JP3213360U - 発電機構、該発電機構を具える発電装置、及び発電機、ディスクモジュール、並びにボビンモジュール - Google Patents

発電機構、該発電機構を具える発電装置、及び発電機、ディスクモジュール、並びにボビンモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】発電効率に優れた発電機構、該発電機構を具える発電装置、及び発電機、並びにボビンモジュールを提供する。【解決手段】複数のマグネット537は、回転軸51と平行する方向に沿ってディスク本体532を挿通して両端が露出するようにディスク本体532に設けられており、略円盤状のディスク本体532の両面側において、回転軸51と連動せずに、ディスクモジュール531の複数のマグネット537が回転軸51を軸心とする相対的な回転によって位置を変えることにより生ずる磁場の変化により電磁誘導を起こして発電するコイル本体を備えた一対のボビンモジュール521と、回転軸51を回転可能に支えるフレーム4とを備える。【選択図】図3

Description

本考案は発電機に関し、特に発電効率に優れた発電機に関する。
電気エネルギーの不足及び地球温暖化の問題に対応するべく、世界各国で積極的にクリーンエネルギーの開発が行なわれ、例えば太陽光発電や風力発電、水力発電等が注目を集めている。
現在は石炭等の燃料を動力として使用しない発電機が実用化されており、この発電機は主に各種の天然動力(水力、風力)を利用することにより、コイル又はマグネットを相対的に回転させることにより生ずる磁場の変化で電磁誘導を起こして発電することができる。
しかし、この種の発電機の発電効率は必ずしも優れているとは言えず、なおも改善の余地が有ると言える。
このような事情に鑑みて、本考案は発電効率が優れた発電機構、該発電機構を具える発電装置、及び発電機、ディスクモジュール、並びにボビンモジュールを提供することを目的とする。また、本考案は発電効率が優れたボビンモジュールを提供することを目的とする。
略円盤状に形成されたディスク本体及び放射状に間隔を開けて前記ディスク本体に設けられた複数のマグネットを備えたディスクモジュールと、前記ディスク本体の略中央を貫通するように取付けられて前記ディスクモジュールと連動して回転する回転軸と、を備えた発電機構において、前記複数のマグネットは、前記回転軸と平行する方向に沿って前記ディスク本体を挿通して両端が露出するように前記ディスク本体に設けられており、略円盤状の前記ディスク本体の両面側において、前記回転軸と連動せずに、前記ディスクモジュールの前記複数のマグネットが前記回転軸を軸心とする相対的な回転によって位置を変えることにより生ずる磁場の変化により電磁誘導を起こして発電するコイル本体を備えた一対のボビンモジュールと、前記回転軸を回転可能に支えるフレームとを備える。
従来は一面側のボビンに対して例えば16個のマグネットを使用した場合、両面側にボビンがある場合合計32個のマグネットが使用されるのに対し、本考案では各マグネットがいずれも回転軸と平行な方向に沿ってディスク本体を挿通して両端が露出するので、両面側にボビンが設置された場合でも16個のマグネットで足りるので効率がいい。
本考案の第1の実施例を説明する斜視図である。 本考案の第1の実施例の平面図である。 本考案の第1の実施例の分解斜視図であり、キャビネットを外した状態を説明するものである。 本考案の第1の実施例のボビンモジュールを説明する図である。 本考案の第1の実施例の要部を説明する分解斜視図であり、ディスクモジュールを説明するものである。 本考案の第1の実施例を説明するブロック図である。 本考案の第2の実施例を説明するための斜視図である。 本考案の第3の実施例を説明するための斜視図である。 本考案の第3の実施例を説明するためにキャビネットを取り外した状態で前方向から見た場合の図面である。 本考案の第4の実施例を説明するための斜視図であり、各キャビネットを取り外した状態の図である。 図10の実施例を前方向から見た図である。 本考案の第4の実施例の他の実施形態を説明する斜視図であり、各キャビネットを取り外した状態の図である。 本考案の第5の実施例を前方向から見た図であり、各キャビネットを取り外した状態の図である。
以下、図1〜図3を参照して本願の発電機の第1の実施例を説明する。ここで、図1は本考案の第1の実施例の斜視図であり、図2は第1の実施例の平面図であり、図3は第1の実施例の分解斜視図であり、キャビネットを外した状態を説明するものである。
