JP3218210U - シャツ用留具 - Google Patents

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Abstract

【課題】首元のボタン開放時における襟元が開いたシャツのボタンとボタン穴とに取り付けて、装飾的効果や着用の意義を加味できるシャツ用留具を提供する。
【解決手段】シャツ用留具10は、前方からシャツのボタン穴又は前立てに位置決めすることが可能なボタン穴固定部11と、ボタンをシャツ生地に縫い付けた糸を回避してボタンを受容し前後方向の移動を規制するボタン引掛部12と、ボタン穴固定部とボタン引掛部とを横方向に連結した板状部13と、で構成される。
【選択図】図2

Description

本考案は、襟元が開いたボタン留めのシャツのボタン及びボタン穴に取り付けて目隠して所謂ノーネクタイ時に装飾的・広告的な機能を与えるシャツ用留具に関する。
近年、夏期のクールビズ期間中は業務中であってもシャツの襟元を開いた開襟状態で過ごし、ネクタイ着用を日常としないスタイルが省エネの観点から積極的に推進されている。しかしながら、従来、フォーマルな状況下ではネクタイ着用を習慣化していた者にとっては所謂ノーネクタイに多少の不安やもの足りなさを感じる場合もある。
また、ビジネスで着用するシャツの場合、ネクタイ着用の方が装飾的にも優位なものが多く、その一方、ノーネクタイを常態としてデザインしたカジュアルな開襟シャツを業務中に着用することにはいまだ抵抗がある者、業種が多いという事実もある。これらのことは、「開襟であること」、「ボタン穴」を見えていることとへの抵抗感に依拠すると考えられる。過去には、クールビス期間中に開襟をしないマオカラーシャツのごときを着用する動きもみられたこともその証左であると言える。
一方、業務時の着用物は業務に対するメリットや社会的に意義が付加され脱着が容易なもの場合、着用に対する抵抗感が大幅に減ることも事実である。例えば、赤い羽根やピンクリボン、自己の会社の広告媒体、首掛け社員証などである。さらに、これに装飾的効果が加味される場合、むしろ積極的に着用を好むものである。
特開2014−62345号公報 特開2005−253761号公報 特開2017−18545号公報
本考案は、襟元が開いたシャツ(以下、「開襟シャツ」とも称する)の開襟部の一部及びボタン穴を覆いながら、装飾的効果や着用の意義を加味し得るシャツ用留具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は創作されたものであり、
襟元が開いたシャツの所定のボタンと該ボタンに対応するボタン穴が設けられる上前立てとに取り付けられるシャツ用留具であって、
前記ボタン及び前記ボタン穴又は該ボタン穴が設けられる上前立ての前面を覆って幅方向に延びる板状部と、
少なくとも前記ボタン穴又は該ボタン穴が設けられる上前立てに装着され、前記板状部材の後方で隙間を空けて該板状部材の一端に結合される装着部と、
前記板状部材又は前記装着部に設けられ、前記ボタンを受容するボタン受容部とを備える。
本考案のシャツ用留具によれば、シャツのボタンとボタン穴又は上前立てとに取り付けられて、ボタンを受容し覆うことで対面者から見ると横方向の板状部材が前面に見えるように位置決めされるものである。本シャツ用留具は、簡単な着用操作で開襟状態であることやボタン穴が見えていることへの抵抗感を拭うことができる。また、本シャツ用留具は着用時に前面の表れているのは板状部であり、種々の表示を行うことができるため着用者が意義を見出すものとすることもでき、表示によっては装飾的効果も高いため、むしろ積極的着用を促進する。さらに、セキュリティー面からも個体認識ツールとしての活用も期待できる。
まず、第1の本考案のシャツ用留具は、開襟した首元に装着されるものであり、具体的には、このシャツ用留具は、襟元が開いたシャツのボタンとボタン穴とを留めていない部分のボタンとボタン穴とに取り付けられ、
前記装着部は、前方からシャツのボタン穴又はその周辺の前立てに固定することが可能なボタン穴固定部を有し、
前記ボタン受容部は、前記ボタンと下前立てとの間で該ボタンと該下前立てとを縫い付けた糸を回避して該ボタンを受容し位置決めするボタン引掛部を有し、
前記板状部は、前記ボタン穴固定部とボタン引掛部とを幅方向に連結する。
また、前記ボタン穴固定部と前記ボタン引掛部とは、横方向に50mm以下である、ことが好ましい。
