JP3218193U - 自動発光衣 - Google Patents

Abstract

【課題】自発的に発光の起動と電源のオフができる自動発光衣を提供する。
【解決手段】自動発光衣は衣服１０、駆動装置３０、電気的結合スイッチユニット４０を有し、衣服に発光ライト体２０を設置し、衣服表面に第一設置区１１と第二設置区１２を設置し、第一設置区と第二設置区は衣服の折り畳み時に相互に接触し、展開着用時に分離する。駆動装置は衣服に固定され、電池、スイッチ回路を有し、電池はスイッチ回路を通して発光ライト体に電気的連接する。電気的結合スイッチユニットは第一接続部材４１、第二接続部材４２を有し、衣服上の第一設置区と第二設置区にそれぞれ設置し、第一接続部材はスイッチ回路に電気的に連接する。第一接続部材、第二接続部材の電気的接続時にはスイッチ回路は開き電池と発光ライト体の連接を切断し、第一接続部材、第二接続部材の電気的連接が断たれると、スイッチ回路は導通し、電池は発光ライト体に給電する。
【選択図】図１

Description

本考案は自動発光衣に関し、特に着用時に発光ライト体を自動的に起動する自動発光衣に関する。

他人の注意を引き安全を高めるために、衣服に光反射或いは発光装置を設置する。
この領域の従来の技術では、通常、衣服の表面に光を反射できる物件を接着、或いは縫製して設置し、安全性を高める。
光反射ベストは、受動式警告表示器材に属するため、外部の光源に照射されなければ、光線を反射して警告表示作用を発することはない。
辺りが暗く、付近に街路灯或いは他の光源がないなら、自動車が曲がりくねった道を走行しており道路上の人に接近したような場合、車のライトの光線は曲がりくねった道では、発見されにくく、警告表示の効果を発揮することができない。
そのため、電力でライトを発光させる発光ベストが開発された。

従来の発光衣服は、特許文献１「光反射構造を備える発光ファブリック」に開示するように、ファブリック本体、少なくとも１個の光反射パーツ、数個の発光パーツ、及び回路アセンブリを有する。
光反射パーツは、ファブリック本体の外表面に設置され、該各発光パーツは、ファブリック本体上に設置される。
回路アセンブリは、発光パーツに電気的に連接し、発光ファブリックは、光反射効果及び発光効果を兼ね備え、警告表示作用を向上させることができる。

上述の従来の発光ファブリックの設計には、スイッチを設置するため、使用者は、スイッチを探して電源をオンにしなければ、衣服は発光しないが、緊急の状況では遅れが発生する恐れがある。
また、車両が故障し、路肩に緊急に停車して修理しなければならないような時に発光ベストを着れば安全性を高めることができるが、発光ベストは普段は取り出して使用されないため、運転者は発光ベストに触ったことがない可能性があり、ベストのどこにスイッチがあるか、見つけられない恐れもある。

同様に、屋外活動をする人の中には、安全のために、発光衣服を携帯する人もいる。
けれどもしばしば、空が暗くなってから発光衣服を着用し、ライトをオンにしようとするが、明るさが十分でない環境では、スイッチを見つけるまでに、かなりの時間がかかる恐れがある。

特許文献２に開示する「警告表示機能を備えた着用物件」、特許文献３に開示する「着用式自転車指示装置」では、発光衣服は、センサー手段によりライトを起動する。
上記のセンサー手段によりライトを起動する従来の技術では、両者はともに、ＣＰＵ或いはマイクロプロセッサーを利用して演算を行う必要があり、構造が複雑でコストが高い。
しかも、使用後は電源をオフにする必要があり、使用時には、再びスイッチを探して電源をオンにしなければならない。
そうしなければ、使用の前に電力を使い切ってしまう。

申請人が以前、実用新案登録を行った特許文献４に開示する「自動発光ベスト」では、ホールセンサーパーツのセンサー手段を利用してベストを起動し発光させる。
ホールセンサーパーツの電力消費量は極めて低く、ボタン電池を使用して、センサー状態下で長時間の待機時間を維持することができる。
けれども、微弱な待機センサー電流であっても、電力を使い切ってしまい、発光ライト体を駆動し発光させられない恐れがある。
そのため、待機時間を延長できる自動発光衣服を開発する必要がある。

