JP3212653U - cutlery - Google Patents
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Abstract
【課題】スプーンやフォーク等の飲食物を取り上げるヘッド部を備えたカトラリーに関してヘッド部の姿勢を変更可能としたものを提供する。【解決手段】飲食物を取り上げるヘッド部2と、手指で保持されるグリップ部3と、ヘッド部とグリップ部を連結する折曲自在なアーム部を備え、ヘッド部とグリップ部は、それぞれプラストマーから成ると共に、相互に対向する骨部2a、3aを突設しており、アーム部は、エラストマーから成るアーム本体5と、アーム本体に埋入される金属製の中芯6により構成され、ヘッド部とグリップ部の骨部に中芯の両端部を挿入した状態で、骨部と中芯をアーム本体の内部に埋入している。【選択図】図4An object of the present invention is to provide a cutlery having a head portion for picking up food and drink such as a spoon and a fork so that the posture of the head portion can be changed. A head portion 2 for picking up food and drink, a grip portion 3 held by fingers, and a bendable arm portion for connecting the head portion and the grip portion are provided. Further, bone portions 2a and 3a facing each other are projected, and the arm portion is composed of an arm main body 5 made of elastomer and a metal core 6 embedded in the arm main body. With the both ends of the core inserted in the bone of the grip, the bone and the core are embedded in the arm body. [Selection] Figure 4
Description
本考案は、スプーンやフォーク等の飲食物を取り上げるヘッド部を備えたカトラリーに関する。 The present invention relates to a cutlery having a head portion for picking up food and drink such as spoons and forks.
従来、幼児や高齢者等のユーザがヘッド部で取上げた飲食物を口元に容易に運ぶことができるようにするため、手指で保持するグリップ部を折曲自在に形成し、飲食時の作業性を向上させたカトラリーが提案されている。 Conventionally, in order to enable users such as infants and the elderly to easily carry food and drink picked up by the head part to the mouth, a grip part to be held with fingers is formed so as to be foldable, and workability at the time of eating and drinking A cutlery with improved performance has been proposed.
従来の折曲自在なカトラリーは、飲食物を取り上げるヘッド部を除くグリップ部の全体を金属線材と、該金属線材を被覆する弾性材料又は可撓性材料により形成し、グリップ部の全体を自由に折曲できるように構成している。 The conventional bendable cutlery is formed of a metal wire and an elastic material or a flexible material covering the metal wire, and the entire grip part except for the head portion for picking up food and drink is freely formed. It is configured so that it can be bent.
しかしながら、このようにグリップ部の全体が折曲自在とされているカトラリーは、グリップ部のうち、手指で保持する部分まで簡単に折曲されるので、その場合、手指で把持することが難しくなり、却って作業性を低下するという問題がある。 However, the cutlery whose entire grip portion can be bent in this way is easily bent up to the portion held in the grip portion of the grip portion, and in that case, it becomes difficult to grip it with the finger. However, there is a problem that workability is lowered.
しかも、ヘッド部を口元に運び易い姿勢とするようにグリップ部を折曲する際、折曲方向が定まらないので、何度も試行錯誤しながら折曲を繰り返すことにより、最終的にヘッド部を所望の姿勢としなければならない不便がある。 In addition, when bending the grip part so that the head part is easy to carry to the mouth, the bending direction is not fixed, so by repeating the bending many times through trial and error, the head part is finally There is an inconvenience that must be in the desired posture.
本考案は、プラストマーにより成形されたヘッド部とグリップ部を備え、両者を連結するアーム部だけを折曲自在とすることにより、上記問題を解決したカトラリーを提供するものである。 The present invention provides a cutlery that solves the above-described problems by including a head portion and a grip portion formed of plastomer, and by allowing only an arm portion that connects both to be bent.
そこで、上記課題を解決するために本考案が手段として構成したところは、飲食物を取り上げるヘッド部と、手指で保持されるグリップ部と、前記ヘッド部とグリップ部を連結する折曲自在なアーム部を備えたカトラリーであり、前記ヘッド部とグリップ部は、それぞれプラストマーから成ると共に、相互に対向する骨部を突設しており、前記アーム部は、エラストマーから成るアーム本体と、該アーム本体に埋入される金属製の中芯により構成され、前記ヘッド部とグリップ部の骨部に前記中芯の両端部を挿入した状態で、該骨部と中芯を前記アーム本体の内部に埋入して成る点にある。 Therefore, in order to solve the above-described problems, the present invention is configured as a means for picking up food and drink, a grip part held by fingers, and a bendable arm that connects the head part and the grip part. The head part and the grip part are each made of plastomer and projecting bone parts facing each other, and the arm part is made of an elastomer, and the arm body. In the state where both ends of the core are inserted into the bones of the head part and the grip part, the bone part and the core are embedded in the arm body. It is in the point that comes in.
