JP3224641U - 大容量の保温パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】熱媒体または冷媒を追加する際に容量に影響する問題を解決する大容量の保温パッケージを提供する。【解決手段】保温パッケージの外袋4と、保温パッケージの内袋3と、保温パッケージ用のカバーとを含み、保温パッケージ内袋は、外周辺の下縁部33と外周辺の上縁部32を設けて、外周辺の下縁部は、保温パッケージの外袋と一体に溶接されており、保温パッケージの外袋と保温パッケージ内袋との間に保温材料層25が充填されており、保温パッケージ用のカバーは、外側カバーと内側カバーを設けて、内側カバーは、内側カバーの内周辺21と、内側カバーの上部ピース22と、内側カバーの下部ピース23と、内側カバーの外周辺24と、保温材料層とを含み、内側カバーの下部ピースは、環状閉合のバンド状構造となっている。【選択図】図1

Description

本考案は、大容量の保温パッケージに関し、特に、コールドチェーンロジスティクス、製品保存、熱保存、恒温保存などの分野で使用される。
保温パッケージは、スチール製とフレキシブルの二種類のパッケージを有し、そのフレキシブルの保温パッケージには、一般に、活動的に接続できるパッケージ本体とパッケージ用のカバーを含み、前記パッケージ本体は、内袋と、外袋と、保温層とを備えて、前記内袋は、上部開口部を備えてしかも特定のボリュームを持つキャビティを有し、前記外袋は、上部開口部を備えてしかも前記内袋より大きなキャビティを有し、前記保温層は、内袋と外袋の間の断熱および保温のために内袋と外袋の間に配置されて、前記保温層は、前側壁、後側壁、左側壁、右側壁、および下側壁が一体的に接続されて、前記パッケージ用のカバーは、上部カバーと、下部カバーと、保温材料層で構成されて、上部カバーは、下部カバーの外側壁と固定接続し、前記パッケージ用のカバーの保温材料層は、上部カバーと下部カバーとの間に設けられて、パッケージ本体とパッケージ用のカバーは、一般に、ジッパーまたはバックル装置によって取外し接続することができる。
本考案の出願者は、前に考案の名称が保温パッケージの生産方法である実用新案特許を出願しており(中国特許実用新案CN106241056B号公報を参照する)、この実用新案特許に開示されている技術方案は、以下のステップを含み、
a.保温パッケージ用のカバーの準備;
b.保温パッケージの内袋の準備;
c.保温パッケージの外袋の準備;
d.保温層は、保温パッケージの内袋に配置され、その後、その全体を保温パッケージの外袋に配置させ、保温パッケージの内袋の上側端を保温パッケージの外袋に溶接させる;
e.保温パッケージ用のカバーと保温パッケージの外袋の上側端を、接着剤で定型させ、更に溶接を行って、保温パッケージを製造する。
前記bステップは下記の具体的なステップを含み:
b1.長方形の熱可塑性ファブリックをその長さの方向に沿ってジッパー溝を設け、次にその縦方向の両側端と一体に溶接し、外袋の外周辺を製造しており、前記外袋の外周辺は、ジッパー溝の上部に位置する外周辺の上縁部と、ジッパー溝の下部に位置する外周辺の下縁部とを有する;
b2.前記内袋の外周辺を金型1の内側を通過させ、しかも外周辺の下縁部は、金型1の外側で外側に折り曲げられ、前記内袋のトップシートを前記外周辺の下縁部の上方に設けさせて溶接する;
b3.別の長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側端を保温パッケージの内袋の内袋周辺として溶接する。
b4.内袋周辺の上側端を金型2の内側を通過させ、しかも金型2の外側で外側に折り曲げられ、b2ステップから得られた内袋のトップシートを内袋周辺と溶接し、この時、外周辺の下縁部は、内袋周辺とそれぞれ内袋のトップシートの同じ側に位置する;
b5.b4ステップから得られた内袋のトップシートが内袋周辺で覆われた部分を切断させる;
b6.熱可塑性ファブリックをb5ステップから得られた前記内袋周辺の下側端に覆って、一体に溶接し保温パッケージの内袋を製造する。