中華民国第Ｍ４４２７１９号明細書 中華民国第Ｍ４４８７６６号明細書 中華民国第Ｍ５２８９３５号明細書 中華民国第Ｍ５５０５５６５号明細書

前記先行技術には、待機センサー電流により電力が使い切られてしまい、発光ライト体を駆動し発光させられない恐れがある欠点がある。

本考案は、使用時に自動的に発光を起動でき、使用者はこれによりスイッチが見つからないことで使用のタイミングを逃すことがなく、不使用時には発光ライト体の電源を自動的にオフにし、電池の待機時間を延長することができる自動発光衣に関する。

本考案による自動発光衣は、衣服、駆動装置及び電気的結合スイッチユニットを有する。
該衣服には、発光ライト体を設置し、該衣服表面には、第一設置区と第二設置区を設置する。
該第一設置区と該第二設置区は、衣服の折り畳み時に、相互に接触し、衣服の展開着用時には分離される。
該駆動装置は、該衣服に固定され、電池及びスイッチ回路を有する。
電池は、スイッチ回路を通して、発光ライト体に電気的に連接する。
電気的結合スイッチユニットは、第一接続部材及び第二接続部材を有し、衣服上の第一設置区と第二設置区にそれぞれ設置する。
第一接続部材は、該スイッチ回路に電気的に連接する。
第一接続部材及び第二接続部材の電気的接続時には該スイッチ回路は開き電池と該発光ライト体の連接を切断する。
第一接続部材及び該第二接続部材の電気的連接が断たれると、スイッチ回路は導通し、電池は発光ライト体に対して給電する。

本考案の一実施形態中において、該電気的結合スイッチユニットは、間接センサー電気的結合スイッチで、該第一接続部材は、ホールセンサーパーツで、該第二接続部材は、磁性パーツである。

本考案の一実施形態中において、該電気的結合スイッチユニットは、電気的結合スイッチに直接的に接触し、該第二接続部材は、該スイッチ回路に電気的に連接する。

本考案の一実施形態中において、該第一接続部材及び該第二接続部材は、導体である。

本考案の一実施形態中において、該第一接続部材及び該第二接続部材は、相互に嵌合可能な金属嵌合部材である。

本考案の一実施形態中において、該第一接続部材及び該第二接続部材は、相互に磁力で引き合う磁性導電片である。

本考案の一実施形態中において、該衣服は、レインコート、ウインドブレーカー、ジャケット、マント、警告表示ベスト、工事用ベスト、ライフジャケット及びペットウェアの内の一種である。

本考案の一実施形態中において、該駆動装置は、該衣服内面に設置される。

本考案の一実施形態中において、数個の電線をさらに有し、該衣服に設置し、電気的に連接する導線とする。

本考案による自動発光衣の第一実施形態の衣服の展開模式図である。 本考案による自動発光衣の第一実施形態の駆動装置構造の模式図である。 本考案による自動発光衣の第一実施形態の回路ブロックチャートである。 本考案による自動発光衣の第一実施形態の衣服の折り畳み模式図である。 本考案による自動発光衣の第二実施形態の衣服の展開模式図である。 本考案による自動発光衣の電気的結合スイッチユニットの第一種型態模式図である。 本考案による自動発光衣の電気的結合スイッチユニットの第二種型態模式図である。 本考案による自動発光衣の電気的結合スイッチユニットの第三種型態模式図である。 本考案による自動発光衣の第三実施形態の衣服の展開模式図である。 本考案による自動発光衣の第四実施形態の回路ブロックチャートである。 本考案による自動発光衣の第四実施形態の駆動装置構造の模式図である。 本考案による自動発光衣の第四実施形態の衣服の展開模式図である。 本考案による自動発光衣の第五実施形態の衣服の展開模式図である。

