JP3213004U - 支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供する支援装置を提供する。【解決手段】支援装置100Aによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援に際して、スタンド部材に取り付けられた吊り下げ部材における4本の線状部材の他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。そして、ヘッドマウント表示装置500の鉛直方向位置が、線状弾性部材の非伸長時に、仰臥位の利用者の顔面より鉛直上方であり、かつ、線状弾性部材を伸長させたときに、仰臥位の利用者の顔面の位置となるように、支柱部材の長さを調整する。そして、利用者が、ヘッドマウント表示装置500を装着バンドで頭部HDに装着し、仰臥位になる。こうした状態では、仰臥位において、支援装置100Aが、ヘッドマウント表示装置500の重量の少なくとも一部を支える。【選択図】図5
Description
本考案は、支援装置に係り、より詳しくは、仰臥位でヘッドマウント表示装置を使用する利用者に対して、当該ヘッドマウント表示装置による画像の視認を支援する支援装置に関する。
近年、ヘッドマウント表示装置による画像表示により仮想現実感を提供する技術が注目されている。かかる技術として、いわゆる360°画像によりマンション室内の様子を表示することで、実際のマンションのモデルルームへ足を運ぶことなく、マンション室内の様子を提示する技術が実用化されている(非特許文献1参照:以下、「従来例」と呼ぶ)。
この従来例の技術では、姿勢変化量の検出機能、画像表示機能、表示画像制御機能等を有するスマートフォン等の情報処理装置を、取り外し可能な態様でゴーグル筐体に取り付けることにより、仮想現実感を提供するヘッドマウント表示装置を構成するようになっている。こうして構成されたヘッドマウント表示装置を使用する際には、従来例の技術では、利用者が両手でゴーグル筐体を顔面に押し当てる。そして、姿勢変化量の検出結果に応じて、360°画像における利用者の視野範囲を変化させることにより、利用者が視認する画像を、姿勢変化に応じて変化させる。
チームラボ、"ハコマンションVR"、[online]、2015/04/02、[平成28年3月1日検索]、インターネット<URL : http://www.team-lab.com/hakomanshonvr2015-2>
上述した従来例の技術では、ヘッドマウント表示装置の使用に際して、利用者が両手で当該ヘッドマウント表示装置を顔面に押し当てるようにしている。ここで、ヘッドマウント表示装置を使用するときの利用者の姿勢としては、一般に、立位や座位の上半身が起きた姿勢が想定されるが、例えば、利用者がリラックスしたいときには、床面上に仰向けに横たわった仰臥位の姿勢も想定される。こうした仰臥位でヘッドマウント表示装置を使用するときには、利用者はヘッドマウント表示装置の重さを顔部等に感じたり、ヘッドマウント表示装置の重さを手により支えたりするため、利用者にとって快適な視認状態とは言えない場合があった。
このため、利用者が床面上に仰向けに横たわった姿勢でヘッドマウント表示装置による画像を視認する際に、利用者が顔部等に感じるヘッドマウント表示装置の重さを低減しつつ、当該横たわった姿勢で、快適に画像を視認することを支援することができる技術が望まれている。かかる要請に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
本考案は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、仰臥位でヘッドマウント表示装置を使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することのできる新たな支援装置を提供することを目的とする。
本考案は、利用者の仰臥時に少なくとも1つの固定点を設定する固定点設定部材と;前記固定点に一端が取り付けられ、ヘッドマウント表示装置の筐体における顔面側とは反対側の外面に他端が取り付けられる少なくとも一部が弾性体からなる吊り下げ部材と;を備え、前記吊り下げ部材は、前記利用者の仰臥時に、前記ヘッドマウント表示装置の重量の少なくとも一部を支えつつ、前記顔面を含む頭部の回転に対して前記顔面への装着確保のための変形が可能である、ことを備えることを特徴とする支援装置である。
当該支援装置では、吊り下げ部材の一端が、固定点設定部材に設定された少なくとも1つの固定点に取り付けられ、当該吊り下げ部材の他端が、ヘッドマウント表示装置の筐体における顔面側とは反対側の外側に取り付けられる。この吊り下げ部材は、少なくとも一部が弾性体からなるため、吊り下げ部材が弾性的に伸びた状態では、利用者の仰臥時に、ヘッドマウント表示装置の重量の少なくとも一部を支える。また、吊り下げ部材は、少なくとも一部が弾性体からなるため、利用者の顔面を含む頭部が回転しても、ヘッドマウント表示装置の顔面への装着確保のために弾性的に変形する。このため、ヘッドマウント表示装置を頭部に装着して、床面上に仰向けに横たわった姿勢で画像を視認する際に、利用者が顔部に感じるヘッドマウント表示装置の重さを低減しつつ、当該横たわった姿勢で、快適に画像を視認することを支援することができる。
したがって、本発明の支援装置によれは、仰臥位でヘッドマウント表示装置を使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
本考案の支援装置では、前記固定点設定部材は、前記固定点の鉛直方向位置の調整を行う調整機構を備える、ようにすることができる。この場合には、仰臥位における利用者の顔部の位置及び吊り下げ部材の長さに応じて、吊り下げ部材に取り付けられたヘッドマウント表示装置の鉛直方向の位置が適切になるように、固定点の鉛直方向位置を調整することができる。
また、本考案の支援装置では、固定点設定部材は、床面上に自立可能なスタンド部材である、ようにすることができる。この場合には、スタンド部材を利用者が所望する場所に移動させることで、利用者は当該所望する場所で、仰臥位でヘッドマウント表示装置を使用することができる。