上述した技術方案のステップaとステップbは、従来の技術である。
上述した技術方案で作られた保温パッケージは、自主的な冷却をする場合、通常に、アイスバッグをキャビティに置き入れる必要があり、これがキャビティの容積を占有する。
したがって、本考案は、大容量の保温パッケージとその製造方法を含み、既存の保温パッケージが熱媒体または冷媒を追加する際の容量に影響を与えるという問題を解決する。
上記の目的を達成するために、本考案は、以下の技術的解決策によって実現される:
大容量の保温パッケージの製造方法は、下記のステップを含み、
a.保温パッケージ用のカバーを準備し、前記カバーは、外側カバーと内側カバーを含み;
b.保温パッケージの内袋の準備をし、準備された保温パッケージの内袋は、ジッパー溝の上部に位置する外周辺の上縁部と、ジッパー溝の下部に位置する外周辺の下縁部とを有する;
c.保温パッケージの外袋の準備する;
d.保温材料層を保温パッケージの外袋と保温パッケージの内袋との間に設置させて、保温パッケージの内袋の上側縁を保温パッケージの外袋と溶接する;
e.ステップaで作られた外側カバーをステップbの外袋の内側に設置させて、外周辺の上縁部と外側カバーを溶接する;
f.保温パッケージの外袋の上縁部は、内部の下向きに折り畳んで、しかも外側カバーの上表面の熱可塑性ファブリックの外側縁と一体に溶接する;
g.ステップaで作られた内側カバーを外周辺の上縁部の下表面に溶接させて、更に、外側カバーと一体に固定接続し保温パッケージを製造する。
ステップaにおける内側カバーの準備は、下記のステップを含み;
a4. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの内周辺を製造する;
a5. 内側カバーの内周辺の上下両側縁は、それぞれ内側カバーの上部ピースと内側カバーの下部ピースを溶接する;
a6. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向を両側縁に溶接し、内側カバーの外周辺を製造する;
a7. ステップa6で製造された内側カバーの外周辺の下側縁を内側カバーの下部ピースの外側縁と一体的に溶接される;
a8. 内側カバーの下部ピースが内側カバーの内周辺と溶接している部分にある内側を切断し、冷媒または熱媒体を収容するための上向き凹んだキャビティを形成する;
a9. ステップa8で製造された内側カバーの外周辺と内側カバーの内周辺との間に保温材料層が充填される。
好ましくは、ステップaで外内側カバーを準備することは、以下のステップを含み:
a1. 熱可塑性ファブリック1を補強プレートと一体に固定接続し、前記補強プレートの外側縁の厚さは、3.0mm未満である;
a2. 補強プレートの下表面に熱可塑性ファブリック2を設ける。
好ましくは、ステップa8とステップa9との間に、次のステップが追加される:内側カバーの内周辺の内側に1〜3ペアのバンドを溶接し、各ペアのバンドの自由端にそれぞれマジックテープ登録商標とマジックバックルを設ける。
好ましくは、ステップa5では、内側カバーの内周辺の両側縁に溶接された内側カバーの上部ピースと内側カバーの下部ピースは、同時に行う。
好ましくは、ステップa8は、ステップa5とステップa6の後に行う。
好ましくは、ステップaに製造された内側カバーのステップa4〜a9は、次のステップに置き換えられる:
a10. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの外周辺を製造する;
a11. ステップa10にある内側カバーの外周辺の下側縁は、内側カバーの下部ピースを溶接する;
a12. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの内周辺を製造する;
a13. ステップa12で製造された内側カバーの内周辺の下側縁をステップa11にある内側カバーの下部ピースの内側縁と一体的に溶接される;
a14. 内側カバーの内周辺の上側縁は、内側カバーの上部ピースを溶接する;
