JP3213120U - ロック機能付きピンセット - Google Patents
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Abstract
【課題】被挟持対象物を摘んだ状態でロックすることができ、かつ挟持部の挟持力を無段階で自在に調整することができるロック機能付きピンセットを提供する。【解決手段】被挟持対象物を摘むための一対の挟持部2aと、側面視した際にその重なり部に連穿されている長孔3を備え、かつ一対の挟持部2aのそれぞれに延設されている把持部2bと、この把持部2bにおいて挟持部2aが延設されていない側の端部が一体に接合されてなる連結部2cと、を備えてなるピンセット2と、長孔3に軸4bが挿通されているボルト4と、この長孔3から導出されている軸4bに螺嵌されているナット5と、を備えているロック機能付きピンセット1による。【選択図】図1
Description
本考案は、ピンセットの先端部における挟持力を自在にかつ無段階で調節することができるロック機能付きピンセットに関する。
従来、ロック機能付きピンセットとして以下の特許文献1に示すようなものが知られている。
特許文献1には「ピンセット」という名称で、小さなものを挟むピンセットに係り、ピンセットの挟持状態を維持しておくことができるピンセットに関する考案が開示されている。
特許文献1に開示される考案であるピンセットは、ピンセット主体を形成する客体の元端側に長孔を穿設し、該長孔内に摺動自在となるストッパを挿通してなるものである。
上述のような特許文献1に開示される発明によれば、従来のピンセットに簡単な構造を付加することで、ピンセットの挟持状態を維持することができるので、ピンセットから指を外しても従来のように改めてピンセットで挟持し直すなどの煩雑な手間が必要ない。
特許文献1には「ピンセット」という名称で、小さなものを挟むピンセットに係り、ピンセットの挟持状態を維持しておくことができるピンセットに関する考案が開示されている。
特許文献1に開示される考案であるピンセットは、ピンセット主体を形成する客体の元端側に長孔を穿設し、該長孔内に摺動自在となるストッパを挿通してなるものである。
上述のような特許文献1に開示される発明によれば、従来のピンセットに簡単な構造を付加することで、ピンセットの挟持状態を維持することができるので、ピンセットから指を外しても従来のように改めてピンセットで挟持し直すなどの煩雑な手間が必要ない。
また、上述の特許文献1に開示されているロック機能付きピンセットとは別に、ピンセットの挟持部の間隔の広狭を調整することができるピンセットが特許文献2に開示されている。
特許文献2に開示される発明は、物を把持し、また握り部となるピンセット固定部・ピンセット可動部と、ピンセット可動部を動かしピンセット先端の開き幅を調整する機構部とからなり、把持する対象物の大きさに合わせてピンセット先端の開き幅が調整できる事を特徴とするものである。
上述のような特許文献2に開示される発明によれば、対象物の大きさに合わせて一度ピンセット先端の開き具合を調整する事により、常にピンセットを押す力で対象物を把持できる。また、対象物にピンセットの弾性限界内の反発力を加える事もないという効果を有している。
特許文献2に開示される発明は、物を把持し、また握り部となるピンセット固定部・ピンセット可動部と、ピンセット可動部を動かしピンセット先端の開き幅を調整する機構部とからなり、把持する対象物の大きさに合わせてピンセット先端の開き幅が調整できる事を特徴とするものである。
上述のような特許文献2に開示される発明によれば、対象物の大きさに合わせて一度ピンセット先端の開き具合を調整する事により、常にピンセットを押す力で対象物を把持できる。また、対象物にピンセットの弾性限界内の反発力を加える事もないという効果を有している。
しかしながら、特許文献1に開示されている考案では、ピンセットの先端の挟持部を閉じた状態でロックすることができるものの、その状態でさらにピンセットの先端の挟持力の強弱を変更することはできなかった。
したがって、作業者は1つのピンセットで被挟持対象物を優しく挟持したり、被挟持対象物を強く挟持したりすることを自由に選択することができないので、ピンセットの汎用性を高めることができなかった。
したがって、作業者は1つのピンセットで被挟持対象物を優しく挟持したり、被挟持対象物を強く挟持したりすることを自由に選択することができないので、ピンセットの汎用性を高めることができなかった。
特許文献2に開示される発明によれば、ピンセットの先端の広狭を自在に調整することができるものの、その構造上ピンセットの先端の挟持部を完全に閉じた状態で、その挟持力の強弱を変更することはできなかった。
したがって、特許文献1に開示される考案の場合と同様に、1つのピンセットで被挟持対象物を優しく挟持する又は被挟持対象物を強く挟持することを選ぶことができず、汎用性の高いピンセットを提供することができなかった。
したがって、特許文献1に開示される考案の場合と同様に、1つのピンセットで被挟持対象物を優しく挟持する又は被挟持対象物を強く挟持することを選ぶことができず、汎用性の高いピンセットを提供することができなかった。