本考案の支援装置では、前記吊り下げ部材は、少なくとも1つの線状弾性部材である、ようにすることができる。この場合には、少なくとも1つの線状の弾性部材で、ヘッドマウント表示装置を吊り下げる。このため、利用者の仰臥時におけるヘッドマウント表示装置の使用に際して、線状の弾性部材が変形して、利用者が感じるヘッドマウンド表示装置のヘッドマウント表示装置の重さを低減しつつ、利用者の頭部の回転に対しても、ヘッドマウント表示装置の装着を確保することができる。
また、本考案の支援装置では、前記吊り下げ部材は、前記固定点に一端が取り付けられる線状弾性部材と;前記線状弾性部材の他端に一端が取り付けられ、他端が前記外面に取り付けられる少なくとも1つの線状部材と;を備える、ようにすることができる。この場合には、ヘッドマウント表示装置の使用に際して、線状の弾性部材と、線状部材とを備える吊り下げ部材で、ヘッドマウント表示装置を吊り下げる。このため、ヘッドマウント表示装置の使用に際して、吊り下げ部材に含まれる線状の弾性部材が変形して、利用者が感じるヘッドマウンド表示装置のヘッドマウント表示装置の重さを低減しつつ、利用者の頭部の回転に対しても、ヘッドマウント表示装置の装着を確保することができる。
また、この場合には、固定点と、仰臥時の利用者の頭部との間の距離が長いときに、弾性部材の長さを必要以上に長くすることを避けることができる。
本発明の支援装置では、前記ヘッドマウント表示装置は、前記ヘッドマウント表示装置の姿勢の検出結果に応じて、表示部に表示させる仮想現実画像を変化させる、ようにすることができる。この場合には、床面上に横たわった姿勢で、360°画像を視認することができる。
以上説明したように、本考案の支援装置によれば、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができるという効果を奏する。
以下、本考案の実施形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
本考案の第1実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。
本考案の第1実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。
<構成>
図1(A),(B)には、第1実施形態に係る支援装置100Aの外観及び当該支援装置100Aの利用状態が示されている。ここで、第1実施形態で使用する座標系(X,Y,Z)は、図示の通りに定義される。
図1(A),(B)には、第1実施形態に係る支援装置100Aの外観及び当該支援装置100Aの利用状態が示されている。ここで、第1実施形態で使用する座標系(X,Y,Z)は、図示の通りに定義される。
図1(A),(B)に示されるように、支援装置100Aの利用に際しては、ヘッドマウント表示装置500の筐体の顔面側とは反対側の外面を、支援装置100Aに取り付ける。そして、第1実施形態では、ヘッドマウント表示装置500を装着バンドで頭部HDに装着した利用者URが、仰臥位で、ヘッドマウント表示装置500を使用した画像の視認を行うようになっている。ここで、図1(A)は、ベッドBDに仰向けに横たわっている利用者URを左側(+X方向側)から視た図である。また、図1(B)は、ベッドBDに仰向けに横たわっている利用者URを頭部HD側(+Y方向側)から視た図である。
《ヘッドマウント表示装置500》
第1実施形態に係る支援装置100Aの説明に先立って、当該支援装置100Aに取り付けられるヘッドマウント表示装置500について説明する。
第1実施形態に係る支援装置100Aの説明に先立って、当該支援装置100Aに取り付けられるヘッドマウント表示装置500について説明する。
図2(A)には、ヘッドマウント表示装置500の外観図が示されている。また、図2(B)には、図2(A)に示したヘッドマウント表示装置500の一部を展開した図が示されている。図2(A),(B)により総合的に示されるように、ヘッドマウント表示装置500は、筐体部材510と、表示処理装置520とを備えている。
ヘッドマウント表示装置500は、図2(A)に示されるように、ゴーグル型の装置となっている。利用者URは、ヘッドマウント表示装置500の後方側を顔の両眼部に押し当てて、不図示のヘッドストラップで、当該ヘッドマウント表示装置500を頭部HDに装着する。そして、利用者URは、頭部HDの姿勢を変化させることにより、仮想現実画像による仮想現実感を味わえるようになっている。
上記の筐体部材510は、例えば、プラスチック製の部材となっている。筐体部材510は、図2(B)に示されるように、枠部材511と、遮眼部材512と、蓋部材513とを備えている。
上記の枠部材511は、筒状部材となっている。この枠部材511には、遮眼部材512が固定されるとともに、蓋部材513が連結されている。
上記の遮眼部材512は、前後方向及び上下方向に延びる平板状部材であり、枠部材511の中央部に固定されている。遮眼部材512により、利用者の左眼にとっては表示処理装置520における表示面DSPの左眼用領域が可視となるとともに、利用者の右眼にとっては表示処理装置520における表示面DSPの右眼用領域が可視となる。
上記の蓋部材513は、枠部材511の前方の下縁部に、開閉可能に連結されている。この蓋部材513には、表示処理装置520が着脱可能に取り付けられる。そして、表示処理装置520が取り付けられた状態で、蓋部材513を枠部材511に対して閉じることにより、上述した図2(A)に示される状態となる。支援装置100Aの利用に際しては、この蓋部材511を支援装置100Aに取り付けるようになっている。
なお、図3(A)に示されるように、表示処理装置520における表示面DSPの左眼用領域LVPには、左眼用画像が表示される。また、表示処理装置520における表示面DSPの右眼用領域RVPには、右眼用画像が表示される。かかる左眼用画像を左眼で視るとともに、右眼用画像を右眼で視ることにより、図3(B)に示されるように、視野領域VSP内画像として立体感のある両眼視画像を視ることができるようになっている。
