JP3223027U - 箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋の着脱が容易で複数の身を積層でき、身同士の積層の嵌合の状態の安定を確実とし、分離の作業も容易とし、外観も良好な箱を提供する。【解決手段】かぶせ蓋2と同一の形状を有する複数の身3で構成される箱11である。前記身3は外周下部に、底板31より垂下したスカート部41を形成すると共に、蓋2を嵌合する立ち上がり部33を残して嵌着した筒体4を備える。前記筒体4の上端42と蓋2の嵌合部22の下端23に隙間5が形成され、立ち上がり部33の基部が露出した状態で蓋2が嵌合される。下段の前記身3の筒体4の上端42と上段の前記身3のスカート部41の下端43に隙間5が形成され、下段の前記身3の立ち上がり部33の基部が露出した状態で上段の前記身3のスカート部41が下段の立ち上がり部33に嵌合される【選択図】 図5
Description
本考案は箱に関するものであり、詳しくは蓋の開閉が容易で複数の身を積層でき、外観も良好な箱に関するものである。
蓋の開閉が容易であることが望まれるけれど、蓋が意に反して何かの拍子で外れてしまうことも問題である。
そのため、蓋と身、或いは重箱状に積層した身同士の嵌合状態を確実に保てるように工夫されている。
そのため、蓋と身、或いは重箱状に積層した身同士の嵌合状態を確実に保てるように工夫されている。
しかし、積層手段は上下位置に在る蓋や身同士を嵌合構造によって形成されている例が多く見られる。
そのため、互いの嵌合部分に隙間が空かないように正確性をもって製作されているのである。
そのため、互いの嵌合部分に隙間が空かないように正確性をもって製作されているのである。
そこで、上記に鑑みて本考案は、蓋の着脱が容易で複数の身を積層でき、身同士の積層の嵌合の状態の安定を確実とし、分離の作業も容易とし、外観も良好な箱を提供せんとするものである。
本願考案の請求項1の考案の箱は、かぶせ蓋と身で構成する箱であって、前記身の外周下部に、底板より垂下したスカート部を形成すると共に、蓋を嵌合する立ち上がり部を残して嵌着した筒体を備え、前記筒体の上端と蓋の嵌合部の下端に隙間が形成され、立ち上がり部の基部が露出した状態で蓋が嵌合されることを特徴とする。
本願考案の請求項2の考案の箱は、かぶせ蓋と同一の形状を有する複数の身で構成される箱であって、前記身の外周下部に、底板より垂下したスカート部を形成すると共に、蓋を嵌合する立ち上がり部を残して嵌着した筒体を備え、前記筒体の上端と蓋の嵌合部の下端に隙間が形成され、立ち上がり部の基部が露出した状態で蓋が嵌合されること、下段の前記身の筒体の上端と上段の前記身のスカート部の下端に隙間が形成され、下段の前記身の立ち上がり部の基部が露出した状態で上段の前記身のスカート部が下段の立ち上がり部に嵌合されることを特徴とする。
本願考案の請求項3の考案の箱は、請求項1又は2の考案において、身と筒体が一体に形成されていることを特徴とする。
本願考案の請求項4の考案の箱は、請求項2又は3の考案において、複数の身の立ち上がり部の外周面が互いに異なる着色となっていることを特徴とする。
蓋の着脱が容易で複数の身を積層でき、身同士の積層の嵌合の状態の安定を確実とし、分離の作業も容易とし、外観も良好な箱に成る。
筒体の上端と蓋の嵌合部の下端に隙間が形成され、立ち上がり部の基部が露出した状態で蓋が嵌合されるため、両部材の境目が明確に視認でき、当該境目が凹部となっている当該境目を利用して指を当て、蓋の取り外し作業が容易と成る効果を発揮する。
筒体の上端と蓋の嵌合部の下端に隙間が形成され、立ち上がり部の基部が露出した状態で蓋が嵌合されるため、両部材の境目が明確に視認でき、当該境目が凹部となっている当該境目を利用して指を当て、蓋の取り外し作業が容易と成る効果を発揮する。
また、下段の前記身の筒体の上端と上段の前記身のスカート部の下端に隙間が形成され、下段の前記身の立ち上がり部の基部が露出した状態で上段の前記身のスカート部が下段の立ち上がり部に嵌合されるため、上記蓋と身の関係と同様に上段と下段の身の分離を容易にできる効果を得られる。
さらに、身と蓋及び上下段の位置に在る身同士の嵌合状態を強めに設定して積層の安定を図っても、蓋や身同士の取り外し・分離の手作業が容易で支障とならない効果も有する。
さらに、身と蓋及び上下段の位置に在る身同士の嵌合状態を強めに設定して積層の安定を図っても、蓋や身同士の取り外し・分離の手作業が容易で支障とならない効果も有する。
