JP3214979U - コブ付きバンド - Google Patents
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Abstract
【課題】屋形テントのフレームに天幕または横幕を張る作業の省力化を図るコブ付きバンドを提供する。【解決手段】屋形テントの天幕2と梁6、並びに横幕5と梁6および柱7との接続具であって、天幕2側または横幕5側に装着され、弾性材料の収縮牽引力によって、両者を引き付けながら接続する一体成型のコブ付き環形状のバンド12とする。【選択図】図1
Description
本考案は屋形テントのフレームに天幕または横幕を張る作業の省力化を図る接続構造に関する。
従来屋形テントに天幕を張るには、金属フレーム中の梁に天幕内周に溶着された布帯を紐かバックル付バンドで締め付けるのが一般的である。
また、従来屋形テントに横幕(別名防風幕)を張るには、金属フレーム中の梁及び柱に横幕周辺を紐かバックル付バンドで締め付けるのが一般的である。
以下図3により従来の一般的天幕取付け方法を説明する。
図3(b)は天幕の斜視図である。天幕1の4辺内周には布帯2が熱溶着されている。図3(a)は天幕内から見た布帯2の正面拡大図であって、約45cm間隔でハトメ3が打ってあり、それに結ばれてある紐4を、図2(d)フレーム群中の梁6に縛るのである。他に図3(a)3、4の代わりにバックル付き布ベルトを布帯2に縫い付けた物もある。
図3(b)は天幕の斜視図である。天幕1の4辺内周には布帯2が熱溶着されている。図3(a)は天幕内から見た布帯2の正面拡大図であって、約45cm間隔でハトメ3が打ってあり、それに結ばれてある紐4を、図2(d)フレーム群中の梁6に縛るのである。他に図3(a)3、4の代わりにバックル付き布ベルトを布帯2に縫い付けた物もある。
次に図3により従来の一般的横幕の取付け方法を説明する。
図3(c)はテント1辺のコーナー部分の横幕平面図である。周囲を折返し袋縫いした所に前述天幕とほぼ同様にハトメ3、紐4が着設されている。横幕5のフレーム群への取付けに際しては、図3(c)の上辺を図3(d)の梁6に、両側面を柱7に夫々紐4で結ぶのである。横幕5は金属フレームの2辺をL字形に、3辺をコの字形に、4辺一周等夫々の形態で図3(d)の周辺に取付ける。因みに横幕5の下辺の紐4は必要に応じ単管等に接続する。
他に図3(a)3、4の代わりにバックル付き布ベルトを周囲に縫い付けた物もある。
図3(c)はテント1辺のコーナー部分の横幕平面図である。周囲を折返し袋縫いした所に前述天幕とほぼ同様にハトメ3、紐4が着設されている。横幕5のフレーム群への取付けに際しては、図3(c)の上辺を図3(d)の梁6に、両側面を柱7に夫々紐4で結ぶのである。横幕5は金属フレームの2辺をL字形に、3辺をコの字形に、4辺一周等夫々の形態で図3(d)の周辺に取付ける。因みに横幕5の下辺の紐4は必要に応じ単管等に接続する。
他に図3(a)3、4の代わりにバックル付き布ベルトを周囲に縫い付けた物もある。
図3(d)は金属フレームの骨組みを表す斜視図であって、6梁、7柱、8(梁を柱頭部へ差込む為の)梁受サヤ、9(梁が柱から抜けない為と躯体強度保持目的の)頬杖、10屋根合掌材、11屋根嶺材で構成されている。
金属フレームは組立てればブロック化して頑丈な一方、幕はフワフワした布製ゆえ風圧に耐えピンと張った綺麗な外観に仕上げるには、多数箇所で接続せねばならない。また、S字フック様のもので引っ掛けるだけなら簡単だが、それではメーカーにより、又は天幕の洗い縮みにより、幕と梁の間隔に差がある事や、風向きと風圧によって外れる危険性がある為、手間の掛かる前述方法に依存せざるを得なかった。
市販の大半を占める2間×3間(6坪)テントの場合で天幕約40ケ所、横幕で平均約25ケ所と要接続個所は多く、高い手の位置で頭を反らしての作業は辛い上、特に多量に使うイベント用の場合、会場使用日時の制約上突貫設営と成るのが常で、作業者への負荷共々使用者のコスト負担は大きく、その省力化が大きな課題となっている。
本考案は、斯様なハードで手間の掛かる作業を大幅に軽減し、簡単で綺麗に張れ、かつ、風圧に耐え得る接続具を提供するする事を目的とするものである。
課題で述べた接続間距離に差異が有っても、弾性体素材でそれをクリアし、簡単で綺麗に張れる接続具、本考案「コブ付バンド」と、その取付けに便利な専用道具の提供で課題を解決できる。
