JP3214408U - 肛門内洗浄用ノズル及び肛門洗浄ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の洗浄便座の肛門洗浄ノズルに簡単に取り付けることができ、痔疾患の使用者が排便後、肛門の周囲を洗浄した後、肛門挿入部を肛門口から肛門内部の歯状線の奥まで挿入した後、洗浄水を流すことにより、歯状線から肛門口までの肛門内側の内痔核や切れ痔、痔ろう等の患部に残っている汚物を洗い流して患部をも洗浄して清潔にし、患部の治癒を補助することができる肛門内洗浄用ノズルを提供する。【解決手段】肛門内洗浄用ノズル1は、洗浄便座の肛門洗浄ノズルに装着される肛門内洗浄用ノズルであって、肛門洗浄ノズルの先端側が挿着される挿着孔2aを備えたノズル挿着部2と、ノズル挿着部2の側壁に穿設された固定部4と、ノズル挿着部2に立設された導水管からなる肛門挿入部3と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、痔患者の肛門の歯状線よりも内部に挿入し、痔患者の患部を洗浄し、痔疾患の治療に好適な肛門内洗浄用ノズル及び肛門洗浄ノズルに関する。
近年、便器上に設置して用便後に肛門や局部を水で洗浄する洗浄便座が普及している。洗浄便座は、肛門洗浄を主とする肛門洗浄ノズルと、女性の局部の洗浄を主とするビデ洗浄ノズルを備えている。これらの洗浄ノズルは、制御装置を介して、水道と接続された水回路と接続されて、使用者の選択により使い分けられている。肛門洗浄ノズルは更に、痔患者用に水勢をやわらげ肛門の周囲も含めて広く洗浄するソフト洗浄と、痔疾患を有さない健常者用に比較的水勢の強いハード洗浄に制御が可能なノズルが開発されている。また、痔患者とそうでない健常者とで水勢の調整を行う煩雑さを解消するために、洗浄ノズルを肛門洗浄ノズルを痔患者用とそうでない健常者用の2本とビデ洗浄ノズルの合計3本を備えた洗浄便座装置が開示されている(特許文献1,2)。また、洗浄ノズルに炭酸ガス発生装置を接続し痔疾患部に炭酸ガスを吹き付け痔疾患部の血行を改善し、用便時の疼痛の軽減又は改善を図る洗浄便座が開示されている(特許文献3)。
しかしながら、上記従来の技術には、次のような課題があった。
(1)(特許文献1、2)の洗浄便座装置は、肛門の外周囲を洗浄するだけなので、外痔核には効果が認められると思料されるが、肛門の内側の皮膚部に発症する内痔核や切れ痔、歯状線のくぼみに発症する痔ろう等の患部には洗浄水が届かず汚物の洗浄ができず、したがって治癒効果が認められないと思料される。また、洗浄ノズルを3本も要し部品点数が増えるだけでなく、また増えた分制御機構も複雑になり、生産性に欠け原価が高くなり、省資源性にも欠けるという課題を有していた。
(特許文献3)は、短時間の炭酸ガス雰囲気に肛門の周囲を短時間曝しても果たして血行改善効果が認められるのか疑問があり、また、直接患部に作用するのではないので、痔疾患を治癒する効果は甚だ疑わしいと言わざるを得ない。
特開平8−199656号公報 特開平7−259164号公報 特開平6−70969号公報