本考案はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、ピンセットの先端を閉じた状態でロックすることができ、かつピンセットの先端の挟持部の挟持力の強弱を無段階で調整することができるロック機能付きピンセットを提供することにある。
上記課題を解決するため第1の考案であるロック機能付きピンセットは、被挟持対象物を摘むための一対の挟持部と、側面視した際にその重なり部に連穿されている長孔を備え、かつ一対の挟持部のそれぞれに延設されている把持部と、把持部において挟持部が延設されていない側の端部が一体に接合されてなる連結部と、を備えてなるピンセットと、頭部と、この頭部に垂設されている軸とを備え、かつこの軸が長孔に挿通されているボルトと、この長孔から導出されている軸に螺嵌されているナットと、を備えていることを特徴とするものである。
上記構成の第1の発明において、ピンセットの挟持部は把持部により操作されて被挟持対象物を摘む又は摘んだ被挟持対象物を離すという作用を有する。また、ピンセットの把持部は挟持部の動作を間接的に操作可能にするという作用を有する。さらに、ピンセットの連結部は、挟持部を備えた一対の把持部が離れ離れにならないように一体化させるという作用を有する。また、ピンセットの把持部に形成されている長孔は、ピンセットのロック構造として機能するボルトの軸を挿通させるとともに、この軸を長孔の長手方向にスライドさせるという作用を有する。
また、ボルト及びナット(ロック構造)は、ピンセットの把持部に形成される長孔をスライドすることで、ピンセットのロック状態とその解除状態を切り替えるという作用を有する。
より具体的には、ボルトの軸にナットが螺嵌されてなるロック構造を、ピンセットに形成されている長孔の挟持部側に配した場合、把持部の開動作がボルトの頭部及びナットに遮られて、挟持部がロック状態となる。
他方、上述のロック構造を、ピンセットに形成されている長孔の連結部側に配した場合、ボルトの頭部及びナットによりピンセットの把持部の開動作が妨げられないのでロック状態は解除される。
さらに、第1の発明におけるロック構造であるボルト及びネジは、ボルトの頭部とナットの距離を所望に変更可能にするという作用を有する。この場合、ロック構造をピンセットの長孔の挟持部側に配した状態で、ボルトの頭部とナットの距離を狭めた場合は、挟持部における挟持力を大きくするという作用が、また同条件下においてボルトの頭部とナットの距離を広げた場合は、挟持部における挟持力を小さくするという作用を有する。
上記構成の第1の発明において、ピンセットの挟持部は把持部により操作されて被挟持対象物を摘む又は摘んだ被挟持対象物を離すという作用を有する。また、ピンセットの把持部は挟持部の動作を間接的に操作可能にするという作用を有する。さらに、ピンセットの連結部は、挟持部を備えた一対の把持部が離れ離れにならないように一体化させるという作用を有する。また、ピンセットの把持部に形成されている長孔は、ピンセットのロック構造として機能するボルトの軸を挿通させるとともに、この軸を長孔の長手方向にスライドさせるという作用を有する。
また、ボルト及びナット(ロック構造)は、ピンセットの把持部に形成される長孔をスライドすることで、ピンセットのロック状態とその解除状態を切り替えるという作用を有する。
より具体的には、ボルトの軸にナットが螺嵌されてなるロック構造を、ピンセットに形成されている長孔の挟持部側に配した場合、把持部の開動作がボルトの頭部及びナットに遮られて、挟持部がロック状態となる。
他方、上述のロック構造を、ピンセットに形成されている長孔の連結部側に配した場合、ボルトの頭部及びナットによりピンセットの把持部の開動作が妨げられないのでロック状態は解除される。
さらに、第1の発明におけるロック構造であるボルト及びネジは、ボルトの頭部とナットの距離を所望に変更可能にするという作用を有する。この場合、ロック構造をピンセットの長孔の挟持部側に配した状態で、ボルトの頭部とナットの距離を狭めた場合は、挟持部における挟持力を大きくするという作用が、また同条件下においてボルトの頭部とナットの距離を広げた場合は、挟持部における挟持力を小さくするという作用を有する。
第2の考案であるロック機能付きピンセットは、上述の第1の考案であって、軸部の周側面上の全域にネジ部を備えていることを特徴とするものである。
上記構成の第2の考案は、上述の第1の考案による作用と同じ作用に加えて、ボルトの軸部の全域にネジ部を備えていることで、ピンセットにおける一対の把持部間の距離を最大まで狭めて、挟持部に生じる被挟持対象物の挟持力を最大化するという作用を有する。
上記構成の第2の考案は、上述の第1の考案による作用と同じ作用に加えて、ボルトの軸部の全域にネジ部を備えていることで、ピンセットにおける一対の把持部間の距離を最大まで狭めて、挟持部に生じる被挟持対象物の挟持力を最大化するという作用を有する。
第3の考案であるロック機能付きピンセットは、上記第1又は第2の考案であって、その最大径がボルトの頭部の直径よりも小さく、かつボルトの頭部とピンセットとの間に介設されている第1の座金と、その最大径がナットの直径よりも小さく、かつナットとピンセットとの間に介設されている第2の座金と、を備えていることを特徴とするものである
