JP3218093U - shoes - Google Patents
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Abstract
【課題】通気性かつ通水性に優れ、歩いたり、走ったりしているときに内部で足が滑り、足のずれが生じることを防止する靴を提供する。
【解決手段】靴１は、足の甲部を覆い、左側及び右側に接続孔を有するアッパー２と、アッパー２と連結された靴底３とを備える。そして、この靴１は、アッパー２の前方、かつ靴底３との境界部である垂直部２Ａに、アッパー２の外側と内側とを貫通する貫通孔６が複数形成され、一方の貫通孔６を始端とし、他方の貫通孔６を終端とする溝が靴底３に形成されている構成をとる。
【選択図】図１An object of the present invention is to provide a shoe that is excellent in air permeability and water permeability, and prevents a foot from slipping and causing a slip of a foot when walking or running.
A shoe 1 includes an upper 2 that covers the upper part of the foot and has connection holes on the left side and the right side, and a shoe sole 3 connected to the upper 2. In the shoe 1, a plurality of through-holes 6 penetrating the outer side and the inner side of the upper 2 are formed in the vertical portion 2 </ b> A that is in front of the upper 2 and the boundary with the shoe sole 3. Is formed in the shoe sole 3 with a groove starting from the other end and ending with the other through-hole 6.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、通気性及び通水性に優れ、歩いたり、走ったりした際に、内部で足が滑ることを防止する靴に関するものである。 The present invention relates to a shoe that is excellent in air permeability and water permeability and prevents a foot from slipping inside when walking or running.
一般的な靴は、靴底と、この靴底に連結されたアッパーを備えている（例えば、特許文献１）。一般的な靴において、アッパーによって、足の甲部、側部、及び踵部が覆われるように設計されている。特許文献１の靴のように、足全体（甲部、側部、踵部）がアッパーによって覆われていると、足は靴の内部で比較的しっかり固定される。そのため、歩いているときや走っているときに受ける衝撃によって、足が適正な位置から大きくずれることはほとんどない。
A general shoe includes a shoe sole and an upper connected to the shoe sole (for example, Patent Document 1). In general shoes, the upper, the side, and the heel of the foot are designed to be covered by the upper. As in the shoe of
一方、アッパーによって、足の甲部のみが覆われ、踵部が覆われていない靴が知られている（例えば、特許文献２）。特許文献２の靴は、靴底と、この靴底に連結され、足の甲部を覆うアッパーと、両端部がアッパーの左右に取り付けられ、アッパーの甲部から靴底の踵部にかけて自在に回動できるストラップとを備えている。この靴では、靴底に踵部まで回動させストラップによって、足の踵部が支持される。そのため、足の踵部が靴底よりも外側（後方）にずれることを防ぐことができる。
On the other hand, a shoe is known in which only the upper part of the foot is covered by the upper and the buttock is not covered (for example, Patent Document 2). The shoe of
特許文献１に記載の靴は、靴の内部に水が浸入した場合、この水が靴の内部に溜まり、使用者に違和感を生じさせる。また、靴の内部に水が溜まると、衛生面からも好ましくない。
特許文献２に記載の靴では、ストラップにより靴底よりも外側（後方）へ足がずれることは防止されるものの、足の側部は固定されていないため、一般的な靴と比較し、靴の内部での足のずれが生じやすい。そして、ストラップをアッパーの甲部に回動させた状態で使用した場合、足の踵部は固定されないため、歩いたり、走ったりしているときに靴の内部で足が滑り、足のずれが生じやすくなる。
In the shoe described in
In the shoe described in
そこで、本考案は、通気性かつ通水性に優れ、歩いたり、走ったりしているときに内部で足が滑り、足のずれが生じることを防止する靴を提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a shoe that is excellent in air permeability and water permeability, and prevents a foot from slipping and causing a slip of the foot when walking or running.
本考案に係る靴は、足の甲部を覆い、左側及び右側に接続部を有するアッパーと、アッパーと連結された靴底とを備え、アッパーの前方、かつ靴底との境界である垂直部に、アッパーの外側と内側とを貫通する貫通孔が複数形成され、一方の貫通孔を始端とし、他方の貫通孔を終端とする溝部が、靴底に形成されていることを特徴とする。 A shoe according to the present invention includes an upper that covers the upper part of the foot and has a connection part on the left side and the right side, and a shoe sole connected to the upper, and is a vertical part that is in front of the upper and is a boundary with the shoe sole. Further, a plurality of through-holes penetrating the outer side and the inner side of the upper are formed, and a groove portion starting from one through-hole and ending at the other through-hole is formed in the shoe sole.