複数の身の立ち上がり部の外周面を互いに異なる着色とすることによって、身の積層が容易に看取され、積層された身の段数や関係が明瞭となり、目的の身を容易に確認かつ蓋や上段の身から分離して開示することができる効果を有し、装飾作用を奏して意匠的効果も発揮する。
蓋や身の形状が複雑でないため、厚手の紙材に限らず、樹脂により一体的に身や蓋を成形することも容易であり、材質に制約なく製作できる利点がある。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の一実施の形態を示す正面図であり、図2は同断面図、図3は同蓋の一部を切欠いた斜視図、図4は身の一部を切欠いた斜視図である。
図1は本考案の一実施の形態を示す正面図であり、図2は同断面図、図3は同蓋の一部を切欠いた斜視図、図4は身の一部を切欠いた斜視図である。
箱1はかぶせ蓋2と身3で構成されており、図面の実施の形態において、略長方形の天板部21の四辺から嵌合部22が垂設し、この嵌合部22が後述の身3の立ち上がり部33の外周に嵌合し、天板21が身3の上面を被覆して開閉可能にするものである。
一方、身3は略長方形の底板部31を有する収容部32と、収容部32の外周下部に底板部32より垂下したスカート部41を形成すると共に、前記蓋2が嵌合する立ち上がり部33を残して嵌着固定した筒体4を備え、この筒体4の上端42と蓋2の嵌合部22の下端23に隙間5が形成され、立ち上がり部33の基部が露出した状態で蓋2が嵌合するようにしてある。
すなわち、蓋2の嵌合部22と身3の立ち上がり部33との関係は、嵌合した時に、従来の関係のように身3の立ち上がり部33に嵌合部22が隙間なく嵌合するものでなく、立ち上がり部33の基部が露出した状態で蓋2が嵌合するようにしたものである。
したがって、筒体4の上端42と蓋2の嵌合部22の下端23に隙間5が形成され、立ち上がり部33の基部が露出した状態で蓋2が嵌合されるため、両部材の境目が明確に視認でき、当該境目が凹部となっている当該境目を利用して指を当て、蓋の取り外し作業が容易と成る作用を奏するものである。
また、筒体4は収容部32の外周下部に底板31より垂下したスカート部41を形成したものであから、底板部31が筒体4の下端43より上方に位置し、箱1の身3はいわゆる上げ底となっている。
さらに、スカート部41の高さ(深さ)は、立ち上がり部33の高さより短く(低く)形成され、前記蓋2の嵌合部22の高さ(深さ)と同一の長さと成っている。
さらに、スカート部41の高さ(深さ)は、立ち上がり部33の高さより短く(低く)形成され、前記蓋2の嵌合部22の高さ(深さ)と同一の長さと成っている。
図5は他の使用状態を示す一部を切欠いた正面図であり、同一の身3を複数個(図面では3個)用いて、積層した重箱状の箱11を構成したものである。
積層した身3,3,3同士は、下段の身3の筒体4の上端42と上段の身3のスカート部41の下端43に隙間5が形成され、下段の身3の立ち上がり部33の基部が露出した状態で上段の身3のスカート部41が下段の身3の立ち上がり部33に嵌合されている。
積層した身3,3,3同士は、下段の身3の筒体4の上端42と上段の身3のスカート部41の下端43に隙間5が形成され、下段の身3の立ち上がり部33の基部が露出した状態で上段の身3のスカート部41が下段の身3の立ち上がり部33に嵌合されている。
下段の身3の筒体4の上端42と上段の身3のスカート部41の下端43に隙間5が形成され、下段の身3の立ち上がり部33の基部が露出した状態で上段の身3のスカート部41が下段の身3の立ち上がり部33に嵌合されるため、上記蓋2と身3の関係と同様に上段と下段の身3,3の分離作業を容易にできる作用を奏する。
さらに、身3と蓋2及び上下段の位置に在る身3同士の嵌合状態を強めに設定して積層の安定を図っても、蓋2や身3同士の取り外し・分離の作業が容易で支障とならない作用も有する。
さらに、身3と蓋2及び上下段の位置に在る身3同士の嵌合状態を強めに設定して積層の安定を図っても、蓋2や身3同士の取り外し・分離の作業が容易で支障とならない作用も有する。
複数の身3の立ち上がり部33の外周面を互いに異なる着色とすることによって、身3の積層状態が容易に看取され、積層された身3の段数や関係が明瞭となり、目的の身3を容易に確認かつ蓋2や上段の身3から分離して開示することができる作用を奏し、装飾要素となって意匠的作用も奏する。
蓋2や身3の形状が複雑でないため製作が容易であり、材質は厚手の紙材に限らず、樹脂や木材等により身3や蓋2を成形することもできる。
また、身3の収容部32と筒体4を分割せずに一体として成形してもよい。
