JP3223429U - Screw holder for screwdriver - Google Patents
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Abstract
【課題】作業性が良いドライバ用ねじ保持具を提供する。【解決手段】ねじ保持具40は、ドライバの軸17に装着されて、ねじ12を保持し、円筒状に形成され、透明である。ねじ保持具は、径方向に弾性変形し、嵌合部31と、保持部42とを備える。嵌合部には、ドライバの軸が嵌められる。保持部は、嵌合部の一端に、嵌合部と一体に形成され、ねじの頭部22を中空部に保持する。保持部は、先端に向かうに従い、内径が漸増しているのが好ましい。【選択図】図6A screw holder for a driver having good workability is provided. A screw holder 40 is mounted on a shaft 17 of a driver, holds a screw 12, is formed in a cylindrical shape, and is transparent. The screw holder is elastically deformed in the radial direction, and includes a fitting portion 31 and a holding portion 42. A driver shaft is fitted into the fitting portion. The holding portion is formed integrally with the fitting portion at one end of the fitting portion, and holds the screw head 22 in the hollow portion. It is preferable that the holding portion has an inner diameter gradually increasing toward the tip. [Selection] Figure 6
Description
本考案は、ドライバに装着されてねじを保持するドライバ用ねじ保持具に関する。 The present invention relates to a screw holder for a driver that is attached to a driver and holds a screw.
電気工事等を行う際に、ドライバを用いてねじ(ビスを含む)を締めて例えば部材同士を固定することがある。このような場合に、作業者は片手で作業することが多い。そのため、ねじをねじ穴(ビス穴)に入れるまでの間、ねじをドライバの先端に保持しておきたいという要請がある。 When electrical work or the like is performed, for example, members may be fixed by tightening screws (including screws) using a screwdriver. In such a case, the worker often works with one hand. Therefore, there is a demand for holding the screw at the tip of the driver until the screw is inserted into the screw hole (screw hole).
この要請に対し、軸の先端に磁性体が用いられたいわゆるマグネットドライバや、ドライバの軸の先端に設けられ、磁気によってねじを誘引して保持する磁性支持具がある。しかし、このように磁性を利用してねじを保持する手法は、磁性によって付くことができる一部の金属で形成されたねじにしか用いることができない。 In response to this requirement, there are so-called magnet drivers in which a magnetic material is used at the tip of the shaft, and magnetic supports that are provided at the tip of the driver shaft and attract and hold the screw by magnetism. However, such a method of holding a screw by using magnetism can be used only for a screw formed of a part of metal that can be attached by magnetism.
これに対し、特許文献1には、ドライバの先端が挿脱可能に形成される挿入穴を有する柔軟材からなるチューブ体のネジキャッチアタッチメントが記載されている。このネジキャッチアタッチメントは、挿入穴の上端側がテーパ状に上端に向かって拡径するものからなり、挿入穴の底端側にはネジの頭部が係着すると共に小押圧力によって拡径するネジ頭保持部が形成されている。 On the other hand, Patent Document 1 describes a screw catch attachment of a tube body made of a flexible material having an insertion hole in which a tip of a driver is removably formed. This screw catch attachment consists of a taper with the upper end side of the insertion hole increasing in diameter toward the upper end in a tapered shape. The screw head is attached to the bottom end side of the insertion hole and the diameter is increased by a small pressing force. A head holding part is formed.
また、特許文献2にはドライバの軸のヘッドに差し付けて弾力で保持できる柔軟な弾性質材からなるチューブ体のドライバ用のビスキャッチ治具が記載されている。このビスキャッチ治具は、先端部をビス頭部の嵌合部として形成してあり、ドライバの軸のヘッドにおける差付けの保持をなしやすく、先端近くにおいてヘッドを挟持する小径の頚部が形成してある。特許文献3には、ドライバの軸に挿抜自在に嵌挿される、ドライバ軸より短い長さの筒に、先端縁から割り込み2を入れて複数の弾性爪を形成したドライバ用のビス保持具が形成されている。このビス保持具は、上記の爪の先端部周縁に、ビス頭の外周部を着脱自在に嵌め込む凹溝が設けてある。 Patent Document 2 describes a screw catch jig for a driver of a tube body made of a flexible elastic material that can be inserted into a head of a driver shaft and held elastically. This screw catch jig is formed with the tip part as a fitting part of the screw head, and it is easy to hold the insertion on the head of the driver shaft, and a small-diameter neck part that holds the head near the tip is formed. It is. In Patent Document 3, a screw holder for a driver is formed in which a plurality of elastic claws are formed by inserting an interrupt 2 from a tip edge into a cylinder having a length shorter than that of a driver shaft, which is detachably inserted into a driver shaft. Has been. This screw holder is provided with a concave groove in which the outer peripheral portion of the screw head is detachably fitted in the periphery of the tip portion of the claw.