上記構成の第3の考案は、上述の第1又は第2の考案による作用と同じ作用に加えて、ボルトの頭部とピンセットの間に第1の座金が、また、ナットとピンセットの間に第2の座金がそれぞれ介設されることで、ボルトの頭部又はナットを指先で摘んで操作するのを容易にするという作用を有する。
上記構成の第3の考案は、上述の第1又は第2の考案による作用と同じ作用に加えて、ボルトの頭部とピンセットの間に第1の座金が、また、ナットとピンセットの間に第2の座金がそれぞれ介設されることで、ボルトの頭部又はナットを指先で摘んで操作するのを容易にするという作用を有する。
第4の考案であるロック機能付きピンセットは、上記第3の考案であって、第1の座金はボルトの頭部に一体に固設され、第2の座金はナットに一体に固設されていることを特徴とする。
上記構成の第4の考案は、上述の第3の考案による作用と同じ作用に加えて、ボルトの頭部に第1の座金を、また、ナットに第2の座金をそれぞれ一体に備えていることで、ボルトの頭部又はナットを指先で摘んで操作するのを容易にするという作用を有する。
また、ボルトの頭部又はナットを緩めた場合でも、第1又は第2の座金が遊動したり、外れたりすることがないので、この点からも第4の発明の操作性を良好にするという作用を有する。
上記構成の第4の考案は、上述の第3の考案による作用と同じ作用に加えて、ボルトの頭部に第1の座金を、また、ナットに第2の座金をそれぞれ一体に備えていることで、ボルトの頭部又はナットを指先で摘んで操作するのを容易にするという作用を有する。
また、ボルトの頭部又はナットを緩めた場合でも、第1又は第2の座金が遊動したり、外れたりすることがないので、この点からも第4の発明の操作性を良好にするという作用を有する。
第5の考案であるロック機能付きピンセットは、上記第1乃至第4の考案のいずれかであって、ボルトの頭部及び/又はナットに設けられているハンドルを備えていることを特徴とするものである。
上記構成の第5の考案は、上述の第1乃至第4のそれぞれの考案による作用と同じ作用に加えて、ボルトの頭部及び/又はナットがハンドルを備えることで、ボルトの頭部及び/又はナットの指先による操作性を向上させるという作用を有する。
上記構成の第5の考案は、上述の第1乃至第4のそれぞれの考案による作用と同じ作用に加えて、ボルトの頭部及び/又はナットがハンドルを備えることで、ボルトの頭部及び/又はナットの指先による操作性を向上させるという作用を有する。
第6の考案であるロック機能付きピンセットは、上記第1乃至第5の考案のいずれかであって、ボルトに代えて、このボルトの頭部に相当する第2のナットと、ボルトの軸に相当するネジ棒と、を備えていることを特徴とするものである。
上記構成の第5の考案は、上記第1乃至第5の考案のそれぞれにおいてボルトが第2のナット及びネジ棒に置換されたものであり、その作用は上記第1乃至第5の考案のそれぞれによる作用と同じである。
上記構成の第5の考案は、上記第1乃至第5の考案のそれぞれにおいてボルトが第2のナット及びネジ棒に置換されたものであり、その作用は上記第1乃至第5の考案のそれぞれによる作用と同じである。
上述のような第1の考案によれば、ロック機能を有し、かつ挟持部における挟持力を無段階で調節することができるピンセットを提供することができる。
この場合、ピンセットの挟持部で弱い力で被挟持対象物を優しく摘むことや、強い力で被挟持対象物を強く摘むことができるので、様々な被挟持対象物を所望の挟持力で挟持することができる汎用性の高いピンセットを提供することができる。
この場合、ピンセットの挟持部で弱い力で被挟持対象物を優しく摘むことや、強い力で被挟持対象物を強く摘むことができるので、様々な被挟持対象物を所望の挟持力で挟持することができる汎用性の高いピンセットを提供することができる。
第2の考案は、上述の第1の考案による効果と同じ効果に加えて、ピンセットの長孔の挟持部側において一対の把持部が互いに密着する程双方の間隔を押し縮めることができる。
これにより、ピンセットの挟持部における挟持力を最大化した状態でロックすることができるという効果を有する。この結果、高機能なピンセットを提供することができる。
これにより、ピンセットの挟持部における挟持力を最大化した状態でロックすることができるという効果を有する。この結果、高機能なピンセットを提供することができる。
第3の考案は、上述の第1又は第2の考案による効果に加えて、ロック機能付きピンセットのボルト頭部及びナットを指先で摘みやすくすることができる。
この場合、第3の考案に係るロック機能付きピンセットの操作性を大幅に向上させることができる。
この場合、第3の考案に係るロック機能付きピンセットの操作性を大幅に向上させることができる。
第4の考案は、上述の第3の考案による効果に加えて、ボルトの頭部と第1の座金が、またナットと第2の座金が一体化しているので、ボルト又はナットを緩めた際に、第1及び第2の座金が遊動したり、離間したりすることがなく、第4の発明の操作性を一層良好にできる。
したがって、第4の考案に係るロック機能付きピンセットによれば、第3の考案に比べて操作性を大幅に向上させることができる。
したがって、第4の考案に係るロック機能付きピンセットによれば、第3の考案に比べて操作性を大幅に向上させることができる。
