JP3225156U - Dressing belt - Google Patents
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Abstract
【課題】上前の衿の位置決めを簡便に行うことができる着付け用ベルトを提供する。【解決手段】両端にフック部材を有するベルト21と、2つのループ部材と、を備え、一方のループ部材は、着物1の上前1aの衿1cよりも脇線側の内側に取付け可能であり、一方のフックが係合されるとともに、他方のループ部材23は、ベルトもしくは着物の下前1bの衿1dよりも脇線側の外側に取付け可能であり、他方のフック部材25が係合される。【選択図】図6The present invention provides a dressing belt capable of easily positioning a front collar. A belt (21) having hook members at both ends and two loop members are provided, and one of the loop members can be attached to the inner side of the collar (1c) of the upper front (1a) of the kimono (1). One of the hooks is engaged, the other loop member 23 can be attached to the outer side of the side of the belt or the kimono below the collar 1d of the lower front 1b, and the other hook member 25 is engaged. You. [Selection diagram] FIG.
Description
本考案は、上前と下前の衿の位置を固定する着付け用ベルトに関する。 The present invention relates to a dressing belt for fixing upper and lower front collar positions.
着物は、日本の民族衣装として、従来から冠婚葬祭等の様々な場所で着用されている。着物を着るときには、該着物を身体に纏い着丈を合わせた後、衿を位置合わせして着付け用ベルトを身体に巻き付けることにより着物を身体に仮固定し、その後帯を締めることが行われている。この着付け用ベルトの締め付けにより、着物の衿を身体に対して位置決めすることができるとともに、衿の着崩れを抑制できるようになっている。 Kimono has been worn as a Japanese folk costume in various places such as ceremonial occasions. When wearing a kimono, after wearing the kimono on the body and adjusting the length, the kimono is temporarily fixed to the body by aligning the collar and wrapping the dressing belt around the body, and thereafter the belt is tightened. . By tightening the dressing belt, the collar of the kimono can be positioned with respect to the body, and the collapse of the collar can be suppressed.
特許文献1に示される着付け用ベルトは、伸縮性を有する帯状を成し、一端がループ状を成し、他端にはフック形状の金具が取付けられている。この着付け用ベルトは、該着付け用ベルトの長手方向中央部分が上前の衿先に固定できるようになっており、該着付け用ベルトの両端を互いに逆方向に向かって引き回し、ループ状の一端に他端の金具を係合させることで、身体に装着することができるようになっている。
The dressing belt disclosed in
特許文献1の着付け用ベルトにあっては、その中央部分が上前の衿先に固定されているので、着物に対する着付け用ベルトの上下位置を固定できるとともに、着付け用ベルトと着物との一体感が増し、衿の着崩れを長時間抑制できるようになっている。しかしながら、特許文献1の着付け用ベルトは、該着付け用ベルトを身体に周回させるときに、着付け用ベルトが固定された上前の衿先が引っ張られて移動するので、着付け用ベルトの長さや引っ張り具合によって上前の衿の位置が左右されてしまい、上前の衿を適正な位置に位置決めすることが煩雑であった。
In the dressing belt of
本考案は、このような問題点に着目してなされたもので、上前の衿の位置決めを簡便に行うことができる着付け用ベルトを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem, and an object of the present invention is to provide a dressing belt that can easily perform positioning of an upper front collar.
前記課題を解決するために、本考案の着付け用ベルトは、
両端にフック部材を有するベルトと、2つのループ部材と、を備え、
一方のループ部材は、着物の上前の衿よりも脇線側の内側に取付け可能であり、一方のフック部材が係合されるとともに、
他方のループ部材は、前記ベルトもしくは着物の下前の衿よりも脇線側の外側に取付け可能であり、他方のフック部材が係合されることを特徴としている。
この特徴によれば、一方のループ部材は上前の衿よりも脇線側の内側に取付けられているので、一方のループ部材に一方のフック部材を係合させてベルトを身体に沿って周回させるときに上前の衿先が直接引っ張られず、上前の衿を自由に位置調整することができ、他方のループ部材に他方のフック部材を係合させることで上前の衿の位置決めを簡便に行うことができる。
In order to solve the above problems, the dressing belt of the present invention is:
A belt having hook members at both ends, and two loop members,
One of the loop members can be attached to the inner side of the side of the kimono above the front collar, and one of the hook members is engaged,
The other loop member can be attached to the outer side of the side of the belt or the kimono below the front collar, and the other hook member is engaged.
