JP3216619B2 - 電子メール保管装置 - Google Patents

電子メール保管装置

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JP3216619B2
JP3216619B2 JP31819598A JP31819598A JP3216619B2 JP 3216619 B2 JP3216619 B2 JP 3216619B2 JP 31819598 A JP31819598 A JP 31819598A JP 31819598 A JP31819598 A JP 31819598A JP 3216619 B2 JP3216619 B2 JP 3216619B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール保管装
置に関し、特に、定期的に電子メールを削除することに
よりディスク資源を確保できる電子メール保管装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピューターネットワークが飛
躍的に技術進歩し、普及してきている。その中で、電子
メールを利用する人々が増え、電子メールを行う機会が
増えてきている。また、電子メールとともにバイナリー
メール等を付加することにより、メール1通当たりの容
量も増えてきている。
【0003】そのため、限りあるディスク容量を有効に
使うためには、不必要なメール等を削除することによ
り、ディスク資源の確保を行っていく必要がある。
【0004】そこで、サーバ上のメールボックスに対し
て、定期的に不必要なメールを削除する手段が考えら
れ、先行技術として特開平5−308377号公報、特
開平5−199261号公報等があり、有効期限を過ぎ
た電子メールや、受信後ある一定期間を過ぎた電子メー
ルの削除を行っている。
【0005】例えば、特開平5−308377号公報で
は、図8に示すように、ユーザ22a・・と端末23a
・・を介して接続されている電子メール装置25を備え
る。この電子メール装置25内のメールサーバ26にメ
ールボックス制御手段30が設けられ、メールボックス
制御手段30は、メールボックス28内の電子メールを
定期的に検索し、有効期限を過ぎた電子メールを自動的
に削除している。有効期限を過ぎていない電子メール、
及び、有効期限を付与されてない電子メールはメールボ
ックス28に再度収納し、メールボックス28を適時整
理している。
【0006】また、特開平5−199261号公報で
は、図9に示すように、メールボックスメンテナンス条
件指示部で電子メールの削除条件を設定し、自動運転部
条件指示部でメールボックスメンテナンス部の起動日時
を設定し、自動運転部で起動日時にメールボックスメン
テナンス部を起動させ、メールボックス制御部がメール
ボックスファイル内の削除対象となった電子メールを削
除している。この公報では、有効期限を過ぎた電子メー
ルと、受信後ある一定期間を過ぎた電子メールの削除を
行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には、以下のような問題点がある。すなわち、第1の
問題点は、クライアント側の電子メールについて考慮さ
れていない点である。現在の電子メールのアプリケーシ
ョンにおいては、サーバにある電子メールを読みにいく
のと同時にクライアント側に取り込むのがほとんどであ
り、サーバ上に電子メールが残ることは少なくなってい
る。そのため、特開平5−308377号公報、特開平
5−199261号公報のようにサーバ上のメールボッ
クスを定期的に削除するのではなく、クライアント側の
メールを定期的に削除していくことが必要となる。
【0008】第2の問題点は、ユーザの電子メールの必
要性を考慮していない点である。特開平5−30837
7号公報では、有効期限を過ぎた電子メールのみを削除
しているため問題はないが、特開平5−199261号
公報のように有効期限を過ぎた電子メールだけでは削除
できる量が少ないこともあり、受信後ある一定期間を過
ぎた電子メールの削除を行っているが、その際一定期間
を過ぎた電子メールについて全て削除してしまっている
ため、ユーザにとって必要な電子メールまでも削除して
しまっている。
【0009】第3の問題点は、メールボックスの容量が
考慮されていない点である。すなわち、単に従来技術は
有効期限が過ぎた電子メールや一定期間経過後の電子メ
ールを削除しているが、これらを削除してもメールボッ
クスの記憶容量の残りが少なくなる場合があり、新しい
電子メールを保管できなくなるという問題がある。