第5の考案は、上述の第1乃至第4のそれぞれの考案による効果と同じ効果に加えて、ピンセットのボルト頭部及び/又はナットがハンドルを備えていることで、そのボルト頭部及び/又はナットを指先で摘んで操作するのを一層容易にすることができる。
この結果、第4の考案よりもより操作性が優れたロック機能付きピンセットを提供することができる。
この結果、第4の考案よりもより操作性が優れたロック機能付きピンセットを提供することができる。
第6の考案は、上述の第1乃至第5のそれぞれの考案におけるボルトが第2のナット及びネジ棒に置換されてなるものであり、その効果は上述の第1乃至第5のそれぞれの考案による効果と同じである。
本考案の実施の形態に係るロック機能付きピンセットについて図1乃至図3を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1を参照しながら本実施の形態に係るロック機能付きピンセットの概要について図1を参照しながら説明する。
図1は本考案の実施の形態に係るロック機能付きピンセットの概念図である。
本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1は、図1に示すように、被挟持対象物を摘むための一対の挟持部2aと、一対の挟持部2aのそれぞれに延設されている把持部2bと、この把持部2bにおいて挟持部2aが延設されていない側の端部が一体に接合されてなる連結部2cと、を備えてなるピンセット2において、把持部2bの重なり部には長孔3が連穿されており、この長孔3にボルト4の軸4bが挿設され、さらにこの軸4bにナット5が螺嵌されてなるものである。
このようなロック機能付きピンセット1では、ピンセット2に穿設されている長孔3と、この長孔3に設けられているボルト4及びナット5がピンセット2のロック構造をなしている。
図1は本考案の実施の形態に係るロック機能付きピンセットの概念図である。
本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1は、図1に示すように、被挟持対象物を摘むための一対の挟持部2aと、一対の挟持部2aのそれぞれに延設されている把持部2bと、この把持部2bにおいて挟持部2aが延設されていない側の端部が一体に接合されてなる連結部2cと、を備えてなるピンセット2において、把持部2bの重なり部には長孔3が連穿されており、この長孔3にボルト4の軸4bが挿設され、さらにこの軸4bにナット5が螺嵌されてなるものである。
このようなロック機能付きピンセット1では、ピンセット2に穿設されている長孔3と、この長孔3に設けられているボルト4及びナット5がピンセット2のロック構造をなしている。
また、図1に示すロック機能付きピンセット1において、ナット5を備えたボルト4をピンセット2に穿設される長孔3の連結部2c側に配した状態がロックが解除された状態である。
他方、図1に示すロック機能付きピンセット1において、ナット5を備えたボルト4をピンセット2に穿設される長孔3の挟持部2a側に配した状態がロック状態である。
そして、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、ピンセット2のロック構造としてボルト4及びナット5を用いることで、ボルト4の頭部4aとナット5の距離を無段階で調整することができる。
他方、図1に示すロック機能付きピンセット1において、ナット5を備えたボルト4をピンセット2に穿設される長孔3の挟持部2a側に配した状態がロック状態である。
そして、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、ピンセット2のロック構造としてボルト4及びナット5を用いることで、ボルト4の頭部4aとナット5の距離を無段階で調整することができる。
ここで図2を参照しながら本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1の動作についてさらに詳細に説明を加える。
図2(a)は本考案の実施の形態に係るロック機能付きピンセットのロック解除状態を示す側面図であり、(b)は同じくロック機能付きピンセットのロック状態を示す側面図である。なお、図1に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図2(a)に示すように、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、ピンセット2に形成されている長孔3の挟持部2a側から離れた位置にロック構造をなすボルト4及びナット5が配されている場合、ボルト4の頭部4a及びナット5によりピンセット2の把持部2bの開動作は妨げられない。このため、作業者は、ピンセット2の一対の把持部2bの押圧力を指先で自在にコントロールして挟持部2aにおいて被挟持対象物を摘む又は離す動作を行うことができる。