（一実施形態）
図１は、本考案による自動発光衣の第一実施形態の衣服の展開模式図、図２は、本考案による自動発光衣の第一実施形態の駆動装置構造の模式図、図３は、本考案による自動発光衣の第一実施形態の回路ブロックチャートである。
図１〜図３に示す通り、本考案による自動発光衣の実施形態は、衣服１０、駆動装置３０及び電気的結合スイッチユニット４０を有する。
衣服１０は、レインコート、ウインドブレーカー、ジャケット、マント、警告表示ベスト、工事用ベスト、ライフジャケット及びペットウェア等各種衣服の内の一種で、本実施形態中では衣服１０はワンピース式レインコートである。
衣服１０には、発光ライト体２０を設置する。
発光ライト体２０は好ましくは、ＬＥＤ発光ダイオード、或いは同等効果の電子発光パーツであるが、これに限定されない。
発光ライト体２０は、衣服１０の目立つ部位に分布する。
衣服１０表面には、第一設置区１１と第二設置区１２を設置する。
第一設置区１１と第二設置区１２は、衣服１０の折り畳み時に、相互に接触し、衣服１０の展開着用時には分離される。
例えば、本実施形態中では、第一設置区１１と第二設置区１２は、衣服１０の両側袖にそれぞれ設置され、第一設置区１１と第二設置区１２は、衣服１０の折り畳み時には、相互に接触し、第一設置区１１と第二設置区１２は、衣服１０の展開着用時には、自然に分離状態となる。

駆動装置３０は、衣服１０に固定される。
本実施形態中では、駆動装置３０を、衣服１０の一つのポケット内に入れる。
ポケットは好ましくは、雨水の侵入を防止できる。
駆動装置３０も、衣服１０の他の場所に、ミシン縫い、接着、或いは高周波接着等の方式で固定される。
駆動装置３０はさらに好ましくは、衣服１０内面に設置され、これにより良好な防水効果を達成できる。
駆動装置３０は、電池３１及びスイッチ回路３２を有する。
電池３１及びスイッチ回路３２は、ケース体３３に入れられ、スイッチ回路３２は、電線３４がケース体３３を通過して、外部と電気的に連接する。
そのため、電池３１は、スイッチ回路３２を通して、発光ライト体２０と電気的に連接する。

本実施形態中の駆動装置３０回路設計は、断線警報装置回路に類似し、非常に長い待機状態を維持でき、しかも導線が切断されると警告表示を発する。
断線警報装置は、家庭や店舗の盗難防止装置等領域に使用されているが、衣服の発光技術には未だ利用されていない。

本考案の実施形態中は、数個の電線３４をさらに有し、衣服１０に設置し、電気的連接の導線とすることができる。
電線３４により、駆動装置３０は、第一接続部材４１及び発光ライト体２０に電気的に連接する。
電線３４は、普通の導電線で、衣服１０中に埋設し、電線３４はさらに好ましくは、衣服１０内面に設置される。
材料と紡織技術は非常に進歩しているため、電線３４は、衣服１０中に直接敷設する導電線とでき、また衣服１０の紡織材料と一体に紡織され実質的に導電可能な導体とすることができる。

電池３１は、ボタン電池（ｂｕｔｔｏｎ ｃｅｌｌ ｂａｔｔｅｒｙ、或いは腕時計電池[ｗａｔｃｈ ｂａｔｔｅｒｙ]或いはコイン電池[ｃｏｉｎ ｂａｔｔｅｒｙ]）、リチウムイオン電池或いは充電電池とでき、スイッチ回路３２に直接的に電気接触する。
電池３１は、発光ライト体２０に発光の電力を提供する。
スイッチ回路３２は、回路板中に設置され、回路板は他の従来の発光回路が有する可能性がある電圧安定回路、点滅回路、光センサー回路等の電子回路を別に有する。

