JP3223762U - インテリジェントウォレット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分散型アプリケーションプログラムを実行するコンピュータ装置に接続され、生体特徴識別手段により身分認証が実行された後に、ブロックチェーンを通じて分散型アプリケーションのデータを取得して表示スクリーンに表示し、後続の動作を実行できるインテリジェントウォレット装置を提供する。【解決手段】インテリジェントウォレット装置は、暗号通貨などの一つのまたは複数の分散型アプリケーションの管理に用いられる。生体識別モジュールは生体特徴読み取りインタフェース303によって生体識別特徴を読み取る。セキュリティ認証モジュールは生体識別特徴を取得する。その後、分散型アプリケーションを実行する権限をインテリジェントウォレット装置に付与する。画像処理モジュールは、ウォレット情報やウォレットアドレスなどの種々の分散型アプリケーションの情報を表示スクリーン301に表示する。【選択図】図3

Description

本考案は、分散型アプリケーション(Decentralized Application、DApp)を管理するためのインテリジェントウォレットに関し、特にディスプレーを有し分散型アプリケーションのデータを同調させることができるインテリジェントウォレット装置に関する。
暗号通貨(cryptocurrency)(例えば、ビットコイン(bitcoin))とは、アルゴリズムと暗号理論によって作られた仮想通貨である。実体の通貨が発行されていないため、暗号通貨が記録されるウォレット(wallet)を電子装置によって実現する必要がある。電子装置は、主として、ユーザが自身の暗号通貨をアクセスできる個人的な鍵(Key)とウォレットアドレスを記録する。また、暗号通貨の金額(価値)と取引の履歴は、分散型(decentralized、即ち非中央集権型)の総意機制を通じてブロックチェーン(blockchain)技術に基づく分散型台帳(Distributed Ledger)に記録される。暗号通貨の取引を行う時に、自身の鍵を用いて取引金額を設定し、他人のウォレットアドレスへの暗号通貨の出金や暗号通貨の入金を実行する。
暗号通貨などの仮想通貨にとって、仮想世界と繋ぐインタフェースであるウォレットが必要である。ユーザが暗号通貨で取引を行おうとしたら、ウォレットを使用しなければならない。ウォレットは、暗号通貨の出入金を行うために用いられるものである。ウォレットは、特定のコンピュータ装置で実行され、暗号通貨を出入金するための、アカウントとパスワードで保護されるソフトウェアであってもよい。ウォレットは、コールドウォレット(cold wallet)を動作させるための、オフラインで携帯できるハードウェアであってもよい。多くのウォレットは特定の暗号通貨に専用するものである。暗号通貨が異なると、使用するウォレットも異なる。
前記コールドウォレットは、コンピュータ装置に接続しない限り暗号通貨の取引機能が使用できないものである。例えば、コールドウォレット装置におけるUSBインタフェースを通じてコンピュータ装置に接続し、コンピュータ装置におけるウォレットの関連プログラムによってコールドウォレット装置にアクセスし、ユーザがパスワード(例えば、PINコード)で認証を行い、ウォレットを起動してからウォレットにおける鍵で取引を署名し、署名された取引がブロックチェーンにブロードキャストされ、マイナーに確認され、確認されてから取引完了の旨が表示される。ユーザはコールドウォレットを使用するためのパスワードを牢記しなければならず、コールドウォレットにおける鍵に合わせてコールドウォレットを起動する。
本考案は、インテリジェントウォレット装置を提供する。従来のコールドウォレットに対して、前記インテリジェントウォレット装置は分散型アプリケーションの種々の資源を管理する携帯用装置である。前記分散型アプリケーションは、暗号通貨、鍵、分散型台帳などの管理を含む。例えば、多数のウォレットと多種類の暗号通貨に適用できること、各暗号通貨の秘密鍵を記憶できること、インテリジェントウォレット装置の使用前に生体識別手段により身分認証を行うことができること、及び、コンピュータ装置に接続されてから識別コードの転換により取引を実行できることを実現可能なインテリジェントウォレット装置を提供する。
インテリジェントウォレット装置に基づく実施態様例について、例えばマイクロ制御ユニット、通信モジュール、生体識別モジュール、セキュリティ認証モジュール、画像処理モジュール及び電源管理モジュールを主な回路とする。マイクロ制御ユニットは、インテリジェントウォレット装置における複数の回路モジュールの動作を制御するためのものである。通信モジュールは、コンピュータ装置と接続するためのものである。生体識別モジュールは、生体特徴読み取りインタフェースを通じて生体識別特徴を読み取られるものである。セキュリティ認証モジュールは、マイクロ制御ユニットにより生体識別モジュールに生成された生体識別特徴を取得し、コンピュータ装置のインテリジェントウォレット装置に対する使用を検証して権限付与するためのものである。画像処理モジュールは、表示スクリーンに、例えばウォレット情報とウォレットアドレスなどの分散型アプリケーションの情報が表示されるように制御するためのものである。電源管理モジュールは、インテリジェントウォレット装置の電力供給を制御するためのものである。
インテリジェントウォレット装置は、例えば一つのまたは複数の暗号通貨に適用すると共にいずれかの暗号通貨でコンピュータ装置によって取引を行うことができるように、各種の分散型アプリケーションの管理に用いられることが好ましい。
実施態様について、インテリジェントウォレット装置が動作すると、まず、インテリジェントウォレット装置は無線通信手段によりコンピュータ装置に接続し、インテリジェントウォレット装置に搭載される生体特徴識別手段により身分認証を実行し、身分認証に成功した後に、コンピュータ装置が分散型アプリケーションのデータと秘密鍵で暗号化した演算により生成された検証データとを取得することにより、コンピュータ装置がブロックチェーンを通じて分散型アプリケーションのデータを同調させ、インテリジェントウォレット装置の表示スクリーンに分散型アプリケーションの情報を表示することが可能である。
実施態様において、分散型アプリケーションはインテリジェントウォレットであってもよく、コンピュータ装置に受信された分散型アプリケーションの情報はウォレットアドレスであってもよい。これにより、インテリジェントウォレット装置はブロックチェーンを通じてウォレットアドレスによりウォレットデータを取得してウォレット情報を表示スクリーンに表示することができる。