クールビズ時の開襟は、第一ボタン〜第二ボタンまでであり、実際には首元の開襟量に個々に判断しており、概ね50mm以下ということがわかった。首元を開襟する場合、開きすぎると業務上に適した見た目とはならず、概ね限界点が開襟部が逆正三角形程度であることによる。したがって、一般的な各ボタン穴の上下間隔は50mm以下であり、これに基づいく逆正三角形の底辺は50mm以下となる。この50mm以下を本第1のシャツ用留具のボタン穴固定部・ボタン引掛部間の距離としている。
この数値範囲内で数種製品化すると汎用化し易く、本シャツ用留具をコストダウンして使い捨て製品にすることも可能となる。このことは省エネというクールビズの第一義の達成を促進するものであり、社会的要請も大きいと考えられる。
また、前記ボタン穴固定部は、前記板状部の裏面から突出して先端側の頭部が根元側より大きい略鋲形状を有し、前方からボタン穴に挿入して先端がボタン穴の縁部に引掛かることで位置決めされる、ことが好ましい。
本第1のシャツ用留具によれば、ボタン穴固定部が板状部の裏面から突出し先端の頭が大きい形状であるため単にボタン穴に挿入するだけで引掛けることができ、通常のボタン留めと同様の操作で固定することができる。
前記ボタン穴固定部は、開いた襟元から横方向ボタン穴側に侵入させてシャツの上前立てを弾性力により前後方向両側から挟んで固定する挟持手段を有しても良い。
本第1のシャツ用留具によれば、ボタン穴固定部をシャツの前立てに挟んで固定するためユーザがネクタイ着用時に装着するネクタイピンと同様の簡単な操作で固定することができる。
また、前記ボタン引掛部は、前記板状部の裏面から離間して内側方向に開放する開口を有するボタン受容部を設けることができる。
本第1のシャツ用留具によれば、ボタン引掛部が引掛対象となるボタンとシャツとの間に横から差し込むだけでボタンを固定することでき、取り付けが容易である。また、このボタン引掛部の開口は体軸側(内側)にだけ開放されるため、通常、着用者が腕の動作等すると力が作用する開襟方向は開放されずストッパになるため外れ難い。
前記ボタン引掛部は、前記板状部の裏面から離間して前後方向に貫通する開口を有するボタン受容部を設け、該開口はボタン径よりも大きい拡大部を有しても良い。
本第1のシャツ用留具によれば、ボタン引掛部の貫通開口にボタン径よりも大きい拡大部を設けているため通常操作同様にボタンを傾けて入れることができる。
また、前記ボタン引掛部は、前記板状部の裏面から離間して前後方向に貫通する開口を有するボタン受容部を設け、該開口は切込みが設けられ可撓性を有する樹脂製の膜部材で閉鎖され、ても良い。
本第1のシャツ用留具のボタン引掛部の開口は、切込み(スリット)を設けた樹脂製の膜部材で閉鎖している。この構成ではボタンを切込みに押圧しながら挿入することによりボタン受容部内にボタンを固定することができる。
さらに、前記ボタン引掛部は、横方向に延びて上下両側から弾性力によりボタンを一対の挟持部材を設ける、場合もある。
この本第1のシャツ用留具のボタン引掛部は、挟持部材でボタンを上下両側から挟み込むことでボタンを固定する。ボタンの挟持する力は弾性力であり、代表的には挟持部材自体の弾性変形に基づくものである。この構成によれば、ボタンを弾性力で支持するため横方向外側にストッパが存在しなくとも確実にボタンを固定することができる。
また、第2のシャツ用留具は、第1のシャツ用留具同様に開いた襟元に装着するものであるが、第1のシャツ用留具は開いた襟元のボタン留めしていないボタン及びボタン穴(又は下前立て)に装着されるのに対して、第2のシャツ用留具は、開いた襟元のボタン留めしている最上部の位置の上前立て及びボタンに装着されるものである。具体的には、
第2の本考案のシャツ用留具は、襟元が開いたシャツのボタン穴にボタンが挿入・固定されている位置の最も首元に近い最上部位置に取り付けられるシャツ用留具であって、
前記装着部は、幅方向外側からボタンが留められていない穴又は上前立てを挟んで装着することが可能な上前立て固定部であり、
前記ボタン受容部は、前記上前立て固定部又は前記板状部に設けられ、前記上前立て固定部は上前立てに装着された状態で上下方向にスライドさせると、前記ボタンと下前立てとの間で該ボタンと該下前立てとを縫い付けた糸を回避して該ボタンを受容し幅方向の移動を規制する。
