JP3225497U - 地中給水管から給水されるスプリンクラー設備 - Google Patents

地中給水管から給水されるスプリンクラー設備 Download PDF

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勉 前田
勉 前田
秋実 吉留
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【課題】地中給水管から給水されるスプリンクラー設備を提供する。【解決手段】地中給水管Dから上方に分岐した下部水管C1に上部水管C2を螺合し、更に上部水管C2の上端にライザー管Aを螺合して接続するとともに前記水管C1、C2を分割面で包被するように上下2段で左右に分割され、ライザーブロックで囲い、ライザーブロックの分割面に凹所B23を設け、又上部水管C2に凹所と係止する廻り止め突起C24を設ける。【選択図】図10

Description

本考案は、農地・畑又は道路の緑地帯又は法面の緑化あるいはゴルフ場・公園の緑化用植木・草花・住宅の庭に植えられた芝・草木へのスプリンクラー水による散水の設備であって、地表の所定高さにあるスプリンクラーに地中埋設された地中水管から水を上昇させて地表の所定高さから散水するスプリンクラー設備に関する。特に、広い畑に植えられた農作物に散水する農業用給水設備として有用である。
畑の農作物に水を散水するスプリンクラー設備として、本出願人は特許文献1のサトウキビを対象としたスプリンクラー設備を開発した。
この特許文献1の考案は、サトウキビ畑の地中に長尺の地中給水管を埋設し、この地中給水管から所定間隔をもって逆T字状の分岐管を取付け、同分岐管の上方に立上った分岐垂直管に下部水管を螺合して管接続し、更に同下部水管の上端にねじ連結部を介して上部水管を管接続し、同上部水管の上端にスプリンクラーを先端に取付けたライザー管を上位のねじ連結部を介して管接続し、この分岐管・下部水管・上部水管及びねじ連結部の外周を厚く覆う立体形状を上下2段に分け且つ各段は左右に2分割されたコンクリート製のライザーブロックとし、更に上下の各ライザーブロックの分割面に上記分岐垂直管,第1ねじ連結部及び上・下部水管の左右半身を挿入できる管挿入空間を形成し、これら上下の左右対のライザーブロックを左右連結ピンで連結し、及び上下連結ピンで連結して一体化する構造である。
しかし、この従来のスプリンクラー設備では地表の露出するライザー管は畑表土より立上った状態で先端のスプリンクラーによって畑に水を散水するものである。
そのため、農業機械・人又は農器具が地表に立上ったライザー管に接触するとライザー管が曲ったり、又は途中で折曲・破損することが発生したりしていた。その場合は、上部水管の上端の第1ねじ連結部からライザー管の螺合を解いて分離して取り外し、新しいライザー管にこの第2ねじ連結部の位置から交換していた。従来では、その交換の為に変形したライザー管を回転させると、螺合していた下部水管がとも廻りして、下方の第1ねじ連結部の位置で螺合が解けていた。下方の第1ねじ連結部での螺合が解けると、上下の左右対のライザーブロック全体を地中から掘り出して地中から排除させて上部水管を取り外して、新しい上部水管の管端を下方の第1ねじ連結部にねじ連結して管接続し、その後左右対の上下ライザーブロックを外周に設置して左右連結ピンと上下連結ピンによって一体的に連結していた。上下ブロックの掘出しには直径5mで深さ2m程の分岐管の外周の畑土を排土する作業が必要で、そのためライザー管の交換・補修作業に長時間の作業時間の大きい修理の工数が必要であった。
意匠登録第1243144号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のスプリンクラー設備における湾曲・折曲したライザー管の交換作業・補修作業においてライザー管の取外しの為の回転操作に対し、下部水管がとも廻りしないようにでき、ライザー管をその下端にある上方のねじ連結部から確実且つ容易に取り外せて、ライザー管の交換・補修を容易にする。及びライザー管の下方の上部水管での湾曲・変形があった場合でも、上方の上ライザーブロックのみの直径2mで深さ1m程の小規模の地面掘り出しのみで、変形部の上部水管の交換作業が行え、この場合の掘り出し作業と上部水管交換作業の労力を大巾に軽減し且つ短時間で行えるようにすることにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 植物又は農作物が植わっている農地・緑地帯又は地表の地面に向けて、地中に埋設した地中給水管で送られる水を上昇させてスプリンクラーで地表上方から散水する、地中給水管から給水されるスプリンクラー設備であって、
