JP3221960U - ステレオ再生機能のあるスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないセパレート式スピーカー装置 - Google Patents

ステレオ再生機能のあるスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないセパレート式スピーカー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンパクトで、高音質で音増幅率且つステレオ効果の大きいスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないセパレート式スピーカー装置を提供する。
【解決手段】スピーカーボックス1、2のスマートフォン挿入口を大きいサイズのスマートフォンも使用出来るように作成すると共にスピーカーボックスの間隔を調整可能とする。スマートフォンの左右の音源部A1、A2から発する音をスピーカーボックスの持つ広い内容積により周波数特性を改善すると共に円形1―A、2―Aと長方形1―B、2―Bの2つのホーンを使って大きな音量を実現し、更に反射板3でスマートフォンの背部から出る音を前面に誘導して音量増大を図る。左右2つのスピーカーボックスをセパレート式にして、左右のチャンネルの音を別々のスピーカーボックスで共鳴させ長方形のホーン間の距離も最大に長くしたので左右の音の干渉が減少しステレオ効果が高くなった。
【選択図】図1

Description

本考案は、ステレオ再生機能のあるスマートフォンの左右の音源から発する音を電気的増幅機器を用いないで増幅するスピーカー装置に関するものである。
従来の、ステレオ再生機能のあるスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないスピーカー装置は、スマートフォン保持部と左右のスピーカーが一体型であるため、スマートフォンを買い替えたらサイズが合わなくて使えなくなったり、装置全体が全体に小さく作られているので空洞域が狭く低音域の改善効果が少なく、ホーン効果も少ないため音量も小さい上に、同じ筐体内で共鳴させている上に左右のスピーカーの間隔が近いため左右の音が干渉してステレオ効果も小さい。
特開2016−90890公報 実用新案登録第3213380号公報
スマートフォンは大きさが機種によって異なり、これまでの電気的増幅機器を内蔵しないスピーカー装置では、機種変更したら使えなくなったり、その容積の小さいスピーカーボックスでは、音の増幅量や低音域の改善効果も低く、筐体ごと左右チャンネル一緒に共鳴するためにステレオ効果も低い。
左右2つのスピーカーボックスと1つの反射板で構成し、スピーカーボックスのスマートフォン挿入口を大きめにしてスピーカーボックスの間隔を調整する事でサイズの異なるスマートフォンも利用出来るようにすると共に内容積の大きい左右分離したスピーカーボックスでステレオ効果を与え低い音域の音を改善すると共に円形と長方形の2つのホーンで音を増幅する。スマートフォン本体の後から出ている音も反射板で前方に誘導し活用する。
上述のように、本考案のスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないセパレート式のスピーカー装置は、スマートフォン挿入口のサイズを市販の大きいスマートフォンのサイズにする事と左右のスピーカーの間隔調整をする事で、多くの機種で使用出来るように左右分離させると共にスピーカーの容積を大きくしたため低音域の共鳴が可能になり周波数特性が改善されて高音質になり、円形と方形2つのホーンの効果で音量も大きく、更に左右の方形のホーンの間隔を離した事によりステレオ効果も大きくなっている。
スマートフォン本体の後面から出ている音には、スマートフォンの後方に反射板を置き、音を前方に誘導し有効に活用している。
本考案のセパレート式スピーカー装置の正面図である。 本スピーカー装置の音の経路を示す平面図である。 本スピーカー装置の実施例を示す正面図である。 本スピーカー装置の実施例を示す上面図である。 本スピーカー装置の構成を示す上面図である。 本スピーカー装置の実施例を示す背面図である。
ステレオ再生機能のあるスマートフォンの左又は右のスピーカー部を本スピーカー装置のスマートフォン挿入口の片方に画面が正面に見えるようにセットし、次にもう一方のスピーカー部を反対側のスマートフォン挿入口に、図1及び図3のようにスマートフォンから出る音が大きくなるようにセットし、反射板を2つのスピーカーボックスの間の後方に置いて使用する。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。
図面1の1、2は木材やプラスチック等耐久性の有る適宜素材で作成されたスピーカーボックス本体、3はスマートフォンAの本体背面から出る音が後方に逃げるのを阻止し前方に誘導するために、1,2と同じ素材で作った反射板の3点で構成しており、スピーカーボックス1と2の間隔を、使用するスマートフォンAの大きさに調整してスピーカー部A1とA2をセットし、その後方に反射板3をセットして使用する。
図面1の1Aと2Aの丸いホーンは、スマートフォンAの左右のスピーカーA1とA2から出た音を直接且つ効率的に増幅出来るように、外側のみでなく内側にもテーパーを付けて集音効果を上げているために、スマートフォンを少し挿入しただけで拡声出来る。
机の上のように近くに置いて使う時に視野にストレスを感じたり、部屋全体に音を広げたい時には、スピーカー部を上に向けると改善され、長時間連続して使用するときには1Bと2Bの方形ホーンから充電コードを入れる事が出来るので、充電しながら使用する事が出来る。
本考案は、ステレオ再生機能のあるスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないセパレート式スピーカー装置を製造する産業で利用される。
1 スピーカーボックス(左チャンネル用)
1−A 円形ホーン(左チャンネル用)
1−B 方形ホーン(左チャンネル用)
2 スピーカーボックス(右チャンネル用)
2−A 円形ホーン(右チャンネル用)
2−B 方形ホーン(右チャンネル用)
3 反射板
A スマートフォン本体
A―1 スマートフォン本体左チャンネルの音源部
A―2 スマートフォン本体右チャンネルの音源部

Claims (3)

  1. ステレオ再生機能のあるスマートフォンの左右の音源部から発する音を増幅するのに電気的増幅機器を用いないスピーカーにおいて、前記スピーカーを左右独立したスピーカーボックスにして、スピーカーボックスのスマートフォン挿入口の大きさと左右のスピーカーボックスの間隔を調整する事により市販の殆どのスマートフォンに使用出来る事を特徴としたスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないセパレート式スピーカー装置。
  2. ステレオ再生機能のあるスマートフォンは、左右のスピーカーの間隔が狭いために、左右チャンネルの音が干渉し合ってステレオ効果が低いが、これを改善するのに、スマートフォンをセットして使う左右一体型のスピーカーを使っても、筐体がスマートフォンの音に共鳴してしまうのと左右のスピーカー部の間隔も狭いため改善効果は少ないので、スマートフォンを固定する筐体を無くし左右2つのスピーカーボックスのみで、左と右のチャンネルの音を別々のスピーカーボックスで共鳴させ更に音を出す左右のホーンの間隔を干渉が少なくなるよう広くしてステレオ効果を高めた事を特徴としたスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないセパレート式スピーカー装置。
  3. ステレオ再生機能のあるスマートフォンでも、イヤホンを使用する事を主体として作られており、そのサイズは一般のスピーカーボックスに比べ、はるかに小さく薄いので、スピーカーを共鳴させるための内容積は狭いのでスピーカーから出る音は小さく、中・低域の周波数帯も共鳴出来ないで不足しているためスマートフォンの高音質な音が再現できていない。
    これを補うために、コンパクトながら大きな内容積を持つ左右2つのスピーカーボックスでステレオの左右チャンネルを各スピーカーボックスで低い周波数まで共鳴させて周波数特性を改善すると共に、長いホーン長を利用したホーン効果で音を大きくし、更にスマートフォンの背部から出る音も活用するために反射板1枚をスマートフォンの背部に置いた事を特徴としたスマートフォン用の電気的増幅機器を内蔵しないセパレート式スピーカー装置。
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