JP3216248U - 揚水装置 - Google Patents

揚水装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3216248U
JP3216248U JP2018000969U JP2018000969U JP3216248U JP 3216248 U JP3216248 U JP 3216248U JP 2018000969 U JP2018000969 U JP 2018000969U JP 2018000969 U JP2018000969 U JP 2018000969U JP 3216248 U JP3216248 U JP 3216248U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
fluid
weir
pumping device
water intake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018000969U
Other languages
English (en)
Inventor
正親 桃井
正親 桃井
Original Assignee
株式会社ライフコア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ライフコア filed Critical 株式会社ライフコア
Priority to JP2018000969U priority Critical patent/JP3216248U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3216248U publication Critical patent/JP3216248U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

【課題】 設置後の管理や費用のランニングコストが抑えられ、急勾配な水路が存在する全国の中山間過疎地域を農業および農産品の加工施設などへの電力供給として好適な揚水装置を提供する。【解決手段】 本考案の揚水装置Aは、高低差を有する水路Bの上流に取水口1を設け、この取水口1に流体を導く導水管2の一端を設け、この導水管2の他端に前記流体を上昇および落下させる堰3を設け、この堰3を落下する前記流体にて発電を行うことができるものである。【選択図】図1

Description

本考案は、用水路や河川等の水路の高低差(落差、勾配差)を利用する揚水装置に関するものである。
例えば、水路の高低差を利用して中小水力発電を行う揚水装置としては、水路の放水口に流体の溜池を作り、この流体を電力非使用時にポンプで汲み上げたり、あるいは、サイフォンの原理を用いたりする構成の揚水装置が知られており(例えば、下記特許文献参照)、数から数十キロワットのマイクロ水力発電用として用いられている。
特開2014−020089号広報
斯かる揚水装置は、ポンプで汲み上げる場合では相当な電力が必要となり、あるいは、サイフォンの原理を用いる場合では流域地形の選定や高価な建築費が必要であった。
本考案は、このような従来の問題を解決するものであり、高低差を有する水路があれば適用することができると共に、大規模な設備などを必要とすることなく設置することができる揚水装置に関するものである。
本考案に係る揚水装置は、高低差を有する水路の上流に取水口を設け、この取水口に流体を導く導水管の一端を設け、この導水管の他端に流体を上昇および落下させる堰を設け、この堰を落下する流体にて発電を行うことができるものである。
本考案の揚水装置は、設置後の管理や費用のランニングコストが抑えられるもので、急勾配な水路が存在する全国の中山間過疎地域を農業および農産品の加工施設などへの電力提供用として好適である。
本考案の実施例の構成を示す断面図である。 本考案の他の実施例の構成を示す断面である。
本考案に係る揚水装置は、高低差を有する水路の上流に取水口を設け、この取水口に流体を導く導水管の一端を設け、この導水管の他端に流体を上昇および落下させる堰を設け、この堰を落下する流体にて発電を行うことができるものである。
以下、添付した図1に記載の実施例に基づいて説明すると、本考案の揚水装置Aは、高低差を有する水路Bの上流に取水口1を設け、この取水口1に流体を導く導水管2の一端を設け、この導水管2の他端に流体を上昇および落下させる堰3を設け、この堰3を落下する液体にて発電を行うものである。
堰3は、導水管2の前記他端から前記流体を上昇させる用水管4と、この楊水管4につながり前記流体を下降させる落下水圧管5とを有しており、落下水圧管5からの前記流体の力によって水車など電力変換機構を利用する発電機Cを設置することができる。
本考案者のなどの実験によれば、使用水量が約毎秒0.3立方メートル、水路Bの取水口1と堰3の高低差が100メートル当たり4メートル前後で、導水管2の全長が約150メートル、有効落差が5メートルの場合、発電機Cで8.8キロワットの電力を発電することができた。
図2は、他の実施例を示しており、図1で説明した堰3が直列に3個設けてある。
斯かる実施例では、堰3の間隔を約115メートルとしたところ、堰3の発電機Cの合計で29キロワットの電力を発電することができた。
このように、本考案は、輸入による資源(石油や石炭など)に依存しない発電を可能にするもので、日本の地形に有益な発電を可能とするものである。
特に、利用の少ない河川や水路への設置も送水管2と堰3の設置で済むことから、設置後の管理や費用のランニングコストが抑えられるもので、急勾配な水路が存在する全国の中山間過疎地域を農業および農産品の加工施設などへの電力供給用として好適である。
また、太陽発電や風力発電などと比べて、自然の影響を受けにくく、比較的安定した発電を行うことができるものである。
A 揚水装置
1 取水口
2 導水管
3 堰
4 楊水管
5 落下水圧管
B 水路
C 発電機

Claims (2)

  1. 高低差を有する水路の上流に取水口を設け、この取水口に流体を導く導水管の一端を設け、この導水管の他端に流体を上昇および落下させる堰を設け、この堰を落下する液体にて発電を行うことができることを特徴とする揚水装置。
  2. 前記堰を直列に複数個設けることを特徴とする請求項1に記載した揚水装置。
JP2018000969U 2018-02-26 2018-02-26 揚水装置 Expired - Fee Related JP3216248U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000969U JP3216248U (ja) 2018-02-26 2018-02-26 揚水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000969U JP3216248U (ja) 2018-02-26 2018-02-26 揚水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3216248U true JP3216248U (ja) 2018-05-24

Family

ID=62186570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018000969U Expired - Fee Related JP3216248U (ja) 2018-02-26 2018-02-26 揚水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3216248U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sari et al. Recent innovations and trends in in-conduit hydropower technologies and their applications in water distribution systems
CN207582440U (zh) 一种压力前池拦污栅前置的水电站
WO2013055061A1 (ko) 복수의 터빈과 유로를 이용한 수력 발전 장치
JP3216248U (ja) 揚水装置
CN103410129A (zh) 多级阶梯型跌坎组合消能工结构
KR101577723B1 (ko) 수로 발전장치
US4014173A (en) System for increasing the effective head of a dam without physically increasing the height of the dam
CN104653388A (zh) 漂浮水车发电装置
CN203411959U (zh) 多级阶梯型跌坎组合消能工结构
CN202991328U (zh) 一种水动力发电站
KR20100095687A (ko) 수평식 수력발전시스템
JPH10238449A (ja) もぐり流出装置付き水車並びに該装置に用いるサイド水切り上下フレーム装置
EP3574209B1 (en) Hydroenergetic motor
CN202645822U (zh) 虹吸式多级水力发电系统
CN104100436A (zh) 虹吸式水力发电的方法与设备
JP2014080839A (ja) サイホン式送水発電装置
CA2978935C (en) Cohesion based hydroelectric power
KR20010078994A (ko) 수직 낙하 에너지를 이용한 다단계 수력 발전 방법 및장치
RU149717U1 (ru) Гидроэлектростанция
WO2018203769A1 (ru) Способ переброски и использования водных ресурсов
RU2020101737A (ru) Способ производства электроэнергии
JP2018084147A (ja) 衝動タービン装置
RU2566210C1 (ru) Энергетический комплекс гэс-гаэс
RU2020101687A (ru) Способ производства электроэнергии
CN204401580U (zh) 一种水上水电站

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3216248

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees