JP3218815U - マッサージ機能付き電気ストレートヘアコーム - Google Patents

Abstract

【課題】マッサージ機能付き電気ストレートヘアコームを提供する。
【解決手段】上方ハウジング１２と下方ハウジング１３からなるハウジングを備え、ハウジング内に発熱体１５、断熱板１６及び回路基板１７が設けられ、発熱体と回路基板は電気的に接続され、上方ハウジングに、回路基板に電気的に接続される電源ボタン１４が設けられ、ハウジングの一端に回転部１９が設けられ、回転部が上方ハウジングの一端に固定された回転板１８を介して上方ハウジングに接続され、上方ハウジングに歯部８が設けられ、歯部の外周壁に複数の火傷防止用外周歯９が設けられ、歯部に複数の中空柱型の歯７が設けられ、中空柱型の歯は火傷防止用外周歯の内側に位置し、それぞれの中空柱型の歯内に櫛歯ヘッド１が嵌設され、櫛歯ヘッドの下端にスナップ４が設けられ、スナップの上部に係合溝が設けられ、スナップの下部に案内柱が設けられ、スナップには係合溝を介してばね２が接続され、ばねの下端にフック３が設けられる。
【選択図】図４

Description

本考案はストレートヘアコームの技術分野に属し、特にマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームに関する。

ストレートヘアコームはヘアアイロンとも呼ばれ、電気エネルギーを熱エネルギーに変換する原理で櫛歯を発熱させてストレートヘア機能を実現し、髪の毛をストレートにするための高温電子製品である。主に、発熱体によって熱を金属板又はセラミック板の表面に伝導し、一般的に、表面温度は２００℃程度に設定され、温度が２００℃程度に達するアイロンによってロールヘアをストレートにする。この技術は１９９５年に美域科技開発有限公司により最初に製作されており、現在世界中に普及している。

しかしながら、従来技術のマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームは、櫛歯ヘッドが一般的に固定式のものであり、又はシリコーン製のものであり、浮動弾性機能を有しない。

本考案は、上記従来技術の欠点に対して、櫛歯ヘッドを浮動させることができるマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームを提供することを目的とする。
上記目的を実現するために、本考案は以下の技術案を採用する。

マッサージ機能付き電気ストレートヘアコームは、上方ハウジングと下方ハウジングからなるハウジングを備え、前記ハウジング内に発熱体、断熱板及び回路基板が設けられ、前記発熱体と回路基板は電気的に接続され、前記上方ハウジングに、回路基板に電気的に接続される電源ボタンが設けられ、前記ハウジングの一端に回転部が設けられ、前記回転部が上方ハウジングの一端に固定された回転板を介して上方ハウジングに接続され、前記上方ハウジングに歯部が設けられ、前記歯部の外周壁に複数の火傷防止用外周歯が設けられ、前記歯部に複数の中空柱型の歯が設けられ、前記中空柱型の歯は火傷防止用外周歯の内側に位置し、それぞれの前記中空柱型の歯内に櫛歯ヘッドが嵌設され、前記櫛歯ヘッドの下端にスナップが設けられ、前記スナップの上部に係合溝が設けられ、前記スナップの下部に案内柱が設けられ、前記スナップには係合溝を介してばねが接続され、前記ばねの下端にフックが設けられ、前記フックが歯部に設けられた歯孔と嵌合することにより歯部に固定される。

本考案の他の技術案において、前記櫛歯ヘッドの上端に弧状凸面が設けられる。

本考案の別の技術案において、前記歯部はアルミニウムで製造されるものである。

本考案の更なる技術案において、前記中空柱型の歯は歯部に均一に分布している。

本考案は以下の有益な効果を有する。本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームは、頭への接触の快適さを向上させ、各櫛歯ヘッドに１本のばねが配置され、且つすべての櫛歯ヘッドの位置する面は曲線形になり、頭の形に応じて変化でき、髪の毛を引く時の接触感が良好であり、髪の毛を挟み、髪の毛をむしるという現象がない。本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームによって、使用者の髪の毛をストレートにする時の快適さを向上し、効果を向上することができる。

本考案の実施例又は従来技術の技術案をより明瞭に説明するために、以下に実施例又は従来技術の記述に必要な図面を簡単に説明するが、明らかなように、以下に説明される図面は単に本考案の一部の実施例であり、当業者にとって、創造的な労働を必要とせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
図１は本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームの立体構造模式図である。 図２は本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームの正面図である。 図３は本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームの側面図である。 図４は本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームの分解構造模式図である。 図５は本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームの櫛歯ヘッド及びばねの構造模式図である。 図６は本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームの歯部の立体構造模式図である。 図７は本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームの歯部の正面図である。 図８は図７のＡ−Ａ線に沿う断面図である。

本考案の目的、技術案及び利点をより明瞭にするために、以下、図面及び実施例を参照して本考案を更に詳細に説明する。なお、ここで説明される具体的な実施例は本考案を解釈するためのものであり、本考案を限定するためのものではない。