地中に埋設した地中給水管に所定間隔をもって設けられた各分岐管の上方向に立上った垂直管に下部水管を接続するとともに、前記下部水管の上端に上方に延びた上位の上部水管の下端を第1ねじ連結部によって脱着自在に管接続し、更に前記上部水管の上端にスプリンクラーが先端に取付けた垂直なライザー管の下端を第2ねじ連結部でもって脱着自在に管接続し、しかも前記地中水管の分岐管とその上方に管接続された下部水管との外周を覆う立体空間を縦に左右2分割した形状のコンクリート製の左右対の下ライザーブロックを前記分岐部分と下部水管の外周に配置するとともに、前記左右の2分割された左右対の前記下ライザーブロックをその分割面で当接した状態で左右連結ピンによって左右分離可能に連結し、又前記第1ねじ連結部とその上方の上部水管の外周を覆う立体空間を縦に左右2分割した形状のコンクリート製の左右対の上ライザーブロックを前記下ライザーブロック上に載置するように配置するとともに、分割された左右対の上ライザーブロックの分割面で当接した状態で左右連結ピンによって左右分離可能に連結するとともに、前記上ライザーブロックは下方の前記下ライザーブロックに対し上下連結ピンによって上下分離可能に連結し、更に左右対の前記上ライザーブロックの分割面に凹所を設け、前記上部水管に前記凹所の壁面と係止する廻り止め突起を設けた構造とし、
ライザー管の分離のための回転操作で前記上ライザーブロックの前記凹所に前記上部水管の前記廻り止め突起が係止することで、上下のライザーブロックによる大きな回転抵抗が発生して下部水管のとも廻りが生起せずにライザー管を第2ねじ連結部からのライザー管の分離と交換を容易にし、又地面を浅く掘り、上ライザーブロックを分離して排除することで上部水管を第1ねじ連結部から分離して交換できることを特徴とする、地中給水管から給水されるスプリンクラー設備
2) 前記した上下のライザーブロックの左右分割面には、第1ねじ連結部及び上部水管又は下部水管の各半身を空隙少なく包被する断面半円状の管挿入の空間が形成されるとともに、上ライザーブロックの開放口と上部水管の外周との空隙又は前記第1連結部と上ライザーブロックの分割面との間の空隙空間にモルタルを充填し、更に上ライザーブロックの上部に水が貯る凹所がない防水された構造とし、雨水が上下ライザーブロックの内部・分岐部及び地中給水管の周辺まで流入することを抑えた、前記1)記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備
3) 前記した左右の上ライザーブロック上部の管挿入の空間の開放口の開口径が上部水管の管径より大きくしたコーン状の凹所が形成するとともに、同凹所には前記凹所に流入した水を上ライザーブロックの外方へ排出する排水孔が設けられて、ライザーブロック内部下方に雨水が流入しにくくした、前記1)記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備
4) 前記した上下のライザーブロックの載置面の高さに前記第1ねじ連結部が位置するようにし、地面を掘って上ライザーブロックを下ライザーブロックから分離して排除することによって、第1ねじ連結部から上部水管を分離できて上部水管の交換を容易にした、前記1)〜3)いずれか記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備
にある。
本考案によれば、左右対の上ライザーブロックの分割面に凹所を設け、上部水管に同凹所と係止する廻り止め突起を取付けたことにより、ライザー管を回転させても廻り止め突起が上ライザーブロックの前記凹所の壁面と係合し、ライザー管の回転に対し、左右及び上下に連結されて地中に埋設されたライザーブロックは大きな回転負荷抵抗になり、上部水管はライザー管の回転にとも廻りはなくなり、上方の第2ねじ連結部から螺合が解かれてその上方のライザー管が容易に上方の第2ねじ連結部から分離される。