【0010】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
ものであり、ディスク資源を確保するために電子メール
を削除する際に、特開平5−199261のように単に
一定期間を過ぎた電子メールを全て削除するのではな
く、ユーザにとって必要な電子メールが失われることを
防ぐことができるクライアントにおける電子メール保管
装置の提供を目的とする。
【0011】また、本発明は、ディスク資源の確保を確
実にできる電子メール保管装置の提供を目的とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の 電子メール保管
装置は、メールサーバとネットワークを介して接続さ
れ、前記メールサーバから電子メールを取得し保管する
電子メール保管装置において、特定の電子メールに削除
不可の情報を付加すると共に、前記電子メールを格納す
る記憶装置の容量の所定の使用率及び前記電子メールに
ついての所定の削除期間を設定できるファイル内容変更
手段と、定期的に、前記削除不可情報が付加された電子
メール及びその他の削除不可の電子メールを除いた電子
メールであって、ファイルアクセス日から前記所定の削
除期間が経過し且つ開封された電子メールである長期保
留開封電子メールを削除する通常削除処理手段と、前記
電子メールを格納する記憶装置の容量の使用率をチェッ
クすると共に、前記記憶装置の容量が前記所定の使用率
を超えたときに、前記削除不可情報が付加された電子メ
ール及びその他の削除不可の電子メールを除いた電子メ
ールであって、ファイルアクセス日から前記所定の削除
期間が経過しておらず且つ開封された電子メールである
短期保留開封電子メールを削除し、それでもなお前記記
憶装置の容量が前記所定の使用率を超えているときに、
前記削除不可情報が付加された電子メール及びその他の
削除不可の電子メールを除いた電子メールであって、フ
ァイルアクセス日から前記所定の削除期間が経過し且つ
開封されていない電子メールである長期保留未開封電子
メール削除して前記記憶装置の容量の所定の使用率を
回復させる強制削除処理手段とを有する構成としてあ
る。
【0017】このような構成の発明によれば、一定期間
経過後の電子メールを自動削除、及び電子メールを格納
する記憶装置の容量が設定値を超えたときに電子メール
を自動削除することができ、ディスク資源を確保できる
と共に、削除不可情報等が付加された削除不可の電子メ
ールを削除対象から外しているので、ユーザにとって必
要な電子メールが自動的に削除されることがない。
た、強制的に電子メールを削除する場合でも、できる限
りユーザにとって必要な電子メールを残すようになって
いる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】このような構成の発明によれば、電子メー
ルの保管期間をユーザが設定できるので、ユーザの事情
に応じて自動削除の対象を選定することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子メールの保管
装置の一実施形態について、図面を参照しつつ説明す
る。
【0025】図1は、本発明の電子メールの保管装置の
一実施形態を示すブロック図である。この電子メール保
管装置1は、メールサーバ2と通信回線3を介して接続
されていて、サーバ2より取得した電子メールの確認を
行うクライアント1であり、キーボード等の入力装置4
を有する。
【0026】クライアント1はファイル内容変更手段1
1と、通常削除処理手段12と、強制削除処理手段13
とを備える。また、サーバ2のメールファイル21を取
り込むメールアプリケーション14と、取り込んだ電子
メールを格納して保管するハードディスク等の記憶装置
としてのメールファイル15と、ファイル内容変更手段
11と強制削除処理手段13及び通常削除処理手段12
との間に介在し、電子メールの情報を格納する制御デー
タ部16とファイル情報データ部17とを備える。
【0027】ファイル内容変更処理手段11は、制御処
理部111、削除不可処理部112を備えている。制御
処理部111は入力装置4からの入力により、メールフ
ァイル15の記憶装置の記憶容量(ディスク)使用率、
ファイル削除期間の設定、変更を行う。削除不可処理部
112は、入力装置4からの入力により、特定の電子メ
ールに削除不可フラグの情報を付加する。通常削除処理
手段12は、ファイル到着日チェック処理部121と、
ファイルアクセス日チェック処理部122と、ファイル
通常削除処理部123とを備えている。