発電機2は、発電装置3、駆動装置6、電力制御装置7を備える。駆動装置6は、発電装置3に駆動力が伝達するように連結される。電力制御装置7は、駆動装置6と発電装置3に電気的に接続される。説明の便宜のため以下の実施例においては図2の回転軸51の軸の方向を左右方向Xと定義し、図2において回転軸51の軸の方向と直交する方向を前後方向Yとし、これら左右方向X及び前後方向Yのいずれにも直交する方向を高さ方向Zとする。
発電装置3は、フレーム4、発電機構5、キャビネット8を備える。フレーム4には発電機構5が装着されるが、詳しい装着方法は後述する。発電機構5はフレーム4に装着されるように設けられる。キャビネット8は高さ方向Zと前後方向Yとで構成される断面が略コの字型となるように形成され、図1に示すように前後方向Yにおける両側からフレーム4に装着された発電機構5を覆うと共に、高さ方向Zにおける上側からも発電機構5に対して蓋をするように覆う。すなわち、キャビネット8は後述する一対の装着壁41に沿って蓋をするように覆われる。
フレーム4は、図3に示すように左右方向Xにおける両側から間隔を開けて高さ方向Zへ起立した一対の装着壁41を備える。なお、一対の装着壁41には後述する回転軸51が挿入される一対の回転軸孔411が画成されている。
また、フレーム4は、一対の装着壁41同士を繋ぐように、装着壁41の前後方向Yにおける両端部から左右方向Xに延伸する一対のフレームロッド42を備える(図2、図3を参照)。
発電機構5は略円柱状の回転軸51に加え、ボビンユニット52、ディスクユニット53を備える。回転軸51は、装着壁41に形成された一対の回転軸孔411をそれぞれ貫通するように左右方向Xに延伸する(図3を参照)。また、ボビンユニット52は複数のボビンモジュール521から形成される。ディスクユニット53は複数のディスクモジュール531から形成される。
ボビンユニット52とディスクユニット53は回転軸51を軸として同軸に実装される。また、図3に示すように、複数のボビンモジュール521と複数のディスクモジュール531は左右方向Xに沿って交互に配置される。
また、回転軸51の周面には、互いに間隔を開けて形成され、それぞれ左右方向に延伸するように凹設された複数(図3の実施例では4つ)の回転溝510が画成される。
図2〜図5を参照して説明する。上述のように、ボビンユニット52は、略円盤状の複数のボビンモジュール521を備え、各ボビンモジュール521は、コイル本体522、カバー523、一対の位置決め凸部524、出力端子525、及びボビンモジュール孔526を備える。コイル本体522は、ボビンモジュール孔526を中心として放射状に互いに間隔を開けて設けられ、詳しくは後述する隣り合うディスクモジュール531のマグネット537との間で相対的に位置を変えることにより生ずる磁場の変化により電磁誘導を起こして発電することができる。
カバー523は、コイル本体522の外側を覆うように設けられ、且つ一対のフレームロッド42の間に介在するよう略円盤状に形成される。一対の位置決め凸部524は前後方向Yにおいて対称にカバー523から外側に突起して、それぞれ一対のフレームロッド42上に位置決めされる。出力端子525は、一対の位置決め凸部524のいずれかに外部に露出するように設けられ、コイル本体522と電気的に接続されており、コイル本体522で発電した電力を外部に供給するために用いられる。
カバー523はコイル本体522の外側を完全に覆うものであり、コイル本体522と外界の大気を隔離できることが望ましい。本実施例において、コイル本体522と出力端子525を電気的に接続する方式は特に問わない。また、カバー523と位置決め凸部524は防水材料の一体膜で成形されることが好ましく、例えばエポキシ或いは他のプラスチック材料で形成しても良い。ただし、その他の材料で形成しても差し支えない。
また、ボビンモジュール孔526は、回転軸51とは接触しないように、孔径がディスクモジュール531の後述するディスクモジュール孔538よりも大きく形成されている。
図2〜図5に示すように、ディスクユニット53は、複数のディスクモジュール531を備え、この複数のディスクモジュール531は上述した複数のボビンモジュール521と交互に配置される。また、各ディスクモジュール531は、図5に示すように、ディスク本体532、回転凸部533、第1の装着孔534、一対のパッケージ板535、第2の装着孔536、マグネット537を備え、ディスクモジュール孔538が形成されている。
ディスク本体532は略円盤状に形成され、回転軸51の回転溝510(図3を参照)が噛み合うことにより回転することができる、ここで、ディスク本体532に形成された各回転凸部533は、ディスク本体532の中央に形成されたディスクモジュール孔538の中心に向かうように互いに間隔を開けて突起している。また、ディスクモジュール孔538は図5に示すようにボビンモジュール孔526よりも小径である。
さらに、図5に示すように、本実施形態においては、4つの回転凸部533がディスクモジュール孔538に形成されており、これらがそれぞれ回転軸51に形成された4つの回転溝510と噛み合うことにより、駆動装置6からの駆動力が各ディスクモジュール531に伝えられて回転することができる。
複数の第1の貫通孔534は、ディスクモジュール孔538を中心に放射状に設けられ、いずれも左右方向Xに貫通している。
一対のパッケージ板535は、ディスク本体532を左右方向Xの両側から挟み込むことができるようにそれぞれ略円盤状に形成され、円盤の中央には回転軸51を避けるためのパッケージ板孔539が形成されている。また、第1の装着孔534に対応するように設けられた第2の装着孔536を介してマグネット537が挟み込まれてパッケージングされた後は、パッケージ板孔539とディスクモジュール孔538は同軸上に配置されることとなる。
複数のマグネット537は、回転軸51を囲うように放射状に配置され、且つディスク本体532に形成された第1の装着孔534をそれぞれ貫通するように取り付けられた後、左右方向Xにおける両側から、第1の装着孔534と対応するように設けられたパッケージ板535の第2の装着孔536を貫通して、一対のパッケージ板535に挟まれる。
また、複数のマグネット537は、第2の装着孔536も貫通してパッケージ板535におけるディスク本体532とは反対側に露出し、パッケージ板535のディスク本体532とは反対側の面と面一となり、この状態で隣り合うボビンモジュール521と接近した状態となる。なお、パッケージ板535は非導電性の材料で形成されることが好ましく、プラスチックやベークライトが好ましいが、これらには限られない。
駆動装置6は、図2に示すように回転軸51が回転できるように、回転軸51と連結する。駆動装置6は図示しないモーターと変速機構等で構成される。電力制御装置7は、駆動装置6が回転軸51を回転できるように制御する。
図6に示すように、電力制御装置7は、充電制御器71、蓄電器72、放電制御器73を備える。充電制御器71は、複数のボビンモジュール521と電気的に接続される。蓄電器72は充電制御器71と放電制御器73に接続され、電力を充電する。放電制御器73は、蓄電器72と駆動装置6を電気的に接続する。
充電制御器71は、ボビンモジュール521の出力電力をレギュレーションして整流した後、蓄電器72に電力を充電する。放電制御器73は、蓄電器72に充電された電力に対して所定の処理を行い、駆動装置6に出力する。ここで所定の処理とは例えば、蓄電器72が充電していた直流電力を駆動装置6が利用できる電力に変換すること(例えば交流変換)等であり、これらの処理を経ることにより、駆動装置6が回転軸51を回転できるようになる。
キャビネット8は、磁気を遮断できる材料で形成されることが好ましく、図1に示すように、前後方向Yで向かい合うように形成された一対の壁部81には、複数の位置決め孔810が形成される。フレーム4に対して蓋をするとき、各ボビンモジュール521は、位置決め凸部524が位置決め孔810に嵌め込まれることにより、キャビネット8に対して左右方向Xにずれないように位置決めされることとなる。
図2、3、6に示すように、本考案の発電機2は使用する際に、先ず電力制御装置7が充電された電力(図示しない電力供給装置から供給される電力でもよく、また図示しない電力供給装置により予め蓄電器72に充電されていたものでもよい)で発電機3の回転軸51を回転させる。回転軸51が複数のディスクモジュール531を伴って各ボビンモジュール521に対して相対的に回転すると、各ボビンモジュール521は発電を開始し、生成された電力を充電制御器71に出力する。
充電制御器71は、所定の処理(例えば、整流、レギュレーション等)を行い、処理後の電力を蓄電器72に充電する。蓄電器72に充電された電力の一部は、放電制御器73により制御され、駆動装置6を駆動して継続した発電を行ない、一種の高効率の電力循環モードを構成する。
なお、ボビンモジュール521とディスクモジュール531の数量を合わせ、且つ各ボビンモジュール521のコイル本体522と各ディスクモジュール531の数量も合わせて設計すると、効率よく発電できる。