電気的結合スイッチユニット４０は、第一接続部材４１及び第二接続部材４２を有し、衣服１０上の第一設置区１１と第二設置区１２にそれぞれ設置する。
第一接続部材４１は、スイッチ回路３２に電気的に連接する。
本実施形態中では、第一接続部材４１、５１及び第二接続部材４２、５２は、導体で、電気的結合スイッチユニット４０は、電気的結合スイッチに直接的に接触する。
本考案が定義する電気的結合スイッチに直接的に接触するとは、以下の通りである。
電気的結合スイッチユニット４０の第一接続部材４１及び第二接続部材４２は、実質的に、電気的に連接可能なパーツで、その材料は、各種導体（ｃｏｎｄｕｃｔｏｒ、常温常圧下で、電流を通過させられる材料）で、第一接続部材４１及び第二接続部材４２が実質的に接触すると、電流を通過させられ、第一接続部材４１及び第二接続部材４２が未接触時には、電流を切断できる。
図６は、本考案による自動発光衣の電気的結合スイッチユニットの第一種型態模式図である。
図に示す通り、本考案の電気的結合スイッチユニット４０の最基本型態では、第一接続部材４１及び第二接続部材４２は１つの金属円形片であり得、電線３４と電気的に連接し、第一接続部材４１及び第二接続部材４２が接触すると回路を形成し、第一接続部材４１及び第二接続部材４２が分離すると、回路が断たれる。

本実施形態中では、第一接続部材４１及び第二接続部材４２は、相互に磁力で引き合う磁性導電片で、それは図１に示す方形板片とし、衣服１０の両側袖、即ち衣服１０の第一設置区１１と第二設置区１２にそれぞれ粘着固定される。
本考案は、衣服１０中に発光ライト体２０、駆動装置３０及び電気的結合スイッチユニット４０等パーツを設置することで、断線導通の電気回路を形成する。
電気回路は、電気的結合スイッチユニット４０により、回路の開閉をコントロールする。

図３の回路ブロックチャートの上方に示す通り、第一接続部材４１及び第二接続部材４２は、衣服１０の折り畳み時には、相互に実質的に接触して電気的連接を形成する。
連接時には、スイッチ回路３２はＯＦＦ状態を呈し、発光ライト体２０は、ＯＦＦとなり、消灯状態である。
図下方に示す通り、衣服１０を展開し着用する時には、衣服１０の両袖を離す必要があるため、第一接続部材４１及び第二接続部材４２は自動的に分離され、第一接続部材４１は、第二接続部材４２を離れ、スイッチ回路３２は、ＯＮ状態を呈し、発光ライト体２０は、ＯＮとなり発光状態を呈する。

図４は、本考案による自動発光衣の第一実施形態の衣服折り畳み模式図である。
図４に示す通り、衣服１０を着るつもりがなく、衣服１０を折り畳む時、両袖を交差させて重ね、つまり第一設置区１１と第二設置区１２を相互に接触させ、意図的に第一接続部材４１及び第二接続部材４２を電気的に連接させると、スイッチ回路３２は開通し、電池３１と発光ライト体２０の連接を切断する。
第一接続部材４１及び第二接続部材４２の電気的連接が断たれると、スイッチ回路３２は導通し、電池３１は、発光ライト体２０に対して給電し、発光ライト体２０のライトの消灯を確認後、衣服１０を畳む。
こうすることで、衣服１０の不使用時には、発光ライト体２０を自動的に消灯し、長電池３１の待機時間を延長することができる。

例えば、突然夜間に大雨が降ってきたなど衣服１０を着用しようとする時には、荷物入れ或いはオートバイの収納ボックスから、衣服１０を取り出し、展開して着用する。
衣服１０両側袖に位置する第一設置区１１の第一接続部材４１と第二設置区１２の第二接続部材４２は自動的に分離され、第一接続部材４１は、第二接続部材４２を離れ、スイッチ回路３２はＯＮ状態を呈し、発光ライト体２０はＯＮとなり発光する。
こうして、スイッチを探さなくても、発光ライト体２０を自動的に発光させることができる。
本考案の回路中には、別に実体スイッチを設置でき、環境が、発光ライト体２０を発光させる必要がない時には、手動でオフにし節電できる。
上記に説明したように、本考案は、使用時に、自動的に発光を起動できる衣服を提供でき、使用者はこれによりスイッチが見つからなく、使用のタイミングを逃すことはない。