【0028】ファイル到着日チェック処理部121は、
新しく届いた電子メールをチェックし、電子メールのヘ
ッダに格納されているファイルサイズや送り先によって
指定される有効期限の次の日である無効日などのファイ
ル情報及びメール到着日をファイル情報データ部17に
書き込む。
【0029】ファイルアクセス日チェック処理部122
は、メールファイル17に格納された電子メールをユー
ザがアクセスした場合に、その電子メールに対して削除
基準となるファイルアクセス日を検索し、そのファイル
アクセス日をファイル情報データ部17に書き込む。フ
ァイルアクセス日が付加された電子メールは、開封ファ
イルとして扱われることになり、ファイルアクセス日が
付加されていない電子メールは、未開封ファイルとして
扱われる。
【0030】ファイル通常削除処理部123は、ファイ
ル到着日チェック処理部121とファイルアクセス日チ
ェック処理部122により情報が書き込まれたファイル
情報データ部17を定期的に検索し、まだ指定された期
日を超えていない無効日ファイル及び削除不可フラグの
情報が付加されたファイル以外で、ファイル内容変更処
理手段11で設定されたファイル削除期間を超える長期
保留開封ファイルの削除を行う。
【0031】一方、強制削除処理手段13は、ディスク
使用率チェック処理部131、ファイルアクセス日チェ
ック処理部132、ファイル強制削除処理部133を備
えている。
【0032】ディスク使用率チェック処理部131は、
制御データ部16に設定されいるディスク使用率と実際
のディスク使用率とのチェックを常時行う。ファイルア
クセス日チェック処理部132は、メールファイル部1
5に対して削除基準となるファイルアクセス日のチェッ
クを行い、ファイルアクセス日をファイル情報データ部
17に書き込む。強制削除処理部133は、ファイル情
報データ部17を元に削除不可以外の短期保留開封ファ
イル、長期保留未開封ファイルの順で、制御データ部1
6に設定されているディスク使用率を満たすまで、ファ
イルの削除を行う。
【0033】なお、ここでいう長期保留とは、ファイル
アクセス日が制御データ部16のファイル削除期間を超
える期間をいい、短期保留とはファイルアクセス日が制
御データ部16のファイル削除期間を超えない期間をい
う。
【0034】次に、図1〜図5を参照して、上記構成の
電子メール保管装置(クライアント)1の動作について
詳細に説明する。
【0035】最初に入力装置4から制御処理部111に
より、制御データ部16のディスク使用率の設定を行っ
ておく。また、制御データ部16のディスク使用率を変
更する際にも、制御処理111により変更を行う。メー
ルファイル17のうち削除したくないファイルには、そ
の都度、入力装置4から削除不可処理部112により、
ファイル情報データ部17の削除不可フラグに削除不可
の設定を行う。上記の設定のうえで、定期的なファイル
削除処理としての通常削除処理手段12と、ディスク高
使用率時のファイル削除処理としての強制削除処理手段
13により、ディスク資源の確保を行う。
【0036】クライアント1には、各種メールアプリケ
ーション14により、サーバ2のメールファイル21が
クライアント1の記憶装置のメールファイル15に保管
されている。この保管されているメールファイル15に
対して、通常削除処理手段12は、図2(a)に示すよ
うに、ファイル到着日チェック処理部121により、新
しく届いたメールのチェックを行い、そのファイル情報
をファイル情報データ部17に書き込むファイル到着日
チェック処理を行う(ステップA1)。次いで、ファイ
ルアクセス日チェック処理部122により、削除基準と
なる、メールファイル17のファイルアクセス日のチェ
ックを行い、ファイルアクセス日をファイル情報データ
部17に書き込むファイルアクセス日チェック処理を行
い(ステップA2)、通常削除処理部123により、フ
ァイル情報データ部17を元に無効日ファイル、削除不
可以外の長期保留開封ファイルの削除を行うファイル通
常削除処理を行う(ステップA3)。この通常削除処理
手段12による定期的なファイル削除によりディスク資
源の確保を行うことができる。
【0037】次に、これらのファイル到着日チェック処
理(ステップA1)、ファイルアクセス日チエック処理
(ステップA2)及びファイル通常削除処理(ステップ
A3)の3処理の内容の詳細について説明する。
【0038】まず、ファイル到着日チェック処理(ステ
ップA1)は、図2(b)に示すように、全メールファ
イル15を順次検索(ステップA11)し、ファイルが
