JP3218749U - 三脚 - Google Patents

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彰英 井上
彰英 井上
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Abstract

【課題】接地面積の確保が困難な凹凸の激しい傾斜面を含む多様な接地面に対して安定した撮影位置を確保することができる三脚を提供する。
【解決手段】カメラを支持する雲台と、雲台の下面に固定された支持部と、支持部に基端が回動可能に支持された三本の脚部と、三本の脚部の先端に設けられた石突部と、を備え、石突部は、被接地面部21aを有する第1石突部21と、第1石突部21の被接地面部21aから出没可能に形成された軸状の第2石突部22と、備える。
【選択図】図5

Description

本考案は、三脚に関し、特に、撮影時の足場の状況に対応することができる三脚に関する。
従来から、各種カメラによって撮影を行う際、撮影位置を安定させるために、雲台にカメラを固定することができる三脚を用いることが周知である。
また、このような三脚の各脚部は連動した角度で開脚・閉脚する。そして、その各脚部の開脚角度に応じた脚部と地面とでなす角度は、各脚部の先端にボールジョイント方式で変更自在な截頭円錐体のゴム式石突などで三脚の傾きを補正可能としている。
しかしながら、一般的な観光地や公共施設等で三脚を用いる場合には、このような周知のゴム式石突で対応は可能であるが、極端な傾斜面等にまで対応することができず、不安定な使用状態となってしまうという問題が生じていた。
そこで、被接地面積を拡大し草履状に形成した石突とすることによって傾斜面での対応を可能としたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
実公昭44−016307号公報 実全昭48−014234号公報
しかしながら、このような先行技術文献に開示の三脚にあっては、単に被接地面積を広げただけであるので、例えば、岩場や岩礁といった凹凸の激しい傾斜面においては、逆に不安定となってしまうという問題があった。
本考案の課題は、上述のような課題を解決するために、接地面積の確保が困難な凹凸の激しい傾斜面を含む多様な接地面に対して安定した撮影位置を確保することができる三脚を提供することにある。
本考案に係る三脚は、上記目的を達成のため、カメラを支持する雲台と、前記雲台の下面に固定された支持部と、前記支持部に基端が回動可能に支持された三本の脚部と、前記三本の脚部の先端に設けられた石突部と、を備え、前記石突部は、被接地面部を有する第1石突部と、前記第1石突部の被接地面部から出没可能に形成された軸状の第2石突部と、備えるものである。
本考案に係る三脚は、支持部に三本の脚部が回動可能に支持されており、この三本の脚部を回動させることにより、所望の角度に開いた開脚状態(使用状態)と、互いに略平行な角度に閉じた閉脚状態(収納状態)とに変更することができる。
そして、その開脚状態において、三脚をセットするための接地面が平地面若しくは緩やかな傾斜面等であった場合、第1石突部の被接地面部を接地面に当接させることで撮影を行うための撮影位置を安定させることができる。
一方、三脚をセットするための接地面が不規則な凹凸面や傾斜面であった場合、第1石突部から第2石突部を突出させ、この第2石突部の先端部を凹凸面や傾斜面に突き当てることで撮影位置を安定させることができる。
請求項2記載の考案は、前記石突部は、前記三本の脚部の先端に設けられた固定側の自在継手部と、前記固定側の自在継手部に一端が接続される連結部と、前記連結部の他端に保持される連結側の自在継手部と、前記連結側の自在継手部に基端が保持される前記第2石突部と、前記第2石突部に軸線方向に沿って変位可能に保持されて前記第2石突部の先端部を出没させ得るように形成された前記第1石突部と、を備えるものである。
したがって、三本の脚部に対して第2石突部の相対角度を、1つの連結部と2つの自在継手部を介して2段階で変更可能とし、第1石突部の被接地面部を接地面に沿わせる、或いは、第2石突部の軸線を接地面に対して交差させる、ことができる。
請求項3記載の考案は、前記石突部は、前記三本の脚部の先端に設けられた固定側の自在継手部と、前記固定側の自在継手部に一端が接続される連結部と、前記連結部の他端に一端側の自在継手部が保持される延長用継手部と、前記延長用継手部の他端側の自在継手部に一端が接続される延長用の連結部と、前記延長用の連結部の他端に保持される連結側の自在継手部と、前記連結側の自在継手部に基端が保持される前記第2石突部と、前記第2石突部に軸線方向に沿って変位可能に保持されて前記第2石突部の先端部を出没させ得るように形成された前記第1石突部と、を備えるものである。
したがって、三本の脚部に対して第2石突部の相対角度を、2つの連結部と、1つの延長部と、4つの自在継手部と、を介して多段階で変更可能とし、第1石突部の被接地面部を接地面に沿わせる、或いは、第2石突部の軸線を接地面に対して交差させる、ことができる。
請求項4記載の考案は、前記第2石突部は、先端に向かって収れんするテーパ状に形成された先端部を備える、ものである。
したがって、第2石突部の先端部は、例えば、円錐状に先端が尖るように収れんしたテーパ状を呈している。
請求項5記載の考案は、前記固定側の自在継手部は、前記第2石突部の基端を保持する保持穴部を備える、ものである。
したがって、自在継手部は、第2石突部を直接保持する場合と、連結部を接続する場合と、で使い分けをすることができる。
請求項6記載の考案は、前記連結部は、前記自在継手部を挟持する一対のプレート部と、前記一対のプレート部の対向間隔を調整する調整部と、を備えるものである。
したがって、連結部は、自在継手部を挟持している状態で、その対向間隔を調整部で調整することにより、自在継手部の角度の変更を許容し、所望の角度で固定する。
本考案によれば、三脚の開脚状態において、三脚をセットするための接地面が平地面若しくは緩やかな傾斜面等であった場合、第1石突部の被接地面部を接地面に当接させることで撮影を行うための撮影位置を安定させることができ、三脚をセットするための接地面が不規則な凹凸面や傾斜面であった場合、第1石突部から第2石突部を突出させ、この第2石突部の先端部を凹凸面や傾斜面に突き当てることで撮影位置を安定させることができるため、接地面積の確保が困難な凹凸の激しい傾斜面を含む多様な接地面に対して安定した撮影位置を確保することができる。
請求項2記載の考案によれば、三本の脚部に対して第2石突部の相対角度を、1つの連結部と2つの自在継手部を介して2段階で変更可能とし、第1石突部の被接地面部を接地面に沿わせる、或いは、第2石突部の軸線を接地面に対して交差させることにより、三脚と凹凸面又は傾斜面との相対位置が複雑となってしまう接地面に対しても安定した撮影位置を確保することができる。
請求項3記載の考案によれば、三本の脚部に対して第2石突部の相対角度を、2つの連結部と、1つの延長部と、4つの自在継手部と、を介して多段階で変更可能とし、第1石突部の被接地面部を接地面に沿わせる、或いは、第2石突部の軸線を接地面に対して交差させることにより、例えば、岩礁等の激しい凹凸面に対して、小さい凸部を避けたうえで凹面等に第1石突部又は第2石突部を用いて安定した撮影位置を確保することができる。
請求項4記載の考案によれば、第2石突部の先端部は、例えば、円錐状に先端が尖るように収れんしたテーパ状を呈していることにより、先端部を凹凸面に対して引っ掛ける或いは突き当てるだけで安定した撮影位置を確保することができる。
請求項5記載の考案によれば、自在継手部は、第2石突部を直接保持する場合と、連結部を接続する場合と、で使い分けることにより、接地面積が広い場合には第2石突部を直接保持して第1石突部又は第2石突部を用いて安定した撮影位置を確保することができ、凹凸面や傾斜面等の接地面積が狭い場合には第2石突部の角度を変更したうえで、第1石突部又は第2石突部を用いて安定した撮影位置を確保することができる。
請求項6記載の考案によれば、連結部は、自在継手部を挟持している状態で、その対向間隔を調整部で調整することにより、簡単な操作で自在継手部の角度の変更を許容し、かつ、所望の角度で固定することができる。
本考案に係る三脚の一実施の形態におけるカメラ支持状態示す三脚の正面図である。 本考案に係る三脚の一実施の形態における石突部に適用可能な各部品の一例を示し、(A)は固定用継手部の断面図、(B)は石突部本体の断面図、(C)は連結部の断面図、(D)は連結用継手部の断面図、(E)は延長用継手部の断面図、である。 本考案に係る三脚の一実施の形態における石突部を直接保持した状態を示し、(A)は先端部を突出させた状態の脚部の拡大断面図、(B)は先端部を埋没させた状態の脚部の拡大断面図である。 本考案に係る三脚の一実施の形態における連結部を含む石突部を示す脚部の拡大断面図ある。 本考案に係る三脚の一実施の形態における第2石突部による岩礁への突き当て状態の一例を示す説明図である。 本考案に係る三脚の一実施の形態における第2石突部による岩礁への突き当て状態の他例を示す説明図である。
