JP3213249U - 給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浅い水槽でも利用できる給水装置を提供する。【解決手段】水取り入れ部15と、水取り入れ部15から水16を受け取る混合室13と、混合室13に位置する攪拌部12と、水取り入れ部15に位置する泡発生器20と、を含む、給水装置100を用いる。さらに、混合室13から水16を受け取る水供給管11を有する給水装置100を用いる。水取り入れ部15が管状であり、管状の途中に泡発生器20を取り付けた給水装置100を用いる。【選択図】図1A

Description

本願考案は、給水装置に関する。特に、給水時に泡を発生する給水装置に関する。
従来から、養殖槽や培養槽などの水槽中で泡を発生する装置があった(特許文献1)。この装置は、水槽中に位置し、水を循環させる時に、微細な泡を発生する。この泡により、水中の酸素濃度などの改善など水質の改善するものである。
特開2012−5947号公報
上記の例では、水槽の深さがある程度ないと、装置を使用できない。よって、本願課題は、浅い水槽でも利用できる給水装置を提供することである。
上記課題を解決するため、水取り入れ部と、上記水取り入れ部から水を受け取る混合室と、上記混合室に位置する攪拌部と、上記水取り入れ部に位置する泡発生器とを含む、給水装置を用いる。
本願考案の給水ポンプは、浅い水槽でも利用でき、給水とともに、水に細かい泡を簡便に効率よく発生させることができる。細かい泡により溶存酸素量が増大した水が供給され、動植物などの育成が促進される。
実施の形態1の給水装置の断面図 実施の形態1の給水装置の変形例の断面図 実施の形態1の給水装置の変形例の断面図 (a)実施の形態1の給水装置の変形例の断面図、(b)〜(c)実施の形態1の混合室の下面図 実施の形態2の給水装置の断面図 実施の形態3の給水装置の断面図 実施の形態4の給水装置の断面図 (a)実施の形態4の給水装置の変形例の断面図、(b)実施の形態4の多孔質体の側面図、(c)実施の形態4の混合室の下面図 (a)〜(c)実施の形態4の攪拌部の変形例の斜視図、(d)〜(h)実施の形態4の多孔質体22の変形例を示す図 (a)〜(c)実施の形態4の攪拌部の回転羽根を示す図 (a)実施の形態5の給水装置の断面図、(b)〜(c)実施の形態5の給水装置の水取り入れ部の一部の拡大断面図 (a)実施の形態6の水取り入れ部に平行方向の給水装置の断面図、(b)〜(d)実施の形態6の泡発生器の水取り入れ部に平行方向の断面図 (a)〜(d)実施の形態6の水取り入れ部15の断面図、(e)〜(h)(a)〜(d)の側面図 (a)〜(c)実施の形態6の図6B(a)〜図6B(h)の多孔質体22の組み込みを説明する図 (a)実施例の水田の写真の図、(b)実施例の水田の拡大写真の図 実施例の泡を示す写真の図
本願考案を、図1を用いて説明する。
(実施の形態1)
<構成>
実施の形態1の給水装置100を、図1Aを用いて説明する。給水装置100は、水槽24中に配置される。水槽24には水16が存在する。
実施の形態1の給水装置100は、駆動部10と、攪拌部12と、混合室13と、水供給管11と、水取り入れ部15と、泡発生器20とからなる。駆動部10は、攪拌部12と繋がり、攪拌部12を回転させる。モータなどである。
攪拌部12は、駆動部10に隣接する混合室13にあり、泡と水を混合するプロペラなどで回転する。回転子、インペラ、スクリューなどである。ただし、回転せずに、攪拌する機構でもよい。混合室13は、攪拌部12を有し、水取り入れ部15からの水と泡を受けいれる。水と泡とをかき混ぜ、水供給管11から水と泡を水槽24へ供給する。水取り入れ部15は、水槽24からの水を取り入れる。
水供給管11は、水槽24へ、給水装置100の水を供給する。水取り入れ部15は攪拌部の12の下部にあり、水取り入れ部15が水中にあれば、水深が浅くとも使用できる。
泡発生器20は、泡を発生する。外部から空気を空気供給部21から取り入れ、先端の多孔質体22から泡を発生させる。多孔質体22へは空気供給部21から空気を供給する。ここで、水槽24は、田んぼや畑、池、水槽など動植物が飼育、育成される槽である。なお、空気供給部21は、円形管状、四角形管状、チューブ状、その他、いずれでもよい。空気を供給できればよい。