図５は、本考案による自動発光衣の第二実施形態の衣服の展開模式図である。
本実施形態に示す衣服１０は、簡易式前開きベストである。
衣服１０には、発光ライト体２０を設置する。
発光ライト体２０は、ベストの前後部位に分布し、警告表示効果を強化する。
駆動装置３０は、衣服１０の適当な位置に設置される。
第一接続部材４１及び第二接続部材４２は、本実施形態中では、ベスト前胸両側の位置に設置され、第一設置区１１の第一接続部材４１と第二設置区１２の第二接続部材４２は、衣服１０前胸の両側にそれぞれ設置される。
第一接続部材４１及び第二接続部材４２は、電線３４により、駆動装置３０と電気的に連接される。
第一接続部材４１、５１及び第二接続部材４２、５２は、相互に嵌合可能な金属嵌合部材（図７と図８参照。図７は本考案による自動発光衣の電気的結合スイッチユニットの第二種型態模式図で、図８は本考案による自動発光衣の電気的結合スイッチユニットの第三種型態模式図。第一接続部材４１及び第二接続部材４２は、図７と図８では、それぞれ異なる型態の金属嵌合部材で、それぞれ電線３４と電気的に連接し、第一接続部材４１及び第二接続部材４２の嵌合時に通路を形成し、第一接続部材４１及び第二接続部材４２の分離時に断路を形成する）である。
そのため、衣服１０の折り畳み時には、相互嵌合され、電気的導通を形成し、発光ライト体２０のライトを消灯させる。
衣服１０を着用する時には、第一接続部材４１と第二接続部材４２の嵌合を解き分離しなければ簡易式ベストを着用することはできない。
この時、第一接続部材４１及び第二接続部材４２は分離され、駆動装置３０は、ＯＮ状態を呈し、発光ライト体２０を自動発光させる。

図９は、本考案による自動発光衣の第三実施形態の衣服の展開模式図である。
本実施形態に示す衣服１０は、ベルト状物で構成された簡易式ベストで、前胸ベルト、後背ベルト及び腰ベルト等ベルト体により組成され、腰ベルトには、分離或いは嵌合可能な嵌合部材を結合する。
衣服１０には、発光ライト体２０を設置する。
発光ライト体２０は、衣服１０の各部位のベルト体上に分布する。
駆動装置３０は、嵌合部材内に設置される。
第一接続部材４１及び第二接続部材４２は、本実施形態中では、腰ベルト両側に設置され、つまり第一設置区１１の第一接続部材４１と第二設置区１２の第二接続部材４２は、簡易式ベストの腰ベルト両側にそれぞれ設置される。
第一接続部材４１及び第二接続部材４２は、相互に嵌合可能な金属嵌合部材で、そのため衣服１０の折り畳み時には、金属嵌合部材は相互に嵌合して電気的導通を形成し、これにより発光ライト体２０のライトは消灯する。
衣服１０を着用する時には、第一接続部材４１及び第二接続部材４２の嵌合を解き分離しなければ簡易式ベストを着用することはできない。
この時、第一接続部材４１及び第二接続部材４２は分離され、駆動装置３０は、ＯＮ状態を呈し、発光ライト体２０を自動発光させる。

図１０は、本考案による自動発光衣の第四実施形態の回路ブロックチャート、図１１は、本考案による自動発光衣の第四実施形態の駆動装置構造の模式図、図１２は、本考案による自動発光衣の第四実施形態の衣服の展開模式図である。
図１０〜図１２に示す通り、本実施形態は、前述の実施形態中の電気的結合スイッチユニット５０を、間接センサー電気的結合スイッチに変える。
第一接続部材５１は、ホールセンサーパーツで、第二接続部材５２は、磁性パーツである。
ホールセンサーパーツは、周囲の磁力変化を感知でき、ホールセンサーパーツと磁性パーツの相互作用を利用して磁力の変化を感知し、スイッチ回路３２を導通させて発光ライト体２０を発光させるかどうかをコントロールする。
第二接続部材５２は、磁石或いは軟質磁性テープ等各種の磁性を備える物質の内の一種である。