存在しなければ、処理を終了する。一方、ファイルが存
在すれば、そのファイル情報データ部17を読み込み
(ステップA12)、ファイル情報データ部17に該当
メールファイルのファイル情報がないかどうか判定(ス
テップA13)し、ファイル情報がなければ、そのファ
イルは新規に受け取った電子メールであるので、メール
ファイル15のファイル名、ファイルサイズ、到着日、
ファイル無効日(送信元指定)のファイル情報を確認
(ステップA14)した後、ファイル情報データ部17
にファイル情報を書き込む(ステップA15)。一方、
ステップA13でファイル情報があった場合は、その電
子メールは既に到着日の情報を付加されてファイル情報
データ部17に書き込まれているので、ステップA11
に戻って次のファイルを検索する。
【0039】ファイルアクセス日チエック処理(ステッ
プA2)は、図2(c)に示すように、全メールファイ
ル15を順次検索(ステップA21)し、そのメールの
ファイルアクセス日を確認(ステップA22)した後、
ファイルアクセス日をファイル情報データ部17に書き
込む(ステップA23)。
【0040】ファイル通常削除処理(ステップA3)
は、図3に示すように、ファイル情報データを読み込み
(ステップA31)、ファイル情報データ部17を順次
検索(ステップA32)し、そのファイルのファイル情
報データ部17のファイル無効日が実行日であるかそれ
以前の日である時(ステップA33)、またファイル情
報データ部17の削除不可フラグが削除不可でなく(ス
テップA34)、ファイル情報データ部17のファイル
アクセス日と実行日の期間が制御データ部16のファイ
ル削除期間以上で開封ファイル(長期保留開封ファイ
ル)の時(ステップA35)、そのメールファイル17
の削除(ステップA36)を行う。そして、ステップA
32に戻って次のファイルを検索し、削除すべきファイ
ルを削除する。最後に、制御データを読み込み(ステッ
プA37)、制御データ部16の最終定期処理日に処理
日を書き込む(ステップA38)。
【0041】これにより、ファイル無効日を経過してい
ないファイルでかつ削除不可ファイルでないファイルを
除いて、設定されたファイル削除期間を過ぎたファイル
を除去できる。この通常削除処理を日々行うことによ
り、ディスク資源を確保することができる。
【0042】一方、強制削除処理手段13では、図4
(a)に示すように、まず、ディスク使用率チェック処
理部131により、メールファイル15に対して、制御
データ部16に設定されたディスク使用率と実際のディ
スク使用率とのチェックを常時行うディスク使用率チェ
ック処理を行い(ステップB1)、実際のディスク使用
率が制御データ部16のディスク使用率を超えているか
否かを判断(ステップB2)する。そして、ディスク使
用率が高い場合のみ、ファイルアクセス日チェック処理
部132により、削除基準となる、メールファイル15
のファイルアクセス日のチェックを行い、ファイルアク
セス日をファイル情報データ部17に書き込むファイル
アクセス日チェック処理を行い(ステップB3)、強制
削除処理部133により、ファイル情報データ部17を
元に削除不可以外の短期保留開封ファイル、長期保留未
開封ファイルの順で、制御データ部16のディスク使用
率を満たすまで、ファイルの削除を行うファイル強制削
除処理を行う(ステップB4)。
【0043】これらのステップB1のディスク使用率チ
ェック処理、ステップB3のファイルアクセス日チェッ
ク処理及びステップB4のファイル強制削除処理の3処
理によるディスク高使用率時のファイル削除により、デ
ィスク使用率を既定範囲にすることが可能となる。
【0044】次に、これらの3処理の詳細についてそれ
ぞれ説明する。まず、ディスク使用率チェック処理(ス
テップB1)は、図4(b)に示すように、常時、制御
データ部16に設定されているディスク使用率を読み込
み(ステップB11)、このディスク使用率より実際の
ディスク使用率の方が高くないかチェックを行う(ステ
ップB12)。
【0045】もし実際のディスク使用率の方が高けれ
ば、ファイルアクセス日チェック処理(ステップB3)
を行う。すなわち、図4(c)に示すように、ファイル
アクセス日チエック処理部132は、全メールファイル
15を順次検索(ステップB21)し、そのメールのフ
ァイルアクセス日を確認(ステップB22)した後、フ
ァイルアクセス日をファイル情報データ部17に書き込
む(ステップB23)。
【0046】最後に、図5に示すように、ファイル強制
削除処理(ステップB4)により、ファイル情報データ
を読み込み(ステップB31)、ファイル情報データ部