次に、本考案に係る一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1において、三脚10は、カメラ1を支持する雲台11と、雲台11の下面に固定された支持部12と、支持部12に基端13aが回動可能に支持された三本の脚部13と、脚部13の先端に設けられた石突部14と、を備える。
雲台11は、詳細な構成の図示は省略するが、カメラ1を螺子等で固定したうえで、カメラ1を上下方向並びに左右方向に回転させて向きを調整可能に支持する公知のカメラ用雲台を用いることができる。
支持部12は、雲台11の下面に固定された台状若しくは図示しない下向きのシャフト状のものを用い、三本の脚部13の基端13aを軸13bを介して回動可能に支持する。なお、支持部12がシャフト状に形成された場合には、三本の脚部13は、その下端付近で回動可能に接続固定される。また、三本の脚部13の回動角度、すなわち、開脚状態と閉脚状態との間で連動させる場合には、シャフト状又は台状の支持部12に別途設けた下向きのシャフトに連結部材(図示せず)を設ける。なお、これらの構成は、何れも公知の構成を用いることができる。
三本の脚部13は、何れも同一の構成の用いることができ、例えば、径の異なる複数の中空シャフト15A,15Bを内外で連結して伸縮可能とし、締結部材15Cによりその長さを適宜調整可能に構成されている。なお、三本の脚部13の具体的な構成、例えば、中空シャフト15A,15Bの断面形状(例えば、真円・楕円・台形等)や太さ、或いは、連結本数等は任意であり、カメラ1の支持許容サイズ、目的等に応じて公知の構成を用いることができる。
次に、石突部14の具体的な実施例を説明する。石突部14は、例えば、三脚10を用いる周辺環境に応じて各種パターンに変更可能となっている。なお、石突部14は、一本の脚部13に対して、それぞれ以下に示す一つのユニット状の石突部14を適宜組み合わせて用いることができる。したがって、以下の説明においては、その一つのユニット状の石突部14を例に説明する。
具体的には、石突部14は、図2(A)に示す一つの固定用継手部16と、図2(B)に示す一つの石突部本体17と、図2(C)に示す一つ以上の連結部18と、図2(D)に示す一つ以上の連結用継手部19と、図2(E)に示す一つ以上の延長用継手部20と、を備える。
固定用継手部16は、例えば、図3及び図4に示すように、脚部13の先端(中空シャフト15Bの先端)に配置される円柱状の接続部16aと、必要に応じて接続部16aを脚部13の軸線周りで回転操作するための操作部16bと、略球体状の自在継手部(固定側の自在継手部)16cと、を備える。なお、自在継手部16cは、径方向両端部を切り欠いた状態の球体形に形成されている。
石突部本体17は、第1石突部21と第2石突部22とを備える。
第1石突部21は、例えば、図3(B)に示すように、比較的平らな面積を有する接地面2に対して接地可能な被接地面部21aを有するように截頭円錐形状に形成されており、ゴム等の弾性を有する材質のものから構成されている。第1石突部21は、ゴム等の弾性を有する材質のものから構成した場合、例えば、硬質樹脂や金属から構成されたスリーブ部材23が芯材として用いられる。
第2石突部22は、例えば、アルミやステンレス等の腐食し難い金属から構成され、外周に雄ネジ加工を施した基端側接続部22aと、スリーブ部材23をネジ結合等によって軸線方向に沿って変位可能に保持する円柱状の軸部22bと、先端に向かって収れんするテーパ状(円錐状)に形成された先端部22cと、を一体に備える。
第2石突部22は、上述したネジ結合等によって第1石突部21を軸線方向に沿って変位可能に保持するように形成されているため、例えば、図3(A)及び図4に示すように、円錐状の先端部22cが突出した状態と、図3(B)に示すように、円錐状の先端部22cが埋没した状態と、に変更可能に構成されている。なお、第1石突部21の変位は、例えば、上限ワッシャ24及び下限ワッシャ25によって上限位置と下限位置とを規制することができる。
図4に示すように、連結部18は、一対のプレート部26,27と、一対のプレート部26,27の対向間隔を調整する調整部28と、を備える。
プレート部26,27は、両端付近に形成されてプレート同士で対向する内面側に拡開傾斜する保持開口部26a,26b及び保持開口部27a,27bを備える。
調整部28は、プレート部26,27の中央を貫通するネジシャフト29と、ネジシャフト29の先端と螺合する間隔調整用の操作部30と、一対のプレート部26,27を離間させる方向に付勢するコイルスプリング31と、を備える。