多孔質体22は、球状に均質に穴を有するものが好ましい。エアストーンなどが使用できる。なお、空気供給部21には、空気を送る装置(エアーポンプ)を設けることが好ましいがなくともよい。水取り入れ部15内の水の流れで、自然に空気が多孔質体22を経由して、水取り入れ部15へ送られる。空気供給部21には、空気量を調整する調整部17を設けるのが好ましい。空気量に応じて、泡の大きさが変化する。バルブ、ピンチコックなどである。特に、その高低差から空気を取り組みにくい、以下で説明する実施の形態5、6の陸上タイプの場合、また、水深が深いところに、混合室13がある場合、空気を送り込みにくいため、空気供給部21に、空気を送り込むポンプなどを接続することが好ましい。
<使用方法>
水槽24に給水装置100を設置する。水槽24の水を水取り入れ部15より受ける。水取り入れ部15において、泡発生器20で泡を発生する。水とともに泡を混合室13へ入れる。混合室13で、攪拌部12によって水と泡を混合し、水と泡とを水供給管11より水槽24へ供給する。混合室13で攪拌部12により、泡がせん断され、泡がさらに細かくなる。
水取り入れ部15は、攪拌部12に水と泡を供給する。結果、攪拌部12の回転により、泡がせん断され、より細かくなる。水取り入れ部15の出口はどこにあってもよいが、攪拌部12の端部よりも中央部に位置することが望ましい。中央部に位置すると水を吸いやすくなり、効率良く水と泡を供給することができる。
なお、混合室13の位置は、水中が好ましい。少なくとも、水取り入れ部15は水中に位置することが好ましい。駆動部10も水中に位置することが好ましい。水で冷却できる。場所の配置には自由度があり、いろいろな場所で使用できる。以下の実施の形態も同様である。
<効果>
給水装置100は、水取り入れ部15が水中にあれば稼働できるので、給水装置100は、浅い水槽でも細かな泡を含んだ水を水槽24に供給できる。このことで、水槽24中の植物や動物などの生き物の成長が加速される。水取り入れ部15の配置の場所により、浅い水槽24でも利用できる。
なお、図1Aのように、水取り入れ部15は、攪拌部12の回転面に対して、垂直下方方向から水を供給するのが好ましい。なお、図1B〜図1D(c)は実施の形態1の変形例である。図1Bは、図1Aと異なり水取り入れ部15の下面に開口がある。水取り入れ部15は管状でなくともよい。下面の開口部から水を取り入れることができる。図1Cは、図1Aと異なり、水供給管11が、下方を向いている。水供給管11は、上方、下方、水平方向のいずれに向いていてもよい。図1D(a)は、水供給管11が水平方向を向いている例である。また、図1D(b)は、図1D(a)時の混合室13の下面である。水供給管11は、1つある。図1D(c)は、変形例であり、水供給管11が4つ、異なる方向へ向けてある。水供給管11は、1つでなく複数あってもよい。
(実施の形態2)
<構成>
実施の形態2の給水装置200を説明する。実施の形態1との相違点を説明する。説明しない事項は実施の形態1と同様である。図2は、給水装置200の断面図である。給水装置200では、水取り入れ部15の構造が実施の形態1と異なる。給水装置200では、水取り入れ部15が筒状であり、その筒中に多孔質体22が位置する。実施の形態1の効果に加え、以下の効果がある。水の流れ(点線)を制御でき、泡の発生を制御しやすい。水取り入れ部15の管にフィルターなど付けることで、水中の浮遊物が混合室13に入らないようにすることができ、故障を防止できる。
(実施の形態3)
<構成>
実施の形態3の給水装置300を説明する。実施の形態1、2との相違点を説明する。説明しない事項は実施の形態1、2と同様である。
図3は、実施の形態3の給水装置300の断面図である。実施の形態1,2との相違点は、泡発生器20である。泡発生器20の空気供給部21が太い管であり、多孔質体22が、その管に複数の小さな開口を設けた形状となっている。また、管にガラスフィルターや多孔質シリコンラバー、フッ素樹脂多孔体などの多孔質体をはめこんだ形状でもよく、いろいろな形状の開口を設けることができる。