既存の引き締め方法では離れた距離を両手で引き付けられるが、本考案の如き引っ掛け式の場合は、片手で幕端を引っ張って梁等と接近させた状態で掛けなければならない。その解決の為、本接続具の形状を考案したのである。
引っ張って緩まぬように結ぶ、或いはバックル式の様に接続してから引き締めると言うツーステップ動作を、引き付けながら掛けるワンステップ動作とすることにより作業は非常に早く楽に出来る。
既存の天幕、横幕にも簡単に取り付け可能にてユーザーにとっての経済的効果は大きい。
以下、本考案バンド12の実施の形態を図1に基づいて説明する。
図1(a)2は天幕内周4辺に熱溶着された布帯で、二つ折りに袋縫いしたもの。図1(b)5は横幕コーナーの部分図で、周辺を同様に二つ折りに袋縫いしてある。(a)(b)とも夫々の二つ折り部に適度な間隔で小穴を明け、バンド12の環さ部を二つ折り状態で表から裏側へ通してぶら下げた状態である。図1(c)はこれを梁6に、(d)は柱7に夫々接続した状態である。環さ部下端を引っ張ってコブ部の付け根に掛ければ、如何なる風向きでも外れない形状になっている。
次にバンド12をフレームに接続する道具13の使用形態を図2に基づいて説明する。
図2(a)が本考案道具13で左が側面図、右が正面図であり、二股フォークの如き形状を成す。図2(b)は左−中−右の順に接続時の道具13の動きを表す。把持部と先端部の境に掛けたバンド12の環さ下端を、コブの付け根に落し込む際、その付け根は引かれて幕側に陥没気味になるゆえ、道具の先端でコブを手前に引出しながら掛けて図2(c)の如く接続するのである。
かくの如きバンド12と道具13の形状によって引っ掛け方式でも一人作業が可能かつ容易となる。すなわち、片手でコブ部近くの幕地を引き寄せながら、他の手で掛けることが出来るのである。
一般に牽引、引締めに使用されているこの種のバンドは天然ゴムで作られている。さらに、帯状か紐状で長いものゆえ、生ゴムを押出し成型後、缶加硫されており、金型内加硫に比べ、加硫があまい。従って耐候性悪く、弾性劣化も早いので、長時間屋外かつテンションの掛かった状態で使用する当該用途には不向きである。
対して考案品は例えばシリコンゴム等、高耐候性,高延伸性,高抗張力の素材を用いた、弾性劣化の少ない条件下での金型成型品であるうえ、接続時無駄に引き伸ばすことなく、最短距離で接続出来るのも永久歪回避上の利点となる。
1 天幕
2 天幕内周の布帯
3 ハトメ
4 結束紐
5 横幕
6 フレームの梁
7 フレームの柱
12 考案のバンド
13 考案の接続用道具
2 天幕内周の布帯
3 ハトメ
4 結束紐
5 横幕
6 フレームの梁
7 フレームの柱
12 考案のバンド
13 考案の接続用道具
以下図2により従来の一般的天幕取付け方法を説明する。
図2(b)は天幕の斜視図である。天幕1の4辺内周には布帯2が熱溶着されている。
図2(a)は天幕内から見た布帯2の正面拡大図であって、約45cm間隔でハトメ3が打ってあり、それに結ばれてある紐4を、図2(d)フレーム群中の梁6に縛るのである。
他に図2(a)3、4の代わりにバックル付き布ベルトを布帯2に縫い付けた物もある。
図2(b)は天幕の斜視図である。天幕1の4辺内周には布帯2が熱溶着されている。
図2(a)は天幕内から見た布帯2の正面拡大図であって、約45cm間隔でハトメ3が打ってあり、それに結ばれてある紐4を、図2(d)フレーム群中の梁6に縛るのである。
他に図2(a)3、4の代わりにバックル付き布ベルトを布帯2に縫い付けた物もある。
次に図2により従来の一般的横幕の取付け方法を説明する。
図2(c)はテント1辺のコーナー部分の横幕平面図である。周囲を折返し袋縫いした所に前述天幕とほぼ同様にハトメ3、紐4が着設されている。横幕5のフレーム群への取付けに際しては、図2(c)の上辺を図2(d)の梁6に、両側面を柱7に夫々紐4で結ぶのである。横幕5は金属フレームの2辺をL字形に、3辺をコの字形に、4辺一周等夫々の形態で図2(d)の周辺に取付ける。因みに横幕5の下辺の紐4は必要に応じ単管等に接続する。
他に図2(a)3、4の代わりにバックル付き布ベルトを周囲に縫い付けた物もある。
