JP3226601U - 胃管挿入用補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】高齢者や意識障害患者に対して、胃管を押し込むだけで、気道に誤挿入させることなく胃に挿入できる胃管挿入用補助具を提供する。【解決手段】胃に向けて挿入する胃管の進路を適正にガイドする管状の補助具であり、補助具10は弓状に湾曲したプラスチックの管からなり、長手方向の全長に亘ってスリット12が形成されている。補助具を使用して胃管を胃に挿入した後、スリットから胃管を補助具の外に出すようにして補助具だけを抜き取り、胃に挿入した胃管をそのまま残す。【選択図】図1
Description
本考案は、胃に挿入する胃管の進路をガイドする胃管挿入用補助具に関するものである。
胃管とは、胃の内容物の性状確認(インフォメーション)、胃の内容物の体外への誘導(減圧、ドレナージ)又は胃内への栄養剤の補給等の目的で、鼻又は口から胃まで挿入されるチューブをいう。
胃管は外径が3mm〜5mm程度の細くて柔らかなプラスチック(ポリ塩化ビニール、シリコン、ポリウレタンなど)のチューブからなる。胃管は、構造的に分類すると、単腔構造(レビン型)のものと、2腔構造・3腔構造(サンプ型)のものがある。
胃管は、例えば、次のようにして患者の胃に挿入する。まず、嘔吐による誤嚥を防ぐため、患者に、仰臥位ではやや頭高位に、可能なら上半身を起こして座位に近い体位をとってもらう。鼻腔内には潤滑剤を予め十分に塗布しておく。
胃管は、顔面に対し直角に近い角度にし、先端部を下鼻道に沿ってゆっくりていねいに挿入して行く。15cmほどの挿入で胃管の先端部は咽頭に達する。胃管の先端部が咽頭に達した時点で患者に何回か嚥下をしてもらい、患者の嚥下のタイミングにあわせて胃管を更に挿入する。患者の嚥下により胃管の先端部は食道の方に誘導される。
胃管の先端部が咽頭を越えた付近の部位は嘔吐反射を起こし易いので、胃管の先端部はゆっくり挿入させる。胃管を鼻腔から約50cm程度まで挿入することができれば、胃管の先端部は胃内に到達しているはずである。
胃管の先端部を胃内に挿入し終えた後は、胃の内容物を吸引することができることを確認したり、胃管の先端部の位置をX線画像等により確認して、胃管が食道を経由して胃に正しく挿入されていることを確認する。胃管の先端部を胃内に挿入し終えた後、胃管の基部側は鼻の翼部分にテープで固定しておく。
胃管の挿入には、上述したように、患者に胃管の先端部を嚥下してもらう必要があるが、高齢者や意識障害患者には嚥下をしてもらうことが困難なので、このような患者に対しては、嚥下をして貰うことなく、胃管を押し込むだけで胃管を胃に挿入しなければならない。
しかし、胃管の先端部を嚥下して貰うことなく、胃管を押し込むだけで胃管を胃に挿入しようとすると、胃管の途中が鼻腔内や咽頭付近で座屈し、胃管の先端部を前方に進めることができなくなる場合があるという問題があった。
また、咽頭から先は食道と気管に分岐しているので、胃管の先端部を進めることができたと思っても、咽頭付近で、胃管の先端部が食道の方ではなく、気管の方に進み、気管内に胃管を挿入させてしまうことがあるという問題があった。
本考案が解決しようとする課題は、高齢者や意識障害患者に対しては胃管を胃に挿入し難い点と、胃管を気道の方に誤って挿入してしまう危険性がある点である。
本考案に係る胃管挿入用補助具は、プラスチック製の管からなり、全体が弓状に湾曲し、長手方向の全長に亘ってスリットが形成されていることを最も主要な特徴とする。
ここで、胃管挿入用補助具は胃管の挿入をガイドするためのものだから、その内径は挿入する胃管の外径より大きい。胃管の外径は3mm〜5mm程度であるから、少なくともこの外径より大きい。
胃管挿入用補助具の内径は挿入する胃管の外径より若干大きい程度が好ましい。挿入する胃管の外径より若干大きいとは、胃管挿入用補助具の内径が、胃管を挿入することが困難になる程、胃管の外径に近過ぎず、また、胃管が胃管挿入用補助具の内部で座屈してしまう程、内径が広過ぎないことをいう。
胃管挿入用補助具の一方の端部、すなわち挿入する際に、先端になる側の端部は斜めに切断されたような形状になっている。胃管挿入用補助具の一方の端部が斜めに切断されたような形状になっていれば、胃管挿入用補助具の一方の端部が尖った状態になり、胃管挿入用補助具を口腔から咽頭及び食道にかけて挿入した時に、口腔、咽頭、食道に引っ掛かり難くなり、胃管挿入用補助具を容易に挿入することができる。
胃管挿入用補助具の角部は丸められているのが好ましい。胃管挿入用補助具の角部が丸められていれば、胃管挿入用補助具を挿入したときに、口腔、咽頭、食道を傷付け難いからである。