上記の表示処理装置520は、姿勢変化量検出機能、表示機能、表示制御機能等を備えている。表示処理装置520は、利用者URの頭部HDの姿勢変化量の検出結果に応じて、利用者URの視野の変化させた左眼用画像及び右眼用画像を生成する。そして、表示処理装置520は、当該左眼用画像を左眼用領域LVPに表示し、当該右眼用画像を右眼用領域RVPに表示する。
《支援装置100Aの構成》
上記の支援装置100Aの構成について、説明する。
上記の支援装置100Aの構成について、説明する。
図4には、支援装置100Aの外観図が示されている。図4に示されるように、支援装置100Aは、スタンド部材110Aと、吊り下げ部材150Aとを備えている。
(スタンド部材110Aの構成)
上記のスタンド部材110Aの構成について説明する。スタンド部材110Aは、床面上に自立可能な固定点設定部材であり、支柱部材111A1,111A2と、脚部材113A1,113A2と、補強部材114A1,114A2とを備えている。また、スタンド110Aは、取付用部材115Aを備えている。
上記のスタンド部材110Aの構成について説明する。スタンド部材110Aは、床面上に自立可能な固定点設定部材であり、支柱部材111A1,111A2と、脚部材113A1,113A2と、補強部材114A1,114A2とを備えている。また、スタンド110Aは、取付用部材115Aを備えている。
上記の支柱部材111A1,111A2は、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該支柱部材111A1,111A2は、鉛直方向(Z軸方向)に延びる方向に配置される。そして、支柱部材111A1,111A2のそれぞれには、当該支柱部材111A1,111A2の長さの調整(鉛直方向位置の調整)を行う調節機構112A1,112A2が設けられている。
上記の脚部材113A1は、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該脚部材113A1は、水平方向に延びる方向に配置される。そして、脚部材113A1の一方の端部が、支柱部材111A1の一方の端部に接続され、支柱部材111A1が安定した状態で鉛直方向に延びる方向に配置されるようにしている。
上記の脚部材113A2は、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該脚部材113A2は、水平方向に延びる方向に配置される。そして、脚部材113A2の一方の端部が、支柱部材111A2の一方の端部に接続され、支柱部材111A2が安定した状態で鉛直方向に延びる方向に配置されるようにしている。
上記の補強部材114A1は、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該補強部材114A1は、一方の端部が支柱部材111A1の棒状の中央部分に接続され、他方の端部が脚部材113A1の棒状の中央部分に接続されている。
上記の補強部材114A2は、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該補強部材114A2は、一方の端部が支柱部材111A2の棒状の中央部分に接続され、他方の端部が脚部材113A2の棒状の中央部分に接続されている。
上記の取付用部材115Aは、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該取付用部材115Aは、一方の端部が支柱部材111A1の他方の端部に接続され、他方の端部が支柱部材111A2の他方の端部に接続されている。そして、取付用部材115Aの棒状の中央部分には固定点FPAが設けられ、当該固定点FPAにより吊り下げ部材150Aが取り付けられるようになっている。
(吊り下げ部材150Aの構成)
上記の吊り下げ部材150Aの構成について説明する。吊り下げ部材150Aは、線状弾性部材161Aと、線状部材171A,172A,173A,174Aとを備えている。
上記の吊り下げ部材150Aの構成について説明する。吊り下げ部材150Aは、線状弾性部材161Aと、線状部材171A,172A,173A,174Aとを備えている。
上記の線状弾性部材161Aは、弾性的に変形可能な線状の部材となっている。線状弾性部材161Aは、一端が取付用部材115Aの棒状の中央部分に設けられた固定点FPAに取り付けられ、他端が線状部材171A,172A,173A,174Aの一端に取り付けられている。
上記の線状部材171A,172A,173A,174Aは、弾性的に変形しない紐等の部材となっている。線状部材171A,172A,173A,174Aのそれぞれは、一端が線状弾性部材161Aの他端に取り付けられている。そして、線状部材171A,172A,173A,174Aのそれぞれの他端は、支援装置100Aの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における顔面側とは反対側の外面(蓋部材513;図2参照)の異なる位置に取り付けられるようになっている。
<支援装置100Aによる画像視認の支援>
以上のようにして構成された支援装置100Aについて、当該支援装置100Aによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
以上のようにして構成された支援装置100Aについて、当該支援装置100Aによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
かかる支援に際しては、まず、支援装置100Aの吊り下げ部材150Aにおける線状部材171A,172A,173A,174Aの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。次に、調整機構112A1,112A2を操作して、ヘッドマウント表示装置500の鉛直方向位置が、線状弾性部材161Aの非伸長時に、仰臥位の利用者URの顔面より鉛直上方であり、かつ、線状弾性部材161Aを伸長させたときに、仰臥位の利用者URの顔面の位置となるように、支柱部材111A1,111A2の長さを調整する。
次いで、利用者URが、ヘッドマウント表示装置500を装着バンドで頭部HDに装着し、仰臥位になる。こうした状態が、図5(A)(図1(B)を再掲)に示されている。図5(A)に示される状態では、吊り下げ部材150Aが、ヘッドマウント表示装置500の重量の少なくとも一部を支えるようになる。
