JP3220523U - カートゲート - Google Patents

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Abstract

【課題】キャスタの車輪の外周部がキャスタ規制用フレームのゲート内側の角にぶつかる強さを軽減して、カートを動かしやすくし、高分子材料で形成された車輪の外周部を傷付きにくくするカートゲートを提供する。【解決手段】カートゲート1は、カート置き場の設置面のすぐ上に所定の左右間隔をおいて設置されて、ショッピングカート20のキャスタ22の側方移動を規制する、左右のキャスタ規制用フレーム2と、左右のキャスタ規制用フレーム2に立設されて、ショッピングカート20の本体21の側方移動を規制する、左右の本体規制用フレーム6とを含む。左右のキャスタ規制用フレーム2は、断面形状がゲート内側の脚3が上底5へ向かってゲート外側へ傾斜した台形であり、断面寸法が高さ5〜40mm、下幅35〜80mmであることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、本体とキャスタとを備えるカートをゲート内部に進入させ、ネスティングされた複数台のカートを保持するカートゲートに関するものである。
本体とキャスタとを備えるカート(ショッピングカート、台車、ラックカート等)は、ネスティング(カートに別のカートの一部を突っ込ませ、いわゆる入れ子状に重ねて連ならせること)することにより、複数台のカートをコンパクトにまとめるとともに、各カートを相互にずれにくくして置くことができるようになっている。
しかし、屋内又は屋外のカート置き場に、ネスティングされた複数台のカートをそのま置いておくと、人の当接や強風などの外因により、カートが相互にずれて蛇行したり、複数台のカート全体が動いたりすることがある。
そこで、カート置き場には、カートをゲート内部に進入させ、ネスティングされた複数台のカートを保持するカートゲートを設置することが多い。特許文献1に記載された従来のカートゲートは、カート置き場の設置面のすぐ上に所定の左右間隔をおいて設置されて、前記複数台のカートのキャスタの側方移動を規制する、左右のキャスタ規制用フレームと、左右のキャスタ規制用フレームに立設されて、前記複数台のカートの本体の側方移動を規制する、左右の本体規制用フレームとを含み、左右のキャスタ規制用フレームは金属材からなり、該キャスタ規制用フレームの断面形状は横長長方形である。
図4及び図5に示す現行のカートゲート51の製品も、特許文献1と同じく、左右のキャスタ規制用フレーム52と、左右の本体規制用フレーム56とを含み、左右のキャスタ規制用フレーム52は、断面形状が横長の長方形であり、断面寸法が高さ25〜40mm、幅40〜80mmである。
意匠登録第925141号公報
しかし、ショッピングカート20をゲート内部に進入させるときや、ネスティングされた複数台のショッピングカート20をゲート内部から引き出すときに、上記のようにキャスタ規制用フレーム52の断面形状が長方形であると、図5に示すように、該長方形のゲート内側の角にキャスタ22の車輪26の外周部が強くぶつかり、それがブレーキとなってショッピングカート20を動かしにくいとか、樹脂、ゴム等の高分子材料で形成された車輪26の外周部が傷付きやすいとかという問題があった。
そこで、本考案の目的は、カートをゲート内部に進入させるときや、ネスティングされた複数台のカートをゲート内部から引き出すときに、キャスタの車輪の外周部がキャスタ規制用フレームのゲート内側の角にぶつかる強さを軽減して、カートを動かしやすくし、高分子材料で形成された車輪の外周部を傷付きにくくすることにある。
(1)本考案は、本体とキャスタとを備えるカートを次々にゲート内部に進入させ、ネスティングされた複数台のカートを保持するカートゲートであって、
カート置き場の設置面のすぐ上に所定の左右間隔をおいて設置されて、前記複数台のカートのキャスタの側方移動を規制する、左右のキャスタ規制用フレームと、
左右のキャスタ規制用フレームに立設されて、前記複数台のカートの本体の側方移動を規制する、左右の本体規制用フレームとを含むカートゲートにおいて、
左右のキャスタ規制用フレームは、断面形状がゲート内側の脚が上底へ向かってゲート外側へ傾斜した台形であり、断面寸法が高さ5〜40mm、下幅(下端の幅)35〜80mmであることを特徴とする。
[作用]