ねじ締め中、すなわち、ねじを締め始めてから締め終わるまでの間に、ねじの頭部の溝からドライバの先端が外れてしまうことがある。このような場合には、ドライバの先端をねじの頭部の溝に再び差し込む必要がある。しかしながら、特許文献1のネジキャッチアタッチメント、特許文献2のビスキャッチ治具、特許文献3に記載されているビス保持具は、ねじの頭部の溝から外れてしまったドライバの先端を、再び溝に差し込むための位置合わせがしにくいため、迅速に差し込むことができず、作業性が悪い。また、締めてあるねじを緩めて抜く場合にも、ねじ頭の溝にドライバの先端を位置合わせしにくく、作業性が悪い。 During the tightening of the screw, that is, between the start of tightening the screw and the end of tightening, the tip of the driver may come off the groove on the head of the screw. In such a case, it is necessary to reinsert the tip of the driver into the groove on the head of the screw. However, the screw catch attachment of Patent Document 1, the screw catch jig of Patent Document 2, and the screw holder described in Patent Document 3 re-groove the tip of the screwdriver that has come off the groove of the screw head. Since it is difficult to align the position for insertion, the work cannot be done quickly and the workability is poor. Also, when loosening and removing a screw that has been tightened, it is difficult to align the tip of the driver with the groove on the screw head, resulting in poor workability.
そこで本考案は、作業性がよいドライバ用ねじ保持具を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the screw holder for drivers with good workability | operativity.
上記課題を解決すべく、本考案は、円筒状に形成されており、透明であり、径方向に弾性変形するドライバ用ねじ保持具であり、ドライバの軸が嵌められる嵌合部と、嵌合部の一端に嵌合部と一体に形成され、ねじの頭部を中空部に保持する保持部とを備える。 In order to solve the above problems, the present invention is a screw holder for a driver that is formed in a cylindrical shape, is transparent, and elastically deforms in a radial direction, and is fitted with a fitting portion on which a driver shaft is fitted. A holding portion that is formed integrally with the fitting portion at one end of the portion and holds the head of the screw in the hollow portion.
保持部はドライバ用ねじ保持具の長手方向において弾性変形することが好ましい。 The holding part is preferably elastically deformed in the longitudinal direction of the screw holder for the driver.
保持部の先端は、周方向に分割されていることが好ましい。 The tip of the holding part is preferably divided in the circumferential direction.
保持部は、先端に向かうに従い、内径が漸増していることが好ましい。保持部の内径は、先端に向かうに従い、連続的に漸増していてもよいし、段階的に漸増していてもよい。 It is preferable that the holding portion has an inner diameter that gradually increases toward the tip. The inner diameter of the holding part may increase gradually as it goes toward the tip, or may increase gradually in steps.
保持部は、先端に向かうに従い、内径が漸減している場合も好ましい。 The holding part is also preferable when the inner diameter gradually decreases toward the tip.
保持部は、先端に向かうに従い厚みが漸増していることが好ましい。 The holding part preferably has a thickness that gradually increases toward the tip.
ねじ保持具はエラストマで形成されていることが好ましい。 The screw holder is preferably formed of an elastomer.
本考案によれば、ねじ締めなどの作業性がよい。 According to the present invention, workability such as screw tightening is good.