According to this feature, the one loop member is attached to the inner side of the side line side of the upper front collar, so that the one hook member is engaged with the one loop member to rotate the belt along the body. The upper front collar point is not directly pulled when making it, and the upper front collar can be freely adjusted in position, and the other loop member is engaged with the other hook member to easily position the upper front collar. Can be done.
前記他方のループ部材は前記下前の衿よりも脇線側の外側に取付けられることを特徴としている。
この特徴によれば、両端のフック部材が係合する2つのループ部材が着物に対して取付けられるので、着付け用ベルトと着物との一体感が向上する。
The other loop member is attached outside the lower front collar on the side of the side line.
According to this feature, since the two loop members engaged with the hook members at both ends are attached to the kimono, the sense of unity between the dressing belt and the kimono is improved.
前記他方のループ部材は前記ベルトに取付けられることを特徴としている。
この特徴によれば、他方のループ部材がベルトに取付けられるので、着物の表面を傷つけにくい。
The other loop member is attached to the belt.
According to this feature, since the other loop member is attached to the belt, the surface of the kimono is not easily damaged.
両端にループ部材を有するベルトと、2つのフック部材と、を備え、
一方のフック部材は、着物の上前の衿よりも脇線側の内側に取付け可能であり、一方のループ部材に係合されるとともに、
他方のフック部材は、前記ベルトもしくは着物の下前の衿よりも脇線側の外側に取付け可能であり、他方のループ部材が係合されることを特徴としている。
この特徴によれば、一方のフック部材は上前の衿よりも脇線側の内側に取付けられているので、一方のフック部材に一方のループ部材を係合させてベルトを身体に沿って周回させるときに上前の衿先が直接引っ張られず、上前の衿を自由に位置調整することができ、他方のフック部材に他方のループ部材を係合させることで上前の衿の位置決めを簡便に行うことができる。
A belt having a loop member at both ends and two hook members,
The one hook member can be attached to the inner side of the side line side of the kimono upper collar, and is engaged with the one loop member,
The other hook member is attachable to the outer side of the side of the belt or the kimono below the front collar, and is engaged with the other loop member.
According to this feature, the one hook member is attached to the inner side of the side line side of the upper front collar, so that the one loop member is engaged with the one hook member to rotate the belt along the body. The upper front collar point is not directly pulled when making it, and the upper front collar can be freely adjusted in position, and the other hook member is engaged with the other loop member to easily position the upper front collar. Can be done.
前記ループ部材は伸縮性を有することを特徴としている。
この特徴によれば、フック部材とループ部材との係合を簡便に行うことができるとともに、適度な締め付け力を得ることができる。
The loop member has elasticity.
According to this feature, the hook member and the loop member can be easily engaged with each other, and an appropriate tightening force can be obtained.
前記ベルトは伸縮性を有することを特徴としている。
この特徴によれば、ベルトとループ部材が相互に伸縮するのでフック部材とループ部材との係合を簡便に行うことができるとともに、適度な締め付け力を得ることができる。
The belt is characterized by having elasticity.
According to this feature, since the belt and the loop member expand and contract with each other, the engagement between the hook member and the loop member can be easily performed, and an appropriate tightening force can be obtained.
前記フック部材は平板状を成すことを特徴としている。
この特徴によれば、フック部材が身体に対して面で当接するので、付け心地が向上する。
The hook member has a flat plate shape.
According to this feature, since the hook member comes into contact with the body in a plane, the wearing comfort is improved.
前記フック部材は金属製であることを特徴としている。
この特徴によれば、フック部材の変形や破損を抑制できる。
The hook member is made of metal.