本考案のキャスタ規制用フレームは、断面寸法が従来のキャスタ規制用フレームの断面寸法と同程度又はそれ以下であるため、スペースは増加せず、むしろ減少可能である。このように、キャスタ規制用フレームは、断面寸法が従来と同程度以下でありながら、断面形状がゲート内側の脚が上底へ向かってゲート外側へ傾斜した台形であるため、カートをゲート内部に進入させるときや、ネスティングされた複数台のカートをゲート内部から引き出すときに、キャスタの車輪の外周部がキャスタ規制用フレームのゲート内側の角にぶつかる強さが軽減され、ブレーキとなりにくい。
本考案のカートゲートによれば、カートをゲート内部に進入させるときや、ネスティングされた複数台のカートをゲート内部から引き出すときに、キャスタの車輪の外周部がキャスタ規制用フレームのゲート内側の角にぶつかる強さが軽減され、カートを動かしやすくなり、高分子材料で形成されたキャスタの車輪の外周部が傷付きにくくなる。
図1は実施例のカートゲートを進入口から見た斜視図である。 図2は同カートゲートを上方から見た斜視図である。 図3(a)は図1のIIIa−IIIa線断面図、(b)は別例の要部断面図である。 図4は従来例のカートゲートを進入口から見た斜視図である。 図5は図4のV−V線断面図である。
ここで、キャスタ規制用フレームのゲート内側の脚の傾斜角は、特に限定されないが、鉛直線に対して15〜45°であることが好ましく、20〜40°であることがより好ましい。15°未満だと、車輪の外周部の前記ゲート内側の角へのぶつかりを軽減する程度が小さくなり、45°を超えると、車輪が該角を乗り越えやすくなる。
キャスタ規制用フレームのゲート外側の脚は、特に限定されず、例えば、鉛直でもよいし、上底へ向かってゲート内側へ傾斜したものでもよい。
キャスタ規制用フレームは、断面寸法が高さ5〜40mmであることにより、キャスタの車輪の直径が50〜130mmである各種カートに適応する。また、下幅35〜80mmであることにより安定性が高い。高さ12〜25mmで下幅40〜80mmであればさらに安定性が高い。
キャスタ規制用フレームは金属材からなり、金属としては鋼、ステンレス鋼、アルミニウム合金等を例示できる。金属材としては、下底のある角パイプ形材、下底のないチャンネル形材、一部下底のないC型チャンネル形材等を例示できる。
本考案のカートゲートは、各種カートに適応する。カートの種類としては、特に限定されないが、ショッピングカート、台車、ストックカート、ラックカート等を例示できる。
次に、実施例のカートゲート1について、図1〜図3を参照して説明する。但し、説明する各部の構造、形状、数量等は例示であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更できる。
まず、カートゲート1に進入するカートの一例としてのショッピングカート20について説明すると、ショッピングカート20は、支柱やカゴ載せやハンドルを備えた本体21と、キャスタ22とを備える。
キャスタ22は本体21の基枠の四隅の下に設けられている。キャスタ22は、鉛直の旋回中心軸23と、旋回中心軸23の回りを旋回可能なブラケット24と、ブラケット24に対し水平な車輪軸25により回転可能に取り付けられた車輪26とを含み、旋回中心軸23に対し車輪軸25は偏心している。車輪26の直径は50〜130mmであり、車輪26の外周部は樹脂、ゴム等の高分子材料からなる。
さて、カートゲート1は、ショッピングカート20を次々にゲート内部に進入させ、ネスティングされた複数台のショッピングカート20を保持するものであって、左右のキャスタ規制用フレーム2と、左右の本体規制用フレーム6と、進入口側の下部連結用フレーム10と、進入奥側のキャスタ停止用フレーム11及び上部連結用フレーム12とを含み構成されている。
左右のキャスタ規制用フレーム2は、カート置き場の設置面のすぐ上にショッピングカート20の横幅よりやや大きい所定の左右間隔をおいて設置されて、前記複数台のショッピングカート20のキャスタ22の側方移動を規制するものである。キャスタ規制用フレーム2はステンレス鋼製のチャンネル形材からなる。キャスタ規制用フレーム2の断面形状は、ゲート内側の脚3が上底5へ向かってゲート外側へ傾斜し、ゲート外側の脚4が上底5へ向かってゲート内側へ傾斜した台形である。キャスタ規制用フレーム2の断面寸法は、高さ12〜18mm、下幅35〜50mmである。このゲート内側の脚3の傾斜角は、鉛直線に対して25〜35°である。なお、チャンネル形材からなるので台形の下底は無いが、これを角パイプ形材に代えて下底のある台形としてもよい。
左右の本体規制用フレーム6は、左右のキャスタ規制用フレーム2に立設されて、前記複数台のショッピングカート20の本体21の側方移動を規制するものである。本体規制用フレーム6は外直径30〜45mmのステンレス鋼製の丸パイプ形材からなり、キャスタ規制用フレーム2の前端部に立設された前支柱部7と、キャスタ規制用フレーム2の後端部に立設された後支柱部8と、前支柱部7の上端と後支柱部8の上端とを連結して前後に延びる規制部9とからなる。
