタ33およびフレキシブル基板41などで構成されている。
The measuring
反対側コネクタ33は、実装基板30において測定用コネクタ60の反対側に設けられている。反対側コネクタ33として、専用コネクタを用いることもできるが、測定用コネクタ60と同じ種類のコネクタを用いることができる。これにより、測定システムで使用するコネクタが共通化されて、測定システムにおける部品点数を削減できる。反対側コネクタ33は、樹脂などの第3絶縁性部材33aと、第3絶縁性部材33aに保持される複数の第3内部端子33bと、第3絶縁性部材33aに保持されてグランドに接続される第3外部端子33cとを備える。したがって、実装基板30が、測定用コネクタ60の反対側の面において、測定用コネクタ60に電気的に接続された反対側コネクタ33を有する。これにより、実装基板30において測定用コネクタ60の反対側に設けられた反対側コネクタ33を通じて、測定信号を取り出すことができ、測定信号の取り出しが容易になる。
The
伝送路として働くフレキシブル基板41は、例えば、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレートまたはLCP(Liquid Crystal Polymer)などの薄い樹脂フィルムに、プリント導体回路を形成した、いわゆるFPC(Flexible Printed Circuit)である。フレキシブル基板41は、電気絶縁性のベースフィルムの上に接着層を形成し、その上に導体箔を形成した構造を有していてもよいし、導体パターンを形成したベースフィルム同士を一括して積層することで接着剤を介さずに接合した積層構造を有していてもよい。フレキシブル基板41は、柔軟性を有するので、例えば、クランク状に折り曲げ可能である。フレキシブル基板41は、第2貫通孔22および第1貫通孔12に沿って軸方向に延在したあと、約90度の角度で屈曲して、軸直交方向に延在している。伝送路として働くフレキシブル基板41が柔軟性を有するので、伝送路の配置が制約されにくくなる。
The
フレキシブル基板41は、一端に接続コネクタ43を有するとともに、他端に複数の(例えば3個の)同軸コネクタ42を有する。同軸コネクタ42に対して、図示しない同軸ケーブルが接続されて、当該同軸ケーブルは、図示しない測定器(例えばネットワーク・アナライザ)に接続される。プローブ1は、複数の(例えば3個の)第1内部端子(測定端子)62によって、多極コネクタ6に設けられた複数の(例えば3個の)第2内部端子(内部端子)6bを同時に測定することができる。
The
フレキシブル基板41の接続コネクタ43は、実装基板30の反対側コネクタ33に嵌合するように構成されている。接続コネクタ43として、専用コネクタを用いることもできるが、多極コネクタ6と同じ種類のコネクタを用いることができる。これにより、測定システムで使用するコネクタが共通化されて、測定システムにおける部品点数を削減できる。接続コネクタ43は、樹脂などの第4絶縁性部材43aと、第4絶縁性部材43aに保持される複数の第4内部端子43bと、第4絶縁性部材43aに保持されてグランドに接続される第4外部端子43cとを備える。
The
図4に示すように、プランジャ20がコイルバネ19を圧縮する方向に移動するとき、プランジャ20がフランジ10に近づいて後退位置に位置する。しかしながら、プランジャネジ27がフランジ10にネジ止めで固定されているので、プランジャネジ27の位置は、変化しない。したがって、プランジャ20が後退位置にあるとき、ヘッド部28およびテーパー部26との間には隙間32が形成される。そして、ヘッド部28およびテーパー部26における係合および当接が解除されるので、プランジャ20は、軸方向に直交する平面において自由に動くことが可能になる。これにより、プランジャ20が、ひいては、測定用コネクタ60が、軸方向に直交する平面において変位できる。後退位置においては、測定用コネクタ60が多極コネクタ6の位置に対応して変位可能であるので、多極コネクタ6に対する測定用コネクタ60の位置決めを精度良く行うことができる。
As shown in FIG. 4, when the
したがって、上記構成によれば、測定用コネクタ60が、多極コネクタ6の第2内部端子(内部端子)6bに対して嵌合可能に構成された第1内部端子(測定端子)62を有することによって、プローブ1による接触位置が第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9に近づくので、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。
