JP3215868U - ベッド - Google Patents

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清治 宮内
清治 宮内
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Abstract

【課題】サスペンション機構の耐久性の向上を図ることが可能なベッドを提供する。【解決手段】ベッドは、ベッドフレームと、マットを支持するための複数のマット支持梁4と、ベッドフレームと複数のマット支持梁との間に設けられたサスペンション機構5と、を備え、サスペンション機構は、複数のマット支持梁を支持し、ベッドフレームに対して上下動可能な複数のピストン53と、複数のピストンに沿って架け渡され、複数のピストンを支持するワイヤー7と、を備え、ワイヤーはアラミド繊維で形成される。【選択図】図2

Description

本考案はベッドに関する。
人生の3分の1を過ごす場所と言われるベッドには、良質な睡眠を実現するために体圧を適度に分散させる機能が求められる。
本願考案者は、ベッドフレームとマット支持部との間に設けられる、体圧を分散させるためのサスペンション機構について研究している。このようなサスペンション機構には、長期の使用に耐えうる耐久性が求められる。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、サスペンション機構の耐久性の向上を図ることが可能なベッドを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の一の態様のベッドは、ベッドフレームと、マットを支持するための複数のマット支持梁と、前記ベッドフレームと前記複数のマット支持梁との間に設けられたサスペンション機構と、を備え、前記サスペンション機構は、前記複数のマット支持梁を支持し、前記ベッドフレームに対して上下動可能な複数のピストンと、前記複数のピストンに沿って架け渡され、前記複数のピストンを支持するワイヤーと、を備え、前記ワイヤーはアラミド繊維で形成される。
上記態様において、前記サスペンション機構は、前記複数のピストンのそれぞれに設けられ、前記ワイヤーを下方に押し下げるとともに転がり又は滑りによって前記ワイヤーを案内する複数の第1案内部と、前記複数のピストンのそれぞれを挟むように配置され、前記ワイヤーを上方に押し上げるとともに転がり又は滑りによって前記ワイヤーを案内する、前記ベッドフレームに支持された複数の第2案内部と、をさらに備えてもよい。
上記態様において、前記アラミド繊維の表面に樹脂層が形成されていてもよい。
上記態様において、前記アラミド繊維はケブラーであってもよい。
本考案によれば、サスペンション機構の耐久性の向上を図ることが可能となる。
実施形態に係るベッドの斜視図である。 サスペンション機構の構成例を示す模式図である。 サスペンション機構の構成例を示す模式図である。
以下、本考案の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本考案の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本考案の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本考案の技術的思想は、実用新案登録請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
図1は、実施形態に係るベッド1の斜視図である。図中のx1方向、x2方向、y1方向、y2方向、z1方向、z2方向は、それぞれ前方向、後方向、右方向、左方向、上方向、下方向である。使用者がベッド1に仰向けに寝たときの頭側を前方向、足側を後方向、右手側を右方向、左手側を左方向とする。
ベッド1は、矩形枠状のベッドフレーム2を備えている。ベッドフレーム2は、左右方向に互いに離れて前後方向に延びる一対の長辺部21と、前後方向に互いに離れて左右方向に延びる一対の短辺部22とを含んでいる。ベッドフレーム2の4つの角部には、下方向に延びる脚部3が設けられている。
ベッド1は、マットを支持するための複数のマット支持梁4を備えている。ベッド1に用いられるマットは、マットレスであっても敷き布団であってもよい。マット支持梁4は左右方向に延び、前後方向に並んでいる。マット支持梁4は、左右方向に互いに離れた一対の保持部43によって保持されている。
マット支持梁4は例えば木製の板であり、板ばねとして機能し、使用者の体型や動きに応じて撓ることで体圧を分散する。マット支持梁4は、1枚の板に限らず、例えば厚さ又は太さが互いに異なる複数種類の板又は棒を含んでもよい。
ベッド1の左右両側には、ベッドフレーム2とマット支持梁4との間に介在するサイドサスペンション5及び6が設けられている。このうち、サイドサスペンション5は、本考案のサスペンション機構の一例であり、複数のマット支持梁4を連動させて荷重の均衡を図る機構を備えている。サイドサスペンション5の詳細については後述する。
本実施形態では、一部のマット支持梁4(例えば使用者の首から臀部までの範囲のマット支持梁4)にサイドサスペンション5が設けられている。残りのマット支持梁4(例えば使用者の頭部及び脚部の範囲のマット支持梁4)には、アーチ型の板ばねによって形成されたサイドサスペンション6がそれぞれ設けられている。
ベッドフレーム2の長辺部21のうち、サイドサスペンション5が設けられる範囲にはアンダーカバー25が取り付けられている。サイドサスペンション5は、長辺部21及びアンダーカバー25の左右方向内側に配置されており、上下方向に延びるピストン53の上端部にマット支持梁4の保持部43が連結されている。
図2及び3は、サイドサスペンション5の構成例を示す模式図である。サイドサスペンション5は、ベッドフレーム2に支持される複数のホルダー51と、複数のホルダー51のそれぞれに上下動可能に保持された複数のピストン53とを備えている。これらのピストン53は、マット支持梁4をそれぞれ支持している。