[第1実施形態]
図1に示すドライバ用ねじ保持具(以下、単に「ねじ保持具」と称する)10は、本考案の実施形態の一例であり、ドライバ11に装着されて用いられ、ねじ12を保持する。ドライバ11は、握り部16と軸17とを備え、軸17と握り部16とは固定されている。軸17は、径が一定の軸本体18と先端17tに向かって扁平となるように変化する先端部19とを備えており、このようにドライバ11はマイナスドライバとなっている。しかしドライバ11は、例えば先端が十字のプラスドライバ(十字ねじ回し)や、六角ドライバなど、スクリュードライバであれば特に限定されず、ねじ12の種類によって適宜選択される。また、ドライバ11は手動で回転させてねじを締めたり緩めたりするものであるが、電動で軸を回転させる電動ドライバ(電動スクリュードライバ)でもよい。
[First Embodiment]
A screw holder for driver 10 (hereinafter, simply referred to as “screw holder”) 10 shown in FIG. 1 is an example of an embodiment of the present invention, and is used by being attached to a
ねじ12は、雄ねじであり、円柱状の軸21と、軸21の一端に設けられた頭部22とを備え、軸21にはねじ山が形成されている。頭部22の軸21とは反対側の表面には溝(図示無し)が形成されており、この溝にドライバ11の図1の(B)に示す先端17tが差し込まれる。この状態でドライバ11が回転することにより、ねじ12が締められ、例えば第1部材M1が第2部材M2に固定される。なお、ねじ12は、ねじ保持具10により保持するねじ(ビスを含む)の一例であり、頭部22と異なる形状の頭部をもつねじなど、他の形状の雄ねじ(ビスも含む)でもよい。
The
ドライバ11の軸17に装着されるねじ保持具10は、ねじ12を保持する場合には、図1の(A)に示すように、先端17tよりも突出した状態に、突出した部分の中空部にねじ12の少なくとも頭部22を保持する。ねじ保持具10は、ドライバ11の軸17の長手方向に沿ってスライド移動自在に設けられている。ねじ保持具10は、ねじ12を保持しない場合、例えば、ねじ締め作業を停止している間などは、図1の(B)に示すように、軸17の基端、すなわち握り部16側に寄せて配することができるように構成されている。
When the
図1の(B)の例では、先端17t側であるねじ保持具10の一端を握り部16側に移動し、その際、握り部16側の他端も上記一端とほぼ同距離分、握り部16側に移動させている。ただし、握り部16側の他端は移動させなくてもよいし、上記一端よりも小さな距離で移動させてもよい。例えば、図1の(C)に示すように、ねじ保持具10はたくし上げられてもよい。たくし上げられる箇所は、ねじ保持具10の長手方向(図2参照)における一部でもよいし全体でもよい。また、図1の(D)に示すように、上記一端側をめくり上げてもよい。これら図1の(B)〜(D)のように、ねじ保持具10は、ねじ12を保持していない非保持状態では、中空部に軸17を嵌めた状態で、上記一端を握り部16側に寄せて位置させることができるよう構成されている。
In the example of FIG. 1 (B), one end of the
ねじ保持具10は、図2に示すように円筒状に形成されており、径方向に弾性変形する。ねじ保持具10は、内径dが長手方向において一定に形成されている。この例では外径Dと厚みTとは長手方向においてそれぞれ一定となっている。しかし外径D及び厚みTが、それぞれ長手方向において変化していてもよい。なお、図1、図2及び以降の各図においては、厚みTを内径dに対して大きく誇張して描いてある。ねじ保持具10の厚みTは、特に限定されないが、0.7mm以上2.0mm以下の範囲内であることが好ましい。厚みTは0.7mm以上であることにより、0.7mm未満である場合に比べてねじ12がより確実に保持され、2.0mm以下であることにより、2.0mmを超える場合に比べて弾性変形による作用がより確実に発現する。厚みTは、0.8mm以上1.8mm以下の範囲内であることがより好ましく、0.9mm以上1.5mm以下の範囲内であることがさらに好ましい。本例では概ね1.0mmとしている。
The
ドライバ11の軸17の先端部19の長さをL19(図1の(B)参照)とするときに、ねじ保持具10の長さL10は、用いるドライバが本例のように手動で回すドライバである場合には、L19×1.1以上L19×2.8以下の範囲内であることが好ましい。長さL10がL19×1.1以上であることにより、L19×1.1未満である場合に比べて、例えば締めてあるねじ12を緩める場合に、ドライバ11の軸17からねじ保持具10がより外れにくい。また、長さL10がL19×2.8以下であることにより、L19×2.8を超える場合に比べて、図1の(B)に示すようにねじ保持具10を握り部16に寄せて配した際に、ねじ保持具10が邪魔によりなりにくい。長さL10は、L19×1.75以上L19×2.25以下の範囲内であることがより好ましく、L19×1.85以上L19×2.15以下の範囲内であることがさらに好ましい。なお、図1の(B)に示す符号L18は、ドライバ11の軸17の軸本体18の長さである。