よって、各ディスク本体532の第1の装着孔534を用いた構成によれば、マグネット537を左右方向Xにおいて両側に配置されたボビンモジュール521のいずれに対しても近づけることができるので、両側に配置されたボビンモジュール521の複数のコイル本体522は、マグネット537の左右両側から同時に発電することができるので、各ディスクモジュール531に使用するマグネット537の数を同じ電力を生成するのであれば、従来よりも大幅に削減することができる。また、これにより、ディスクモジュール531の重量を軽くできるので、駆動装置6がディスクモジュール531を駆動するための消費電力を削減でき、発電機2が発電する効率を高めることができ、ディスクモジュール531の製造コストを安くすることができる。
また、ボビンモジュール521は、位置決め凸部524を有する構造としたので、フレーム4のフレームロッド42上に直接設けることができ、その他の両者を繋ぎ合わせるための構成を必要としない。そのため、部品点数を少なくすることができ、発電装置3を組み立てるのも容易であり、ひいてはコスト安となる。
なお、本実施例において、ボビンユニット52は複数のボビンモジュール521を具備し、ディスクユニット53は複数のディスクモジュール531を具備するが、2つのボビンモジュール521と、これら2つのボビンモジュール521の間に挟まれるように設けられる1つのディスクモジュール531が有れば足りる。また、ディスクモジュール531の両側の2つのボビンモジュール521のコイル本体522に対し、ディスクモジュール531のマグネット537が相対的に位置を変えることにより生ずる磁場の変化により、電磁誘導を起こしてコイル本体522が発電することができる。
また、本実施例では図5に示すように、ディスクモジュール531は一対のパッケージ板535に囲まれてるが、パッケージ板535については必ずしも必要なく、要するに、マグネット537とコイル本体522が相対的に回転できればどのような構造を採用しても差し支えない。
また、本実施例においては、キャビネット8に位置決め孔810を設け、ボビンモジュール521を位置決めしたが、これらの構成は必ずしも必要なく、ボビンモジュール521の位置を定めることができれば足り、例えば、上述したフレームロッド42に凹溝を設けて、この溝にボビンモジュール521を嵌め合わせて位置決めしても良い。
次に、図7を参照して、本考案の第2の実施例を説明するが、第1の実施例と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図7は本考案の第2の実施例を説明するための斜視図である。
本実施例において、発電機構5は、回転軸51に同軸に連結されると共に、フレーム4に対して外付けとなるように左右方向Xにおける隣に取り付けられたローラー状の連結部材54を備える。また、駆動装置6は、キャビネット8の上側(高さ方向Zの上側)に駆動器61を備え、この駆動器61の端部(左右方向Xにおいて手前側)に上述した連結部材54と共に回転するローラーを備える。
駆動器61の駆動力は、このローラーが回転することにより、ベルト状の駆動部材62を介して連結部材54に伝達され、連結部材54も回転することにより、回転軸51に伝えられる。
本実施例において、駆動器61はモーターと変速機構等により構成されるが、これには限られない。本実施例において、連結部材54は例えばプーリーであり、駆動部材62は伝動ベルトである。なお、連結部材をギアとすると共に、駆動部材62をこのギアに対応しするように溝が形成されたチェーンとしても差し支えない。
なお、駆動装置6と発電装置3の間を連結して駆動できるようにする機構は多義にわたるが、第1の実施例と第2の実施例を実施する際は他の連結機構を用いても差し支えない。
図8、図9を参照して、本考案の第3の実施例を説明するが、第1の実施例及び第2の実施例と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
ここで、図8は本考案の第3の実施例を説明するための斜視図である。また、図9は本考案の第3の実施例を説明するためにキャビネット8を取り外した状態で前方向から見た場合の図面である。第3の実施例が第1の実施例及び第2の実施例と異なる点は、発電装置3の数量である。
本実施例において、図9に示すように、発電機2は2つの発電装置3を備える。発電装置3は、左右方向Xにおいて、駆動装置6の両側に設けられている。回転軸51は、駆動装置6の内部から外部にかけて左右両側とも突き出るように延伸しており、これらの回転軸51を介してディスクユニット53を回転させることができる。なお、その他の発電させるための仕組みは第1の実施例と同様なので、説明を省略する。