図2(a)は本考案の実施の形態に係るロック機能付きピンセットのロック解除状態を示す側面図であり、(b)は同じくロック機能付きピンセットのロック状態を示す側面図である。なお、図1に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図2(a)に示すように、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、ピンセット2に形成されている長孔3の挟持部2a側から離れた位置にロック構造をなすボルト4及びナット5が配されている場合、ボルト4の頭部4a及びナット5によりピンセット2の把持部2bの開動作は妨げられない。このため、作業者は、ピンセット2の一対の把持部2bの押圧力を指先で自在にコントロールして挟持部2aにおいて被挟持対象物を摘む又は離す動作を行うことができる。
その一方で、図2(b)に示すように、ピンセット2に形成されている長孔3の挟持部2a側の端部にロック構造をなすボルト4及びナット5が配されている場合、ボルト4の頭部4a及びナット5によりピンセット2の把持部2bの開動作が妨げられる。
通常、ボルト4及びナット5を備えるロック構造を有さない場合、ピンセット2の把持部2bに押圧力を加えない限り、ピンセット2の挟持部2aは開いた状態になる(図2(a)を参照)。
これに対して図2(b)に示すように、ピンセット2における把持部2bの動作がボルト4の頭部4a及びナット5により規制されると、ピンセット2の挟持部2aが閉じた状態が維持されてロック状態となる。
この時、ボルト4の軸4bに螺嵌されているナット5を操作してボルト4の頭部4aとナット5の距離を変更することで、ピンセット2の挟持部2aの先端の開度、又は、挟持部2aが閉じている場合は挟持部2aの先端が互いに押し合う押圧力を調整することができる。
通常、ボルト4及びナット5を備えるロック構造を有さない場合、ピンセット2の把持部2bに押圧力を加えない限り、ピンセット2の挟持部2aは開いた状態になる(図2(a)を参照)。
これに対して図2(b)に示すように、ピンセット2における把持部2bの動作がボルト4の頭部4a及びナット5により規制されると、ピンセット2の挟持部2aが閉じた状態が維持されてロック状態となる。
この時、ボルト4の軸4bに螺嵌されているナット5を操作してボルト4の頭部4aとナット5の距離を変更することで、ピンセット2の挟持部2aの先端の開度、又は、挟持部2aが閉じている場合は挟持部2aの先端が互いに押し合う押圧力を調整することができる。
つまり、図2に示す状態において、ボルト4の頭部4aとナット5間の距離を広げていくと挟持部2aによる被挟持対象物(図示せず)の挟持力が弱まっていき、逆に、ボルト4の頭部4aとナット5間の距離を狭めていくと挟持部2aによる被挟持対象物(図示せず)の挟持力は強まっていく。
このように本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1によれば、長孔3、ボルト4及びナット5からなるロック構造を備えていることで、ピンセット2の挟持部2aが閉じた状態を維持しておくことができるだけでなく、一対の挟持部2aの挟持力を無段階で自在に調節することができる。
このように本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1によれば、長孔3、ボルト4及びナット5からなるロック構造を備えていることで、ピンセット2の挟持部2aが閉じた状態を維持しておくことができるだけでなく、一対の挟持部2aの挟持力を無段階で自在に調節することができる。
したがって、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1によれば、ボルト4及びナット5からなる挟持力の調節機能を利用することで、柔らかい被挟持対象物をピンセット2の挟持部2aで優しく摘んでその状態を維持したり、硬い被挟持対象物を挟持部2aで強く摘んでその状態を維持したりすることができる。
この結果、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1によれば、従来技術に係るロック機能付きピンセットと比較して性能が優れ、かつ汎用性の高いロック機能付きピンセットを提供することができる。
この結果、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1によれば、従来技術に係るロック機能付きピンセットと比較して性能が優れ、かつ汎用性の高いロック機能付きピンセットを提供することができる。
さらに、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、図1,2に示すように、軸4bの周側面の全域にネジ部4cを備えているボルト4を用いてもよい(選択的構成要素)。
この場合、図2(b)に示す状態からナット5を操作して、ピンセット2における一対の把持部2bの空隙がゼロの状態、あるいは、ゼロに近づいた状態で一対の把持部2bを保持しておくことができる。
このことは、一対の把持部2bに延設されている挟持部2a同士による挟持力を最大限大きくした状態でピンセット2をロックできることを意味している。
したがって、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、軸4bの周側面の全域にネジ部4cを備えているボルト4用いることで、ピンセット2の挟持部2aの挟持力を極限まで強めた状態を保持することができる。