When the length of the
ねじ保持具10は、ドライバ11の軸17が中空部に嵌められる嵌合部31と、中空部にねじ12の頭部22を保持する保持部32とを備える。保持部32は嵌合部31の一端に、嵌合部31と一体に形成されている。このように、ねじ保持具10は、ドライバ11に装着され、長手方向における一端側が嵌合部31、他端側が保持部32とされた円筒状のドライバ装着用具となっており、径方向に弾性変形する。なお、嵌合部31は、内径dがドライバ11の軸17よりも小さく形成されていることが好ましく、本例でもそのようにしている。
The
径方向に弾性変形する保持部32は、図3に示すように、内壁においてねじ12の頭部22を押さえ、これにより中空部にねじ12の頭部22を保持する。このようにして、ねじ12全体がドライバ11の軸17の延長上に、安定した姿勢で保持される。
As shown in FIG. 3, the holding
ねじ保持具10は、透明であり、中空部すなわち内部が、外部から透けて見えるようになっている。この例では、嵌合部31と保持部32とはともに透明材料で形成されており、同じ材料で形成されている。ただし、嵌合部31と保持部32とは互いに異なる材料で形成されていてもよい。なお、ねじ保持具10は、透明であれば、着色されていてもよい。また、ねじ保持具10は、中空部にあるドライバ11の軸17の先端17t及びねじ12が外部から視認できる程度に透けていれば透明とみなしてよく、多少曇りを帯びていてもよい。
The
ねじ保持具10は、弾性変形する材料としてエラストマで形成されていることが好ましく、本例でもエラストマで形成してある。エラストマは、弾性を有する重合体(ポリマー)である。エラストマとしては、熱硬化性エラストマでもよいし、熱可塑性エラストマでもよい。熱硬化性エラストマとしては、透明なものとして、例えば、シリコーン系エラストマ(シリコーンゴム)などが挙げられる。熱可塑性エラストマとしては、透明なものとして、例えば、スチレン系エラストマ、アクリル系エラストマ、オレフィン系エラストマ、塩化ビニル系エラストマ、エステル系エラストマなどが挙げられる。本例ではシリコーン系エラストマを用いている。
The
ねじ保持具10は、弾性変形する素材で形成されていることから、保持部32はねじ保持具10の長手方向においても弾性変形する。
Since the
保持部32の先端は、周方向に分割されていることが好ましい。この例では、図2に示すように、保持部32は、ねじ保持具10の長手方向に延びた切断ライン(切れ込み線)36によって、周方向において3つに分割されている。ただし、3分割に限られず、2あるいは4以上に分割されていてもよい。切断ラインが複数形成されている場合には、複数の切断ライン36は、図2に示すように周方向において等間隔に形成されていることが好ましい。なお、ねじ保持具10の長手方向における保持部32の全長さ領域に切断ライン36が形成されており、保持部32の全長さ領域が周方向において分割されている。このように、保持部32の内径dまたは外径Dの少なくともいずれか一方がねじ保持具10の長手方向において一定になっている場合には、切断ライン36が形成されている長さ領域に対応する領域を保持部32とみなす。
It is preferable that the tip of the holding
上記構成の作用を説明する。ドライバ11の軸17は、ねじ保持具10の嵌合部31側から中空部に挿入される。ねじ保持具10は径方向に弾性変形するから、ドライバ11は軸17が容易に挿入される。ねじ保持具10は、ドライバ11の軸17の先端17tから保持部32の先端が突出した状態に配される。具体的には、保持部32の先端が、ねじ12の頭部22の厚み分以上、突出した状態にする。突出した保持部32の先端の中空部に、ねじ12が頭部22側から差し込まれる。
The operation of the above configuration will be described. The
