JP3224239B2 - スクランブル・デスクランブル装置 - Google Patents

スクランブル・デスクランブル装置

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JP3224239B2 JP09556291A JP9556291A JP3224239B2 JP 3224239 B2 JP3224239 B2 JP 3224239B2 JP 09556291 A JP09556291 A JP 09556291A JP 9556291 A JP9556291 A JP 9556291A JP 3224239 B2 JP3224239 B2 JP 3224239B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パケット形式のデー
タをスクランブルまたはデスクランブルするスクランブ
ル・デスクランブル装置に関するものである。
【0002】
【発明の概要】この発明は、パケット形式のデータをス
クランブルまたはデスクランブルするスクランブル・デ
スクランブル装置において、スクランブル領域とそれ以
外のスクランブル外領域よりなるパケットデータのう
ち、スクランブル外領域の全部または一部のビットより
なる修整ワードを保持し、保持された修整ワードに基づ
きスクランブル鍵を修整し、修整されたスクランブル鍵
によるパケットごとの初期化に基づき擬似乱数信号を発
生し、発生された擬似乱数信号を当該パケットデータの
スクランブル領域に2を法として加算するすることによ
り、ビット誤りの伝搬を防止するとともに、高速動作を
容易にし、かつ、パケット紛失による擬似乱数信号の同
期ずれを防止し、不正デスクランブルに対する安全性を
高めるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】従来、パケットデータをスクランブルま
たはデスクランブルする方法として次の(1)〜(3)
の方法が考えられていた。
【0004】(1)パケットデータをスクランブル鍵に
よって暗号化あるいは復号化する方法、(2)パケット
データに擬似乱数信号を2を法として加算する方法で、
スクランブル鍵による擬似乱数信号の初期化を先頭のパ
ケットのスクランブル開始時点において1度だけ行う方
法、(3)パケットデータに擬似乱数信号を2を法とし
て加算する方法で、各鍵による擬似乱数信号の初期化を
それぞれのパケットのスクランブル開始時点において繰
り返し行う方法。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の方法では、伝送路における単一ビットの誤り
が、暗号の利用モードにもよるが、1暗号ブロック以上
の範囲で伝搬するという問題点がある。また、暗号装置
は一般に多段の置換、換字回路の組み合わせによりなっ
ており、高スループットを得るにはそれなりの難しい回
路技術を要する。
【0006】上記(2)の方法では、ビット誤りの伝搬
は起こらないとか、高速動作が容易であるといった特徴
があるものの、パケット紛失が起こった場合、擬似乱数
信号の同期ずれが生じ、以降のパケットのデスクランブ
ルが不可能になるという大きな問題点がある。
【0007】上記(3)の方法では、ビット誤りの伝搬
は起こらないとか、高速動作が容易であるといった特徴
に加え、パケット紛失による同期ずれの問題も生じない
が、加算される擬似乱数信号のパターンが全てのパケッ
トで同一であるので、不正デスクランブルに対する安全
性が著しく劣っている。
【0008】この発明の目的は、上記のような問題点を
解決し、(a)ビット誤りの伝搬が生じない、(b)高
速動作が容易である、(c)パケット紛失による擬似乱
数信号の同期ずれが生じない、(d)不正デスクランブ
ルに対する安全性が高い、パケットデータのスクランブ
ル・デスクランブル装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、スクランブル
領域とそれ以外のスクランブル外領域よりなる各パケッ
トデータについて、スクランブル外領域の全部または一
部のビットよりなる修整ワードを保持する保持手段と、
該保持手段により保持された修整ワードのうちパケット
が複数に亘る場合の伝送順を表す連続性指標の桁上りを