電気的結合スイッチユニット５０は、第一接続部材５１及び第二接続部材５２を有し、衣服１０上の第一設置区１１と第二設置区１２にそれぞれ設置する。
第一接続部材５１は、スイッチ回路３２に電気的に連接する。
第二接続部材５２は、スイッチ回路３２と電気的に連接する必要はない。
駆動装置３０の電池３１及びスイッチ回路３２は、ケース体３３に入れられ、スイッチ回路３２は、電線３４がケース体３３を通過して、外部と電気的に連接する。
そのため、電池３１は、スイッチ回路３２を通して、発光ライト体２０と電気的に連接する。
第一接続部材５１は、スイッチ回路３２と同一の回路板中に設置される。
本考案に定義する間接センサー電気的結合スイッチとは、以下の通りである。
電気的結合スイッチユニット５０の第一接続部材５１及び第二接続部材５２は、実質的に電気的連接するセンサーパーツでなくとも良い。
第一接続部材５１及び第二接続部材５２が、相互に作用する有効磁力区に接近すれば、スイッチ回路３２をコントロールして状態を変えることができる。

図１０の回路ブロックチャートの図上方に示す通り、第一接続部材５１及び第二接続部材５２は、衣服１０の折り畳み時には、有効磁力区に相互に進入し、間接的に電気的に連接し、接続時にはスイッチ回路３２はＯＦＦ状態を呈し、発光ライト体２０は、ＯＦＦ消灯状態を呈する。
図下方に示す通り、衣服１０を展開して着用する時には、衣服１０両側の袖を分離する必要があり、これにより第一接続部材５１及び第二接続部材５２は自動的に分離され、第一接続部材５１と第二接続部材５２は有効磁力区を離れ、スイッチ回路３２は、ＯＮ状態を呈し、発光ライト体２０は、ＯＮとなり発光状態を呈する。

図１２に示す通り、本実施形態中では、衣服１０は、二枚式発光ベストである。
衣服１０には、数個の発光ライト体２０を設置する。
発光ライト体２０は、本実施形態では、ＬＥＤ発光ラインで、発光ライト体２０は、衣服１０の目立つ部位に分布する。
衣服１０表面には、第一設置区１１と第二設置区１２を設置する。
第一設置区１１と第二設置区１２は、衣服１０の折り畳み時には、相互に接近し、衣服１０の展開着用時には分離される。
例えば、本実施形態中では、第一設置区１１と第二設置区１２は、衣服１０の両側胸にそれぞれ設置される。
衣服１０を着るつもりがなく、衣服１０を折り畳む時には、両側から、おおよそ中心線を挟んで二つ折りする。
第一設置区１１と第二設置区１２を相互に接近させるだけで、第一接続部材５１及び第二接続部材５２は有効磁力区に進入し、スイッチ回路３２は開いてＯＦＦとなり、電池３１と発光ライト体２０の連接を切断し、発光ライト体２０のライトの消灯を確認後、衣服１０を畳む。
こうすることで、衣服１０の不使用時には、発光ライト体２０を自動的に消灯し、長電池３１の待機時間を延長することができる。

衣服１０を着用しようとする時には、衣服１０を広げさえすれば、第一設置区１１の第一接続部材５１と第二設置区１２の第二接続部材５２は有効磁力区を離れ、スイッチ回路３２はＯＮ状態を呈し、発光ライト体２０はＯＮとなり発光する。
こうして、スイッチを探さなくても、発光ライト体２０を自動的に発光させることができる。
本実施形態の回路中では同様に、別に実体スイッチを設置し、環境が、発光ライト体２０を発光させる必要がない時には、手動でオフにし節電できる。
上記に説明したように、本考案は、使用時に、自動的に発光を起動できる衣服を提供でき、使用者はこれによりスイッチが見つからないで使用のタイミングを逃すことはない。