ねじ保持具10は、径方向に弾性変形するから、ドライバ11の軸17に着脱しやすく、また、軸17に装着した状態で軸17の長手方向においてスライド移動がしやすい。そのため、ねじ保持具10は、ねじ締めを開始する場合には迅速に、軸17の目的とする位置に配しやすく、ねじ締めを終了する場合にも、図1の(B)に示すように軸17の基端に向けて移動させやすく、迅速に次作業へ移行できる。また作業場面によっては、ドライバ11の軸17を露呈させたい場合もあり、その場合には、容易かつ迅速に軸17からねじ保持具10を外すこともできる。したがって、ねじ締めの開始及び終了などの作業性や、他の作業も含めた一連の作業性がよい。また、ねじ保持具10はエラストマで形成されているから絶縁性に優れ、基端に寄せて配した場合には、ねじを締めたり緩めたりする作業以外の場面では、絶縁カバーとしても機能する。さらに、厚みTが上記のように小さく抑えられているから、ねじ12を締め入れるねじ穴が非常に小さい径であったり、ねじ穴が例えば狭い場所にあるような場合であっても、ねじ12を容易に締めることができる。またこの構成によれば、非磁性体のねじ12であっても確実に保持される。
Since the
嵌合部31は径方向に弾性変形するから、装着するドライバ11に自由度があり、種々の太さの軸17のドライバ11にも装着することができる。嵌合部31は内径dがドライバ11の軸17よりも小さく形成されており、弾性変形で内径dを広げた状態で軸17が嵌められている。そのため、軸17が長手方向で嵌合部31内を移動しにくく、例えばねじを締めた後にドライバ11をねじ12から退避するよう引いても、ねじ保持具10が軸17から抜けにくい。また、保持部32も嵌合部31と同様に径方向に弾性変形するから、様々な径の頭部22に対応することができ、軸17の径とほぼ同じ径のねじ12の他に、軸17の径よりも大きな径の頭部22を備えるねじ12であっても、保持できる。このため、サイズが異なるねじ12を順次締める場合や緩める場合にも作業性がよい。
Since the
保持部32は径方向で弾性変形するから、ねじ12を入れてセットすることも、保持されているねじ12を取り出すことも容易であり、作業性がよい。
Since the holding
ねじ保持具10は透明であるから、ドライバ11の先端及びねじ12が外部から視認され、例えば、ねじ12を締める作業の際には、ねじ12の位置や状態が、ねじ保持具10の外部から確認される。そのため、ねじ12を目的とする位置にまで締め入れる前にドライバ11の先端17tが頭部22の溝(図示無し)から外れてしまった場合でも、当該溝への位置合わせが容易かつ迅速にでき、作業性がよい。また、取り付けられているねじを緩める作業の際も、ドライバ11の先端とねじ12の頭部22の溝との位置合わせがしやすく、そのため、ねじを抜く場合の作業性もよい。
Since the
保持部32はねじ保持具10の長手方向において弾性変形するから、ねじ12を締める際には、図4に示すように、ねじ12で固定するこの例では第1部材M1に、保持部32の先端が当接して、ねじ12を締め入れるに従い、たくし上げられたり、めくれ上がる。そのため、ねじ12は作業性よく目的とする位置にまで確実に締め入れられる。さらに、細い径のねじ穴の場合であっても、保持部32の先端がたくし上げられたり、めくれ上がるから、ドライバ操作が邪魔されずに良好である。また、既に締められているねじ12を抜く場合にも、保持部32の先端が当接してたくし上げられたり、めくれ上がるから、ドライバ11の軸17の先端17tをねじ12の頭部22の溝に確実に嵌め込むことができ、ねじ12を緩めることができる。また、弾性変形した保持部32は元の形状に戻るから、外れたねじ12の少なくとも頭部22は、保持部32によって確実に捕えられ、ねじ12は保持される。
Since the holding
保持部32の先端が周方向に分割されているから、軸17の径とほぼ同じ径の頭部22をもつねじだけではなく、軸17の径よりも大きな径の頭部22をもつねじ12であっても保持され、周方向に分割されていない場合に比べてより大きな径の頭部22をもつねじ12を保持できる。例えば本例では、軸17の径とほぼ同じ径から軸17の径の3倍程度の径の頭部22をもつねじ12であっても保持できることが確認されている。
Since the tip of the holding
保持部32の先端が周方向に分割されているから、ねじ12を締める際には、図4に示すように、第1部材M1に当接した保持部32の先端がより確実にたくし上げられたり、めくれ上がる。そのため、ねじ12が作業性よく確実に締め入れられる。また、切断ライン36は、周方向において等間隔に形成されているから、第1部材M1に当接した保持部32の先端は、断面円形の中心から放射状に外側に広がり、ねじ12が第1部材M1のねじ穴に対して傾きにくい。また、既に締められているねじ12を抜く場合にも、保持部32の先端がより確実にたくし上げられ、あるいはめくれ上がるから、ドライバ11の軸17の先端17tがねじ12の頭部22の溝に確実に嵌め込まれ、ねじ12を緩めることができる。また、たくし上げられ、あるいはめくれ上がった、弾性変形した保持部32は元の形状に戻るから、緩められて外れたねじ12の少なくとも頭部22は、保持部32によって確実に捕えられる。保持部32の先端は周方向に分割され、広げやすいから、保持部32に保持されたねじ12は、迅速かつ確実に、例えば片手でもねじ保持具10から回収され、作業性が非常によい。なお、保持する対象のねじ12の頭部22の径が大きい場合ほど、切断ライン36を長くするとよい。