インテリジェントウォレット装置は、ブルートゥース(登録商標)通信によりコンピュータ装置とペアリングして接続し、コンピュータ装置においてウォレットプログラムを起動し、ウォレットデータを同調させることが好ましい。
さらに、一つの適用例において、コンピュータ装置はウォレットプログラムを実行することでそれが対応する複数種類の暗号通貨のいずれか一種を取引する。ウォレットプログラムによって取引金額を設定し、インテリジェントウォレット装置に接続して身分認証を実行してから、ブロックチェーンにおけるノード検証を通過した後に、取引が完了する。
さらに、もう一つの適用例において、まずはインテリジェントウォレット装置の表示スクリーンにウォレットアドレスを表示する。この場合、ウォレットアドレスをQRコード(登録商標)の形で表示してもよい。このウォレットアドレスがコンピュータ装置におけるウォレットプログラムによって読み取られることで、他人に設定された取引金額の受信が可能になり、インテリジェントウォレット装置に接続して身分認証を実行してから、取引が完了する。
さらに、インテリジェントウォレット装置には一つのまたは複数のウォレットが設けられてもよく、各ウォレットは一つのまたは複数の暗号通貨に対応してもよい。インテリジェントウォレット装置には各暗号通貨に対応する秘密鍵が記憶され、いずれかのウォレットアドレスがインテリジェントウォレット装置の表示スクリーンで表示されることが可能になる。
インテリジェントウォレット装置は、複数の電気接点によりコンバータ装置と接続され、コンバータ装置によってコンピュータ装置と接続されることが好ましい。
本考案の特徴及び技術内容がさらに分かるように、下記の本考案に関する詳細な説明と図面を参照する。なお、提供された図面は参考、説明のためのものに過ぎず、本考案はこれに限定されるものではない。
本考案の実施形態に係るインテリジェントウォレット装置の基本構成を模式的に示す図である。 本考案の実施形態に係るインテリジェントウォレット装置の回路ブロックを模式的に示す図である。 本考案に係るインテリジェントウォレット装置の実施形態を模式的に示す図である。 本考案に係るインテリジェントウォレット装置を使用する状況を模式的に示す図である。 本考案に係るインテリジェントウォレット装置を使用する状況を模式的に示すもう一つの図である。 本考案に係るインテリジェントウォレット装置を使用する状況を模式的に示すさらにもう一つの図である。 本考案の実施形態に係るインテリジェントウォレット装置のウォレット作成の流れを示す図である。 本考案の実施形態に係るインテリジェントウォレット装置のウォレットデータ同調の流れを示す図である。 本考案の実施形態に係るインテリジェントウォレット装置を使用して取引を行う動作方法の流れを示す図である。 本考案のもう一つの実施形態に係るインテリジェントウォレット装置を使用して取引を行う動作方法の流れを示す図である。 本考案に係るインテリジェントウォレット装置を使用して取引を行う状況を模式的に示す図である。
以下、本考案の実施形態について、特定の具体的な実施形態により説明する。当業者は、本明細書に開示される内容により、本考案の利点と効果が分かる。本考案は、他の様々な具体的な実施形態によって施行、適用される。本考案の精神および範囲を逸脱しない限り、本明細書における各細部は、様々な観点、応用によって様々な変更が可能である。なお、本考案の図面は単なる模式的な説明に過ぎず、実際の寸法に基づいて描かれたものではない。以下の実施形態において、本考案に関連する技術内容をより詳細的に説明するが、開示された内容は本考案の保護範囲を限定するものではない。
理解すべきは、本明細書において「第一の」、「第二の」、「第三の」などの用語を使用して各部材や信号を説明するかもしれないが、これらの部材や信号はそれらの用語による限定を受けない。主として、それらの用語は部材間や信号間の区別のためである。なお、本明細書に使用されている「や」、「または」という用語は、実際の状況によって、列挙された関連項目の中のいずれか一つのまたは複数の組み合わせを含む場合がある。
本考案には、暗号通貨、鍵、分散型台帳など、一種のまたは多種の分散型アプリケーションが含まれているブロックチェーン技術を適用して動作する様々な資源を管理するためのインテリジェントウォレット装置が開示されている。図1に示すように、インテリジェントウォレット装置は、携帯に便利なコンセプトで設計されることが好ましく、一般的には、カード型、腕輪型、またはUSBドングル(dongle)の形をしている装置など、小型化を設計の方針とするものである。
暗号通貨のブロックチェーン技術における適用を例として、インテリジェントウォレット装置には、コールドウォレットまたはハードウェアウォレット(hardware wallet)と呼ばれるものが実現され、階層的決定性ウォレット(Hierarchical Deterministic wallet)が実現され、ユーザが有する一つのまたは複数の暗号通貨ウォレット情報が一斉に記録されることに対応し、その中のメモリによって暗号通貨のそれぞれに対応する秘密鍵及びウォレットアドレスが記憶される。ちなみに、インテリジェントウォレット装置を通じて、各暗号通貨について一つや一連の秘密鍵ペア(key pair)が記憶される。各秘密鍵ペアは一つの私有鍵と一つの公開鍵を含み、私有鍵は特定の暗号通貨をアクセスできる身分であってもよい。ユーザは秘密鍵(すなわち、非公開の私有鍵)を自身の身分の証明として使い、自身が所有する暗号通貨に対する所有権と制御権を有することを証明する。取引の支払いをする時に、自身が所有者であり、この暗号通貨を運用できることをこの秘密鍵を取引のサインとして証明する必要がある。公開鍵は私有鍵に対応して生成されるものであり、ブロックチェーンのノードに提供され、ある取引が私有鍵に対応する所有者により発されたことの検証に用いられることで、取引の有効性が検証される。
図1は実施形態に係るインテリジェントウォレット装置10の基本構成を模式的に示す図である。この例において、インテリジェントウォレット装置10はカードの形で実現できるが、実際の実施は、特定の装置、外観に限定されるものではない。
インテリジェントウォレット装置10のハウジングに内部電源管理回路と電気的に接続される電源スイッチ101が設けられていることで、ユーザがタッチ方式でインテリジェントウォレット装置10を起動できる。電源指示ランプ102が設けられることで、各種のランプパターンの変化(例えば、明滅、呼吸ランプ、カラー変化)で装置の電源状態を示すことにより、充電状態、電圧の状態、装置オンオフ状態、低電圧警告などを示す。さらに、例えば装置動作指示ランプ104などの他の指示ランプを増設することで、より豊富な装置の状態を表現し、ランプパターンにより装置の動作状態の表示を変えることが可能である。例えば、インテリジェントウォレット装置10に各種の通信、認証の技術が統合されることにより、装置動作指示ランプ104による明滅、呼吸ランプ、カラー変化などの方式で動作中の通信モジュール、認証に成功したか否か、装置が正確に動作するか否かなどについて提示する。