上記第2の本考案のシャツ用留具では、開いた襟元のボタン留めしている最上部のボタン及び上前立てに装着するものであり、まず上前立て固定部で上前立てを挟んで幅方向に侵入させ、この状態で上又は下方向にスライドさせてボタン受容部にボタンを収容することで幅方向のズレを防止する構成となっている。この構成のシャツ用留具の場合でも、一番上のボタン留部の目隠しとなり、第1の本考案のシャツ用留具同様に、装飾的・広告的機能をも発揮することができる。
この第2の本考案のシャツ用留具は具体的に、前記上前立て固定部が、前記板状部の一端側を折り曲げて前記板状部と前後方向に隙間を空けて並列して形成され、前記ボタン受容部は、前記板状部に対して前後方向の隙間が拡大する部分(例えば実施形態における外側部114c参照)と、該拡大する部分の幅方向両側に前記板状部に対して前後方向の隙間が縮小する部分(例えば実施形態における外側部114e、114f参照)と、を前記上前立て固定部に設けることで形成されても良い。
また、他の例として前記上前立て固定部は、前記板状部と前後方向に隙間を空けて並列して形成され、前記ボタン受容部は、前記板状部に前方向の上下に開放された凹部分を設けることで形成されても良い。
本考案のシャツ用留具によれば、襟元が開いたシャツの開襟部の一部及びボタン穴を覆いながら、装飾的効果や着用の意義を加味し得るシャツ用留具を提供することができる。
第1の本考案の第1の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図を示している。 第1の本考案の第1の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)背面図、(b)は平面図示している。 第1の本考案の第1の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図を示している。 第1の本考案の第1の実施形態に係るシャツ用留具を装着するシャツを例示した略図を示している。 第1の本考案の第2の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)は背面図、(b)は平面図を示している。 第1の本考案の第3の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)は平面図、(b)は背面図を示している。 図5のシャツ用留具のボタン引掛部の他の例を示す図である。 図5のシャツ用留具のボタン引掛部のさらに他の例を示す図である。 第2の本考案の第1の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)は板状部を除いた背面図、(b)は板状部を除いた平面図、(c)は板状部を除いた底面図を示している。 第2の本考案の第1の実施形態に係るシャツ用留具の板状部を示す図であり、(a)は背面図、(b)は平面図を示している。 図9のシャツ用留具の内側部の他の例を示す図であり、(a)は拡大平面図、(b)及び(c)は拡大背面図を示している。 第2の本考案の第2の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)は板状部を除いた背面図、(b)は板状部を除いた平面図を示している。
上述するように本考案のシャツ用留具は、大きく第1の考案と第2の考案とで構成されている。具体的には、図1〜3及び図5〜図9は第1の本考案の実施形態が示されており、図10〜図11は第2の本考案の実施形態が示されている。
まず、第1の本考案の実施形態の一例であるシャツ用留具10の実施形態について説明する。
図1は第1の実施形態としてのシャツ用留具10の斜視図、図2は(a)にシャツ用留具10の左側面図、(b)にシャツ用留具10の右側面図、図3は(a)にシャツ用留具10の背面図、(b)にシャツ用留具10の平面図が示されている。
シャツ用留具10は、まず略四角形状で前後方向に湾曲し、模様や広告等の表示を付す滑面を前面13aに形成する板状部13を有している。板状部13の裏面13bの両端側の一方には、後方に突出するボタン穴固定部11を有している。このボタン穴固定部11は、板状部13の裏面13b側に末広がり又は略直立する根元部11aと根元部11aの先端から幅方向両側に拡がる傘部11bとで構成されている。傘部11bはボタン穴に挿入できる形状であればよく、代表的には円板状で形成される。