したがって、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1によれば、ボルト4の軸4bの周側面上の全域にネジ部4cを備えないボルト4を用いる場合に比べて、より性能の高いロック機能付きピンセットを提供することができる。
この場合、図2(b)に示す状態からナット5を操作して、ピンセット2における一対の把持部2bの空隙がゼロの状態、あるいは、ゼロに近づいた状態で一対の把持部2bを保持しておくことができる。
このことは、一対の把持部2bに延設されている挟持部2a同士による挟持力を最大限大きくした状態でピンセット2をロックできることを意味している。
したがって、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、軸4bの周側面の全域にネジ部4cを備えているボルト4用いることで、ピンセット2の挟持部2aの挟持力を極限まで強めた状態を保持することができる。
したがって、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1によれば、ボルト4の軸4bの周側面上の全域にネジ部4cを備えないボルト4を用いる場合に比べて、より性能の高いロック機能付きピンセットを提供することができる。
加えて、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、図2に示すように、ボルト4の頭部4aの最大径よりもその直径が小さく、かつボルト4の頭部4aに一体に固設されている第1の座金6a、及び、ナット5の最大径よりもその直径が小さく、かつナット5に一体に固設されている第2の座金6bを備えていてもよい(選択的構成要素)。
通常、ピンセット2はその操作を指先で行う手工具であるため、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1におけるボルト4及びナット5も指先で操作するような比較的小さいものを用いることになる。
また、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、ボルト4の頭部4a及びナット5はともに、ピンセット2の把持部2bに接触している又は近接するため、指先でボルト4の頭部4aやナット5を摘む際に滑って上手く摘めない可能性がある。
通常、ピンセット2はその操作を指先で行う手工具であるため、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1におけるボルト4及びナット5も指先で操作するような比較的小さいものを用いることになる。
また、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、ボルト4の頭部4a及びナット5はともに、ピンセット2の把持部2bに接触している又は近接するため、指先でボルト4の頭部4aやナット5を摘む際に滑って上手く摘めない可能性がある。
このような事情に鑑み、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、ボルト4の頭部4aに第1の座金6aを、また、ナット5に第2の座金6bをそれぞれ一体に備えることで、ピンセット2の長孔3にボルト4及びナット5をセッティングした状態において、ピンセット2の把持部2bの表面からボルト4の頭部4a及びナット5を、第1の座金6a又は第2の座金6bの厚み分だけ離間させた状態で配置することができる。
この場合、第1の座金6a及び第2の座金6bを備えない場合に比べて、ボルト4の頭部4a及びナット5の指先による挟持を容易かつ確実に行うことができる。
よって、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1のボルト4及びナット5が、図2に示すような、第1の座金6a及び第2の座金6bを備える場合は、ボルト4の頭部4a及びナット5の操作性が優れたロック機能付きピンセット1を提供することができる。
この場合、第1の座金6a及び第2の座金6bを備えない場合に比べて、ボルト4の頭部4a及びナット5の指先による挟持を容易かつ確実に行うことができる。
よって、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1のボルト4及びナット5が、図2に示すような、第1の座金6a及び第2の座金6bを備える場合は、ボルト4の頭部4a及びナット5の操作性が優れたロック機能付きピンセット1を提供することができる。
なお、図1,2ではボルト4の頭部4a及びナット5の平面形状が円形である場合を例に挙げて説明しているが、ボルト4の頭部4a及びナット5の平面形状が多角形状であるものも支障なく使用することができる。
なお、ボルト4の頭部4a及びナット5の平面形状が多角形状の場合は、その直径は対角直径で判断する。
なお、ボルト4の頭部4a及びナット5の平面形状が多角形状の場合は、その直径は対角直径で判断する。
さらに、特に図示しないが第1の座金6a、第2の座金6bは、ボルト4、ナット5に一体に固設されることなく別体に設けられていてもよい(選択的構成要素)。