下部連結用フレーム10は、左右のキャスタ規制用フレーム2の進入口付近を連結して前記左右間隔を維持するものである。下部連結用フレーム10は厚さ1〜3mmのステンレス鋼製のフラットバー形材からなり、左右の端部が段状に高く屈曲されているとともに左右のキャスタ規制用フレーム2にネジ止めされている。こうして、下部連結用フレーム10は設置面のすぐ上に位置するとともに、薄いため、その上をショッピングカート20のキャスタ22が楽に乗り越えられる。
キャスタ停止用フレーム11は、左右のキャスタ規制用フレーム2の進入奥付近を連結して前記左右間隔を維持するとともに、進入した最先のショッピングカート20のキャスタ22(前輪)を当接させて停止させるものである。キャスタ停止用フレーム11は外直径20〜30mmのステンレス鋼製の丸パイプ形材からなり、左右の端部が偏平に潰されているいるとともに左右のキャスタ規制用フレーム2にネジ止めされている。
上部連結用フレーム12は、左右の前柱部の上部を連結するものである。上部連結用フレーム12は外直径20〜30mmのステンレス鋼製の丸パイプ形材からなり、左右の端部に固定された取付金具を介して左右の前柱部にネジ止めされている。
以上のように構成された本実施例のカートゲート1によれば、次の作用効果が得られる。
(1)キャスタ規制用フレーム2は、断面寸法が従来のキャスタ規制用フレーム2の断面寸法と同程度又はそれ以下であるため、スペースは増加せず、むしろ減少可能である。
(2)キャスタ規制用フレーム2は、断面寸法が従来と同程度以下でありながら、断面形状がゲート内側の脚3が上底5へ向かってゲート外側へ傾斜した台形であるため、ショッピングカート20をゲート内部に進入させるときや、ネスティングされた複数台のショッピングカート20をゲート内部から引き出すときに、キャスタ22の車輪26の外周部がキャスタ規制用フレーム2のゲート内側の角にぶつかる強さが軽減され、ブレーキとなりにくい。このため、ショッピングカート20を動かしやすく、高分子材料で形成された車輪26の外周部が傷付きにくい。
(3)キャスタ規制用フレーム2は、断面寸法が従来と同程度以下でありながら、断面形状が上記台形であるため、フレーム自体の安定性が高い。
なお、本考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、例えば次のように、考案の趣旨から逸脱しない範囲で、適宜変更して具体化することもできる。
(1)図3(b)に示すように、キャスタ規制用フレーム2の断面形状を、ゲート内側の脚3が実施例と同じく上底5へ向かってゲート外側へ傾斜し、ゲート外側の脚4が鉛直である台形とすること。
(2)3本以上のキャスタ規制用フレーム2を所定の左右間隔をおいて設置して、カートを進入させる列を2つ以上にしたカートゲート1とすること。
1 カートゲート
2 キャスタ規制用フレーム
3 (ゲート内側の)脚
4 (ゲート外側の)脚
5 上底
6 本体規制用フレーム
7 前支柱部
8 後支柱部
9 規制部
10 下部連結用フレーム
11 キャスタ停止用フレーム
12 上部連結用フレーム
20 ショッピングカート
21 本体
22 キャスタ
26 車輪

Claims (3)

  1. 本体(21)とキャスタ(22)とを備えるカート(20)をゲート内部に進入させ、ネスティングされた複数台のカート(20)を保持するカートゲート(1)であって、
    カート置き場の設置面のすぐ上に所定の左右間隔をおいて設置されて、前記複数台のカート(20)のキャスタ(22)の側方移動を規制する、左右のキャスタ規制用フレーム(2)と、
    左右のキャスタ規制用フレーム(2)に立設されて、前記複数台のカート(20)の本体(21)の側方移動を規制する、左右の本体規制用フレーム(6)とを含むカートゲート(1)において、
    左右のキャスタ規制用フレーム(2)は、断面形状がゲート内側の脚(3)が上底(5)へ向かってゲート外側へ傾斜した台形であり、断面寸法が高さ5〜40mm、下幅35〜80mmであることを特徴とするカートゲート。
  2. 前記ゲート内側の脚(3)の傾斜角は、鉛直線に対して15〜45°である請求項1又は2記載のカートゲート。
  3. 前記ゲート内側の脚(3)の傾斜角は、鉛直線に対して20〜40°である請求項1又は2記載のカートゲート。
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