多孔質体22は管の底部に設置されていてもよいが、水の流れに対向しない方向、つまり、下流側に向いて設置されていることが望ましい。空気供給部21は、水取り入れ部15に差し込まれている。差し込む量で泡の発生量を制御できる。実施の形態1、2の効果に加え、以下の効果がある。多孔質体22の開口の量、密度、大きさで泡を制御できる。また、空気供給部21を回転させること、または、位置を変えることで、多孔質体22の位置が変わり、泡の発生を制御できる。
(実施の形態4)
実施の形態4の給水装置400を説明する。実施の形態1〜3との相違点を説明する。説明しない事項は実施の形態1〜3と同様である。図4Aは、実施の形態4の給水装置400の断面図である。実施の形態1〜3との相違点は、泡発生器20である。
空気供給部21が、混合室13にまで延伸して位置する。さらに、空気供給部21の多孔質体22が、空気供給部21の側面(先端でもよい)に設けられ、攪拌部12の下部に設けられている。なお、空気供給部21を、水取り入れ部15の入口から差し込んでもよいし、水取り入れ部15の途中に開口を設け、差し込んでもよい。上記の実施の形態の効果により、より多くの泡を発生できる。
図4B(a)〜図4C(h)は図4Aの多孔質体22の変形例である。図4B(a)では、水取り入れ部15と多孔質体22部分の構造が異なる。水取り入れ部15は、混合室13に設けられた開口(混合室13の水取り入れ口)のみである。多孔質体22は、空気供給部21の先端になる。その構造を図4B(b)で説明する。図4B(b)は、多孔質体22の側面図である。管状の空気供給部21の先端が多孔質体22に嵌め込まれている。空気供給部21は、上方に開口を有する。発生する泡が、混合室13へ向かいやすいようにしている。
図4B(c)は、混合室13の下面で、図4B(b)の変形例を示す。混合室13の開口部分、水取り入れ部15の周辺に多孔質体22を設けている。泡が均質に混合室13へ導かれる。浮遊物が詰まることがない。多孔質体22は、ブロック状、管状であってもよい。断面が円のチューブでも、四角形状でも三角形状の管でもよい。
図4C(a)〜図4C(h)は、多孔質体22の変形例を示す図である。図4C(a)は、混合室13周辺の断面図である。図4C(b)は図4C(a)の底面図である。水取り入れ部15の断面(水の流れに垂直方向の断面)において、多孔質体22が一部を占めている。この例では、円形状の断面中央を多孔質体22で橋渡ししている。混合室13に多孔質体22の周囲から水が取り入れられ、同時に泡も取り入れられる。図4C(b)では、多孔質体22は、一本であるが、複数本でもよし、三角形状など多角形でもよい。
図4C(c)は、混合室13周辺の断面図である。図4C(d)は図4C(c)の底面図である。水取り入れ部15の側面において、水の流れに平行に、水取り入れ部15の周囲に多孔質体22が配置されている。図4C(e)〜図4C(h)は、混合室13の断面図である。多孔質体22の形状、開口を示す。図4C(e)では、多孔質体22が水取り入れ部15の側面にあり、多孔質体22の上部(混合室13側)に開口があり、泡が発生する。開口は、水の流れと垂直方向の面にあり、水の流れを直接受けず、泡の発生がスムーズである。
図4C(f)では、多孔質体22が水取り入れ部15の外周側面にあり、水取り入れ部15の側面に多孔質体22の開口があり、泡が発生する。開口は、水の流れと平行方向の面にあり、水の流れを直接受けず、泡の発生がスムーズである。
図4C(g)では、多孔質体22が水取り入れ部15の側面にあり、多孔質体22が断面三角形状で上部(混合室13側)に開口があり、泡が発生する。開口は、水の流れと対抗しない斜め方向の面にあり、水の流れを直接受けず、泡の発生がスムーズである。図4C(h)では、多孔質体22が水取り入れ部15の側面にあり、多孔質体22の上部(混合室13側)と側面(水の流れ方向に平行な面)に開口があり、泡が発生する。開口は、水の流れと対向せず、泡の発生がスムーズである。
なお、多孔質体22の形状は、方形額縁、円形ドーナツ状、断面三角形の形状などいろいろな形状でもよい。他の実施の形態の多孔質体22も同様である。
