JP3224083U - 霧吹き付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】霧吹き手段を備えた霧吹き付き容器を提供する。【解決手段】氷嚢3に霧吹き手段を付加することにより、氷水を霧状に噴霧することができ、氷を入れる容器と、霧吹き装置と、ジョイント部2を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、霧吹き手段を備えた容器に関するものである。
夏の炎天下で、スポーツをしたり、観戦する場合、熱中症になったり、日焼けがひどくなったりする場合がある。それを防止し、体を冷やすために、甲子園ではかち割り氷を販売するなど、体を冷やすものが販売されている。
これらは一定の効果は得られるものの、体の一部しか冷却できず、さらに効率よく体を冷やせる手段が求められていた。
一方、霧吹きについては、特許文献1のようなものがあるが、これは、調味料容器用であり、体を冷却できものではなく、霧吹きの新たな用途も求められていた。
実用新案登録第3075058号公報
解決しようとする問題点は、氷等で体を冷やす場合に、一部分のみ低い温度で冷却でき、その他の部分を均一に冷却できない点である。
本考案は、氷入容器(氷嚢など)に霧吹き手段を付加することにより、氷水を霧状に噴霧することができることを最も主要な特徴とする。
すなわち、本考案は以下の考案を提供する。
(1)氷を入れる容器と、霧吹き装置と、ジョイント部を有する霧吹き付き容器。
(2)霧吹き装置がプッシュ式である、(1)の霧吹き付き容器。
(3)ジョイント部がネジ式である、(1)または(2)のいずれか1に記載の霧吹き付き容器。
本考案の容器は、霧吹き手段を有するため、暑い日のスポーツ中に、氷水を体に噴霧して冷却することができるという利点を有する。
図1は本発明の1実施形態を示した図である。 図2は本発明の霧吹き部を示した図である。 図3は、本発明の霧吹き部の別の実施形態を示した図である。 図4は、本発明の氷嚢部と開口部を示した図である。
本発明によれば、氷を入れる容器と、霧吹き装置と、ジョイント部を有する霧吹き付き容器が提供される。氷を入れる容器としては、氷嚢のような材質、形態が好ましいが、これに限られない。要は、氷水を入れる容器と、それを噴霧する手段を有し、氷水を噴霧できるものであればよい。
氷水を入れる容器の材質としては、例えば、ゴム、ビニール、シリコンなどが挙げられるが、これらに限られず、金属やポリカーボネートなどであってもよい。氷嚢などのように、柔軟性があるものであっても、水筒のように一定の形状のものであってもよい。市販の保温容器(保温機能付き水筒など)に霧吹きを付けてもよい。
氷水を噴霧する霧吹き部は、上からプッシュして氷水を噴霧する方式が好ましい。これらのプッシュ式の噴霧器は、市販のものを用いてもよく、独自に設計して製作してもよい。ただし、容器に結合させるジョイント部分は、独自に設計して製作することが好ましい。
霧吹き部を容器に結合させる手段は、ねじ式(スクリューキャップ)であってもよく、ジョイント(例えば、ワンタッチ式の市販のジョイントなど)を用いてもよい。
容器の開口部は、大きな氷も入れられるように、大きめにするのが好ましい。好ましい開口部の直径は、2cm以上、3cm以上、4cm以上、5cm以上または6cm以上であり、好ましい上限は10cm以下、9cm以下、8cm以下、7cm以下または6cm以下である。要は、氷が投入でき、霧吹き部も脱着可能なものであればよい。
氷を入れる容器には、氷だけを入れてもよく、適当な量の水を氷と一緒に入れてもよい。氷嚢の場合は、すぐに氷が溶けるので、最初に水を入れる必要性は少ないが、保温容器の場合は、水も入れておくのが好ましい。容器が保温性の水筒などであれば、適宜氷水を飲むこともでき、体の表面だけでなく、内部からも体を冷却できるという利点もある。氷水を飲むためのストローを蓋などに有していてもよい。
本発明の構成によれば、炎天下でゴルフや野球、テニスなどのスポーツをする際に、瞬時に広い範囲にわたって略均一に氷水の霧を吹きかけることができ、体を冷却し、熱中症などを予防できる効果を有すると考えられる。
(実施例1)
図1は、本考案装置の1実施例の全体図である。霧吹き部1、ジョイント部2および氷嚢3を有している。ここでは、容器の例として氷嚢で説明しているが、氷水を収納できる容器であれば特に制限されない。
図2は、本考案装置の霧吹き部分を示した図である。プッシュ部5の上部を下に押すことで、噴霧部4から氷水の霧が吹き出される。6はネジ構造のジョイント部である。氷嚢の開口部にこれに対応したネジがあり、ねじ込むことで、氷嚢に霧吹き部を固定できる。氷嚢中の氷水はチューブ7を通して霧吹き部に吸引される。チューブ7の先端には、ゴミを除去するフィルタを付けてもよい。
(実施例2)
図3は、図2とは別の霧吹き部の実施形態を示した図である。この実施形態では、プッシュ部が平たく大きくなっており、指で押さなくても、肘や腕等で押して氷水の霧を発生させることができる。この場合もジョイント部はねじ式が好ましいが、これに限られない。
図4は、氷嚢の開口部を示した図である。開口部8は、氷が十分通る大きさが好ましい。2のジョイント部分は、ネジや、ホースジョイント等の様式が好ましく用いられる。
本発明は、スポーツ用品産業に利用できる。
1 霧吹き部
2 ジョイント部
3 氷嚢(氷を入れる容器)
4 噴霧部
5 プッシュ部
6 ネジ蓋
7 チューブ
8 開口部

Claims (3)

  1. 氷を入れる容器と、霧吹き装置と、ジョイント部を有する霧吹き付き容器。
  2. 霧吹き装置がプッシュ式である、請求項1の霧吹き付き容器。
  3. ジョイント部がネジ式である、請求項1または2の霧吹き付き容器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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