Therefore, according to the above configuration, the
〔第2実施形態〕
図5〜図11を参照しながら、第2実施形態に係るプローブ1を説明する。図5は、この考案の第2実施形態に係るプローブ1の斜視図である。図6は、図5に示したプローブ1の分解斜視図である。図7は、図5の要部拡大図である。図8は、図7に示したプローブ1においてプランジャ20と実装基板30との関係を説明する斜視図である。図9は、図8に示した実装基板30の拡大図である。図10は、実装基板30と測定用コネクタ60との関係を説明する斜視図である。図11は、図8に示したプランジャ20のV−V線に沿った断面の拡大斜視図である。
[Second Embodiment]
The
図5〜図11に示すように、プローブ1は、フランジ10と、プランジャ20と、実装基板30と、測定用コネクタ60と、同軸ケーブル70とを備える。
As shown in FIGS. 5 to 11, the
フランジ10は、プローブ1を、図示しないコネクタ測定用治具に取り付けるための部材である。フランジ10は、例えば矩形状をした平板体である。フランジ10は、金属材料、例えばステンレス鋼で構成される。フランジ10には、軸方向に延在する第1貫通孔12が形成されている。第1貫通孔12は、円筒状のケーブル挿入体17を介して複数の同軸ケーブル(伝送路)70を通すための貫通孔である。これにより、伝送路において信号線路として働く芯線71が、個別の外導体73に覆われる(つまり、個別の同軸構造を有する)ので、複数の信号線路のアイソレーションが向上し、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。なお、フランジ10の形状は、矩形状だけでなく、長円状、あるいは、矩形状と円弧状を組み合わせた形状でもよい。
The
プランジャ20は、測定用コネクタ60をフランジ10に対して弾性的に進退可能に保持するための部材である。これにより、プランジャ20に取り付けられた実装基板30に実装された測定用コネクタ60は、弾性部材であるコイルバネ19によって軸方向に弾性的に進退可能になる。言い換えると、コイルバネ19は、フランジ10に対して測定用コネクタ60を付勢している。プランジャ20は、金属材料、例えばステンレス鋼で構成されるブロック体である。プランジャ20には、それぞれが軸方向に延在する、複数の(例えば、6個の)バレル挿入孔21および複数の(例えば、4個の)ネジ穴25が形成されている。バレル挿入孔21は、バレル84を挿入するための貫通孔である。ネジ穴25は、基板取付ネジ37のネジ部と螺合する雌ネジである。
The
コイルバネ19は、ケーブル挿入体17を挿通した状態で、フランジ10と、スペーサ15を介したプランジャ20との間に配設されている。コイルバネ19は、軸方向に延在する螺旋状の弾性体である。コイルバネ19は、測定端子62に接続される同軸ケーブル(伝送路)70を平面視で連続的に囲むように配置されている。これにより、測定用コネクタ60が、片寄ること無く均等に進退することが可能になる。
The
コイルバネ19の一端は、第1貫通孔12の中で係止される。それとともに、コイルバネ19の他端は、スペーサ15の端面に当接している。このとき、プランジャ20は、コイルバネ19の軸方向の付勢力によって前進位置に位置する。プランジャ20をフランジ10に向けて動かすと、コイルバネ19が圧縮されるとともに、プランジャ20は、後退位置に位置する。したがって、プランジャ20は、フランジ10に対して弾性的に進退可能である。
One end of the
プランジャ20の下面には、実装基板30が取り付けられている。例えば、基板取付ネジ37が、実装基板30の基板取付穴36に挿通されて、プランジャ20のネジ穴25に螺合することによって、実装基板30がプランジャ20にネジ止めで取り付けられる。
A mounting
図9に示すように、実装基板30の下面(実装面)には、複数の(例えば22個の)接続ランド34が形成されている。接続ランド34を介して、測定用コネクタ60が、実装基板30の下面(実装面)に実装されている。図10に示すように、実装基板30の上面(実装面の反対側の面)には、複数の(例えば6個の)接続パッド31が形成されている。図9に示すスプリングピン80の可動ピン85が、接続パッド31に対して弾性的に当接する。これにより、スプリングピン80および接続パッド31が、電気的に接続されている。実装基板30には、接続ランド34および接続パッド31を電気的に接続するスルーホール(図示しない)が形成されている。これにより、測定用コネクタ60およびスプリングピン80は、実装基板30の接続ランド34、接続パッド31およびスルーホールを介して、電気的に接続されている。