本考案に係る靴は、アッパーの甲部に、アッパーの外側と内側とを貫通する通風孔が複数形成されていることを特徴とする。 The shoe according to the present invention is characterized in that a plurality of ventilation holes penetrating the outer side and the inner side of the upper are formed in the upper part of the upper.
本考案に係る靴は、靴底に溝部が形成されており、この溝部は足の滑り止めとして機能する。そのため、歩いたり、走ったりしているときに使用者の足に力が加わった場合や外力が加わった場合でも、足が滑り、足の位置がずれることが防止される。さらに、アッパーの前方の垂直部に貫通孔が複数形成され、溝部は、一方の貫通孔を始端とし、他方の貫通孔を終端とする。そうすると、靴の内部に水が侵入した場合、侵入した水は溝部を流れ、貫通孔から靴の外部に排出される。したがって、靴の内部に水が溜まることを防止でき、使用者に違和感を生じさせることを回避できる共に、靴の内部の衛生状態が悪くなることを防止できる。また、貫通孔を介して、靴の外部から空気が溝部に流入、及び流出するため、靴の内部の通気性を確保できる。
このように、本考案に係る靴は、通気性かつ通水性に優れると供に、歩いたり、走ったりしているときに内部で足が滑り、足のずれが生じることを防止できる。
In the shoe according to the present invention, a groove is formed in the shoe sole, and this groove functions as a slip stopper for the foot. Therefore, even when a force is applied to the user's foot while walking or running, or even when an external force is applied, it is possible to prevent the foot from slipping and shifting the position of the foot. Further, a plurality of through holes are formed in the vertical part in front of the upper, and the groove part has one through hole as a start end and the other through hole as an end. Then, when water enters the inside of the shoe, the water that has entered flows through the groove and is discharged from the through hole to the outside of the shoe. Therefore, it is possible to prevent water from accumulating inside the shoe, avoiding the user from feeling uncomfortable, and preventing the sanitary condition inside the shoe from deteriorating. Moreover, since air flows into and out of the groove portion from the outside of the shoe through the through hole, air permeability inside the shoe can be ensured.
As described above, the shoe according to the present invention is excellent in breathability and water permeability, and can prevent the slipping of the foot and the slippage of the foot when walking or running.
さらに、本考案に係る靴は、アッパーに外側と内側とを貫通する通風孔が形成されているため、この通気孔を介して、靴の外部の空気が内部に流入したり、内部の空気が外部に流出したりする。そうすると、靴の内部の通気性を確保でき、靴の内部の衛生状態を維持できる。 Furthermore, in the shoe according to the present invention, since the ventilation hole that penetrates the outside and the inside is formed in the upper, air outside the shoe flows into the inside through this ventilation hole, or the inside air flows. Or leak outside. If it does so, the breathability inside shoes can be secured and the hygiene state inside shoes can be maintained.
本実施形態に係る靴を、図１から図５を参照し、説明する。
本実施形態に係る靴は、左足用と右足用を合わせて使用される。左足用の靴と右足用の靴は、左右対象の構造を有している。そのため、本実施形態では、左足用の靴を例に説明し、右足用の靴の説明は省略する。
A shoe according to this embodiment will be described with reference to FIGS.
The shoe according to the present embodiment is used for both the left foot and the right foot. The shoes for the left foot and the shoe for the right foot have a right / left target structure. Therefore, in the present embodiment, the left foot shoe will be described as an example, and the description of the right foot shoe will be omitted.
本実施形態に係る靴１は、図１及び図２に示したように、足の甲部からつま先部を覆うアッパー２と、アッパー２の下側に連結された靴底３と、円形状のリベット４によって、両端がアッパー２に連結されたストラップ５とを備えている。
この靴１は、例えば、幼稚園、小学校、中学校用の外履きや上履きとして、使用される。
なお、図面上、靴１の足長方向を前後方向Ｘ、靴１の高さ方向を上下方向Ｙ、靴１の足幅方向を左右方向Ｚとする。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
In the drawings, the foot length direction of the
［アッパー２］
アッパー２は、足の上側を覆うものであり、樹脂製である。
このアッパー２は、靴底３と連結される垂直部２Ａと、前足部（足囲からつま先までの部分）を覆う水平部２Ｂと、中足部の甲部を覆う傾斜部２Ｃ（甲部）と、中足部の側面の一部を覆う側部２Ｄとを有している。垂直部２Ａは、アッパー２の前方、かつアッパー２と靴底３との境界部分である。側部２Ｄは、傾斜部２Ｃから後方にかけて傾斜して形成されている。そのため、靴１を履いた際、内くるぶしや外くるぶしを含む後足部が露出される。
[Upper 2]
The upper 2 covers the upper side of the foot and is made of resin.