そして、利用者URが、ヘッドマウント表示装置500を使用した画像の視認中に、頭部HDを回転した場合には、図5(B)に示される状態になる。こうした図5(B)に示される状態では、当該頭部の回転に応じて、線状弾性部材161Aが伸長して、利用者URの顔面へのヘッドマウント表示装置500の装着が確保される。そして、利用者URの頭部HDの回転に応じて、利用者URの視野を変化させた画像が、ヘッドマウント表示装置500の表示面DSPに表示される。
以上説明したように、第1実施形態では、支援装置100Aによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援に際して、スタンド部材110Aに取り付けられた吊り下げ部材150Aにおける線状部材171A,172A,173A,174Aの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。そして、ヘッドマウント表示装置500の鉛直方向位置が、線状弾性部材161Aの非伸長時に、仰臥位の利用者URの顔面より鉛直上方であり、かつ、線状弾性部材161Aを伸長させたときに、仰臥位の利用者URの顔面の位置となるように、支柱部材111A1,111A2の長さを調整する。そして、利用者URが、ヘッドマウント表示装置500を装着バンドで頭部HDに装着し、仰臥位になる。このため、仰臥位において、吊り下げ部材150Aが、ヘッドマウント表示装置500の重量の少なくとも一部を支えることができる。
また、利用者URが頭部HDを回転した場合には、当該頭部の回転に応じて、線状弾性部材161Aが変形して、利用者URの顔面へのヘッドマウント表示装置500の装着が確保される。このため、仰臥位における利用者URの頭部HDの回転に応じて、利用者URの視野を変化させた画像を、ヘッドマウント表示装置500の表示面DSPに表示させることができる。
したがって、第1実施形態によれば、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を、図6を主に参照して説明する。
次に、本発明の第2実施形態を、図6を主に参照して説明する。
<構成>
図6には、第2実施形態に係る支援装置100Bの外観図が示されている。図6に示されるように、支援装置100Bは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、吊り下げ部材150Bを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
図6には、第2実施形態に係る支援装置100Bの外観図が示されている。図6に示されるように、支援装置100Bは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、吊り下げ部材150Bを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
(吊り下げ部材150Bの構成)
上記の吊り下げ部材150Bの構成について説明する。吊り下げ部材150Bは、1本の線状弾性部材161Aと、2本の線状部材171B,172Bとを備えている。
上記の吊り下げ部材150Bの構成について説明する。吊り下げ部材150Bは、1本の線状弾性部材161Aと、2本の線状部材171B,172Bとを備えている。
上記の線状弾性部材161Aは、一端が取付用部材115Aの棒状の中央部分に設けられた固定点FPAに取り付けられ、他端が線状部材171B,172Bの一端に取り付けられている。
上記の線状部材171B,172Bのそれぞれは、一端が線状弾性部材161Aの他端に取り付けられている。そして、線状部材171B,172Bのそれぞれの他端は、支援装置100Bの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における顔面側とは反対側の蓋部材513(図2参照)の異なる位置に取り付けられるようになっている。
<支援装置100Bによる画像視認の支援>
以上のようにして構成された支援装置100Bについて、当該支援装置100Bによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
以上のようにして構成された支援装置100Bについて、当該支援装置100Bによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
かかる支援に際しては、支援装置100Bの吊り下げ部材150Bにおける線状部材171B,172Bの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。この後の支援に際しては、上述した第1実施形態と同様である。
したがって、第2実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様に、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
[第3実施形態]
次いで、本発明の第3実施形態を、図7を主に参照して説明する。
次いで、本発明の第3実施形態を、図7を主に参照して説明する。
<構成>
図7には、第3実施形態に係る支援装置100Cの外観図が示されている。図7に示されるように、支援装置100Cは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、吊り下げ部材150Cを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
図7には、第3実施形態に係る支援装置100Cの外観図が示されている。図7に示されるように、支援装置100Cは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、吊り下げ部材150Cを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
(吊り下げ部材150Cの構成)
上記の吊り下げ部材150Cの構成について説明する。吊り下げ部材150Cは、1本の線状弾性部材161Aと、1本の線状部材171Cとを備えている。