本考案は、上記課題を解決するもので、既存の洗浄便座に簡単に取り付けることができ、痔疾患の使用者が排便後、肛門の周囲を洗浄した後、肛門挿入部を肛門部から肛門内部の歯状線の奥まで挿入して、洗浄水を流すことにより、歯状線から肛門口までの内側皮膚の内痔核や切れ痔、歯状線近辺の痔ろう等の患部を直接洗浄し、患部に残っている汚物を外部に洗い流して患部を清潔にし、患部の治癒を補助することができる肛門内洗浄用ノズルの提供、及び洗浄便座の製造時またはメンテナンス時に簡単に取り付けることができ、痔疾患の使用者が用便後、肛門の周囲を洗浄した後、肛門挿入部を肛門口から歯状線の奥まで挿入することにより歯状線から肛門口までの内側皮膚の内痔核や切れ痔、歯状線近辺の痔ろう等の患部を直接洗浄し、患部に残っている汚物を外部に洗い流して患部を清潔に保つことができる洗浄便座の提供を目的とする。
上記課題を解決するために本考案の肛門内洗浄用ノズル及び肛門洗浄ノズルは、以下の構成を有する。
請求項1に記載の肛門内洗浄用ノズルは、洗浄便座の肛門洗浄ノズルに装着される肛門内洗浄用ノズルであって、前記肛門洗浄ノズルの先端側に挿着される挿着孔を備えたノズル挿着部と、前記ノズル挿着部の側壁に穿設された固定部と、前記ノズル挿着部に立設された中心部に導水管を備えた肛門挿入部と、を有する構成を有している。
この構成により、以下の作用が得られる。
a.既存の洗浄便座の肛門洗浄ノズルに、肛門挿入部を上向きに立てた状態で肛門内洗浄用ノズルのノズル挿着部の挿着孔を挿入し、固定部からボルト等で洗浄ノズルに固定する簡単な工程で設置できる。
b.患者は、肛門内洗浄用ノズルで肛門の周囲を洗浄する。ついで、腰を落として肛門内洗浄用ノズルを肛門内に挿入し、洗浄水を流すことにより、肛門内の皮膚に残った汚物を洗い流すことができ、これにより、肛門内や歯状線より深部まで清潔に保ち、内痔核や切れ痔、痔ろう等の痔疾患の治癒効果を向上させることができる。
ここで、洗浄便座としては、肛門用とビデ用の2本洗浄ノズルを備えたものが好ましい。なお、洗浄ノズルが、1本又は3本の洗浄便座にも使用が可能である。
肛門内洗浄用ノズルのノズル挿着部としては、材質は、合成樹脂や、天然又は合成のゴムが用いられる。挿着孔は洗浄ノズルの外周と略同径に形成される。軟質塩ビ等の軟質合成樹脂や合成ゴムや天然ゴムは洗浄ノズルの周壁に密着し漏水を防ぐのでそのまま装着してもよい。硬質の合成樹脂の場合は挿着孔の入り口側にOリングを装着するのが好ましい。洗浄水が洗浄ノズルの周壁を伝って漏出するのを防ぐためである。ノズル挿着部は洗浄ノズルの先端から挿着孔内に挿着するタイプや洗浄ノズルの洗浄水噴出部を囲繞する管状タイプでもよい。
固定部としては、ねじ止め式のタイプが用いられる。
肛門挿入部としては、直管式タイプや先細りタイプのものが使用されるが、挿入の容易性から先細りタイプが好ましい。いずれも外周面は、挿入時の痛みを防ぐため柔軟性の材料で製作されるのが好ましい。例えば、シリコーンゴムやフッ素ゴム等の合成ゴムや天然ゴム、軟質ポリウレタン、軟質塩化ビニール等の軟質合成樹脂があげられる。尚、肛門挿入部が硬質樹脂で成形されている場合は、その表面に天然ゴム等の軟質性の被覆層を設けてもよい。
請求項2に記載の肛門内洗浄用ノズルは、請求項1において、前記肛門挿入部の長さが1.5〜4cm、前記肛門挿入部の先端部の直径が4〜6mm、前記肛門挿入部の先端部の開孔直径が2〜3mmである構成を有している。
この構成により、請求項1で得られる作用に加え、以下の作用が得られる。
a.肛門の歯状線よりも少し奥に肛門挿入部の先端部が挿入されるので、用便後、痔疾患部の全体に洗浄水を行きわたらせて洗浄し汚物を洗い流すことができる。