The upper 2 includes a
垂直部２Ａには、アッパー２の外側と内側とを貫通する半円状の貫通孔６が複数形成されている。具体的には、左右方向Ｚの左側に４つの貫通孔６Ａ〜６Ｄ、前方に１つの貫通孔６Ｅ、左右方向Ｚの右側に３つの貫通孔６Ｆ〜６Ｈがそれぞれ形成されている。
水平部２Ｂ及び傾斜部２Ｃには、図３に示すように、アッパー２の外側と内側とを貫通する通気孔７が形成されている。この通気孔７は、楕円状であり、左右両側に２つずつ形成されている。左側に形成された通気孔７は長径方向が左後方向となるように形成されており、右側に形成された通気孔７は長径方向が右後方向となるように形成されている。
A plurality of semicircular through
As shown in FIG. 3, the
側部２Ｄの左右両側には、リベット４が挿入される円形状の接続孔８が形成されている（図２）。この接続孔８は、靴１において、接続部として機能する。側部２Ｄの左右方向Ｚの右側（内側部）の接続孔８よりも下方に、内側出っ張り部１３が形成されている。この出っ張り部１３の靴幅方向の幅Ｗは、ストラップ５の端部の厚みと同じ、あるいは端部の厚みよりも大きく設計されている。また、側部２Ｄの左右方向Ｚの左側（外側部）の接続孔８よりも下方に、外側出っ張り部１４が形成されている。
［靴底３］
靴底３は、足の下面を支持するものであり、樹脂製である。この靴底３は、アッパー２と同じ素材で構成されている。
この靴底３のおもて面３Ａには、図４に示すように、複数の溝１０（１０Ａから１０Ｃ）が形成されている。この溝（溝部）１０は、少なくとも貫通孔６を始端又は終端としている。
具体的には、溝１０Ａは、貫通孔６Ａを始端、貫通孔６Ｈを終端として、形成されている。さらに、溝１０Ｂは、貫通孔６Ｂを始端、垂直部２Ａを終端、溝１０Ｃは、貫通孔６Ｃを始端、貫通孔Ｇを終端として、それぞれ形成されている。溝１０Ａから溝１０Ｃは、直線状に形成されている。また、前後方向Ｘに向けて、複数の溝１５が形成され、踵部３Ｃには円環状の溝が形成されている。
また、靴底３のおもて面３Ａには、滑り止めとしての円状の突起１６が所定箇所に形成されている。
[Sole 3]
The
A plurality of grooves 10 (10A to 10C) are formed on the
Specifically, the
Further, on the
一方、靴底３のうら面３Ｂには、図５に示すように、靴底溝１１が複数形成されている。一部の靴底溝１１は、うら面３Ｂから靴底３の側面まで形成されている。これらの一部の底溝１１は、アッパー２に向けて溝幅が小さくなるように設計されている（図１及び図２）。
On the other hand, a plurality of
［ストラップ５］
ストラップ５は、樹脂製であり、アッパー２や靴底３と同じ素材で構成されている。スタラップ５の長さは、靴１のサイズによって、適宜決定され、ストラップ５の厚みは約３ｍｍから６ｍｍに設計されている。
ストラップ５は、バンド状であり、両側に円形の端部を有している。そして、これらの端部には、リベット４が挿入される円形状のリベット挿入孔１２が形成されている（図１及び図２）。このストラップ５は、アッパー２に回動可能に取り付けられる。具体的には、ストラップ５は、湾曲させ、リベット挿入孔１２とアッパー２の接続孔８とを重ね合わせ、重ね合わされた孔にリベット４が挿入され、アッパー２の側部２Ｄの左側及び右側に取り付けられる。
[Strap 5]
The
The
ストラップ５は、アッパー２の傾斜部２Ｃ（甲部）の上端から靴底３の後端の踵部３Ｃまで自在に回動できる。ストラップ５を踵部３Ｃまで回動させた状態で使用した場合、ストラップ５は使用者の踵部を支持するため、使用者の足は、靴１から抜け出しづらくなる。一方、ストラップ５を傾斜部２Ｃの上端まで回動させた場合、靴１は、サンダル様として使用できる。
The
次に、本実施形態に係る靴１の作用効果について、説明する。
Next, the function and effect of the
本実施形態に係る靴１では、靴底３のおもて面３Ａの前方に複数の溝１０が形成され、この溝１０は線状に形成されている。そのため、溝１０は、滑り止めとしての役割を担う。そうすると、使用者が歩いたり、走ったりしているときに、複数の溝１０によって、使用者の足に力が加わった場合や外力が加わった場合でも、足が滑り、足の位置がずれることを防止できる。
In the
溝１０は、貫通孔６とそれぞれ繋がっている。そうすると、靴１の内部に水が侵入した場合、この水は溝１０を流れ、貫通孔６から靴１の外部に排出される。そのため、靴１の内部に水が溜まることが防止され、使用者に違和感を生じさせることを回避できる共に、靴１の内部の衛生状態が悪くなることを防止できる。
また、水が浸入していない場合、溝１０及び貫通孔６を介して、靴１の内部に空気が流入又は流出される。そのため、足うらの通気性を確保でき、靴１の内部の衛生状態が悪くなることを防止できる。
The
Further, when water does not enter, air flows into or out of the
本実施形態に係る靴１のアッパー２には、複数の通気孔７が形成されており、この通気孔７を介して、靴１の外部の空気が内部に流入したり、内部の空気が外部に流出したりする。そのため、靴１の内部の通気性を確保でき、靴１の内部の衛生状態が悪くなることを防止できる。
このように、本実施形態に係る靴１は、通気性・通風性にも優れたものである。
A plurality of
Thus, the
