JP3223521U - 腹筋強化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】腹筋を効率よく強化するために就寝中を含め何時でもどこでも使用できる腹筋強化ベルトを提供する。【解決手段】腹筋強化ベルト100には、ベルト通30が備わったベルト10に押圧部支持板5が取り付けられており、押圧部支持板5にはバネの一端側に固定部と他端部には押圧ヘッドが取り付けられた固定式腹筋押圧部200が備わっている。押圧ヘッドの形状については腹部に当たる領域の形状を任意に変えても良く、例えば接触面積を小さくすれば腹部を押す圧力を変更することも可能であり、多点接触方式にすることも可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、腹筋を強化する装置に関する。
腹筋を鍛え、またはダイエット効果を得るためのトレーニング器具には、古くは全身を伸長させた状態で仰臥し上体を引き起こす方式傾斜角度を任意に調整できる台の一端部に足掛けベルトを設けた器具や1対の支持レールと1対の弓形ロッカー部分であってそのおのおのがそれぞれの支持レールから前方へ延びているものと1対の肘掛け部分であってそのおのおのが仰向姿勢で支持レール間に配置されている人の肘または腕を受けるためにロッカー部分から後方へ延びているものとから構成されている器具がある。
上述したような使用する人が自力で運動する器具でなく、低周波を使用したマイコン制御の刺激装置と、該刺激装置に接続される両側の腹直筋、側腹筋、傍脊柱筋を刺激する刺激電極を有するとともに、腹部体幹へ装着される腹帯型電極装具とを具備する腹筋強化訓練装置が提案されている。
特開平09−140828号公報 特表平09−502916号公報 特開2003−19216号公報 特開2018−015638号公報
特許文献1に於いては、仰臥し上体を引き起こす時に腰を痛めるという問題と器具自体が大きいため収納の問題があり、特許文献2に於いては上記課題を解決するために提案されたものである。しかしながら、いずれの提案に於いても運動する者の自力だけでトレーニングする器具であるため、強い意志の持ち主でない限り長期継続していくことが困難であった。
特許文献3は、上記器具の課題を解決するために提案された器具であるが当該器具の駆動のためには電気供給が必要となるため電気配線が就寝中に体に巻き付いたりするため断線の原因となる。一方で、特許文献4にはバッテリー内蔵の器具もあるが、当該器具を腹筋部に装着する場合にはフィットパッドと電極部にはジェルシートを貼り付けての使用となるため継続使用する場合には維持管理費用が嵩むという課題がある。
上記課題に鑑み、考案者は誠意工夫の結果、腹筋部に物理的な負荷を与えるための腹筋押圧部と、前記腹筋押圧部を設置するための押圧部支持板と、前記押圧部支持板を胴回りに巻き付けるためのベルトから構成された腹筋強化ベルトから構成された腹筋強化ベルトを提供する。
押圧部支持板には腹筋押圧部を設置するための座繰り穴構造を備えており腹筋押圧部の位置ずれを低減させている。しかしながら、当該座繰り穴に於いては必ずしも必須構造とはせずに任意の位置に腹筋押圧部を設置したい場合などに於いては当該座繰り穴構造を設けなくとも良い。
腹筋押圧部は、バネの一端側に押圧部支持板に設置する固定部と他端部には押圧ヘッドが取り付けられた構造、又は押圧支持板に配置する固定部に直接押圧ヘッドが取り付けられた構造である。前記腹筋押圧部の固定部が前記押圧部支持板と着脱自在とすることも可能な構造となっている。また、押圧部支持板とベルトに関しても着脱自在とすることも可能な腹筋強化ベルトである。
本考案の腹筋強化ベルトは、何時でも・どこでも腹筋を強化することが可能であり、継続して腹筋を鍛えるだけでなく、常時腹筋を圧迫するためにダイエット効果や腹筋を鍛えることで肩こりの予防にもなる。
本考案の一実施例である腹筋強化ベルトの外観図 図1記載の腹筋強化ベルトのA−B方向の断面図 固定式腹筋押圧部の側面図 着脱式腹筋押圧部の側面図 腹筋押圧部と押圧部支持板の設置方法を示すための側面図 ベルト両端部の構造を示す概略図 押圧部支持部とベルトが分離可能な構造とした腹筋強化ベルトの外観図