ここで、肛門挿入部の長さは肛門口から歯状線より少し深めの長さであればよく、1.5〜4cmが好適に用いられる。肛門挿入部の長さが、1.5cmより短くなるにつれ歯状線に先端部が届かず、切れ痔や内痔核、特に痔ろう等の洗浄ができず、また先端部より上部の肛門内部の皮膚に残った汚物を洗い流すことができないという傾向があり好ましくない。また、4cmよりも長くなるにつれ洗浄水が直腸を刺激し違和感を与える傾向があり好ましくない。
肛門挿入部の先端部の直径が4mm又は先端部の開孔直径が2mmよりも小さくなるにつれ洗浄水噴射部の口径が小さくなり洗浄に時間を要す傾向があり、また、洗浄水の流速が強すぎて直腸を刺激し違和感を与える傾向があり好ましくない。また、肛門挿入部の先端部の直径が6mm又は先端部の開孔直径が3mmよりも大きくなるにつれ肛門に挿入しづらい傾向があり、また単位時間当たりの水量が多すぎて洗浄水が直腸を刺激し違和感を与える傾向があり好ましくない。
請求項3に記載の肛門洗浄ノズルは、洗浄便座に用いられる肛門洗浄ノズルであって、先端側がくの字状に曲折して形成され中芯部に導水部を有する肛門挿入部を備えた構成を有している。
この構成により、以下の作用が得られる。
a.肛門洗浄ノズルの先端側に肛門挿入部が一体に形成されているので、該ノズルの外表面に凹凸部が無いので、使用者が肛門内の洗浄後に該ノズルの先端からのノズル洗浄水を流した際に障害物がないので、該ノズルの表面に汚物が残すことなく洗浄でき、清潔感を向上させ衛生的保つことができる。
b.痔疾患者は、用便後、肛門挿入部で肛門の周囲を洗浄した後、腰を沈めて肛門挿入部を肛門内に挿入し、洗浄水を流すだけで、歯状線の周囲部や肛門内の皮膚に残った汚物を洗い流すことができ、これにより、肛門内や歯状線より深部まで清潔に保ち、内痔核や切れ痔、痔ろう等の痔疾患の治癒効果を向上させることができる。
c.肛門洗浄ノズルを洗浄便座に取り付けるだけで、痔疾患の治療に効果的な洗浄便座を低原価で量産できる。
ここで、肛門洗浄ノズルに肛門挿入部を一体に形成する代わりに、肛門洗浄ノズルの洗浄水噴出部と連通し通水可能なように別途製作した管状の肛門挿入部の基部を溶着や接着若しくは螺着して固定して製作してもよい。
肛門挿入部の構成は、請求項1に記載された構成を有している。
肛門内を洗浄した後の肛門挿入部の洗浄は、肛門洗浄ノズルの洗浄と同様、洗浄便座の制御機構の設定で少量の水を肛門挿入部の先端から流しながら行うことができる。
本考案の肛門内洗浄用ノズル及び洗浄便座によれば、以下の効果を実現できる。
請求項1に記載の肛門内洗浄用ノズルによれば、肛門挿入部から注入される洗浄水で、歯状線から肛門口にかけての肛門内部の汚物を洗い流し清潔にするので、痔疾患の治癒効果を高めることが可能な肛門内洗浄用ノズルを提供できる。
請求項2に記載の肛門内洗浄用ノズルによれば、請求項1で得られる効果のほか、痔疾患患者が用便後、肛門部を洗浄した後に、肛門挿入部を挿入することにより、歯状線の周囲や肛門内皮膚の疾患部を全体に洗浄水を行きわたらせ汚物を洗い流し、痔疾患の治療効果を高めることができる肛門内洗浄用ノズルを提供できる。
請求項3に記載の肛門洗浄ノズルによれば、洗浄便座の製造時やメンテナンス時に、洗浄便座に取り付ける簡単な工程で、痔疾患の治療効果を高めることができる肛門洗浄ノズルを提供できる。