As shown in FIG. 9, a plurality of (for example, 22) connection lands 34 are formed on the lower surface (mounting surface) of the mounting
測定用コネクタ60は、多極コネクタ(図示しない)に嵌合するように構成されている。多極コネクタが雄コネクタであれば、測定用コネクタ60は雌コネクタであり、多極コネクタが雌コネクタであれば、測定用コネクタ60は雄コネクタである。図8に示すように、測定用コネクタ60は、樹脂などの第1絶縁性部材61と、第1絶縁性部材61に保持される複数の第1内部端子62と、第1絶縁性部材61に保持されてグランドに接続される第1外部端子63とを備える。
The measuring
測定用コネクタ60において、複数の第1内部端子62のうち、所定数の(例えば6個の)第1内部端子62が、測定端子62として働く。測定用コネクタ60の第1内部端子(測定端子)62は、多極コネクタ6の第2内部端子(内部端子)6bに対して嵌合可能に構成されている。プローブ1による多極コネクタ6への接触位置が、多極コネクタ6における第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9に近づく。これにより、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。
In the
測定用コネクタ60として、測定対象となる第2内部端子6bに対する嵌合だけを目的にした専用コネクタを用いることもできし、多極コネクタ6に嵌合する相手方コネクタと同じ種類のコネクタを用いることができる。前者の場合、専用コネクタによる嵌合が、必ずしも、多極コネクタ6の相手方コネクタによる嵌合と同じにならないため、専用コネクタの測定端子が第2内部端子6bに嵌合しても、両者の接触位置が、第2内部端子6bにおける嵌合位置9から位置ずれすることもある。後者の場合、第1内部端子(測定端子)62と嵌合する第2内部端子(内部端子)6bにおける接触位置が、多極コネクタ6における第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9と同じであり、多極コネクタ6の実際の使用態様に合致している。これにより、測定端子62による接触位置と第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9との間での大きな位置ずれが解消されるので、多極コネクタ6の高周波特性をさらに精度良く測定できる。
As the measuring
測定用コネクタ60の測定端子62は、伝送路を介して、図示しない測定器(例えばネットワーク・アナライザ)に電気的に接続されている。測定用コネクタ60から測定器への伝送路は、実装基板30のスルーホール、スプリングピン80、同軸ケーブル70およびSMAコネクタ90などで構成されている。
The measuring
バレル84が、例えば、バレル挿入孔21の中に圧入・固定されている。バレル84においては、スプリングピン80が、先端ブッシング82および基端ブッシング83によって支持されている。スプリングピン80は、ポゴピンまたはコンタクトプローブと言われており、可動ピン85、チューブおよびスプリングから構成されている。スプリングピン80の可動ピン85は、軸方向に弾性的に進退可能に構成されており、プランジャ20の下面よりも僅かに突出している。
The
伝送路として働く同軸ケーブル70は、導電性の芯線71と、芯線71を覆う電気絶縁性の絶縁体72と、絶縁体72を覆う外導体73と、外導体73を覆う電気絶縁性の外皮74とを有する。スプリングピン80のチューブの基端部が、中央ソケット86を介して、同軸ケーブル70の芯線71に対して電気的に接続されている。伝送路として働く同軸ケーブル70が柔軟性を有するので、伝送路の配置が制約されにくくなる。
The
図6に示すように、複数のバレル84の基端部は、バレル支持板16によって、束ねられるとともに支持されている。図5に示すように、同軸ケーブル70におけるスプリングピン80の反対側には、SMAコネクタ90が配設されている。当該SMAコネクタ90は、図示しない測定器(例えばネットワーク・アナライザ)に接続される。プローブ1は、複数の(例えば6個の)第1内部端子(測定端子)62によって、多極コネクタ6に設けられた複数の(例えば6個の)第2内部端子(内部端子)6bを同時に測定できる。