インテリジェントウォレット装置10には、インテリジェントウォレット装置10の内部における生体識別回路と接続する生体特徴読み取りインタフェース103が設けられている。この例において指紋スキャナを例としたが、その目的はインテリジェントウォレット装置10に暗号通貨の売買を実行させるインテリジェントウォレット装置10を通じて暗号通貨の取引を実行する時の認証情報としての例えば指紋などのユーザの生体識別特徴を取得することにあるため、実際には他の生体識別手段で取って代わってもよい。
例えば、指紋の識別の場合、ユーザが指で生体特徴読み取りインタフェース103をタッチすると、関連する指示ランプが点灯される。読み取りの成功の場合、例えば緑色のランプの点灯などのランプパターンで示すことができる。読み取りの失敗の場合、例えば赤色のランプの点灯などの他のランプパターンで示すことができる。
インテリジェントウォレット装置10には複数の通信回路とプロトコルが統合される。また、インテリジェントウォレット装置10はハイエンドのプロセスで制作された集積回路(IC)を採用してもよい。例えば、インテリジェントウォレット装置10は、マイクロ制御ユニット(MCU)と通信回路(例えば、Bluetooth(登録商標)、低消費電力ブルートゥース(BLE)(登録商標))が統合されたマイクロ制御ユニット兼通信モジュール105と、特定の通信回路(例えば、近距離無線通信回路(NFC))とセキュリティチップが統合された通信兼セキュリティ認証モジュール106とを採用してもよい。
もう一つの例として、ブルートゥース通信モジュールの起動の場合、この時、関連する指示ランプが点灯され、接続パケットを送信していると共に別の装置とのペアリング(pairing)を待っていることを明滅で示す。特定の装置とのペアリングが完了した後、ペアリング接続の完了を例えば連続点灯などの他のランプパターンで示す。
インテリジェントウォレット装置10は携帯用装置として設計され、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)などで実現されたバスモジュール108によって外部ホストコンピュータの電力供給を取得できる他に、一つのコンバータ装置によって外部ホストコンピュータと接続できる(装置の表面にいくつの電気接点の設置が可能)。インテリジェントウォレット装置10は、無線通信手段により認証が実行されることに対応するため、例えば電池モジュール107などの独立の電源が設けられている。その中、電源管理回路(この図には図示しない)はインテリジェントウォレット装置10の必要電力を電池モジュール107によって供給でき、バスモジュール108とデータインタフェース109によって外部の電力供給も受信できる。ちなみに、小型化のインテリジェントウォレット装置10の設計において、データインタフェース109を伸縮可能構造に設計してもよく、いくつの接点を設計し、他のコンバータ装置(docking)における端子との電気的な接続によりホストコンピュータと接続してもよい。その中、インテリジェントウォレット装置におけるバスモジュールが、データインタフェースによってインテリジェントウォレット装置がホストコンピュータに接続された時に、装置が起動されると共に、充電モードまたはデータ伝送モードに入ることができる。
例として、インテリジェントウォレット装置10が充電モード(例えば、データインタフェース109を通じて外部電源に接続する)にある時に、例えば明滅のランプパターンなどのランプパターンで示すことができる。充電が完了すると、電源管理モジュールによって指示し、ランプは消灯してもよく、特定の点灯パターンで示してもよい。なお、インテリジェントウォレット装置10が低電圧状態になり、電池切れの直前に、特定のランプパターンで警告してもよい。
特筆すべきは、インテリジェントウォレット装置10には、図示の表示ユニット111のようなディスプレーを有し、分散型アプリケーションにおける情報を表示できる画像処理モジュール110が設けられている。分散型アプリケーションにおける情報を表示できるとは、例えば、インテリジェントウォレット装置10における各暗号通貨のウォレット情報、分散型台帳記録などを表示したり、他人が送信した暗号通貨を受信するために二次元コード(QRコード(登録商標))の形でウォレットアドレスを表示したりするようにしてもよい。画像処理モジュール110は、インテリジェントウォレット装置10内のマイクロ制御ユニット兼通信モジュール105と接続され、マイクロ制御ユニットが処理した暗号通貨データを受信できる。例えばLEDまたはLCDスクリーン、電子ペーパー(E−ink)、或いは電力の供給がない時でも表示内容を維持できる双安定スクリーン(Bistable Liquid Crystal Cell)などの表示スクリーンが表示ユニット111によって実現される。
インテリジェントウォレット装置10は、一種類または複数種類の通信技術に対応することで、コンピュータ装置と接続される。コンピュータ装置について、パソコン、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット型コンピュータなどが挙げられる。両者間の接続方式について、インテリジェントウォレット装置が実体のユニバーサル・シリアル・バス(USB)により、或いは、特定の無線通信手段(例えば、ブルートゥース(登録商標))によりコンピュータ装置に接続される。
ちなみに、インテリジェントウォレット装置の使用を開始する前、インテリジェントウォレット装置を初期化する時に、例えば、インテリジェントウォレット装置をコンピュータ装置のUSBソケットに挿入し、特に生体識別特徴(例えば指紋など)などのユーザ認証データをインテリジェントウォレット装置にエントリーし、対応するソフトウェアプログラムがインストールされているコンピュータシステムにこのインテリジェントウォレット装置を登録することにより、本来のコンピュータシステムの身分認証手段に取って代われる。他には、インテリジェントウォレット装置のファームウェア機能を利用して自発的に生体識別特徴をエントリーする方法がある。
特筆すべきは、本考案に提供されているインテリジェントウォレット装置はマルチウォレット機能に対応するものである。実際には、必要に応じて、一つのまたは複数のウォレットが設けられる。すなわち、複数のウォレットアドレス(文字列)を設定することができる。さらに、各ウォレットは一つのまたは複数の暗号通貨に対応するため、各暗号通貨に対応する複数の秘密鍵も含まれている。秘密鍵として実現される場合、一対の公開鍵と私有鍵が含まれている。