また、板状部13の裏面13bの両端側の他方には、ボタン引掛部12を有しており、裏面13bに溶着又は接着される支持部12aと、支持部12aの幅方向端部(裏面11bの端部)から起立する壁部12bと裏面11bに略平行で壁部12bから幅方向内側に屈曲して延びる第1引掛部12cと第2引掛部12dとを有している。第1引掛部12cと第2引掛部12dとは、それぞれ互いに中央幅方向に隙間を空けて略並行に延びている。
次に、シャツ1にシャツ用留具10を留める位置及び方法について説明する、図4には開襟状態のシャツ1が示されており、点線でシャツ用留具10の位置を示している。図4のシャツ1は第1ボタン6aと第2ボタン6bとがそれぞれ第1ボタン穴5aと第2ボタン穴5bに止められず開けられ、図示しない第3ボタンより下方のボタンはそれぞれ第3ボタン穴等留められた状態を示している。
図4ではシャツ用留具10を第2ボタン6b及び第2ボタン穴5bに位置決めしている。まずシャツ用留具10のボタン引掛部12を第2ボタン6bに引っ掛ける。具体的には、ボタン引掛部12を横方向外側から第2ボタン6bに移動させ、背面視においてボタン引掛部12の第1引掛部12cと第2引掛部12dとの隙間w1に第2ボタン6bの糸部6b2を通し(図2(a)参照)、平面視において第1引掛部12c及び第2引掛部12dと支持部12aとの隙間h1に第2ボタン6bのボタン部6b1を介挿させる(図2(b)参照)。隙間w1はボタン部6b1の径より小さく、隙間h1はボタン部6b1の厚みより大きい。
次に、ボタン引掛部12を第2ボタン6bに引っ掛けた状態で、ボタン固定部11の傘部11bを第2ボタン穴3bに挿入し、ボタン固定部11をボタン穴側の前立て3に引っ掛ける。ボタン固定部11の傘部11bは、第2ボタン穴5bから抜けないように第2ボタン穴5bの孔長よりも大きな径であることが好ましい。ボタン穴固定部11の根元部11bの高さは、ボタン穴固定部11の挿入し易さと、前立て3の厚み及びシャツ用留具10とを位置決めした際の前後揺動と、のバランスを考慮して決定される。
ボタン引掛部12を第2ボタン6bに引っ掛け、ボタン固定部11を第2ボタン穴3bに挿入・引掛けると、板状部13の前面13aで第2ボタン6bと第2ボタン穴5bとを共に隠し、対面者は前面13aのみ見える状態となる。したがって、板状部13の前面13aに模様や広告等を表示することでノーネクタイの不安感を払拭したり、装飾機能や広告機能を加味することができる。
次に、第1の本考案の実施形態の第二例であるシャツ用留具20の実施形態について説明する。シャツ用留具20は、図1〜図4に示すシャツ用留具10とボタン引掛部12の形状が大きく異なっている。図5ではボタン引掛部20が示され、(a)はシャツ用留具20の背面図、図5(b)はシャツ用留具20の平面図が示されている。
シャツ用留具20のボタン引掛部22は、シャツ用留具10のボタン引掛部12と異なり、天面部22が内側に開放されず壁部22gで内側が閉鎖されて、前後方向に貫通するボタン引掛穴22cを設けている。ボタン引掛穴22cは内側から順に設けられた第1穴22eと第2穴22fとが連結されて一つの開口を形成している。第1穴22eは上下方向に、第2穴22fの幅w3より小さくボタンの厚み以上の幅w2を有する。また、第2穴22fの幅w3はボタン径より小さい。また、第1穴22e〜第2穴22fの左右方向の幅w4は、ボタン径より大きい。さらに、支持部22aと天面部22cとの厚み方向(前後方向)の隙間h2(支持部22aがなく壁部22a、22gが裏面23bに直付けの場合は、裏面13bと天面部22cとの隙間h2)は、ボタンの厚みより大きい。
このようなボタン引掛部22にボタンを引っ掛ける場合、ボタンを左右方向の直径中心に回転させてその厚みをボタン引掛穴22の第1穴22e及び第2穴22fに挿入していき、ボタン全体が天面22と支持部22a(又は裏面22b)との隙間に入り板状部13と略並列になって位置決めされる。このとき幅w3はボタン径より小さいので板状部13が前後又は左右方向にずれてもボタンからシャツ用留具20が脱落することはない。また、シャツ用留具20をシャツから外すときには、板状部13を前後方向に回転させてボタンの厚みを第1穴22e及び第2穴22fから抜き出すことでなされる。
次に、図1〜図4、図5のボタン穴固定部11,21の変型例としてのボタン穴固定部31、ボタン穴固定部41について説明する。図6(a)はボタン穴固定部31の平面図、図6(b)はボタン穴固定部41の平面図、図6(c)は図6(b)のラインA−Aに沿った断面図、が示されている。
ボタン穴固定部31は、第2ボタン穴5bに挿入されるボタン穴挿入部34と、ボタン穴挿入部34を受容する受容部35との2部材で構成される。ボタン穴挿入部34は、上側(シャツ側)からボタン形状近似の傘部31bと、一端が傘部31bの底面に連結して下方に延びる連結部31dと、連結部31dの他端と連結され傘部31bと距離あけて並行に配設されるツバ部31cと、で一体になって形成される。また、受容部35は、ボタン穴固定部31を上下動可能に受容連結し、板状部33の裏面33bに結合する中空の枠部材であり、板状部33の裏面33bに接着された当接部31a(当接部31aを設けない場合は直接裏面33b)から互いに上方に起立する壁部31f、31gと、壁部31f、31gの上方で天面を形成する蓋部31eとで一体に形成される。蓋部31eと当接部31a(又は裏面33b)とは隙間36を空けて並行に配設され、蓋部31eに設けられた貫通孔31hにボタン穴固定部31の連結部31dが通され、蓋部31eに対して傘部31bとツバ部31aとが上下動のストッパとして機能する。これら構成によりボタン穴固定部31は、ボタン穴固定部11等と同様に傘部31bをボタンのように第2ボタン穴5bに挿入し、ボタン穴固定部31を位置決めすることができる。
また、ボタン穴固定部41も同様に、第2ボタン穴5bに挿入されるボタン穴挿入部44と、ボタン穴挿入部44を受容する受容部45との2部材で構成される。ボタン穴挿入部44は、上側からボタン形状近似の傘部41bと、一端が傘部41bの底面に連結して下方に延びる連結部41dと、連結部41dの他端と連結され傘部41bと並列して横方向両側に延びる棒状部41cと、が一体に形成される。また、受容部45は、板状部43の裏面43bに結合する中空の枠部材であり、板状部43の裏面43bから上方に起立する壁部41f、41gを備えている。壁部41f、41gは、貫通孔41f(1)、41g(1)を設け、これに両端部41c(19、41c(2)を内側から通すことで棒状部41cを軸回転させ、ボタン穴固定部41を板状部43に対して揺動可能にしている。この構成によりボタン穴固定部41は、傘部41bをボタンのように第2ボタン穴5bに挿入し、ボタン穴固定部41を位置決めすることができる。
なお、ボタン引掛部22はボタンを容易に固定できる構成であれば他のものでも良く、例えば、図7に示すようにボタン引掛部22のボタン引掛穴22dの変形例であるボタン引掛穴52dが示されている。
ボタン引掛穴52dは内側(紙面左方)に開口52eを有し、その右方に略矩形の穴52fを有する。開口52eは内側に向かってテーパ形状に拡がっている。図に示す開口52eの幅方向の最短の長さw2は、穴52fの幅方向の長さw2’よりも小さく、また開口52eと穴52fとの接続箇所は、穴52fの幅方向中央近傍である。ボタン引掛穴52dを有するボタン引掛部52にボタンを引っ掛ける場合は、開口52を介して図示しない糸を穴52fに導入するように、ボタンの横方向から、ボタン全体が天面22と支持部22a(又は裏面22b)との隙間に入り板状部13と略並列になるように、シャツ用留め具20をボタンに引っ掛ける。この時、穴52fに導入された糸は、シャツ用留め具20の自重により、穴52fの上部(紙面上方)に位置する。すると、シャツ用留め具20とボタンとが相対的位置が左右に移動した場合でも、糸は穴52fから開口52eへ移動することはなく、結果としてボタン引掛穴52dから糸が離脱することはない。結果として、ボタンがボタン引掛穴52dから離れることはない。取り外す場合は、使用者が糸を開口52eを通過させることで可能となる。
図8には、図5(a)におけるボタン引掛部22のボタン引掛穴22dの変形例であるボタン引掛穴62dが示されている。
ボタン引掛穴62dは内側(紙面左方)から順に設けられた第1穴62eと、第2穴62fと、第3穴62e’とが連結されて一つの開口を形成している。第1穴62e及び第3穴62e’は上下方向に、第2穴62fの幅w3より小さくボタンの厚み以上の幅w2及びw2’を有する。また、第2穴62fの幅w3はボタン径より小さい。また、第1穴62e〜第3穴62e’の左右方向の幅w4は、ボタン径より大きい。
ボタン引掛穴62dを有するボタン引掛部22にボタンを引っ掛ける場合は、図5(a)のボタン引掛穴22dを有するボタン引掛部22の場合と概ね同様に、ボタンを左右方向の直径中心に回転させてその厚みをボタン引掛穴62dの第1穴62e、第2穴62f及び第3穴62e’に挿入していく。第2穴62fの両側に、第2穴62fの幅w3より小さくボタンの厚み以上の幅w2及びw2’を有する第1穴62e及び第3穴62e’が設けられているため、ボタンの挿入後にボタンとボタン引掛穴62dとの相対回転に伴うボタンのボタン引掛穴62dからの離脱を抑制する効果を向上させる。