好ましい実施形態において、前記骨部は、前記中芯の端部を挿入する挿入孔と、該挿入孔を横断して該骨部を貫通することにより前記中芯の全周に空間を形成する貫通孔を設けており、前記貫通孔に前記アーム本体のエラストマーを充填している。 In a preferred embodiment, the bone portion includes an insertion hole for inserting an end portion of the core, and a penetration that forms a space around the entire circumference of the core by passing through the bone portion across the insertion hole. A hole is provided, and the through hole is filled with the elastomer of the arm body.
好ましくは、前記骨部の外周部に中芯の軸廻り方向に対抗する平面を備えた廻り止め手段を設け、該廻り止め手段を含んで骨部を前記アーム本体に埋入している。 Preferably, a detent means having a flat surface that opposes the axial direction of the central core is provided on the outer peripheral portion of the bone portion, and the bone portion is embedded in the arm body including the detent means.
本考案によれば、グリップ部3を折曲不能に構成すると共に握り易い所定形状に形成しているので、ユーザの手指により好適に保持することができ、これに対して、アーム部4は、ユーザの手指で握持されるグリップ部3を基準として、該グリップ部3の軸線3Xから傾けるように折曲すると共に折曲姿勢を保持するように構成されているので、ヘッド部2をユーザの口元に運び易い姿勢とするようにアーム部4を折曲する作業が容易である。
According to the present invention, since the
そして、アーム部4の折曲方向に関して、アーム本体5のエラストマーと骨部2a、3a並びに中芯6の端部が相互に強固に接合一体化されているので、剥離するおそれはなく、耐用性に優れている。
Further, with respect to the bending direction of the
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(第1実施形態)
図1ないし図6は、本考案の第1実施形態を示しており、カトラリー1としてのスプーン1aは、飲食物を取り上げるヘッド部2と、ユーザの手指で保持されるグリップ部3と、前記ヘッド部2とグリップ部3を連結する折曲自在なアーム部4を備えている。
(First embodiment)
1 to 6 show a first embodiment of the present invention. A
前記ヘッド部2とグリップ部3は、それぞれポリプロピレン等のプラストマーにより成形され、相互に対向する骨部2a、3aを突設している。
The
前記アーム部4は、熱可塑性エラストマーから成るアーム本体5と、該アーム本体5に埋入されるステンレス等の金属線材から成る中芯6により構成されている。
The
前記アーム部4は、前記ヘッド部2とグリップ部3の骨部2a、3aに前記中芯6の両端部を挿入した状態で、該骨部2a、3aと中芯6を前記アーム本体5のエラストマーの内部に埋入し一体化している。
The
従って、図2に示すように、スプーン1aのグリップ部3は、折曲不能とされており、握り易い所定形状とされているので、ユーザの手指により好適に保持することが可能である。これに対して、アーム部4は、折曲自在であり、折曲することにより、図示のように、グリップ部3の軸線3Xからヘッド部2の軸線2Xを所定角度θで傾けた傾斜姿勢として保持させることが可能であり、これにより、飲食物を取り上げたヘッド部2をユーザの口元に運び易くすることができる。
Therefore, as shown in FIG. 2, the
アーム部4を折曲すると、金属線から成る中芯6が塑性変形することにより折曲されると共に、これに追従してエラストマーから成るアーム本体5が折曲され、所望の折曲姿勢を保持する。図示実施形態の場合、前記所定角度θは、0度と45度の範囲で任意に選択することが可能となるように構成されている。
When the
図3及び図4に示すように、スプーン1aは、所定の金型によりヘッド部2とグリップ部3をそれぞれポリプロピレン等のプラストマーにより成形した後、ヘッド部2とグリップ部3の骨部2a、3aに中芯6の両端部を挿入することによりセット状態としたものを別の金型にインサートし、該金型に熱可塑性エラストマーを射出するインサート成形により、骨部2a、3aと中芯6を包囲するアーム本体5を成形した後、該金型から取出すことにより製造される。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
このため、前記骨部2a、3aは、それぞれ中芯6の端部を挿入する挿入孔2b、3bを設けており、好ましくは、該挿入孔2b、3bを横断して骨部2a、3aを貫通する貫通孔2c、3cを設け、該貫通孔2c、3cにより、挿入孔2b、3bに挿入された中芯6の端部の全周に空間を形成するように構成している。従って、前記インサート成形に際して、アーム本体5を成形するエラストマーを前記貫通孔2c、3cに充填することにより、該エラストマーと骨部2a、3a並びに中芯6の端部を強固に接合一体化することができ、上述のようにアーム部4の折曲に際して、アーム本体5と中芯6と骨部2a、3aが相互に剥離することを好適に防止する。