実施の形態1の肛門内洗浄用ノズルを示す斜視図 実施の形態1の肛門内洗浄用ノズルを洗浄便座の肛門洗浄ノズルに挿着した状態を示す要部断面模式図 実施の形態2の洗浄便座に用いられる肛門洗浄ノズルの要部側面断面図
図1は、実施の形態1の肛門内洗浄用ノズルを示す斜視図であり、図2は、実施の形態1の肛門内洗浄用ノズルを洗浄便座の肛門洗浄ノズルに挿着した状態を示す要部断面模式図である。
図1において、1は実施の形態の肛門内洗浄用ノズル、2は肛門洗浄ノズル(図示せず)に挿着される挿着孔2aを備えたノズル挿着部、3はノズル挿着部2に立設され肛門洗浄ノズルと連通された導水部を有する肛門挿入部、3aは肛門挿入部3の先端部、3bは導水部からの洗浄水を先端部3aから噴出する洗浄水噴出部、4はボルト等で肛門内洗浄用ノズル1を肛門洗浄ノズルに固定する固定部である。
図2において、3cは後述する肛門洗浄ノズルの洗浄水の噴射孔からの洗浄水を導水する肛門挿入部3の導水部、10は洗浄便座(図示せず)の肛門洗浄ノズル、11は肛門洗浄ノズル10の洗浄水の噴射孔である。
肛門内洗浄用ノズル1は、軟質ポリウレタン等の軟質合成樹脂やポリオレフィン等の硬質合成樹脂、シリコーンゴム等の合成ゴムや天然ゴムで製造されている。
ノズル挿着部2や肛門挿入部3は一体に射出成形で製造してもよいし、又は、別個に成形しノズル挿着部2に肛門挿入部3を導水部が連通するように接着や、ノズル挿着部2に座繰り等を形成し肛門挿入部3の端部を嵌着し接着剤で固定したり、もしくは該座繰り部と肛門挿入部3の端部をねじ切りし各々を螺着して固定してもよい。
肛門挿入部3の先端部は、肛門に挿入する際に肛門内の皮膚に傷をつけたりしないように面取りされる。また、肛門挿入部3は軟質合成樹脂や合成ゴム、天然ゴムで表面にスキンが形成されるのが好ましい。汚物が洗浄水で洗い流されるようにするためである。
肛門挿入部の長さは1.5〜4cm程度で先端が歯状線よりも深部に来るように形成される。肛門挿入部3の先端部の直径は4〜6mm程度の形成される。挿入時の違和感を少なくするためである。
また、肛門挿入部3の先端部3aの洗浄水噴出部3bの開孔直径は2〜3mm程度に形
成される。洗浄水注入時の違和感を少なくするためである。
固定部4は、ボルト等で固定された後詰め物で面一に形成されるのが好ましい。汚物が洗浄水で洗い流されるようにするためである。
以上のように構成された肛門内洗浄用ノズルについて、以下その使用方法の一例を説明する。
まず、肛門内洗浄用ノズル1を既存の洗浄便座で使用する場合は、洗浄便座(図示せず)
の肛門洗浄ノズル10の先端に、肛門内洗浄用ノズル1を肛門洗浄ノズル10の洗浄水の噴射孔11の位置が肛門挿入部3の導水部と連通するように肛門挿入部3を垂直に立てて挿着する。次いで、固定部4からボルト(図示せず)で肛門洗浄ノズル10に肛門内洗浄用ノズル1を固定した後、固定部4の座繰り部に詰め物を詰めその表面を肛門洗浄ノズル10の表面と面一に形成する。
痔疾患の使用者は、用便後、肛門の周囲を肛門内洗浄用ノズル1で洗浄し、次いで、使用者が腰を少し落とし肛門内洗浄用ノズル1の肛門挿入部3を肛門に挿入する。肛門挿入部3は軟質のゴムや合成樹脂で成形されているので挿入しやすくまた、違和感をあまり感じさせることなく挿入できる。肛門挿入部3を肛門に挿入すると肛門挿入部3の先端部3aが歯状線の周囲乃至深部に位置する。次いで、洗浄水を噴射すると洗浄水が歯状線周囲や肛門内の皮膚を洗浄しながら肛門から流れ出る。洗浄後、腰を上げると肛門挿入部3が肛門から抜ける。