又、上部水管が上ライザーブロックの内部で変形している場合は、ライザー管をその上方の第2ねじ連結部から分離して取り除いた後、ライザーブロックまわりの地面を2m直径で深さ1m程掘ることによって左右対の上ライザーブロックが露出させる。この上ライザーブロックの左右連結ピンと上下連結ピンを取り外して2分割して取り除ければ、下方のねじ連結部と上部水管が露出でき、その後上部水管との螺合を解いて変形した上部水管を取り外し、新しい上部水管を下方のねじ連結部に螺合することで交換できる。その後、上下の左右対のライザーブロックを配置する。
尚、ライザー管の取り外しは変形・損傷したライザー管の交換・補修のためばかりでなく、長期間散水不要の場合あるいは台風の場合にもライザー管の破損を防ぐため取り外す。
左右対の上ライザーブロックで形成される上部水管の管挿入空間と挿入される上部水管との間の空隙をモルタル(図示せず)等で充填し、上ライザーブロック分割合からの水の下方への流入を防止し、又実施例の如く上ライザーブロックの上部に水・ゴミが貯る凹所がない防水構造とすることで、ライザーブロック内部及びその下方の地面に雨水又は植物のゴミ・泥水の流入を少なくできる。
又、図11〜13に示すように上ライザーブロックの上部に管挿入空間を中心とするコーン状(皿状)の凹所を設け、同凹所に排水孔を設ければ上ライザーブロックの上部からの雨水の進入を少なくできる。
更に、上下ライザーブロックの載置面の高さに下方の第1ねじ連結部が位置すれば左右対の上ライザーブロックを地面の小規模な2m直径で1m程の地面掘りによって地中から容易・迅速に排除でき、第1ねじ連結部位と上部水管が露出し変形した上部水管の取り外しと新しい上部水管の連結が迅速に行える。
図1は本考案のサトウキビ畑での実施例のスプリンクラー設備の使用状態を示す説明図である。 図2は実施例の上下の左右対のライザーブロックを示す分解斜視図である。 図3は実施例の縦に2分割された左又は右の半身のライザーブロックの上下重ねた状態を示す説明図である。 図4は実施例のライザー管と上部水管・下部水管と第1,2のねじ連結部との接続構造を示す説明図である。 図5は実施例のライザー管の先端のスプリンクラー用継手を示す拡大正面図である。 図6は実施例の第2ねじ連結部を示す拡大平面図である。 図7は実施例の第2ねじ連結部を示す拡大正面図である。 図8は実施例の分岐管を示す正面図である。 図9は実施例のライザー管の先端に取付けるスプリンクラーの構造を示す説明図である。 図10は実施例のライザー管の破損事故例を示す説明図である。 図11は本考案の上下ライザーブロックの他の構造例を示す説明図である。 図12は本考案の他の構造例の上ライザーブロックの分割面からの矢視の拡大正面図である。 図13は本考案の他の構造例の下ライザーブロックを示す正面図である。
本考案で、上ライザーブロックB2に積極的に皿状の凹所と排水孔を設けることも可能である。
以下、本考案の図1〜10に示す実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図11〜13には本考案の実施例外の他の上下ライザーブロックの構造例を示すものである。
図1〜10に示す実施例は、サトウキビ畑に設けた例で、ライザー管は地面から略1.4〜3.0mで長さ調整できるように垂直に立設され、上部水管の長さは約1m程で下部水管と分岐管の長さは約2m程で地中水管は大略地下2〜3mの深さに配設されている。又、第2ねじ連結部は、上ライザーブロックの平坦な上面から少し高い位置の地面上方に設けた例である。
(符号の説明)
図1〜13の符号と用語をまず説明する。Aは高さを調整するため上下に伸縮自在としたライザー管、A1はライザー管Aの管径48mm外径の高さ1.4m程の下管、A2は同下管内で進退する38mm外径の1.4m高さの上管、A21は上管A2の先端部、A3は同ライザー管Aの上管A2の先端部A21に脱着自在に取付けられたスプリンクラー、A31は上管A2の先端部A21にスプリンクラーA3を接続するコネクター部、A32はスプリンクラーA3の散水ノズル、A33はスプリンクラーA3内部の水路の中心線である。A4は下管A1内を昇降する上管A2を所定の伸縮位置で固定連結する長さ調整継手、A41は同長さ調整継手の継手本体、A42は開閉してライザー管Aの上管A2を把持する左右対の開閉爪アーム、A43は同開閉爪アームの枢軸、A44は左右の開閉爪アームを引き寄せて上管A2を締めて把持する締付ボルトである。