図9は、第2の本考案の第1の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)は板状部を除いた背面図、(b)は板状部を除いた平面図、(c)は板状部を除いた底面図を示している。第2の本考案のシャツ用留具110は、板状部を除いて、長手方向に伸びる一つの部材が概ね厚み方向に折りたたまれた構成である。
具体的には、シャツ用具110は、一つの部材が折り目部116を折部として折りたたみ、内側部112と外側部114とが厚み方向に対向する構成であり、シャツ用具110を図中右方向に移動させ、内側部112と外側部114とに挟まれる空間に前立て3を挟み込むことで(図4参照)、前立て3を固定し、ボタン6bを受容することができる。
内側部112は、中央近傍から長手方向端部に開口する略板形状(略二又矛形状)であり、2つの端部近傍において、開口は、端部に向かって拡がるテーパ状である(図9(b)参照)。端部近傍から中央近傍までの開口の幅w5はボタン6bの径よりも小さい。外側部114は、板形状が短手方向に沿って複数箇所で折れ曲がった形状であり(図9(b)及び(c)においては、屈曲部分を破線で示している)、端部から順に114a、114b、114e、114c、114f、114dに区分される。また、外側部114a〜dに対向する内側部112の箇所をそれぞれ、112a、112b、112c、112dとする。
内側部112a及び外側部114aは、外側部114及び内側部112から離れるように反って屈曲している(図9(a)参照)。内側部112b〜cは屈曲しておらず、一体で略平面である。これに対して、外側部114b〜fの配置について図9(a)を参照して説明する。外側部114bは、内側部112bと当接、もしくはボタン6b及び前立て3の厚みよりも狭い間隔をあけて内側部112bと略並行に配置される。外側部114cは、内側部112cと幅w6を開けて内側部112cと略並行に配置される。外側部114dは、一部に内側部112dと幅w7の間隔を開けて内側部112dに対向して配置される。幅w6はボタン6bの厚みより大きく、幅w7は前立て3の厚みと略同一以上、ボタン6bの厚み未満である。外側部114eは内側部112b、112c及び外側部114b、114cと略垂直であり、外側部114fは、外側部114c及び114dに対して垂直でなく、傾斜を形成している。
図9(a)及び(b)を参照して、第2の本考案の第1の実施形態に係る板状部を除いたシャツ用留具110の使用方法を説明する。まず、図示しない前立てとボタン6bと縫い付ける糸を内側部112aの間の開口に通しつつ、ボタン6bの厚み方向を挟むように内側部112a及び外側部114aの間にボタン6bを挿入する。この際、内側部112a及び外側部114aは互いに離れるように屈曲しているため、使用者はボタン6bを受容しやすい。次に、ボタン6bを内側部112b及び外側部114b方向に押圧すると、内側部112b及び外側部114bとの間隔を拡げつつ、ボタン6bが内側部112c及び外側部114cで形成される空間であるボタン受容部118へと移動する。開口の幅w5はボタン6bの経より小さいため、該移動において、ボタン6bが開口から抜け落ちることはない。ここで、シャツ用留具110は、手力でボタンを押圧して容易に内側部112b及び外側部114bとの間隔を拡げることが可能な、可撓性を有する金属製又は樹脂製が採用される。
ボタン6bは、ボタン受容部118に移動すると、開口を通った図示しない糸が中央近傍の開口始部112gに当接し、それ以上の移動が防止される。また、外側部114dと内側部112dとの幅w7はボタン6bの厚みより小さいため、ボタン6bが外側部114dを超えての移動は抑制される。さらに、内側部112b及び外側部114bとの間隔は、ボタン6bが通過後は、弾性で元のボタン6b未満の間隔に戻ることとなる。そして、外側部114eが内側部112b及び外側部114bと垂直であるため、内側部112a及び外側部114a方向へのボタン6bの押圧力は外側部114eによって全て受け止められてしまうため、内側部112b及び外側部114bとの間隔が拡がることは抑制される。従って、ボタン6bがボタン受容部118に位置決めされる。