As shown in FIG. 6, the base ends of the plurality of
したがって、上記構成によれば、測定用コネクタ60が、多極コネクタ6の第2内部端子(内部端子)6bに対して嵌合可能に構成された第1内部端子(測定端子)62を有することによって、プローブ1による接触位置が第2内部端子(内部端子)6bの嵌合位置9に近づくので、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。
Therefore, according to the above configuration, the
〔第1変形例〕
図12を参照しながら、第1変形例に係るプローブ1を説明する。図12は、図5に示したプローブ1の第1変形例を説明する図である。
[First Modification]
The
上記第2実施形態では、実装基板30の四隅に設けられた基板取付穴36と、プランジャ20の四隅に設けられたネジ穴25と位置合わせした状態で、4つの基板取付ネジ37を用いて、実装基板30をプランジャ20に固定している。これに対して、図12に示した第1変形例では、実装基板30の左右の側部に設けられた基板取付穴36と、プランジャ20の左右の側部に設けられたネジ穴25と位置合わせした状態で、2つの基板取付ネジ37を用いて、実装基板30をプランジャ20に固定している。これにより、プランジャ20に対する実装基板30の取付構造の簡素化および実装基板30の交換作業時間の短縮化が可能になる。
In the second embodiment, the four
〔第2変形例〕
図13を参照しながら、第2変形例に係るプローブ1を説明する。図13は、図5に示したプローブ1の第2変形例を説明する図である。
[Second Modification]
The
上記第1変形例では、実装基板30およびプランジャ20の各左右の側部において、2つの基板取付ネジ37を用いて、実装基板30をプランジャ20に固定している。これに対して、図13に示した第2変形例では、実装基板30およびプランジャ20の各上下の側部において、2つの基板取付ネジ37を用いて、実装基板30をプランジャ20に固定している。これにより、プランジャ20に対する実装基板30の取付構造の簡素化および実装基板30の交換作業時間の短縮化が可能になる。
In the first modified example, the mounting
この考案の具体的な実施の形態について説明したが、この考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、この考案の範囲内で種々変更して実施することができる。 Although specific embodiments of the present invention have been described, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be implemented within the scope of the present invention.
上記第1実施形態および第2実施形態においては、フレキシブル基板41が、フランジ10の第1貫通孔12およびプランジャ20の第2貫通孔22を通して引き出されているが、他の態様によってフレキシブル基板41を引き出すことができる。例えば、フランジ10およびプランジャ20の少なくとも一方において、軸直交方向(横方向)に延在する溝(図示しない)を形成して、当該溝を通じてフレキシブル基板41を引き出すことができる。
In the above-described first and second embodiments, the
反対側コネクタ33、接続コネクタ43および測定用コネクタ60は、多極コネクタ6と、多極コネクタ6に嵌合する相手方コネクタとの中から適宜に選択することができる。また、測定用コネクタ60は、いくつかの第1内部端子(測定端子)62が測定対象の第2内部端子(内部端子)6bに対して嵌合するものの、それ以外の第1内部端子62が測定対象外の第2内部端子6bには嵌合しないという部分的に嵌合可能に構成された態様にすることもできる。反対側コネクタ33および接続コネクタ43は、多極コネクタ6とは嵌合関係を有さない別異のコネクタである態様にすることもできる。
The
この考案および実施形態をまとめると、次のようになる。 The idea and embodiments are summarized as follows.