この場合も、別体に設けられる座金(第1の座金6a、第2の座金6b)の直径は、それらに近接して配されるボルト4の頭部4aの直径又はナット5の直径よりも小さいことが望ましい。
この場合も、別体に設けられる座金(第1の座金6a、第2の座金6b)の直径は、それらに近接して配されるボルト4の頭部4aの直径又はナット5の直径よりも小さいことが望ましい。
最後に、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1のボルト4及びナット5の変形例について図3を参照しながら説明する。
図3は本実施の形態に係るロック機能付きピンセットに用いられるボルトの変形例を示す概念図である。なお、図1,2に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、図1,2に示すようなボルト4に代えて、図3に示すようなボルト8の頭部8aにハンドル7を備えるものを用いてもよい(選択的構成要素)。ボルト8の頭部8aは図3に示されるような形状に限定されるものではなく、単に、ボルト8の軸8bの端部として形成されるものであればどのような形状でもよく、軸8b状に形成される端部であってもよい。
なお、図3中に示すボルト8の軸8b及びネジ部8cは、図1,2中に示すボルト4の軸4b及びネジ部4cと同じである。
また、特に図示しないが、このようなハンドル7を有するボルト8に加えて、図1,2に示すようなナット5に図3に示すようなハンドル7を備えたものを用いてもよい(選択的構成要素)。
なお、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1のボルトの頭部やナットに図3に示すようなハンドル7を後付けで設ける場合は、ボルトの頭部やナットと、ハンドル7の内側面との間でスリップが起こらないようにしておく必要がある。
そのための手段としては、例えば、図1,2に示されるようなボルト4又はナット5とハンドル7の間に滑り止め材を介設する、または、例えば、図3のように多角形状をなすボルト8の頭部8aにハンドル7を嵌設して嵌合構造によりハンドル7のスリップを防止する、あるいは、特に図示しないが、ボルトの頭部やナットに一体にハンドルを設けた例えば蝶ネジのようなものを使用することなどが考えられ、これらのうちのいずれを採用しても目的とする効果、すなわち、ボルトの頭部又はナットと、ハンドル7の間のスリップを防止する効果を発揮させることができる。
図3は本実施の形態に係るロック機能付きピンセットに用いられるボルトの変形例を示す概念図である。なお、図1,2に記載されたものと同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。
本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1では、図1,2に示すようなボルト4に代えて、図3に示すようなボルト8の頭部8aにハンドル7を備えるものを用いてもよい(選択的構成要素)。ボルト8の頭部8aは図3に示されるような形状に限定されるものではなく、単に、ボルト8の軸8bの端部として形成されるものであればどのような形状でもよく、軸8b状に形成される端部であってもよい。
なお、図3中に示すボルト8の軸8b及びネジ部8cは、図1,2中に示すボルト4の軸4b及びネジ部4cと同じである。
また、特に図示しないが、このようなハンドル7を有するボルト8に加えて、図1,2に示すようなナット5に図3に示すようなハンドル7を備えたものを用いてもよい(選択的構成要素)。
なお、本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1のボルトの頭部やナットに図3に示すようなハンドル7を後付けで設ける場合は、ボルトの頭部やナットと、ハンドル7の内側面との間でスリップが起こらないようにしておく必要がある。
そのための手段としては、例えば、図1,2に示されるようなボルト4又はナット5とハンドル7の間に滑り止め材を介設する、または、例えば、図3のように多角形状をなすボルト8の頭部8aにハンドル7を嵌設して嵌合構造によりハンドル7のスリップを防止する、あるいは、特に図示しないが、ボルトの頭部やナットに一体にハンドルを設けた例えば蝶ネジのようなものを使用することなどが考えられ、これらのうちのいずれを採用しても目的とする効果、すなわち、ボルトの頭部又はナットと、ハンドル7の間のスリップを防止する効果を発揮させることができる。
本実施の形態に係るロック機能付きピンセット1が、そのボルト8の頭部8a及び/又はナットにハンドル7を備える場合は、ピンセット2の長孔3に取設されるボルトの頭部及び/又はナットの指先による操作がさらに容易になる。
この結果、その操作性が極めて良好なロック機能付きピンセット1を提供することができる。
この結果、その操作性が極めて良好なロック機能付きピンセット1を提供することができる。
なお、本実施の形態にかかるロック機能付きピンセット1におけるボルト4又はボルト8は、図示しない第2のナット及びネジ棒に置換することができる。この場合、ロック機能付きピンセット1におけるナット5が「第1のナット」となる。
この場合も、上述のような作用・効果を支障なく発揮させることができる。
この場合も、上述のような作用・効果を支障なく発揮させることができる。