図10、図11を参照して、本考案の発電機の第4の実施例を説明する。ここで、図10は斜視図であり、また、各キャビネットを取り外した状態の図である。図11は、図10の実施例を前方向から見た図面である。第4の実施例が上述した実施例と異なる点は、発電装置3の構造である。
本実施例において、発電機2は左右方向Xに沿って2つの発電装置3を備える。各発電装置3は高さ方向Zに沿って5つの発電機構5を備える。ここで、図10において、駆動装置6を介して左右方向Xの両側にそれぞれ設けられた発電機構5は左右対称である。
駆動装置6は、駆動器61と、同期機構63を備え、この同期機構63は回転ギア631と同期軸632からなる。駆動器61はモーター等から構成される。同期機構63は、左右方向Xに沿って間隔を開けるように設けられた一対の回転ギア631が高さ方向Zに沿って5セット設けられ、同期軸632がこの一対の回転ギア631同士を繋ぐように構成される。
また、図10において、下から1段目に設けられた駆動器61は回転軸51を介して下から1段目の一対の回転ギア631を回転させつつ、下から1段目の発電機構5に対しても回転軸51が回転することにより、ディスクユニット53を回転させて発電する。
図10の実施例では、奇数段目(下から1段目、3段目、及び5段目)の回転ギア631の大きさが偶数段目よりも大きく形成されている。そして、下から1段目の一対の回転ギア631が回転すると、下から2段目の一対の回転ギア631も歯車が噛み合うことにより回転する。この際、同期軸632が一対の回転ギア631に取り付けられているので、下から2段目の一対の回転ギア631は互いに同期して回転する。
これらの回転を繰り返すことにより、次々と(高さ方向Zに沿って歯車が全て噛み合っているので実際には同時に)上の段に設けられた一対の回転ギア631が回転することにより、5段全ての一対の回転ギア631が回転する。
なお、図10の例では下から1段目の発電機構5の両隣に駆動器61を設けており、下から2段目以上の回転機構5の隣には駆動器61及び電力制御装置7を設けていないが、下から2段目以上の発電機構5により発電された電力は、図示しない電線を介して図6で説明した充電制御器71に相当する構成に入力されるので、段数を増やした分発生できる電力は増加することとなる。
なお、下から1段目の段における回転軸51は必ず必要となるが、下から2段目から下から5段目にかけての同期軸632は必ずしも必要ではない。
図12は本考案の第4の実施例の他の実施形態を説明する斜視図であり、各キャビネットを取り外した状態の図である。相違点は図10、図11の実施例では下から1段目に駆動器61と電力制御装置7が設けられていたが、図12の実施例では下から3段目に駆動器61と電力制御装置7が設けられていることである。このように、駆動器61は高さ方向Zにおいて何段目に設けても差し支えない。
なお、詳細は省略するが、図10〜12のように、高さ方向Zに複数段にわたり発電機構5を積むのは片側だけでも足る。つまり発電装置3は片側だけでも足り、必ずしも駆動装置6を介して左右方向Xの両側に発電装置3を設けなくても足りる。更に、回転ギア631が噛み合えば足りるので、必ずしも真上に発電機構5を積み重ねる必要はない。
図13は、本考案の第5の実施例を前方向から見た図であり、各キャビネットを取り外した状態の図である。図13に関して下から1段目に駆動器61と電力制御装置7が設けられている点は図10の実施例と同様だが、図10の実施例と異なり、回転ギア631を用いる代わりに、左右方向Xに間隔を開けてループ状に形成された一対のベルト634と、プーリー633を備える。
駆動器61により下から1段目のプーリー633を回転させると、これと噛み合いつつ、下から1段目と下から2段目にかけて設けられたベルト634が、下から1段目のプーリー633の回転に合わせて回り始める。その際、下から2段目に設けられたプーリー633も回るが、今度はその回転を受けて、下から2段目から下から3段目にかけて設けられたベルト634も回転する。
このような動作を最上段のプーリー633まで繰り返えすことにより、5段にわたり設けられた一対の回転軸51を回転させることができ、発電できる。なお、プーリー633とベルト634はギアと、このギアと噛み合うような歯が形成されたチェーンに置き換えても良く、要するに、5段に重ねられた発電機構5の回転軸51の全てが回転して、マグネット537とコイル本体522が相対的に位置を変えて発電できればどのような構成でも差し支えない。