スリットは胃管挿入用補助具の腹側(湾曲の内側)に設けられていても良いし、背側(湾曲の外側)に設けられていても良い。管の腹側(湾曲の内側)に設けられている場合は、胃管挿入用補助具を胃管から取り除き易いという利点がある。
胃管挿入用補助具には長さを示す目盛が長手方向に沿って設けられている。胃管挿入用補助具に長さを示す目盛が長手方向に沿って設けられていれば、胃管挿入用補助具をどこまで挿入したか、胃管挿入用補助具の挿入した深さを知ることができるからである。目盛の間隔は任意であり、例えば2cm〜5cm毎としてもよいし、その他の間隔で目盛りを設けてもよい。
胃管挿入用補助具は、通常の大人の体格を想定した場合、内径7.0mm、全長30cmを標準仕様とすることができるが、子供や大きな体格の人のために、内径や全長を異にする別の仕様を作ってもよい。
胃管挿入用補助具の湾曲の曲率半径は50cm〜150cm程度が好ましい。胃管挿入用補助具を、この程度の曲率にすれば、口腔から咽頭を経て食道に挿入し易くなるからである。
胃管挿入用補助具の他方の端部側はラッパ状に拡がっていてもよい。胃管挿入用補助具の他方の端部側がラッパ状に拡がっていれば、胃管挿入用補助具に胃管を挿入するときに挿入し易くなる。
胃管挿入用補助具にはX線不透過ラインが長手方向に沿って設けられている。胃管挿入用補助具にX線不透過ラインが長手方向に沿って設けられている場合は、X線を用いた透視で胃管挿入用補助具の挿入状態を知ることができ、胃管挿入用補助具が正しく挿入されているか否かを確認することができる。
胃管挿入用補助具を形成しているプラスチックとしては、適度な硬さと可撓性の両方を兼ね備えたものが好ましい。
適度な硬さとは、胃管挿入用補助具を口腔から喉及び食道に挿入したときに、口腔、喉又は食道の屈曲した箇所や狭隘になった箇所で胃管挿入用補助具が潰されない程度の硬さをいう。
適度な可撓性とは、胃管挿入用補助具を口腔から喉及び食道に挿入したときに、胃管挿入用補助具が曲がって、胃管挿入用補助具が口腔、喉又は食道に無理な圧迫を加えないようになる程度の可撓性をいう。
胃管挿入用補助具の肉厚は1〜2mm程度が好ましい。肉厚をこの程度にすると、適度な硬さと適度な可撓性が得られる。
胃管挿入用補助具を形成しているプラスチックは、スリットを手で開いてスリットから胃管を取り出す際に、スリットを胃管の外径より広く拡げることができる程度の柔らかさを備えている必要もある。
胃管挿入用補助具を形成しているプラスチックとしては、例えば、透明な軟質PVC(ポリ塩化ビニル樹脂)を使用することができるが、その他のプラスチック、例えば高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、PET樹脂、PBT樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂を使用することができる。
本考案に係る胃管挿入用補助具により、口腔、咽頭及び食道にかけて、緩やかに湾曲した滑らかな通路が形成される。本考案に係る胃管挿入用補助具に胃管を押し込むだけで、胃管を食道まで挿入することができる。押し込まれた胃管は胃管挿入用補助具の中で座屈することはない。咽頭位置にある胃管の先端部を食道側に送るために患者が嚥下する必要がない。高齢者や意識障害患者に胃管を挿入することができるという効果がある。
本考案に係る胃管挿入用補助具により、口腔、咽頭及び食道にかけて、緩やかに湾曲した滑らかな通路が形成される。胃管は本考案に係る胃管挿入用補助具に押し込めば、緩やかに湾曲した滑らかな通路を通って、そのまま食道側に行ってしまう。胃管を気道側に誤挿入しなくて済むという効果がある。
本考案に係る胃管挿入用補助具により、口腔、咽頭及び食道にかけて、緩やかに湾曲した滑らかな通路が形成される。本考案に係る胃管挿入用補助具に胃管を押し込むだけで、胃管を食道まで挿入することができる。胃管の挿入に高度なスキルを求められない。胃管の挿入に手間取ることなく、容易且つ速やかに胃管を挿入することができ、患者に負担を与えないで済むという効果がある。
本考案に係る胃管挿入用補助具は、長手方向の全長に亘ってスリットを有しているので、胃管を胃に挿入させた後、胃管を留置した状態で、該スリットから胃管を出すようにして、本考案に係る胃管挿入用補助具だけをスリットから抜去することができ、従って、本考案に係る胃管挿入用補助具が治療の邪魔になったり、患者に負担を与えたりすることがないという効果がある。
本考案に係る胃管挿入用補助具は、適度な硬さと可撓性を有するプラスチック製の管からなり、全体が弓状に湾曲しているので、口腔から咽頭を経て食道に容易に挿入することができるという効果がある。