以上説明したように、本考案はピンセットにおいて被挟持対象物を摘んだ状態でロックすることができるロック機能を有し、かつ被挟持対象物を摘む際の挟持力を無段階で調整することができるロック機能付きピンセットであり、精密工具や手工具に関する技術分野において利用可能である。
1…ロック機能付きピンセット 2…ピンセット 2a…挟持部 2b…把持部 2c…連結部 3…長孔 4…ボルト 4a…頭部 4b…軸 4c…ネジ部 5…ナット 6a…第1の座金 6b…第2の座金 7…ハンドル 8…ボルト 8a…頭部 8b…軸 8c…ネジ部
Claims (6)
- 被挟持対象物を摘むための一対の挟持部と、
側面視した際にその重なり部に連穿されている長孔を備え、かつ一対の前記挟持部のそれぞれに延設されている把持部と、
前記把持部において前記挟持部が延設されていない側の端部が一体に接合されてなる連結部と、を備えてなるピンセットと、
頭部と、この頭部に垂設されている軸とを備え、かつこの軸が前記長孔に挿通されているボルトと、
前記長孔から導出されている前記軸に螺嵌されているナットと、を備えていることを特徴とするロック機能付きピンセット。 - 前記軸の周側面上の全域にネジ部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のロック機能付きピンセット。
- その最大径が前記ボルトの頭部の直径よりも小さく、かつ前記ボルトの前記頭部と前記ピンセットとの間に介設されている第1の座金と、
その最大径が前記ナットの直径よりも小さく、かつ前記ナットと前記ピンセットとの間に介設されている第2の座金と、を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロック機能付きピンセット。 - 前記第1の座金は前記ボルトの前記頭部に一体に固設され、
前記第2の座金は前記ナットに一体に固設されていることを特徴とする請求項3に記載のロック機能付きピンセット。 - 前記ボルトの前記頭部及び/又は前記ナットに取設されているハンドルを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のロック機能付きピンセット。
- 前記ボルトに代えて、前記ボルトの前記頭部に相当する第2のナットと、前記ボルトの前記軸に相当するネジ棒と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のロック機能付きピンセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017003658U JP3213120U (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | ロック機能付きピンセット |
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Related Child Applications (1)
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Publications (1)
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JP3213120U true JP3213120U (ja) | 2017-10-19 |
Family
ID=60107521
Family Applications (1)
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JP2017003658U Ceased JP3213120U (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | ロック機能付きピンセット |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113534357A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-10-22 | 国网天津市电力公司 | 一种用于光纤尾纤及odf法兰保护套的拆装方法 |
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2017
- 2017-08-08 JP JP2017003658U patent/JP3213120U/ja not_active Ceased
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CN113534357A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-10-22 | 国网天津市电力公司 | 一种用于光纤尾纤及odf法兰保护套的拆装方法 |
CN113534357B (zh) * | 2021-07-23 | 2022-10-14 | 国网天津市电力公司 | 一种用于光纤尾纤及odf法兰保护套的拆装方法 |
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