According to this feature, deformation and breakage of the hook member can be suppressed.
本考案に係る着付け用ベルトを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。 Embodiments for implementing a dressing belt according to the present invention will be described below based on embodiments.
実施例1に係る着付け用ベルトにつき、図1から図6を参照して説明する。尚、着用した際に身体側に来る方を内側とし、その反対側(裏側)を外側と記載する。 A dressing belt according to a first embodiment will be described with reference to FIGS. The side that comes to the body when worn is referred to as the inside, and the opposite side (back side) is referred to as the outside.
図1の符号1は、身頃の脇の身八つ口が設けられていない男性用の着物1である。この着物1を身体に纏い、着丈を合わせた後、後述する着付け用ベルト2(図2参照)を巻き付けて着物1を身体に仮固定し、その上から帯4を装着することにより着付けされるようになっている。以降、着付け用ベルト2について説明する。
The
図2に示されるように、着付け用ベルト2は、ベルト21と、2つのループ部材22,23と、から主に構成されている。このベルト21は、帯状のゴム紐であり、伸縮性を有しており、長手方向両端にはフック部材24,25が取付けられている。詳しくは、ベルト21は、一端側(フック部材24側)が該ベルト21の中央部側に折り返され、長さ調整部26により留められて輪っかを構成しており、該輪っかの折返し部分のベルト21にフック部材24の基部が挿通されて取付けられている。また、ベルト21の他端も小さく折り返して縫い付けられて輪っか状を成しており、その折返し部分のベルト21にフック部材25の基部が挿通されて取付けられている。ベルト21は、長さ調整部26を操作することでベルト21全体の長さを調整できるようになっている。
As shown in FIG. 2, the dressing belt 2 mainly includes a
また、フック部材24,25は、金属製の平板状を成しており、ベルト21の長手方向と直交する係合片24a,25aを有している。また、ループ部材22,23は、帯状のゴム紐をリング状にしたものであり、伸縮性を有している。また、ループ部材22,23の外周面には、安全ピン22a,23aが取付けられている。
The
次に、着付け用ベルト2を用いて着物1を身体に仮固定する手順について図3〜図6を用いて説明する。尚、図4〜図6では、説明の便宜上、着用者の身体の図示を省略している。
Next, a procedure for temporarily fixing the
先ず、図3に示されるように、ループ部材22,23を着物1に取付ける。詳しくは、一方のループ部材22は、着物1の上前1aの衿1cよりも着用者から見て左側(正面から見て右側)の内側、具体的には、上前1aの内側における着用者から見て左側の脇線1e付近に安全ピン22aにより取付けられる。また、他方のループ部材23は、着物1の下前1bの衿1dよりも着用者から見て右側(正面から見て左側)の外側、具体的には、下前1bの外側における着用者から見て右側の脇線1f付近に安全ピン23aにより取付けられる。尚、ループ部材22,23は両端の開口が上下方向を向くように着物1に取付けられる。
First, as shown in FIG. 3, the
次いで、図4に示されるように、着丈を合わせた後、一方のフック部材24の係合片24aを一方のループ部材22に係合させるとともに、下前1bの衿1dを適正な位置に調整してベルト21の他方のフック部材25側を下前1bの外側、後身頃の外側へと身体に沿って引き回す(着用者から見て時計回りに引き回す)。ベルト21及びループ部材22は帯状のゴム紐で構成され伸縮するので、ベルト21を身体に沿って引き回しやすい。
Next, as shown in FIG. 4, after the length is adjusted, the
次に、図5に示されるように、上前1aの衿1cを適正な位置に調整してベルト21の他方のフック部材25側を後身頃から上前1aの外側へと身体に沿って引き回す。そして、図6に示されるように、他方のフック部材25の係合片25aを他方のループ部材23に係合させる。これにより、上前1aの衿1c及び下前1bの衿1dが適正な位置で身体に対して仮固定される。