For this reason, the
更に、骨部2a、3aの外周部には、中芯6の軸廻り方向に対抗する平面を備えた廻り止め手段2d、3dを設けることが好ましく、該廻り止め手段2d、3dを含んで骨部2a、3aをアーム本体5に埋入することにより、前記剥離防止効果を向上させることが好ましい。このような廻り止め手段2d、3dは、骨部2a、3aの外周を非円形断面に係止し又は外周に突起等を設けることにより形成することができる。
Furthermore, it is preferable to provide anti-rotation means 2d, 3d having a plane that opposes the axial direction of the
その結果、スプーン1aは、ユーザの手指で握持されるグリップ部3を基準として、アーム部4を折曲すると共に折曲姿勢で保持することが可能であり、アーム部4は、図5に示すようにヘッド部2の左右方向Xに折曲自在な他、図6に示すようにヘッド部2の前後方向Yにも折曲自在とされており、何れの折曲方向に関しても、アーム本体5のエラストマーと骨部2a、3a並びに中芯6の端部が相互に強固に接合一体化され、剥離するおそれはない。
As a result, the
(第2実施形態)
図7は、本考案の第2実施形態を示しており、カトラリー1としてフォーク1bを提供するものであり、ヘッド部2の形状が相違する他は、上記第1実施形態と同様の技術的構成を備えているので、上述の説明を援用する。
(Second Embodiment)
FIG. 7 shows a second embodiment of the present invention, which provides a
1 カトラリー
1a スプーン
1b フォーク
2 ヘッド部
2a 骨部
2b 挿入孔
2c 貫通孔
2d 廻り止め手段
3 グリップ部
3a 骨部
3b 挿入孔
3c 貫通孔
3d 廻り止め手段
4 アーム部
5 アーム本体
6 中芯
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ヘッド部(2)とグリップ部(3)は、それぞれプラストマーから成ると共に、相互に対向する骨部(2a)(3a)を突設しており、
前記アーム部(4)は、エラストマーから成るアーム本体(5)と、該アーム本体に埋入される金属製の中芯(6)により構成され、
前記ヘッド部とグリップ部の骨部(2a)(3a)に前記中芯(6)の両端部を挿入した状態で、該骨部(2a)(3a)と中芯(6)を前記アーム本体(5)の内部に埋入して成ることを特徴とするカトラリー。 A cutlery comprising a head part (2) for picking up food and drink, a grip part (3) held by fingers, and a bendable arm part (4) connecting the head part and the grip part,
The head part (2) and the grip part (3) are each made of plastomer and projecting bone parts (2a) (3a) facing each other,
The arm part (4) is composed of an arm main body (5) made of an elastomer and a metal core (6) embedded in the arm main body,
In a state where both ends of the core (6) are inserted into the bone portions (2a) (3a) of the head portion and the grip portion, the bone portions (2a) (3a) and the core (6) are connected to the arm body. Cutlery characterized by being embedded in (5).
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2017003189U JP3212653U (en) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | cutlery |
Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11219994B2 (en) * | 2018-04-19 | 2022-01-11 | Cherie Yvette Wink | Hand tool apparatus with adaptive ergonomic handle |
WO2023075396A1 (en) * | 2021-10-27 | 2023-05-04 | 조홍국 | Spoon having rotatable head part |
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2017
- 2017-07-13 JP JP2017003189U patent/JP3212653U/en not_active Expired - Fee Related
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