上記の吊り下げ部材150Cの構成について説明する。吊り下げ部材150Cは、1本の線状弾性部材161Aと、1本の線状部材171Cとを備えている。
上記の線状弾性部材161Aは、一端が取付用部材115Aの棒状の中央部分に設けられた固定点FPAに取り付けられ、他端が線状部材171Cの一端に取り付けられている。
上記の線状部材171Cは、一端が線状弾性部材161Aの他端に取り付けられている。そして、線状部材171Cの他端は、支援装置100Cの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における顔面側とは反対側の蓋部材513(図2参照)の中央に取り付けられるようになっている。
<支援装置100Cによる画像視認の支援>
以上のようにして構成された支援装置100Cについて、当該支援装置100Cによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
以上のようにして構成された支援装置100Cについて、当該支援装置100Cによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
かかる支援に際しては、支援装置100Cの吊り下げ部材150Cにおける線状部材171Cの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。この後の支援に際しては、上述した第1実施形態と同様である。
したがって、第3実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様に、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態を、図8を主に参照して説明する。
次に、本発明の第4実施形態を、図8を主に参照して説明する。
<構成>
図8には、第4実施形態に係る支援装置100Dの外観図が示されている。図8に示されるように、支援装置100Dは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、吊り下げ部材150Dを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
図8には、第4実施形態に係る支援装置100Dの外観図が示されている。図8に示されるように、支援装置100Dは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、吊り下げ部材150Dを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
(吊り下げ部材150Dの構成)
上記の吊り下げ部材150Dの構成について説明する。吊り下げ部材150Dは、2本の線状弾性部材161D,162Dと、4本の線状部材171D,172D,173D,174Dとを備えている。
上記の吊り下げ部材150Dの構成について説明する。吊り下げ部材150Dは、2本の線状弾性部材161D,162Dと、4本の線状部材171D,172D,173D,174Dとを備えている。
上記の線状弾性部材161Dは、一端が取付用部材115Aの棒状の中央部分よりも+X方向側に設けられた固定点FP1Aに取り付けられ、他端が線状部材171D,172Dの一端に取り付けられている。
上記の線状弾性部材162Dは、一端が取付用部材115Aの棒状の中央部分よりも−X方向側に設けられた固定点FP2Aに取り付けられ、他端が線状部材173D,174Dの一端に取り付けられている。
上記の線状部材171D,172Dのそれぞれは、一端が線状弾性部材161Dの他端に取り付けられている。そして、線状部材171D,172Dのそれぞれの他端は、支援装置100Dの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における蓋部材513(図2参照)の+X方向側の異なる位置に取り付けられるようになっている。
上記の線状部材173D,174Dのそれぞれは、一端が線状弾性部材162Dの他端に取り付けられている。そして、線状部材173D,173Dのそれぞれの他端は、支援装置100Dの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における蓋部材513(図2参照)の−X方向側の異なる位置に取り付けられるようになっている。
<支援装置100Dによる画像視認の支援>
以上のようにして構成された支援装置100Dについて、当該支援装置100Dによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
以上のようにして構成された支援装置100Dについて、当該支援装置100Dによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
かかる支援に際しては、支援装置100Dの吊り下げ部材150Dにおける線状部材171D,172D,173D,174Dの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。この後の支援に際しては、上述した第1実施形態と同様である。
したがって、第4実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様に、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
[第5実施形態]
次いで、本発明の第5実施形態を、図9を主に参照して説明する。
次いで、本発明の第5実施形態を、図9を主に参照して説明する。
<構成>
図9には、第5実施形態に係る支援装置100Eの外観図が示されている。図9に示されるように、支援装置100Eは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、スタンド部材110Aに代えて、スタンド部材110Eを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
図9には、第5実施形態に係る支援装置100Eの外観図が示されている。図9に示されるように、支援装置100Eは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、スタンド部材110Aに代えて、スタンド部材110Eを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
