JP3226801U - 昇降式テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳まれた後の包装の体積を減少することができ、運輸コストを減少することができる昇降式テーブルを提供することを目的とする。【解決手段】天板50と、天板の底部に設けられた、折り畳み可能な鋏式テーブル脚60から構成され、鋏式テーブル脚は、二つの脚枠61の中段が交差するように枢着されて構成され、鋏式テーブル脚が折り畳まれて天板の下面に当接するときに、各脚枠の底端は天板のエッジを超えず、各脚枠の底端は横ロッド62を有し、横ロッドにより、各脚枠は支脚に選択的に締め付けられ、これにより、鋏式テーブル脚の支脚は選択的に脱着可能であり、全体の包装体積を縮小することができる。【選択図】図3

Description

本考案は、昇降式テーブルに関し、特に、利用するときの全体の高さに影響を与えることがなく、輸送するときの包装体積を有効に縮小することができ、コンテナに入れ可能な数量を増加することができ、輸送コストを減少することが可能な昇降式テーブルに関するものである。
テーブルは、人々が食べたり、読んだり、仕事をしたりするための主要な家具である。しかし、スペースが狭く、又は毎日片付けが必要な場合に、テーブルは、天板と、天板の下面に設けられているテーブル脚とから構成され、そして利用するときに特定の高さを有するため、折り畳んで収納可能な昇降式テーブルに設計されることが一般的である。これにより、テーブルを收納するスペースを減少することができる。市販している昇降式テーブルは、種々の仕様があり、天板を折ることが可能な仕様の他、テーブル脚を縮小可能な仕様もある。テーブル脚を縮小可能な仕様は、例えば鋏式、折り式および伸縮式などがある。
図1及び図2を参照する。前記昇降式テーブルは、天板10と、天板10の底部に設けられており、折り畳み可能な鋏式テーブル脚20と、から構成される。鋏式テーブル脚20は、選択的に、折り畳まれて天板10の下面に当接し、又は展開されて天板10を支持し、交差するように互いに枢着されている、第1脚枠21と、第2脚枠22と、から構成される。第1脚枠21と第2脚枠22との底端には、安定度を増加するための底ロッド210,220がそれぞれ設けられている。しかし、鋏式テーブル脚20を折り畳んだ後、テーブルの高さが限定されたため、第1脚枠21と第2脚枠22との底ロッド210,220は天板10のエッジを超える。このように、輸送するときに、このような昇降式テーブルを包装するために、より大きい包装箱30を使用することが必要となる。そうすると、コンテナに入れ可能の数量が減少し、輸送コストが増加する問題があった。
本考案の主な目的は、折り畳まれた後の包装の体積を減少することができ、運輸コストを減少することができる昇降式テーブルを提供することにある。
本考案の次の目的は、折り畳み及び収納が便利となる昇降式テーブルを提供することにある。
本考案に係る昇降式テーブルによると、天板と、天板の底部に設けられており、折り畳み可能な鋏式テーブル脚と、から構成され、
鋏式テーブル脚は、二つの脚枠の中段が交差するように枢着されて構成され、鋏式テーブル脚が折り畳まれて天板の下面に当接するときに、脚枠の底端は天板のエッジを超えず、各脚枠の底端は横ロッドを有し、横ロッドにより、各脚枠は支脚に選択的に締め付けられ、
これにより、鋏式テーブル脚の支脚は選択的に脱着可能であり、全体の包装体積を縮小することができることを特徴とする。
本考案に係る昇降式テーブルによると、天板の下面に取付部材が設けられており、取付部材に鋏式テーブル脚が組付けられていることを特徴とする。
本考案に係る昇降式テーブルによると、鋏式テーブル脚の脚枠の横ロッドにロック穴が二つ設けられており、各支脚の中段には、横ロッドのロック穴に対応する穿孔が設けられており、ロックロッドは、穿孔を挿通してロック穴に選択的に締め付けられることを特徴とする。
本考案に係る昇降式テーブルによると、鋏式テーブル脚の各支脚は、コ字形を呈するフレームであり、これにより、安定的に支持することができることを特徴とする。
本考案に係る昇降式テーブルによると、鋏式テーブル脚の各支脚の横ロッドの底縁に旋回円筒が固定されており、複数の支脚は脚枠の旋回円筒内に枢着されており、支脚は、複数のロックロッドがリリースされた後、脚枠に対して直接に旋回して収納することが可能であることを特徴とする。
本考案に係る昇降式テーブルによると、鋏式テーブル脚の脚枠の天端に天ロッドがそれぞれ設けられており、ロック部材により、複数の脚枠のうちの一方の天ロッドは取付部材の一端に設けられており、他方の脚枠の天ロッドの両端にローラーがそれぞれ設けられており、二つのローラーは、取付部材の両側のエッジのスライド溝をスライドすることができ、ローラーを有する脚枠の天ロッドの中段にエアシリンダーが固定されており、エアシリンダーは、伸縮可能な伸びロッドを有し、伸びロッドの伸び出す一端はプルハンドル固定台に固定されており、プルハンドル固定台は、エアシリンダーをリリースするためのプルハンドルを有することを特徴とする。
本考案に係る昇降式テーブルによれば、鋏式テーブル脚は取付部材を介して天板の下面に組付けられており、折り畳まれた後、テーブル脚の脚枠の底端は天板のエッジを超えず、支脚は選択的に脱着可能であり、昇降式テーブルの利用時の高さに影響せず、運輸時の包装の体積を大幅に減少することができ、運輸コストを減少することが可能であるという効果を有する。
従来の昇降式テーブルを示す外観図である。 従来の昇降式テーブルを折り畳んで包装された状態を示す図である。 本考案に係る昇降式テーブルを示す分解斜視図であって、主な各部材の態様とその相対関係を説明する。 本考案に係る昇降式テーブルを組み立てた後の状態を示す図である。 本考案に係る昇降式テーブルを昇降する使用状態を示す図である。 本考案に係る昇降式テーブルを折り畳んで包装された状態を示す図である。 本考案の別の実施形態に係る昇降式テーブルを示す分解斜視図であって、主な各部材の態様とその相対関係を説明する。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本考案に係る昇降式テーブルは、図に示した本考案の実施形態およびその部材について、前と後、左と右、天部と底部、上部と下部、及び水平と垂直の関係は、本考案の説明を便利にするためのものであり、もちろん、本考案はこれに限定されない。図面および明細書において指定された寸法は、本考案の特許請求範囲を逸脱しない限り、本考案の実施形態の設計およびニーズによって変化してもよい。
本考案に係る昇降式テーブルは、図3に示すように、天板50と、天板50の底部に設けられており、折り畳み可能な鋏式テーブル脚60と、から構成される。
また、前記昇降式テーブルの詳細な構成は、図3及び図4を参照する。天板50の下面に取付部材55が設けられている。天板50は、取付部材55を介して鋏式テーブル脚60に組付けられている。鋏式テーブル脚60は、その中段が交差するように互いに枢着されている二つの脚枠61から構成される。また、鋏式テーブル脚60の二つの脚枠61の天端に、天ロッド610がそれぞれ設けられている。ロック部材56により、脚枠61のうちの一方の天ロッド610は、取付部材55の一端に締め付けられており、他方の脚枠61の天ロッド610の両端にローラー615がそれぞれ設けられている。二つのローラー615は、取付部材55の両側にあるエッジに形成されるスライド溝550をスライドすることができる。また、ローラー615が設けられている脚枠61の天ロッド610の中段にエアシリンダー57が固定されている。エアシリンダー57は、伸縮可能な伸びロッド58を有する。伸びロッド58の伸び出す一端はプルハンドル固定台59に固定されている。プルハンドル固定台59は、エアシリンダー57をリリースするためのプルハンドルを有する。ユーザーは、プルハンドル固定台59のプルハンドルを引っ張ると、天板50を押し下げることができ、エアシリンダー57内に伸びロッド58を押し込むことができる。これにより、二つの脚枠61が外側へ開いて、天板50を降下することができる。或いは、ユーザーは、プルハンドル固定台59のプルハンドルを引っ張った後、伸びロッド58がエアシリンダー57から伸び出して、二つの脚枠61が互いに近接し、天板50が上昇する。これにより、これらの脚枠61は、選択的に、折り畳まれて天板10の下面に当接し、又は開かれて天板10を支持することができる。鋏式テーブル脚60の二つの脚枠61が折り畳まれて天板50の下面に当接するときに、脚枠61の底端は天板50のエッジを超えない。
また、各脚枠61の底端に横ロッド62が設けられている。横ロッド62にロック穴63が二つ設けられている。横ロッド62により、各脚枠61は選択的に支脚65に締め付けることができる。各支脚65は、コ字形を呈するフレームでもよい。これにより、安定性を増加することができる。また、支脚65の中段には、横ロッド62のロック穴63に対応する穿孔66が設けられている。ロックロッド67は、支脚65の穿孔66を挿通して、脚枠61の横ロッド62に締め付けられる。
これにより、鋏式テーブル脚60の支脚65は、選択的に脱着することができ、昇降式テーブルの包装の体積を更に減少することができる。