検出する検出手段と、該検出手段により検出された検出
回数を記憶する記憶手段と、該記憶手段により記憶され
た検出回数と前記保持手段により保持された修整ワード
に基づきスクランブル鍵を修整する鍵修整手段と、該鍵
修整手段により修整されたスクランブル鍵によるパケッ
トごとの初期化に基づき擬似乱数信号を発生する擬似乱
数信号発生手段と、該擬似乱数信号発生手段からの擬似
乱数信号を当該パケットデータのスクランブル領域に2
を法として加算する加算手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明は、スクランブル領域とそれ
以外のスクランブル外領域よりなる各パケットデータに
ついて、スクランブル外領域の全部または一部のビット
よりなる修整ワードを保持する保持手段と、該保持手段
により保持された修整ワードのうちパケットが複数に亘
る場合の伝送順を表す連続性指標の桁上りを検出する検
出手段と、該検出手段により検出された検出回数を記憶
する記憶手段と、該記憶手段により記憶された検出回数
と前記保持手段により保持された修整ワードに基づきス
クランブル鍵を修整する鍵修整手段と、該鍵修整手段に
より修整されたスクランブル鍵によるパケットごとの初
期化に基づき擬似乱数信号を発生する擬似乱数信号発生
手段と、該擬似乱数信号発生手段からの擬似乱数信号を
当該パケットデータのスクランブル領域に2を法として
加算する加算手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明は、スクランブル鍵を保持
するとともに、鍵更新タイミングに応じてスクランブル
鍵が更新されるスクランブル鍵保持手段を備え、該スク
ランブル鍵保持手段は前記連続性指標の桁上りがあった
ときシフトされるフィードバックシフトレジスタよりな
ることを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0016】第1の実施例 図1は本発明の第1の実施例を示す。
【0017】図において、6は修整ワード保持レジスタ
で、シフトレジスタで構成され、パケットデータ入力の
うちスクランブル領域以外の領域(スクランブルを施さ
ない領域)の全部または一部を保持するものである。4
はスクランブル鍵修整回路で、一般的な組合わせロジッ
ク回路により構成され、スクランブル鍵を修整ワード保
持レジスタ6からの修整ワードにより修整するものであ
る。3は擬似乱数信号発生回路で、線形フィードバック
シフトレジスタに非線形ロジックを組み合わせものによ
り構成され、擬似乱数信号が発生され、初期化タイミン
グ信号で指示されるタイミングでスクランブル鍵修整回
路4からの初期化ワードによって初期化されるようにな
っている。擬似乱数信号発生回路3は線形フィードバッ
クシフトレジスタあるいは、非線形フィードバックシフ
トレジスタ等により構成しても良い。初期化タイミング
信号はパケットごとに修整ワードの確定後で、かつ、ゲ
ート信号の解放前の一定のタイミングで発生される信号
である。2はANDゲートで、擬似乱数信号発生回路3
からの擬似乱数信号を、スクランブルを施す範囲を指示
するゲート信号でゲートするものである。1は加算器
で、ANDゲート2によりゲートされた擬似乱数信号を
パケットデータ入力に2を法として加算するものであ
る。
【0018】次に、動作を説明する。
【0019】パケットデータ入力のうちスクランブルを
施さない領域の全部または一部は、修整ワード保持レジ
スタ6において保持され、修整ワードとしてスクランブ
ル鍵修整回路4に導かれる。一方、スクランブル鍵はス
クランブル鍵修整回路4においてこの修整ワードによる
修整を受けた後、初期化ワードとして擬似乱数信号発生
回路3に導かれる。ついで、この初期化ワードによって
初期化タイミング信号で指示されるタイミングにおい
て、擬似乱数信号発生回路3が初期化される。
【0020】そして、擬似乱数信号発生回路3からの擬
似乱数信号はスクランブルを施す範囲を指示するゲート
信号でゲートされた後、加算器1により、パケットデー
タ入力に2を法として加算され、パケットデータ出力が
得られる。
【0021】従って、パケットデータとしてスクランブ
ルされていないパケットデータが入力された場合は、パ
ケットデータ出力にはスクランブルされたパケットデー
