JP3225367B2 - 容積式ピペット - Google Patents

容積式ピペット

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JP3225367B2 JP01850392A JP1850392A JP3225367B2 JP 3225367 B2 JP3225367 B2 JP 3225367B2 JP 01850392 A JP01850392 A JP 01850392A JP 1850392 A JP1850392 A JP 1850392A JP 3225367 B2 JP3225367 B2 JP 3225367B2
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/0275Interchangeable or disposable dispensing tips
    • B01L3/0279Interchangeable or disposable dispensing tips co-operating with positive ejection means

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  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体試料の取扱いに関
するものである。厳密にいえば、本発明は、容積式ピペ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】取り外し可能なノズル・ホールド及びピ
ストンが設けられている容積式ピペットは以前から既に
周知である。ピペット本体には、中ぐり穴において移動
可能な接続アームが設けられており、その底端部には、
ストリップで形成された把持装置が設けられている。接
続アームの低端部が中ぐり穴から押し出されると、スト
リップが開き、ピストン・ロッドの上端に納まることに
なる。接続アームが中ぐり穴に引き戻されると、ストリ
ップはピストン・ロッドを把持し、これにより、ピスト
ンを引き上げる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のピ
ペットは構造が複雑であるという問題があった。したが
って、本発明の目的は単純な構造を備えた容積式ピペッ
トを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の構成を次のとおりとした。すなわち、中ぐ
り穴及びノズルを備えた本体と、ノズルに取り付けられ
たシリンダと、シリンダ内を移動するロッドを備えたピ
ストンと、該ピストンを把持するため、前記中ぐり穴を
移動する把持アームとが設けられた容積式ピペットであ
って、前記把持アームがスライド・スリーブであり、該
スリーブを上から押圧することによって前記ピストンの
ロッドが把持され、前記スリーブが、摩擦で前記ピスト
ンのロッドの端部のまわりに取り付けられ、その一方
で、前記シリンダが前記ノズルに取り付けられ、前記ス
ライド・スリーブの内側に可動解放ロッドが設けられて
おり、それによって、前記スライド・スリーブから前記
ピストンを押し離すことができることを特徴とする構成
とした。
【0005】
【作用】以上の構成において、スライド・スリーブを上
から押圧すると、スライド・スリーブは中ぐり穴を移動
してピストンのロッドを把持する。このとき、スライド
・スリーブはピストンのロッド先端部に摩擦により係合
される。また、前記スライド・スリーブの内側に設けら
れた可動解放ロッドによって、ピストンのロッド先端部
に摩擦により係合されたスライド・スリーブから、前記
ピストンを押し離すこともできる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例の1つについて、以下でさら
に詳細に説明する。図1ないし3によるピペットの場
合、本体は、ハンド・グリップ1及び先端部2から構成
されている。先端部2は、下方へ円錐状に細くなってい
る。その底端部には、摩擦によってノズルが取り付けら
れている。
【0007】先端には、シリンダ3とピストン4が設け
られている。シリンダ3内に設けられたピストン4は、
その端部がシーリング5によって密封されている。シリ
ンダ3の上端部には、円錐状拡張部6があり、その内側
