JP3224548U - 二次感染を予防する抗菌抑菌マスク - Google Patents

二次感染を予防する抗菌抑菌マスク Download PDF

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Abstract

【課題】大量の汚染物を効果的に遮断しつつ、細菌を抵抗・抑止し続けて、長期間にわたる衛生性、安全性を維持し、二次感染を避けることができる抗菌抑菌マスクを提供する。【解決手段】マスク本体とストラップとを備え、マスク本体は、外側から内側に向かって順番に配置された表面層110、フィルター層120と皮膚接触層130を備えており、表面層と皮膚接触層はいずれも水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌材で作られ、フィルター層は静電気エレクトレット処理されたフィルター材で作られる。【選択図】図2

Description

本考案はマスクに関するもので、特に二次感染を予防する抗菌抑菌マスクに関するものである。
最近の十数年来、様々な伝染病は異なる都市で流行しており、その中で呼吸器疾患が特に深刻で、最もよく知られているのは非定型肺炎である。それらは主に飛沫を感染経路とするものであり、人々が近距離で接触するだけで、患者の咳やくしゃみの時に噴出した呼吸器飛沫によって病原体が至る所で散布されているため、感染度が極めて高く、コミュニティで爆発し、広域伝染病を引き起こしやすい。これは社会各界の高い関心を引き起こした。しかし、人間は群居する習性を持って、人同士の接触、交流、人付きが避けられない。更に、都市の発展、すべての工業とビジネス活動の展開によって、人々の接触と人付きがより頻繁になるようにすることで、コミュニティでは高伝染性の疫病がより急速に広がりやすくなって、伝染病流行地になってしまう。そのため、社会は防疫の重要性を意識しつつある。病原体の蔓延を効果的に防止できるためには、病原体の主要な感染媒体である飛沫を効果的に遮断しなければならない。そのため、マスクは最適な選択となり、防疫に欠かせない役割を担っている。
人々は、上述した流行性伝染病の脅威に加えて、深刻な大気汚染問題に直面している。社会の発展に伴って現れた様々な工業活動では、大量の有害な汚染物が誘導され、大気中に浮遊し、深刻な大気汚染問題を引き起こしてしまう。これらの空気中の汚染物は、人が息を吸うことによって身体に入り、気管や肺に蓄積され、人々の健康に危害を与えた。外部の汚染に対抗できるために適切な予防を行うには、マスクも人々の無二の選択として、より日常化して、人々の日常防護用品になっている。
しかしながら、市販のマスクは基本的に濾過機能しか備えておらず、抗菌や殺菌という機能がほとんどない。このようなマスクは長時間使用されると、その表面に、遮断された細菌や有害物質が大量に蓄積され、そして、口から水分と細菌が出ると、その内層は湿った暖かい環境になって、細菌を繁殖させやすくなり、結果、マスクは細菌繁殖の温床になる。使用者は不注意にマスクに触れると、その表面に付着した病原体に接触する可能性が高く、二次感染を引き起こし、さらに、その内層の衛生問題による皮膚問題を引き起こしてしまう。そのため、このような細菌を遮断することができるが、抑菌機能も殺菌機能も備えられないマスクは、病原体の感染を適切に予防することができず、長期的にマスクを装着することによる衛生問題を解決することもできない。
以上の問題に対して、マスクの防護効能を強化するとともに衛生問題を解決して、伝染病と外部の汚染物に対する抵抗力を高めるために、効果的な濾過機能を有しつつ、抗菌殺菌機能を有するマスクを設計する必要がある。
本考案は上記の問題を解決するために、効果的に濾過を行うことができるとともに、効果的な抗菌殺菌を実現できる、二次感染を予防可能なマスクを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案は、以下の技術方案を採用する。
本考案は、マスク本体とストラップとを備える二次感染を予防する抗菌抑菌マスクにおいて、前記マスク本体は、外側から内側に向かって順番に配置された表面層、フィルター層と皮膚接触層を備えており、前記表面層と皮膚接触層はいずれも水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌材で作られ、前記フィルター層は静電気エレクトレット処理されたフィルター材で作られる抗菌抑菌マスクである。
前記表面層と皮膚接触層はいずれも水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌不織布で作られることが好ましい。
前記フィルター層は、静電気メルトブローン不織布で作られることが好ましい。
本考案の有益な効果は以下の通りである。
本考案に係るマスクのマスク本体は、外側から内側に向かって順番に配置された表面層、フィルター層と皮膚接触層を備えており、表面層と皮膚接触層はいずれも水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌材で作られ、水溶性亜鉛による多種の抗菌メカニズムによって、吸着した微生物を抑制し、殺菌することができ、より最適化した抗菌抑菌機能を持っている。フィルター層は静電気エレクトレット処理を経て、有害なPM2.5微粒子と病原体を含み大量の汚染物を機械的にと静電気的に遮断し、吸着することができる。皮膚接触層は水溶性亜鉛を利用して再びフィルター層を通過した空気を二度殺菌し、口からの微生物を浄化し、当該層の衛生性、安全性を保つ。そのため、このマスクは大量の汚染物を効果的に遮断しつつ、細菌を抵抗・抑止し続けて、長期間にわたってマスクの衛生性、安全性を維持しており、二次感染を避けることができる。本考案によるマスクは、米国国立労働安全衛生研究所(NIOSH)によるN95マスクの規格に達している性能を備える。
ここで説明した図面は、本考案に対するさらなる理解を提供するために用いられ、本考案の一部を構成し、本考案における例示的な実施例とその説明は本考案を解釈するために用いられ、本考案について不当な限定を構成するものではない。
本考案に係る抗菌抑菌マスクの正面図である。 本考案に係る抗菌抑菌マスクのマスク本体の分解図である。