Bはライザー管Aの下方の地中に埋設される上下のライザーブロック、B1は左右対の下ライザーブロック、B2は左右対の上ライザーブロック、B10は下ライザーブロックB1の分割面、B11は同分割面B10に形成された下部水管C1を挿水する挿入空間、B12は左右連結ピン、B13は上下連結ピン、B14は連結ピン孔、B20は上ライザーブロックB2の分割面、B21は同分割面B20に形成された上部水管C2を挿入する挿入空間(凹部)、B22は左右の上ライザーブロックB2を連結する左右連結ピンである。C1は分岐管Eの垂直管E1と螺合され,上方にある上部水管C2の下端に第1ねじ連結部(脱着自在継手)C10を介して接続される下部水管、C2はライザー管Aの下端と第2ねじ連結部(脱着自在継手)C22を介して接続される上部水管、C21は上部水管C2の上端部、C22は上部水管C2の上端部21と螺合し上端ではライザー管Aの下管A1を螺着させている第2ねじ連結部(脱着自在継手)、C23は第2ねじ連結部(脱着自在継手)C22の回転操作アーム、C24は上部水管C2の途中に設けた廻り止め突起、C25は下管A1の下端部との螺合部、C26は上部水管C2の上端部との螺合部である。
Dは地中水管、Eは逆T字状の分岐管、E1は逆T字状の分岐管Eの垂直管、E2は地中水管Dと分岐管Eの水平管との接続部である。Pは畑に植えられたサトウキビ、HGは畑地面、HAは実施例での地面掘出領域、HAJは従来の地面堀出領域である。
本実施例では、地中水管Dから給水される水は分岐管E,その垂直管E1,下部水管C1,上部水管C2を通って、ライザー管Aの下管A1,上管A2,コネクター部(雄ねじ部)A31とコネクターベース(雌ねじ管)A34との螺合によってスプリンクラーA3が取付けられ、その散水ノズルA32を介してサトウキビ畑へ散水される。スプリンクラーA3の高さは長さ調整継手A4によってライザー管Aは地表から1.5〜3m程の高さで高さ調整できる。
このライザー管Aが農作業車又は農器具・作業者と接触して又は強風・台風によって変形変位・破損することが発生する。
この場合の変形変位したライザー管Aの交換作業で上部管から取り外すため、ライザー管Aを回転させてもライザー管Aの下端の第2ねじ連結部(脱着自在継手)C22を介し接続された上部水管C2の廻り止め突起C24が左右対の上ライザーブロックB2の分割面B20の凹所B23と係止し、しかも左右対の上ライザーブロックB2は左右連結ピンB22で互に連結され、更に上下連結ピンB13によって下ライザーブロックB1と連結し、上下ライザーブロックB1,B2は地面に埋設されているので、これらが強い回転止めとなって上部水管C2の回転はせずに第2ねじ連結部(脱着自在継手)C22においてライザー管Aの下管A1は上部水管C2の第2ねじ連結部(脱着自在継手)C22の位置から分離され、ライザー管Aはとも廻りなく脱着継手の位置から分離し、ライザー管Aの交換・補修が容易になされる。
更に、前記上部水管が変形して交換させねばならない場合は、ライザー管Aの取り外し後に上ライザーブロックB2の外周の土面を直径2mで深さ1m程掘ることで、上ライザーブロックB2を露出し、これを左右連結ピンB12,22及び上下連結ピンB13を取り外すことで左右の上ライザーブロックB2に分解して地中から取り出すことによって、第1ねじ連結部C10が露出する。この第1ねじ連結部C10の螺合を解くことで、変形・折損した上部水管C2を取り外し、新しい上部水管C2を螺着することで新しい上部水管に新たに第1ねじ連結部C10に取付けることができる。
新しい上部水管C2を取付けてからその外周に左右の上ライザーブロックB2を配置し、左右連結ピンB12,22,上下連結ピンB13を取付けて上下ライザーブロックB1,B2を一体化して、地中に埋設させることができる。この地面の掘り出しが直径2mで深さ1m程で済むので、作業が迅速にできる。
本考案では、図12,13に示す他の構造例の上ライザーブロックB2のように上部にコーン状の水を一時貯えるコーン状の凹所B40を設け、この凹所B40に排水孔B41を設けて、外部に排水する構造も可能である。
本考案は、サトウキビ畑等の農作物への散水の他、ゴルフ場の芝、公園に植えた草花、道路の緑地帯の散水装置としても使用できる。
A ライザー管
A1 下管
A2 上管
A21 先端部
A3 スプリンクラー
A31 コネクター部(雄ねじ部)