この考案の一態様に係るプローブ1は、
複数の内部端子6bを有する多極コネクタ6を測定するためのプローブ1であって、
フランジ10と、
前記内部端子6bに対して嵌合可能に構成された測定端子62を複数個有する測定用コネクタ60と、
前記測定用コネクタ60を前記フランジ10に対して進退可能に保持するプランジャ20とを備えることを特徴とする。
A
A
A measuring
And a
上記構成によれば、測定用コネクタ60が、多極コネクタ6の内部端子6bに対して嵌合可能に構成された測定端子62を有することによって、プローブ1による接触位置が内部端子6bの嵌合位置9に近づくので、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。
According to the above configuration, the
また、一実施形態のプローブ1では、
前記フランジ10に対して前記測定用コネクタ60を付勢する複数の弾性部材19が設けられている。
Moreover, in the
A plurality of
上記実施形態によれば、測定用コネクタ60が弾性的に進退可能になる。
According to the above-described embodiment, the measuring
また、一実施形態のプローブ1では、
前記複数の弾性部材19は、前記測定用コネクタ60を平面視で囲むように周上に離間して配置されている。
Moreover, in the
The plurality of
上記実施形態によれば、測定用コネクタ60が、片寄ること無く均等に進退することが可能になる。
According to the above-described embodiment, the
また、一実施形態のプローブ1では、
前記フランジ10に対して前記測定用コネクタ60を付勢する弾性部材19が設けられていて、前記弾性部材19は、前記測定端子62に接続される伝送路70を平面視で囲むように配置されている。
Moreover, in the
An
上記実施形態によれば、測定用コネクタ60が、片寄ること無く均等に進退することが可能になる。
According to the above-described embodiment, the
また、一実施形態のプローブ1では、
前記測定用コネクタ60が、第1絶縁性部材61と、前記第1絶縁性部材61に保持されて前記測定端子62として働く複数の第1内部端子62と、前記第1絶縁性部材61に保持されてグランドに接続される第1外部端子63とを備える多極コネクタである。
Moreover, in the
The
上記実施形態によれば、それぞれが多極コネクタ構造を有する多極コネクタ6および測定用コネクタ60の間での嵌合であるので、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。
According to the above-described embodiment, since the
また、一実施形態のプローブ1では、
前記測定用コネクタ60が、前記プランジャ20に取り付けられた実装基板30に実装されている。
Moreover, in the
The
上記実施形態によれば、測定用コネクタ60の取付が容易になり、測定用コネクタ60の測定端子62の引き出しが容易になる。
According to the above-described embodiment, the
また、一実施形態のプローブ1では、
前記実装基板30が、前記測定用コネクタ60の反対側の面において、前記測定用コネクタ60に電気的に接続された反対側コネクタ33を有する。
Moreover, in the
The mounting
上記実施形態によれば、実装基板30において測定用コネクタ60の反対側に設けられた反対側コネクタ33を通じて、測定信号を取り出すことができ、測定信号の取り出しが容易になる。
According to the above-described embodiment, the measurement signal can be taken out through the
また、一実施形態のプローブ1では、
前記実装基板30が、剛性を有するプリント基板である。
Moreover, in the
The mounting
上記実施形態によれば、実装基板30における測定用コネクタ60の位置が安定して、多極コネクタ6に対する測定用コネクタ60の位置決めを精度良く行うことができる。
According to the above-described embodiment, the position of the
また、一実施形態のプローブ1は、
前記測定端子62に接続される伝送路として働くフレキシブル基板41を有する。
In addition, the
It has a
上記実施形態によれば、伝送路として働くフレキシブル基板41が柔軟性を有するので、伝送路の配置が制約されにくくなる。
According to the above-described embodiment, since the
また、一実施形態のプローブ1は、
前記伝送路として働く同軸ケーブル70を有する。
In addition, the
It has a
上記実施形態によれば、伝送路として働く同軸ケーブル70が柔軟性を有するので、伝送路の配置が制約されにくくなる。
According to the above-mentioned embodiment, since the
また、一実施形態のプローブ1では、
前記フランジ10および前記プランジャ20には、前記伝送路を通すための貫通孔12,22が、それぞれ形成されている。
Moreover, in the
The
上記実施形態によれば、伝送路41,70の長さが短くなるので、多極コネクタ6の高周波特性を精度良く測定できる。
According to the above-described embodiment, the lengths of the
この考案の別の局面に係るプローブ1は、
複数の測定端子62と、前記複数の測定端子62を保持する第1絶縁性部材61と、前記第1絶縁性部材61に保持されてグランドに接続される第1外部端子63とを備え、多極コネクタとして構成される測定用コネクタ60と、
前記測定用コネクタ60が先端面に配設され、前記測定端子62に電気的に接続される伝送路41を通すための第2貫通孔22を有するプランジャ20と、
前記第2貫通孔22と平面視で重なり、前記伝送路41を通すための第1貫通孔12を有するフランジ10と、
前記フランジ10に対して前記測定用コネクタ60を付勢する複数の弾性部材19とを備え、
前記複数の弾性部材19は、前記測定用コネクタ60を平面視で囲むように周上に離間して配置されていることを特徴とする。