本考案に係る胃管挿入用補助具は胃管を経口又は経鼻のいずれから挿入する場合でも使用することができるという効果がある。
高齢者や意識障害患者の胃に胃管を挿入するという目的を、特別な技術を求められることなく、気道に誤挿入させるおそれなく実現した。
図1は本考案に係る胃管挿入用補助具を一方の側から見た状態を示す斜視図、図2は本考案に係る胃管挿入用補助具を他方の側から見た状態を示す斜視図である。これらの図において、10は胃管挿入用補助具であり、胃管挿入用補助具10は湾曲したプラスチック製の管からなり、長手方向の全長に亘ってスリット12を有している。
胃管挿入用補助具10の内径は挿入する胃管の外径より大きい。胃管の外径は3mm〜5mm程度であるから、胃管挿入用補助具10の内径は少なくともこの外径より大きい。胃管挿入用補助具10の内径は挿入する胃管の外径より若干大きい程度が好ましい。挿入する胃管の外径より若干大きいとは、胃管挿入用補助具10の内径が、胃管を挿入することが困難になる程、胃管の外径に近過ぎず、また、胃管が胃管挿入用補助具10の内部で座屈してしまう程、内径が広過ぎないことをいう。
胃管挿入用補助具10の一方の端部10a、すなわち挿入する際に、先端になる側の端部10aは斜めに切断されたような形状になっている。胃管挿入用補助具10の一方の端部10aが斜めに切断されたような形状になっていれば、胃管挿入用補助具10の一方の端部10aが尖った状態になり、胃管挿入用補助具10を口腔から咽頭及び食道かけて挿入した時に、口腔、咽頭、食道に引っ掛かり難くなり、胃管挿入用補助具10を容易に挿入することができる。
胃管挿入用補助具10の角部は丸められているのが好ましい。胃管挿入用補助具10の角部が丸められていれば、胃管挿入用補助具10を口腔、咽頭及び食道に挿入したときに、口腔、咽頭及び食道を傷付け難いからである。
スリット12は胃管挿入用補助具10の腹側(湾曲の内側)に設けられていても良いし、背側(湾曲の外側)に設けられていても良い。管の腹側(湾曲の内側)に設けられている場合は、胃管挿入用補助具10を胃管から取り除き易いという利点がある。
胃管挿入用補助具10には長さを示す目盛14が長手方向に沿って設けられている。胃管挿入用補助具10に長さを示す目盛14が長手方向に沿って設けられていれば、胃管挿入用補助具10をどこまで挿入したか、胃管挿入用補助具10の挿入した深さを知ることができるからである。目盛14の間隔は任意であり、例えば2cm〜5cm毎としてもよいし、その他の間隔で設けてもよい。
胃管挿入用補助具10は、通常の大人の体格を想定した場合、内径7.0mm、全長30cmを標準仕様とすることができるが、子供や大きな体格の人のために、内径や全長を異にする別の仕様を作ってもよい。
胃管挿入用補助具10の湾曲の曲率半径は50cm〜150cm程度が好ましい。胃管挿入用補助具10を、この程度の曲率にすれば、口腔から咽頭を経て食道に挿入し易くなるからである。
胃管挿入用補助具10の他方の端部10bの側はラッパ状に拡がっていてもよい。胃管挿入用補助具10の他方の端部10bの側がラッパ状に拡がっていれば、胃管挿入用補助具10に胃管を挿入するときに挿入し易くなる。
胃管挿入用補助具10にはX線不透過ライン16が長手方向に沿って設けられている。胃管挿入用補助具10にX線不透過ライン16が長手方向に沿って設けられている場合は、X線を用いた透視で胃管挿入用補助具10の挿入状態を知ることができ、胃管挿入用補助具10が正しく挿入されているか否かを確認することができる。
胃管挿入用補助具10を形成しているプラスチックとしては、適度な硬さと可撓性の両方を兼ね備えたものが好ましい。適度な硬さとは、胃管挿入用補助具10を口腔から喉及び食道に挿入したときに、口腔、喉又は食道の屈曲した箇所や狭隘になった箇所で胃管挿入用補助具10が潰されない程度の硬さをいう。
適度な可撓性とは、胃管挿入用補助具10を口腔から喉及び食道に挿入したときに、胃管挿入用補助具10が曲がって、胃管挿入用補助具10が口腔、喉又は食道に無理な圧迫を加えないようになる程度の可撓性をいう。胃管挿入用補助具10の肉厚は1〜2mm程度が好ましい。肉厚をこの程度にすると、適度な硬さと適度な可撓性が得られる。
胃管挿入用補助具10を形成しているプラスチックは、スリット12を手で開いてスリット12から胃管を取り出す際に、スリット12を胃管の外径より広く拡げることができる程度の柔らかさを備えている必要もある。