さらに、多孔質体22は、1つでなく複数個取り付けてもよいし、異なる種類の多孔質体22を異なる位置に取り付けてもよい。
また、攪拌部12の変形例を図4D(a)〜図4D(c)に示す。攪拌部12の回転羽根に円形の穴、櫛状の切れ込みを設けてもよい。回転羽根の表面に凹凸を設けてもよい。より泡が発生しやすい。なお、回転羽根形状は、従来どおりいろいろな形状がある。また、空気供給部21と多孔質体22とを含む泡発生器20を部品として、既存するホンプに取り付けることができる。混合室13に泡発生器20を取り付けることが好ましい。
(実施の形態5)
実施の形態5の給水装置500を説明する。実施の形態1〜4との相違点を説明する。説明しない事項は実施の形態1〜4と同様である。
図5(a)は、給水装置500の断面図である。給水装置500は、実施の形態1〜4の給水装置と異なり、陸上に配置される。図5(a)では、駆動前の状態で、水が、水取り入れ部15、混合室13等に入っていない状態を示している。稼働すると、それらは水で満たされる。
この実施の形態は、水源23の水を、水槽24に供給する供水装置の形態である。水源23は、川、河川などであり。水槽24は、養殖の水槽、飼育用の水槽などである。泡発生器20は、図2と同様に、水取り入れ部15の先端部分の周辺に配置されている。
このことで、駆動部10などの部分を、水中におく必要がない。泡発生器20を水源23の水中に配置しているので、水取り入れ部15が水を吸い上げることができる。特に、多孔質体22の位置が水中であれば、給水装置500が陸上にあっても、給水装置500は、稼働できる。
図5(b)、図5(c)は、泡発生器20の拡大断面図である。図5(b)と図5(c)とで、多孔質体22の位置が異なる。図5(b)の方が、図5(c)より、多孔質体22と水取り入れ部15との間の空間が広い。つまり、水の流れが遅い。この結果、空気供給部21が自然に空気を取り入れる場合、図5(b)の方が、図5(c)より、空気を取り入れ量が少ない。多孔質体22の位置を移動できる機構がある。この移動機構は、ネジ式でもシールド方式でもよい。シールド方式は、空気供給部21をシールドしつつ、空気供給部21が、水取り入れ部15内を移動できる。
なお、上記でのように多孔質体22の移動で状況を変化させるためには、移動前後で、多孔質22と水取り入れ部15の内面との距離が変化する必要がある。そのため、水取り入れ部15の管内径を、多孔質体22の移動場所間で変化させる必要がある。また、他の実施の形態でも同様に、多孔質体22の位置を変更でき、このことを実現できる。
(実施の形態6)
実施の形態6の給水装置600を説明する。実施の形態5との相違点を説明する。説明しない事項は実施の形態5と同様である。
図6A(a)は、給水装置600の断面図である。実施の形態5と、空気供給部21が異なる。空気供給部21は、図3の例と同様である。図3、図4Aと同様の効果がある。図6A(b)〜図6B(h)は、水取り入れ部15中の多孔質体22の位置、配置状態を説明する図である。図6A(b)〜図6B(d)は、水取り入れ部15の断面図、図6B(e)〜図6B(h)は、それぞれ、図6B(a)〜図6B(d)の水取り入れ部15の上流側から見た側面図である。
図6A(d)に示すように、多孔質体22は、水の流れに対向しない面に多孔質体22が位置するのが好ましい。なぜなら、空気供給部21は、自然に空気を取り入れるため、多孔質体22で水を受けると、空気が取り入れにくい。
図6A(c)のように、水の流れをうけない水よけ26を多孔質体22の周辺に設けるとよい。なお、図6A(b)の場合も、水の流れと対向しない多孔質体22から泡を供給することはできる。図1Aでも多孔質体22の周辺に水よけ26がある。図2でも、多孔質体22の後方から水が流れるので、泡が発生しやすい。図6B(a)〜図6B(h)では、水取り入れ部15の水の通り道の周囲に対して多孔質体22を配置している。図6B(a)では、多孔質体22は、ドーナツ状で、水取り入れ部15の途中に配置される。水の流れに対向しない面(下流側に面する面)に開口部を有し、泡を発生させる。