タが出力されることになる。すなわち、スクランブル動
作が行われる。
【0022】他方、パケットデータとしてスクランブル
されたパケットデータが入力された場合は、パケットデ
ータ出力にはスクランブルが解かれたパケットデータが
出力されることになる。すなわち、デスクランブル動作
が行われる。
【0023】次に、図2に示すパケット形式に従ってス
クランブル領域と修整ワードの関係を説明する。このパ
ケット形式は衛星テレビジョン放送または高精細度テレ
ビジョン放送のデータチャンネルにおける形式の例であ
る。
【0024】パケットは288ビットの長さを持ち、1
6ビットのヘッダ部と272ビットのデータ部で構成さ
れている。
【0025】i.ヘッダ部 サービス識別5ビットと冗長ビット11ビットにより構
成されている。
【0026】サービス識別はいわゆるパケットのアドレ
ス値としての働きを有する。
【0027】ii.データ部 先頭14ビットはプリフィクスであり、サブ論理チャン
ネル識別6ビット、連続性指標4ビット、スクランブル
制御2ビット、およびデータグループ制御2ビットによ
り構成されている。
【0028】サブ論理チャンネル識別はいわゆるパケッ
トのアドレス値としての働きを有する。
【0029】連続性指標は受信側でパケットの連続性を
確認するために、送出順に16を法として1づつ増加さ
せた値を与える。
【0030】スクランブル領域はプリフィクスを除くデ
ータ部分258ビットと仮定する。データ部の誤り訂正
符号として短縮化差集合巡回符号(272,190)を
使用する場合、末尾82ビットは冗長ビットとなる。図
2では、この冗長ビットをスクランブル領域に含めてい
るが、冗長ビットの部分をスクランブル領域に含めるか
否かは実質的に差はない。というのは、送信側では、ス
クランブル後に冗長ビットの部分は計算された値で置き
換えられ、受信側では、最終的に冗長ビットの部分は捨
てられるからである。
【0031】なお、修整ワードとして、スクランブル領
域の外にある、サービス識別、ヘッダの冗長ビット、サ
ブ論理チャンネル識別、連続性指標、スクランブル制
御、データグループ制御の計30ビットが使用可能であ
る。修整ワードとして、そのすべてを使用しても良い
し、一部分を使用しても良い。ここでは、サービス識
別、サブ論理チャンネル識別、連続性指標の計15ビッ
トを修整ワードとして使用した例を示している。
【0032】つぎに、スクランブル鍵修整回路4による
修整方法の例をあげる。スクランブル鍵の幅をn1ビッ
ト、修整ワードの幅をn2ビット、初期化ワードの幅を
n3ビットとする。
【0033】n1+n2=n3の場合 単純なビットの連結、ビットの連結にビットの入れ替え
を組合わせたもの、さらに、それをn3ビット入出力の
関数を通したもの等が考えられる。
【0034】n1+n2<n3の場合 ビットの連結と不足するビットに定数を割り当てたも
の、ビットの連結にビットの拡張を組合わせたもの、ビ
ットの連結にn1+n2ビット入力、n3ビット出力の
関数を組合わせたもの等が考えられる。
【0035】n1+n2>n3の場合 n1+n2ビット入力、n3ビット出力のデータ圧縮関
数の使用が考えられる。
【0036】本実施例は、図2に示すパケット形式の例
を説明したが、これ以外の任意のパケット形式に適用す
ることができることは勿論である。その場合、スクラン
ブル領域以外のデータの全部または一部(任意)をもっ
て修整ワードとする。
【0037】任意のパケット形式を対象とした場合は、
修整ワードの一部がスクランブル領域の後または間にあ
ることも考えられる。この場合、上記実施例を例に説明
すると、初期化タイミング信号の条件、すなわち、修整
ワードの確定後で、かつ、ゲート信号の解放前を満足す
るタイミングが存在しない。しかし、図1において、パ
ケットデータ入力とXOR回路、すなわち加算器1の間
に適当なディレイ回路を挿入すれば、これを解決するこ
とは可能である。
【0038】本実施例では、擬似乱数信号を2を法とし
て加算するようにしたので、すなわち、ビットごとに排
他的論理和(XOR)演算するようにしたので、伝送路
におけるビットの誤りが他のビットに伝搬することがな
い。
【0039】また、擬似乱数信号発生回路3をパケット
ごとに初期化するようにしたので、パケット紛失による