Since the tip of the holding
[第2実施形態]
上記の第1実施形態では、保持部32の内径が、ねじ保持具10の長手方向において一定とされているが、先端に向かうほど漸増していてもよい。図5において、ねじ保持具40は、嵌合部31と、保持部42とを備える。なお、図5において、図1〜図4と同じ部材等には図1〜図4と同じ符号を付し、説明を略す。保持部42は、保持部32と同じ材料で形成されており、円筒状の嵌合部31の一端に、嵌合部31と一体に形成されており、嵌合部31側から先端に向かうに従い、内径dが連続的に漸増している円筒状の部材である。なお、図5においては、説明の便宜上、内径dの漸増度合い、すなわちねじ保持具40の長手方向に対する内壁の傾きを、大きく誇張して描いている。
[Second Embodiment]
In said 1st Embodiment, although the internal diameter of the holding |
この例では保持部42の厚みTを、保持部32の場合と同様に均一にしている。しかし、保持部42の厚みTは、ねじ保持具40の長手方向において変化していてもよい。
In this example, the thickness T of the holding
上記構成によれば、小径の頭部22をもつねじ12の場合には、図6の実線で示すように、保持部42のうち嵌合部31に近い位置で保持される。一方、大径の頭部22をもつねじ12の場合には、図6の二点鎖線で示すように、保持部42のうち先端に近い位置で保持される。このように、ねじ保持具40は、頭部22の径に応じて、頭部22を保持する位置が異なり、頭部22の径が大きいねじ12ほど先端に近い位置で保持する。したがって、種々のサイズのねじ12をそれぞれ確実に保持することができる。このため、サイズが異なるねじ12を順次締める場合や緩める場合にも作業性がよい。また、保持部42はさらに、径方向での弾性変形により弾性変形するから、より様々な径の頭部22に対応することができる。本例では、軸17の径とほぼ同じ径から軸17の径の3倍程度の径の頭部22をもつ種々のサイズのねじ12であっても保持できることが確認されている。
According to the above configuration, in the case of the
なお、上記のように、頭部22の径によって、保持部42におけるねじ12が保持される位置は異なるから、ドライバ11の軸17の先端17tの位置を、予め、ねじ12の頭部22の径に応じてセットすることが好ましい。この点、嵌合部31は軸17の長手方向においてスライド移動自在となっており、ねじ保持具40は透明であるから、軸17の先端17tの位置調整も迅速であり、作業性がよい。
Note that, as described above, the position where the
また、この例のねじ保持具40は透明であるから、ドライバ11の先端及びねじ12が外部から視認され、例えば、ねじ12を締める作業の際には、ねじ12の位置や状態が、ねじ保持具10の場合と同様に、ねじ保持具40の外部から確認される。そのため、ねじ12を締めている途中でドライバ11の先端17tが頭部22の溝(図示無し)から外れてしまった場合でも、当該溝への位置合わせが容易かつ迅速にできる。また、取り付けられているねじ12を緩める作業の際も、ドライバ11の先端とねじ12の頭部22の溝との位置合わせがしやすい。
Further, since the
保持部42はねじ保持具40の長手方向において弾性変形するから、ねじ12を締める際には、保持部32と同様に、第1部材M1に保持部42の先端が当接してたくし上げられたり、めくれ上がる。そのため、ねじ12は作業性よく目的とする位置にまで確実に締め入れられる。さらに、細い径のねじ穴の場合であっても、保持部42の先端がたくし上げ、あるいはめくれ上がるから、ドライバ操作が邪魔されずに良好である。また、既に締められているねじ12を抜く場合にも、保持部42の先端がたくし上げられたり、めくれ上がるから、ドライバ11の軸17の先端17tをねじ12の頭部22の溝に確実に嵌め込むことができ、ねじ12を緩めることができる。また、弾性変形した保持部42は元の形状に戻るから、外れたねじ12の少なくとも頭部22は、保持部42によって確実に捕えられ、ねじ12は保持される。
Since the holding
図7に示すねじ保持具60は、ねじ保持具10と同様の切断ライン36を、ねじ保持具40の保持部42に形成している点のみが、ねじ保持具40と異なる。すなわち、ねじ保持具60は、嵌合部31と保持部62とを備え、保持部62は保持部42に切断ライン36を形成したものである。切断ライン36の長さは、この例では保持部62の長さよりも短くされているが、保持部62の長さと同じであってもよい。なお、切断ライン36を、内径dが先端に向けて変化している領域よりも長く形成した場合には、切断ライン36の長さ領域が保持部62として特定される。