a15. 前記内側カバーの下部ピースが内側カバーの内周辺と溶接している部分にある内側を切断し、冷媒または熱媒体を収容するための上向き凹んだキャビティを形成する;
a16. ステップa15で製造された内側カバーの外周辺と内側カバーの内周辺との間に保温材料層が充填される。
好ましくは、ステップa1にある補強プレートは、EVAプレートである。
本考案は、また別の製造方法を提供し、具体的に大容量の保温パッケージの製造方法も提供し、以下のステップを含み:
a.保温パッケージ用のカバーを準備し、前記カバーは、外側カバーと内側カバーを含み;
b.保温パッケージの内袋の準備をし、準備された保温パッケージの内袋は、ジッパー溝の上部に位置する外周辺の上縁部と、ジッパー溝の下部に位置する外周辺の下縁部とを有する;
c.保温パッケージの外袋の準備する;
d.保温材料層を保温パッケージの外袋と保温パッケージの内袋との間に設置させて、保温パッケージの内袋の上側縁を保温パッケージの外袋と溶接する;
h.熱可塑性ファブリック2を取り、前記外周辺の上縁部の内側縁を熱可塑性ファブリック2の外側縁と固定溶接する;
i.ステップaで製造した外側カバーをステップhの製品である熱可塑性ファブリック2或いは外周辺の上縁部と固定接続し、ステップaで製造した外側カバーは、熱可塑性ファブリック1とその下方のEVAプレートから構成される;
j.外周辺の上縁部の外側縁とステップcの保温パッケージの内袋を一体に溶接する;
k.保温パッケージの外袋の上縁部は、内部の下向きに折り畳んで、しかも外側カバー表面の熱可塑性ファブリック1の外側端と一体に溶接する;
l.ステップaで作られた内側カバーを外周辺の上縁部の下表面或いは熱可塑性ファブリック2の下表面に溶接させて、更に、外側カバーと一体に固定接続し保温パッケージを製造する。
ステップaで準備した内側カバーは、下記のステップを含み;
a4. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの内周辺を製造する;
a5. 内側カバーの内周辺の上下両側縁は、それぞれ内側カバーの上部ピースと内側カバーの下部ピースを溶接する;
a6. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向を両側縁に溶接し、内側カバーの外周辺を製造する;
a7. ステップa6で製造された内側カバーの外周辺の下側縁を内側カバーの下部ピースの外側縁と一体的に溶接される;
a8. 内側カバーの下部ピースが内側カバーの内周辺と溶接している部分にある内側を切断し、冷媒または熱媒体を収容するための上向き凹んだキャビティを形成する;
a9. ステップa8で製造された内側カバーの外周辺と内側カバーの内周辺との間に保温材料層が充填される
好ましくは、ステップaで内側カバーを製造するステップa4〜a9は、次のステップに置き換えられる:
a10. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの外周辺を製造する;
a11. ステップa10にある内側カバーの外周辺の下側縁は、内側カバーの下部ピースを溶接する;
a12. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの内周辺を製造する;
a13. ステップa12で製造された内側カバーの内周辺の下側縁をステップa11にある内側カバーの下部ピースの内側縁と一体的に溶接される;
a14. 内側カバーの内周辺の上側縁は、内側カバーの上部ピースを溶接する;
a15. 前記内側カバーの下部ピースが内側カバーの内周辺と溶接している部分にある内側を切断し、冷媒または熱媒体を収容するための上向き凹んだキャビティを形成する;
a16. ステップa15で製造された内側カバーの外周辺と内側カバーの内周辺との間に保温材料層が充填される。