(スタンド部材110Eの構成)
上記のスタンド部材110Eの構成について説明する。スタンド部材110Eは、支柱部材111Eと、脚部材113E1,113E2とを備えている。また、スタンド110Eは、取付用部材115Eを備えている。
上記のスタンド部材110Eの構成について説明する。スタンド部材110Eは、支柱部材111Eと、脚部材113E1,113E2とを備えている。また、スタンド110Eは、取付用部材115Eを備えている。
上記の支柱部材111Eは、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該支柱部材111Eは、鉛直方向(Z軸方向)に延びる方向に配置される。そして、支柱部材111Eには、当該支柱部材111Eの長さの調整(鉛直方向位置の調整)を行う調節機構112Eが設けられている。
上記の脚部材113E1は、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該脚部材113E1は、水平方向に延びる方向に配置される。そして、脚部材113E1の一方の端部が、支柱部材111Eの一方の端部に接続される。
上記の脚部材113E2は、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該脚部材113E2は、水平方向に延びる方向に、脚部材113E1と平行にならないように配置される。そして、脚部材113E2の一方の端部が、支柱部材111Eの一方の端部に接続される。この脚部材113E1,113E2により、支柱部材111Eが安定した状態で鉛直方向に延びる方向に配置されるようにしている。
上記の取付用部材115Eは、例えば、棒状の鋼鉄製の部材となっている。当該取付用部材115Eは、一方の端部が支柱部材111Eの他方の端部に接続されている。そして、取付用部材115Eの棒状の中央部分には固定点FPEが設けられ、吊り下げ部材150Aが取り付けられるようになっている。
<支援装置100Eによる画像視認の支援>
以上のようにして構成された支援装置100Eについて、当該支援装置100Eによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
以上のようにして構成された支援装置100Eについて、当該支援装置100Eによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
かかる支援に際しては、支援装置100Eの吊り下げ部材150Aにおける線状部材171A,172A,173A,174Aの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。次に、調整機構112Eを操作して、ヘッドマウント表示装置500の鉛直方向位置が、線状弾性部材161Aの非伸長時に、仰臥位の利用者URの顔面より鉛直上方であり、かつ、線状弾性部材161Aを伸長させたときに、仰臥位の利用者URの顔面の位置となるように、支柱部材111Eの長さを調整する。この後の支援に際しては、上述した第1実施形態と同様である。
したがって、第5実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様に、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態を、図10を主に参照して説明する。
次に、本発明の第6実施形態を、図10を主に参照して説明する。
<構成>
図10には、第6実施形態に係る支援装置100Fの外観図が示されている。図10に示されるように、支援装置100Fは、上述した第5実施形態の支援装置100Eと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、第2実施形態の吊り下げ部材150Bを備える点が異なっている。
図10には、第6実施形態に係る支援装置100Fの外観図が示されている。図10に示されるように、支援装置100Fは、上述した第5実施形態の支援装置100Eと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、第2実施形態の吊り下げ部材150Bを備える点が異なっている。
<支援装置100Fによる画像視認の支援>
以上のようにして構成された支援装置100Fについて、当該支援装置100Fによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
以上のようにして構成された支援装置100Fについて、当該支援装置100Fによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
かかる支援に際しては、第2実施形態の場合と同様に、吊り下げ部材150Bにおける線状部材171B,172Bの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。この後の支援に際しては、上述した第5実施形態と同様である。
したがって、第6実施形態によれば、上述した第2及び第5実施形態と同様に、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
[第7実施形態]
次いで、本発明の第7実施形態を、図11を主に参照して説明する。
次いで、本発明の第7実施形態を、図11を主に参照して説明する。
<構成>
図11には、第7実施形態に係る支援装置100Gの外観図が示されている。図11に示されるように、支援装置100Gは、上述した第5実施形態の支援装置100Eと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、第3実施形態の吊り下げ部材150Cを備える点が異なっている。
図11には、第7実施形態に係る支援装置100Gの外観図が示されている。図11に示されるように、支援装置100Gは、上述した第5実施形態の支援装置100Eと比べて、吊り下げ部材150Aに代えて、第3実施形態の吊り下げ部材150Cを備える点が異なっている。
<支援装置100Gによる画像視認の支援>