次に、前立て3の厚み方向を挟むように内側部112a及び外側部114aの間に前立て3を挿入し、内側部112b及び外側部114bの間に挟み込む。先述のように、シャツ用留具110は、可撓性を有するため、前立て3は内側部112b及び外側部114bの挟持力によって位置決めされる。これによって、ボタン6bと前立て3とが、シャツ用留具110によって位置決めされる。
図10は、第2の本考案の第1の実施形態に係るシャツ用留具の板状部を示す図であり、(a)は背面図、(b)は平面図を示している。図9(b)及び(c)も参照して、板状部113について説明する。
板状部113は、まず略四角形状で前後方向に湾曲し、模様や広告等の表示を付す滑面を前面113aに形成する。板状部113の裏面113bは、留具取り付け部113cを内部に備え(図10(a)で破線表示)ており、突出部113c’を有する。留具取り付け部113cは、シャツ用留具110の外側部114cを受容するように、直方体形状に陥没しており、外側部114cには、突起部113c’を受容する貫通穴114c’が配設される。貫通穴114c’に突起部113c’を挿入して位置決めしつつ、留具取り付け部113cの外側部114cとの当接面に接着剤を塗布して外側部114cに受容させることで、板状部113とシャツ用留具110(板状部無し)とを連結することができる。
図11は、図9のシャツ用留具の内側部112aの他の例を示す図であり、(a)は拡大平面図、(b)及び(c)は拡大背面図を示している。図9(a)は内側部112aが、シャツ用留具110の短手方向において、内側部112bからテーパ状に拡がった形状のものを示す。該構成によれば、ボタン6bと内側部112aとの接触が容易となるため、ボタン6bの内側部112aを介したボタン受容部118への移動が容易となる。また、内側部112aは前立て3の内側(人体側)へと差し込まれるため、連結される板状部113から内側部112aがはみ出した場合でも、他人の目に触れる恐れはなく、装飾機能を損なうことはない。テーパ状の角度は手操作面から30〜45°が好ましい。
図11(b)及び(c)は、内側部112aの、シャツ用留具110の厚み方向の形状の変形例を示している。内側部112aは、ボタン6bの受容のために外側部114から離れるように屈曲していれば良く、例えば図に示すような、変形例も採用されうる。
図12は第2の本考案の第2の実施形態に係るシャツ用留具を示す図であり、(a)は板状部を除いた背面図、(b)は板状部を除いた平面図を示している。図12について、図9の第1の実施形態と異なる点について説明する。
図12(a)に示すシャツ用留具120は、図9のシャツ用留具120と同様に、ボタン受容部126にボタン6bを位置決めし、内側部122b及び外側部124bの間で前立て3を挟持して位置決めする。ここで、図12(b)で示すように、内側部122cは面にボタン受容のための略矩形の切れ込み128aを有する。切れ込み128aは、内側部122aを右方とした場合の、内側部122cの上方に配設される切れ込み口128bを通じて開口している。切れ込み口128bは開放方向に向かってテーパ形状であり、最小幅w8は図示しない糸の経よりも大きい。使用者は、まず、シャツ用留具120を、切れ込み口128bを下方にして内側部122cをボタン6bと糸との間に挿入し、切れ込み口128bを介して糸を切れ込み128aに導入する。シャツ用留具120の自重によって、切れ込み口128bから糸が離脱することはなく、糸は128a内に位置決めされ、ボタン6bはボタン受容部128に位置決めされる。次に、内側部122b及び外側部124bの間で前立て3を挟持して位置決めする。これによって、ボタンとシャツ用留具120との相対回転が防止され、シャツ用留具120の適切な装着が可能となる。
図12(a)に示すシャツ用留具120は、内側部122b及び122dが面上に波形状を備えている(図12(b)の破線でも示す)。該構成により該箇所の弾性が向上し、より前立て3の挟持が容易かつ強固となる。また、外側部124の各屈曲角度を90°とすることで、外側部124b及び124dにおいて直方体の溝を形成されるため、図示しない板状部を外側部124に嵌合等により固定することが容易となる。
なお、使用者が女性である場合(被服が女性用である場合)など、前立て3の位置が左右で異なる場合は、図12(b)に示した切れ込み口128bは、内側部122aを右方とした場合の、内側部122cの下方に配設される。