表面は、その形状が、本体の先端部2の端部における外
側表面と一致する。従って、シリンダ3は、摩擦によっ
て先端部2に取り付けることが可能である。ピストン4
には、シリンダ3に取り付けられた先端部2の底縁を越
えて上方へ延びるロッドが設けられている。ピストン4
のロッドには、リミッタ7が取り付けられており、ピス
トンがその底位置につく時、リミッタは拡張部6の底に
あるので、ピストンのヘッドは、シリンダの底端部の
高さにくる。
【0008】先端部2には、それを通って延びる中ぐり
穴が設けられており、この中ぐり穴は、その上端部が大
きくなっており、その間に肩部8が形成されている。そ
の底端部からハンド・グリップまで延びる中ぐり穴に、
スライド・スリーブ9が納められている。スライド・ス
リーブ9の上端部は、底部制限スリーブ10に取り付けら
れている。底部制限スリーブ10の外径は、先端部2にお
ける中ぐり穴の上端の直径よりも大きい。
【0009】先端部2は、その先端部がシリンダ3の拡
張部6に滑り込むとき、スライド・スリーブ9は、可動
範囲の下死点にあり、すなわち、その底端が先端部
底端の高さになり(図1)、スライド・スリーブが、
ピストン4のロッドの上端部まわりをスライドして、摩
擦でそれを把持する。この場合、この把持は、図4に示
すスライド・スリーブ9内に作られた環状絞り部11及び
ピストン4のロッドにおける対応する溝部12によって形
成された保持部材によって、確実に行われる。ロッドに
対するスライド・スリーブ9のスライドは、この場合、
ピストン4のロッドの端部に配置された軸方向溝部13
(図4及び図5)から成る弾性部材によってより容易に
おこなわれる。
【0010】スライド・スリーブ9の内側には、スライ
ド解放ロッド14(可動開放ロッド)が設けられており、
その上方端はスライド部15に取り付けられている。ピス
トン4のロッドがスライド・スリーブ9に取り付けられ
たとき、スライド解放ロッド14の底端は、ピストン4の
ロッドの上端部の上にくることになる。先端部2が取り
外されるときは、スライド解放ロッド14は下方へスライ
ドし、ピストン4のロッドをスライド・スリーブ9から
押し出す。同時に、ピストン4のリミッタ7が、シリン
ダ3の拡張部6の底部に押しつけられて、シリンダ3
先端部2から押し離す(図3)。
【0011】スライド部15の底端には、保持スリーブ17
を支持する環状カンチレバー16が設けられており、この
保持スリーブの上端部には、環状カンチレバー16に対応
する制限リング18が設けられている。保持スリーブ17の
制限リング18が環状カンチレバー16に押しつけられると
、保持スリーブ17の底端は、スライド部15の底端の下
方へと延びる状態となる。スライド部15には、コイルバ
ネ19が取り付けられており、保持スリーブ17の制限リン
グ18を環状カンチレバー16に押しつけるようになってい
る。コイルバネ19は、スライド部15の上端に取り付けら
れたカラー20によって上から押さえられる。
【0012】スライド部15の上方には、スライド・ブッ
シュ・リング21が設けられており、その下方の狭間に
は、スライド部15の上端部が納まっている。スライド・
ブッシュ・リング21の上部表面に、押圧アーム22が設
けられており、その上端部には、ハンド・グリップ1の
上に延びる広めの押しボタン23が取り付けられている。
押圧アーム22のまわりには、ハンド・グリップ1内を縦
方向にスライドする制限ナット24がネジで取り付けられ
ており、ハンド・グリップに対するナットの回転は、ガ
イド・バーによって妨げられる。
【0013】ハンド・グリップ1の上端部は、ネジ26に
よってハンド・グリップに取り付けられた較正スリーブ
25によって閉ざされている。押しボタン23は、較正スリ
ーブ25内をスライドするように構成されている。
【0014】スライド・スリーブ9のまわりには、コイ
ル・バネ27が取り付けられており、そのコイル・バネの
底端は、先端部2の肩部8に押しつけられている。コイ
ル・バネ27は、スライド・スリーブ9の上端部に取り付
けられた底部制限スリーブ10によって上部から押さえら
れている。コイルバネ19は、コイル・バネ27に比べて剛
性が高い。
【0015】バネ27が、底部制限スリーブ10、保持スリ
ーブ17、コイルバネ19、カラー20、スライド部15、及び
スライド・ブッシュ・リング21を介して押圧アーム22を