以上のようにして構成された支援装置100Gについて、当該支援装置100Gによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
以上のようにして構成された支援装置100Gについて、当該支援装置100Gによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
かかる支援に際しては、第3実施形態の場合と同様に、吊り下げ部材150Cにおける線状部材171Cの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。この後の支援に際しては、上述した第5実施形態と同様である。
したがって、第7実施形態によれば、上述した第3及び第5実施形態と同様に、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
[第8実施形態]
次に、本発明の第8実施形態を、図12(A),(B)を主に参照して説明する。
次に、本発明の第8実施形態を、図12(A),(B)を主に参照して説明する。
<構成>
図12(A)には、第8実施形態に係る支援装置100Hの外観図が示されている。図12(A)に示されるように、支援装置100Hは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、スタンド部材110Aに代えてスタンド部材110Hを備える点、及び、吊り下げ部材150Aに代えて吊り下げ部材150Hを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
図12(A)には、第8実施形態に係る支援装置100Hの外観図が示されている。図12(A)に示されるように、支援装置100Hは、上述した第1実施形態の支援装置100Aと比べて、スタンド部材110Aに代えてスタンド部材110Hを備える点、及び、吊り下げ部材150Aに代えて吊り下げ部材150Hを備える点が異なっている。以下、この相違点に主に着目して説明する。
(スタンド部材110Hの構成)
上記のスタンド部材110Hの構成について説明する。スタンド部材110Hは、上述した第1実施形態のスタンド部材110Aと比べて、取付用部材115Aに代えて取付用部材115Hを備える点が異なっている。
上記のスタンド部材110Hの構成について説明する。スタンド部材110Hは、上述した第1実施形態のスタンド部材110Aと比べて、取付用部材115Aに代えて取付用部材115Hを備える点が異なっている。
上記の取付用部材115Hは、例えば、四角枠状の鋼鉄製の部材となっている。当該取付用部材115Hは、脚部材113A1,113A2が伸びる方向に、当該脚部材113A1,113A2と平行となるように配置される。そして、取付用部材115HにおけるX軸方向と平行な一の棒部分(+Y方向側の棒部分)の一方の端部が、支柱部材111A1の他方の端部に接続され、他方の端部が支柱部材111A2の他方の端部に接続されている。
取付用部材115HにおけるX軸方向と平行な一の棒部分(+Y方向側の棒部分)には、2個の固定点FP1H,FP2Hが設けられている。また、取付用部材115HにおけるX軸方向と平行な他の棒部分(−Y方向側の棒部分)にも、2個の固定点FP3H,FP4Hが設けられている。
(吊り下げ部材150Hの構成)
上記の吊り下げ部材150Hの構成について説明する。吊り下げ部材150Hは、図12(B)に示されるように、線状弾性部材161H,162H,163H,164Hと、線状部材171H,172H,173H,174Hとを備えている。
上記の吊り下げ部材150Hの構成について説明する。吊り下げ部材150Hは、図12(B)に示されるように、線状弾性部材161H,162H,163H,164Hと、線状部材171H,172H,173H,174Hとを備えている。
上記の線状弾性部材161Hは、一端が、取付用部材115HにおけるX軸方向と平行な+Y方向側の棒部分の中央部分よりも+X方向側に設けられた固定点FP1Hに取り付けられる。そして、線状弾性部材161Hの他端が、線状部材171Hの一端に取り付けられている。
上記の線状弾性部材162Hは、一端が、取付用部材115HにおけるX軸方向と平行な+Y方向側の棒部分の中央部分よりも−X方向側に設けられた固定点FP2Hに取り付けられる。そして、線状弾性部材162Hの他端が、線状部材172Hの一端に取り付けられている。
上記の線状弾性部材163Hは、一端が、取付用部材115HにおけるX軸方向と平行な−Y方向側の棒部分の中央部分よりも+X方向側に設けられた固定点FP3Hに取り付けられる。そして、線状弾性部材163Hの他端が、線状部材173Hの一端に取り付けられている。
上記の線状弾性部材164Hは、一端が、取付用部材115HにおけるX軸方向と平行な−Y方向側の棒部分の中央部分よりも−X方向側に設けられた固定点FP4Hに取り付けられる。そして、線状弾性部材164Hの他端が、線状部材174Hの一端に取り付けられている。
上記の線状部材171Hは、一端が線状弾性部材161Hの他端に取り付けられている。そして、線状部材171Hの他端は、支援装置100Hの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における顔面側とは反対側の蓋部材513(図2参照)に取り付けられるようになっている。
上記の線状部材172Hは、一端が線状弾性部材162Hの他端に取り付けられている。そして、線状部材172Hの他端は、支援装置100Hの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における顔面側とは反対側の蓋部材513(図2参照)に取り付けられるようになっている。
上記の線状部材173Hは、一端が線状弾性部材163Hの他端に取り付けられている。そして、線状部材173Hの他端は、支援装置100Hの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における顔面側とは反対側の蓋部材513(図2参照)に取り付けられるようになっている。
上記の線状部材174Hは、一端が線状弾性部材164Hの他端に取り付けられている。そして、線状部材174Hの他端は、支援装置100Hの利用に際して、ヘッドマウント表示装置500の筐体510における顔面側とは反対側の蓋部材513(図2参照)に取り付けられるようになっている。