A32 散水ノズル
A33 中心線
A34 コネクターベース(雌ねじ管)
A4 長さ調整継手
A41 継手本体
A42 開閉爪アーム
A43 枢軸
A44 締付ボルト
B ライザーブロック
B1 下ライザーブロック
B10 分割面
B11 挿入空間
B12 左右連結ピン
B13 上下連結ピン
B14 連結ピン孔
B2 上ライザーブロック
B20 分割面
B21 挿入空間
B22 左右連結ピン
B23 凹所
B33 連結ピン孔
B40 コーン状凹所
B41 排水孔
C1 下部水管
C10 第1ねじ連結部(脱着自在継手)
C2 上部水管
C21 上端部
C22 第2ねじ連結部(脱着自在継手)
C23 回転操作アーム
C24 廻り止め突起
C25 下管との螺合部
C26 上部水管との螺合部
D 地中水管
E 分岐管
E1 垂直管
E2 接続部
P サトウキビ
HG 畑地面
HA 実施例での地面掘出領域
HAJ 従来の地面掘出領域
SC 農作業車
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 植物又は農作物が植わっている農地・緑地帯又は地表の地面に向けて、地中に埋設した地中給水管で送られる水を上昇させてスプリンクラーで地表上方から散水する、地中給水管から給水されるスプリンクラー設備であって、
地中に埋設した地中給水管に所定間隔をもって設けられた各分岐管の上方向に立上った垂直管に下部水管を接続するとともに、前記下部水管の上端に上方に延びた上位の上部水管の下端を第1ねじ連結部によって脱着自在に管接続し、更に前記上部水管の上端にスプリンクラーが先端に取付けた垂直なライザー管の下端を第2ねじ連結部でもって脱着自在に管接続し、しかも前記地中水管の分岐管とその上方に管接続された下部水管との外周を覆う立体空間を縦に左右2分割した形状のコンクリート製の左右対の下ライザーブロックを前記分岐と下部水管の外周に配置するとともに、前記左右の2分割された左右対の前記下ライザーブロックをその分割面で当接した状態で左右連結ピンによって左右分離可能に連結し、又前記第1ねじ連結部とその上方の上部水管の外周を覆う立体空間を縦に左右2分割した形状のコンクリート製の左右対の上ライザーブロックを前記下ライザーブロック上に載置するように配置するとともに、分割された左右対の上ライザーブロックの分割面で当接した状態で左右連結ピンによって左右分離可能に連結するとともに、前記上ライザーブロックは下方の前記下ライザーブロックに対し上下連結ピンによって上下分離可能に連結し、更に左右対の前記上ライザーブロックの分割面に凹所を設け、前記上部水管に前記凹所の壁面と係止する廻り止め突起を設けた構造とし、
ライザー管の分離のための回転操作で前記上ライザーブロックの前記凹所に前記上部水管の前記廻り止め突起が係止することで、上下のライザーブロックによる大きな回転抵抗が発生して下部水管のとも廻りが生起せずにライザー管を第2ねじ連結部からのライザー管の分離と交換を容易にし、又地面を浅く掘り、上ライザーブロックを分離して排除することで上部水管を第1ねじ連結部から分離して交換できることを特徴とする、地中給水管から給水されるスプリンクラー設備
2) 前記した上下のライザーブロックの左右分割面には、第1ねじ連結部及び上部水管又は下部水管の各半身を空隙少なく包被する断面半円状の管挿入の空間が形成されるとともに、上ライザーブロックの開放口と上部水管の外周との空隙又は前記第1連結部と上ライザーブロックの分割面との間の空隙空間にモルタルを充填し、更に上ライザーブロックの上部に水が貯る凹所がない防水された構造とし、雨水が上下ライザーブロックの内部・分岐部及び地中給水管の周辺まで流入することを抑えた、前記1)記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備
3) 前記した左右の上ライザーブロック上部の管挿入の空間の開放口の開口径が上部水管の管径より大きくしたコーン状の凹所が形成するとともに、同凹所には前記凹所に流入した水を上ライザーブロックの外方へ排出する排水孔が設けられて、ライザーブロック内部下方に雨水が流入しにくくした、前記1)記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備