A
A plurality of
The
A
A plurality of
The plurality of
上記構成によれば、測定端子62による接触位置が測定端子62の嵌合位置9に近づくとともに、測定用コネクタ60が、片寄ること無く均等に弾性的に進退するので、測定対象物(多極コネクタ)6の高周波特性を精度良く測定できる。
According to the above configuration, the contact position of the measuring
また、一実施形態のプローブ1は、
前記伝送路として働くフレキシブル基板41を有する。
In addition, the
It has a
上記実施形態によれば、伝送路が設けられているフレキシブル基板41が柔軟性を有するので、伝送路の配置が制約されにくくなる。
According to the above-described embodiment, since the
この考案の別の局面に係るプローブ1は、
複数の測定端子62と、前記複数の測定端子62を保持する第1絶縁性部材61と、前記第1絶縁性部材61に保持されてグランドに接続される第1外部端子63とを備え、多極コネクタとして構成される測定用コネクタ60と、
前記測定用コネクタ60が先端面に配設され、前記測定端子62に電気的に接続される伝送路70を通すための第2貫通孔22を有するプランジャ20と、
前記第2貫通孔22と平面視で重なり、前記伝送路70を通すための第1貫通孔12を有するフランジ10と、
前記フランジ10に対して前記測定用コネクタ60を付勢する弾性部材19とを備え、
前記弾性部材19は、前記伝送路70を平面視で囲むように配置されていることを特徴とする。
A
A plurality of
A
A
An
The
上記構成によれば、測定端子62による接触位置が測定端子62の嵌合位置9に近づくとともに、測定用コネクタ60が、片寄ること無く均等に弾性的に進退するので、測定対象物(多極コネクタ)6の高周波特性を精度良く測定できる。
According to the above configuration, the contact position of the measuring
また、一実施形態のプローブ1は、
前記伝送路として働く同軸ケーブル70を有する。
In addition, the
It has a
上記実施形態によれば、伝送路として働く同軸ケーブル70が柔軟性を有するので、伝送路の配置が制約されにくくなる。
According to the above-mentioned embodiment, since the
1:プローブ
5:測定治具
6:多極コネクタ(測定対象物)
6a:第2絶縁性部材
6b:第2内部端子(内部端子)
6c:第2外部端子
7:上面位置
9:嵌合位置
10:フランジ
12:第1貫通孔(貫通孔)
15:スペーサ
16:バレル支持板
17:ケーブル挿入体
18:収容穴
19:コイルバネ(弾性部材)
20:プランジャ
21:バレル挿入孔
22:第2貫通孔(貫通孔)
24:ネジ挿入孔
25:ネジ穴
26:テーパー部
27:プランジャネジ
28:ヘッド部
30:実装基板
31:接続パッド
32:隙間
33:反対側コネクタ
33a:第3絶縁性部材
33b:第3内部端子
33c:第3外部端子
34:接続ランド
36:基板取付穴
37:基板取付ネジ
41:フレキシブル基板(伝送路)
42:同軸コネクタ
43:接続コネクタ
43a:第4絶縁性部材
43b:第4内部端子
43c:第4外部端子
60:測定用コネクタ
61:第1絶縁性部材
62:第1内部端子(測定端子)
63:第1外部端子
70:同軸ケーブル(伝送路)
71:芯線
72:絶縁体
73:外導体
74:外皮
80:スプリングピン
82:先端ブッシング
83:基端ブッシング
84:バレル
85:可動ピン
86:中央ソケット
90:SMAコネクタ
1: Probe 5: Measuring jig 6: Multipolar connector (measurement object)
6a: 2nd insulating
6c: Second external terminal 7: Top surface position 9: Fitting position 10: Flange 12: First through hole (through hole)
15: Spacer 16: Barrel support plate 17: Cable insert 18: Storage hole 19: Coil spring (elastic member)
20: Plunger 21: Barrel insertion hole 22: Second through hole (through hole)
24: screw insertion hole 25: screw hole 26: taper part 27: plunger screw 28: head part 30: mounting board 31: connection pad 32: gap 33:
42: coaxial connector 43:
63: First external terminal 70: Coaxial cable (transmission line)
71: Core wire 72: Insulator 73: Outer conductor 74: Outer skin 80: Spring pin 82: Tip bushing 83: Base end bushing 84: Barrel 85: Movable pin 86: Central socket 90: SMA connector
Claims (15)
フランジと、
前記内部端子に対して嵌合可能に構成された測定端子を複数個有する測定用コネクタと、
前記測定用コネクタを前記フランジに対して進退可能に保持するプランジャとを備える、プローブ。 A probe for measuring a multi-pole connector having a plurality of internal terminals,
A flange,
A measurement connector having a plurality of measurement terminals configured to be fittable to the internal terminals,
A probe that holds the measurement connector so that the measurement connector can move back and forth with respect to the flange.