The
本例の保持部62は3本の切断ライン36が周方向において等間隔に形成されており、そのため、保持部62の先端は、均等に3分割されている。ただし、分割数はこの例に限られず、2あるいは4以上に分割されていてもよい。
In the holding
保持部62は先端が切断ライン36により周方向に分割されているから、分割されていない保持部42に比べて(図5,図6参照)、保持できるねじ12の頭部22の径がより大きく、保持できるねじ12のサイズに関してより自由度がある。また、保持部62は、ねじ12を締める際には、保持部32と同様に、第1部材M1(図1,図4参照)に当接した保持部62の先端がより確実にたくし上げられたり、めくれ上がる。そのため、ねじ12が作業性よく確実に締め入れられる。また、切断ライン36は、周方向において等間隔に形成されているから、第1部材M1に当接した保持部62の先端は、断面円形の中心から放射状に外側に広がり、ねじ12が第1部材M1のねじ穴に対して傾きにくい。また、既に締められているねじ12を抜く場合にも、保持部62の先端がより確実にたくし上げられ、あるいはめくれ上がるから、ドライバ11の軸17の先端17tがねじ12の頭部22の溝に確実に嵌め込まれ、ねじ12を緩めることができる。また、たくし上げられ、あるいはめくれ上がった保持部62は元の形状に戻るから、外れたねじ12の少なくとも頭部22は、保持部62によって確実に捕えられる。保持部62の先端は周方向に分割され、広げやすいから、保持部62に保持されたねじ12は、迅速かつ確実に、例えば片手でもねじ保持具60から回収され、作業性が非常によい。
Since the holding
図8に示すねじ保持具80は、嵌合部31と、保持部82とを備える。なお、図8において、図1〜図7と同じ部材等には図1〜図4と同じ符号を付し、説明を略す。保持部82は、保持部32と同じ材料で形成されており、円筒状の嵌合部31の一端に、嵌合部31と一体に形成されており、嵌合部31側から先端に向かうに従い、内径dが段階的に漸増している円筒状の部材である。したがって、保持部82は、階段状の内壁を有する。内径dの漸増が段階的である点のみが保持部42と異なる。なお、図8においては、説明の便宜上、内径dの漸増度合い、すなわちねじ保持具80の長手方向に対する内壁の傾きを、大きく誇張して描いている。
A
保持部82の厚みTは、階段状になっている領域が他の領域に比べて薄くなっている。しかし、保持部82の厚みTは、ねじ保持具80の長手方向において一定であってもよい。
Regarding the thickness T of the holding
この構成によれば、保持部42及び保持部62の場合と同様に、小径の頭部22をもつねじ12の場合には、保持部82のうち嵌合部31に近い位置で保持される。一方、大径の頭部22をもつねじ12の場合には、保持部82のうち先端に近い位置で保持される。このように、ねじ保持具80は、ねじ保持具40及びねじ保持具60の場合と同様に、頭部22の径に応じて、頭部22を保持する位置が異なり、頭部22の径が大きいねじ12ほど先端に近い位置で保持する。したがって、種々のサイズのねじ12をそれぞれ確実に保持することができる。このため、サイズが異なるねじ12を順次締める場合や緩める場合にも作業性がよい。
According to this configuration, as in the case of the holding
この例においても、頭部22の径によって、保持部82におけるねじ12が保持される位置は異なるから、ドライバ11の軸17の先端17tの位置を、予め、ねじ12の頭部22の径に応じてセットすることが好ましい。この点、ねじ保持具80は透明であるから、軸17の先端17tの位置調整も迅速であり、作業性がよい。
Also in this example, the position where the
また、この例のねじ保持具80はねじ保持具10,40,60と同じく、透明であり、ドライバ11の先端及びねじ12が外部から視認されるから、作業性がよい。保持部82はねじ保持具80の長手方向において弾性変形するから、ねじ12を締める際には、保持部32と同様に、第1部材M1に保持部82の先端が当接してたくし上げられたり、めくれ上がる。そのため、ねじ12は作業性よく目的とする位置にまで確実に締め入れられる。また、既に締められているねじ12を抜く場合にも、保持部82の先端がたくし上げられたり、めくれ上がるから、ドライバ11の軸17の先端17tをねじ12の頭部22の溝に確実に嵌め込むことができ、ねじ12を緩めることができる。また、弾性変形した保持部82は元の形状に戻るから、外れたねじ12の少なくとも頭部22は、保持部82によって確実に捕えられ、ねじ12は保持される。このようにねじ保持具80も、非常に作業性がよい。
Further, the