胃管挿入用補助具10を形成しているプラスチックとしては、例えば、透明な軟質PVC(ポリ塩化ビニル樹脂)を使用することができるが、その他のプラスチック、例えば高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、PET樹脂、PBT樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂を使用することができる。
次に、本考案に係る胃管挿入用補助具を用いて胃管を経口で胃に挿入する場合を、図3の工程図に示す各工程毎に、図4〜図8を参照しながら説明する。
まず、図4に示すように、本考案に係る胃管挿入用補助具10を愛護的に食道まで挿入する。ここで、本考案に係る胃管挿入用補助具10の先端には水溶性潤滑剤を塗布し、経口的に食道内に誘導する 。抵抗があったら無理に進めない。難しければ喉頭鏡などで口腔内を目視しながら行う。
次に、胃管18に水溶性潤滑剤を塗布し、図5に示すように、水溶性潤滑剤を塗布した胃管18を本考案に係る胃管挿入用補助具10に挿入し、本考案に係る胃管挿入用補助具10の内腔を通して、胃管18を胃まで挿入させる。
次に、図6に示すように、胃液の吸引または音で、胃管18の胃への挿入を確認する。
次に、図7に示すように、本考案に係る胃管挿入用補助具10のスリット12を割き、本考案に係る胃管挿入用補助具10を胃管18から抜去し、口腔外に取り出す。
次に、図8に示すように、胃管18を適切な位置に固定し、口側を開放する 。
次に、本考案に係る胃管挿入用補助具を用いて胃管を経鼻で胃に挿入する場合を、
図9の工程図に示す各工程毎に、図10〜図16を参照しながら説明する。
図9の工程図に示す各工程毎に、図10〜図16を参照しながら説明する。
まず、図10に示すように、本考案に係る胃管挿入用補助具10を愛護的に食道まで挿入する。ここで、本考案に係る胃管挿入用補助具10の先端には水溶性潤滑剤を塗布し、経口的に食道内に誘導する 。抵抗があったら無理に進めない。難しければ喉頭鏡などで口腔内を目視しながら行う。
次に、胃管18に水溶性潤滑剤を塗布し、水溶性潤滑剤を塗布した胃管18の先端を経鼻的に、口腔内まで誘導する。
次に、図12に示すように、口腔内に誘導された胃管18を、喉頭鏡等で目視下に、マギール鉗子等で口腔外まで誘導する。
次に、図13に示すように、口腔外まで誘導された胃管18を本考案に係る胃管挿入用補助具10に挿入し、本考案に係る胃管挿入用補助具10の内腔を通して、胃管18を胃まで挿入させる。
次に、図14に示すように、胃液の吸引または音で、胃管18の胃への挿入を確認する。
次に、図15に示すように、本考案に係る胃管挿入用補助具10のスリット12を割き、本考案に係る胃管挿入用補助具10を胃管18から抜去し、口腔外に取り出す。
次に、図16に示すように、胃管18を鼻翼の適切な位置に固定し、口側を開放する 。
10 胃管挿入用補助具
10a 一方の端部
10b 他方の端部
12 スリット
14 目盛
16 X線不透過ライン
18 胃管
10a 一方の端部
10b 他方の端部
12 スリット
14 目盛
16 X線不透過ライン
18 胃管
Claims (10)
- 胃管を胃に挿入するための補助具であって、プラスチック製の管からなり、全体が弓状に湾曲し、長手方向の全長に亘ってスリットが形成されていることを特徴とする胃管挿入用補助具
- 前記管の内径が挿入する胃管の外径より大きいことを特徴とする請求項1に記載の胃管挿入用補助具。
- 前記管の内径が挿入する胃管の外径より略大きいことを特徴とする請求項2に記載の胃管挿入用補助具。
- 前記管の一方の端部が尖っていることを特徴とする請求項1に記載の胃管挿入用補助具。
- 前記管の角部が丸められていることを特徴とする請求項1に記載の胃管挿入用補助具。
- 前記スリットが前記管の腹側(湾曲の内側)に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の胃管挿入用補助具。
- 前記管に目盛が長手方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の胃管挿入用補助具。
- 前記管の湾曲の曲率半径が50cm〜150cmであることを特徴とする請求項1に記載の胃管挿入用補助具。
- 前記管の他方の端部の側がラッパ状に拡がっていることを特徴とする請求項1に記載の胃管挿入用補助具。
- 前記管にX線不透過ラインが長手方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の胃管挿入用補助具。
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