以上のように、ディスクモジュール531の構造を用いて設計することで、従来と同じ電力を生成するのであれば、ディスクモジュール531に必要となるマグネット537を減らすことができる。即ち、ディスクモジュール531には図5のように、1セット(放射状に設けられた16個)のマグネット537を第1の装着孔534等を利用して装着すれば、その左右方向Xにおける両隣に設けられたボビンモジュール521にはそれぞれ1セットのコイル本体522が設けられているので、片側のみにボビンモジュール521を設けるよりも、発電量を高められる。
また、従来と同じ電力生成するのであれば、マグネット537の数量を減らすことができ、重量を軽くできる。更に、マグネット537の数量を減らしマグネット537の総重量を軽くできれば、ディスクモジュール531を回転させるために必要な力が弱くても足りるので、発電効率が良い。更に、マグネット537の数量を減らせるのでコスト安となる。
更に、位置決め凸部524を図1の位置決め孔810に嵌め、又は図3のフレームロッド42に載置するだけで足りるので、ディスクモジュール531が左右方向Xにずれないようにするための構造を容易に実現でき、その他の新たな構成を必要としないので、装置の構造が煩雑にならない。
更に、図10〜図13で説明した実施例のように、発電機構5を上に重ねるようにして(すなわち、高さ方向Zに沿って)発電装置3を形成し、且つこの発電装置3を駆動装置6における左右方向Xの両側に配置して発電機2とすれば、より一層大きな電力を生成することが可能である。
以上の説明は、本考案の実施例に過ぎず、これを以って本実用新案登録請求の範囲を限定するものではない。また、本考案の実用新案請求の範囲及び明細書の内容に簡単な付加や変化を加えたに過ぎないものについても、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の技術的範囲に属するものとする。
2 発電機
3 発電装置
4 フレーム
41 装着壁
42 フレームロッド
5 発電機構
51 回転軸
510 回転溝
52 ボビンユニット
521 ボビンモジュール
522 コイル本体
523 カバー
524 位置決め凸部
525 出力端子
53 ディスクユニット
531 ディスクモジュール
532 ディスク本体
533 回転凸部
534 第1の装着孔
535 パッケージ板
536 第2の装着孔
537 マグネット
54 連結部材
6 駆動装置
61 駆動器
62 駆動部材
63 同期機構
631 回転ギア
632 同期軸
633 プーリー
634 ベルト
72 蓄電器
73 放電制御器
8 キャビネット
81 壁部
810 位置決め孔

Claims (10)

  1. 略円盤状に形成されたディスク本体及び放射状に間隔を開けて前記ディスク本体に設けられた複数のマグネットを備えたディスクモジュールと、前記ディスク本体の略中央を貫通するように取付けられて前記ディスクモジュールと連動して回転する回転軸と、を備えた発電機構において、
    前記複数のマグネットは、前記回転軸と平行する方向に沿って前記ディスク本体を挿通して両端が露出するように前記ディスク本体に設けられており、
    略円盤状の前記ディスク本体の両面側において、前記回転軸と連動せずに、前記ディスクモジュールの前記複数のマグネットが前記回転軸を軸心とする相対的な回転によって位置を変えることにより生ずる磁場の変化により電磁誘導を起こして発電するコイル本体を備えた一対のボビンモジュールと、
    前記回転軸を回転可能に支えるフレームとを備える、
    ことを特徴とする発電機構。
  2. 前記一対のボビンモジュールは、それぞれ前記回転軸が延伸する左右方向Xと直交する前後方向Yに突起した一対の位置決め凸部を備え、
    前記フレームは、
    前記左右方向Xにおける両側から間隔を開けて、前記左右方向X及び前記前後方向Yのいずれにも直交する高さ方向Zへ起立した一対の装着壁と、
    前記一対の装着壁同士を繋ぐように、前記装着壁の前後方向Yにおける両端部から前記左右方向Xに延伸する一対のフレームロッドを備え、
    前記一対の位置決め凸部はそれぞれ前記一対のフレームロッドに載置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電機構。
  3. 磁気を遮断する材料で形成されるキャビネットを更に備え、
    前記一対のボビンモジュールは、それぞれ前記回転軸が延伸する左右方向Xと直交する前後方向Yに突起した一対の位置決め凸部を備え、