図面を参照しながら、本考案を実施するための形態について説明する。尚、本考案に係る腹筋強化ベルトの具体的な構造は、上記実施形態に限られたものでなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
図1は本考案の一実施例である腹筋強化ベルト100の外観図を示しており、ベルト通30が備わったベルト10には押圧部支持板5が取り付けられており、前記押圧部支持板5には図3に示すバネ22の一端側に固定部24と他端部には押圧ヘッド20が取り付けられた固定式腹筋押圧部200が備わっている。押圧ヘッドの形状については腹部に当たる領域の形状を任意に変えても良く、例えば接触面積を小さくすれば腹部を押す圧力を変更することも可能であり、多点接触方式にすることも可能である。
図2は図1記載の腹筋強化ベルトのA−B方向の断面図であり、固定式腹筋押圧部200に備わる固定部24が押圧部支持板5に備わる座繰り穴7に嵌め込まれ、固定される構造となっている。固定方法としては前記固定部24を前記座繰り穴に接着剤等で固定しても良い。
図4は着脱式腹筋押圧部250の側面図、図5には前記着脱式腹筋押圧部250と押圧部支持板5の固定方法を示すための側面図を示す。前記着脱式腹筋押圧部250はバネ22の一端側に押圧ヘッド20と他端側には側面にネジ切りした固定部26が取り付けられた構造である。前記押圧部支持板5には座繰り穴7が備わり、当該座繰り穴7の側面には前記固定部26の側面のネジ切り部にて固定できるようにネジ切りされている。
図6はベルト10の両端部の構造を示す概略図であり、ベルト通30を備えたベルト10の一端にはフック・オス部12、他端部にはフック・メス14部が取り付けられている。これにより当該ベルトを装着する者の胴回りの長さを調整、又は当該ベルトを装着する者の胴回りの締め付けを変更できることが可能となっている。尚、ベルト両端を固定する方法としてフックに限定するものでなく面ファスナー等を使用することも可能である。
図7は押圧部支持板5とベルト10が分離可能な腹筋強化ベルト300の外観図を示す。前記押圧部支持板5にはベルト通し35が取り付けられており、前記ベルト10を通すことにより腹筋強化ベルトが完成する。この方式によればベルトの傷みやフックの劣化などが生じた場合に簡単にベルト部のみを交換できるためコスト・パフォーマンスが良くなる。
他の実施形態として、例えば図7に記載の腹筋強化ベルト300のベルト10を伸縮自在の素材、例えばゴム製にすれば押圧部支持板5に取り付けられた固定式腹筋押圧部200の構造を固定部と腹筋押圧部ヘッドのみにすることで上述したような腹筋強化ベルトと同様の効果を得ることが可能となる。
5 押圧部支持板
7 座繰り穴
10 ベルト
12 フック・オス部
14 フック・メス部
20 腹筋押圧部ヘッド
22 バネ
24 固定部
26 側面をネジ切りした固定部
30 ベルト通し
35 ベルト通し
100 腹筋強化ベルト
200 固定式腹筋押圧部
250 着脱式腹筋押圧部
300 押圧部支持板とベルトが分離可能な腹筋強化ベルト

Claims (5)

  1. 腹筋部に物理的な負荷を与えるための腹筋押圧部と、前記腹筋押圧部を設置するための押圧部支持板と、前記押圧部支持板を胴回りに巻き付けるためのベルトから構成された腹筋強化ベルト
  2. 押圧部支持板に腹筋押圧部を設置するための座繰り穴を備えたことを特徴とする請求項1記載の腹筋強化ベルト
  3. 腹筋押圧部はバネの一端側に押圧部支持板に設置する固定部と他端側には押圧ヘッドが取り付けられた構造、又は押圧支持板に配置する固定部に押圧ヘッドが取り付けられた構造であることを特徴とする請求項1記載の腹筋強化ベルト
  4. 腹筋押圧部に取り付けられた固定部が押圧部支持板と着脱自在となっていることを特徴とする請求項1記載の腹筋強化ベルト
  5. 押圧部支持板とベルトが着脱自在となっていることを特徴とする請求項1記載の腹筋強化ベルト
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