同期ずれは起こらない。つまり、紛失したパケット以外
は正しく復元される。
【0040】さらに、擬似乱数信号発生回路3を連続性
指標を含む修整ワードにより修整した初期化ワードで初
期化するようにしたので、連続性指標がとる値の数の範
囲でパケットごとに異なる擬似乱数信号でスクランブル
される。つまり、不正復元に対する安全性が高くなる。
【0041】本実施例では、上記のように構成したの
で、暗号回路等の複雑な回路は必要ではなく、パケット
データのシフトクロックを越えるクロックレートも必要
としない。つまり、回路が容易に実現可能である。
【0042】このような効果の他に、修整ワードにいわ
ゆるパケットアドレスに相当するデータを含めた場合に
は、パケットアドレスが異なれば発生される擬似乱数信
号も異なったものになる。従って、たとえ異なるパケッ
トアドレスに対して同一のスクランブル鍵を使用した場
合においても、パケットアドレスを改ざんして契約外の
サービスをデスクランブルしようとする不正を防止する
ことができる。
【0043】第2の実施例 図3は本発明の第2の実施例を示す。
【0044】図3において、1,2,3,6は図1と同
一部分を示す。7は検出回路で、修整ワード保持レジス
タ6からの修整ワードに含まれている連続性指標に桁上
りが生じたか否かを判定するものである。8は桁上りカ
ウンタで、検出回路7により桁上りが検出されるごとに
出力される桁上り信号をカウントするものである。な
お、桁上りカウンタ8は鍵更新タイミング信号によって
リセットされ、スクランブルとデスクランブルの同期が
確立されている。この桁上りカウンタ8のカウント値は
連続性指標を拡張するものであり、このカウント値を拡
張連続性指標と呼ぶことにする。5はスクランブル鍵保
持レジスタで、次の鍵更新までスクランブル鍵を保持す
るものである。34はスクランブル鍵修整回路で、スク
ランブル鍵保持レジスタ5からのスクランブル鍵を、修
整ワード保持レジスタ6からの修整ワードと、桁上りカ
ウンタ8からの拡張連続性指標により修整し、初期化ワ
ードを生成するものである。
【0045】本実施例は第1の実施例との比較でいえ
ば、スクランブル鍵の修整方法が相違する。すなわち、
第1の実施例では、スクランブル鍵をスクランブル鍵修
整回路4により修整ワード保持レジスタ6からの修整ワ
ードにより修整したが、本実施例では、スクランブル鍵
保持レジスタ5からのスクランブル鍵を、スクランブル
鍵修整回路34により、修整ワード保持レジスタ6から
の修整ワードと、桁上りカウンタ8からの拡張連続性指
標により修整した。よって、不正復元に対する安全性が
さらに高くなった。
【0046】次に、検出回路7による桁上り検出方法を
詳細に説明する。
【0047】最も簡単な桁上り検出方法は、現在の連続
性指標が0であった場合、桁上りがあったと判定する方
法であるが、この方法によると、連続性指標0のパケッ
トが紛失した場合、桁上りのカウントに失敗するという
問題がある。
【0048】このような問題点を解決した検出回路の例
を図4に示す。
【0049】この検出回路は、1つ前の連続性指標(前
連続性指標という)を連続性指標記憶レジスタ41に記
憶し、この前連続性指標と当該連続性指標の大小関係を
比較器42により比較し、比較した結果、当該連続性指
標が前連続性指標より小さい場合、桁上りがあったと判
定して桁上り信号を活性化するようになっている。
【0050】この検出回路によれば、連続性指標のビッ
ト数nに応じ連続する2n −1パケットの紛失が生じて
も桁上りのカウントを行うことができる。
【0051】第3の実施例 図5は本発明の第3の実施例を示す。
【0052】本実施例は第2の実施例との比較でいえ
ば、連続性指標の桁上がりのカウントおよび記憶、スク
ランブル鍵の修整の方法が相違する。
【0053】すなわち、第2の実施例では、連続性指標
の桁上がりのカウントおよび記憶は、桁上がりカウンタ
8で行うとともに、そのカウント値、すなわち拡張連続
性指標によるスクランブル鍵の修整はスクランブル鍵修
整回路34で行うようにした。他方、本実施例では、ス
クランブル鍵保持レジスタ55は初期化可能なフィード
バックシフトレジスタにより構成され、鍵更新タイミン
グ信号のタイミングにより初期化されるとともに、桁上
り信号が活性のときシフトされるようにした。従って、