次に、図3、図4及び図6を参照して、本考案の使用状態を説明する。本考案に係る昇降式テーブルの作製が完成されて出荷するときに、鋏式テーブル脚60は取付部材55を介して天板50の下面に組付けられており、鋏式テーブル脚60の脚枠61の支脚65が組付けられておらず、各支脚65は取付部材55の両側を跨るように置かれて、包装材70により、これらを包装する。包装の体積は、ほぼ天板50の寸法と同じ、図2に示す従来のものに比べて、運輸の包装の体積を大幅に減少することができ、運輸コストを有効に減少することができる。
また、利用しようとするときに、これらのロックロッド67は、支脚65の穿孔66を挿通して、脚枠61の横ロッド62に締め付けられると、図4に示すように、本考案に係る昇降式テーブルの使用時の高さが影響されない。
図7を参照する。別の実施形態に係る鋏式テーブル脚60の各脚枠61の横ロッド62の底縁に旋回円筒64が設けられており、支脚65は、直列に接続されるΓ字形支チューブ651、652から構成され、脚枠61の旋回円筒64内に枢着されている。これらのロックロッド67を取り外した後、支脚65は、脚枠61に対して旋回して収納することができ、紛失されることを回避できる。
本考案に係る昇降式テーブルによれば、鋏式テーブル脚は取付部材を介して天板の下面に組付けられており、折り畳まれた後、テーブル脚の脚枠61の底端は天板のエッジを超えず、支脚は選択的に脱着可能であり、昇降式テーブルの利用時の高さに影響せず、運輸時の包装の体積を大幅に減少することができ、運輸コストを減少することが可能である。
10 天板
20 鋏式テーブル脚
21 第1脚枠
22 第2脚枠
30 包装材
50 天板
55 取付部材
56 ロック部材
57 エアシリンダー
58 伸びロッド
59 プルハンドル固定台
60 鋏式テーブル脚
61 脚枠
62 横ロッド
63 ロック穴
64 旋回円筒
65 支脚
66 穿孔
67 ロックロッド
70 包装材
210 底ロッド
220 底ロッド
550 スライド溝
610 天ロッド
615 ローラー
651 Γ字形支チューブ
652 Γ字形支チューブ

Claims (6)

  1. 天板と、前記天板の底部に設けられており、折り畳み可能な鋏式テーブル脚と、から構成され、
    前記鋏式テーブル脚は、二つの脚枠の中段が交差するように枢着されて構成され、前記鋏式テーブル脚が折り畳まれて前記天板の下面に当接するときに、前記脚枠の底端は前記天板のエッジを超えず、前記各脚枠の底端は横ロッドを有し、前記横ロッドにより、前記各脚枠は支脚に選択的に締め付けられ、
    これにより、前記鋏式テーブル脚の前記支脚は選択的に脱着可能であり、全体の包装体積を縮小することができることを特徴とする昇降式テーブル。
  2. 前記天板の下面に取付部材が設けられており、前記取付部材に前記鋏式テーブル脚が組付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の昇降式テーブル。
  3. 前記鋏式テーブル脚の前記脚枠の前記横ロッドにロック穴が二つ設けられており、前記各支脚の中段には、前記横ロッドの前記ロック穴に対応する穿孔が設けられており、ロックロッドは、前記穿孔を挿通して前記ロック穴に選択的に締め付けられることを特徴とする、請求項1に記載の昇降式テーブル。
  4. 前記鋏式テーブル脚の前記各支脚は、コ字形を呈するフレームであり、これにより、安定的に支持することができることを特徴とする、請求項1に記載の昇降式テーブル。
  5. 前記鋏式テーブル脚の前記各支脚の前記横ロッドの底縁に旋回円筒が固定されており、前記複数の支脚は前記脚枠の前記旋回円筒内に枢着されており、前記支脚は、前記複数のロックロッドがリリースされた後、前記脚枠に対して直接に旋回して収納することが可能であることを特徴とする、請求項1に記載の昇降式テーブル。
  6. 前記鋏式テーブル脚の前記脚枠の天端に天ロッドがそれぞれ設けられており、ロック部材により、前記複数の脚枠のうちの一方の前記天ロッドは前記取付部材の一端に設けられており、他方の前記脚枠の前記天ロッドの両端にローラーがそれぞれ設けられており、前記二つのローラーは、前記取付部材の両側のエッジのスライド溝をスライドすることができ、前記ローラーを有する前記脚枠の前記天ロッドの中段にエアシリンダーが固定されており、前記エアシリンダーは、伸縮可能な伸びロッドを有し、前記伸びロッドの伸び出す一端はプルハンドル固定台に固定されており、前記プルハンドル固定台は、前記エアシリンダーをリリースするためのプルハンドルを有することを特徴とする、請求項1に記載の昇降式テーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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