前記測定用コネクタが先端面に配設され、前記測定端子に電気的に接続される伝送路を通すための第2貫通孔を有するプランジャと、
前記第2貫通孔と平面視で重なり、前記伝送路を通すための第1貫通孔を有するフランジと、
前記フランジに対して前記測定用コネクタを付勢する複数の弾性部材とを備え、
前記複数の弾性部材は、前記測定用コネクタを平面視で囲むように周上に離間して配置されている、プローブ。 A plurality of measuring terminals, a first insulating member holding the plurality of measuring terminals, and a first external terminal held by the first insulating member and connected to the ground are configured as a multi-pole connector. Measuring connector,
A plunger having a second through hole through which a transmission path electrically connected to the measurement terminal is provided, the plunger for measurement being disposed on the tip end surface;
A flange that overlaps with the second through hole in plan view and has a first through hole for passing the transmission path;
A plurality of elastic members for urging the measuring connector with respect to the flange,
The probe, wherein the plurality of elastic members are circumferentially spaced apart so as to surround the measurement connector in a plan view.
前記測定用コネクタが先端面に配設され、前記測定端子に電気的に接続される伝送路を通すための第2貫通孔を有するプランジャと、
前記第2貫通孔と平面視で重なり、前記伝送路を通すための第1貫通孔を有するフランジと、
前記フランジに対して前記測定用コネクタを付勢する弾性部材とを備え、
前記弾性部材は、前記伝送路を平面視で囲むように配置されている、プローブ。 A plurality of measuring terminals, a first insulating member holding the plurality of measuring terminals, and a first external terminal held by the first insulating member and connected to the ground are configured as a multi-pole connector. Measuring connector,
A plunger having a second through hole through which a transmission path electrically connected to the measurement terminal is provided, the plunger for measurement being disposed on the tip end surface;
A flange that overlaps with the second through hole in plan view and has a first through hole for passing the transmission path;
An elastic member for urging the measuring connector with respect to the flange,
The probe is arranged such that the elastic member surrounds the transmission path in a plan view.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000400U JP3226821U (en) | 2020-02-07 | 2020-02-07 | Probe for measuring multi-pole connectors |
CN202120297399.XU CN215218914U (en) | 2020-02-07 | 2021-02-02 | Probe needle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020000400U JP3226821U (en) | 2020-02-07 | 2020-02-07 | Probe for measuring multi-pole connectors |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3226821U true JP3226821U (en) | 2020-07-27 |
Family
ID=71663840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020000400U Active JP3226821U (en) | 2020-02-07 | 2020-02-07 | Probe for measuring multi-pole connectors |
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JP (1) | JP3226821U (en) |
CN (1) | CN215218914U (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022163007A1 (en) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | 株式会社村田製作所 | Probe device |
JP2022138224A (en) * | 2021-03-10 | 2022-09-26 | 株式会社村田製作所 | inspection connector |
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2020
- 2020-02-07 JP JP2020000400U patent/JP3226821U/en active Active
-
2021
- 2021-02-02 CN CN202120297399.XU patent/CN215218914U/en active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022163007A1 (en) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | 株式会社村田製作所 | Probe device |
JP2022138224A (en) * | 2021-03-10 | 2022-09-26 | 株式会社村田製作所 | inspection connector |
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CN215218914U (en) | 2021-12-17 |
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