次に、図2は実施形態に係るインテリジェントウォレット装置の回路ブロックを示す。この模式図には、インテリジェントウォレット装置20における主回路モジュールが描かれている。その中、機能に基づいて異なるモジュールが区画されている。実際の実施において、一部のモジュールは、一つの回路システムに統合されてもよく、ソフトウェアをハードウェアに組み合わせることで実現されてもよい。
一つの実施形態において、インテリジェントウォレット装置20は、カードタイプで独立に動作できる電子装置であって、電源管理モジュール205を通じてインテリジェントウォレット装置20を動作させる電力を供給するための電池モジュール206が内蔵される。インテリジェントウォレット装置20は、電源管理モジュール205を通じて、電池モジュール206からの電力、または外部の供給(例えば、無線充電、有線充電)から受け取った電力を処理する。インテリジェントウォレット装置20には、ユーザがタッチ、押すことでインテリジェントウォレット装置20やその機能を起動、停止できる電源スイッチインタフェース207が設けられている。その中、特定の通信モジュールの様々な起動、停止を区別するための方便として、電源スイッチインタフェース207を長押すことでインテリジェントウォレット装置20を停止できる。
インテリジェントウォレット装置20には、インテリジェントウォレット装置20における複数の回路モジュールの動作を制御するためのマイクロ制御ユニット201が含まれている。マイクロ制御ユニット201は、例えば、各種の分散型アプリケーションのデータの暗号/復号化を処理する。特に、マイクロ制御ユニット201は、インテリジェントウォレット装置20における暗号通貨の暗号/復号化、認証、及びウォレットデータの同調を動作させる機能を含む。インテリジェントウォレット装置20にはセキュリティ認証モジュール202が設けられている。セキュリティ認証モジュール202はセキュリティ部材(secure element、SE)の一種であり、ハードウェア認証チップで実現でき、実施形態において特定の通信回路を統合できる。
インテリジェントウォレット装置20には、マイクロ制御ユニット201と電気的に接続され、インテリジェントウォレット装置20の生体特徴読み取りインタフェース210を通じて生体識別特徴を読み取り、各種の生体識別手段を採用して認証データを生成できる生体識別モジュール209が含まれている。セキュリティ認証モジュール202は、マイクロ制御ユニット201と電気的に接続されることで、マイクロ制御ユニット201により生体識別モジュール209が生成した生体識別特徴を取得する。一つの実施形態において、生体識別特徴は、インテリジェントウォレット装置20の分散型アプリケーションの一つに対する実行の検証、権限付与に用いられる。
もう一つの実施形態において、セキュリティ認証モジュール202には、高速で生体識別コードを検証できるプロセッサーを有するセキュリティチップが含まれている。インテリジェントウォレット装置20が起動されて認証を実行させる時に、生体識別モジュール209を通じて生体識別特徴を取得し、メモリにおける生体識別特徴の関連数値と照合することは、このインテリジェントウォレット装置20を使用して初歩の身分認証を行う基礎となる。
インテリジェントウォレット装置20には、複数の通信モジュールが含まれている。各通信モジュールもマイクロ制御ユニット201と電気的に接続され、インテリジェントウォレット装置20の通信と認証機能に統合されている。通信モジュールはバスモジュール203であってもよく、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)であってもよく、外部に対してデータインタフェース204(例えば、USBインタフェース)が設けられることにより、インテリジェントウォレット装置20がデータインタフェース204を通じてホストコンピュータに挿入したりコンバータ装置を通じてホストコンピュータに接続したりするようにしてもよい。
無線通信モジュールもインテリジェントウォレット装置20の通信モジュールに含まれている。この実施形態において、無線通信モジュールは第一の無線通信モジュール208と第二の無線通信モジュール211によって実現する。実施形態において、第一の無線通信モジュール208はブルートゥース通信モジュール(Bluetooth(登録商標))であってもよく、第二の無線通信モジュール211は近距離無線通信モジュール(NFC)であってもよい。その中、ブルートゥース通信モジュールは、ブルートゥース(登録商標)通信プロトコルまたは低消費電力ブルートゥース(Bluetooth Low Energy、BLE)(登録商標)プロトコルを動作できるデュアルモード(dual mode)の通信チップであってもよい。
実施形態において、生体識別モジュール209は指紋識別モジュールであってもよい。生体識別モジュール209は、インテリジェントウォレット装置20の表面に設置された生体特徴読み取りインタフェース210と合わせて指紋画像を読み取り、指紋識別モジュールによって生体識別特徴をこの指紋画像から抽出し、セキュリティ認証モジュール202によりセキュリティコードを生成する。実施形態は上記の通り、コンピュータ装置のインテリジェントウォレット装置に対する使用の権限付与の認証基礎となる。
インテリジェントウォレット装置20には、マイクロ制御ユニット201と電線で接続され、例えばウォレット情報とウォレットアドレスなどの分散型アプリケーションの情報が表示ユニット213で実現した表示スクリーンに表示されることを制御するための画像処理モジュール212が設けられている。電源管理モジュール205は、画像処理モジュール212の動作をサポートする。電源管理モジュール205は、例えばインテリジェントウォレット装置20を動作させて暗号通貨の取引を実行させる内容などのインテリジェントウォレット装置20の動作状態の表示に用いられてもよい。
図3には、カードタイプで設計されたインテリジェントウォレット装置30が表示されているが、実際の使用時にはカードタイプに限定されない。図中にはインテリジェントウォレット装置30の外観が表示されているが、正面における各部材とインタフェースの位置は図中に表示されている模式図に限定されず、一部の部材は装置の裏面に設けられてもよい。
インテリジェントウォレット装置30の装置表面には、インテリジェントウォレット装置30の動作状態(例えば、電池の状態、接続、待機や動作中)、取引に必要な情報、或いはインテリジェントウォレット装置30における例えば暗号通貨の種類、通貨価値などのウォレット情報を表示するための表示スクリーン301が設けられている。インテリジェントウォレット装置30には指紋スキャンインタフェース303が設けられているが、実際に使用される生体識別手段は指紋の識別に限定されない。指紋スキャンインタフェース303は指紋の画像をスキャンするインタフェースであり、スキャンが完了するまで、ユーザが指でこのエリアに動ける。