その上部位置に押しつけ、この位置において、制限ナッ
ト24が、較正スリーブ25の底部表面に押しつけられる
(図2)。こうして、スライド・スリーブ9及びそれに
取り付けられたピストン4の移動及び吸い込み容積の上
限が決まる。この容積は、押しボタン23によって押圧
ーム22を回し、これにより、押圧アーム22の縦方向に対
する制限ナット24の位置を変えることにより調整でき
る。
【0016】ハンド・グリップ1には、所望の容積表示
(図1〜3には不図示)、例えば、回転デジタル・リン
グに基づく表示が施されている。容積表示は、較正スリ
ーブ25を回転させ、示される容積が問題となる吸い込み
容積に正確に対応するようにして、較正される。
【0017】ピペットによる移液は、先端部2シリン
3に押し込み、かつ、底部制限スリーブ10がノズル部
分の上部表面にあたるまでコイル・バネ27の力に逆らっ
押しボタン23を押すことにより開始され(図1)、こ
れによりスライド・スリーブ9がピストン4を把持す
る。押しボタン23を押すと、コイルバネ19の力も押さえ
る動きに対して抵抗を示し始めるので、この段階におい
て、抵抗の増大が明確に感じられるようになる。押し
タン23がこの位置に保持され、シリンダ3のノズルが、
ピペットで移される液体をいれた容器内に送り込まれ
る。ここで、押しボタン23が解放されて、コイル・バネ
27がスライド・スリーブ9をその上部位置に戻し、スラ
イド・スリーブに取り付けられたピストン4が、液体
を吸い上げてシリンダ3に送り込む。底部制限スリーブ
10が先端部2の上方表面に当たるまで、コイル・バネ27
の力に逆らってもう1度押しボタン23を押すことによっ
て、液体がシリンダ3から送り出される。ノズル部を
り外す場合には、コイルバネ19の力に逆らって、押し
タン23をさらに下方まで押すことになる。スライド解放
ロッド14が、ピストン4をスライド・スリーブ9から押
し出し、リミッタ7が、シリンダ3を先端部2から押し
離す(図3)。
【0018】図1ないし図3による先端部分は、例え
ば、2〜25マイクロリットルのピペットに適合するもの
である。容積を増すには、ピストンの移動距離が厄介な
ほど長くならないようにするため、さらに太いシリンダ
が必要になる。
【0019】図6及び図7には、例えば、20〜250 マイ
クロリットルといったさらに大容積の場合に採用される
先端部のシリンダ3及びピストン4が示されている。こ
の場合、シリンダ3の底端28は、円錐状に細くなってい
る。ピストン4の場合、底端には、対応する形状の円錐
端部29、その端部には、シリンダ3の底端にある開口に
対応するポイント30が設けられている。ピストン4のシ
ーリング5は、円錐端部29に直接重ねられる。円錐端部
29は、同時に、リミッタ7(図1)のような働きをし、
シリンダ3の細くなった端部28に押しつけると、ピペッ
トのノズル部から拡張部6を解放する。さらに、ピスト
ン4には、ガイド・リング31が設けられており、このリ
ングによって、ピストンを正しい方向に保つことが可能
になる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、ピスト
ンを把持する把持アームをスライド・スリーブとして形
成し、このスリーブを上方から押圧することによりピス
トンのロッドを把持し、またこのスリーブは摩擦により
ピストンのロッド先端部に固定され、さらに、シリンダ
はノズルに取り付けられる構成としたので、非常に簡単
な構造となり、したがって、製造も簡単であり、製造コ
ストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移液のためボタンを押した状態を示すピペット
の断面図である。
【図2】ボタンを解放して液体を吸入した状態を示すピ
ペットの断面図である。
【図3】シリンダを先端部から押し離すため、ボタンを
図1の状態からさらに押した状態を示すピペットの断面
図である。
【図4】ピストンの取り付け状態を示す拡大縦断面図で
ある。
【図5】上から見たピストンの上方端を示す図である。
【図6】別タイプのシリンダを示す拡大図である。
【図7】別タイプのピストンを示す拡大図である。
【符号の説明】
1 ハンド・グリップ 2 先端部 3 シリンダ 4 ピストン 5 シーリング 6 拡張部 7 リミッタ 8 肩部 9 スライド・スリーブ 10 底部制限スリーブ 11 環状スロット 12 溝部 13 軸方向溝部 14 スライド解放ロッド 15 スライド部 16 カンチレバー 17 保持スリーブ 18 制限リング 19 コイルバネ 20 カラー 21 スライド・ブッシュ・リング 22 押圧アーム 23 押しボタン 24 制限ナット 25 較正スリーブ 26 ネジ 27 コイル・バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01L 3/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中ぐり穴及びノズルを備えたノズル本体
    と、該ノズルに取り付けられたシリンダと、シリンダ内
    を移動するロッドを備えたピストン(4) と、該ピストン
    を把持するため、前記中ぐり穴を移動する把持アームと
    が設けられた容積式ピペットであって、前記把持アーム
    がスライド・スリーブ(9) であり、該スリーブを上から
    押圧することによって前記ピストン(4) のロッドが把持
    され、前記スリーブが、摩擦で前記ピストンのロッドの
    端部のまわりに取り付けられ、その一方で、前記シリン
    ダ(3) が前記ノズルに取り付けられ 前記スライド・スリーブの内側に可動解放ロッド(14)が
    設けられており、それによって、前記スライド・スリー
    ブから前記ピストンを押し離すことができる ことを特徴
    とする容積式ピペット。
  2. 【請求項2】 前記スライド・スリーブに接続された底
    部リミッタ(10)が設けられており、本体のカウンタ面
    が、これと協働して、本体に対する前記スライド・スリ
    ーブの底部位置を決定することを特徴とする請求項
    ピペット。
  3. 【請求項3】 前記スライド・スリーブに接続された頂
    部リミッタが設けられており、本体のカウンタ面(25)
    が、これと協働して、本体に対するスライド・スリーブ
    の頂部位置を決定することを特徴とする請求項1または
    のピペット。
  4. 【請求項4】 前記頂部リミッタのカウンタ面の位置
    は、前記スライド・スリーブの移動方向において調整可
    能であることを特徴とする請求項のピペット。
  5. 【請求項5】 前記頂部リミッタが、前記スライド・ス
    リーブの延長部分である押圧アーム(22)にネジで取り付
    けられるナット(24)であり、該ネジの回転は、ピペット
    本体に対して妨げられるようになっていることを特徴と
    する請求項3または4のピペット。
  6. 【請求項6】 前記スライド・スリーブに接続されたバ
    ネ(27)が設けられており、このバネが、前記スライド・
    スリーブをその頂部位置に向けて押しつけることを特徴
    とする請求項3ないし5のうちいずれかのピペット。
  7. 【請求項7】 前記解放ロッド(14)に接続されたスライ
    ド部(15)及びバネ(19)が設けられていて、これらが前記
    解放ロッドを前記スライド・スリーブに対する所定の頂
    部位置に保持し、前記バネの力に逆らって、前記解放ロ
    ッドは押し下げられ、また、前記バネが、前記スライド
    ・スリーブに接続されるバネよりも剛性が高いというこ
    とを特徴とする請求項ないしのうちいずれかのピペ
    ット。
  8. 【請求項8】 前記ピストン及び前記シリンダに対する
    カウンタ面に接続されたリミッタが設けられており、前
    記ピストンを押すことによって、ピペット本体から前記
    シリンダが解放されるようになっていることを特徴とす
    る請求項ないしのうちいずれかのピペット。
  9. 【請求項9】 前記ピストンを前記スライド・スリーブ
    内に保持できるように、保持部材(11、12) が、前記ピス
    トンまたは前記スライド・スリーブに接続され、また、
    前記ピストンまたは前記スライド・スリーブに、弾性部
    材(13)が接続されており、この弾性部材によって、前記
    ピストンを前記スライド・スリーブ内へ滑り込ませるの
    が容易になることを特徴とする請求項ないしのうち
    いずれかのピペット。
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