図2(c)はテント1辺のコーナー部分の横幕平面図である。周囲を折返し袋縫いした所に前述天幕とほぼ同様にハトメ3、紐4が着設されている。横幕5のフレーム群への取付けに際しては、図2(c)の上辺を図2(d)の梁6に、両側面を柱7に夫々紐4で結ぶのである。横幕5は金属フレームの2辺をL字形に、3辺をコの字形に、4辺一周等夫々の形態で図2(d)の周辺に取付ける。因みに横幕5の下辺の紐4は必要に応じ単管等に接続する。
他に図2(a)3、4の代わりにバックル付き布ベルトを周囲に縫い付けた物もある。
図2(d)は金属フレームの骨組みを表す斜視図であって、6梁、7柱、8(梁を柱頭部へ差込む為の)梁受サヤ、9(梁が柱から抜けない為と躯体強度保持目的の)頬杖、10屋根合掌材、11屋根嶺材で構成されている。
課題で述べた接続間距離に差異が有っても、弾性体素材でそれをクリアし、簡単で綺麗に張れる接続具、本考案「コブ付バンド」の提供で課題を解決できる。
図1(a)2は天幕内周4辺に熱溶着された布帯で、二つ折りに袋縫いしたもの。
図1(b)5は横幕コーナーの部分図で、周辺を同様に二つ折りに袋縫いしてある。
(a)(b)とも夫々の二つ折り部に適度な間隔で小穴を明け、バンド12の環形状部を二つ折り状態で表から裏側へ通してぶら下げた状態である。図1(c)はこれを梁6に、(d)は柱7に夫々接続した状態である。環形状部下端を引っ張ってコブ部の付け根に掛ければ、如何なる風向きでも外れない形状になっている。
図1(b)5は横幕コーナーの部分図で、周辺を同様に二つ折りに袋縫いしてある。
(a)(b)とも夫々の二つ折り部に適度な間隔で小穴を明け、バンド12の環形状部を二つ折り状態で表から裏側へ通してぶら下げた状態である。図1(c)はこれを梁6に、(d)は柱7に夫々接続した状態である。環形状部下端を引っ張ってコブ部の付け根に掛ければ、如何なる風向きでも外れない形状になっている。
1 天幕
2 天幕内周の布帯
3 ハトメ
4 結束紐
5 横幕
6 フレームの梁
7 フレームの柱
12 考案のバンド
2 天幕内周の布帯
3 ハトメ
4 結束紐
5 横幕
6 フレームの梁
7 フレームの柱
12 考案のバンド
Claims (2)
- 屋形テントの天幕と梁、並びに横幕と梁および柱との接続具であって、天幕側または横幕側に装着され、弾性材料の収縮牽引力によって、前述夫々の両者を引き付けながら接続する一体成型のコブ付き環さ形状を特徴とするバンド。
- 前述コブ付きバンドを用いた前述天幕または横幕と前述梁または柱の接続を容易にする為の専用道具であって、前述コブ付きバンドのコブ部を手前に引出しつつ、環さ部をコブの付け根部に掛ける形態で、バンドの引伸ばし距離を制限しつつ、接続を容易とすることを特徴とする道具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004239U JP3214979U (ja) | 2017-08-01 | 2017-08-01 | コブ付きバンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004239U JP3214979U (ja) | 2017-08-01 | 2017-08-01 | コブ付きバンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3214979U true JP3214979U (ja) | 2018-02-22 |
Family
ID=61231499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017004239U Expired - Fee Related JP3214979U (ja) | 2017-08-01 | 2017-08-01 | コブ付きバンド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3214979U (ja) |
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2017
- 2017-08-01 JP JP2017004239U patent/JP3214979U/ja not_active Expired - Fee Related
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