Next, as shown in FIG. 5, the
以上説明したように、一方のループ部材22は、着物1の上前1aの衿1cよりも着用者から見て左側の脇線1e側に取付けられているので、一方のループ部材22に一方のフック部材24を係合させベルト21を身体に沿って周回させるときに、ベルト21を引っ張る力が上前1aの衿1cに作用しない。すなわち、ベルト21を上前1aの外側に引き回すまでは、上前1aの衿1cの位置を自由に調整することができ、他方のループ部材23に他方のフック部材25を係合させることで上前1aの衿1cの位置決めを簡便に行うことができる。
As described above, the one
また、一方のループ部材22に一方のフック部材24を係合させ、下前1bの衿1dを適正な位置に調整した後にベルト21を後身頃側に引き回すことで、下前1bの衿1dを手で押さえていなくても下前1bの衿1dを簡便に位置決めすることができる。また、ベルト21を着用者から見て時計回りに引き回す一連の動作で下前1bの衿1d、上前1aの衿1cの順で身体に対して簡便に仮固定できる。
Further, the one
また、下前1bの外側、後身頃の外側、上前1aの外側の順でベルト21を周回させることで上前1aの衿1c及び下前1bの衿1dの位置決めができるので、例えば、一端のクリップを下前1bの衿1dに固定し、着用者から見て左側の身八つ口を通して後身頃の外側、下前1bの外側に引き回し、他端のクリップを上前1aの衿1cに固定するような従来の着付け用ベルト等に比べて、上前1aの衿1c及び下前1bの衿1dの位置決めを簡便に行うことができる。また、本実施例の着付け用ベルト2は、上記のような従来の着付け用ベルト等と異なり、身八つ口が設けられていない男性用の着物1であっても利用できる。
Further, by rotating the
また、他方のループ部材23は下前1bの衿1dよりも脇線1f側の外側に取付けられる。これによれば、両端のフック部材24,25が係合する2つのループ部材22,23が着物1に対して取付けられるので、着付け用ベルト2と着物1との一体感が向上し、着物1に対して着付け用ベルト2の上下位置がずれにくい。
Further, the
また、ループ部材22,23には安全ピン22a,23aが取付けられており、安全ピン22a,23aにより着物1に対してループ部材22,23が取付け可能となっている。これによれば、着物1に対してループ部材22,23の取付位置を変更することで、着用者の体型や着丈に合わせてベルト21の上下位置やベルト21による締め付け力などを簡便に調整することができる。
また、ループ部材22,23は、帯状のゴム紐で構成され伸縮するので、ループ部材22,23が伸長させてループ部材22,23とフック部材24,25との係合やベルト21の引き回し作業を簡便に行うことができるとともに、着付け用ベルト2を装着した状態において、ループ部材22,23が収縮することで身体に対する適度な締め付け力を得ることができる。
Further, since the
また、ベルト21は伸縮性を有するので、ベルト21を伸長させてループ部材22,23とフック部材24,25との係合やベルト21の引き回し作業を簡便に行うことができるとともに、着付け用ベルト2を装着した状態において、ベルト21が収縮することで身体に対する適度な締め付け力を得ることができる。さらに、ループ部材22,23とベルト21とがともに伸縮するので、ループ部材22,23とフック部材24,25との係合やベルト21の引き回し作業をさらに簡便に行うことができ、且つ締め付け力もさらに良好となる。また、ベルト21が伸縮性を有さない場合に比べて、着付け用ベルト2の付け心地が向上する。
Further, since the
また、フック部材24,25は平板状を成しており、着付け用ベルト2を装着時には、フック部材24,25の広い面積を有する部分が身体側を向くようになっている。これによれば、フック部材24,25が身体に対して面当接するので、身体への食い込みなどが低減され付け心地が向上する。尚、身体への食い込みや着物1への引っ掛かり等を低減させるために、フック部材24,25の角部や縁部は面取り加工されていることが好ましい。
Further, the
また、フック部材24,25は、金属製であり、剛性を有しているので、フック部材24,25が変形したり破損することを抑制できる。尚、フック部材24,25は、金属製に限られず、木製や合成樹脂製等であってもよいが、ある程度剛性を有していることが好ましい。
In addition, since the