インテリジェントウォレット装置30には、電源スイッチ305や動作ランプが含まれている。電源スイッチ305は、インテリジェントウォレット装置30を起動するためのものであり、スイッチインタフェースであればどのタイプでもよい。別の実施形態において、インテリジェントウォレット装置30には、ユーザが指で直接にタッチしてからインテリジェントウォレット装置30を起動するようにハイブリッドの回路によって例えば指紋スキャンインタフェース303などの他のインタフェースに統合される電源スイッチが別途設置されるようにしてもよい。
なお、いくつの電気接点(この図には図示しない)は、インテリジェントウォレット装置30の表面(裏面でもよい)に設置されてもよく、コンバータ装置(この図には図示しない)に接続される時に、コンバータ装置上の対応する電気接点に電気的に接続されでもよい。コンバータ装置は、更にUSBのバスインタフェースなどを通じて他のコンピュータ装置と接続されてもよい。
図4はインテリジェントウォレット装置30を使用する状況を模式的に示す図である。この例には、インテリジェントウォレット装置30が有線方式でコンピュータ装置40に接続されることが表示されている。コンピュータ装置40は一般のデスクトップパソコンやノートパソコンであってもよく、特定の接続インタフェースを有するタブレット型コンピュータ、携帯電話などであってもよい。インテリジェントウォレット装置30をデータインタフェース(例えば、USBインタフェース)を通じてコンピュータ装置40に挿入させること以外に、インテリジェントウォレット装置30がコンバータ装置42を通じてコンピュータ装置40に接続されることがこの例に表示される。データを伝送したり電力を供給したりするように、両者の間にはいくつの電気接点により相互に電気的に接続される。
例えば、暗号通貨ウォレットを分散型アプリケーションの例として、インテリジェントウォレット装置30がコンバータ装置42を通じてコンピュータ装置40に接続された時、コンピュータ装置40は、例えば専用ソフトウェアやウェブページなどの特定のウォレットプログラムを起動すると同時に、先に身分認証を行うように、すなわち、インテリジェントウォレット装置30における生体識別手段を利用して身分認証を行うように、ユーザインタフェースによってユーザに提示する。認証が完了した後、インテリジェントウォレット装置30はすぐにコンピュータ装置40との接続を通じて例えばウォレットアドレスと秘密鍵などのウォレットの相関情報を伝送する。コンピュータ装置40の中で作動しているソフトウェアプログラムがウォレットアドレスとこの秘密鍵を取得した後、この秘密鍵を利用してブロックチェーンから、例えばウォレットデータなどのこの公開鍵に属する取引データや他のデータを獲得できる。
次に、図5のインテリジェントウォレット装置を使用する状況の模式図に示すように、この例には無線通信手段によりインテリジェントウォレット装置30がコンピュータ装置に接続されることが表示されている。この例に表示されたコンピュータ装置はモバイル装置50である。両者の間の接続には、ブルートゥース(登録商標)通信プロトコル、或いは低消費電力ブルートゥース(BLE)(登録商標)通信プロトコルなどの無線通信手段が採用されている。
インテリジェントウォレット装置30が起動された後、インテリジェントウォレット装置30における無線通信回路が同時に起動されることにより、モバイル装置50における無線通信回路に接続可能な装置をスキャンさせて、ペアリングと接続の実行が可能になるようにする。実施形態において、ペアリングを実行している時に、モバイル装置50は、例えばインテリジェントウォレット装置30に指紋の認証をしてから接続の権限を付与することをユーザに要求できるウォレットプログラムなどの分散型アプリケーションプログラムを実行してもよい。
インテリジェントウォレット装置30の分散型アプリケーションにおける一つの応用は個人化のウォレットアプリケーションであるため、生体認証の実行によりインテリジェントウォレット装置30にインテリジェントウォレットを動作させる権限を付与することは、より高いセキュリティの提供に繋がる。モバイル装置50にモバイル装置50におけるウォレットプログラムを動作させ、インテリジェントウォレット装置30からウォレットアドレス及び秘密鍵の暗号化演算により生成された検証データを取得することで、ブロックチェーンの検証を通過してから同調的にウォレットデータを取得する。
ちなみに、ユーザがモバイル装置50を操作してウォレットプログラムをダウンロードしようとすると、身分認証を通過することでインテリジェントウォレット装置30と接続し、セキュリティ認証を行ってからインテリジェントウォレット装置30により各暗号通貨の情報を取得する必要がある。この場合、ブロックチェーンにおける参与するノードが総意演算によってウォレットデータを同調する必要があることが含まれている。その後、ウォレットプログラムを利用して暗号通貨を取引できる。
モバイル装置50がウォレットプログラムを実行すると、インテリジェントウォレット装置30を操作して取引を実行し、ウォレットデータを取得するようユーザに指示する以外に、インテリジェントウォレット装置30における一つのまたは複数の暗号通貨の総合ウォレット情報、取引リストなどを表示する。さらに、取引やデータをブロックチェーン上に発する必要がある時に、モバイル装置50におけるウォレットプログラムは、分散型アプリケーションの一つ(例えば、暗号通貨や他のアプリケーション)に規範されている方式にしたがってデータを生成し、データのハッシュをインテリジェントウォレット装置30にサインさせ、ウォレットプログラムがデータとサインをブロックチェーンにおける複数のノードに発する。ノードがこのデータは有効であるか否かを検証し、総意演算を通じてこのデータをブロックチェーン上に同調する。
実施形態によれば、インテリジェントウォレット装置30は複数のウォレットをサポートできる。複数のウォレットの場合、一つのウォレットはメインウォレットであり、その他のウォレットはサブウォレットである。各ウォレットは一つのまたは複数の暗号通貨をそれぞれ管理でき、ユーザが複数のウォレットのうちの一つのウォレットを選択して使用できる。ユーザはウォレットごとに異なる生体識別特徴を登録してもよい。
図6はインテリジェントウォレット装置を使用する状況を示す模式図である。
インテリジェントウォレット装置30は電源スイッチ305を有する。これにより、ユーザが電源スイッチ305でインテリジェントウォレット装置30を起動できる。インテリジェントウォレット装置30が起動された後、インテリジェントウォレット装置30における無線通信回路が同時に起動されることによって、ユーザがコンピュータ装置(この例ではモバイル装置)を操作することで通信プロトコルに対応してスキャンし、ペアリング接続を行うことができる。