保持部82には、保持部32(図2〜4参照)及び保持部62(図7参照)と同様に、切断ラインを形成して、先端を分割してもよい。先端を分割することにより、保持部32,62と同様の作用がある。
Similarly to the holding part 32 (see FIGS. 2 to 4) and the holding part 62 (see FIG. 7), a cutting line may be formed in the holding
上記各例の保持部32(図2〜図4参照),保持部42(図5,図6参照),保持部62(図7参照),保持部82(図8参照)に対して、先端に向かうほど厚みを漸増させるように変えた態様でもよい。例えば図9に示すねじ保持具90は、保持部32の代わりに、先端に向かうほど厚みTが漸増している保持部92を備えており、その他の構成はねじ保持具10と同じである。保持部92は、保持部32と同様に、軸17(図1,図3,図4,図6参照)の径と同じ及び軸17の径よりも大きな径の頭部22をもつねじ12も保持できる。また、保持部92は、厚みTが先端に向かうほど漸増することにより、内径dが先端に向かうほど漸減することになるから、軸17の径よりも小さな径の頭部22をもつねじ12を確実かつ迅速に保持することができる。このため、小さなねじ12を用いる場合の作業性が向上し、また、より広い範囲でサイズが異なる種々のねじ12を次々と締めることができる。
With respect to the holding portion 32 (see FIGS. 2 to 4), the holding portion 42 (see FIGS. 5 and 6), the holding portion 62 (see FIG. 7), and the holding portion 82 (see FIG. 8) in each of the above examples. A mode may be adopted in which the thickness is gradually increased as it goes to. For example, a
保持部42,保持部62,保持部82について厚みTを先端に向かうほど漸増させる場合において、内径dを先端に向かうほど漸増させることにより、サイズが大きいことにより質量が大きくなっているねじ12であっても、確実かつ迅速に保持され、作業性がよい。
In the case where the thickness T is gradually increased toward the tip of the holding
上記のねじ保持具10,40,60,80,90は、熱可塑性の材料、例えば熱可塑性エラストマで形成する場合には、いずれも例えば射出成型でつくることができる。また、熱硬化性の材料、例えば熱硬化性エラストマで形成する場合には、例えば型に原料を入れて加熱したり、あるいは、半硬化した状態のプリフォームを熱成型で所定の形に成形するなどの方法によりつくることができる。
When the
10,40,60,80,90 ねじ保持具
11 ドライバ
12 ねじ
16 握り部
17 軸
17t 先端
18 軸本体
19 先端部
21 軸
22 頭部
31 嵌合部
32,42,62,82,92 保持部
36 切断ライン
L10 長さ
M1 第1部材
M2 第2部材
10, 40, 60, 80, 90
Claims (9)
ドライバの軸が嵌められる嵌合部と、
前記嵌合部の一端に前記嵌合部と一体に形成され、ねじの頭部を中空部に保持する保持部と、
を備えることを特徴とするドライバ用ねじ保持具。 A screw holder for a driver that is formed in a cylindrical shape, is transparent, and elastically deforms in the radial direction.
A fitting portion into which the shaft of the driver is fitted;
A holding portion that is formed integrally with the fitting portion at one end of the fitting portion, and holds a screw head in the hollow portion;
A screw holder for a driver, comprising:
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JP2019002495U JP3223429U (en) | 2019-07-08 | 2019-07-08 | Screw holder for screwdriver |
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