尚、本実施例では、ループ部材22,23及びベルト21がともに伸縮性を有する形態を例示したが、着付け用ベルト2の装着時に上前1aの衿1c及び下前1bの衿1dの位置を仮固定できる程度の締め付け力を得ることができれば、ループ部材22,23及びベルト21の少なくとも一方が伸縮性を有していてもよいし、ループ部材22,23及びベルト21が特段伸縮性を有していなくてもよい。
In the present embodiment, the form in which the
また、本実施例では、ループ部材22,23に対してフック部材24の係合片24a及びフック部材25の係合片25aを上方から挿入して係合させる形態を例示したが、これに限られず、下方から係合させるようになっていてもよい。
Further, in the present embodiment, the form in which the
また、本実施例では、ループ部材22,23の両端の開口が上下方向を向くように着物1に取付けられる形態を例示したが、これに限られず、例えばループ部材22,23の両端の開口が略水平方向を向くように取付け、フック部材24の係合片24a及びフック部材25の係合片25aを側方から係合させるようにしてもよい。
Further, in the present embodiment, the form in which the openings at both ends of the
次に、実施例2に係る着付け用ベルトにつき、図7及び図8を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成の説明を省略する。 Next, a dressing belt according to a second embodiment will be described with reference to FIGS. 7 and 8. It should be noted that the description of the same configuration as that of the above-described embodiment and a duplicate configuration will be omitted.
図7に示されるように、着付け用ベルト200は、ベルト21と、ループ部材22と、他方のフック部材25が係合する留め具201と、から主に構成されている。留め具201は、金属製であり、略水平方向に貫通しベルト21を挿通可能な挿通部202と、上下方向に貫通する貫通部203と、を備えている。また、留め具201は、挿通部202によりベルト21の長手方向に位置調整可能となっている。
As shown in FIG. 7, the dressing
図8に示されるように、前記実施例1と同様にループ部材22に一方のフック部材24の係合片24aを係合させるとともに、下前1bの外側、後身頃の外側、上前1aの外側の順でベルト21を周回させ、留め具201の貫通部203に他方のフック部材25の係合片25aを係合させることにより、着付け用ベルト200により着物1を身体に仮固定することができる。すなわち、本実施例2における留め具201は他方のループ部材として機能している。尚、このとき、ベルト21の締め付け力により留め具201が身体に押し付けられるので、留め具201がベルト21に沿って移動することが規制されている。
As shown in FIG. 8, the engaging
このように、他方のループ部材としての留め具201がベルト21に取付けられるので、留め具201により着物1の表面が傷つけられることが防止される。また、留め具201は、ベルト21に沿って移動可能であるため、ベルト21の締め付け力等を調整しやすい。なお、留め具201を用いずに、ベルト21の一部(例えば図7の留め具201の取り付け位置)を小さく折り返し、折り返した部分を安全ピンで留めたり縫い付けたりしてベルト21の一部で貫通部を形成するようにしてもよく、その場合は貫通部の位置が固定されるため、予め長さ調整部26で長さを調節して使用する。
As described above, since the
次に、実施例3に係る着付け用ベルトにつき、図9を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成の説明を省略する。 Next, a dressing belt according to a third embodiment will be described with reference to FIG. It should be noted that the description of the same configuration as that of the above-described embodiment and a duplicate configuration will be omitted.