図に示すように、ユーザが生体識別手段(例えば、指紋スキャン)によりインテリジェントウォレット装置30のある分散型アプリケーションの機能を起動できる。例えば、インテリジェントウォレット装置30は外部コンピュータ装置60と接続された時に、指紋をスキャンして接続の権限を付与するようユーザに要求してもよい。分散型アプリケーションの一つの応用は、コンピュータ装置60(この例ではモバイル装置)がインテリジェントウォレット装置30に接続された時に、指紋の照合によりユーザの身分が認証された後、インテリジェントウォレット装置30のセキュリティ認証モジュールは特定の暗号通貨の秘密鍵を利用して検証データを暗号化演算する必要がある。この例において、図中のインテリジェントウォレット装置30の表示スクリーン301に表示されている例えばQRコード(登録商標)であるパターン、に転換されることが表示されている。コンピュータ装置60は、ブロックチェーンの検証によって、例えば特定の暗号通貨の残高、取引履歴などのウォレットデータを取得できるように、コンピュータ装置60がコンピュータ装置60における画像スキャンツールを利用しスキャンしてQRコード(登録商標)に記載されているウォレットアドレスと秘密鍵を取得する。
応用例において、インテリジェントウォレット装置30によって取引を実行する時に、対応するウォレットプログラムを実行するコンピュータ装置60との接続が必要である。ユーザはウォレットプログラムのユーザインタフェースを通じて受取人のウォレットアドレスと暗号通貨の金額を含む取引データを記入する。取引が確認された後、取引データをソフトウェアでパッケージにし、ユーザが検査できるように先にインテリジェントウォレット装置30まで伝送し表示スクリーンで表示する。検査が完了した後、インテリジェントウォレット装置30の指紋スキャンインタフェース303により指紋画像を取得することでユーザの身分が認証された。その後、コンピュータ装置60におけるウォレットプログラムによってサインされてからブロックチェーンにブロードキャストされ、ブロックチェーンのノード検証を通過した後に取引が完了する。
実施形態によれば、上記の通り、インテリジェントウォレット装置30は複数のウォレットをサポートし、一つのまたは複数の暗号通貨をそれぞれ管理することにより、ユーザが柔軟に使用したり複数のウォレットのうちの一つのウォレットを隠して他の応用を提供したりすることができる。特に、各ウォレットは一つの生体識別特徴に対応し、それぞれのウォレットは別々の生体識別特徴に対応できる。例えば、メインウォレットはユーザの右手の人差し指の指紋に対応し、サブウォレットは左手の親指の指紋に対応する。これにより、ユーザが登録された指紋を利用して複数のウォレットのうちの一つのウォレットを選択して起動できる。
インテリジェントウォレット装置における暗号通貨ウォレットアプリケーションを使用する前に、コンピュータ装置にウォレットを作成する必要がある。実施形態の流れは、図7に示すインテリジェントウォレット装置の方法の流れである。
この流れにおいて、最初はステップS701において、ユーザはスイッチインタフェースを通じてインテリジェントウォレット装置を起動すると同時に、インテリジェントウォレット装置における無線通信回路も起動するようにしてもよい。また、ステップS703において、コンピュータ装置を起動するようにしてもよい。コンピュータ装置を起動することは、ウォレットプログラムを実行すると共にブルートゥース(登録商標)通信などの無線通信プロトコルを発動することによって付近のウォレット装置をスキャンすることを含む。インテリジェントウォレット装置をスキャンした後に、ペアリングを実行してもよい。
この時、ステップS705において、ウォレットプログラムによって身分認証を実行するようユーザに提示し、すなわち、例えば指紋の画像を読み取るようにインテリジェントウォレット装置における生体特徴識別手段による認証を実行するようにユーザに提示し、認証が完了すると接続が完了する。また、ステップS707において、コンピュータ装置で実行されるウォレットプログラムは、インテリジェントウォレット装置におけるウォレットデータを取得し、インテリジェントウォレット装置にウォレットファイルと身分認証データ(例えば、指紋識別データ)を作成できる。ステップS709、ウォレットファイルの作成が完了する。
その後、コンピュータ装置によりブロックチェーンを通じてウォレットアドレスに対応するウォレットデータを取得し、或いは、取引を行う度に、ウォレットファイルの中の身分認証データに基づいて認証と権限付与を完成する必要がある。
図8は実施形態に係るインテリジェントウォレット装置のウォレットデータ同調の流れを示す。
最初はステップS801において、インテリジェントウォレット装置を起動する。その後、ステップS803は上記の実施形態で述べた通りに、インテリジェントウォレット装置により身分認証を実行するようにコンピュータ装置はユーザインタフェースで提示する。身分認証が完了した後、無線通信プロトコルによりコンピュータ装置と接続できる。この時、コンピュータ装置中のウォレットプログラムを同調的に実行できる。また、ステップS805において、インテリジェントウォレット装置において、ファームウェアプロセスは復号してからウォレット装置内のデータを取得し、メモリの中には有効なウォレットデータがあるか否かを判断する。メモリの中には有効なウォレットデータがある場合(「はい」の場合)、ステップS811を実行し、表示スクリーンで直接にウォレット情報を表示する。
メモリの中には有効なウォレットデータがない場合(「いいえ」の場合)、コンピュータ装置と再接続して権限付与を行って最新のウォレットデータを取得する必要がある。ステップS807において、インテリジェントウォレット装置の生体特徴識別手段により身分認証を実行する。ステップS809において、身分認証を通過した後、コンピュータ装置は、例えばこの例におけるウォレットアドレス及び秘密鍵のような分散型アプリケーションのデータを受信することにより、コンピュータ装置のウォレットプログラムがウォレットアドレスに基づいてブロックチェーンを通じてウォレットデータを取得できるように権限を付与する。これにより、ウォレットプログラムとインテリジェントウォレット装置内のデータを更新する。また、ステップS811において、例えばこの例におけるウォレット情報のような更新後の分散型アプリケーションの情報を表示する。
インテリジェントウォレット装置を使用してコールドウォレットのような機能を実行し、インテリジェントウォレット装置を使用して暗号通貨のウォレットアドレスと秘密鍵を記憶し、取引を実行できる。図9は実施形態に係るインテリジェントウォレット装置を使用して取引を行う動作方法の流れを示す。