本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームは、図１−８に示すように、上方ハウジング１２と下方ハウジング１３からなるハウジング１１を備え、ハウジング１１内に発熱体１５、断熱板１６及び回路基板１７が設けられ、発熱体１５と回路基板１７は電気的に接続され、上方ハウジング１２に回路基板１７に電気的に接続される電源ボタン１４が設けられ、ハウジング１１の一端に回転部１９が設けられ、回転部１９が上方ハウジング１２の一端に固定された回転板１８を介して上方ハウジング１２に接続され、上方ハウジング１２に歯部８が設けられ、好ましくは、歯部８はアルミニウムで製造されるものであり、歯部８の外周壁に複数の火傷防止用外周歯９が設けられ、歯部８に複数の中空柱型の歯７が設けられ、中空柱型の歯７は火傷防止用外周歯９の内側に位置し、中空柱型の歯７は歯部８に均一に分布し、それぞれの中空柱型の歯７内に櫛歯ヘッド１が嵌設され、櫛歯ヘッド１の上端に弧状凸面１０が設けられ、櫛歯ヘッド１の下端にスナップ４が設けられ、スナップ４の上部に係合溝５が設けられ、スナップ４の下部に案内柱６が設けられ、スナップ４には係合溝５を介してばね２が接続され、ばね２の下端にフック３が設けられ、フック３が歯部８に設けられた歯孔２０と嵌合することにより歯部８に固定される。

本考案の作動原理については、ばね２の第１リングによって案内柱６を経由してスナップ４の係合溝５に設けられ、係合溝５がばね２の脱落を防止でき、ばね２の下端のフック３が歯孔２０内に設けられ、歯孔２０が逆方向にばね２を掛けることができる。ばね２を介して歯部８に接続され、ばねフックの形態で櫛歯ヘッド１の位置決めを実現し、それにより櫛歯ヘッド１が弾性を有する。

本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームは、頭への接触の快適さを向上させ、各櫛歯ヘッド１に１本のばね２が配置され、且つすべての櫛歯ヘッド１に弧状凸面１０が設けられ、櫛歯ヘッド１の位置する面は曲線形になり、頭の形に応じて変化でき、髪の毛を引く時の接触感が良好であり、髪の毛を挟み、髪の毛をむしるという現象がない。本考案に係るマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームによって、使用者の髪の毛をストレートにする時の快適さを向上し、効果を向上することができる。

なお、本考案の説明において、用語「上端」、「下端」、「下方」、「上」、「内」、「両端」などに指示される方位又は位置関係は図面に基づいて示される方位又は位置関係であり、装置又は素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構成し及び操作することを指示しない又は指摘せず、本考案を容易に説明し及び説明を簡略化させるために使用され、したがって、本考案を制限するものであると理解してはならない。

本考案において、明確に規定及び限定されていない場合、「設けられる」、「接続」、「固定」、「嵌設」等の用語は広い意味を持っている。例えば、固定して接続されてもよいし、取り外し可能に接続され、又は一体的に接続されてもよい。機械的に接続されてもよいし、電気的に接続されてもよい。直接接続されてもよいし、媒体を介して間接的に接続されてもよい。２つの素子の内部の連通又は２つの素子の相互作用関係であってもよい。明確に限定しない限り、当業者は、具体的な状況に基づいて上記用語の本考案における具体的な意味を理解することができる。

以上の前記実施例は本考案の実施形態を説明するためのものであり、その説明は具体的で詳細であるが、本考案の範囲を制限するためのものであると理解してはならない。なお、当業者にとっては、本考案の構想を逸脱しない範囲において、複数の変形と改良を行うことができ、これらは本考案の保護範囲に属する。従って、本考案の保護範囲は添付請求項に従うものとする。

１ 櫛歯ヘッド
２ ばね
３ フック
４ スナップ
５ 係合溝
６ 案内柱
７ 中空柱型の歯
８ 歯部
９ 火傷防止用外周歯
１０ 弧状凸面
１１ ハウジング
１２ 上方ハウジング
１３ 下方ハウジング
１４ 電源ボタン
１５ 発熱体
１６ 断熱板
１７ 回路基板
１８ 回転板
１９ 回転部
２０ 歯孔

Claims (4)

1. 上方ハウジングと下方ハウジングからなるハウジングを備え、前記ハウジング内に発熱体、断熱板及び回路基板が設けられ、前記発熱体と回路基板は電気的に接続され、前記上方ハウジングに、回路基板に電気的に接続される電源ボタンが設けられ、前記ハウジングの一端に回転部が設けられ、前記回転部が上方ハウジングの一端に固定された回転板を介して上方ハウジングに接続されるマッサージ機能付き電気ストレートヘアコームであって、前記上方ハウジングに歯部が設けられ、前記歯部の外周壁に複数の火傷防止用外周歯が設けられ、前記歯部に複数の中空柱型の歯が設けられ、前記中空柱型の歯は火傷防止用外周歯の内側に位置し、それぞれの前記中空柱型の歯内に櫛歯ヘッドが嵌設され、前記櫛歯ヘッドの下端にスナップが設けられ、前記スナップの上部に係合溝が設けられ、前記スナップの下部に案内柱が設けられ、前記スナップには係合溝を介してばねが接続され、前記ばねの下端にフックが設けられ、前記フックが歯部に設けられた歯孔と嵌合することにより歯部に固定されることを特徴とするマッサージ機能付き電気ストレートヘアコーム。
2. 前記櫛歯ヘッドの上端に弧状凸面が設けられることを特徴とする請求項１に記載のマッサージ機能付き電気ストレートヘアコーム。
3. 前記歯部はアルミニウムで製造されるものであることを特徴とする請求項２に記載のマッサージ機能付き電気ストレートヘアコーム。
4. 前記中空柱型の歯は歯部に均一に分布していることを特徴とする請求項３に記載のマッサージ機能付き電気ストレートヘアコーム。