上述した方法で製造した大容量の保温パッケージは、保温パッケージの外袋と、保温パッケージ内袋と、保温パッケージ用のカバーとを含み、前記保温パッケージ内袋は、外周辺の下縁部と外周辺の上縁部を設けて、前記外周辺の下縁部は、前記保温パッケージの外袋と一体に溶接されており、前記保温パッケージの外袋と前記保温パッケージ内袋との間に保温材料層が充填されており、保温パッケージ用のカバーは、外側カバーと内側カバーを設けて、前記内側カバーは、内側カバーの内周辺と、内側カバーの上部ピースと、内側カバーの下部ピースと、内側カバーの外周辺と、保温材料層とを含み、前記内側カバーの下部ピースは、環状閉合のバンド状構造となっており、前記内側カバーの内周辺の下側端は、内側カバーの下部ピースの内側端と固定しており、前記内側カバーの外周辺の下側端は、内側カバーの下部ピースの外側端と固定しており、前記内側カバーの上部ピースの下表面は、内側カバーの内周辺の上側端と固定しており、これにより、内側カバーに中央部が上向き凹んだキャビティが形成されて、前記保温材料層は、内側カバーの内周辺と内側カバーの外周辺との間に設けられて、前記外周辺の上縁部は、外側カバーの下表面を固定接続しており、前記内側カバーの外周辺の上側端は、外周辺の上部ピース或いは外側カバーの下表面に固定接続されて、前記保温パッケージの外袋の上縁部は、内部の下向きに折り畳んで外側カバーの上表面に溶接される。
好ましくは、外側カバーは、上から下まで順番に、熱可塑性ファブリック1、補強プレート、熱可塑性ファブリック2によって、積み上げられて固定接続し、前記外周辺の上縁部は、熱可塑性ファブリック2と一体に溶接し、前記保温パッケージの外袋の上側縁は、内部の下向きに折り畳んで、熱可塑性ファブリック1と一体に溶接し、前記内側カバーの外周辺の上側縁は、外周辺の上部ピース或いは熱可塑性ファブリック2の下表面に溶接される。
好ましくは、前記補強プレートは、EVAプレートであり、しかも前記EVAプレートの外側縁の厚さは、3.0mm未満である。
上述した技術方案を採用することにより、本考案の有益な効果は、以下のとおりである。
本考案は、保温パッケージのカバーに上向き凹んだキャビティを設けて、元の基礎に基づいて、保温パッケージの容積を増やして、保温パッケージの積載量を改善することができる。この凹状の溝は、アクティブな冷却/加熱装置を設けるために使用できて、元の基礎に基づいて、保温パッケージの収容キャビティの容積を占有せず、収容キャビティの使用容積を確保すると同時に、特別な保存ボックスとともに使用できて、スペースを占有しない;その結構は、ジッパーの作用で、内側カバーと保温パッケージの内袋との間にお互いに押して、良好な温度保持性を改善することができる。
その保温パッケージ用のカバー、保温パッケージ内袋、保温パッケージの外袋は、別々に製造されて、同時に行うことができて、製造の制限は小さく、別々製造していた後、の組み合わせ効率が高くなる。保温パッケージ用のカバーは、外側カバーと内側カバーに分かれており、外側カバーは、パッケージ全体の強度を強化するために使用されて、内側カバーは、保温機能があり、冷媒または熱媒を収容するための凹状のキャビティが準備されると、製造ステップは、霊活になる。内側カバーの上部ピースと内側カバーの下部ピースが順次に溶接しまたは同時に溶接する製造プロセスを採用し、さまざまな製品のニーズに合わせて、溶接プロセスは制御が簡単になる。
本考案の実施形態1の分解結構を示す図である。 本考案の実施形態1、実施形態3による内側カバーの成型ステップの結構を示す図である。 本考案の実施形態1による保温パッケージの内袋の外周辺の上縁部32と外周辺の下縁部33の展開結構を示す図である。 本考案の実施形態1による大容量の保温パッケージの立体結構を示す図である。 本考案の実施形態2、実施形態4による内側カバーの成型ステップの結構を示す図である。 本考案の実施形態3による分解結構を示す図である。
以下、具体的の実施形態を参照し本考案の実施形態を詳細に説明することにより、技術的手段をどのように適用し技術的問題を解決して、技術的効果の実現で、本考案を完全に理解してまた実施することができる。
実施形態1
図1、図2、図3と図4を参照し、大容量の保温パッケージの製造方法を提供し、下記のステップを含み:

a.保温パッケージ用のカバーを準備し、前記カバーは、外側カバー1と内側カバー2を含み;