この実施形態の流れにおいて、ステップS901において、ユーザは、例えばコンピュータ装置のウェブブラウザやモバイル装置のアプリなどのブラウザを利用して、特定の暗号通貨を取引するウェブページを開いてもよい。ステップS903において、ユーザはブラウザにより暗号通貨の取引を行い、通貨種類、取引金額を設定し、またウォレットアドレスを記入する必要がある。その後、ステップS905において、今回の取引に対する取引サイトが生成した例えばQRコード(登録商標)などの取引コードをウェブページで表示する。
その後、ステップS907において、ユーザはモバイル装置のQRコード(登録商標)をスキャンするためのツールプログラムを利用して、取引コードを読み取る。ステップS909において、モバイル装置はインテリジェントウォレット装置に接続される。ステップS911において、例えば指紋のスキャンなどの身分認証が要求されると、ユーザは身分認証を即行する。認証が完了すると、(サインされた)取引データはモバイル装置によりブロックチェーンにブロードキャストされ、ブロックチェーンのノード検証を通過してから取引が完了する。この時、ステップS913において、コンピュータ装置が権限付与された後に、ウォレットデータを同調できる。ステップS915において、ウォレット情報もインテリジェントウォレット装置により表示され、ユーザにチェックさせる。
次に、図10はもう一つの実施形態に係るインテリジェントウォレット装置を使用して取引を行う動作方法の流れを示す。この流れは、暗号通貨を受信する流れである。
この流れにおいて、ステップS101において、インテリジェントウォレット装置を起動する。ステップS103において、表示スクリーンにウォレットアドレス、応用によって暗号通貨の種類、金額などを含めて表示する。好ましくは、QRコード(登録商標)に符号化して表示する。その後、同様に、ステップS105において、コンピュータ装置とインテリジェントウォレット装置は接続され、コンピュータ装置においてウォレットプログラムが実行され、ユーザはウォレットプログラムを操作できる。ステップS107において、コンピュータ装置におけるスキャンツールプログラムを利用してインテリジェントウォレット装置に表示されたQRコード(登録商標)をスキャンすることにより、スキャンしたインテリジェントウォレット装置にウォレットアドレスが自動的に記入され、ウォレットアドレスが取得される時に、ユーザにインテリジェントウォレット装置により身分認証を実行するよう要求してもよい。ステップS109において、指紋を再スキャンする。この時、ウォレットプログラムに特定の暗号通貨を通過した秘密鍵を取得させてもよい。すなわち、ウォレットプログラムにブロックチェーンの取引履歴を取得する権限を付与してもよい。
その後、ステップS111において、コンピュータ装置のウォレットプログラムが権限付与された後に最新のウォレットデータを取得し、通貨を受信する取引を完成する。ステップS113において、再び無線通信手段によりインテリジェントウォレット装置と接続され、取引の結果が伝送され、取引の結果も表示スクリーンに表示される。
上記インテリジェントウォレット装置によって取引を実行する実施形態によれば、ユーザは、「ウェブページや特定のアプリにより取引金額を記入してインテリジェントウォレット装置と接続し、認証された後に権限付与を取得し、ある通貨種類の金額を他人に出金する」ように、特定の暗号通貨のサイトを通じて通貨の取引を実行して他人に出金するような履歴をブロックチェーンにおける各ノードで記録として生成されることが分かる。逆に、もし他人から自分への入金を受けると、その他人もウォレットプログラムによって特定の通貨の金額を出金すると共にこのような履歴をブロックチェーンにおけるノードに記録した。これにより、受取人は検証を通過することであるウォレットアドレスの残高をチェックできる。残高は、ブロックチェーンにおけるノードに検証された過去の取引履歴から得るものである。
図11の(a)〜(d)は、コンピュータ装置(例えば、モバイル装置)のグラフィカルユーザインタフェースに表示される模式図により、インテリジェントウォレット装置を使用して取引を実行する状況を示す。
図11(a)は、コンピュータ装置12のユーザインタフェースを示す。図11(a)に示すように、インテリジェントウォレット装置をスキャンすることで得たQRコード(登録商標)で表示されるウォレットアドレス121或いは応用(例えば、送金)によって例えば通貨種類と金額などの他の情報を記入したウォレットアドレス121をシェアボタン122により他人にシェアできる。ウォレットアドレス121は各種のメッセージ伝送方式で送信してもよい。例えば、暗号通貨をユーザに送金しようとする他人に提供することで、その他人がウォレットプログラムでスキャンしてから送金金額を決定でき、その中に記載されているウォレットアドレスにしたがってブロックチェーンに記載の取引履歴を生成できる。
図11(b)は、コンピュータ装置12のスクリーンにはカードのパターンが表示されていることを表示する。インテリジェントウォレット装置図形123が表示され、ユーザに指紋認証を行わせるように提示する。下には、ユーザが身分認証の完了後に確認メッセージを送信できることを提供する送信ボタン124がある。
次に、図11(c)に示すように、コンピュータ装置12がスクリーンで取引明細125を表示する。取引明細125には暗号通貨の取引の細部が表にされ、または等値の法定通貨が含まれると共に、送信ボタン126と受信ボタン127との二つのボタンが提供される。送信ボタン126はユーザが通貨の送信を決定することを提供する。受信ボタン127は通貨の受信を確認するためのものであり、他人に設定された取引金額を受信し、インテリジェントウォレット装置に接続されて身分認証が実行された後に確認するとその場で取引が完了する。その後、ブロックチェーンからウォレットアドレスに関する取引履歴を取得する権限がコンピュータ装置12に付与され、ウォレットデータの更新が可能となる。
図11(d)には、コンピュータ装置12のスクリーンに最後のウォレット情報が表示されることが示されている。特に、インテリジェントウォレット装置における複数の暗号通貨のウォレット情報が含まれている。