本考案が解決しようとする技術的な問題、技術方案及び有益な効果をより明らかにするために、以下に図面と実施例を結合して、本考案をさらに詳しく説明する。ここで述べた具体的な実施例は、本考案を解釈するためのものに過ぎず、本考案を限定するためのものではないことを理解すべきである。
図1及び図2を参照して、本考案における一つの実施例に係る二次感染を予防する抗菌抑菌マスクは、マスク本体100と、ノーズクリップ200と、ストラップ300とを備え、前記マスク本体100は、外側から内側に向かって順番に配置された表面層110、フィルター層120と皮膚接触層130を備えており、前記表面層110と皮膚接触層130はいずれも水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌材で作られ、前記フィルター層120は静電気エレクトレット処理されたフィルター材で作られる。マスク本体100の表面層110と皮膚接触層130はいずれも抗菌機能を有し、効率的な濾過機能を発揮するだけでなく、更に長期間にわたってマスクの衛生性、安全性を維持しており、二次感染のリスクを低減した。
前記表面層110と皮膚接触層130はいずれも水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌不織布で作られることが好ましく、具体的に、表面層110と皮膚接触層130はポリプロピレン樹脂を基材とし、水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌母粒子を加えた後、伝統的な高温溶融・攪拌・スパンボンド技術で一体成形されてもよい。
以下に、従来技術によって表面層110と皮膚接触層130を製造する具体的な方法を簡単に述べる。
1.水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌母粒子と、異なるメルトフローインデックスを持つ2種類のポリプロピレン樹脂を比例的に配合し、伝統的な高温溶融・攪拌・スパンボンド技術で水溶性亜鉛成分を1.5−2%含有する抗菌抑菌不織布を作製する。
2.異なるメルトフローインデックスを持つポリプロピレン樹脂による配合では、抗菌抑菌成分の分散性と混合した溶液の流動性を高め、混合材料が生産過程で円滑に作業することを確保し、高い生産性を維持し、生産コストを下げる。そして、抗菌因子が不織布中に均一に分布すると、不織布の抑菌機能を最大限に発揮できる。
3.配合の成分と割合は以下の通りである。
ポリプロピレン樹脂H5380−1、46%〜49%;
ポリプロピレン樹脂V30G、46%−48%;
水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌母粒子、5%〜8%。
上記のポリプロピレン樹脂H5380−1のメルトフローインデックスは38で、ポリプロピレン樹脂V30Gのメルトフローインデックスは22で、上記の配合比でそれらと水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌母粒子とを混合したもののメルトフローインデックスは28−30にあり、良好な流動性を持っている。
フィルター層120は、静電気メルトブローン不織布で作られることが好ましく、そして、表面層110とフィルター層120と皮膚接触層130とを超音波プレス手段でプレスする。プレスしたマスク本体100にストラップ300を接続すると、完全なマスクを完成する。
なお、本実施例において、表面層110、フィルター層120及び皮膚接触層130は、いずれも矩形構造であり、矩形のマスクを構成しているが、その他の形状、例えば、菱形、楕円型、その他の異形構造などを採用してもよい。
本考案の原理は、以下の通りである。
まず、表面層110は飛沫における汚染物の大部分と比較的に大きな塵埃の粒子を一応的に濾過し、同時に水溶性亜鉛の抗菌成分による異なるメカニズムによって滅菌し、マスク表面に吸着した微生物の繁殖を抑制し、回避する。
次に、フィルター層120は、ポリプロピレン樹脂繊維の三次元構造を有し、濾過網を形成して、汚染物を機械的に遮断し、更に、より細かい粒子(PM2.5を含む)と空気中の微生物を静電気的に吸着、濾過する。
最後に、皮膚接触層130は、表面層110と同様に、その抗菌機能を利用して、フィルター層120を通過した空気をさらに浄化し、また、口から出る細菌を効果的に抑制して、マスクの皮膚接触層130が細菌繁殖の温床となることを防ぐ。このようにして、マスクの内側と外側がともに抗菌性能を備えており、マスクの防護能力を全面的に高めるだけでなく、二次感染の潜在的な危機を大幅に低減し、また、その衛生レベルを維持し続けることができる。
上記の説明は、本考案の好ましい実施例を示して述べたものであり、前述のように、本考案は、本明細書に開示された形態に限定されて他の実施例を除外するものと見なすべきではなく、様々な他の組み合わせ、修正、環境に使用することができ、本明細書に記載された考案の思想の範囲内で、上記の教示または関連分野の技術または知識に従って変更を行うことができることが理解されるべきである。当業者が行った変更と変化は、本考案の精神と範囲を逸脱しない限り、本考案に添付された特許請求の範囲内にあるはずである。
100−マスク本体
110−表面層
120−フィルター層
130−皮膚接触層
200−ノーズクリップ
300−ストラップ

Claims (3)

  1. マスク本体とストラップとを備える二次感染を予防する抗菌抑菌マスクにおいて、前記マスク本体は、外側から内側に向かって順番に配置された表面層、フィルター層と皮膚接触層を備えており、前記表面層と皮膚接触層はいずれも水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌材で作られ、前記フィルター層は静電気エレクトレット処理されたフィルター材で作られることを特徴とする抗菌抑菌マスク。
  2. 前記表面層と皮膚接触層はいずれも水溶性亜鉛からなる抗菌抑菌不織布で作られることを特徴とする請求項1に記載の抗菌抑菌マスク。
  3. 前記フィルター層は、静電気メルトブローン不織布で作られることを特徴とする請求項1に記載の抗菌抑菌マスク。
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