さらに、上記実施形態では、蓋2が略長方形の天板部21を、身3が略長方形の底板部31を有する場合についてについて説明したが、これに限定されることはない。例えば、蓋が、三角形、正方形若しくは五角形等の多角形の天板、又は、円若しくは楕円等の天板を有していてもよい。当然、身も、蓋の天板の形状に対応して、三角形、正方形若しくは五角形等の多角形の底板部、又は、円若しくは楕円等の底板部を有していてもよい。
また、身3の収容部32と筒体4を分割せずに一体として成形してもよい。
さらに、上記実施形態では、蓋2が略長方形の天板部21を、身3が略長方形の底板部31を有する場合についてについて説明したが、これに限定されることはない。例えば、蓋が、三角形、正方形若しくは五角形等の多角形の天板、又は、円若しくは楕円等の天板を有していてもよい。当然、身も、蓋の天板の形状に対応して、三角形、正方形若しくは五角形等の多角形の底板部、又は、円若しくは楕円等の底板部を有していてもよい。
以上、本考案の実施態様としての一例を説明したけれど、上記の実施の形態例に限定されるものではないことは勿論、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる本考案が、真に意図する技術的思想の範囲全体に広く及ぶものである。
1,11 箱
2 蓋
21 天板部
22 嵌合部
23 下端
3 身
31 底板
32 収容部
33 立ち上がり部
4 筒体
41 スカート部
42 上端
43 下端
5 隙間
2 蓋
21 天板部
22 嵌合部
23 下端
3 身
31 底板
32 収容部
33 立ち上がり部
4 筒体
41 スカート部
42 上端
43 下端
5 隙間
Claims (4)
- かぶせ蓋と身で構成する箱であって、前記身の外周下部に、底板より垂下したスカート部を形成すると共に、蓋を嵌合する立ち上がり部を残して嵌着した筒体を備え、前記筒体の上端と蓋の嵌合部の下端に隙間が形成され、立ち上がり部の基部が露出した状態で蓋が嵌合されることを特徴とする箱。
- かぶせ蓋と同一の形状を有する複数の身で構成される箱であって、前記身の外周下部に、底板より垂下したスカート部を形成すると共に、蓋を嵌合する立ち上がり部を残して嵌着した筒体を備え、前記筒体の上端と蓋の嵌合部の下端に隙間が形成され、立ち上がり部の基部が露出した状態で蓋が嵌合されること、下段の前記身の筒体の上端と上段の前記身のスカート部の下端に隙間が形成され、下段の前記身の立ち上がり部の基部が露出した状態で上段の前記身のスカート部が下段の立ち上がり部に嵌合されることを特徴とする箱。
- 身と筒体が一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の箱。
- 複数の身の立ち上がり部の外周面が互いに異なる着色となっていることを特徴とする請求項2又は3に記載の箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002368U JP3223027U (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | 箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019002368U JP3223027U (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | 箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3223027U true JP3223027U (ja) | 2019-09-12 |
Family
ID=67903138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019002368U Active JP3223027U (ja) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | 箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3223027U (ja) |
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2019
- 2019-06-28 JP JP2019002368U patent/JP3223027U/ja active Active
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