上記をまとめ、以上の実施形態に述べたインテリジェントウォレット装置によれば、インテリジェントウォレット装置は暗号通貨ウォレットを含むブロックチェーンの動作が応用された各種の資源を管理するためのものである。これにより、暗号通貨を管理したり、鍵を記憶したり、分散型台帳の機能などの分散型アプリケーションを実行したりする。暗号通貨のウォレットの場合、各ウォレットは一つのまたは複数の暗号通貨をサポートする。インテリジェントウォレット装置には、インテリジェントウォレット装置における複数のウォレットアドレスの一つを表示するための表示スクリーンが含まれている。これにより、他人がスキャンした後でウォレットアドレスを取得し、或いはそれと同時に秘密鍵の演算により生成された検証データを取得できる。接続を提供するコンピュータ装置は、ブロックチェーンからウォレットアドレスに対応するウォレットデータを取得でき、更新されたウォレットデータをインテリジェントウォレット装置に送信できると共に、ウォレット情報を表示してユーザに確認させる。
以上に開示された内容は、本考案の好ましい実行できる実施形態に過ぎず、本考案の特許請求の範囲はこれで限定されるものではない。したがって、本考案の明細書及び図面の内容に基づいてなされた同等な技術変更は、本考案の特許請求の範囲内に含まれるものである。
10 インテリジェントウォレット装置
101 電源スイッチ
102 電源指示ランプ
103 生体特徴読み取りインタフェース
104 装置動作指示ランプ
105 マイクロ制御ユニット兼通信モジュール
106 通信兼セキュリティ認証モジュール
107 電池モジュール
108 バスモジュール
109 データインタフェース
110 画像処理モジュール
111 表示ユニット
20 インテリジェントウォレット装置
201 マイクロ制御ユニット
202 セキュリティ認証モジュール
203 バスモジュール
204 データインタフェース
205 電源管理モジュール
206 電池モジュール
207 電源スイッチインタフェース
208 第一の無線通信モジュール
209 生体識別モジュール
210 生体特徴読み取りインタフェース
211 第二の無線通信モジュール
212 画像処理モジュール
213 表示ユニット
30 インテリジェントウォレット装置
301 表示スクリーン
303 指紋スキャンインタフェース
305 電源スイッチ
40 コンピュータ装置
42 コンバータ装置
50 モバイル装置
60 コンピュータ装置
12 コンピュータ装置
121 ウォレットアドレス
122 シェアボタン
123 インテリジェントウォレット装置図形
124 送信ボタン
125 取引明細
126 送信ボタン
127 受信ボタン

Claims (10)

  1. インテリジェントウォレット装置における複数の回路モジュールの動作を制御するマイクロ制御ユニットと、
    前記マイクロ制御ユニットと電気的に接続され、コンピュータ装置との接続に用いられる通信モジュールと、
    前記マイクロ制御ユニットと電気的に接続され、生体特徴読み取りインタフェースにより生体識別特徴を読み取る生体識別モジュールと、
    前記マイクロ制御ユニットと電気的に接続され、前記生体識別モジュールが生成した生体識別特徴を前記マイクロ制御ユニットにより取得し、前記インテリジェントウォレット装置に対する前記コンピュータ装置の使用を検証して権限付与するセキュリティ認証モジュールと、
    前記マイクロ制御ユニットと電気的に接続され、分散型アプリケーションの情報を表示スクリーンに表示させるように制御する画像処理モジュールと、
    前記マイクロ制御ユニットと電気的に接続され、前記インテリジェントウォレット装置の電力供給を制御する電源管理モジュールと、
    を含むことを特徴とするインテリジェントウォレット装置。
  2. 前記分散型アプリケーションはインテリジェントウォレットであり、
    前記コンピュータ装置に受信される前記分散型アプリケーションの情報はウォレットアドレスであり、
    前記インテリジェントウォレット装置は、前記ウォレットアドレスに基づいてブロックチェーンを通じてウォレットデータを取得してから、前記表示スクリーンによりウォレット情報を表示することを特徴とする、請求項1に記載のインテリジェントウォレット装置。
  3. 前記インテリジェントウォレット装置には、一つのまたは複数のウォレットが設けられ、
    各ウォレットは一つのまたは複数の暗号通貨をサポートし、
    前記インテリジェントウォレット装置には、各暗号通貨に対応する秘密鍵が記憶され、
    いずれかのウォレットアドレスが、前記インテリジェントウォレット装置の前記表示スクリーンで表示されることを特徴とする、請求項2に記載のインテリジェントウォレット装置。
  4. 前記インテリジェントウォレット装置は、ブルートゥース(登録商標)により前記コンピュータ装置にペアリングされて接続され、前記インテリジェントウォレット装置と前記コンピュータ装置が接続された後、前記コンピュータ装置におけるウォレットプログラムが起動されることにより、ウォレットアドレスが取得されることを特徴とする、請求項3に記載のインテリジェントウォレット装置。
  5. 前記インテリジェントウォレット装置の前記表示スクリーンには前記ウォレットアドレスが表示され、
    他人に設定された取引金額の受信のために、前記コンピュータ装置における前記ウォレットプログラムにより前記ウォレットアドレスが読み取られ、
    前記インテリジェントウォレット装置が接続され、身分認証が実行されてから、取引が完了することを特徴とする、請求項4に記載のインテリジェントウォレット装置。
  6. 前記コンピュータ装置における前記ウォレットプログラムが実行されることで、前記一つのまたは複数の暗号通貨のいずれか一つの取引が行われ、
    前記ウォレットプログラムによって取引金額が設定され、
    前記インテリジェントウォレット装置が接続されて身分認証が実行されてから、取引が完了することを特徴とする、請求項4に記載のインテリジェントウォレット装置。
  7. 前記インテリジェントウォレット装置は、電池モジュールが内蔵されているカード型の装置であり、
    前記インテリジェントウォレット装置の動作電力は、前記電源管理モジュールにより供給されることを特徴とする、請求項1に記載のインテリジェントウォレット装置。
  8. 前記表示スクリーンに表示されるウォレットアドレスは、QRコード(登録商標)で表示されることを特徴とする、請求項1に記載のインテリジェントウォレット装置。
  9. 前記生体識別モジュールは、前記インテリジェントウォレット装置の表面における生体特徴読み取りインタフェースに設けられ、指紋画像を読み取るための指紋識別モジュールであることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一つに記載のインテリジェントウォレット装置。
  10. 複数の電気接点によりコンバータ装置と接続され、
    前記コンバータ装置によって前記コンピュータ装置と接続されることを特徴とする、請求項9に記載のインテリジェントウォレット装置。
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