4) 前記した上下のライザーブロックの載置面の高さに前記第1ねじ連結部が位置するようにし、地面を掘って上ライザーブロックを下ライザーブロックから分離して排除することによって、第1ねじ連結部から上部水管を分離できて上部水管の交換を容易にした、前記1)〜3)いずれか記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備
にある。

Claims (4)

  1. 植物又は農作物が植わっている農地・緑地帯又は地表の地面に向けて、地中に埋設した地中給水管で送られる水を上昇させてスプリンクラーで地表上方から散水する、地中給水管から給水されるスプリンクラー設備であって、
    地中に埋設した地中給水管に所定間隔をもって設けられた各分岐管の上方向に立上った垂直管に下部水管を接続するとともに、前記下部水管の上端に上方に延びた上位の上部水管の下端を第1ねじ連結部によって脱着自在に管接続し、更に前記上部水管の上端にスプリンクラーが先端に取付けた垂直なライザー管の下端を第2ねじ連結部でもって脱着自在に管接続し、しかも前記地中水管の分岐管とその上方に管接続された下部水管との外周を覆う立体空間を縦に左右2分割した形状のコンクリート製の左右対の下ライザーブロックを前記分岐部分と下部水管の外周に配置するとともに、前記左右の2分割された左右対の前記下ライザーブロックをその分割面で当接した状態で左右連結ピンによって左右分離可能に連結し、又前記第1ねじ連結部とその上方の上部水管の外周を覆う立体空間を縦に左右2分割した形状のコンクリート製の左右対の上ライザーブロックを前記下ライザーブロック上に載置するように配置するとともに、分割された左右対の上ライザーブロックの分割面で当接した状態で左右連結ピンによって左右分離可能に連結するとともに、前記上ライザーブロックは下方の前記下ライザーブロックに対し上下連結ピンによって上下分離可能に連結し、更に左右対の前記上ライザーブロックの分割面に凹所を設け、前記上部水管に前記凹所の壁面と係止する廻り止め突起を設けた構造とし、
    ライザー管の分離のための回転操作で前記上ライザーブロックの前記凹所に前記上部水管の前記廻り止め突起が係止することで、上下のライザーブロックによる大きな回転抵抗が発生して下部水管のとも廻りが生起せずにライザー管を第2ねじ連結部からのライザー管の分離と交換を容易にし、又地面を浅く掘り、上ライザーブロックを分離して排除することで上部水管を第1ねじ連結部から分離して交換できることを特徴とする、地中給水管から給水されるスプリンクラー設備。
  2. 前記した上下のライザーブロックの左右分割面には、第1ねじ連結部及び上部水管又は下部水管の各半身を空隙少なく包被する断面半円状の管挿入の空間が形成されるとともに、上ライザーブロックの開放口と上部水管の外周との空隙又は前記第1連結部と上ライザーブロックの分割面との間の空隙空間にモルタルを充填し、更に上ライザーブロックの上部に水が貯る凹所がない防水された構造とし、雨水が上下ライザーブロックの内部・分岐部及び地中給水管の周辺まで流入することを抑えた、請求項1記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備。
  3. 前記した左右の上ライザーブロック上部の管挿入の空間の開放口の開口径が上部水管の管径より大きくしたコーン状の凹所が形成するとともに、同凹所には前記凹所に流入した水を上ライザーブロックの外方へ排出する排水孔が設けられて、ライザーブロック内部下方に雨水が流入しにくくした、請求項1記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備。
  4. 前記した上下のライザーブロックの載置面の高さに前記第1ねじ連結部が位置するようにし、地面を掘って上ライザーブロックを下ライザーブロックから分離して排除することによって、第1ねじ連結部から上部水管を分離できて上部水管の交換を容易にした、請求項1〜3いずれか記載の地中給水管から給水されるスプリンクラー設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114711216A (zh) * 2022-05-20 2022-07-08 广州搏弈园林绿化有限公司 一种角度可调的农药自动喷洒装置

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