b.保温パッケージの内袋3の準備をし、準備された保温パッケージの内袋3は、ジッパー溝31の上部に位置する外周辺の上縁部32と、ジッパー溝31の下部に位置する外周辺の下縁部33とを有する;
c.保温パッケージの外袋4の準備をしており、保温パッケージの内袋3と保温パッケージの外袋4との製造方法は、本考案の出願者の別の特許出願CN106800142Aに詳細に見られる、例えば、先行出願CN106800142A号公報の背景技術に記載された保温パッケージの外袋の製造方法において、その製造方法は、よく知られた技術であり、具体的なプロセスは、中国特許実用新案CN106241056B号公報を参照できて、ここに、長方形のTPUファブリックを保温パッケージの外袋の外袋層とすることによって、その上にジッパー溝をプランキングし、防水のジッパーの二つチェーンベルトをそれぞれ前記外袋層の上側と下側に溶接させて、また、外袋層の縦方向の両側縁を互いに溶接し、更に、接着剤でパッケージの底部を外袋層の下側縁と接着し固定し、そして、一体的に保温パッケージの外袋を形成する;
d.保温材料層5を保温パッケージの外袋4と保温パッケージの内袋3との間に設置させて、保温パッケージの内袋3の上側縁を保温パッケージの外袋4と溶接する;
e.ステップaで作られた外側カバー1をステップbの外袋4の内側に設置させて、外周辺の上縁部32と外側カバー1を溶接する;
f.保温パッケージの外袋4の上側縁部は、内部の下向きに折り畳んで、しかも外側カバー1の上表面の熱可塑性ファブリックの外側縁と一体に溶接する;
g.ステップaで作られた内側カバー2を外周辺の上縁部32の下表面に溶接させて、更に、外側カバー1と一体に固定接続し保温パッケージを製造する。
ステップaで準備した内側カバー2は、下記のステップを含み;
a4. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの内周辺21を製造する;
a5. 内側カバーの内周辺21の上下両側縁は、それぞれ内側カバーの上部ピース22と内側カバーの下部ピース23を溶接する;
a6. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向を両側縁に溶接し、内側カバーの外周辺24を製造する;
a7. ステップa6で製造された内側カバーの外周辺24の下側縁を内側カバーの下部ピース23の外側縁と一体的に溶接される;
a8. 内側カバーの下部ピース23が内側カバーの内周辺23と溶接している部分にある内側を切断し、冷媒または熱媒体を収容するための上向き凹んだキャビティを形成する;
a9. ステップa8で製造された内側カバーの外周辺24と内側カバーの内周辺21との間に保温材料層25が充填される
本考案は、具体的に前記ステップaで外内側カバー1を準備することは、以下のステップを含み:
a1. 熱可塑性ファブリック1を補強プレート12と一体に固定接続し、前記補強プレート12の外側縁の厚さは、3.0mm未満であて、具体的に1mmとなる。具体的に、前記補強プレート12は、EVA板である。厚さが厚すぎると、高周波で溶接する時に電流を増やす必要があるためである。電流が増加し、金型の熱が厳しいため、保温パッケージの外袋4の上側縁は、溶接する時にTPUファブリックを燃やすことができる。具体的には、操作中にEVA板で前処理できて、外側縁の厚さを1.5mm未満に切断し、約1mmほど切断するように、より適切である;
a2. 補強プレート12の下表面に熱可塑性ファブリック2(13)を設ける。
ステップa8とステップa9との間に、次のステップが追加される:内側カバーの内周辺21の内側に1ペアのバンド26を溶接し、前記バンド26の自由端にそれぞれマジックテープとマジックバックルを設けて、上向き凹んだキャビティに置かれた冷媒または熱媒体を固定するために、バンド26が設けられている。
前記ステップa5では、内側カバーの内周辺21の両側縁に溶接された内側カバーの上部ピース22と内側カバーの下部ピース23は、同時に行う。前記ステップa8は、ステップa5の後に行う。