図9に示されるように、着付け用ベルト300は、両端にループ部301,302を有するベルト310と、2つのフック部材303,304と、から主に構成されている。フック部材303,304の基部には、ゴム紐である取付帯305,306の一端が取付けられており、取付帯305,306の他端には安全ピン307,308が取付けられている。
As shown in FIG. 9, the dressing
一方のフック部材303は、上前1aの内側における着用者から見て左側の脇線1e付近(前記実施例1のループ部材22と同様の位置)に安全ピン307により取付けられ、他方のフック部材304は、下前1bの外側における着用者から見て右側の脇線1f付近(前記実施例1のループ部材23と同様の位置)に安全ピン308により取付けられるようになっている。また、ベルト310の一方のループ部301は、一方のフック部材303に係合可能となっており、ベルト310の他方のループ部302は、他方のフック部材304に係止可能となっている。
One
これによれば、一方のフック部材303は、着物1の上前1aの衿1cよりも着用者から見て左側の脇線1e側に取付けられているので、一方のフック部材303に一方のループ部301を係合させベルト310を身体に沿って周回させるときに、ベルト310を引っ張る力が上前1aの衿1cに作用しない。すなわち、ベルト310を上前1aの外側に引き回すまでは、上前1aの衿1cの位置を自由に調整することができるので、上前1aの衿1cの位置決めを簡便に行うことができる。また、ベルト310を身体に沿って周回させるときに、ベルト310及び取付帯305,306が伸縮するので、ベルト310の引き回し作業を簡便に行うことができるとともに、身体に対する適度な締め付け力を得ることができる。尚、他方のフック部材304はベルト310に取付けられていてもよい。
According to this, the one
以上、本考案の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本考案に含まれる。 As described above, the embodiments of the present invention have been described with reference to the drawings. It is.
例えば、前記実施例1,2では、男性用の着物1の着付けに対して着付け用ベルト2,200を利用する形態を例示したが、女性用の着物に利用してもよい。女性用の着物に利用する場合には、おはしょりを形成した後に着付け用ベルト2,200を用いて上前1aの衿1c及び下前1bの衿1dの位置を仮固定するようにすればよい。
For example, in the first and second embodiments, the mode in which the
また、前記実施例1,2の着付け用ベルト2,200は、着物1に限られず、長襦袢の着付け時に利用されるようになっていてもよい。
Further, the dressing
また、前記実施例1,2では、ループ部材22,23が安全ピン22a,23aにより着物1に対して着脱可能となっていたが、ループ部材22,23は面ファスナやボタン等により着物1に対して着脱可能に取付けられるようになっていてもよいし、着物1に対して縫い付け固定されていてもよい。
In the first and second embodiments, the
1 着物
1a 上前
1b 下前
1c 衿
1d 衿
1e 脇線
1f 脇線
2 着付け用ベルト
21 ベルト
22 一方のループ部材
23 他方のループ部材
24 一方のフック部材
24a 係合片
25 他方のフック部材
25a 係合片
200 着付け用ベルト
201 留め具(他方のループ部材)
300 着付け用ベルト
301 一方のループ部
302 他方のループ部
303 一方のフック部材
304 他方のフック部材
310 ベルト
DESCRIPTION OF
300
Claims (8)
一方のループ部材は、着物の上前の衿よりも脇線側の内側に取付け可能であり、一方のフックが係合されるとともに、
他方のループ部材は、前記ベルトもしくは着物の下前の衿よりも脇線側の外側に取付け可能であり、他方のフック部材が係合されることを特徴とする着付け用ベルト。 A belt having hook members at both ends, and two loop members,
One of the loop members can be attached to the inner side of the side of the kimono above the front collar, and one of the hooks is engaged,
A dressing belt, wherein the other loop member is attachable to an outer side of the side of the belt or the kimono below the collar, and the other hook member is engaged with the other loop member.
一方のフック部材は、着物の上前の衿よりも脇線側の内側に取付け可能であり、一方のループ部材に係合されるとともに、
他方のフック部材は、前記ベルトもしくは着物の下前の衿よりも脇線側の外側に取付け可能であり、他方のループ部材が係合されることを特徴とする着付け用ベルト。 A belt having a loop member at both ends and two hook members,
The one hook member can be attached to the inner side of the side line side of the kimono upper collar, and is engaged with the one loop member,
A dressing belt, wherein the other hook member is attachable to the outer side of the side of the belt or the kimono below the front collar, and the other loop member is engaged.
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JP7537778B2 (en) | 2022-12-22 | 2024-08-21 | 株式会社猫紋 | A method for putting on a kimono using a tightening cord made of elastic material and a datejime |
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