図示しないが、図9、図11及び図12で示した内側部と外側部とによる前立て3の挟持方法は、手力で容易に開閉可能なバネを利用したクリップ等、薄布地を挟持するために適した一般的なものが採用される。
10 シャツ用留具
11 ボタン穴固定部
12 ボタン引掛部
13 板状部

Claims (12)

  1. 襟元が開いたシャツの所定のボタンと該ボタンに対応するボタン穴が設けられる上前立てとに取り付けられるシャツ用留具であって、
    前記ボタン及び前記ボタン穴又は該ボタン穴が設けられる上前立ての前面を覆って幅方向に延びる板状部と、
    少なくとも前記ボタン穴又は該ボタン穴が設けられる上前立てに装着され、前記板状部材の後方で隙間を空けて該板状部材の一端に結合される装着部と、
    前記板状部材又は前記装着部に設けられ、前記ボタンを受容するボタン受容部とを備える、シャツ用留具。
  2. 請求項1に記載のシャツ用留具は、襟元が開いたシャツのボタンとボタン穴とを留めていない部分のボタンとボタン穴とに取り付けられ、
    前記装着部は、前方からシャツのボタン穴又はその周辺の前立てに固定することが可能なボタン穴固定部を有し、
    前記ボタン受容部は、前記ボタンと下前立てとの間で該ボタンと該下前立てとを縫い付けた糸を回避して該ボタンを受容し位置決めするボタン引掛部を有し、
    前記板状部は、前記ボタン穴固定部とボタン引掛部とを幅方向に連結する、シャツ用留具。
  3. 前記ボタン穴固定部と前記ボタン引掛部とは、横方向に50mm以下である、請求項2に記載のシャツ用留具。
  4. 前記ボタン穴固定部は、前記板状部の裏面から突出して先端側の頭部が根元側より大きい略鋲形状を有し、前方からボタン穴に挿入して先端がボタン穴の縁部に引掛かることで位置決めされる、請求項2又は3に記載のシャツ用留具。
  5. 前記ボタン穴固定部は、開いた襟元から横方向ボタン穴側に侵入させてシャツの上前立てを弾性力により前後方向両側から挟んで固定する挟持手段を有する、請求項2又は3に記載のシャツ用留具。
  6. 前記ボタン引掛部は、前記板状部の裏面から離間して内側方向に開放する開口を有するボタン受容部を設け、請求項2〜5のいずれか1項に記載のシャツ用留具。
  7. 前記ボタン引掛部は、前記板状部の裏面から離間して前後方向に貫通する開口を有するボタン受容部を設け、該開口はボタン径よりも大きい拡大部を有する、請求項2〜5のいずれか1項に記載のシャツ用留具。
  8. 前記ボタン引掛部は、前記板状部の裏面から離間して前後方向に貫通する開口を有するボタン受容部を設け、該開口は切込みが設けられ可撓性を有する樹脂製の膜部材で閉鎖される、請求項2〜5のいずれか1項に記載のシャツ用留具。
  9. 前記ボタン引掛部は、横方向に延びて上下両側から弾性力によりボタンを一対の挟持部材を設ける、請求項2〜5のいずれか1項に記載のシャツ用留具。
  10. 請求項1に記載のシャツ用留具は、襟元が開いたシャツのボタン穴にボタンが挿入・固定されている位置の最も首元に近い最上部位置に取り付けられるシャツ用留具であって、
    前記装着部は、幅方向外側からボタンが留められていない穴又は上前立てを挟んで装着することが可能な上前立て固定部であり、
    前記ボタン受容部は、前記上前立て固定部又は前記板状部に設けられ、前記上前立て固定部は上前立てに装着された状態で上下方向にスライドさせると、前記ボタンと下前立てとの間で該ボタンと該下前立てとを縫い付けた糸を回避して該ボタンを受容し幅方向の移動を規制する、請求項1に記載のシャツ用留具。
  11. 前記上前立て固定部は、前記板状部の一端側を折り曲げて前記板状部と前後方向に隙間を空けて並列して形成され、
    前記ボタン受容部は、前記板状部に対して前後方向の隙間が拡大する部分と、該拡大する部分の幅方向両側に前記板状部に対して前後方向の隙間が縮小する部分と、を前記上前立て固定部に設けることで形成される、請求項10に記載のシャツ用留具。
  12. 前記上前立て固定部は、前記板状部と前後方向に隙間を空けて並列して形成され、
    前記ボタン受容部は、前記板状部に前方向の上下に開放された凹部分を設けることで形成される、請求項10に記載のシャツ用留具。


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