本実施例では、スクランブル鍵保持レジスタ55によ
り、連続性指標の桁上りカウントおよび記憶と、スクラ
ンブル鍵の修整が同時に行なわれる。
【0054】なお、本実施例のスクランブル鍵保持レジ
スタ55は、線形フィードバックシフトレジスタ、非線
形フィードバックシフトレジスタの他、カウンタ等の使
用が考えられる。ただし、擬似乱数信号発生回路3に使
用されるフィードバックシフトレジスタとは、フィード
バック係数等の異なるものを採用するほうが安全性の点
から望ましい。
【0055】本実施例では、上記のように構成したの
で、第2の実施例に比較して回路の構成が簡単になり、
レジスタ数にして桁上りカウンタのビット数の分だけ節
約することができる。しかも、スクランブル鍵のビット
数分の拡張連続性指標ビット数を確保したことに等しい
効果がえられる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、(a)ビット誤りの伝搬が
生じない、(b)高速動作が容易である、(c)パケッ
ト紛失による擬似乱数信号の同期ずれが生じない、
(d)不正デスクランブルに対する安全性が高い、スク
ランブル・デスクランブル装置を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】パケット形式の例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】図2図示検出回路の構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 加算器 2 ANDゲート 3 擬似乱数信号発生回路 4 スクランブル鍵修整回路 6 修整ワード保持レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−34439(JP,A) 山田友巳 他;“LANにおける高速 慣用暗号アダプタ SEAL−10BXの 設計”情報処理学会第40回(平成2年前 期)全国大会講演論文集(3)平成2年 3月15日 p.1415−1416 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 9/18 - 9/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクランブル領域とそれ以外のスクラン
    ブル外領域よりなる各パケットデータについて、スクラ
    ンブル外領域の全部または一部のビットよりなる修整ワ
    ードを保持する保持手段と、 該保持手段により保持された修整ワードのうちパケット
    が複数に亘る場合の伝送順を表す連続性指標の桁上りを
    検出する検出手段と、 該検出手段により検出された検出回数を記憶する記憶手
    段と、 該記憶手段により記憶された検出回数と前記保持手段に
    より保持された修整ワードに基づきスクランブル鍵を修
    整する鍵修整手段と、 該鍵修整手段により修整されたスクランブル鍵によるパ
    ケットごとの初期化に基づき擬似乱数信号を発生する擬
    似乱数信号発生手段と、 該擬似乱数信号発生手段からの擬似乱数信号を当該パケ
    ットデータのスクランブル領域に2を法として加算する
    加算手段とを備えたことを特徴とするスクランブル・デ
    スクランブル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、スクランブル鍵を保
    持するとともに、鍵更新タイミングに応じてスクランブ
    ル鍵が更新されるスクランブル鍵保持手段を備え、該ス
    クランブル鍵保持手段は前記連続性指標の桁上りがあっ
    たときシフトされるフィードバックシフトレジスタより
    なることを特徴とするスクランブル・デスクランブル装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
山田友巳 他;"LANにおける高速慣用暗号アダプタ SEAL−10BXの設計"情報処理学会第40回(平成2年前期)全国大会講演論文集(3)平成2年3月15日 p.1415−1416

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