    前記フレームは、
    前記左右方向Xにおける両側から間隔を開けて、前記左右方向X及び前記前後方向Yのいずれにも直交する高さ方向Zへ起立した一対の装着壁を備え、
    前記キャビネットは前記一対の装着壁に対して前後方向Y及び高さ方向Zから蓋をするように覆われると共に、前後方向Yにそれぞれ形成された相対する一対の壁部には位置決め孔が形成され、
    前記位置決め凸部は前記位置決め孔に嵌めこまれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電機構。
  4. 放射状に間隔を開けて設けられた複数のマグネットを備え、且つ略円盤状に形成された複数のディスクモジュールと、前記複数のディスクモジュールの略中央を貫通するように取付けられて前記複数のディスクモジュールと連動して回転する回転軸と、を備えた発電機構において、
    前記複数のマグネットは、前記回転軸と平行する方向に沿って前記複数のディスクモジュールを挿通して両端が露出するように前記複数のディスクモジュールに設けられており、
    略円盤状の前記複数のディスクモジュールの両面側において、前記回転軸と連動せずに、前記複数のディスクモジュールの前記複数のマグネットが前記回転軸を軸心とする相対的な回転によって位置を変えることにより生ずる磁場の変化により電磁誘導を起こして発電するコイル本体を備えた複数のボビンモジュールと、
    前記複数のボビンモジュールを支えるためのフレームとを備え、
    前記複数のディスクモジュールと前記複数のボビンモジュールは交互に設けられる
    ことを特徴とする発電機構。
  5. 請求項2に記載した発電機構を複数具え、複数の前記発電機構を前記高さ方向Zに沿って重ねるようにして形成された発電装置であって、
    前記発電装置は、
    各前記発電機構の前記回転軸と同期して回転する回転ギアを備え、
    各前記回転ギアは前記高さ方向Zにおいて互いに隣り合うもの同士の間で噛み合う
    ことを特徴とする発電装置。
  6. 請求項1に記載の発電機構と、前記発電機構の前記回転軸が回転するように前記回転軸と連結された駆動装置と、電力制御装置とを備え、
    前記電力制御装置は、
    前記一対のボビンモジュールと電気的に接続され、前記一対のボビンモジュールの出力電力をレギュレーションして整流する充電制御器と、
    前記充電制御器に電気的に接続され電力を充電する蓄電器と、
    前記蓄電器に充電された電力を前記駆動装置が利用できる電力に変換する放電制御器と、
    を備えることを特徴とする発電機。
  7. 回転軸と連動して回転する略円盤状に形成されたディスクモジュールに放射状に間隔を開けて設けられた複数のマグネットが前記回転軸を軸心とする相対的な回転によって位置を変えることにより生ずる磁場の変化により電磁誘導を起こして発電するコイル本体を備えたボビンモジュールであって、
    前記ボビンモジュールを前記ディスクモジュールの両隣に設けたことを特徴とするボビンモジュール。
  8. 駆動されて回転すると共にその軸方向の両側に位置するボビンユニットを電磁誘導により発電させるディスクユニットであって、
    軸方向に貫通すると共にその中心を囲うように間隔をあけて配置された複数の第1の装着孔を備えたディスク本体と、
    前記複数の第1の装着孔をそれぞれ貫通するように装着されると共に、前記ディスクユニットの軸方向の両側にそれぞれ露出する複数のマグネットとを備えた
    ことを特徴とする発電機のディスクユニット。
  9. 前記ディスク本体のいずれか一つの軸方向の側面に同軸に固定される第1のカバーを備え、前記カバーは前記第1の装着孔に対応するように連通する複数の第2の装着孔を備え、前記複数のマグネットはそれぞれ互いに対応するように連通する前記第1の装着孔の一つと前記第2の装着孔の一つとを貫通するように装着される
    ことを特徴とする請求項8に記載の発電機のディスクユニット。
  10. 前記ディスク本体軸方向における前記第1のカバーと相対する側に固定される第2のカバーを備え、前記複数のマグネットはそれぞれ互いに対応するように連通する前記第1の装着孔の一つと、前記第1のカバーの前記第2の装着孔の一つと、前記第2のカバーの第2の装着孔の一つとを貫通するように装着される
    ことを特徴とする請求項9に記載の発電機のディスクユニット。
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