調整部28は、操作部30を適宜回転させることにより、一対のプレート部26,27の対向間隔を調整することができる。したがって、ネジシャフト29は、例えば、操作部30を軸回りで回転させた際に軸回りの回転(連れ回り)を阻止し、かつ、一方のプレート部27に対して軸線方向に沿う変位を阻止するように、CリングやEリング(ともに図示せず)等によって一方のプレート部27に支持されているのが好ましい。
連結用継手部19は、略球体状の自在継手部(連結側の自在継手部)19aを備える。なお、自在継手部19aは径方向両端部を切り欠いた状態の球体形として形成されている。
図2(E)に示すように、延長用継手部20は、例えば、シャフト部20aの両端に自在継手部(一端側及び他端側の自在継手部)20b,20cを設けた略バーベル状を呈している。なお、自在継手部20b,20cは、径方向一端部を切り欠いた状態の球体形に形成されている。
なお、図2(A)及び図4に示す固定側の自在継手部16c、図2(D)及び図4に示す連結側の自在継手部19a、図2(E)に示す延長用継手部20の一端側の自在継手部20b及び他端側の自在継手部20cは、その一部を切り欠いた端面に開口して第2石突部22の基端側接続部22aを保持する保持穴部32と、ゴムリング33と、を備える。
ゴムリング33は、一対のプレート部26,27の対向する保持開口部26a,27a及び保持開口部26b,27bに対して、プレート間隔に応じて圧縮され、連結側の自在継手部19a、延長用継手部20の一端側の自在継手部20b及び他端側の自在継手部20cの挟持力を可変とするものである。
このような基本構成において、石突部14は、被接地面部21aを有する第1石突部21と、第1石突部21の被接地面部21aから円錐状の先端部22cが出没可能に形成された横断面円形軸状の第2石突部22と、備えるものである。
本考案に係る三脚10は、支持部12に三本の脚部13か回動可能に支持されており、この三本の脚部13を回動させることにより、所望の角度に開いた開脚状態(使用状態)と、互いに略平行な角度に閉じた閉脚状態(収納状態)とに変更することができる。
そして、その開脚状態において、例えば、図3(B)に示すように、三脚10の接地面2が平地面若しくは緩やかな傾斜面等であった場合、第1石突部21の被接地面部21aを接地面2に当接させることで撮影を行うための撮影位置を安定させることができる。
一方、図3(A)に示すように、三脚10の接地面3が不規則な凹凸面や傾斜面であった場合、第1石突部21から第2石突部22を突出させ、この第2石突部22の先端部22cを凹凸面や傾斜面等の接地面3に突き当てることで撮影位置を安定させることができる。
また、図4に示すように、石突部14は、三本の脚部13の先端に設けられた固定側の自在継手部16cと、固定側の自在継手部16cに一端が接続される連結部18と、連結部18の他端に保持される連結側の自在継手部19aと、連結側の自在継手部19aに基端が保持される第2石突部22と、第2石突部22に軸線方向に沿って変位可能に保持されて第2石突部22の先端部22cを出没させ得るように形成された第1石突部21と、を備える。
したがって、図1及び図5に示すように、三本の脚部13に対して第2石突部22の相対角度を、1つの連結部18と2つの自在継手部16c、19aを介して2段階で変更が可能であり、図3(B)に示すように、第2石突部22の先端部22cを埋没させた第1石突部21の被接地面部21aを接地面2に沿わせるようにすることもでき、或いは、図5に示すように、第1石突部21から突出させた第2石突部22の先端部22cを接地面3に対して突き刺すように配置させることもできる。
固定側の自在継手部16cは、第2石突部22の基端を保持する保持穴部32を備えることにより、固定側の自在継手部16cは、第2石突部22を直接保持する場合と、連結部18を接続する場合と、で使い分けをすることができる。
したがって、三本の脚部13に対して第2石突部22の相対角度を、2つの連結部18と、1つの延長部と、4つの自在継手部と、を介して多段階で変更可能とし、第1石突部21の被接地面部21aを接地面2に沿わせる、或いは、第2石突部22の軸線を接地面3に対して交差させる、ことができる。
これにより、例えば、図5に示すように、凹凸の激しい岩場や海中の岩礁のような場所であっても、例えば、石突部本体17の角度を変更することにより、第2石突部22の先端部22cを傾斜した接地面3に突き当てることによって、撮影を行うための撮影位置を安定させることができる。
なお、図6に示すように、一つの固定用継手部16と、一つの石突部本体17と、二つの連結部18a、18bと、二つの連結部18a、18bを接合する一つの延長用継手部20とを用い、固定用継手部16、連結部18、延長用継手部20、(第2の)連結部18、石突部本体17の順で連結する使用形態とすることも可能である。