図１３は、本考案による自動発光衣の第五実施形態の衣服の展開模式図である。
本実施形態はおおよそ第四実施形態と相同であるが、本実施形態の相違は、以下の通りである。
第一設置区１１と第二設置区１２は、それぞれ衣服１０の前側の上下位置に設置する。
しかも、第二接続部材５２には、比較的面積が大きい磁性パーツを形成する。
衣服１０を着るつもりがなく、衣服１０を折り畳む時には、衣服１０をおおよそ上下半分に折り、第一設置区１１と第二設置区１２を相互に接近させる。
第二接続部材５２には、比較的面積が大きい磁性パーツが形成されるため、第一接続部材５１は、第二接続部材５２の有効磁力区に容易に進入し、折り畳み過程は非常に容易で、これにより発光ライト体２０のライトの消灯後に、衣服１０を片付ける。
衣服１０を着用しようとする時には、衣服１０を広げさえすれば、第一設置区１１の第一接続部材５１と第二設置区１２の第二接続部材５２は簡単に有効磁力区を離れ、スイッチ回路３２はＯＮ状態を呈し、発光ライト体２０はＯＮとなり発光する。
こうして、スイッチを探さなくても、発光ライト体２０を自動的に発光させることができる。

前述した本考案の実施形態は本考案を限定するものではなく、よって、本考案により保護される範囲は後述される実用新案登録請求の範囲を基準とする。

１０ 衣服
１１ 第一設置区
１２ 第二設置区
２０ 発光ライト体
３０ 駆動装置
３１ 電池
３２ スイッチ回路
３３ ケース体
３４ 電線
４０ 電気的結合スイッチユニット
４１ 第一接続部材
４２ 第二接続部材
５０ 電気的結合スイッチユニット
５１ 第一接続部材
５２ 第二接続部材

Claims (9)

1. 自動発光衣であって、衣服、駆動装置及び電気的結合スイッチユニットを有し、
   前記衣服には、発光ライト体を設置し、前記衣服の表面には、第一設置区と第二設置区を設置し、前記第一設置区と前記第二設置区は、前記衣服折り畳み時には相互に接触し、前記衣服の展開着用時には分離し、
   前記駆動装置は、前記衣服に固定され、前記駆動装置は、電池及びスイッチ回路を有し、前記電池は、前記スイッチ回路を通して、前記発光ライト体に電気的に連接し、
   前記電気的結合スイッチユニットは、第一接続部材及び第二接続部材を有し、前記第一接続部材及び前記第二接続部材は、前記衣服上の前記第一設置区と前記第二設置区にそれぞれ設置され、しかも前記第一接続部材は、前記スイッチ回路に電気的に連接し、
   前記第一接続部材及び前記第二接続部材の電気的接続時には前記スイッチ回路は開き、前記電池と前記発光ライト体の連線を切断し、
   前記第一接続部材及び前記第二接続部材の電気的連接が断たれると、前記スイッチ回路は導通し、前記電池は、前記発光ライト体に対して給電することを特徴とする、
   自動発光衣。
2. 前記電気的結合スイッチユニットは、間接センサー電気的結合スイッチで、前記第一接続部材は、ホールセンサーパーツで、前記第二接続部材は、磁性パーツであることを特徴とする請求項１に記載の自動発光衣。
3. 前記電気的結合スイッチユニットは、電気的結合スイッチに直接的に接触し、前記第二接続部材は、前記スイッチ回路に電気的に連接することを特徴とする請求項１に記載の自動発光衣。
4. 前記第一接続部材及び前記第二接続部材は、導体であることを特徴とする請求項３に記載の自動発光衣。
5. 前記第一接続部材及び前記第二接続部材は、相互に嵌合可能な金属嵌合部材であることを特徴とする請求項４に記載の自動発光衣。
6. 前記第一接続部材及び前記第二接続部材は、相互に磁力で引き合う磁性導電片であることを特徴とする請求項４に記載の自動発光衣。
7. 前記衣服は、レインコート、ウインドブレーカー、ジャケット、マント、警告表示ベスト、工事用ベスト、ライフジャケット及びペットウェアの内の一種であることを特徴とする請求項１に記載の自動発光衣。
8. 前記駆動装置は、前記衣服の内面に設置されることを特徴とする請求項１に記載の自動発光衣。
9. 前記自動発光衣は、数個の電線をさらに有し、前記衣服に設置し、電気的に連接する導線とすることを特徴とする請求項１に記載の自動発光衣。

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