ホルダー51がベッドフレーム2に支持されることにより、ピストン53はベッドフレーム2に対して上下動可能とされている。具体的には、ホルダー51は、ベッドフレーム2の長辺部21の左右方向内側に取り付けられる。ピストン53は、ホルダー51を上下方向に貫通する貫通穴に摺動可能に挿入されている。
サイドサスペンション5は、それぞれのピストン53に設けられた複数のコイルばね55を備えている。コイルばね55は弾性体の一例である。これに限らず、ゴム等が適用されてもよい。コイルばね55はホルダー51の上下両側に配置されており、その内側にピストン53が挿入されている。
コイルばね55は、ピストン53の上下動に応じて伸縮する。すなわち、コイルばね55は、ピストン53の上下動に対してそれとは逆向きの弾性力を発揮して衝撃を吸収する。
サイドサスペンション5は、複数のピストン53に沿って架け渡されたワイヤー7を備えている。ワイヤー7は、複数のピストン53の下方を通るように架け渡されている。具体的には、ワイヤー7は、ベッドフレーム2の長辺部21の、全てのピストン53を含む範囲の前後両側に固定されている。
サイドサスペンション5は、ワイヤー7を案内するための滑車57及び59を備えている。滑車57及び59は、第1及び第2案内部の一例である。滑車57及び59は、転がりによってワイヤー7を案内するが、これに限らず、例えばワイヤー7を滑らせて案内するものであってもよい。
滑車57は、それぞれのピストン53の下端部に設けられており、ピストン53と一緒に上下動可能である。滑車57はワイヤー7を下方向に押し下げる。言い換えると、滑車57はワイヤー7上に載せられている。
滑車59は、それぞれのピストン53を挟むように配置されている。滑車59とピストン53とは、前後方向に交互に並んでいる。滑車59は、ベッドフレーム2に支持されたホルダー51に設けられている。滑車59は、ワイヤー7を上方向に押し上げる。言い換えると、ワイヤー7は滑車59上に載せられている。
本実施形態では、それぞれのホルダー51にピストン53と滑車59が1つずつ設けられているが、これに限らず、ホルダー51には2以上のピストン53又は滑車59が設けられてもよい。
次に、サイドサスペンション5の動作について説明する。図3に示すように、一部のマット支持梁4Aに残りのマット支持梁4Bよりも大きい荷重が加わった場合、一部のマット支持梁4Aが下降する。このとき、ワイヤー7は、一部のマット支持梁4Aのピストン53によって押し下げられ、これに伴い、残りのマット支持梁4Bのピストン53を押し上げる。その結果、残りのマット支持梁4Bが上昇する。一部のマット支持梁4Aの下降と残りのマット支持梁4Bの上昇は、一部のマット支持梁4Aに加わる荷重と残りのマット支持梁4Bに加わる荷重とが均衡するときに終了する。
本実施形態では、ワイヤー7は、ポリエステル樹脂層が表面に形成されたアラミド繊維で形成される。このアラミド繊維としては、特に、パラ系アラミド繊維であるケブラー(登録商標)が好適である。アラミド繊維は、主鎖に芳香環を持つポリアミドの合成繊維であり、高強度及び高弾性であり、耐摩耗性及び耐屈曲疲労性等に優れている。このため、ワイヤー7は、ピストン53からの衝撃を吸収することができ、また、滑車57及び59との摩擦にも十分に耐えることができる等の利点を有している。このように、ワイヤー7にアラミド繊維を適用することで、サイドサスペンション5の耐久性の向上を図ることが可能となる。
上記のとおり、ワイヤー7を形成するアラミド繊維の表面には樹脂層が形成されている。樹脂層の形成態様は特に限定されず、例えば、樹脂溶液をアラミド繊維の表面に塗布することにより形成してもよく、樹脂糸をアラミド繊維に密に巻回することにより形成してもよい。また、本実施形態では、樹脂層がポリエステル樹脂により形成されているが、ポリエチレン樹脂、ポリアクリル樹脂等の他の樹脂により形成されていてもよい。この樹脂層により、滑車57及び59との間の摩擦抵抗を低減することが可能となる。なお、アラミド繊維は、耐光性に優れておらず、紫外線の曝露により劣化しやすいという欠点を有している。本実施形態では、アラミド繊維の表面に形成された樹脂層によって紫外線を遮蔽することができるため、この欠点を補うことができる。また、アンダーカバー25によっても紫外線が遮蔽されるため、サイドサスペンション5の耐久性をより一層向上させることが可能となる。
1 ベッド、2 ベッドフレーム、21 長辺部、22 短辺部、25 アンダーカバー、3 脚部、4 マット支持梁、43 保持部、5 サイドサスペンション(サスペンション機構)、51 ホルダー、53 ピストン、55 コイルばね(弾性体)、57 滑車(第1案内部)、59 滑車(第2案内部)、6 サイドサスペンション、7 ワイヤー

Claims (4)

  1. ベッドフレームと、
    マットを支持するための複数のマット支持梁と、
    前記ベッドフレームと前記複数のマット支持梁との間に設けられたサスペンション機構と、
    を備え、
    前記サスペンション機構は、
    前記複数のマット支持梁を支持し、前記ベッドフレームに対して上下動可能な複数のピストンと、
    前記複数のピストンに沿って架け渡され、前記複数のピストンを支持するワイヤーと、
    を備え、
    前記ワイヤーはアラミド繊維で形成される、
    ベッド。
  2. 前記サスペンション機構は、
    前記複数のピストンのそれぞれに設けられ、前記ワイヤーを下方に押し下げるとともに転がり又は滑りによって前記ワイヤーを案内する複数の第1案内部と、
    前記複数のピストンのそれぞれを挟むように配置され、前記ワイヤーを上方に押し上げるとともに転がり又は滑りによって前記ワイヤーを案内する、前記ベッドフレームに支持された複数の第2案内部と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載のベッド。
  3. 前記アラミド繊維の表面に樹脂層が形成されている、
    請求項1又は2に記載のベッド。
  4. 前記アラミド繊維はケブラーである、
    請求項1乃至3の何れかに記載のベッド。

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