すなわち、石突部14は、三本の脚部13の先端に設けられた固定側の自在継手部16cと、固定側の自在継手部16cに一端が接続される連結部18aと、連結部18aの他端に一端側の自在継手部が保持される延長用継手部20と、延長用継手部20の他端側の自在継手部に一端が接続される第2連結部18bと、第2連結部18bの他端に保持される連結側の自在継手部19aと、連結側の自在継手部19aに基端が保持される第2石突部22と、第2石突部22に軸線方向に沿って変位可能に保持されて第2石突部22の先端部22cを出没させ得るように形成された第1石突部21とを備えるように構成することもできる。
これにより、連結部18a、18b、延長用継手部20及び石突部本体17を、軸方向に沿って多段階に屈曲させて使用することができるため、岩場や岩礁の状態に応じた使用形態に対応することができ、より様々な撮影環境に応じて適切に設置できる三脚を提供することができる。
1 カメラ
2 接地面
3 接地面
10 三脚
11 雲台
12 支持部
13 脚部
13a 基端
13b 軸
14 石突部
15A 中空シャフト
15B 中空シャフト
15C 締結部材
16 固定用継手部
16a 接続部
16b 操作部
16c 自在継手部
17 石突部本体
18 連結部
19 自在継手部
19a 自在継手部
20 延長用継手部
20a シャフト部
20b 自在継手部
20c 自在継手部
21 第1石突部
21a 被接地面部
22 第2石突部
22b 軸部
22c 先端部
23 スリーブ部材
24 上限ワッシャ
25 下限ワッシャ
26 プレート部
26a 保持開口部
26b 保持開口部
27 プレート部
27a 保持開口部
27b 保持開口部
28 調整部
29 ネジシャフト
30 操作部
31 コイルスプリング
32 保持穴部
33 ゴムリング

Claims (6)

  1. カメラを支持する雲台と、
    前記雲台の下面に固定された支持部と、
    前記支持部に基端が回動可能に支持された三本の脚部と、
    前記三本の脚部の先端に設けられた石突部と、
    を備え、
    前記石突部は、
    被接地面部を有する第1石突部と、
    前記第1石突部の被接地面部から出没可能に形成された軸状の第2石突部と、
    備えることを特徴とする三脚。
  2. 前記石突部は、
    前記三本の脚部の先端に設けられた固定側の自在継手部と、
    前記固定側の自在継手部に一端が接続される連結部と、
    前記連結部の他端に保持される連結側の自在継手部と、
    前記連結側の自在継手部に基端が保持される前記第2石突部と、
    前記第2石突部に軸線方向に沿って変位可能に保持されて前記第2石突部の先端部を出没させ得るように形成された前記第1石突部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の三脚。
  3. 前記石突部は、
    前記三本の脚部の先端に設けられた固定側の自在継手部と、
    前記固定側の自在継手部に一端が接続される連結部と、
    前記連結部の他端に一端側の自在継手部が保持される延長用継手部と、
    前記延長用継手部の他端側の自在継手部に一端が接続される延長用の連結部と、
    前記延長用の連結部の他端に保持される連結側の自在継手部と、
    前記連結側の自在継手部に基端が保持される前記第2石突部と、
    前記第2石突部に軸線方向に沿って変位可能に保持されて前記第2石突部の先端部を出没させ得るように形成された前記第1石突部と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の三脚。
  4. 前記第2石突部は、
    先端に向かって収れんするテーパ状に形成された先端部を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1の請求項に記載の三脚。
  5. 前記固定側の自在継手部は、
    前記第2石突部の基端を保持する保持穴部を備える、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の三脚。
  6. 前記連結部は、
    前記自在継手部を挟持する一対のプレート部と、
    前記一対のプレート部の対向間隔を調整する調整部と、
    を備えることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1の請求項に記載の三脚。
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