17を順次検索(ステップB32)する。そして、その
ファイルのファイル情報データ部17の削除不可フラグ
が削除不可でなく(ステップB33)、ファイル情報デ
ータ部17のファイルアクセス日と実行日の期間が制御
データ部16のファイル削除期間未満で開封ファイル
(短期保留開封ファイル)の時(ステップB34)、そ
のメールファイル17の削除(ステップB35)を行
い、実際のディスク使用率が、なお高ければ(ステップ
B36)、短期保留開封ファイルの削除処理を繰り返
す。
【0047】短期保留開封ファイルを削除してもまだデ
ィスク使用率が高い時(ステップB32)は、再度、フ
ァイル情報データ部17を順次検索(ステップB37)
し、そのファイルのファイル情報データ部17の削除不
可フラグが削除不可でなく(ステップB38)、ファイ
ル情報データ部17のファイルアクセス日と実行日の期
間が制御データ部16のファイル削除期間以上で未開封
ファイル(長期保留未開封ファイル)の時(ステップB
39)、そのメールファイル17の削除(ステップB4
0)を行う。実際のディスク使用率がなお高ければ(ス
テップB41)長期保留未開封ファイルの削除処理を繰
り返す。長期保留未開封ファイルを削除してもまだディ
スク使用率が高い時(ステップB37)は、警告メッセ
ージを出力する(ステップB42)。削除処理が終了し
たら、制御データを読み込み(ステップB43)、制御
データ部16の最終定期処理日に処理日を書き込む(ス
テップB44)。
【0048】次に、図6、図7を参照し、具体例を用い
て本実施形態の電子メール保管装置1の動作を説明す
る。この例では、図6に示すように、入力装置4から制
御処理部111にディスク使用率は90%、ファイル削
除期間は31日と設定され、最終定期処理日は1997
年12月31日であるとする。ファイル情報データ部1
7には、図7(a)に示すように、各ファイル名には、
メール到着日、ファイル無効日、ファイルアクセス日、
削除不可フラグの有無(図7(a)では1が削除不可フ
ラグが立てられた状態、0が削除不可フラグが立てられ
ていない状態を示す)等のファイルの情報が記録されて
いる。また、ファイルアクセス日が空欄のファイルは、
未だアクセスが行われていない未開封ファイルであるこ
とを示している。
【0049】処理日を1998年1月1日とした場合、
通常削除処理手段12では、ファイル無効日に達したf
i1e4のメールと、制御データファイル15のファイ
ル削除期間(31日)に達し、ファイル情報データ部1
7の削除不可フラグが削除不可(1)でなく、かつ、開
封ファイルであるファイルfilelのメール等の削除
を行う。この通常削除処理により、図7(b)に示すよ
うに、ファイル1とファイル4が削除され、ディスク資
源が確保されている。
【0050】強制削除処理手段13では、もし実際のデ
ィスク使用率が、制御データ部16のディスク使用率
(90%)を超えた場合には、制御データファイル15
のファイル削除期間(31日)には達していないが、フ
ァイル情報データ部17の削除不可フラグが削除不可
(1)でない短期保留開封ファイルfile3等の削除
を行う。それでもなお、制御データ部16のディスク使
用率(90%)を超えていた場合には、制御データファ
イル15のファイル削除期限(31日)に達し、ファイ
ル情報データ部17の削除不可フラグが削除不可(1)
でない長期保留未開封ファイルの削除を行う。
【0051】この強制削除処理により、ディスク使用率
を常時設定値以下に保つことができ、ディスク資源を確
保することができる。
【0052】このように、本実施形態の電子メール保管
装置は、定期的にメールファイルをチェックして、ユー
ザが必要であると判断した削除不可メールや無効日ファ
イルが削除されるのを防止しながら、不要なメールを削
除してディスク資源を確保することができる。
【0053】また、ディスク高使用率時、ユーザが必要
と判断した削除不可ファイル以外の短期保留開封ファイ
ル、長期保留未開封ファイルを削除することにより、デ
ィスク使用率を既定範囲にすることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子メー
ル保管装置によれば、通常削除により、ユーザにとって
必要なメールが失われることを防止しながら、不要な電
子メールを削除してディスク資源を確保することができ
る。
【0055】また、本発明の電子メール保管装置によれ
ば、強制削除により、ユーザにとって必要なメールが失
われることを防止しながら、ディスク資源の確保を確実
にできる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子メール保管装置の一実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の電子メール保管装置における通常削除
処理(a)、ファイル到着日チェック処理(b)、及び
ファイルアクセス日チェック処理(c)のそれぞれの工
程を示すフローチャートである。
【図3】本発明の電子メール保管装置におけるファイル
通常削除処理の工程を示すフローチャートである。
【図4】本発明の電子メール保管装置における強制削除
処理(a)、ディスク使用率チェック処理(b)、及び
ファイルアクセス日チェック処理(c)のそれぞれの工
程を示すフローチャートである。
【図5】本発明の電子メール保管装置におけるファイル
強制削除処理の工程を示すフローチャートである。
【図6】本発明の電子メール保管装置における制御処理
部で設定された設定値の例を示す表である。
【図7】本発明の電子メール保管装置におけるファイル
情報データ部に書き込まれた電子メールの情報を示すも
ので、(a)は通常削除処理前、(b)は通常削除処理
後を示す。
【図8】特開平5−308377号公報で示された従来
技術を示すブロック図である。
【図9】特開平5−199261号公報で示された従来
技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電子メール保管装置(クライアント) 2 メールサーバ 3 通信回線 4 入力装置 11 ファイル内容変更手段 111 制御処理部 112 削除不可処理部 12 通常削除処理手段 121 ファイル到着日チェック処理部 122 ファイルアクセス日チェック処理部 123 ファイル通常削除処理部 13 強制削除処理手段 131 ディスク使用率チェック処理部 132 ファイルアクセス日チェック処理部 133 ファイル強制削除処理部 14 メールアプリケーション 15 メールファイル 16 制御データ部 17 ファイル情報データ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−117209(JP,A) 特開 平10−293734(JP,A) 特開 平10−28131(JP,A) 特開 平6−97962(JP,A) 特開 平3−92047(JP,A) 特開 平4−54756(JP,A) 特開 平4−243342(JP,A) 特開 平5−167610(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールサーバとネットワークを介して接
    続され、前記メールサーバから電子メールを取得し保管
    する電子メール保管装置において、 特定の電子メールに削除不可の情報を付加すると共に、
    前記電子メールを格納する記憶装置の容量の所定の使用
    及び前記電子メールについての所定の削除期間を設定
    できるファイル内容変更手段と、定期的に、 前記削除不可情報が付加された電子メール及
    びその他の削除不可の電子メールを除いた電子メールで
    あって、ファイルアクセス日から前記所定の削除期間が
    経過し且つ開封された電子メールである長期保留開封電
    子メールを削除する通常削除処理手段と、 前記電子メールを格納する記憶装置の容量の使用率をチ
    ェックすると共に、前記記憶装置の容量が前記所定の使
    用率を超えたときに、前記削除不可情報が付加された電
    子メール及びその他の削除不可の電子メールを除いた電
    子メールであって、ファイルアクセス日から前記所定の
    削除期間が経過しておらず且つ開封された電子メールで
    ある短期保留開封電子メールを削除し、それでもなお前
    記記憶装置の容量が前記所定の使用率を超えているとき
    に、前記削除不可情報が付加された電子メール及びその
    他の削除不可の電子メールを除いた電子メールであっ
    て、ファイルアクセス日から前記所定の削除期間が経過
    し且つ開封されていない電子メールである長期保留未開
    封電子メール削除して前記記憶装置の容量の所定の使
    用率を回復させる強制削除処理手段とを有することを特
    徴とする電子メール保管装置。
JP31819598A 1998-11-09 1998-11-09 電子メール保管装置 Expired - Fee Related JP3216619B2 (ja)

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