次いで、肛門挿入部3の洗浄水噴出部から少量の洗浄水を洗浄便座の制御機構により流して肛門挿入部3の周囲の汚物を洗い流し、次回の使用に供するように清潔に保つ。
実施の形態1における肛門内洗浄用ノズルによれば、以下の作用を有する。
a.肛門挿入部から肛門内部に注入される洗浄水で、歯状線から肛門口にかけて汚物を洗い流し清潔にするので、痔疾患の治癒効果を高めることができる。
b.痔疾患部の全体に洗浄水を行きわたらせ汚物を洗い流し、痔疾患の治療効果を高めることができる。
c.洗浄便座の製造時やメンテナンス時に、洗浄便座に取り付ける簡単な工程で、痔疾患の治療効果を高めることができる。
図3は、実施の形態2の洗浄便座に用いられる肛門洗浄ノズルの要部側面断面図である。
図3において、実施の形態1と同様の機能を有するものには同一の符号を付し、説明を省略する。
図3において、1aは実施の形態2の洗浄便座(図示せず)に設置される肛門挿入部が一体に形成された肛門挿入部付き肛門洗浄ノズル、3は肛門挿入部、3bは洗浄水噴出部、20は洗浄便座の製造時やメンテナンス時に洗浄便座に設置された肛門洗浄ノズルである。
以上のように構成された実施の形態2の肛門洗浄ノズルについて、以下その使用方法の一例を説明する。
洗浄便座の洗浄制御部や、洗浄水の制御弁、洗浄ノズルの等が収容される収納部等を備えた洗浄設備ボックスの肛門洗浄ノズル取り付け部に、肛門挿入部3を上向きにして肛門洗浄ノズル20を固定するだけで使用に供することができる。
痔疾患の患者が用便後に、肛門洗浄ノズル20を使用する方法は、実施の形態1と同様なので、説明を省略する。
既存の洗浄便座の肛門洗浄ノズルに、肛門挿入部を上向きに立てた状態で肛門内洗浄用ノズルのノズル挿着部の挿着孔を挿入し、固定部からボルト等で洗浄ノズルに固定する簡単な工程で設置できる。既存の洗浄便座に簡単に取り付けることができ、痔疾患の使用者が排便後、肛門の周囲を洗浄した後、肛門部から肛門内部の歯状線の奥まで挿入して、洗浄水を流すことにより、歯状線から肛門口までの内側の内痔核や切れ痔、痔ろう等の患部に残っている汚物を洗い流して患部を清潔にし、患部の治癒を補助することができる肛門内洗浄用ノズルの提供できる。
1 肛門内洗浄用ノズル
1a 肛門挿入部付き肛門洗浄ノズル
2 ノズル挿着部
2a 挿着孔
3 肛門挿入部
3a 先端部
3b 洗浄水噴出部
4 固定部
3c 導水部
10、20 肛門洗浄ノズル
11 噴射孔

Claims (3)

  1. 洗浄便座の肛門洗浄ノズルに装着される肛門内洗浄用ノズルであって、前記肛門洗浄ノズルの先端側に挿着される挿着孔を備えたノズル挿着部と、前記ノズル挿着部の側壁に穿設された固定部と、前記ノズル挿着部に立設された中心部に導水管を備えた肛門挿入部と、を有することを特徴とする肛門内洗浄用ノズル。
  2. 肛門挿入部の長さが1.5〜4cm、肛門挿入部の先端部の直径が4〜6mm、肛門挿入部の先端部の開孔直径が2〜3mmであることを特徴とする請求項1の記載の肛門内洗浄用ノズル。
  3. 洗浄便座に用いられる肛門洗浄用ノズルであって、先端側がくの字状に曲折して形成され中芯部に導水部を有する肛門挿入部を備えたことを特徴とする肛門洗浄用ノズル。
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