本考案の各ステップにおいて、ステップa、b、およびcは、後続のステップとしての事前動作であり、ステップa、b、およびcは、優先順位付けなしに、同時に行われる。
ステップa5では、内側カバーの内周辺21の上下側縁は、内側カバーの上部ピース22を溶接した後、内側カバーの下部ピース23を溶接していたが、またはその逆に内側カバーの下部ピース23を溶接した後、内側カバーの上部ピース22を溶接してもよい。しかし、内側カバーの上部ピース22と内側カバーの下部ピース23を同時に溶接する方が良い。そうしないと、溶接プロセスがうまく制御されない場合、内側カバーの内周辺21の高さに違いが生じて、そうすると、製造されたカバーは、平らではなく、歪みとなる。
前記ステップdとステップa9で使用された保温材料層5と保温材料層25は、同じな保温材料を採用することができて、異なる保温材料を採用することもできる。
また、図1、図2、図3、図4を参照し、上述した方法で製造した大容量の保温パッケージは、保温パッケージの外袋4と、保温パッケージ内袋3と、保温パッケージ用のカバーとを含み、前記保温パッケージ内袋3は、外周辺の下縁部33と外周辺の上縁部32を設けて、前記外周辺の下縁部33は、前記保温パッケージの外袋4と一体に溶接されており、前記保温パッケージの外袋4と前記保温パッケージ内袋3との間に保温材料層5が充填されており、保温パッケージ用のカバーは、外側カバー1と内側カバー2を設けて、前記内側カバー2は、内側カバーの内周辺21と、内側カバーの上部ピース22と、内側カバーの下部ピース23と、内側カバーの外周辺24と、保温材料層25とを含み、前記内側カバーの下部ピース23は、環状閉合のバンド状構造となっており、前記内側カバーの内周辺21の下側縁は、内側カバーの下部ピース23の内側縁と固定しており、前記内側カバーの外周辺24の下側縁は、内側カバーの下部ピースの23外側縁と固定しており、前記内側カバーの上部ピース22の下表面は、内側カバーの内周辺21の上側縁と固定しており、これにより、内側カバー2に中央部が上向き凹んだキャビティが形成されて、前記保温材料層25は、内側カバーの内周辺21と内側カバーの外周辺24との間に設けられて、前記外周辺の上縁部32は、外側カバー1の下表面を固定接続しており、前記内側カバーの外周辺24の上側縁は、外側カバー1の下表面に固定接続されて、前記保温パッケージの外袋4の上縁部は、内部の下向きに折り畳んで外側カバー1の上表面に溶接される。
本実施形態では、外側カバー1は、上から下まで順番に、熱可塑性ファブリック1(11)、補強プレート12、熱可塑性ファブリック2(13)によって、積み上げられて固定接続し、前記外周辺の上縁部32は、熱可塑性ファブリック2(13)と一体に溶接し、前記保温パッケージの外袋4の上側縁は、内部の下向きに折り畳んで、熱可塑性ファブリック1(11)と一体に溶接し、前記内側カバーの外周辺24の上側縁は、熱可塑性ファブリック2(13)の下表面に溶接される。
内側カバーの外周辺24の上側縁は、外周辺の上縁部32にも固定されて、内側カバー2の全体を外側カバー1の下端にも固定接続してもよい。
本実施形態では、具体的に前記補強プレート12は、EVA板であって、しかも前記補強プレート12の外側縁の厚さは、3.0mm未満である。上記実施形態において、EVAは、同様の機能を持つ材料に置き換えることもできて、保温パッケージで主にスケルトンの役割を果たして強度を高める作用を有し、特許請求の範囲におけるEVAの記は、理解を容易にするためだけのものであり、使用される材料の制限を構成するものではありません。EVA材料の単純な交換は、同等の実用新案とみなされ、それでも本考案の保護範囲内に含まれるべきである。
実施形態2
図5を参照し、本実施形態では、実施形態1と同様に、具体的に、ステップaで内側カバーを製造するステップa4〜a9は、次のステップに置き換えられる:
a10. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの外周辺24を製造する;