なお、線状部材171H,172H,173H,174Hの他端は、ヘッドマウント表示装置500における蓋部材513(図2参照)の異なる位置に取り付けるようになっている。
<支援装置100Hによる画像視認の支援>
以上のようにして構成された支援装置100Hについて、当該支援装置100Hによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
以上のようにして構成された支援装置100Hについて、当該支援装置100Hによるヘッドマウント表示装置500を使用した画像視認の支援を説明する。
かかる支援に際しては、支援装置100Hの吊り下げ部材150Hにおける線状部材171H,172H,173H,174Hの他端に、ヘッドマウント表示装置500を取り付ける。この後の支援に際しては、上述した第1実施形態と同様である。
したがって、第8実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様に、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供することができる。
[実施形態の変形]
本考案は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
本考案は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の第1〜第8実施形態では、吊り下げ部材は、弾性的に変形可能な線状弾性部材と、弾性的に変形しない紐等の線状部材から構成されることとした。これに対し、吊り下げ部材は、弾性的に変形可能な線状弾性部材のみから構成されるようにしてもよい。
また、上記の第1〜第8実施形態では、スタンド部材を備えるようにしたが、スタンド部材を省略してもよい。この場合には、例えば、家屋の天井等に固定点を設定するようにすることができる。
また、上記の第1〜第8実施形態では、ヘッドマウント表示装置は装着バンドで頭部に装着されるようにした。これに対し、利用者は、ヘッドマウント表示装置を手に保持して、ヘッドマウント表示装置の後方側を顔の両眼部に押し当て、ヘッドマウント表示装置による画像の視認を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本考案の支援装置は、ヘッドマウンド表示装置を装着して、仰臥位で使用する利用者に対して、快適な視認環境を提供する支援装置に適用することができる。
100A〜100H…支援装置、110A,110E,110H…スタンド部材、111A1,111A2,111E…支柱部材、112A1,112A2,112E…調整機構、113A1,113A2,113E1,113E2…脚部材、114A1,114A2…補強部材、115A,115E,115H…取付用部材、150A〜150D,150H…吊り下げ部材、161A,161D,162D,161H〜164H…線状弾性部材、171A〜174A,171B,172B,171C,171D〜174D,171H〜174H…線状部材、500…ヘッドマウント表示装置、510…筐体部材、511…枠部材、512…遮眼部材、513…蓋部材、520…表示処理装置、FPA,FP1A,FP2A,FPE,FP1H,FP2H,FP3H,FP4H…固定点、UR…利用者、HD…頭部、BD…ベッド。
Claims (6)
- 利用者の仰臥時に少なくとも1つの固定点を設定する固定点設定部材と;
前記固定点に一端が取り付けられ、ヘッドマウント表示装置の筐体における顔面側とは反対側の外面に他端が取り付けられる少なくとも一部が弾性体からなる吊り下げ部材と;を備え、
前記吊り下げ部材は、前記利用者の仰臥時に、前記ヘッドマウント表示装置の重量の少なくとも一部を支えつつ、前記顔面を含む頭部の回転に対して前記顔面への装着確保のための変形が可能である、
ことを備えることを特徴とする支援装置。 - 前記固定点設定部材は、前記固定点の鉛直方向位置の調整を行う調整機構を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の支援装置。
- 前記固定点設定部材は、床面上に自立可能なスタンド部材である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の支援装置。
- 前記吊り下げ部材は、少なくとも1つの線状弾性部材である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の支援装置。
- 前記吊り下げ部材は、
前記固定点に一端が取り付けられる線状弾性部材と;
前記線状弾性部材の他端に一端が取り付けられ、他端が前記外面に取り付けられる少なくとも1つの線状部材と;
を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の支援装置。 - 前記ヘッドマウント表示装置は、前記ヘッドマウント表示装置の姿勢の検出結果に応じて、表示部に表示させる仮想現実画像を変化させる、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の支援装置。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP7039079B1 (ja) | 2021-06-18 | 2022-03-22 | Diver-X株式会社 | ヘッドマウントディスプレイ支持装置及びヘッドマウントディスプレイシステム |
-
2017
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Cited By (2)
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JP7039079B1 (ja) | 2021-06-18 | 2022-03-22 | Diver-X株式会社 | ヘッドマウントディスプレイ支持装置及びヘッドマウントディスプレイシステム |
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