図6B(b)で、示すように多孔質体22は、水の流れ方向に垂直な面に開口を有し、泡を発生する。図6B(c)では、多孔質体22が、取り入れ部15より大きく、取り入れ部15の側面から泡を発生させる。図6B(d)では、多孔質体22が、取り入れ部15より大きく、かつ、一部、取り入れ部15内部に位置する。内部に位置する多孔質体22の部分は断面が三角形であり、三角形で水の流れに対向しない面に開口があり、泡を発生する。
図6B(a)〜図6B(h)のいずれの例も泡をスムーズは発生できる。図6C(a)〜図6C(c)は、図6B(a)〜図6B(h)の多孔質体22の組み込みを説明する図である。図6C(c)に示す多孔質体22と空気供給部21とからなる部品を、図6C(a)〜図6C(b)に示すように、水取り入れ部15の間に挿入する。このことで、図6B(a)〜図6B(h)の構造が作製できる。
<実施例1>
図6A(a)の給水装置600を用いて、本田に水を供給した。図7(a)、図7(b)は、1週間後の本田の写真である。図7(a)は本田の一部、図7(b)は、本田のA,B,Cの地点の拡大写真である。Aの部分に水を供給している。Aの部分の植物の成長が早いことがわかる。
また、図6A(a)の給水装置600を用いて、苗を育てた。従来、場所によって、例えば、水の取り入れ口に近い(水温が低いので生育が遅れる)場所と中央と外側(風通し、日照など刺激を受けると生育がすすむ)で、長さはばらついていた。しかし、本願の給水装置を用いた場合、場所によるばらつき少なく、長さがそろった。
さらに、苗は、葉色が落ちたりすることもなく、最後まで若々しい苗のまま成長した。さらに、苗を本田移植後も生育が良好であった。なお、この時の泡の状態を図8に示す。図8は、水中の除草シート(ポリプロピレン)に付着した泡である。従来の装置では、大きな泡しか発生せず、泡は水中の除草シートにほとんど付かなかった。また、大きな泡は、すぐに水面に浮かんだ。
しかし、実施例では、小さな泡を効率的に発生させることができ、小さな泡のため、すぐに水面に上昇せず、水中を漂い、水中のものに付着しやすい。この小さな泡は、溶存酸素量の効率的な増大や嫌気性菌の繁殖抑制など、従来の大きな泡と異なる特性があり、動植物の成長の促進に貢献できる。
(全体として)
実施の形態は組み合わせできる。陸上型、水中型の給水装置を組み合わせることができる。多孔質体22は、管状で開口があるものでも、ブロック状で孔があるものでもよい。
本願給水装置は、田畑、各種水槽などに利用できる。植物、動物の成長を促進させることができる。
10 駆動部
11 水供給管
12 攪拌部
13 混合室
15 水取り入れ部
16 水
17 調整部
20 泡発生器
21 空気供給部
22 多孔質体
23 水源
24 水槽
26 水よけ
100、200、300、400、500、600 給水装置


Claims (9)

  1. 水取り入れ部と、
    前記水取り入れ部から水を受け取る混合室と、
    前記混合室に位置する攪拌部と、
    前記水取り入れ部に位置する泡発生器と、を含む、給水装置。
  2. さらに、前記混合室から水を受け取る水供給管を有する請求項1記載の給水装置。
  3. 前記水取り入れ部が管状であり、管状の途中に前記泡発生器を取り付けた請求項1または2記載の給水装置。
  4. 前記泡発生器は、多孔質体を有し、空気を前記水取り入れ部に供給する請求項1〜3のいずれか1項に記載の給水装置。
  5. 前記多孔質体の周辺に、前記水取り入れ部の水の流れに対して、水よけを有する請求項4記載の給水装置。
  6. 前記多孔質体が、前記水取り入れ部内で、その位置が変更できる移動機構を有する請求項4または5に記載の給水装置。
  7. 前記多孔質体は、前記水取り入れ部に開口を有するものである請求項4〜6のいずれか1項に記載の給水装置。
  8. 前記泡発生器は、前記水取り入れ部の端部の位置に位置する請求項1〜7のいずれか1項に記載の給水装置。
  9. 前記泡発生器は、空気量を調整する調整部を有する請求項1〜8のいずれか1項に記載の給水装置。


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