a11. ステップa10にある内側カバーの外周辺24の下側縁は、内側カバーの下部ピース23を溶接する;
a12. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの内周辺21を製造する;
a13. ステップa12で製造された内側カバーの内周辺21の下側縁をステップa11にある内側カバーの下部ピース23の内側縁と一体的に溶接される;
a14. 内側カバーの内周辺21の上側縁は、内側カバーの上部ピース22を溶接する;
a15. 前記内側カバーの下部ピース23が内側カバーの内周辺21と溶接している部分にある内側を切断し、冷媒または熱媒体を収容するための上向き凹んだキャビティを形成する;
a16. ステップa15で製造された内側カバーの外周辺24と内側カバーの内周辺21との間に保温材料層25が充填される。
実施形態2は、実施形態1と同じであるが、内側カバーの上部ピース22と内側カバーの下部ピース23は、別々に溶接されて、実施形態1と比べると、内側カバーと外側カバーの高さは一定ではなく、平面度は低い問題があって、加工精度の要求が高くなる。
実施形態3
本考案は、他の製造方法を提供し、図5を参照し、大容量の保温パッケージの製造方法は、下記のステップを含み:

a.保温パッケージ用のカバーを準備し、前記カバーは、外側カバー1と内側カバー2を含み;
b.保温パッケージの内袋3の準備をし、準備された保温パッケージの内袋3は、ジッパー溝31の上部に位置する外周辺の上縁部32と、ジッパー溝31の下部に位置する外周辺の下縁部33とを有する;
c.保温パッケージの外袋4の準備をする。
d.保温材料層5を保温パッケージの外袋4と保温パッケージの内袋3との間に設置させて、保温パッケージの内袋3の上側縁を保温パッケージの外袋4と溶接する;
h.熱可塑性ファブリック2(13)を取って、前記外周辺の上縁部32の内側縁と前記熱可塑性ファブリック2(13)の外側縁を固定接続させる;
i.ステップaで作られた外側カバー1をステップhの熱可塑性ファブリック2(13)と固定接続させて、ステップaで作られた外側カバー1は、熱可塑性ファブリック1(11)とその下方に設置されたEVA板12で組み合わせる;
j.前記外周辺の上縁部32の外側縁は、ステップcの保温パッケージの外袋4を一体に溶接させる;
k.保温パッケージの外袋4の上側縁部は、内部の下向きに折り畳んで、しかも外側カバー1の上表面の熱可塑性ファブリック1(11)の外側縁と一体に溶接する;
l.ステップaで作られた内側カバー2を熱可塑性ファブリック2(13)の下表面に溶接させて、更に、外側カバー1と一体に固定接続し保温パッケージを製造する。
図2を詳細に参照すると、本実施形態における内側カバー2の準備は、実施形態2と同様であり、ステップaにおける内側カバー2の準備は、以下のステップを含む。
a4. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの内周辺21を製造する;
a5. 内側カバーの内周辺21の上下両側縁は、それぞれ内側カバーの上部ピース22と内側カバーの下部ピース23を溶接する;
a6. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向を両側縁に溶接して、内側カバーの外周辺24を製造する;
a7. ステップa6で製造された内側カバーの外周辺24の下側縁を内側カバーの下部ピース23の外側縁と一体的に溶接される;
a8. 内側カバーの下部ピース23が内側カバーの内周辺21と溶接している部分にある内側を切断し、冷媒または熱媒体を収容するための上向き凹んだキャビティを形成する;
a9. ステップa8で製造された内側カバーの外周辺24と内側カバーの内周辺21との間に保温材料層が充填される。
実施形態4
本実施形態は、実施形態3で説明した大容量の保温パッケージの製造方法を継続し、実施形態3と比べると、本実施形態の内側カバーの製造方法は、実施形態2と同様の方法を採用し、具体的に、図5を参照し、ステップaで内側カバーを準備するためのステップa4からa9までは、以下のステップに置き換えられる:
a10. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの外周辺24を製造する;
a11. ステップa10にある内側カバーの外周辺24の下側縁は、内側カバーの下部ピース23を溶接する;
a12. 長方形の熱可塑性ファブリックの縦方向の両側縁を溶接し、内側カバーの内周辺21を製造する;
a13. ステップa12で製造された内側カバーの内周辺21の下側縁をステップa11にある内側カバーの下部ピース23の内側縁と一体的に溶接される;
a14. 内側カバーの内周辺21の上側縁は、内側カバーの上部ピース22を溶接する;
a15. 前記内側カバーの下部ピース23が内側カバーの内周辺21と溶接している部分にある内側を切断し、冷媒または熱媒体を収容するための上向き凹んだキャビティを形成する;
a16. ステップa15で製造された内側カバーの外周辺24と内側カバーの内周辺21との間に保温材料層25が充填される。
好ましい実施形態で本考案を詳細に説明したが、当該技術分野における熟練者は、理解できるはずで、それは、本考案に添付された実用新案登録請求の範囲から逸脱することなく、形式的と詳細的に種々の変更および修正が、本考案の請求の範囲に包含されるべきである。
1外側カバー
2内側カバー
21内側カバーの内周辺
22内側カバーの上部ピース
23内側カバーの下部ピース
24内側カバーの外周辺
25保温材料層
26バンド
3保温パッケージの内袋
31ジッパー溝
32外周辺の上縁部
33外周辺の下縁部
4保温パッケージの外袋
5保温材料層
11熱可塑性ファブリック1
12補強プレート
13熱可塑性ファブリック2

Claims (3)

  1. 大容量の保温パッケージであって、保温パッケージの外袋と、保温パッケージ内袋と、保温パッケージ用のカバーとを含み、
    前記保温パッケージ内袋は、外周辺の下縁部と外周辺の上縁部を設けて、前記外周辺の下縁部は、前記保温パッケージの外袋と一体に溶接されており、
    前記保温パッケージの外袋と前記保温パッケージ内袋との間に保温材料層が充填されており、
    保温パッケージ用のカバーは、外側カバーと内側カバーを設けて、前記内側カバーは、内側カバーの内周辺と、内側カバーの上部ピースと、内側カバーの下部ピースと、内側カバーの外周辺と、保温材料層とを含み、前記内側カバーの下部ピースは、環状閉合のバンド状構造となっており、前記内側カバーの内周辺の下側端は、内側カバーの下部ピースの内側端と固定接続しており、前記内側カバーの外周辺の下側端は、内側カバーの下部ピースの外側端と固定接続しており、前記内側カバーの上部ピースの下表面は、内側カバーの内周辺の上側端と固定しており、これにより、内側カバーに中央部が上向き凹んだキャビティが形成されて、前記保温材料層は、内側カバーの内周辺と内側カバーの外周辺との間に設けられ、
    前記外周辺の上縁部は、外側カバーの下表面を固定接続しており、前記内側カバーの外周辺の上側端は、外周辺の上部ピース或いは外側カバーの下表面に固定接続されて、前記保温パッケージの外袋の上縁部は、内部の下向きに折り畳んで外側カバーの上表面に溶接されることを特徴とする大容量の保温パッケージ。
  2. 外側カバーは、上から下まで順番に、熱可塑性ファブリック1、補強プレート、熱可塑性ファブリック2によって、積み上げられて固定接続し、外周辺の上側縁は、熱可塑性ファブリック2と一体に溶接し、前記保温パッケージの外袋の上縁部は、内部の下向きに折り畳んで、熱可塑性ファブリック1と一体に溶接し、前記内側カバーの外周辺の上側縁は、外周辺の上部ピース或いは熱可塑性ファブリック2の下表面に溶接されることを特徴とする請求項1に記載の大容量の保温パッケージ。
  3. 前記補強プレートは、EVAプレートであり、しかも前記EVAプレートの外側縁の厚さは、3.0mm未満であることを特徴とする請求項2に記載の大容量の保温パッケージ。





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