また、本実施形態の靴１は、洗浄した後の乾燥中に、貫通孔６や通気孔７から水分が外部に蒸発する。そのため、靴１を乾燥させるための時間を短縮することができる。また、通気孔７にはフックを通すことができるため、靴１を乾燥させやすくなる。
In the
以上、本実施形態について説明したが、これ以外にも、本考案の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。例えば、通風孔７は、楕円形に限定されず、アッパー２の内部と外部とを貫通する孔であれば、形状は限定されない。また、貫通孔６、溝１０及び通風孔７の数は、本実施形態の靴１の例に限定されない。
なお、本実施形態では、ストラップ５が設けられた靴１について説明したが、ストラップ５が設けられていない状態でも靴として機能する。
Although the present embodiment has been described above, the configuration described in the above embodiment can be selected or changed to another configuration as long as it does not depart from the gist of the present invention. . For example, the
In the present embodiment, the
１ 靴
２ アッパー
２Ａ 垂直部
２Ｂ 水平部
２Ｃ 傾斜部
２Ｄ 側部
３ 靴底
３Ａ おもて面
３Ｂ うら面
３Ｃ 踵部
４ リベット
５ ストラップ
６ 貫通孔
６Ａ〜６Ｈ 貫通孔
７ 通気孔
８ 接続孔（接続部）
１０ 溝（溝部）
１０Ａ〜１０Ｃ 溝（溝部）
１１ 靴底溝
１２ リベット挿入孔
１３ 内側出っ張り部
１４ 外側出っ張り部
１５ 溝
１６ 突起
Ｗ 幅
Ｘ 前後方向（足長方向）
Ｙ 上下方向（高さ方向）
Ｚ 左右方向（靴幅方向）
DESCRIPTION OF
10 Groove (groove)
10A-10C Groove (groove)
11
Y Vertical direction (height direction)
Z Left-right direction (shoe width direction)
Claims (2)
前記アッパーの前方、かつ前記靴底との境界である垂直部に、前記アッパーの外側と内側とを貫通する貫通孔が複数形成され、
一方の前記貫通孔を始端とし、他方の前記貫通孔を終端とする溝部が、前記靴底に形成されている、
ことを特徴とする靴。 A shoe comprising an upper that covers the upper part of the foot and has a connecting portion on the left and right sides, and a shoe sole coupled to the upper,
A plurality of through-holes penetrating the outer side and the inner side of the upper are formed in a vertical portion that is a front boundary of the upper and the shoe sole,
A groove portion starting from one of the through holes and ending with the other through hole is formed in the shoe sole.
Shoes characterized by that.
ことを特徴とする請求項１に記載の靴。 A plurality of ventilation holes penetrating the outer side and the inner side are formed in the upper,
The shoe according to claim 1.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018002602U JP3218093U (en) | 2018-07-09 | 2018-07-09 | shoes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018002602U JP3218093U (en) | 2018-07-09 | 2018-07-09 | shoes |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3218093U true JP3218093U (en) | 2018-09-20 |
Family
ID=63579838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018002602U Active JP3218093U (en) | 2018-07-09 | 2018-07-09 | shoes |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3218093U (en) |
-
2018
- 2018-07-09 JP JP2018002602U patent/JP3218093U/en active Active
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